2017年04月22日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数: 3,564
商談に強いビジネスパーソンは、モンブランのボールペンを持っているかもしれません。
しかし、技術士試験で、高級シャープペンは不利になります。
重たいからです。
択一試験と筆記試験で、シャープペンの種類を変えることをお勧めします。
択一試験には、コクヨ「太芯シャープペンシル 鉛筆シャープ」の芯径0.9mmか、芯径1.3mmが最適です。
芯が折れることなく、すばやくマークシートを塗りつぶすことができるからです。
品番は「PS-P101D-1P」などで、180円+消費税です。
筆記試験には、ユニ「アルファゲル」が最適です。適度な太さと、柔らかいグリップで疲れが少なくて済みます。
ペンを振ると芯が出てくるシャカシャカ機構を搭載しているモデルと、普通にノックして芯を出すモデルを各1本用意しておくと、試験中に気分転換が図れて良いです。
品番「M5617GG1P」というもので、600円+消費税です。
筆記試験では、タイトルや小見出しを太芯シャープペンを使って太字にして強調すれば、メリハリの効いた体裁に仕上げることができます。
消しゴムは、トンボ鉛筆「MONO」の小さなタイプを、新品で2、3個用意しておくとよいでしょう。品番「PE-01A」というもので、60円+消費税です。
本番は、角のところですばやく、正確に消せます。
さて、「色鉛筆」と「耳栓」について、情報提供しておきます。
10年ほど前に出版された受験対策本に、筆記試験では図を入れて、色鉛筆を使ってカラーに仕上げると高得点を狙える旨が書いてありました。
適切な図は、しばしば、採点官の理解を助けますから、挿入しても良いでしょう。
答案は、モノクロコピーされて、採点官に渡される可能性もあるでしょうから、色鉛筆でカラーにする必要性は乏しいでしょう。
ある受験指導会社のブログで、試験中に集中できるように耳栓を持っていくと良いと書かれていました。
私は、実際に、試験会場で耳栓をしようとして、試験監督にダメだ、と注意されたので、使えません。
以上、小手先のテクニックの情報で、失礼しました。