映画やドラマの構成は三幕構成。論文にも使える。

2018年07月12日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数: 942

三幕構成とは、ストーリーを3つのパートに分けて考える方法だ。

 

つまり、最初の幕では、主張したいことを明確に宣言し、読者(試験官)にもそうそうと共感できるようにする。第二幕は、その主張に対する各種課題を示す。メリットもあるけど、こんなデメリットもある。こんな注意点もあることを説明し、読者(試験官)がこれに感情移入できるようにする。なんとか解決する方法はないものかとやきもきさせる。そして、第三幕で、これらの課題に対する解決策を鮮やかに提案する。

 

日本では、論文の構成といえば起承転結が有名だ。特にこれを否定はしない。これはこれで使える。しかし、技術士の問題では、あるキーワードの特徴を説明し、その課題を説明し、その解決策を示せというパターンが多い。まさに三幕構成だ。

 

来週16日は、技術士二次試験の筆記試験だ。読者(試験官)の興味を引きつけて、ワクワクさせながら、最後はクライマックスでハッピーエンド。そんな風に展開する技を活用することができれば、読者(試験官)も満足(=合格!)するのではないでしょうか?

 

見事に栄冠を勝ち取るまで最後まで頑張りましょう。粘りましょう。あがきましょう。

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