eco検定を活用して基礎を固める

2017年01月23日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数: 1,267

eco検定は、広く環境問題に関する知識を問われる検定です。

正式には「環境社会検定試験」といい、東京商工会議所が開催しています。

 

2006年に開始された試験で、毎年7月と12月に実施されています。

 

技術者は、環境の視点をもつことが必要です。

技術士試験の対策に、eco検定を取り入れると、環境分野の理解が進みます。

 

eco検定の出題内容と、技術士の試験内容が、とくによく一致するのは、つぎの部門等です。

 

・一次試験・基礎科目の5群(環境・エネルギー・技術に関するもの)

・一次試験・環境部門の専門科目

 

・二次試験・環境部門の「環境保全計画」「自然環境保全」「環境影響評価」

・二次試験・建設部門の「建設環境」

 

・総合技術監理部門の「社会環境管理」

 

です。

 

たとえば、次の例のように、問題がよく似ているため、eco検定の対策が技術士試験の対策になり、技術士試験の対策がeco検定の対策になります。

 

<eco検定のHPに紹介されている問題例>

次の文章の[ ]の部分にあてはまる最も適切な語句を、以下の中から1つ選びなさい。

 

2015年10月現在、日本には19件の世界遺産があるが、そのうち、自然遺産として登録されているのは、屋久島、知床、小笠原諸島と[ ]の4つである。

 

選択肢

① 大雪山

② 熊野古道

③ 富士山

④ 白神山地

 

<平成27年度の一次試験(環境部門)の問34の4番目の選択肢>

 

我が国の世界遺産に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

 

④我が国の自然遺産は屋久島、白神山地、知床及び小笠原諸島の4か所があり、いずれも国立公園に指定されている。

 

工夫しだいで、効果的・効率的に、勉強できると思います。

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