2016年12月13日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数: 842
口頭試験が終われば、やれやれと、羽を伸ばすぞ、と意気込まれていたでしょう。
事実、口頭試験終了後の解放感は、なんとも言えない心地の良いものです。
それは、一次試験、経歴票の提出、筆記試験、口頭試験と、最短でも4つのポイントをくぐった末に手にした解放感だからです。
しかし、口頭試験が終わったにもかかわらず、この記事を読まれているという場合。
3月の合格発表の結果がどうであれ、来年も技術士試験を受ける、と決めてみてはいかがでしょうか。
技術士試験の対策をするなかで、技術士に相応しい「継続研鑽」をする習慣がついた可能性が高いからです。
残念ながら、不合格ならば、いまの段階から情報収集をして、技術士試験で試される能力が何かを知ることができれば、より適した経歴票を用意できるはずです。
また、筆記試験で、どのような書き方をすればよいかわかるはずです。そうすれば、今年よりも合格率を上げることができるでしょう。
見事、合格ならば、今年の経験をもとに、より労少なく二部門目を狙えるでしょう。二部門目は、今年受けた科目に近いところにするか、総合技術監理部門にするか、のどちらかです。
総合技術監理部門は、それ以外の20部門とはまったく違う考え方が必要です。そこに注意しなければいけません。
もう1つ別の道として、違う技術系の試験を受けてみるというのも良いでしょう。
余熱を活かす。いったん冷めてしまうと、また熱くするのにエネルギーがかかりますから。