2019年02月21日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数: 694
技術士2次試験の最大の難所、それは専門科目の小論文ではないでしょうか。
私は技術士を取得してから、何人もの受験生の小論文の添削をしてきました。
時には、私の専門である建設部門から離れた科目を受験する方の小論文も添削を依頼されることもあります。
受験生の方々の小論文を読むと、皆さん同様の良くない点があります。
同様の良くない点ということは、受験生の多くが陥る欠点があるのです。
逆に言うと、この欠点をクリアできている方は、合格率が高くなります。
その欠点とは、ずばり「論文構成」です。
例を1つ挙げると、出題文で問われている事に対して、はっきりと解答できていない点にあります。
出題文には何を問うているのかがはっきり書かれています。例えば、
「○○部門の技術者として重要な技術的課題は?またその解決策は?」
このように出題された場合は、まず○○部門に関連した技術的課題をはっきりと明記します。
そしてその課題に対する対策は何かをはっきり下線表記して明記する。
採点者は非常に多くの受験生の小論文を読みます。
だらだらと書かれた小論文を読んでいると、何を回答したいのかわからなく、読む気が無くなります。
はっきり伝えたいこと(問われていることに対する回答)は強調して書きましょう。
「2つの対策技術による効果とリスクやデメリットは?」と問われた場合、対策技術ごとに効果とリスクを述べましょう。
例えば、
Aの技術による効果:・・・
Aの技術のリスク:・・・
です。
このような論文構成は、独学で勉強してもなかなか進みません。
自分の回答が良いのか悪いのか、合格基準に達しているのか達していないのか?
これらは有識者へ依頼をするのが最短であり最善の道だと考えています。
皆さんが書いた小論文を送って頂ければ添削、採点致します。
そして、何が足りないのかをアドバイスさせて頂きます。
我々講師陣は、受験生皆さんの合格の一助になればと最大の協力を致します。
是非、気軽にご連絡を頂ければと思います。