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論文は再現されましたか?

2018年07月28日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 10

筆記試験が終わって約2週間ですね。
日本技術士会から択一式の正答が公表されていますが、自己採点はされましたか?

さて、前にも書きましたが、筆記試験合格者に行われる口答試験で、筆記試験の論文について
聞かれることがあります。

ですから、まだ論文の再現をされていない方は、論文の再現をしておくことを強くお勧めします。

試験から日が経つにつれて何を書いたかどんどん忘れてしまうので、もしまだでしたら、すぐにして下さい。

まずは、論文を再現することが必要ですが、そのあとは急ぎませんが、次のことを実施しておきましょう。


・間違いがないか、不足がないか確かめて下さい
 参考書などを調べながらでよいので、ご自身が書かれた論文に間違いがないか、わかりにくいところはないか、
 不足していることはないかチェックして下さい。
 本当なら、こういう風に書いたらよかったという「模範解答」を作成するのがよいと思います。


・口頭試験での回答案を作成して下さい。
 口頭試験で、「訂正や追加することはありませんか」という問いに対して訂正や追加したいことがある時には、
 「筆記試験のときには、○○がよいと思いましたが、試験後、落ち着いて考えると、△△の方がよいことに
 気付きました」みたいな、説明をできるようにしておくことが必要です。
 口頭試験で試験官が質問してくるということは、論文に疑問があるか間違いがあると考えているということです。
 試験官は論文を持たれていますので、何を書いたか聞きたいのではないので、再現だけで終わってしまったら
 意味がありません。


せっかく筆記試験に通っても、口頭試験に落ちたら、また筆記試験からです。
手を抜かず、すべきことをして、万全の状態で口頭試験を受けられるように、準備をして下さい。

皆さんの、筆記試験合格をお祈り致します。
 

技術士の部門紹介:繊維部門

2018年08月04日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 10

 

技術士 繊維部門の概要

洋服を作る糸やポリエステルなどの製造工程では、多くの技術を必要とします。

近年、冬場に着るヒートテックなどは最早生活になくてはならない衣料となってきています。また、夏場の冷感肌着などもこうした洋服の原材料の製造技術があがったからと言えます。

こうした技術革新により、生活を豊かにする繊維技術を取り扱うのが技術士の繊維部門です。

洋服の原料となるものだけでなく、充電池の容量を増加させるカーボンナノチューブなどの製造技術もこの分野から誕生しております。

 

技術士 繊維部門取得後の活躍

アパレルメーカや繊維の製造メーカなどで原材料の生産や紡績工場などで、原材料の製造技術者として勤務することが可能です。

こうした繊維部門からの応用技術を研究する研究所などに勤務することも可能です。

蚕の繭などからとった絹の製造は、昔の話であり、現在はナノ技術として注目されている最新分野でもあります。

また染色技術の安全性など、乳幼児向けのアパレル用品には安全性が最重要視されることもあり、繊維の高度な染色技術や製造技術が求められる現場が多くあり、技術士資格を活かすことができるでしょう。

 

技術士 繊維部門の問題点

繊維の製造、加工に高度な技術を求められ、応用分野にも大きな広がりを感じる繊維部門ですが、技術士の部門としての知名度が低いことが大きな問題点です。

文部科学省のアンケートなどにも、対外的だけでなく、会社内での技術士認知度も低いという回答が寄せられておりました。

多くの技術士部門にも共通して言えることですが、資格そのものの認知度が低いとどうしてもそれ自体が評価されることも少なくなってしまいます。

こうした状況はなかなか改善されることは少ないですが、多くの繊維技術によって生活が豊かになっていることが紛れもない事実です。

技術士による多くの仕事が世に出ていけば、こうした部門での認知度や注目度も変化していくものと考えられます。

 

 

A0100000を獲得する技術士は誰だろう?

2018年08月14日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士試験に合格して、日本技術士会に登録すると会員番号が割り当てられます。

 

この会員番号は、一次試験に合格した人にはBで始まる番号を、二次試験に合格した
人にはAで始まる番号が割り振られます。最近、登録される技術士の方の会員番号を
見るとA0093xxxが多いようです。平成29年度では約3,500人が二次試験に合格して
います。と言うことは、1年後にはA0096xxxとなって、2年後にはA0099xxxとなる
のだろうか。

 

A0100000と言う切りの良い会員番号を誰かが貰うのだろう。まあ、狙って獲得でき
るものではないし、だからどうと言うこともないけど、今年とか来年の合格者の会員
番号をウオッチするのも楽しいかも。

 

なお、この会員番号は、複数部門に合格しても変更はありません。また、なぜ、こんな
風に会員番号がわかるかといえば、日本技術士会に登録すると、会員検索ができるから
です。

 

ぜひあなたも来年3月には合格して、どんな会員番号が割り当てられるのかドキドキし
てみませんか。まあ、その前に筆記の合格発表と口頭試験対策がありますね。

 

以上です

 

 

本日の早朝に二次筆記試験の合格者発表ありました。

2018年10月30日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 10

二次試験にトライされた方へ

おはようございます。日本技術士会のホームページにおいて二次試験(筆記試験)合格者の受験番号
が掲載されました。もし、まだ確認していない人がいたら、次のURLにアクセスしてみてください。

https://www.engineer.or.jp/c_topics/006/attached/attach_6160_1.pdf

 

 

合格された方へ

本当におめでとうございます。これまでのあなたの努力の成果ですね。立派です。次は口頭試験です。
9割の方が合格すると言っても、1割の人は不合格となっています。口頭試験で見るのは、本人自身
が受験したという本人確認とその人物像(=人格)ですが、それをきちんと評価してもらうには、
いくつかのポイントがあります。
1) 受験票に記述した720文字の業務概要の説明と質疑応答
2) 特に専門部門の知識や何が課題でそれに対する複数の対応策からなぜ提案の解決策を選択したのか、
 どのような工夫をしたのか、どのように解決したのか、残留リスクはないのか、そういうことが
 矢継ぎ早に聞かれますので、しっかりと解答できるように模擬練習しましょう。
3) これをクリアしたら技術士法で定める三義務二責務を聞かれます。ここまできたらあと少し。
4) なぜ技術士を目指そうとしたのかとか、学会に入っているのかとか、会社での技術士の扱いとか
 難易度は低い問題だが、誠実にあなたの人物像を理解してもらえるようにしよう。
5) 最大のポイントはコミュニケーション能力です。質問に対して黙るのが最低です。口頭試験は
 加点方式なので、少しでも多くの質問をもらい、それに対して適切に回答することで加点しま
 しょう。答えられない質問が来ても、聴き直すとか、意図を確認するとか、xxを答えればいい
 ですか?とかなんとか試験官が満足する状態に持っていきましょう。決して喧嘩してはいけません。
6) 不合格になる方の特徴は、自分の説を曲げない。試験官と論争になる。試験官が聞いていることに
 答えない。関係ないことをペラペラ話す。黙る。陰気。ハケがない。などなど。

難関の筆記試験に合格したのです。自信を持って堂々とそして謙虚な姿勢も忘れずにチャレンジしてください。

 

 

残念ながら不合格だった方へ

これまでの努力に敬意を評します。また、これまで頑張ってこれたのは、家族や同僚や先輩技術士など多く
の人に支えてこられたことを忘れてはいけません。これまで頑張ったことは無駄にはなりません。きっと
あなたの実力に加算されています。今後どうするかを考える前に、少しリフレッシュしましょう。
再トライするのも良いし、作戦を変えてみるのも良いし、他の資格に変更するのも良いかもしれない。
ゆっくりと色々と考えてみましょう。そして、その結論がもう一度技術士にトライするのであれば、
我々は全力で応援します。

 

以上

 

技術士の部門紹介:建設部門

2018年11月16日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士 建設部門の概要

技術士の部門の中でも、最も受験者数も多く、技術士会の会員数も多いのが技術士建設部門です。言い換えれば、現状多くの技術部門がありますが、技術士資格は建設部門のためにあると言っても過言ではないというのが現在の技術士制度が置かれている状況です。

技術士建設部門は、土木関係の受験者が多く、「土木業界の建築士」とも言われているため、必要に迫られて取得する人が多いためです。

専門分野も地質やコンクリート構造物の設計を行う場合から、河川整備、都市計画、鉄道や電力土木、港湾空港、道路、トンネルなど、土木関連の設計に関する専門分野や多くあります。

特に、道路や港湾空港など公共土木工事など大規模事業に関するものが多いのが特徴です。

 

技術士 建設部門取得後の活躍

技術士建設部門取得後の活躍は、他の部門とは比べ物にならない程というのが現状です。

これは、土木系公共工事の設計コンサル等を受注する際の、入札者条件に、技術士資格を持っている人員の数があるためです。

土木工事の設計を受注するような設計コンサルや鉄道会社、電力会社といった公共インフラを整備するような会社や、都市計画を行うゼネコンなど、資格を活かして活躍できる会社がいくらでもあります。

技術士建設部門を取得すると、転職に有利ということができます。

 

技術士 建設部門の問題点

現在、技術士制度改革の中で、技術士資格の国際化を謳っていますが、技術士建設部門の資格が国内での需要を満たすような形となってしまっていることです。

海外での設計コンサルなどを行う場合は、PEなどの資格と連携できるのは利点ですが、現状国内の需要のみで運営しているような会社では、技術士制度改革により、技術士資格の難易度が上がることで、取得できない人が増えてしまい、会社経営に行き詰ってしまうといった可能性もあります。

技術士建設部門は、土木業界では国内での必要資格といった側面が強く、こうした状況が資格制度の国際化にブレーキをかけていということもできます。

しかし土木分野も海外受注が増えていけば、現状は変わっていくものと考えられます。

業務経歴票に始まり、業務経歴票に終わる

2018年12月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士試験の最大の難所は、筆記試験と思われています。なぜなら、年度や部門によっては、合格率が10%を割り込むことがあるためです。

 

たとえば、平成30年度の筆記試験で、建設部門の合格率は6.6%でした。

総合技術監理部門の合格率も6.6%でした。

 

しかし、この数字は、法律関係の資格試験の合格率と比較したとき、それほどまでに厳しい数字ではありません。

たとえば、弁護士、司法書士、税理士などと共に8士業の1つである、社会保険労務士試験の平成30年度の合格率は6.3%でほぼ同じです。

 

そうは言うものの、技術士試験は、やはり難しい試験です。
その原因の1つが、春先に提出する業務経歴票です。

 

とくに、初受験の方は、この業務経歴票の重要性を認識できていません。

業務経歴票の5つの業務経歴と、業務詳細といわれる720字の小論文の出来・不出来が合否を大きく左右するにもかかわらず。

 

受験生が、5つの業務経歴を十分に検討すれば、自分に相応しい部門や専門領域を選ぶことができます。

不適切な部門等を選ぶと、不合格になる確率がきわめて高くなります。

 

また、受験生が、業務詳細をしっかり作り込めば、筆記試験に役立つスキルを効率よく身につけられます。

 

筆記試験では、課題や問題点、対応策や着眼点といった点を表現する必要があります。
業務詳細でも、これらの点をコンパクトに書く必要があります。

 

そして、業務経歴票が重要だという理由は、何よりも、口頭試験で、試験官がこの書類を手もとにおき、その内容について質問をしてくるためです。

 

業務経歴票の出来が良い受験生は、合格予定者として、口頭試験で念のための確認がされるだけになります。


ですから、技術士試験は、「業務経歴票に始まり、業務経歴票に終わる」のです。

口頭試験:想定問題集その2(技術士法、技術士倫理)

2019年01月16日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

こんにちは。

早速、口頭試験想定問題集その2(技術士法、技術士倫理)を載せていきます。

ここに関しては暗記してください。

 

1.技術士法の目的は?

2.技術士法はなぜ必要だと思いますか?

3.技術士とは何ですか?

4.罰則には何がありますか?

5.技術士と同様の外国資格を知っていますか?

6.国際相互承認資格を知っていますか?

7.3義務2責務を言ってください。

8.3義務2責務の中で最も優先するものは何ですか?

9.信用失墜行為の禁止を法で謳っている理由は何ですか?

10.公益とはなんですか?

11.貴方の職務上、公益確保に反する事は何ですか?

12.もし公益に反する行為を強制されたらどうしますか?

13.公益確保に関してどのような対応をしていますか?

14.内部告発においてあなたを守ってくれる法律を知っていますか?

15.資質向上のために日ごろから何をしていますか?

16.2次試験受験には1次受験合格もしくはJABEE終了が必須なのは何故か?

17.技術士法の第4章の内容を述べてください。

18.技術士法第45条の二では何を定めていますか?

19.第45条に違反するとどのような罰則がありますか?

20.第44条に違反する行為にはどのような行為がありますか?

21.秘密保持義務とはだれに対する義務ですか?

22.名称表示の義務に違反する行為とは具体的になに?

23.名称表示の義務の目的は?

24.信用失墜行為の禁止についての最近の事例は?

25.欠格条項の内容を説明してください。

26.技術士の継続研鑚について知っていますか?

27.CPDとは何ですか?

28.CPDへ加点する為に取り組んでいることは何ですか?

 

いかがでしょうか?

単純に3義務2責務の内容を答えるだけではなく、最も優先するものは何か?公益とは何か、罰則とは何か、など技術士法の中身をしっかり勉強しておきましょう。

また倫理に関しては、最近の事例をニュースで読んでおくと良いです。どこの会社がどのような不祥事を起こしたのか?その原因は?防ぐためにはどうしたら良いかをまとめておきましょう。

それでは、口頭試験頑張ってください。

筆記試験の変更と時間配分について

2019年01月21日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

2019年度から筆記試験の出題が多少異なります。詳細は以下のHPを見て確認してください。https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5698_1.pdf

 

簡単に抜粋しますと、

 

旧試験

新試験

選択科目Ⅱ-1

600字×1枚×2題

600字×1枚×1題

選択科目Ⅱ-2

600字×2枚

600字×2枚

選択科目Ⅲ

600字×3枚

600字×3枚

 

旧試験での選択科目Ⅱは、合計2400字を2時間以内でした。そして休憩を挟み選択科目Ⅲでは、600字×3枚(1800字)を2時間で書き上げる必要がありました。

 2019年からは選択科目Ⅱで600字×3枚と選択科目Ⅱで600字×3枚の合計3600字を3時間30分で書き上げる必要があります。選択科目Ⅱと選択科目Ⅲの間に休憩を挟みません。

これまでの受験生の様子を見ると、選択科目Ⅱでは時間が余るが選択科目Ⅲでは時間が足りないという方が多いように感じました。今年から休憩が無いことで時間を有効に活用できるようになったと前向きに捉えましょう!

 

 では、どのような時間配分で臨めば良いか?単純に文字を書くスピードは、24文字(1行)を1分として、600字の原稿用紙1枚を25分で書ききれるように練習をしましょう。できるようになれば、6枚を2時間30分で書くことができるようになります。残り1時間の使い方が重要となります。

 筆記試験は手書きです。一番怖いのは、一度書いた内容を消しゴムで消して書き直す時間です。書き直すことが無いように事前に書く内容をまとめておく必要があります(この部分は別途ニュースで記載します)。選択科目Ⅱ-1では、基本的に専門知識が問われるため、特に書き方について迷うことはないでしょう。選択科目Ⅱ-2と選択科目Ⅲでそれぞれ30分間、考えをまとめる時間が使えます。配点はおそらくⅡ-2が20点、Ⅲが30点となります。配点と文字数から1時間の準備時間を配分しても良いかもしれません。

 

①書く時間を短くする練習

②時間内に考えをまとめ、構成を考える練習

 

インプットの勉強だけでなく、アウトプットの練習も必要となりますよ。

使用する筆記具のおすすめ

2019年01月23日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

2019年度から、3時間30分の中で、3600字もの論文を記述しなければならないという技術士2次試験で、

満足のいく結果を生み出すためには筆記具にこだわることも大事です。
 限りある時間内で、芯が何度も折れるのは時間の無駄です。私の中で最も論述試験に適している筆記具は、

 

  • ZEBRA デルガード 0.7mm芯(B)のシャープペン

 

だと思います。「デルガード」は2014年に発売され、“どれだけ力を込めても折れないシャープペン”として累計1000万本以上売り上げています。

さらに今では、ペンのトップにある消しゴムに新しい機能が追加された「デルガード タイプER」というものが発売されています。

どのような機能かというと、逆さにするだけで消しゴムが出てきて、ロックされるので消している際に引っ込まない、そしてペンを元に戻すと自動的に引っ込むというものです。間違いに気づき、消す際にも時間短縮につながりますね。また消しゴムを落としてしまうといった失敗が無くなります。

デルガード以外にも、芯が折れないというシャープペンはいくつかありますが、あらゆる角度で強い筆圧がかかっても折れないというペンはコレだけだと個人的に思います。
 

筆記具売り場で、1本450円程度で買えると思います。 


この他に、論文の構成を考えるときに使う筆記具は、別に用意してください。少ないスペースに書き込むことになりますから、0.4mmか0.5mmのメカニカルペンシルがお薦めです。こちらは、個人が好きなペンで問題ないと思います。

 何事も、あなたのパフォーマンスを最大化するためです。3時間30分で3600字を記述するために必要な筆記具について、今一度考えてみてください。 

キーワード:国土のグランドデザイン2050

2019年01月23日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

2014年7月4日に公表された「国土のグランドデザイン2050 〜対流促進型国土の形成〜」 を受け、その後具現化に向けた動きが、国交省総合政策のうち重点的政策の項にまとめられています。
 このうち、まち・ひと・しごとの創生〜「国土のグランドデザイン2050」を具体化し、国土交通省の組織・施策を動員,「国土交通省重点政策2014」については一読をお薦めします。
 鋼構造の視点からは、「4. 地域を支える産業の担い手の確保・育成等」 を実現するための技術的方策が問われそうです。これは、「国土交通省重点政策2014」の9ページ(資料2-37ページ)にも具体的な対策とともに掲載されているので、しっかりと読んでみて下さい。具体的には民間資本や人的資源を活用した維持管理や、PPPやPFIの利活用が考えられます。また、「省力化やロボット化」といったキーワードで担い手を確保し、人材の育成に関しては、BIM(あるいは土木版のBIMであるCIM)による技術継承の効果の側面をあげることができます。
 それにしても、2050年までに日本人は約9700万人まで減少してしまうのですね。しかも高齢者の比率が今以上に増加します。そのような状況では、これまで以上に効率化、省力化が求められるのは至極当然です。これらの課題と共に対策までまとめておきましょう。
 BIMについては、コスト縮減効果や維持管理局面での効率化,意思決定の迅速化が注目されがちですが、記録を継承するということは、同時に技術も継承できる意味を持つことに留意してください。

 

以下、参考URLです。

 

「国土のグランドデザイン2050 〜対流促進型国土の形成〜」 

http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudoseisaku_tk3_000043.html

 

国交省総合政策のうち重点的政策の項

http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/point/index.html

 

「国土交通省重点政策2014」

http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/point/sosei_point_tk_000018.html

この時期にやっておきたい受験対策

2019年02月05日 作成 / 執筆:スマート技術員講師 / 閲覧数(月間): 10

あと1ヶ月ほどで平成30年度の合格発表ですね。

なかなか業務に集中できず不安な方もいらっしゃることかと思います。

また来年度に向けて着々と準備している方もいらっしゃるかと思います。

 

私がお勧めするこの時期の受験対策は以下のことです。

 

①知識補充・拡充

来年度、初受験なのに早く論文対策をしたい、論文添削をしたいと焦る受験生が見受けられます。

論文を記述する前に必要なことは「知識」です。

知識が無いのに良い論文は書けません。

「その知識は何を見れば良いの?」という質問を受けますが、基本は周囲にゴロゴロ転がっています。

ネット情報、専門雑誌、自分だけでなく職場全体で関わっている業務など周りを見渡せば至る所に知識が転がっています。

今、自分が向き合っているものの中にたくさんの知識が溢れています。

どんなことにも興味も持ち、経験を使い捨てにしないことが大事です。

 

②情報収集

常にアンテナを張っていることが大事です。

今、この文章を読んでいるということはネット情報にアンテナを張っているということです。

ネットだけでなく特に人からの情報は貴重です。

講習会や飲み会の席などにもたくさんの情報が埋もれています。

大事だと感じたことに対して常に最大限にアンテナを張れる習慣を身に着けると仕事面でも役立つでしょう。

 

(今後のスケジュール管理)

3月末くらいからは出願(業務経歴票など)に集中することになります。

それが終わると論文対策になるかと思います。

論文対策と同時に知識補充を行うと時間が非常に掛かります。

今のうちに知識補充をしっかりやっておくと5~6月に論文対策に集中できますので、この時期のコツコツ勉強を意識して頑張りましょう。

技術士試験は時間との闘い

2019年02月06日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆様、すでに勉強を始めているでしょうか?

技術士2次試験は、2019年7月15日です。

あと、約150日しかありません。技術士2次試験の試験内容は容易ではありません。

いかに効率よく時間を作るか、これが合格のためには非常に大事なものになります。

通常のお仕事があり、休日はご家族のために時間を費やす必要もあるかと思います。

 

一例として、どのように時間を作るかについてご紹介致します。

 

まず、最も時間を多くとれる時間は、通勤時間です。

電車での通勤の方に限定されますが、片道1時間の通勤時間を勉強時間に充てることができれば、1日2時間を確保することができます。

月に20日間出勤すると月に40時間、2次試験までに200時間近く勉強時間を確保することができるのです。

ただ、車内でできる勉強に限られます。たとえば、キーワードについて調べることや、論文の構成を考えることはできると思います。

次は、休日の時間の使い方です。

休日すべてを勉強に充てることは難しいですが、

例えば午前中だけ、もしくは夕方以降など、少なくとも3時間は勉強時間に充てたいところです。

なぜかと言うと、通勤時間での勉強では「論文を書く」という勉強ができないからです。

2次試験では1800字を限られた時間で書き上げることが必要になります。

つまり電車の中でキーワードの「インプット」を行い、自宅で「アウトプット」を行うという方法です。

 論文を書く際には、試験時間と同じ時間をまとめて書き上げる訓練をしてください。

休日に3時間でも勉強に充てることができれば、2次試験までに120時間は確保できるはずです。

これでも合計で320時間です。合格を狙うためにはもう少し勉強時間を確保したいところです。

隙間時間に10分でも20分でも参考書を開くように癖をつけましょう!

技術士2次試験は難しいですか?

2019年02月07日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受講生の皆様、こんにちは。

技術士の資格を取るように勧めると、大半の人は、

「いやー、無理ですよ。」と言って受験しようとも思いません。

総じて、「技術士=合格は難しい」

という概念があるからです。

では、その難しいという概念はどこから来るのでしょうか?

 

受講生にヒアリングをすると、

「合格率が10%程度だからです。」

と答えます。

確かに技術士資格の合格率は約10%という数値は事実です。

しかし、細かく見るとそうでもないのです。

 

2018年度までの試験で解説します。

これまでは、必須科目(択一試験)と専門科目(論文)がありました。

それぞれ6割が取れていれば合格です。逆に択一試験で6割取れていないと、

せっかく書いた論文は試験官に読まれることなく不合格が決定します。

 

では、どの程度の方の論文が読まれているのか?

それは、受験者の約50%です。

半分の人は択一試験で落ちるのです。

択一問題って難しいですか?いいえ、難しくありません。

なぜなら、半分以上が過去問から出題されているからです。

本屋に行けば、過去問題集が売っています。

どれでもいいので、1冊買ってしっかりと暗記すれば解けない問題ではありません。

受験生の半分が択一で落ちるということは、

択一で6割取れていれば、2次試験の合格率は2倍の20%になります。

さらに、論文までせっかく進んだ方でも、一発不合格の方が約1割います(事実)。

例えば、

  1. 受験番号書き忘れ
  2. 名前の書き忘れ
  3. 選択問題の番号書き忘れ

です。

複数の回答書に回答を書くのですが、一番上の用紙にだけ名前や受験番号を書き

2枚目以降の答案用紙に書き忘れる方が多いのです。

10%も一発不合格者がいるのです。驚きですよね。

受験生の方々は、試験開始の合図とともに、全ての解答用紙に最初に記入してください。

 

ここまで読めば合格率が10%ではないことがわかるかと思います。

択一はしっかりと暗記し、全ての解答用紙に名前などを記入した段階で、合格率は30%となります。

3人に1人が合格できると考えると、難しい試験ではないと思えませんか?

 

論文対策とともに自分のモチベーションを上げる工夫をしてみてください。

平成30年度と平成29年度の合格率を対比してみた。

2019年03月19日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 10

平成30年度の合格発表から10日ほど経過しました。今年度の技術士試験に見事に合格した人は素晴らしいと思います。受験者数と合格者数を各部門で昨年度と今年度で対比させてみました。気になる点を箇条書きで整理したいと思います。

 

1) 全体の傾向
 受験者数は昨年度とほぼ同様で約2.6万人だ。しかし、合格者数は昨年度の3,501人から2,355人と33%も減少している。合格率も13.3%から9.1%に減少し、非常に厳しい年度となった。

2) 合格率が増加した部門
 全体的に厳しくなった技術士試験だったが、合格率が増加した部門もある。機械、金属、資源工学、衛生工学、水産、応用理学、生物工学だ。この中で最も増加率が大きいのは、水産部門の13.7%から21.1%へと7.4ポイントの増加だ。水産部門は技術士を強く求めているのかもしれない。

3) 合格率が減少した部門
 特に受験生の多い建設部門、総合技術監理部門、電気電子部門等で合格率が厳しくなったために、全体の合格率も低下した。特に、建設では12.8%から6.3%と半減している。また、総合技術監理でも9.8%から6.4%とかなり厳しくなっている。

4) 合格率が最も高い部門
 今年度の合格率で最も高い部門はどこだろう。金属部門が昨年度の43.5%から46.5%にさらに増加している。続いて生物部門が39.6%から41.0%と増加している。

5) 合格率が最も低い部門
 今回は6%台の部門が3部門ある。それは建設の6.3%、総合技術監理の6.4%、そして情報工学の6.5%だ。残念ながら自分も情報工学の情報ネットワークにトライしたが、84人受験して、筆記合格が4名だった。4名は全員合格かと思ったら1名落ちている。84名受験して3名合格なので合格率は3.6%だ。これは辛い。

まとめ
 平成31年度から受験科目が再編されるし、受験方法も改訂される。合格率は低下しているが、平成31年度は引き続き厳しくなるか、それとも反転するかは現時点では判断できない。言えることは、しっかりと準備をして、最善を尽くすことだ。そして、合格するためには、自分は合格すると信じること。そして、合格への受験プランを作成し、それを凡事徹底して、愚直に繰り返すことだ。皆さんの健闘を祈ります。

以上

 

受験申込書の提出ができます

2019年04月04日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

受験申込書が4月1日(月)から配布されています。受験申込の受付期間は、平成31年4月8日(月)〜24日(水)です。

 

原則、書留により郵送で提出することになっています。早めに仕上げて、提出しておきたいものです。

 

受験申込書等日本技術士会のホームページでダウンロードができます。
https://www.engineer.or.jp/c_topics/006/006428.html

 

今回は、様式が変わっているため、最後の仕上げで手間取ることも見越しておきましょう。

 

今回の申込書で、昨年度までのものと変更になった点では、主に、年号は西暦で記入すること、本年度は経歴票に記載されたもののみの「合計年数」を記入すること、の2点です。

 

「業務内容の詳細」は、そのままPDFのフォーマットを文字入力すれば900文字まで入りますが、720文字以内に収めるよう指示されています。

したがって、文字数オーバーに気をつける必要があります。

 

受験申込書の業務経歴票の箇所が口頭試験で使われます。

念のため、最後に確認してください。作成した業務経歴票が、「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」(技術士法第2条)である技術士が書いた文章になっているかを。

 

なお、受験申込み案内には、筆記試験の問題の出題数・解答数と答案用紙枚数が明示されています。
・必須科目1は、答案用紙3枚以内で2問出題1問選択解答
・選択科目2-1は答案用紙1枚以内で4問出題1問選択解答
・選択科目2-2は答案用紙2枚以内で2問出題1問選択解答
・選択科目3は答案用紙3枚以内で2問出題1問選択解答
となっています。

 

 

総監は必要とされる背景を押さえる

2019年04月05日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

総監の試験では、とにもかくにも、総合技術監理が必要とされる背景を押さえることがとても重要です。


『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系』(第2版)、いわゆる青本には、次のように記されています。


『科学技術の発達により人々が享受する恩恵は、日々の生活の中に浸透している。

 

しかしその一方で、科学技術の巨大化・総合化・複雑化が進展しており、その発達を個別の技術開発や技術改善のみによって推進することは難しい状況になりつつある。


つまり、科学技術の発達を推進する業務は一部の専門家のみによって完結するものではなく、さらに言えば科学技術は単独でその有効性や価値が生じている訳でもなく、企業などの組織活動が技術の有効性を発揮するための大きな基盤となっている。

 

また、それに伴って事故や環境汚染などが発生した場合の社会への影響も、従来に比して遥かに大きなものとなっている。』

 

この文章は、『総合技術監理 キーワード集 2019』にも記されています。

 

ここでのポイントは、次の2つです。

 

①科学技術が複雑になっているため、もはや一般部門の技術者や専門家だけでは、プロジェクトを始めから終わりまでやり遂げることができないこと

 

②ひとりひとりの技術者等を束ねるスキルがある人材が求められていること

 

そこで、受験生のみなさんは、そのスキルを有していることを筆記試験と口頭試験で、採点官に評価してもらえるように準備してください。

 

具体的には、5つの管理技術を使いこなし、業務を俯瞰的に見渡して、全体最適化をはかって、首尾よく業務を完遂させるスキルです。

 

総合技術監理部門は、たしかに合格率が低く難関ですが、総監が必要とされる背景、総監で求められているスキルを押さえることで、きっと合格率が高くなります。

総監択一式 法律問題の傾向と対策

2019年04月07日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士会HPで公開されている過去問(平成21年度~平成30年度)をもとに、法令問題を抽出し、「年度」と「5つの管理」(経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理)ごとに分類したところ、つぎの3つの傾向が明らかになりました。

 

(1)最近5年間では、択一式で出題される40問中8~10問(20%以上)で法令問題が出題されている。

 

(2)経済性管理を除く4つの管理では、ほぼ毎年、法令問題が出題されている。

 

とりわけ、人的資源管理と社会環境管理では、法令問題の出題割合が多く、年度によっては、出題数の半数が法令に関するものである。

 

(3)出題される法令は繰り返し出題されるものが多い。

 

具体的には、人的資源管理では労働基準法、情報管理では個人情報保護法、安全管理では労働安全衛生法、社会環境管理では環境影響評価法が頻出です。

 

なお、内容面では細部を問う論点が増え、法令問題対策の重要性が高まってきています。

 

そこで、まず、法令対策にかける時間を確保しなければならないと覚悟します。そのうえで、つぎの手順で対策するとよいでしょう。

 

(1)技術士会HPから過去問をダウンロードし、法令問題の5つの選択肢ひとつずつで、正しい選択肢であるか、誤った選択肢であるか判断できるようにする。

 

(2)正しい選択肢についてはその問題文を、誤った選択肢については、誤っている箇所を訂正した問題文を暗記する。

 

(3)(3)について、今後、出題されそうな論点を予想する。

一般に、法令問題では、混同しやすい法律や、用語を入れ替えたり、数字を変えたりして間違った選択肢を作ることが多い。

 

(4)総合技術監理キーワード集2019に挙げられた未出題法令の目的条文等を読む。

 

受験申込書の提出が終わったら、択一式対策に取り組みましょう。

技術士2次試験 成功の秘訣

2019年04月08日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

もう既に技術士2次試験の申し込みを済ませた受験生もいることかと思います。

さて、申し込みが済んだら、あとは勉強するのみです。

 

しかし勉強はつらく長く、大変なものです。

モチベーションを継続することも、試験勉強のスキルの一つと考えます。

 

では、何でモチベーションを維持するのか?

よく言われる成功への秘訣をまとめてみました。

 

1.自分の成功した姿を想像する

 アインシュタインの言葉に「想像力は知識よりも重要だ」があります。

鮮明に正しく成功した自分を想像することで、後の自分がそれに続くことが簡単になるでしょう。

・毎日自分の成功を想像することに数分費やしましょう。

自分が成功して、映画の主人公になっているのを想像するのです。

その映画であなたは何を行なっていますか?どんな感じの成功ですか?

高揚した気持ちを楽しみ、自分の炎をかき立てるモチベーションにしましょう。

2.自分のゴールを成功させるもの、能力、物質を特定しましょう

・もし有名な演説者になりたいのでしたら、自分のボキャブラリー、知識、

スピーチライティング、声の鮮明さなどのスキルを磨くことが必要となるでしょう。

では、技術士になるためにあなたが必要な能力、物質とは何ですか?

論文力、技術の知識力、キーワード、時事ネタなど何が足りないのかを分析してみましょう。

3.自分が磨かないといけない能力と、自分がアウトソースできるスキルを判別する。

・アウトソーシングは、タイムマネージメントです。

自分の能力には限りがあるのです。

あまり重要でないことをアウトソーシングすることによって、

自分がそこへたどり着くまでにフォーカスしておきたいことに集中できる時間を与えます。

試験日は既に決まっています。

つまり、試験勉強ができる時間は伸ばすことができません。

有限な時間を如何に有効な時間とするかは、

貴方自身が時間の使い方を考える必要があります。

うまくいかない、苦手だと思うことは人それぞれ必ずあります。

そんなときは、経験者へ意見を聞くことも時間を有効に活用する手法であります。

ぜひ、合格への道筋を今から考えてみて下さい。

技術士2次試験 購入すべき参考書について

2019年04月25日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆様、お疲れ様です。

今回は技術士2次試験に向けた参考書について

お話ししたいと思います。

 

昨年度までの技術士2次試験は、必須科目で択一問題があり、

さらに論述問題がありました。

 

そのため、私自身も必須科目の択一問題は過去問を解くという意味からも

1冊過去問題集を購入し勉強しておりました。

 

しかし、今年からは全て論述問題となりました。

論述問題の参考書は買う必要があるか?

 

答えはNOです。

 

こんなこと書いたら、参考書を監修した人たちに怒られてしまうかもしれませんね。

 

しかし、実質買う必要ないと考えます。

 

その理由として、以下の3つが挙げられます。

①過去問は技術士会のHPに全てアップロードされている。

②参考書を見ると○○部門参考書となっており、各科目の参考書ではない。

③回答例も一題につき、1つという参考書が多く、回答方法が凝り固まってしまう。

 

という理由です。

 

②については、例として建設部門を挙げますが、

建設部門には全部で11の科目があります。

そのすべての科目に対し、1冊の参考書で賄おうとしているため、

1つの科目に対して記述されている量は1/11です。

220ページの参考書だとすれば、わずかに20ページ。

この本に、お金を払う必要があるでしょうか?

20分ほど立ち読みしてしまえば、読み切れてしまう内容です。

 

③について、インターネットでも過去問に対する回答例というものが出回っております。

その回答が正しいか正しくないかの判断は必要ですが、それを含めた勉強にもなります。

 

是非、無駄なお金を使わないようにして下さい。

過去問を技術士会のHPから検索し、傾向と対策を練ってください。

そして、重要なキーワードや論文の書き方は、十分に理解を進めてください。

 

論文の添削は随時受け付けております。講師プロフィール

技術士2次試験 試験の作成側から考える

2019年05月08日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆様、お疲れ様です。

 

今回は技術士2次試験の試験問題作成側について考えてみましょう。

 

まず、試験問題を作成する人(作成委員)は、毎年12月~1月に推薦されます。

どのような人が推薦されるのかといいますと、

現役の技術士でかつ、大学教員や研究者です。

そして2月に決定され、3月~6月に作問されます。

各部門で数名が選出され、任期は3年といわれております。

 

さて、この中で見えてくる人物像が、作問委員は、

受験生の皆さんと一緒に仕事をしている同業者ということです。

 

受験生の皆さんと同じ情報を持ち、興味対象も同じ技術者であります。

 

そこで、予想問題を考えるわけですが、

あなたと同じ情報を持った技術者、すなわち、自分が作問委員であった場合どのような問題を作成するかと考えることが予想の第一歩となります。

作成のための情報源は何でしょうか?

 

業界紙、専門誌、学会誌、国土交通白書となるでしょう。

特に注目すべき場所は、特集記事です。

時事ネタにもなりますし、世の中でどのような流れがあるのか、

どのような事に関心が集まっているのかを知るとても良い情報源となります。

 

予想問題について、一人で考えようとしないでください。

同じ受験部門の受験生と情報交換をしましょう。

お互いに情報交換することで、注目すべき記事や事柄も変わってきます。

なるべく多くの問題に向かい合うことで、自分の知識量も増えてきます。

そして回答方法も受験生によって様々です。

良い部分は積極的に取り入れ、逆に悪い部分は指摘し合いましょう。

 

良い回答は誰が読んでも、すっと腹に入ってきます。

読んでいて、疑問が浮かぶ回答では合格はできません。

 

頑張って行きましょう。

 

論文の添削は随時受け付けております。

技術士2次試験_論文の精度を高める

2019年05月10日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆さん、こんにちは。

既に論文の勉強を始めている受験生が多くいらっしゃるようで、数多くの添削依頼を頂いております。

今年度から択一試験が無くなり、必須科目(技術部門全般にわたる専門知識や課題解決能力が問われる問題)も論述となりました。

試験問題が変更になったからといって、勉強方法がガラッと変わるわけではありません。

択一問題を回答する上で必要な知識、すなわちキーワードは、論文を書き上げる為に必要な知識でもあります。

すなわち、キーワード集を作成することは論述にも有益となります。

今までの試験の選択科目Ⅱ-1でも専門知識が問われております。

 

よく言われているキーワードの数ですが、

参考書にもありますが「100個」は頭に入れておきたいですね。

あと試験日まで約2か月です。

今日から毎日2個キーワードを学習するだけで達成できる数です。

このように考えると、決して難しい数ではありません。

キーワードは参考書で読むだけで暗記できる人は、そう多くないはずです。

やはり、自分のノートに書き込んだり、暗記グッズを使用したり、

ご自分のやり方で勉強してみて下さい。

 

では、どんなキーワードが良いのか?

それは、やはり過去問を最優先してください。

過去問は技術士会のHPに毎年UPされています。

 

また、受験部門の法令や国の制度について

インターネットや、雑誌などでキーワードを拾ってください。

 

そして大事な事は、暗記(インプット)だけでなく、

必ず論述(アウトプット)をすることです。

当日、いきなり論文を書けと言われて上手くできるわけがありません。

 

さらに、自分が書き上げた論文を、かならず第三者にチェックしてもらうことが大切です。

とくに技術士の方であれば尚良いでしょう。

 

自分が書いた論文の良し悪しを、自分自身で気づくことは難しいことです。

どのような箇所に気を付けた方が良いのか、をまずは添削してもらいましょう。

 

添削依頼は、メッセージから随時受け付けております。

宜しくお願いします。

http://gizyutushi.com/system/index.php?cont=udetail&id=711

技術士2次試験_自分専用の参考書

2019年05月19日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆様、こんにちは。

今回は参考書について考えてみましょう。

AmazonやYahoo! などで参考書を検索すると、非常に多くの本がヒットします。

しかし、自分にとってちょうど良い参考書は、なかなか見つかりません。

やむなく、何冊か買ってみても十分な説明が無くて困ることがほとんどです。

その理由として、貴方専用の参考書が無いからです。

貴方専用の参考書が無い事に対する対策は、2通りあります。

今日は、その方法を説明したいと思います。

【1】自分専用の参考書を作る

1つ目は、自分専用の参考書を自分で作成する事です。

自分専用のノートなので、何を書いても良いのです。

例えば、試験に出そうなキーワードを見つけて、知識の整理整頓をしたり、論文の構成をまとめたり、

ある社会的な問題に対して、技術的課題と解決策、メリットデメリットなどをまとめても良いでしょう。

すなわちそのノートは試験に出る知識の宝庫になります。しかも貴方が必要な知識です。

まさに貴方専用の参考書となるのです。

実のところ、私自身自分専用の参考書を2冊作成しました。

1冊は択一問題で必要な知識集、2冊目は論文を書く上での構成方法や時間配分、そして各種課題や解決策をまとめていました。

通勤時などにずっとノートを読んでいたのを覚えています。

 

【2】貴方の解らない事を誰かに教えてもらう

2つ目は、素直に教えてもらうことです。

どんなに難関な試験でも合格方法を知っている人は、必ずいます。

合格方法を知っている人に、勉強を教えてもらうのです。

勉強を教えてもらう事で、ムダな努力をしなくて済みます。

短時間で効率的に勉強する事で、最短合格することが出来ます。

例えば大学受験のために塾へ入るという方は多いはずです。

 

私は1つ目、2つ目と両方取り入れました。

教えてもらったこともノートに書き込みました。ぜひ効率的に勉強して、一発合格を目指してください。

 

アウトプットを意識した学習のすすめ

2019年05月29日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士に限らず、効率の良い勉強方法の中には「アウトプットを意識する」というキーワードが必ずと言っていいほど出てきます。

 

技術士試験を受験する人は皆例外なく忙しい

技術士試験は多くが社会人として忙しく働いている人が受験します。

内容も決して容易なものではなく、論述式や口頭試験など試験としては高度な内容も含まれます。

しかし、高度な内容だからと言って、勉強できる時間が学生時代のようにほぼ無限にあるというわけではありません。

多くの人がこうした状況に陥った時に、試験を受験するのを諦めるという選択をします。

しかし、業務の都合上、どうしても技術士が必要だという人はそういった選択肢をとることができません。

 

そこでアウトプットが登場

こうした場合に、冒頭でお伝えした「アウトプットを意識する」ということが出てきます。

アウトプットとは、脳に貯めた知識を外部に出す行動です。

よくその内容をよく理解している人は、人に教えることができるといいます。

これは習得した知識をアウトプットしていることに他なりません。

人に教えるということは、自分で学んだ専門知識を予備知識のない他人に理解してもらうように伝えるということです。

このプロセスの中で重要なのは、専門知識を分かりやすい言葉で表現できるかという部分です。

これを行うためには、その専門知識について参考書の内容を一語一句伝えるのではなく、その内容を深く考え、理解する必要があります。

マークシート方式の試験などであれば、参考書の内容をそのまま頭に叩き込む手法も有効ですが、論述式試験や口頭試験となれば、それでは太刀打ちができません。

やはり、知識を人に説明するアウトプットがどうしても出てきます。

 

アウトプットを意識的に磨くには?

よく英語に関しても、英語を読んだり聞いたりするだけでなく、英会話を行うと英語も読んだり聞いたりすることも上達するといわれています。

多くの外国語は、その国に行くと何となく話せるようになり、読めるようにもなるのはアウトプットを意識した学習の効果であると言えます。

これと同じように、ある程度専門知識を習得したら、何か一つのテーマを決めてノートに論述式試験のように書いてみるとよいでしょう。

長い文章である必要はありません。少しずつアウトプットすることで知識の定着を図ることが狙いです。

忙しい社会人が受験する技術士試験ですので、効率的な勉強を心掛けたいものです。

技術士2次試験_息抜きの重要性

2019年06月18日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆さん、こんにちは。

 

この時期は勉強、勉強と厳しい言葉ばかり掛けられてつらい時期に差し掛かります。

私も経験者として、6月7月は非常に精神的に辛かったのを覚えています。

 

今回は、試験勉強の合間の、息抜きの重要性について考えてみます。

 

「息抜き」をする際の注意点

息抜きと言っても、昨日頑張ったから今日は休もうとか、疲れたから今日はやめて明日にしよう、というのはNGです。

資格試験の日は決まっていて、やるべき勉強の内容も分かっています。

計画的に継続して勉強を続けていくために、その計画の中に予め休養を設定しておく必要があるのです。

それが、ここでいう息抜きです。

息抜きのペースは資格試験のスケジュールと密接に関係してきます。

あと1ヶ月切った状態での、身体と精神の調整という意味でうまく利用しましょう。

 

効率的な息抜きの方法

試験日との兼ね合いで息抜きのスケジュールを設定しますが、

そこには自分なりのルールを設けて必ず守るようにしましょう。

土曜日は午前7時から11時までを勉強時間として、夕飯までは家族と過ごす。

そして、午後8時から10時まで勉強を行うなど。

バランス良く、勉強負荷は高めに息抜きのルールを設定することをお勧めします。
また、息抜き前の勉強は、息抜き明けの日に繋がるようにキリの良いところの少し前で区切るようにします。これは几帳面な人には気持ちが悪いかもしれませんが、

息抜き明けがテキストの前の章の残りの部分から始まると、区切り前の勉強内容が蘇り、

その復習をしつつその章を終えて次の章をスタートできるので、勉強に入りやすいのです。

明けが新章からのスタートだと、前の章を振り返ることなく進みますので復習にならずに、その上、取っ付きづらい印象があって、勉強の進捗に少なからぬ影響が出るからです。

 

オンとオフを切り替える

息抜きをすると決めたら、その章を少し残しのところで切り上げて、勉強のことは頭から追い出しましょう。

テレビを観たり、本を読んだり、自分のやりたいことをやります。

オンとオフをはっきり切り替えることが効果的な息抜きの仕方です。

私の場合は、TVが好きなので撮り貯めたドラマを視聴したり、ギャグ漫画を読んだりしていました。

息抜きと決めたのにテキストをつい開いたりするのは、勉強中にスマホを開くことに繋がりかねませんので明確に分けましょう。

技術士2次試験_試験会場を想定する

2019年06月25日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆さん、こんにちは。

受験生の中には、技術士試験を何度も受験されている方、

今年が初めての受験の方がいらっしゃいます。

 

今回は、私の経験をもとに、試験場を想像して頂き、

本番当日に無駄な緊張が無いように、また想定外な事態にパニックにならないように対策を取って頂きたいと思います。

 

まず、試験場についてです。

おそらく、受験する地域の大学の校舎内で受験することになります。

私が受験した大学では冷房設備がありました。

しかしながら、緊張と大量の文字を手書きするという労力からか、かなり汗をかきました。

机の上には、筆記具(シャープペンや鉛筆、消しゴム、定規)とハンカチ、時計、ペットボトルを置くことは可能でした。

ハンカチは必須アイテムだと思います。

手に汗をかくと、解答用紙が湿ってきます。

消しゴムによる強い圧力がかかると、簡単に破れてしまいます。

解答用紙が破れてしまったら、大パニックですよね。

 

筆箱は机の下に置かされました。筆箱内にカンペが仕込まれるのを防ぐためでしょう。

時計についても、ピピッと電子音が鳴る場合は、OFFにさせられます。

 

選択Ⅱと選択Ⅲは、今年度から休憩なしで一気に回答することになりました。

かなりの長丁場となりますので、飲料水は必ず用意しておきましょう。

 

また、トイレに行くのも有効だと思います。

試験場はどうしても熱気に包まれます。

廊下に出ると、生暖かい風が逆に頭を冷やしてくれる場合もあります。

 

試験場で、どんな行動がとれそうか。

そのために必要な道具は何か。

試験中に楽な服装は何か。

これらを今の内に考えて、用意しておくとよいでしょう。

ぜひ、頑張ってください。

わかりやすい文章を書く

2019年07月04日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士試験の筆記試験は、記述式のため、当然に、わかりやすい文章を書く必要があります。

そのために、前提となるのは、試験官はそれほど、あなたの業務に詳しくないということです。

なぜなら、あなたは、その業務をほぼ毎日行ってきたのでしょうが、試験官は別の業務ばかりをやってきた人だからです。

 

例えば、環境保全に係る業務を行ってきた人でも、その対象が、山が中心の人と、川が中心の人と、海が中心の人とでは、詳しい領域がまったく違います。

また、発注者側でデスクワークばかりやっている人と、現場で作業ばかりやっている人とでも違います。

 

ですから、試験官の立場に立って、わかりやすく書くということが、たいへん重要です。

 

わかりやすい文章とは、論理的な文章のことです。

論理的な文章とは、筋道がついた文章です。

言い換えると、誰が読んでも、誤解なくわかる文章のことです。

 

例えば、「警官は血を流しながら逃げる犯人を追いかけた」という文章は、血を流しているのが、警官である場合と、犯人である場合と、2通りに捉えることができます。

これは、誤解が生じやすい文章です。

この場合、「警官は、血を流しながら逃げる犯人を追いかけた」とするか、「警官は血を流しながら、逃げる犯人を追いかけた」とするか、いずれか改訂します。

 

わかりやすい文章を書こうとするとき、1つだけの意味にとってもらえるように吟味しながら書くことです。

これから、試験日までの10日間は、クセ字を直し、書き急いでも字が乱れないようにして、丁寧な字で、わかりやすい文章を書く訓練をする時期です。

講師との相性が大事

2019年08月10日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士試験は1年に1度だけチャンスがあります。逆に言えば、この1度のチャンスで失敗すれば、1年間、技術士になるのが遅れます。

 

仮に、技術士になって手当が1万円増えるとします。そして、技術士試験に失敗することによって、1日あたり1時間の勉強が必要だとします。そして、1時間のあなたの時給を、少なく見積もって最低賃金(東京であれば約1000円)とします。

 

技術士になった人は、年間12万円のプラスになります。
技術士になれなかった人は、年間、36.5万円(1000円×365日)のマイナスになります。
受験料や、試験会場までの交通費を含めると、最低でも40万円以上の差が生まれます。

 

ですから、何としても、今回の1度で合格したいものです。

 

その際、受験指導を受けることは必須です。
我流は絶対に禁物です。
間違った方法では、いくら努力を重ねても、得点にはつながらないためです。

 

そして、講師との相性が重要なポイントです。

講師と一緒に、考えながら、あなたの弱点を補強できれば、合格可能性が高まります。

 

大手の受験対策会社の良いところは、経験豊富な講師が所属することです。
実績のある講師が、別の講師をアドバイスしたり、社員が試験問題を分析して模試問題を作ったりして、良いサービスを受けられる頻度が高いことが特徴です。

難点は費用が高額なことと、講師が選べないことです。

 

相性の良い講師とめぐり逢うために、複数の会社の公開セミナーを受講して比較しましょう。

 

また、AXS技術士学院でも、所属する講師にコンタクトをとって、パートナーとなる講師を見つけるのも良い手段です。なお、口頭試験対策では、複数の講師に模擬面接をしてもらうことによって、場数を増やすことができます。

技術士2次試験_口頭試験&筆記試験対策

2019年09月25日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

7月以降、7月に実施された筆記試験のことを振り返ることをしたでしょうか?

再現論文を書く際に振り返りますが、回答しなかった問題については振り返りましたか?

 

私が受験した際には、回答に選択しなかった問題に関する質問はありませんでした。

 

しかし受験生の中には、回答しなかった問題に対して意見を聞かれる質問をされた方もいるようです。

口頭試験は加点方式なので、質問に答えることができなかったとしてもスグに不合格になることはありません。

しかし、すでに題目があり、調べれば回答が得られるものに対してスルーしてしまっては勿体無いと思います。

しかも、回答しなかった問題の模範解答を作成することは、

たとえ筆記試験に合格できていなかったとしても来年度の試験対策になるのです。

勉強して無駄になることはありません。

 

「効率的な勉強方法は?」とよく聞かれることがあります。

人によって効率的という意味は異なるでしょう。

私が思う効率的とは、あらゆる事象に役立つものから勉強することです。

例えば、必須問題と選択Ⅲの問題は回答方法も出題内容も採点内容も非常に似ていることが技術士会のHPを見れば明らかでした。

その場合は、選択Ⅱの試験勉強よりも、選択Ⅲと必須問題の模範解答から作っていきます。

また、幅広い問題を考えるのではなく、まずは過去問です!

明らかに過去問と類似した出題が多いことは分析をすればわかるでしょう。

 

口頭試験まであと2,3ヵ月です。

長いようであっという間に来てしまいます。

やるべきことは何があるか?

その中で優先順位はどうか?

これらを考えて実行することも、技術士として大事な要素だと思います。

「キャッチ-な見出し文に工夫する」

2025年05月24日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 10

「キャッチ-な見出し文に工夫する」

   前回の投稿で「採点者は、答案数が多すぎて心理的に読みたくない。」ことに関してお伝えしました。では、どのように記述すれば、採点者は読んでみたくなるかについて以下に、私の私見をご紹介したいと思います。

1. 眼にとまる見出し文に工夫する。

   解答答案はパッと見て、読んでみたくなるように採点者が関心をひくタイトルで眼にとまるように工夫することが大切です。この際、以下に留意し例1~例4に示すようなタイトル表現に工夫して下さい。建設白書や業界関連雑誌等の最近トレンドを自分なりの意見として表現、目新しさや期待感を引き出すことがポイントです。

 • 抽象的すぎず、記述内容の焦点を明示する。

 • 技術的キーワード(課題、解決策、今後展望、リスク対応など)を視覚的に示す。

 • トレンドを意識、キャッチ-(着目しやすい、なじみやすい、受けやすい)な見出しで印象付けを行う。例えば、以下のようにタイトル化してます。

(例1)課題:担い手不足⇒「ダイバ-シティとインクル-ジョンの進展」

(例2)課題:新交通システム⇒「地域資源のマルチタスク化」

 (例3)課題:国土防災⇒「グリ-ンインフラの社会的実装」

(例4)課題:メンテナンス⇒「インフラ群再生戦略マネジメント」

 2. 見やすい見出しにより論理展開を斜め読みで採点者へ伝える。

  答案の見出し文は、あえてある程度一定間隔となるように意図的に配置し、見出し文を斜め読みできるように記載します。斜め読みにより、解答文の論旨展開や内容が素早く、本文を読まなくとも概略的に採点者へ伝達することが重要であり、その際、以下を考慮することが大切です。

• 見出し、小見出しで段落を整理(太字やアンダ-ラインで視覚的強調)

• 論旨展開を明確化(題意に沿い背景⇒課題⇒解決策⇒リスク⇒今後方針や方向性⇒展望⇒技術者倫理)

• 各タイトルは記述ポイントを絞りこみ、その内容は箇条書きで分けて整理

• 図表を有効活用して、情報をさらにわかりやすく視覚化 

3. わかり易い表現にする。

  採点者は受験分野の専門家とは限らないです。専門用語や難解な表現は必要最小限にとどめましょう。必要な場合には、わかり易い説明文や異なる表現にするとわかりやすいです。

 4. 結論に納得感「なるほど」を創り出す。

 結論の部分は、「結果の有効性」「今後の課題」「実社会への応用可能性」などに触れ、題意に対する解決案が納得できるものであることが不可欠です。自身の見識に基づき、自分の意思を伝える見出し文に工夫下さい。 準備解答文に作成に参考となれば幸いです。    (以上)

イメ-ジ訓練により試験巧者となる

2025年07月05日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 10

「イメ-ジ訓練により、試験巧者となる。」

  技術士試験の対策において、「骨子」や「キーワード」の整理は非常に重要です。これができること、それは存在することにより、説得力ある解答文を作成しやすくなります。今回は本番試験直前の時期において重要な再整理の具体的な方法とイメ-ジ訓練のくり返しにより、試験巧者となることを以下にご紹介したいと思います。

 1.過去問題・参考書・白書等からキーワードを再度チェック

 過去の筆記試験や自身で作成した準備解答文、模範解答、参考書から重要な用語や論点、トレンドキーワ-ドを再度チェック、重要なものを拾い上げておきましょう。 各専門部門の白書の最新版(例えば国土交通省白書、環境白書等)や専門雑誌の最近の特集記事等についても再度、確認しましょう。新しい制度や施策、全国各地での先進事例からトレンドキーワ-ドを今一度、チェックしましょう。特に関心があるもの、目についたものは、確実にメモ、記憶しましょう。 これらは口頭試問の準備資料となることも併せて、意識しておきましょう。この際、これらの技術的キーワ-ド項目はマインドマップや表に整理し、通勤途中等を利用し、どこでも確認できるようにしておくことが大切です。

2.骨子テンプレートを作成

 これまで準備してきた解答文は改めて、ICレコ-ダ-再生記憶と併用し以下のような骨子テンプレートを作成、そのロジック構成を整理しましょう。この作業はどんな設問に対しても、共通思考プロセスとして対応できるので、解答文骨子の作成が迅速となります。

 ① 問題提起(現状や課題の明確化)

 ② 技術的背景(関連技術や要素技術)

 ③ 対策案・提案(自分の技術者視点)

 ④ 期待される効果と新たな課題 ⑤ 技術者としての留意点(倫理・社会的影響)

 3.解答文のパタ-ン化

 本番試験ではどの設問(必須・選択・応用)においても、すぐに記述構成内容が思い浮かぶようにしておくことが理想です。出題傾向がある程度予想される項目(例:専門課題、応用課題、課題解決プロセス、リスク管理、法令対応、技術者倫理など)に対し、自分の実務経験に結びつけた解答をパターン化しておくと、本番で記憶の呼び出しがスム-ズとなります。 また、解答文は言うまでもなく「起承転結」が不可欠です。設問に対し、現状、 課題 、解決策 、 効果等の項目を、頭のなかでテンプレ-ト型の「1枚のカード」として、イメ-ジ化しておくようにして下さい。

4. 準備解答文の記述練習  

 試験本番前には必ず、本番を想定した記述練習を、一定時間を確保できる休日等を利用、以下に留意しながら行って下さい。 

①「時間内に書けるか」「字数が足りるか」「論理構成は一貫しているか」を確認。 

②実際に時間計測、数問記述、記述体得により制限時間へ不安を解消。

 ③解答文の再度自己添削により、誤字等の訂正、さらなる精度向上。 ・評価者視点で総合チェック。(着眼点、論理性、一貫性、専門性、倫理性)

 ④記述による手の握力の疲労度、耐久性の自覚

5.イメ-ジ訓練   

  試験本番を想定し、設問に対し短時間で記述骨子を構想するイメ-ジ訓練をとにかく繰り返し訓練して下さい。書き出すまでの数分間は焦らずじっくりと構想、構成メモを作成することを練習下さい。 私の経験においてもこれができれば、試験問題を見ただけで、合格できる自信が湧き出てきますし、気持ちの中に余裕が生まれ、試験巧者となることができます。このイメ-ジ訓練をくり返すことで解答文は書き続けることができると確信しています。  (以上)

「謙虚で、ひたむきであれ!」

2025年09月06日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 10

「謙虚で、ひたむきであれ!」  

   皆さん、徐々に口頭試験の準備は進んでいるでしょうか?口頭試験については事前に準備すべき事項がたくさんあります。おそらく、全ての受験者は試験当日まで、準備不足を実感しながら口頭試験に挑まなければならないと思います。早すぎる準備はむしろ、口頭試験に対する万全さにつながりますので、積極的に進めて下さい。

  今回は私が以前、模擬口頭試験の面接官役で対応した「回答が完璧すぎる受験者」を例として、あるべき受験者像について、ご紹介したいと思います。

 1.受験者

 この受験者の人物像は、以下のとおりです。

年齢(当時):40代後半

学歴:某国立大卒

立場:発注機関の管理職(当時課長) 受

験部門:建設部門   

2.完璧すぎる解答

  私と私の友人の2人で役割分担に決めて、質問内容を事前に準備し、模擬口頭試験を行いました。その印象と結果は、何を聞かれてもその回答があまりにも完璧すぎることでした。寸分のスキもなく、「鉄の防弾チョッキ」を身にまとい、聞かれた質問の銃弾を瞬時に跳ね返すような応答の連続でした。 私はこれまで模擬面接を数多く行ってきましたが、ほとんどの人は緊張のあまりに自分の思うどおりに、回答できない場合が多く、この受験者のように自信に満ち溢れた回答は逆に体験したことはありませんでした。  口頭模擬試験としての評価としては「素晴らしく、完璧である。」以外の言葉が見つからないほどでした。但し一方で、非常に気になった点がありました。それは回答の要所や末尾において、回答に関し自分としての見解や私見を述べるような場面があり、自身の見識を示す雰囲気も感じられ、違和感がありました。面接官役の友人とともに、逆に口頭試験の落とし穴になりかねない懸念があることを直接、本人に指摘しました。

 3. 試験官はスキをこじ開けたい

  試験官の立場で考えると、口頭試験の解答が完璧なことは無論、重要な要素です。一方で回答が完璧すぎるほど、そのスキ間を少しでもこじ開け、何とか回答が困難な質問をしたくなる感情が湧いてくることも否めない事実です。彼は正に、その典型的なタイプの人でした。

 言い方を変えれば、自分に対する自信がありすぎ、他の人の意見等は受容しないタイプのようにも感じられました。このような受験者はあまり多くはないと思いますが、口頭試験では十分な注意が必要です。口頭試験に向け、その受験者に対しこの点を指摘し、理解をしてもらった上で、聞かれた事のみ回答すること、私見は問われた時のみ回答し、付随した情報は、自ら多くを語らないことをアドバイスしました。元々自力はある人なので、心配したようなことはなく、結果的には無事合格、技術士になることができました。 「備えあれば憂いなし。」自分の強みと弱みを理解しておくためにも、模擬口頭試験の実施により、第三者からの指摘により、自分自身を直視することは是非、行っておくべきと考えます。 

4. 受容力とコミュニケ-ション能力の重要性

  このような受験者は特異な例だと思いますし、だからと言って、決して不合格になるものではありません。受験者は多種多様であり、それぞれの個性や特徴があることは当然です。口頭試験の目的は受験者個々の技術者としての考え方、物事の捉え方や取り組む姿勢が技術士としてふさわしいかどうかを評価するものです。 ある程度の年齢に達した立派な社会人が、技術者としての見識を改めて確認されるものであるからこそ、厳しいハードルがあるとも言えるでしょう。 ここで重要なのは、口頭試験では業務経験や専門知識に加え、1人の技術者として種々の考え方を柔軟に受けとめる受容力や、その場にふさわしいコミュニケ-ション能力を試されていることを忘れてはなりません。

 5. 謙虚でひたむきであれ!  

  では、技術士にふさわしいあるべき人物像とはどんな人か?ということになりますが、私的には謙虚でひたむきに努力を継続する人、柔軟で常にポジティブであり、秘めた熱い情熱を抱い続ける人。と私は勝手にイメ-ジしています。  受験者諸氏へのお伝えしたいメッセ-ジは、「謙虚かつひたむきなポジティブを胸に秘めた技術者であれ!」です。 次回は、私の部下であり、話すことが苦手なタイプの受験者の例についてご紹介したいと思います。(以上)

口頭試験に向けての合格テクニック

2018年11月11日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

はじめに
今回の筆記試験は厳しかったですね。その難関を突破された皆様にとっては口頭試験は最後の関門です。近年筆記試験の合格率の低下と同時に口頭試験の合格率が上昇しています。しかし、油断は禁物です。やはり1割はカットされる可能性があります。その1割に入らない戦略で行くのか、合格の5割に入るための戦略で行くのか、合格の上位に入る戦略で行くのか。決めるのはあなたです。

 

不合格の1割に入らないための戦略
必須科目は選択式の問題で60%以上の正解率が合格基準です。記述式の問題IIと問題IIIの点数は、A判定は60%以上、B判定は40-60%、そしてC判定は40%未満だ。問題IIか問題IIIかのいずれかがB判定でも、トータルで60%以上の場合の総合判定はAとなります。しかし、選択問題の評価がA/BやB/Aの方は要注意だ。特に、口頭試験では、課題解決能力を問う問題IIIも口頭試験の試験官の面接材料として配布されます。したがって、もし判定にBがあれば、なぜ評価がBだったのかをしっかりと反省する必要があります。技術士の資質として、「フォローする」という能力が問われています。このため、口頭試験でのツッコミは必然的に厳しくなることを覚悟すべきです。これに対応するには、やはり入念な準備をするしかありません。

 

合格の5割に入るための戦略
要は合格者の平均像を目指すということです。現在のパターンは平成25年度から6年目ですので、口頭試験の傾向と対策もオーソドックスな質問を50問程度は用意して、それへの回答を用意することが大事です。模擬面接を最低でも3回程度は実施して、想定問答の見直しをすることです。忙しい日常の中でも、時間を捻出して、致命的なミスをしなければ、合格するでしょう。

 

合格の上位に入るための戦略
記述問題がA/Aの人は、単に合格するだけではなく、今後の後輩の規範になるような受験姿勢と受験勉強をしっかりとしてほしい。想定問題も100個程度は用意し、模擬面接も4-5回を目指そう。もしくは、用意した想定問答をスマホに録音して、隙間時間に何度も何度も繰り返し聴きましょう。何度も自分の問答の様子を聞いていると、ちょっと流れが悪いなあとか、冗長だなあとか、説明がロジカルではないなあとか気づくことがあります。ぜひ、自分自身で一人ツッコミをして、問答内容をブラッシュアップしてほしい。

 

さらなるスキルアップの方法を以下に列挙したいと思います。

 

1) 人の評価は最初の3つの印象でほぼ決まります
技術士にふさわしいと試験官に感じてもらえることが重要です。アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱するメラビアンの法則によると人は目から入る情報が55%、耳から入る情報が38%、そして話している内容はわずか7%です。また、スリーセット理論によると、人は最初の印象と二回目の印象と、三回目の印象でほぼ決まります。口頭試験で言えば、書類による印象と入室時の見た印象と、受験者が話す声の印象で受験者の印象=評価はほぼ決まります。入室時の身なりや動き、そして、受験番号や名前を述べた時には、試験官の印象がほぼ決まっていることをよく理解すべきです。

 

2)口頭試験は加点主義
口頭試験の試験官は、筆記試験であなたの答案を見て合格と判断してくれた人です。つまり、あなたを合格させようとしている。その期待に沿った努力をすることは当然の責務です。しかし、本番の口頭試験では、回答に困るような質問や、回答しにくい質問、質問の意味がよくわからない質問があるかもしれない。そのような時にはどうすべきでしょうか?適当に答えるのはダメです。時間の無駄だけではなく、試験官の印象まで悪くなります。必ず質問の主旨を再確認して、相手の意図に合うように回答しましょう。また、本当に知らないことは「すいません。その点は不勉強でよくわかりません。」「うまく説明できません。この後しっかり調べて勉強します。」などと潔く降参して次の質問に取り組みましょう。

 

3)試験官との論争は禁物
優秀な受験者ほど、自分の知見や意見に自信を持っていることが多い。試験官が理不尽なことを言うこともないとは言えません。そのような時に論争するのは厳禁です。これは議論の場ではありません。あなたは評価されている立場です。「へりくだる」必要はないし、自分の意見を曲げる必要もありませんが試験官に対する攻撃は最低です。そのような場合にも、「そのような見方があるのですね。勉強になりました。」とか、「この件は議論の余地がないと考えていましたが、そのような解決法もあると気づくことができました。ご指摘ありがとうございます。」など、要は相手の立場を理解し、試験官の意見を尊重する姿勢を崩さないことが肝要です。

 

4)PREP
プレゼンテーションでは、SDS法やPREP法が有効だ。SDS法とはSummary、Details、Summary、つまり、まず結論を述べ、その詳細を説明し、最後にまた結論を述べる方法です。またPREP法では、まず結論を述べ、その理由を述べ、その例を示し、最後に結論をもう一度述べます。人は、抽象的な一般論と具体的な各論を繰り返すと理解の幅が広がり、納得しやすい。これと真逆なのは、背景→条件→考慮事項→理由→(最後に)結論で、公務員が陥りやすいパターンです。口頭試験では時間の制限があリマス。まず結論を述べたら、試験官の顔を見て、「理由を詳しく説明した方がいいですか?」「この内容で詳しく説明してよろしいでしょうか?」とか聞いてから次に進むのがお勧めです。試験官によっては、最初の結論だけで「次の質問に移ります」と言ってくれることがあります。その場合には最初の結論だけで回答になっているので、貴重な時間の節約以上に加点を繰り返せるという効果があります。

 

5)イメージとロジックで人は納得する
人は物事をイメージして、ロジックを理解できたときに納得します。これは人間の脳が左脳と右脳に分かれていることに起因します。口頭試験の特に小論文(詳細業務)の説明のときに意識すべきです。つまり、例えば「橋梁」の改善を説明するなら、どんな橋かを試験官にイメージしてもらうことが必要です。幅員10mの橋なのか、100mの橋か、それとももっと巨大な橋なのか。どんな橋なのかのイメージがずれていたらこれは悲劇です。何を説明しても質疑が食い違ってしまいます。手振りをまじえなが試験官との間で同じイメージを共有できたら、次は冷静に端的にロジックを説明します。課題は3点です。目的はこれです。解決策は3つありますが、私はA案が最適と判断した。その理由は3つあります。このようにマジックナンバー(=3)をうまく活用しながら説明すると、人は納得した気になるものです。

 

まとめ
口頭試験の目的は合格することです。そのためには、不合格の1割に入らないという戦略でも、合格者の5割、つまり平均的な合格者の戦略でもいいと思います。しかし、本当に合格して、技術士として活躍したいと考えるのであれば、合格の上位者を目指して欲しい。技術士試験に合格するのはゴールではなく、スタートです。技術士として活躍するには、物を書いたり、講演で話をしたり、経営者の相談に乗ったりすることがあります。そのようなことに対応できる能力を有するのかどうかを試されているのが試験ですが、同時にそのような能力を伸ばすチャンスでもあります。単に合格するのではなく、上位者での合格を是非目指して欲しい。サッカーに例えて言えば、1点差で勝利するのではなく、2点差で勝利を確実にするのではなく、3点差をつけて、圧倒的な勝利を目指して欲しいと思います。そうすることで、相手に1点を取られても、2点を取られても、勝利=合格できると確信出来ます。最後の一踏ん張りです。栄冠をゲットすることをイメージして頑張りましょう。

 

ビジュアル重視型で答案を採点者に読ませない!

2025年05月17日 作成 / 執筆:アニ-講師

「ビジュアル重視型で答案を採点者に読ませない!」

私は技術士を取得できるまでに10年の歳月を費やしました。言わば劣等生です。不合格だった試験の設問はすべて記述、解答したつもり。白紙答案などはありません。当時、試験結果は、「不合格」のはがきが届くのみで、自分の解答文のどこが悪くて、どのレベルで不合格であったのかが、全くわかりませんでした。

今回は、「目からうろこ」の「ある記述方法」との出会い、これを体得できたお陰で私は合格できたと思っており、それを是非、受験者諸氏にお伝えしたいと思います。

1.  採点者は心理的に読みたくない

採点者は限られた日数で、膨大量の解答文を採点すると言われています。従って、極端な言い方をすれば1字1句、くまなく読んでもらうことは時間的にも不可能ではないかと私は思います。また、長文は心理的にも読みたくないのが本音と思います。

私は採点方法として1次選考と2次選考があり、1次選考を通過しない解答は、そもそも読んでもらっていないのではないかと推測します。

私が想定する1次選考の採点区分は以下ではないかと考えます。

・紙面が白紙であり、解答されていない。⇒ C:不合格

・設問に対して、パッと見て題意に沿って的確に解答されていない。⇒C:不合格

・文字が乱雑すぎて、読むことができない⇒C:不合格

・文章記述内容が理解できない、意味不明、支離滅裂⇒C:不合格

  上記だとすれば多くの受験者の解答文は採点に至っていないのではないかと考えます。では、どのような解答文なら2次選考に残り、採点してもらえるかについて考えてみましょう。

2.  ビジュアル第一主義

この件に関しては極端に表現しますので異論があると思いますが、ご容赦願います。解答文は設問題意に確実に答えていることを視覚的にパット見て、その構成が分かる記述が必要です。例えば、必須課題では次のような設問が多いと思います。

1)○○を解決する上での多面的視点による課題

2)最も重要な課題とその複数の解決策

3)新たなリスクとその対応

4)技術者倫理と社会の持続性の観点から必要な要件

  ここで重要なことは1)~4)の設問を見出しとして利用する。設問に確実に解答していることをあえて視覚的に示す。採点者が読まなくても良い状況をビジュアル的につくる。また、見出し文は太く濃く書く(ゴシック体のように)か、アンダ-ラインにより、採点者が斜め読みで、目にとまるような記述が重要です。

3.  解答内容は二の次

本文記述でも重要なポイントは小見出しを活用することです。解答内容を採点者へ速く伝える記述方法、解答内容は二の次、ここでもビジュアル重視を志向した記述方法が有効です。設問例に対する小見出し活用例を以下に示します。

(例)担い手確保を解決する上での多面的視点による課題

課題事項として取りあげた社会的現実や背景、今後予測される事態やその理由となる論拠について、課題の内容を小見出し化する。その後に2~3行の文章でそれを補完する説明文を挿入する。ここで初めて解答内容となります。あらかじめ2~3行文を長さ条件としておけば、例え想定外の問題であっても、本番である程度対応可能であり、行を埋めることができます。

1)少子高齢化による生産人口減少、国力の衰退

(改行して、以降に小見出しタイトルの内容を2~3行で説明文を挿入する。)

2) 人材確保のための環境整備 (上記同様)

3) ICT等先端技術の積極導入(上記同様)

 4)経験、技術伝承(上記同様)

4.   見せる箇条書き

例えば、課題抽出や解決策は複眼的(多面的な視点)が必要です。但し、複数の項目についての詳しい論述は紙面的にも制限があり、採点者に読ませる負担となります。ここでも重要なのは、箇条書きを利用して視覚的見せるテクニックです。例えば設問を我が国の防災強化対策案を例とした場合、その記述例として以下が挙げられます。

(例)防災対策強化案

○○を解決するためには、○○による〇〇が肝要であり、以下に対する施策を積極的に推進する。(2~3行で内容説明文を挿入後、箇条書きに落とし込む。)

①  AI・デジタル技術を活用した災害予測精度の向上(余白)

②  流域治水等防災への加速化・進化(余白)

③  グリ-ンインフラによる潜在的防災力の発揮(余白)

④  防災機能の多重性、代替性機能の確保(余白)

⑤  ICT技術活用による監視、予測、判断等の防災体制強化(余白)

   長い文章での説明ではなく、箇条書きですっきりと、示すことでより洗練された印象付けが重要です。またこの際、白書や最近の技術トレンドキーワ-ドを挿入することを考慮下さい。採点者へ独自の見識の高さをアピ-ルして下さい。

5.  箇条書きのメリット

採点者(読み手側)から見た、箇条書き活用によるメリットは、以下と考えます。

①  眼に止まり易く、伝達内容をわかり易く、分けることができる。

②  複数な内容を詳しく説明することなく、読み手の理解が速い。

③  多面的表現で記述項目の整理、表現できる。(人、物、金、技術、方法等)

④  表現がシンプルなので、幅広い観点や意味を印象付けできる。

⑤  紙面に空白部分がありすっきりと整理され、読み手に息苦し印象を与えない。

⑥  記述項目を忘れても試験本番記述時での追加、修正、削除が容易である。

⑦  異なる表現や語彙表現を活用するで、一行を埋めることができる。

是非、準備解答文作成段階で試してみることを一考下さい。  (以上)

技術士資格の意外な活用方法

2017年01月12日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士の電気電子部門は、電気工事士や電気主任技術者と比較されると、今一つ対外的な評価が低く見られがちです。

建設部門の技術士は、コンサル事業を行うために必要な資格とされているのに対して、電気電子部門の技術士は取得しても特別業務に従事できる内容が増えるというものではありません。

実際に、電気関係のコンサル事業は、必要な資格が法律的にあるわけではなく、電気主任技術者資格でも代替できるため、電気電子部門の技術士試験は受験者自体が少ない傾向にあります。

しかし、電気関係の建設工事を監理する際に、電気電子部門の技術士は、意外な形で活用することができます。

建設工事での請負金額が一定額以上の工事の監督をする場合、監理技術者という資格を持った現場監督が現場に常駐する必要があります。

この監理技術者の資格は、現場工事の経験年数で取得ができるのですが、この経験年数になるかどうかという審査基準がとても厳しく、人によっては10年間の現場工事の経験が必要となります。

電気工事の設計などを担当していると、こうした監理技術者資格を取得するのがとても難しく、現場監理の業務にも範囲を広げたいと考えている人にとっては、とても大きな障壁となっています。

しかし、技術士資格を持っている人は、該当部門の工事の監理技術者資格であれば、現場工事の経験に関わらず取得することが可能となります。

これは、電気工事士や電気主任技術者資格では認められていない資格取得要件となります。

 

技術士資格を取得すれば、工事監理も行うこともできるようになるのです。

工事設計と工事監理をセットでできる人間ともなれば、転職時にも有利となり、会社にとっては重宝されること間違いなしです。

電気工事を行っている会社に勤務されている設計担当の方は、是非電気電子部門の技術士取得を目指してみてはいかがでしょうか。

 

技術士の基本を押さえる① 技術士の受験資格って?

2017年02月11日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士の受験を考えている方に基本的な情報を伝えていきます。
技術士の受験資格はどのようなものがあるのでしょうか?
技術士になるためには科学技術に関する実務経験期間が必要です。
しかし、実務経験を積むためには、以下の条件を満たす必要があります。

 

1.技術士 一次試験に合格する
技術士になるためには、技術士の受験資格である技術士一次試験を受験し、合格する必要があります。
希望する部門の技術士一次試験を受験し、合格することがまず第一の条件です。

 

2.指定された教育課程を修了
文部科学省の認定をうけた教育課程を修了することで、該当部門の技術士1次試験合格と同等の資格を受けることができます。
ただし、指定を受けている教育課程は該当部門が一部門に決まっているため、自分の希望する部門に該当していない可能性があります。一覧を確認しましょう。
参考:https://www.engineer.or.jp/c_topics/000/attached/attach_356_3.pdf

 

技術士1次試験合格者は、技術士補として、日本技術士会に登録することができます。
技術士補にならなくても、技術士習得技術者として業務経験を積むことができます。
習得技術者は、技術士になるための本試験である技術士2次試験を受けるために実務経験を積むこととなります。
指導技術士のもとで実務経験を積む場合は4年、そのほかの場合は7年の期間、実務経験を積み、二次試験の受験資格を得ることができます。
実務経験は設計や計画といった科学技術の応用に関するものです。

 

技術士になるまでの道のりは非常に長く険しいものになると思いますが、それを乗り越えて初めて、技術系の最高峰でもある技術士と名乗ることができるのです。

 

技術士試験の難易度が高いと心配な人のためのロジカルシンキング入門

2017年02月14日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

技術士の資格を習得すると仕事の幅が広がり、年収も伸びやすくなります。

そのため、自発的に受験しようとする学習者が多い一方で「自分なんかが合格できるのかな……」と心配する方もいるんです。出題される範囲の学習をして、長年の業務経験があれば合格できるとされています。

では、合格する人とそうでない人にはどのような差があるのでしょうか?

それは「論理的な効力が身についているかどうか」が占める部分が大きいです。ロジカルシンキングとも言われますが、どんな試験勉強であっても論理的にものごとを考えて解釈することができると学習効率がよくなります。

ロジカルシンキングには複数の思考パターンがあります。ここではもっとも代表的な「主張」「論拠」「データ」で構成されるロジックの作り方を紹介しますね。

面接や論文などで頻繁に利用されますが「私はこう考える」という部分が「主張」にあたります。
そして、その考え方を支える「なぜなら、こうだからだ」という部分が「論拠」です。
論拠の信頼を高める「数値でこのように証明されている」というデータがあります。

主張、論拠、データ。これら3つをそろえることでロジカルシンキングができるようになるんです。

たとえば「このラーメン屋はおいしい」という主張をしたいとしましょう。この場合の論拠は「周りの同僚のほとんどが好んで毎週のように通っている」となり、データは「来店人数は1日に500人を超える」となります。

自分の意見を主張するときに役立つのはもちろんですが、学習を進めていて「どうしてもここがわからないな」という問題にぶつかったとき論拠やデータが欠けてないか確認してみましょう。理屈がわかると、それだけで理解がグンと増すことがあります。

ロジカルシンキングを活用して難易度の高い技術士試験を突破しましょう。

技術士二次試験の申し込み時期は精神面の健康管理が大切

2017年03月01日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

技術士試験の2次試験に申し込みをする時期、とっても緊張しませんか?

申し込みの時期は4月ごろを目安に毎年行われています。申し込み方法で失敗するということはまずないと思いますが、申し込みに当たって気をつけておきたいことをここでは紹介します。

2次試験が近づいてくるとついつい無視してしまいがちなのが体調管理です。体調管理と聞くと健康状態を気にした食事や運動を思い浮かべるかもしれません。たしかにそれも大切なのですが、それ以上に気持ちのコンディションを整えておく工夫が大切です。技術士試験は受験チャンスが少ない資格試験です。そのため、落ちてしまうと次に受けられるのは1年後です。当然ですが、とても緊張状態がつづけきます。とくに申し込みをしてから試験の実地までは期間が空くので、その間のストレス状態はかなり大きいものだと自覚しておく必要があります。

そこで取り入れたいのがヨガや瞑想です。マインドフルネスという言葉が最近は流行っています。「あるがままの自分を受け入れることで心の状態をリラックスする」という方法です。瞑想やヨガというと宗教的・儀式的な雰囲気を感じるかもしれません。ですが、瞑想はスティーブジョブスも実践をしたとされています。近年では宗教的な要素というよりも、ヨガのような体調管理の手法として注目されてきています。

マインドフルネスに効果的な方法として陰ヨガというものがあります。ゆっくりとした状態で呼吸をリラックスしてつづけていくだけなので、激しい運動をする必要もなく、仕事終わりで勉強をはじめる5分ていどでも十分に行うことができます。お手軽に気持ちをリラックスすることができるのでオススメです。

陰ヨガの実践方法はYouTubeなどの動画投稿サイトでも多く公開されています。無料で試せて、わざわざヨガ教室に通う必要もないのでオススメです。
まずは3日間ほど試してみましょう。心がリラックスしている自分に気づけるはずです。

緊張しがちな試験前だからこそ、精神面での健康管理にも取り組んでみましょう。

総監マインドを身につける

2017年03月16日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

総合技術監理部門では、経済性管理(品質・コスト・時間)、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理の5つの管理技術を使いこなし、組織やプロジェクトの全体最適化をとれるスキルが求められています。

 

利益を追求しすぎて、従業員をこき使えば、彼ら彼女らの健康を害して生産性が落ちたり、労働問題につながってしまいます。

逆に、福利厚生を手厚くしすぎたりすると、利益が少なくなってしまいます。

 

これらのバランスを上手にとって、その時々の最適解を導き出せるのが総監技術士です。

 

5つの管理技術のうち、人的管理技術は、メンバーの能力を引き出す技術のことです。モチベーションを高め、能力アップを図り、気持ちよく仕事をしてもらえるスキルです。

 

総監のテキストである『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系(第2版)』で、p.67~91が人的資源管理です。

このなかの「労働関係法の体系と就業規則」(p.74~75)を、深く勉強しておくと、意外と「総監マインド」を身につけるのに役に立ちます。

 

たとえば、「労働者災害補償保険法」いわゆる労災法には、「メリット制」という仕組みがあります。

労災をよく起こしてしまう事業所では、労災保険率は引き上げ、逆に、がんばって労災を起こさないように対策をした事業所では、労災保険率を引き下げることで、保険料負担の公平化を図る仕組みです。

 

一見、従業員に教育すると〔人的資源管理〕、コストが上がってしまうが〔経済性管理のコスト〕、労働災害の低下につながり〔安全管理〕、労災法のメリット制の恩恵をうけて、労災保険料率が少なくなるため、良質の原材料を調達できる費用が増える〔経済性管理の品質〕、といったストーリーを作ることができます。

 

総監は、総監部門以外とは、まったく違う考え方をします。
日常から「総監マインド」を身につけるようにすると良いと思います。

技術士倫理網領① 前文について

2017年03月16日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士と普通の技術者との違いは、技術士倫理をわきまえているかどうかと言っても過言ではないでしょう。

技術士1次試験の科目には技術士倫理に関する試験内容も含まれています。

今回から、技術士倫理網領について考えていきたいと思います。

 

技術士倫理網領とは

昭和36年に制定され、幾度かの改訂を経て、今に至っている技術士の基本行動理念ともいえる規定です。

内容は技術士としてでなくても技術に関する仕事に従事している人であれば遵守すべき内容が書かれております。

一時期、中国などでも技術に関するモラルが欠如したことによる環境汚染や大量生産による副作用ともいえる大量廃棄など、工業に関するモラルや環境面での影響を考慮しない行動が日本人には理解できないことがありました。

しかし、この技術士倫理網領が制定された昭和36年当時は、その当時の中国と日本も変わらない状況であったと考えられます。

四日市市の大気汚染や水俣病など、今でも過去の工業の失敗例として挙げられる事件が起きていたのも、それから少し後のことです。

現在では当たり前のことが書かれている技術士倫理網領は、当時はとても先進的なものだったと考えられます。

 

技術士倫理網領 前文

 

技術士は、科学技術が社会や環境に重大な影響を与えることを十分に認識し、業務の履行を通して持続可能な社会の実現に貢献する。

技術士は、その使命を全うするため、技術士としての品位の向上に努め、技術の研鑚に励み、国際的な視野に立ってこの倫理綱領を遵守し、公正・誠実に行動する。

 

非常に高尚な内容とともに技術士に求められるものは、技術のみではないということも明確に示しています。

そのポイントは、「国際的な視野」と「持続可能な社会の実現」です。

国際的な視野は、環境問題などグローバルな課題に取り組む場合、自国や自社での利益が上がればよいという観点で技術開発を行うべきではないという意味です。

環境汚染が深刻となると、その地域に住めなくなったり、ひいては地球に住めなくなってしまう可能性もあり得ます。

そんな時に持続可能な社会の実現ということで、発展と環境破壊がセットであるという課題を技術力で乗り越える必要があると言えます。発展もしながら、環境に配慮し持続が可能な世界、社会を実現することこそが、技術士に課せられた大きな課題です。

 

技術士倫理網領⑤真実性の確保

2017年03月30日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

製造した製品や工事に欠陥や瑕疵などがあった場合には、設計者の立場で技術士が説明や報告を行うことがあります。

その場合は客観的な事実に基づいた情報を用いた説明でなければなりません。

 

条文:技術士は、報告、説明又は発表を、客観的でかつ事実に基づいた情報を用いて行う。

 

トラブルや問題が行らない工事や製品開発を行うことが大前提ですが、想定できないことが発生して社会的な問題となってしまうこともあります。

 

例としては、東日本大震災などの大規模災害などが挙げられます。

大規模災害時の津波などは、設計による想定をはるかに超えた凄まじい物でした。その前にはどれだけ強固な建物でも破壊されてしまいます。こうした事実を技術士は数値や客観的に誰が見ても納得できるような指標をもって説明しなければなりません。

 

また、製品のリコール隠しなども大きな問題となりました。

自動車の走行試験データの改ざんなども、技術面から異議があれば依頼主や雇用者に説明責任を果たさなければなりません。

そうしなかった結果、社会的に大きな問題となってしまい、会社が傾くのではと思う程の大問題となってしまいました。

 

こうしたマイナス面だけではなく、逆にこうした技術を取り入れるとどのような効果が期待できるのかという付加価値を説明するのも技術士の役割と言えます。

近年ではコスト削減だけではなく、より高度な機能をつけることで製品を高く市場へ出そうという動きもあります。そうした場合に技術設計担当として、その機能をわかりやすく、客観的な事実に基づいた説明をする必要があります。

 

技術士の面接試験はその訓練でもあると言えるでしょう。

2026年08月
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