2017年10月23日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数: 686
今月末(10月31日)は、技術士第二次試験の筆記試験合格発表です。
筆記試験に合格された方は、口頭試験に向けて準備を進めましょう。
ここでは個別の想定質問等の内容ではなくて、口頭試験受験の準備として心掛けたいことについてアドバイスしたいと思います。
1.必ず受験できるようにスケジュール調整等をする
技術士会のHPに明記されている通り、口頭試験の日時変更は一切できません。
したがって口頭試験の日時が確定したら、必ず受験できるようにスケジュール調整等をしましょう。
出張の予定を始め、様々な予定がある方もいるかもしれませんが、技術士の資格を手に入れたいのであれば、万難を排して受験できるように日程を調整してください。
また口頭試験は11月下旬から来年1月にかけて実施されます。特に12月以降は積雪による交通機関の乱れが起こっても不思議ではありません。積雪で飛行機や新幹線が遅れた
り止まったりしても、口頭試験の再受験はできません。また筆記試験から出直しです。前日は試験会場に徒歩でも行ける所に宿泊されることをお勧めします。
仕事等のスケジュール調整、悪天候による交通機関のトラブルというリスクへの対策も口頭試験の一環と考えましょう。
2.第三者に想定質問を作成してもらう
三義務二責務、業務経歴の紹介というような定番質問については、書籍やネット情報でも入手可能です。
しかし「業務内容の詳細」に関しては受験者一人一人で全く内容が異なります。したがって、「業務内容の詳細」に関する想定質問は各々で準備する必要があります。
この「業務内容の詳細」に関する想定質問は、第三者に作成してもらうことをお勧めします。
自分で作成、あるいは同僚に質問を作ってもらうのでは、業務の内容や経緯を知っているため、「甘い」問いになる可能性があります。
業務の内容や経緯を知らない第三者に質問を作ってもらえば、あなたが前提条件と思い込んでいた部分への切込みや、「ここはちょっと自信がない」という点をズバリ付く
ような厳しいものになるはずです。
*出願対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。