勉強で伸び悩んだときは

2019年05月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数: 606

技術士試験の勉強をするとき、5月中旬から6月下旬ころに、伸び悩みを感じる人がいます。とくに、4月頃に、技術士試験の勘所がわかって、ゴールデンウィークにしっかりと勉強できた人の多くが、この一時的に学習効果がみられなくなる経験をします。


これは、心理学で「プラトー」や「学習高原」と呼ばれる現象です。

学習曲線が一時水平になり高原状を呈するため、そのように呼ばれます。

しかし、この現象は、勉強が進んだときに必ず現れるものと割り切って、勉強を続けましょう。

 

厄介なことは、プラトーはいつまで続くかわからないことです。

この先が見えない停滞感は辛いものです。そこで、つぎの3つのいずれかで対応するのがおすすめです。

 

1つ目は、独学をやめ、受験指導の講師にアドバイスをもらうことです。

経験豊富な講師であれば、どのような点で伸び悩んでいるのか的確に指摘することができるからです。

それによって、早期にプラトーを抜け出せるでしょう。

 

2つ目は、受験仲間を作り、情報交換することです。

仲間がいると、疑問点を教えてもらえます。

それだけでなく、ペースメーカーにもなってくれます。

仲間がいることで、プラトー時に、多少無理をして勉強を続けることできます。

 

3つ目は、取り組み課題を細かく分けることです。

小さな課題であれば、心理的な負担が軽減されるからです。

 

例えば、原稿用紙1枚モノの問題を解くときには、600字を書こうとせずに、200字だけ書いて「良し」とするのです。

つまり、600字で答える選択科目Ⅱ-1の問題は、たいていの場合、3つくらいの小問にわけられます。

そのうちの1つだけ答える訓練を繰り返します。

 

このような方法で、プラトーと上手に付き合って、勉強を継続してください。

 

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