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字はきれいでないといけないか

2017年04月21日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

たぶんYESだと思います。少なくとも汚くて、乱雑な字は、採点官に良い印象を与えません。


優しくて、物分かりの良い採点官であれば幸運です。

 

しかし、「この受験生は、読みにくい字を書いて、『コミュニケーション能力』に難があるな」と判定する採点官もいるでしょう。

 

なぜなら、技術士には次の7つの資質能力が必要であると文部科学省が公表しているからです。その7つのうちの1つが、コミュニケーションだからです。

 

1.専門的学識
2.問題解決
3.マネジメント
4.評価
5.コミュニケーション
6.リーダーシップ
7.技術者倫理

 

コミュニケーションは、さらに次の2つの要件が示されています。

 

(1)業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。 

 

(2)海外における業務に携わる際は、一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え、現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。 

 

つまり、(1)に示すように、「文書等の方法を通じて」、クライアント等の役どころとなる「採点官」との間で、『明確かつ効果的な意思疎通』ができなければ減点です。

 

それでは、字のきたなさを、どのように克服するか?

 

・文字の「とめ」と「はらい」だけでもしっかりと書いてみる。


・漢字は大きく、ひらがなは2割くらい小さく書く。


・タイトル、小見出しは「太字」やアンダーラインで強調してメリハリをつける。


・いつもの20%くらいは「丁寧」に書いてみる。

 

こんな小さな努力が当落を分けるかもしれないと思って、日常業務のなかでも取り組んでみてはいかがでしょうか。

意外と難しい句読点の使い方

2017年05月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士二次試験では、多くの文章を書く必要があります。

その中で重要なのは「簡潔に分かりやすく書く技術」です。

普段から技術文書や論文などを書いている方は、そういった技術は日常的に鍛えられていますが、あまり文章を書かないという人にとっては、二次試験の説明問題は難関となります。

 

そんな方に向けて、文章の基本「句読点」について解説します。

文学を読むための国語の授業でやった作文とは少し異なりますので、根っからの理系という人も安心して下さい。

 

・一文一意(One sentence One mean)を心掛ける

一文が長い文章は、読んでいてもどれが重要なのかが分かりにくく、誤解を生みやすくなります。

一番簡単な文章は「○○は○○だ。」の構成となります。これを連続していけば、最も簡単な構成の説明文章が出来上がります。

 

例:今日は晴れだ。今日は遠足日和だ。

 

あまりにも単純すぎて、言葉を覚えたての子供が話すような内容ですが、きちんと説明になっています。

一文に詰め込む情報は極力一つとすることで、単純明快になります。

 

・説明を補足する内容を句点(、)で区切る

句点(、)の使い方はその人の個性が出ることが多く、非常に使い方は難しいです。

多くの文を句点で区切ると、ぶつ切りのような文章となってしまいます。

 

例1:今日は、天気が、よいので、遠足に、行くのに、適した、遠足日和だ。

 

これは極端ですが、句点を入れることができる箇所すべてに入れた文章です。

これでは読みづらいというのは一目瞭然です。

 

例2:今日は天気が良いので遠足に行くのに適した遠足日和だ。

 

句点がないパターンです。これもとても読みづらいです。

 

例3:今日は天気が良いので、遠足に行くのに適した遠足日和だ。

 

真ん中で区切った文章です。いくらか読みやすくなりました。しかし、遠足日和を説明するのに何となく無理やりこじつけたような説明となっています。

 

例4:今日は天気が良いので、遠足に行くのに適している。そのような天気のことを遠足日和と呼ぶ。

 

天気がよいことを説明するのに大げさな気がしますが、これを自分の専門分野の内容を素人にも分かりやすく説明することに置き換えてみましょう。

 

言葉が足りない、句読点の場所が悪いというだけで極端に分かりづらい文章になることがお分かりいただけたかと思います。

技術士二次試験対策の勉強中にはグルコース摂取に注意しよう

2017年06月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

「頭をたくさんつかったから、甘いものが食べたくなったなぁ」と思ったことありませんか?高カロリーの食品を食べると勉強が手につかなくなるリスクがあります。

「グルコース」はブドウ糖の一種。頭や体を動かすためのエネルギー源となっており、適度に摂取する必要がある成分です。「技術士二次試験に向けてがんばるぞ!でも、なんだか体がだるくて勉強が起きない……」と悩まされた経験がある人も多いでしょう。とくに昼食や夕食を食べたあとの倦怠感で勉強する気がなくなってしまいがちです。食後は消化器官が活発になり、消化することにエネルギーを使用するため、多少の眠気は避けられません。ですが、とても強い眠気を感じるとき、それはグルコースの摂取の仕方に問題があるかもしれません。白米やお菓子など、糖度が高い食品を食べると血中のグルコースが急激に上昇。その結果、活動する気がなくなってしまうということです。

アメリカの裁判にまつわる言葉に「トゥインキー・ディフェンス」というものがあります。トゥインキーとはアメリカで大ヒットしていたお菓子の名前。とても甘く、いかにもアメリカらしい高糖度な食品です。なぜ、このトゥインキーが裁判に関係しているのかというと、1978年に話はさかのぼります。殺人事件を犯した容疑者が「糖分が多量に含まれるお菓子を食べたために、精神状態をおかしくし、殺人を犯した」という弁護士の主張が認められ、減刑されるということがありました。アメリカの陪審員制度が抱える問題点を指摘されることもあるこの事件ですが、糖分の多量窃取が精神に異常をきたすことが理解された事件とも言えます。つまり、人は急激に血糖値が上昇すると通常とは違う、暴力的で、自己コントロールできない状態になりやすいということです。

技術士二次試験の勉強中、グルコース不足でやる気がでないときはフルーツや野菜、食事であれば肉や魚から食べてじっくりとグルコースが体内に取り込んでいくことがよいとされています。自己コントロールは勉強だけでなく、仕事の人間関係も左右します。糖度が高いものに頼らず、健康的な自然の栄養を摂取するよう心がけてください。

エッセイの書き方で技術士試験の論文で疲れた頭をリラックスしよう

2017年07月27日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

技術士試験で論文を書く練習ばかりで、文章を書くことが嫌になっていませんか?エッセイストが文章を書くときにしている工夫を学んで、文章作成のリラックスをしていきましょう。

論文を書く際に使う日本語は論理的で、主張と論拠を中心に固められたものです。自分自身が主張したいことがあり、それを補強するために根拠を示していくことが論文の文章です。ですが、会社のなかや仕事の現場では論理的でありすぎると「あの人は頭が固い」「論理的な考え方しかしない人は人間味を感じない」とわるく噂されることもあります。せっかく技術士の資格を取得したとしても、社内や現場から信頼がなくては資格を生かしきることができません。

そこで、エッセイストの書く文章を息抜きに触れてみましょう。試験勉強終盤にはラストスパートの勢いが大切ですが、そうでない序盤や中盤では気分転換も必要です。資格勉強は長期戦なので、うまく自分の気持ちをコントロールしていきましょう。

エッセイストの岸本葉子さんは「自分の書きたいこと」を「他者が読みたくなるように」書くことが大切だと述べています。そのためには話し手と書き手は異なる視点で文章に触れていることを意識するべきだと書いています。つまり、話し手は話の終着点であるヤマ場がわかっているが、読み手はヤマ場がわからず自分がどこへ連れて行かれるのかわからないまま話を聞いています。最初の一歩から、最後の一歩まで、一つずつ丁寧に話を展開してあげることで、読み手が話し手についてくるということでしょう。

読み手が話し手のペースにあわせてついてくるために必要なことの一つに「全体から個別へ」という話が紹介されています。例えば、「家を建てて家庭の和やかさを手に入れたい」と話し出すと唐突ですが、以下のように順序立てていくと話が伝わりやすくなります。

「私には欲しいものがある。それは家です。我が家は2LDKに6人暮らしで一番上の子どもは高校生になりました。家が狭いと不満を漏らす子どもたちに1人1部屋くらいは与えてあげたい。そして、家を建てて家庭の和やかさを手に入れたい」

論文の場合にも論理的な考え方や文章の展開が大切ですが、ふだん何げなくしている会話やメールなどでも、相手の視点を意識すると論理的な文章に人間味が加わります。硬派な文章を書くことに疲れたら、息抜きに相手の立場を意識した文章を書いてみましょう。
 

入念な準備をすると口頭試験があっけなく終わる

2017年08月31日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

口頭試験のために、準備を入念にされることをお勧めします。

入念に準備された、口頭試験は、雑談のように、和気あいあいと進みます。

 

受験申込票を、受験対策会社に添削してもらった受験者は、十中八九、合格できるでしょう。

 

5つの業務経歴と、業務詳細が、採点官が求めるものに仕上がっているためです。

 

例えば、技術士に相応しい課題設定ができているか、問題点の絞り込みができているか、が明記されていることでしょう。

 

また、筋道だてて導き出された解決策が示されているでしょう。

 

そうすると、採点官は、「この受験生は経験豊富で、技術士に相応しい実務経験を持っているな」と思います。

 

そして、自分の評価に間違いがないか、ほんとうにこの受験生がやった業務なのか、を確かめるやさしい質問をします。

 

Q.この業務は何人でやったのですか?

Q.この業務は大学院での研究テーマと違いますね。それは苦労したでしょう?

Q.一番苦労したのは、どんなこと?

Q.関係者をまとめるのはたいへんだったでしょう。言うことを聞かない人もいるだろうし(笑)。

Q.学会は入っているの?何か学会に入って、業務でやったことを発表すると良いですよ。

 

口頭試験の講座で準備した想定問答集にない、なんだかよくわからない「世間話」が多くなってくれば、あなたが文句なしの合格圏にいるからかもしれません。

 

合格確実圏内に入れば、業務詳細の小論文も、丁寧に復元をしてメンテナンスをした筆記試験論文も、100個ほどつくった想定問答集も、拍子抜けするほど使わずに済むことが多いのです。

 

しかし、合格確実圏内に入っている人は、これらの口頭試験の準備を入念にしています。

 

口頭試験が終わって、「これは、受かったな」、そして「口頭試験は、意外とあっけなかったな亅と思えるように、しつこいくらいに準備をされてください。

特許を出願したことありますか

2017年09月24日 作成 / 執筆:技術屋NR講師

口頭試験では、特許について聞かれることがあります。

私は、機械部門の時も電気電子部門の時も聞かれました。

・特許を出願したことはありますか?
・特許は何件くらい出願しましたか?
・特許はどのような内容ですか?
・あなたが筆頭発明者として出願しましたか?

などなど、いろいろな質問の仕方で特許に関して聞かれた実績があるようです。

これは、「特許」を出願することが、「技術士」としてふさわしい業務のうちの一つと
考えられているからだと思います。

この「ふさわしい」には、以下の2つの側面が考えられます。

1.技術的側面

特許を出願されたことがある方はご存じでしょうが、特許の明細書には、
「こういう課題があり、その課題を解決するためにこのような発明をし、
このような効果があることが確認できた」ということを書きます。
これは、技術士第二次試験の内容である「課題解決能力」が求められるもので、
「課題解決能力」があるかどうかの判断の一部として使われるのかと思います。


2.法律的(精神的)側面

口頭試験で「特許法」について聞かれることはないと思いますが、その精神は
理解しておく方がよいと思います。
「特許」は、一般的には「発明を独占して使用できる権利を与えるためのシステム」という
イメージだと思いますが、それは、「特許」の片面だけしか見ていません。
「特許法」的には、「産業の発展のために発明を公開してもらい、その代償として
一定期間独占して使用する権利を与えるためのシステム」という感じだと思います。
特許法第一条にある「産業の発達に寄与することを目的とする」は、技術士法第一条にある
「科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的とする」に通ずるところがあると思いませんか。


以上の二つの側面が把握できれば、おのずと、どのように回答したらよいかご理解いただけると思います。

<参考>
特許法 第一条
この法律は、発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もつて産業の発達に寄与することを目的とする。

技術士法 第一条
この法律は、技術士等の資格を定め、その業務の適正を図り、もつて科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的とする。
 

業務内容の詳細~評価や展望の記載は必要か?~

2018年02月21日 作成 / 執筆:タートル講師

技術士第二次試験のスタートとなる受験申込に向けて、業務の棚卸を進めている方も多いと思います。

受験申込書の中で、口頭試験において特に重要な役割を果たすのが、720字以内で記載する「業務内容の詳細」です。業務内容の詳細を記述する欄には、『当該業務での立場、役割、成果等』と書かれていますが、それ以外に具体的に何を書くのかは指示事項がありません。

 

立場、役割、成果は当然記載するとして、それ以外に何を記載するのが良いのでしょうか?

多くの方は問題点や課題、課題を解決するための提案などを記載されていると思います。それでは『「現時点における評価」や「今後の展望」』(以下、評価・展望とします)を記載する必要はあるでしょうか?

 

評価・展望の記載は、取り上げる業務の内容や部門によって必要性が異なると考えます。

 

技術士法第2条では、『科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務』と、技術士の定義があります。

 

これらのうち、計画、設計等の業務を取り上げる場合には、評価・展望を記載する必要性は低いと考えます。

例えば砂防基本計画の立案であれば、次工程は施設設計です。橋梁設計であれば、次工程は橋梁の施工です。

このように、成果の次工程が概ねわかっている業務であれば、評価・展望を記載する必要性は低いはずです。建設部門や上下水道部門などは、こちらに相当するケースが多いのではないでしょうか。

 

一方、研究、分析、試験等の業務を取り上げる場合には、評価・展望を記載する必要性は高いと考えます。

研究、分析、試験の結果というのは、それらがどのような影響を与えるのか、どのように応用されていくのかという部分が非常に重要なはずです。「興味本位の研究」で、他への応用が示されないようでは技術士にふさわしいとは言えません。

このように、成果をいかに応用できるのかが重要な業務であれば、評価・展望を記載する必要性は高いはずです。機械部門や電気電子部門などは、こちらに相当するケースが多いのではないでしょうか。

 

以上、業務内容の詳細について、評価・展望を記載する必要性を述べました。

なお、ここでは業務内容の詳細に、評価・展望を文章として記載する必要性について論じています。口頭試験で試験官から「現時点でこの業務をどのように評価しますか?」、「今後、この業務の成果はどのように活用されるのか展望を述べてください」というような質問を受けた時には、記載の有無に関わらず答えることができるよう準備が必要なのは言うまでもありません。

 

 

*出願対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

勉強に関する名言(詠み人知らず編)

2018年02月22日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

勉強は何も偉人や有名人だけが行っているものではありません。

誰もが日々努力し、その壁に挑戦しています。決して有名な人が残した勉強の名言ではありませんが、真意をついていると感じた名言をいくつか取り上げてみました。

あなたの隣の席にいた同僚が、この名言をネット上に書き込んだのかもしれません。

 

あと30分の努力が夢への1歩となる

 

そのとおりとしか言いようがない名言ですね。

勉強も1時間、2時間と続けるより、短時間で区切って休憩や日々続けた方が大きな成果を上げます。それは4時間通しで週一日勉強を続けるより、毎日30分でもいいから続けたほうが忘れにくくなり、とても合理的です。

 

分からない問題は放っておけ。たかが数点。その問題に執着しすぎるな

 

試験中にある問題にぶち当たり、他のできたかもしれない問題を行わずに、その問題を解くのに時間を無駄遣いしてしまうのは非常にもったいない行為です。

試験テクニックという言葉で嫌う人もいると思いますが、技術士などの難関試験を勝ち抜くためには必要なスキルとなるでしょう。

どうしても、完璧に答案を書かなければならないという呪縛にとらわれ、完璧な回答をすることを目指すと逆効果となることもあります。

そんな状況を説明している名言です。

 

10年後にはきっと、

せめて10年でいいから戻って

やり直したいと思っているだろう。

今やり直せよ。未来を。

10年後か、20年後か、50年後から

戻ってきたんだよ今。

 

いつまでいっても過去にこうしておけばよかったという後悔は、どの選択をしたとしても残っていることでしょう。それは、技術士試験を受験するということを決めたことやあきらめたことについても同じです。

技術士試験を受験するということは10年後、20年後の自分に大きな影響を与えているということでしょう。しかし、合格までにあきらめてしまう人もいるのではないでしょうか?

あきらめた10年後の自分は、今の自分をどう見ているのかを考えてみましょう。

その時に、後悔していると感じたのであれば、今からでも10年後の自分が満足できるように勉強をすることができます。

一番の強みは勉強しなければと気づくことができたことにあります。

このページを見ている人は、それに気づくことができる可能性をもっています。

平成31年度から技術士試験の実施内容が変わります

2018年04月01日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

日本技術士会のホームページにて、平成31年度より技術士試験の実施内容が変更されることが正式に展開されています。

 

技術士を目指す人は、新しい制度になる前の最後のチャンスである今年度に是非技術士の資格取得を目指して欲しい。

新制度への変革時期は、意外と合格率が高かったりする面もあるが、一般には問題の予想が難しいです。
大切なことは、自らの専門分野を磨くことと、なぜ技術士の試験内容が変更したかをよく理解することではないでしょうか。

日本技術士会のホームページに掲載されている内容を見ると、その目的を整理すると次の4つです。

 

1) 時代の変化への対応
2) 高い専門性と倫理観を有する技術者の育成・確保
3) 技術士の資質向上と技術士制度の活用
4) 技術士資格の国際通用性の確保

 

そして、技術士試験の変更の大きな特徴は次の点です。

1) 必須科目を択一式問題から記述式問題への変更
2) 採点配分の変更(同時に回答枚数や時間配分も変更)
                     平成30年度まで  平成31年度以降
 必須科目(技術部門全体にわたる専門知識)  30点      40点
 選択科目(専門知識及び応用能力)      40点      30点
 選択科目(課題解決能力)          40点      30点
3) 専門部門とその科目の再編成
 詳しくは日本技術士会のホームページ参照願います。

 

つまり、専門部門については、選択科目だけではなく、同じ部門の他の選択科目に
ついての専門知識もより重視するということになります。科目数の多い部門と少ない
部門があります。皆さんがチャレンジする部門がもし、科目数の多い部門であれば、
より広範囲の専門知識を厳しく問われると理解すべきでしょう。

 

まずは、今年度の技術士試験に全力を尽くしましょう。

以上

 


 

 

努力したくなる! 技術士試験に心が折れそうな時に聞きたい名言

2018年06月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士試験は試験範囲が多岐に渡り、記述や口頭試験など資格試験の中でも高度な内容を求められる難関資格です。

毎日の努力が重要な価値を生むことは言うまでもありませんが、努力ばかりで、先が見えない道が遠く伸びていて、途方に暮れてしまう人も多いのではと思います。

そこで今回は、継続的に努力をしてきた人たちの真理を突いた名言をご紹介します。

 

努力が馬鹿馬鹿しくなってしまう時にこの言葉を思い出して頑張ってみてください。

 

失敗したところでやめてしまうから失敗になる。

成功するところまで続ければそれは成功になる。

(松下幸之助)

 

説明しなくても分かるかと思いますが、松下電器を創設した松下幸之助の言葉です。

産業界のみならず松下政経塾の創設など政界も含めて多くの実績を残した偉人といってもよいでしょう。

その実績に至る過程には多くの失敗があったことは想像に難くありません。

失敗したところでやめてしまうから失敗ということになるのです。成功するまで続けるからこそ成功になるということがこの言葉から見ることができます。

技術士試験でも、失敗や難しすぎて解けない問題なども多く目に前に出てきて、途中でやめてしまいたいと考えることもあるでしょう。

技術士が本当に欲しいのであれば、合格するまで努力をし続けるという覚悟が必要であるとこの言葉から言えます。

 

世の人は我をなんとも言わば言え、我が成すべきことは我のみぞ知る。

(坂本竜馬)

 

技術士の勉強を続けていると、様々な雑音が入ってくるということが分かります。

多くの意見は「技術士を取得しても意味をない」「実務で役に立たない」といったものでしょう。

しかし、技術士資格を必要としているのは誰でもない自分なんだということを再認識しましょう。

こうした意見は多くの資格試験でも言われており、技術士に限った話ではありません。技術士の資格を活用し、自分の道を切り開くというのであれば、そういった雑音に耳を傾けるのではなく、自分なりのプランで努力を続けましょう。

 

平成30年度試験の解説(建設部門 河川、砂防及び海岸・海洋科目 Ⅱ-1-1)

2018年07月23日 作成 / 執筆:タートル講師

平成30年度技術士第二次試験の試験問題が公表されました。

建設部門の河川、砂防及び海岸・海洋科目の試験問題について、出題の解説や記述すべき方向性を述べます。

以下はⅡ-1-1に関する記述です。

 

Ⅱ-1-1は河川に関する問題で、河川砂防技術基準の改定を踏まえた問いとなっています。

「河道計画」に特化した設問なので、河道計画に関わる節の内容を知らなければ、適切な内容の論文を記述する

ことは困難だったのではないかと考えます。

 

問われているのは以下の2点です。

①河道計画策定にあたり検討すべき事項を4つ以上挙げて、計画策定の基本的流れを概説する。

②検討すべき事項の中から2つを選定して、治水の観点から配慮すべき事項を述べる。

 

まず①についてです。

検討すべき事項と基本的な流れは、河川砂防技術基準『1.2.2河道計画検討の基本的な流れ』に記載されています。

すなわち、

1)計画高水位の設定

2)改修を必要とする理由に応じた計画区間の設定

3)河道の平面形、縦横断形等について複数の検討ケースの設定

4)河川構造物などの設定

5)治水・利水・環境への効果及び影響について総合的な評価

です。個別の設定内容である1)から4)と、総合的な評価である5)で、『4つ以上』という設問の要求事項を満たす

ことが求められています。つまり1)から4)の4つは必須事項と考えます。

 

次に②については、①で挙げた「検討すべき事項」の中から2つを選定して、それぞれの検討事項について「治水」の観点

から配慮すべき事項を説明することが求められています。「利水」や「環境」の観点で配慮事項を記述しても、題意に沿っ

た内容とは言えません。

例えば「計画高水位の設定」であれば、『計画高水位を以前よりも高くすることは河川を大幅に再改修するに等しいことに

なり、部分的な場合を除き現実的ではないばかりでなく、洪水をできるだけ低い水位で流すという治水の大原則に反するもの

であるため、既往の計画高水位を踏襲する』というように、河川砂防技術基準の「考え方」を踏まえた治水上の配慮事項を

記述することが必要です。

 

*各種対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

 

専門雑誌、学会誌、白書等でキーワードを選ぶ

2019年03月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

二次試験では、当然に、専門知識を有することが求められます。そのため、試験日まで余裕がある3月~5月には、専門知識をできるだけ蓄えるインプット学習しておくことが重要です。

 

狙われやすい専門用語は、繰り返し出題されているキーワードです。

ですから、過去問をチェックして、頻出用語を選ぶとよいでしょう。

 

新しい用語については、専門雑誌の「特集記事」をチェックのがおすすめです。

特集記事には話題性のある用語が取り上げられるからです。

 

同じ視点で、新聞記事に添えられている用語説明欄にも目を通しておきましょう。

 

これらは、試験問題を作成している人も、注目して読んでいます。

ですから、皆さんもそういった「特集記事」等を注目して読み、どんな問題が「特集記事」から出題されそうかを考えながら読むことをお薦めします。

 

また、学会誌、白書等は国の施策を調査するのに役立ちます。

 

技術士試験は国家試験であり、国が有用な人材と認めた人を技術士として認めます。

言い換えると、国の方針に沿った論文が高評価になります。

つまり、国はどういうことを考えているかを調べるのには、白書類を調べることが一番良いということになります。

 

このように、150個~200個のキーワードを抽出し、自家のキーワード解説シート(キーワード集)を作ることができれば、合格の可能性が高まります。

 

専門知識は、将棋で言うと持ち駒です。

持ち駒は多ければ多いほど、そして、その駒が「歩」よりも「飛車・角・金・銀」のように『質』が高ければ、より有利に論文を書けるようになります。

技術士2次試験:心理学の観点から合格を目指す

2019年03月05日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

資格試験や受験などを控えた受験生にとって、一番の敵は自分の心だと思います。

勉強期間中はとてもつらいですし、焦りや不安、疲労感ややる気が出ないなど、負の心理にはまることも多いです。

 

こうした「良くない」傾向が出てきたら、心理学を思い出して原因を探ることで解決できることもあります。

受験生が陥りやすいパターンを心理学の法則からひも解いてみましょう。

①「パーキンソンの法則」:与えられた時間を全て満たすまで膨張すること

②「一貫性の原理」:無意識に行動や態度、発言について一貫性を保ちたいと思うこと

③「バーンアウト症候群(燃え尽き症候群)」:今まで情熱的に注いできたことに、急に意欲が低下し、自己嫌悪やうつ状態になること。

 

①例えば、Aの議題について2時間会議をしましょう。といった場合に、2時間ギリギリまで時間を使ってしまうことはありませんか?

また、子供が夏休みの宿題を最初にやらずに最終日まで残ってしまうなどです。

これらの行動は全て受験生に当てはまります。

まだまだ資格試験日まで時間があると思っていませんか?

資格試験の試験日までまだ余裕があれば、勉強を今すぐ始める必要はないと考えてしまうのも、

「パーキンソンの法則」が働いているからです。

まずは自分の心理に「パーキンソンの法則」が働いていると自覚し、自分の心理にブレーキをかけましょう。

他の受験生はまだ取り組んでいないと優越感を持ち、自ら積極的に時間管理を行いましょう。

 

②すぐあきらめるような三日坊主の悪癖から抜け出して勉強を続けるために、この「一貫性の原理」を活用しましょう。

「一貫性の原理」は、自分一人で決意するのではなく、大勢の前で宣言すると強く働きます。

家族、友達、会社の同僚などに「勉強をやり続ける」、「合格する」と宣言するのです。

宣言することにより、ダメな人だと思われたくないという心理が働き、頑張ることができるようになるでしょう。

 

③元々は、医師や教師などにあらわれる「極度の疲労と感情枯渇の状態」が注目されて生まれた概念で、

心的エネルギーが過度に要求される職種であるのに人間が相手であるために努力しただけの結果が出るとは限らず、「目に見える成果」が得にくいことが原因です。

そのストレスから生じる状態を、アメリカの精神分析医、フロイデンバーガーが「バーンアウト=燃え尽き」と名づけました。

予防法としては、燃え尽きの兆候に早めに気づくことが大切です。

兆候に気づいた場合は、自身の生活様式を見直して、セルフケアを行いましょう。

リフレッシュも時には大事ですし、先月の自分よりも前進したとわかるように目に見える結果を残すことも大事です。例えば、予想問題を解いてみる、採点してもらうでも良いでしょう。

定期的に論文を添削してもらい、その都度コメントを真摯に受け止めて復習するということが大事です。

その時点での自分の実力を理解することもできるし、モチベーションにも繋がります。

是非、お手伝いをしたいと思っていますので、何でもお気軽にご質問してください。

技術士2次試験合格発表前日

2019年03月07日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

技術士2次試験を受験した受験生の皆さん、いよいよ明日は筆記試験の合格発表日です。

楽しみにしている方、ドキドキしている方、既にあきらめムードの方、色々おられると思います。

昨年1年間頑張ってきた努力は決して無駄ではありまえん。

不合格という結果が出てしまった方も、あきらめずにスグ行動に移してください。

 

なぜなら、今現在のあなたの実力が最大値です。

ここで力を抜いてしまうことで、来年の試験に合格することができるでしょうか?

 

少しでも上の実力を付ける必要があるからです。

 

がむしゃらに勉強を始めても意味がありません。

 

各項目でA,B,Cの判定が付いた合格不合格の通知書が自宅に届きます。

まずは判定から自分の実力に何が足りないのかを分析することも大切でしょう。

そして、7月までのスケジュールを立ててみてください。

いつまでに何を終わらせる、という大まかなものでも構いません。

 

そして、来年度の試験から変更される専門分野の試験対策をどうするのかも考えてみて下さい。

傾向と対策については、以下に以前書いたニュースがあるので参考にしてください。

 

技術士2次試験変更の傾向と対策(2019年度)

http://gizyutushi.com/system/index.php?cont=mtnews_view&id=412

 

また、そろそろ2次試験申し込みの時期となります。

申し込みには、今までの業務経歴とその中の1つについて720字で詳細に紹介する必要があります。

この業務詳細記述は、申請時にチェックされることはありません。

しかし、筆記試験が合格した後の口頭試験にて必要とされます。

口頭試験にて、ここに記述した業務について、数々の質問がされます。

その質問に耐えうる経験をピックアップするようにして下さい。

また、なるべく自分の役割、課題、解決策、その効果がわかるように書いてくださいね。

 

技術士2次試験 業務詳細記述の書き方

2019年03月15日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

さて、そろそろ技術士試験の申し込みを始めるころでしょうか?

そこでとても大事なのが業務詳細記述です。

これは口頭試験で使用されるため、十分注意して書ききる必要があります。

 

まず、口頭試験の評価ポイントが変わるのをご存知ですか?

こちらの表をご覧ください。

改正前(~H30年度)

改正後(H31年~)

試問事項

配点

時間

試問事項

配点

時間

Ⅰ.受験者の技術的体験を中心とする経歴の内容及び応用能力

 

 

 20分

Ⅰ.技術士としての実務能力

 

 

 20分

①経歴及び応用能力

 60点

①コミュニケーション・リーダーシップ

 30点

②評価・マネジメント

 30点

Ⅱ.技術士としての適格性及び一般的知識

 

Ⅱ.技術士としての適格性

 

②技術者倫理

 20点

③技術者倫理

 20点

③技術士制度の認識その他

 20点

④継続研さん

 20点

 

倫理や継続研さんについては大きく変わらない様ですが、

業務詳細記述が関係する部分に変化があります。

コミュニケーション、リーダーシップ、評価、マネジメントなど具体的な

キーワードが記載されています。

それぞれの意味を、以下に示します。

 

<コミュニケーション>

・業務履行上,口頭や文書等の方法を通じて,雇用者,上司や同僚,

クライアントやユーザー等多様な関係者との間で,明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。

・海外における業務に携わる際は,一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え,

現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。

 

<リーダーシップ>

・業務遂行にあたり,明確なデザインと現場感覚を持ち,

多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。

・海外における業務に携わる際は,多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに,

プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。

 

<評価>

・業務遂行上の各段階における結果,最終的に得られる成果やその波及効果を評価し,

次段階や別の業務の改善に資すること。

 

<マネジメント>

・業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において,

品質,コスト,納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項,

又は成果物(製品,システム,施設,プロジェクト,サービス等)

に係る要求事項の特性(必要性,機能性,技術的実現性,安全性,経済性等)を

満たすことを目的として,人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。

 

要は、「技術力だけ高い人」は技術士にはなれないということです。

高い技術力を持ったうえで、更に、コミュニケーションとリーダーシップを問われます。

顧客や上司、仲間への対応やスムーズに業務遂行できる統率力、計画力、行動力があるのか?

また、得られた結果に関して適切な評価ができ、次の業務へ活かせているか?

これらが、口頭試験で問われるはずですが、あらかじめ、業務詳細に

盛り込ませることができていれば、試験官としては非常に好印象で質疑を行えます。

 

ぜひ、4つのキーワードを意識して業務詳細を記述してみて下さい。

添削は随時、受け付けております。

技術士2次試験 勉強開始前の合格への道筋

2019年03月27日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

合格に大切なこと

大きく2つあると思います。

1つは、準備段階で合格レベルを知るということです。

もう1つは、技術士に必要とされる高い専門性と幅広い知識を付けるということです。

 

1つ目の準備段階で合格レベルに到達できていない人というのは、
勉強法や合格基準のいずれか、または両方が分からなく、合格に十分な勉強の管理が出来ていない人のことです。

その原因を分析してみましょう。

勉強法が分からない→どんな知識が必要か、どのように応用しなければならないかを明確化していない。
合格基準が分からない→評価尺度は明らかにされていない。

ということが挙げられます。

では、その対策ですが、

勉強法や合格基準が分からないのでは、やみくもに勉強せざるを得ませんが、まずは自分の専門分野の守備範囲を知ることです。

専門試験では受験者それぞれの得意分野の知識を備える必要があるため、各自の体験に応じた知識体系を築く必要があります。
また、試験の評価尺度は試験官の暗黙知であると考えられがちですが、

技術士試験が技術コンサルタントとしての試験であることを考えてみてください。

クライアントならコンサルタントに何を要求するかと考えて洞察すれば、評価尺度は次第に見えてくると思います。

 

2つ目の技術士に必要とされる高い専門性と幅広い知識を付けることについてです。

高い専門性が不足している→そもそも技術士にふさわしい業務をしていないのに受験している場合。
幅広い知識が不足している→日常業務に忙しくて勉強する時間がない等が挙げられます。

その対策ですが、

技術士にふさわしい業務、或いは「技術士にふさわしい」ことが何なのかを認識することです。

その勉強方法は、専門家が書いた文献から、そのような知見を学びとるしかありません。

専門誌の記事はその筋の専門家によるものであり、そこから容易に専門的知見を学ぶことが可能です。

また、技術士の本質を理解することは、勉強の取捨選択を可能とするため短い時間で合格を可能としてくれます。

技術士試験がどのような試験であるのか?

試験では何が問われるのか?

評価指標、評価尺度は何か?

これらを考えて、合格への道筋を立ててみて下さい。

技術士2次試験 試験と試験後の為のアンテナはり

2019年04月04日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、日経新聞は読んでいますか?

そのなかでESG投資についてご紹介します。

技術士試験にも大きく関わる内容です。

 

これまでエンジニアの行動原理といえば、経済性に優れ、品質の高いものを生み出すこと、とされていました。

しかし、今後は企業に対する投資家の考え方であるESG投資の考え方に沿った行動が求められる可能性が高まります。

実際、関連した項目が技術士試験で出題されており注意が必要です。

 

ESG投資とは、売上高や利益といった財務の分析だけでなく、環境と社会、

企業統治の3分野に対する企業の取組を踏まえて投資先を選ぶ手法を言います。

 

E:Environment

・CO2排出量の削減

・エネルギー使用量の削減

・生物多様性の保護など

 

S:Society

・人権問題への対応

・地域社会との連携と貢献

・労働者の権利、安全性への配慮など

 

G:Governance

・企業コンプライアンスの遵守

・経営の透明性

・譲歩言う開示など

 

このうち、環境における技術的な管理が必要なことは理解しやすいことですが、

社会や企業統治についても技術士試験で出題される頻度が高まっています。

例えば、近年求められている働き型改革に対応して雇用や契約制度の改革などです。

また企業統治については、筆記試験ではなく、口頭試験では毎年出題されています。

例えば性能試験の偽装問題などが最近にもありました。

こうした問題は企業統治の不備によるものであり、

技術士らの貢献によって法令遵守、情報開示を進めること無しには解決が困難です。

「企業のあるべき姿」や「企業の社会的責任」などを考え、技術管理を担う技術士としてどのようなことが求められているのか?

についても考えてみて下さい。

試験勉強にも繋がりますし、試験に合格し、技術士となった後にも必ず役立つ知識となります。

目標を小さく分けて勉強を進める

2019年05月05日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

筆記試験では、合計9枚の論文を書かなければなりません。1枚600字ですから、5400字を1日で書くことになります。

書店で売られている一般的な新書の文字数が、10万字程度です。なんと、その20分の1ほどの分量を、わずか5時間30分で書かくことが求められているのです。

 

この筆記試験の対策はたいへんなものです。

 

しかし、その一方で、ツイッターの140字を書くことを負担に思う人は多くないでしょう。

もっと極端なことを言えば、ワードで1行の文章を書くのを負担に思う人はいません。なぜなら、ワードの1行は、標準設定で、わずかに40字だからです。

 

ですから、選択科目Ⅱ-1のように1枚モノ600字の論文では、200字のかたまりが3つあると考えるのです。

そして、その200字を、たった40字の文章で、たった5つだけで構成すればよい、と考えてみるのです。

 

もしくは、600字の論文では140字~150字のかたまりを4つで構成すると考えるのです。

つまり、1つの段落でツイッター1つの記事を作成するような感覚です。その記事1つは4つくらいの文章でつくります。

 

「主張」を書いて、「その根拠や理由」を書いて、「2、3の例示」を示します。

そうすれば、150字や200字の1つの記事が書けてしまいます。

そのような積み重ねで、5400字を作り上げられます。

 

業務でも困難で大きなプロジェクトは、小さな課題や目標に小分けして、対応していくとうまくいきます。

技術士試験の勉強も、難なくこなせる小さな目標に分けて、コツコツと対応していくのがポイントです。

 

40字や150字、200字なら、ちょっとした空き時間でも書けます。

公私ともに忙しい受験生がとくに意識されるとよい勉強法です。

上手な添削指導の受け方

2019年05月08日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士試験はインプット3割、アウトプット7割くらいで対策するのがよいでしょう。インプットとは、専門知識を覚えたり、模範解答を分析したりすることです。一方、アウトプットは、実際に、原稿用紙に答案を書いてみることです。

 

答案は添削指導を受けると効果が倍増します。

なぜなら、自分で書いた答案で、自分自身が弱点を見つけ出すのは難しいからです。

例えば、主語と述部のねじれや、誤字脱字はなかなか見つけられないものです。

 

また、論理の飛躍も見つけにくいものです。

というのは、自分自身のアタマの中では、論理的につながっているけども、文章として飛ばしてしまっているということが、よくあるからです。

他人に読んでもらうことで、それを指摘してもらうことができます。

 

そして、添削指導を受けるコツがあります。

 

まず、良い指導者を見つけるということ。

もちろん、技術士がよいでしょう。そのなかでも、試験制度に詳しい人が良いでしょう。

とくに、平成31年度は試験制度が大きく変わりました。ですから、採点基準となっている「コンピテンシー」について、熟知している人を見つけてください。

 

つぎに、指摘された事項だけでなく、文章全般の改訂を繰り返すこと。

原稿によっては、コレもダメ、アレもダメ、コレは修正した方が良い・・・などと、場合によっては数十か所も、要修正箇所があります。

しかし、指導者は、その中からせいぜい十数箇所を指摘できるにすぎません。

ですから、指摘されなかった箇所であっても、カイゼンの余地がないか、よく検討することです。

 

そして、一番大事なことは、淡々と改訂すること。

一生懸命に書いた文章に、赤ペンを入れられると、なんだか自分が否定されたような気持ちになります。

ときに、指導者に対して、敵意が生まれたりします。しかし、指摘に、真摯に向き合い、改訂を続けることで、より良い原稿に生まれ変わります。

 

試験2か月前になり、いまから、実力が伸びます。頑張ってください。

技術士2次試験_論文添削で思うこと

2019年05月31日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

5月は、数多くの論文添削の依頼がありました。

従来通りの選択問題ⅡやⅢ、そして今年から始まる一般問題の論文(1800字)の依頼もありました。

受験生が作成した論文に対し、論文の内容だけでなく、構成を含めた添削を行っております。

その中で、多くの方に共通して言えることがあります。

 

それは、「論文構成の完成度が低い」ということです。

 

受験生の皆さんがどのように勉強しているか、までは把握していませんが、

おそらく過去問で出題された主題に対して、参考書の模範解答を読んだり、国交省の資料を読んだり、日経コンストラクションの記事を参考にしたりと様々でしょう。

 

つまり、論文に必要なキーワードや中身の勉強は徐々に進んできているようですが、

論文の構成を改善するにまで至ってない方が多いように感じます。

 

たとえば、以下のような改善点が多く見られます。

 

○各問題につけるタイトルの後に、再度タイトルの説明が書かれる。また、出題文に重複する内容が書かれる。

➔限られた文字数の中で、中身の濃い論文を書くためには、必要のない部分はバッサリと書かない。

○出題文に効果と留意点を示せとある場合、基本的にはその順序を守って回答する

➔大量の論文を採点する採点者にとって、読みにくい論文は加点しにくい。

○口語的な表現や、抽象的な表現が多い。

➔技術者としての資質を精査する試験ですから、稚拙な分や曖昧な表現は、理解が乏しいと判断されかねない。

○最初に書いた背景と、後に示す問題点がかみ合っていない。

➔過去問の模範解答だけを頭に入れている方は、示す技術的な解決策が乏しく、

出題文から述べる背景と問題点がかみ合わずに加点されない。

 

論文を書きあげる上で、膨大な知識量が必要なのは当然です。

しかし、いかに採点者へわかりやすく伝えるか?という点も

技術者として大事なスキルとなります。

自分が書いた論文は、自分では理解しやすく感じてしまいます。

かならず、他者に読んでもらいましょう。

そして読みにくい点、分かりづらい点などはどんどん指摘してもらいましょう。

技術士2次試験_インプットよりもアウトプットを

2019年06月14日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

今回は技術士2次試験の試験勉強法について話します。

 

勉強方法には以下の2つがあることはご存知ですよね。

1.インプット

2.アウトプット

 

インプットは、テキストを読んだり、講義を聞いたりして情報を頭に入れる勉強です。

アウトプットは、実際に問題を解いたり、文章の構成を考えたり、論文の添削作業をすることです。

技術士試験においては、インプットを3割、アウトプットを7割の割合で

勉強することを進めています。

その理由としては、私の講師歴の中で、アウトプットができていない人がとても多いからです。

例えば、テキストやインターネットを見ても良いという条件のもと、

1800字の論文を書いてもらうという課題を与えたところ、

出来ない方が多いのです。

 

それは、頭に情報を入れるインプット作業ばかりして、

アウトプットの練習をしていないため、

論文の書き方から迷ってしまい時間切れというパターンが非常に多いです。

 

まずは、過去問の答案を模写するという方法でも良いと思います。

アウトプットの練習をしましょう。

しかし、市販されているテキストの模範解答は、数が少ないうえに

私が添削してもA判定とはならない回答も多々あります。

その解答を信じて勉強することはリスクがあります。

 

必ず、近くの技術士の方に答案を見てもらいましょう。

具体的な添削は、今まで添削をやったことが無い人には難しいはずです。

 

私は、簡単なご相談から添削まで受験生の力になりたいと思っています。

困っていることがありましたら、ご相談してみて下さい。

技術士2次試験_ワンランク上の論文へ昇華

2019年06月28日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

この1週間は添削の依頼ラッシュであり、最後の確認という意味で添削の依頼を頂きました。

受験生の皆さんの頑張りがヒシヒシと伝わってきました。

 

添削を受ける中で感じたことを以下に示します。

 

各受験生が「知識」という意味では非常に力を付けてきています。

出題で問われている社会的な背景、そこから浮かび上がる問題点、

問題点から改善へ変換する課題、課題解決の方法、これらに関して、重要なキーワードは論文の中に散りばめることができています。

おそらく、ここまで出来ている方が受験される方の約半分程度でしょう。

出題されたことに対して、知識が無く不合格となる方が約半数といった感じです。

 

しかし、合格率は数%~20%です。

知識がある受験生の中から、さらに選抜されて技術士となることができます。

 

その差は、なにか。

 

やはり、読み手にとって「読みやすい論文」が書けているか否かです。

「読みやすい」とは、論文の最初から最後まで軸が1本通っていて、読み手に疑問点が生じない論文です。

 

正直、そのレベルに達している論文はなかなかありません。

 

1番大事な事は、社会的な背景➔問題点➔課題➔解決策➔メリットデメリットの流れがしっかりと繋がっている事です。

問題によっては、課題を3つ挙げよ、などと並列させる出題があります。

多くの方は各課題の中で、それぞれの問題点を記述しております。

しかし読みやすい論文は、全体の社会的背景から様々な問題点を述べ、

その問題点から抽出される課題は○○だ、という書き方ができている論文です。

何事も全体から説明し、徐々に詳細に移るというのが一般的です。

さらに良くない論文は、その先の解決策を記述する部分で、また背景に戻ってしまう論文です。

重複することで文字数の無駄にもなりますし、ストーリーが途切れる欠点もあります。

 

論文を書き始める前に、論文の構成を考え、論文の起承転結が成り立つよう組み立ててください。

WEB情報を上手に活用する

2019年07月08日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

かつて、資格試験には、時間がかかりました。時間をかけずに済まそうとすると、カネがかかりました。例えば、受験対策会社の受講料に加え、そこに出かけていくための費用がかさんだものです。

 

いまでは、受験生には、勉強の方法に、さまざまな選択肢が用意されています。これは、たいへん幸せなことです。

 

カネをかけたくないし、まとまった時間もとれないという人は、ネットの情報に頼ることになるでしょう。

 

そこで、第一に押さえておく必要があるは、「公益社団法人日本技術士会」のHPです。

https://www.engineer.or.jp/

 

ここには、過去問とその解答があり、それを参考に傾向と対策を練ることができます。

 

また、学習の指針となる『修習技術者のための修習ガイドブック―技術士を目指して―』

https://www.engineer.or.jp/c_topics/003/attached/attach_3637_1.pdf

をダウンロードすることができます。

 

さらに、技術者倫理について参考となる「技術士倫理綱領」も見ることができます。

https://www.engineer.or.jp/c_topics/000/000025.html

 

他に、総合技術監理部門の受験生は、『総合技術監理キーワード集2019』

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/toushin/__icsFiles/afieldfile/2019/05/20/1411203-01.pdf

もダウンロードしておくことです。

 

これらをスキマ時間で繰り返し見ることで、技術士試験の概要を押さえられます。

 

このほかにも、個人の有志が作った質のよいHPもあり、参考になります。

 

もちろん、費用がそれなりにかかる受験対策会社のライブ講座では、手厚い添削講座を受けられ、受験仲間ができるというメリットがあります。

メディア講義を売りにする講座も、スキマ時間を有効活用できるという強みがあります。

 

上手に複数の情報や媒体を組み合わせて、効率よく、学習できるように工夫しましょう。

筆記試験の合否判定結果の受け止め方

2019年08月09日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

筆記試験の合否判定をしている受験対策会社があります。この合否判定で有用なのは、答案の「まずい箇所」の指摘です。その箇所が、なぜ点数を落としたのか、どのようにすれば加点につながるのかを検討することができるためです。

 

その取り組みができれば、合格できていた場合の口頭試験対策になります。仮に、不合格であったならば、そのカイゼンが次年度の合格につながります。

 

一方、合否判定でまったく有用でないのは、合格か不合格の講評です。なぜなら、これは、多くの場合は「不合格」と判定されているためです。合格と判定しているにもかかわらず、実際に不合格になってしまうとクレームにつながりやすいものです。そのため、合否判定は、当然に厳しめに評価されてしまいます。

 

ですから、合格か不合格か、白か黒か、〇か×か、という二者択一で考えるのではなく、「どのようにすれば、より良くなるのか?」「今の自分であれば、どのように書くのか?」といった自問自答をすると良いでしょう。

 

口頭試験は、難化の傾向にあります。

 

なぜなら、技術士試験のノウハウを、インターネットや受験対策会社から得られやすくなり、受験生の試験テクニックが高くなっているためです。つまり、簡単な質問では、受験生の真のスキルを評価できなくなってきています。

 

そのため、試験官は、「より本質的な質問を発する」ようになってきています。

 

例えば、5年ほど前であれば、「3義務2責務を説明してください」と質問されました。いまでは、「あなたのかかわる業務のなかで、秘密保持義務違反になるようなケースには、どのようなものがありますか?そして、技術士として、あなたは、どのように対応すべきですか?」のようになってきています。

 

受験対策会社やAXS技術士学院の講師のアドバイスを参考に、復元答案の点検に取り組まれると良いでしょう。

技術士2次試験_一次と二次の違い

2019年08月20日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

先日、来年技術士試験を受ける友人が一次試験のためのセミナーに参加したようで、その内容を聞かせてもらいました。

そこでは、一次試験の勉強は従来の資格試験と同様に参考書や問題集が中心の学習方法であると説明しています。 

なぜ同じかと言うと、一次試験の場合は1つの問題に対して必ず暗記すべき唯一無二の答えがあるからです。 

言い方を変えると正解は1つだけであるという事です。

例えば、『問題:荷重Pが掛かる際の、この柱と梁に掛かるモーメントを求めよ』です。

正解は、正しい計算さえすれば、全員が同じ回答となります。

また、過去問題の類似問題が出題されるのも一次試験の特徴です。

そのため、一次試験は過去問題を中心にして、解答練習を繰り返すことで合格を目指します。

つまり一次試験の勉強は、問題と模範解答をセットで暗記するイメージです。

 

これに対して、二次試験は、正解の無い問題が出題されます。 

例えば、『問題:あなたの選択科目における技術分野で現状の問題点と課題を挙げ、

課題を解決できる技術革新を述べなさい』と言う問題です。 

このような問題の場合、受験生1人1人で正解が違ってきます。

技術士の選択科目は全部で69科目ありますし、それぞれの受験生で専門とする事項も異なります。

また、解答を作成するときの社会情勢も影響します。

現在の反映すべき社会情勢は、SDGsを絡めて解答を書くことが勧められています。 これらの組合せは、無限となります。

 そのため、二次試験の合格解答は、解答者の人数分だけあることになり、『これを書けば合格する』と言う模範解答がありません。 

昨年記述した合格解答を今年記述したら不合格という事ももちろんあるのです。 

 

上記のように一次試験と二次試験は、勉強方法が異なりますし、

二次試験の勉強の方が遥かに難しく、時間がかかることがわかると思います。

二次試験は、過去問だけを勉強すれば合格できる一次試験とは異なります。

これらの違いをシッカリと理解して、充分時間を取って一発合格を果たしてください。

技術士2次試験_口頭試験の不合格要因

2019年08月27日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

 

どのような試験でも一発不合格の禁止事項があります。

技術士の口頭試験でも当然ながらあります。

この禁止事項を把握しておかなければ、

どんなに手ごたえを感じていても不合格となります。

以下に示す3つの事項は、私の経験からも自信を持って言える不合格要因です。

 

  1. 技術士にふさわしい業務経験を確認できない
  2. 専門とする事項と業務経歴に相違がある
  3. 公共の利益を優先した行動がとれない

 

この中で、もっとも多い不合格要因は1です。

口頭試験は申込書に記述した業務経歴と詳細な業務内容から質問を出します。

業務内容を分かりやすく答えることは当然ですが、

その業務の中で、どんなところが技術士たるレベルに達しているのか?を説明できなければなりません。

不要な説明が多い場合、時間だけが過ぎてしまいます。

やさしい試験官の場合は、直球で「なにが技術士にふさわしい部分ですか」と質問がくる場合があります。

その場合は、まだ上手に説明できていなく、加点されていないと思ってください。

 

 

2番の「専門とする事項と業務経歴に相違がある」

こちらは、完全に1発不合格です。

「あなたの業務を聞くと○○ではなく、○○が専門ではないですか?」

という質問がきます。

この質問に、しっかりと否定し、記載した専門科目が自分の専門であることを説明できなければ、不合格です。

私の周りにも、この質問がきてうまく返答できずに不合格になった方がたくさんいます。

これらの質問を想定し、再度自分の答えを考えてみましょう。

口頭試験の合格率は8割~9割ですが、全く軽視できません。

9月から口頭試験の準備をはじめる

2019年09月01日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

7月に筆記試験を受けた方は、9月から口頭試験の対策を始めましょう。手ごたえがあった受験生はもちろんのこと、合格する可能性が少しでもある受験生も、対策することをお勧めします。なぜなら、毎年毎年、合格発表後に、「合格するとは思っていなかった」と言って、準備不足のまま、口頭試験に挑む方が多いためです。

 

準備をすることで、1%ずつでも、合格率を上げていきましょう。

 

まず、日常の会話では、結論から話すようにします。ズバリと一言で言うようにします。なぜかというと、口頭試験では、長々と話すことはできないからです。長々と話すと、試験官に遮られて、簡潔に回答せよ、と指示されます。

 

結論を話したあとは、その根拠や理由を言います。
結論と根拠・理由はセットです。

 

ゆっくりと話すクセがある人は、ややスピーディーに話す訓練をします。
早く話す人は、アタマの回転が速いと思ってもらえるからです。

 

早口の人は、逆にゆっくりと、丁寧に話す訓練をします。
ゆっくりと話すことで、慎重かつ誠実な人物であることを示せるからです。

 

ときと場合によって、早く話したり、ゆっくりと話せたりするのは、コミュニケーション上のスキルです。

 

口頭試験では、基本的には、試験官に伝わるようにゆっくりと話します。しかし、口頭試験は、加点方式であるため、試験官とたくさんの質疑応答をしたほうが、点数が積みあがります。ですから、ときに早く話して、会話のキャッチボールをリズムよくすることも重要です。

 

このようなコミュニケーションの技術は、一朝一夕では身につかないので、9月から日常の会話で意識的に訓練するのです。

2月の注目講師 はねびと講師 技術士システム

2021年02月17日 作成 / 執筆:技術士システム【運営者】講師

アクセス数No1(2/17時点)、評価★★★★★ (7件)
はねびと講師↓ご連絡はこちらから

https://www.gizyutushi.com/system/index.php?cont=udetail&id=740&tb=3

 

自己紹介
40歳半ばの現役技術士で日本技術士会の会員であります。平成26年度に技術士(建設部門:都市及び地方計画)に合格しています。体を動かすことが大好きで、休日は趣味のスポーツに没頭しています。勉強、仕事、スポーツ、何にでも人へのアドバイスが得意です。現在、公的機関の職員として仕事をしており、10年間程、民間の建設コンサルタントの経験もあります。そのため、私の強みは公民両面からの幅広い視点で技術士論文のアドバイスができます。また、仕事上、色々なタイプの技術士が作成した技術提案書の審査・評価をしてきましたので、技術士試験に求められる論文の添削やアドバイスが的確にできます。好きな言葉は、「今日は私の残りの人生の最初の日」です。

 

SNSアカウント
(SNSアカウントは設定されていません)

 

現在の所有資格
建設部門 (都市及び地方計画)

 

その他の所有資格
一級土木施工管理技士 測量士 二級建築士
被災建築物応急危険度判定士 被災宅地応急危険度判定士

 

受講生への応援メッセージ
ご縁は決して偶然ではなく、何かのつながりにより生まれると思っています。
なるべく、受講者(生徒)と講師(先生)というような上下関係ではなく、(受験者)プレーヤーと(経験者)アドバイザーみたいなフラットな関係で受験対策に取り組めるように心がけたいと思っています。
技術士は難関資格の一つですが、あまり力を入れすぎず、自分のペースで合格を勝ち取っていきましょうね。
今の自分の強みと弱みに気づき、効率的に勉強を進めていくことが大切で、合格するためのノウハウ(試験委員が技術士に相応しいと評価する視点)を丁寧にアドバイスさせて頂きます。
添削、アドバイスにあたり、時に厳しい指導だと感じることがあるかもしれませんが、それは合格して頂くためと思ってください。

 

出願対策と指導
可:
メールにより、経験業務の棚卸し後、経歴表と小論文の添削、アドバイスを行います。

筆記試験対策と指導
可:
メールにより、過去問題、予想問題の回答論文を審査評価し、添削、アドバイスを行います。

口頭試験対策と指導
可:
メールにより、業務経歴、小論文、選択科目(3枚論文)をチェックし、想定Q&Aづくりを行います。

 

公開住所
大阪、京都、奈良

 

受付支払い方法
ゆうちょ銀行

 

料金表
○出願対策
・出願一式 10,000円(添削3回)
・小論文のみ添削 4,000円(添削2回)
○筆記試験対策
・筆記一式 必須1問、選択3問
12,000円(添削7回)
・1問添削 3枚論文 4,000円(添削2回)
2枚論文 3,000円(添削2回)
1枚論文 2,000円(添削1回)
・評価のみ 3枚論文1問 2,000円
2枚論文1問 1,500円
1枚論文1問 1,000円
○口頭対策
・口頭一式 10,000円(添削3回)
・模擬面接 1回(60分)につき、5,000円
(相談により対応)

 

その他
これまで、建設部門のほぼ全般において業務の経験があり、技術士は都市計画で取得しました。
仕事も調査・計画、設計、工事そして調整業務と多岐多様な仕事に携わってきました。
そのため、対応可能な部門と科目は以下のとおりとさせて頂きます。
建設部門
・土質及び基礎
・都市及び地方計画
・道路
・トンネル
・建設環境
・鋼構造及びコンクリート(コンクリートのみ)
・河川、砂防及び海洋・海岸(河川、砂防のみ)
・施工計画、施工設備及び積算(施工計画のみ)

「再スタ-ト」

2025年07月26日 作成 / 執筆:アニ-講師

「再スタ-ト」  

  技術士第2次試験を受験された方、お疲れ様でございました。試験が修了しご自身の身体から魂が抜けたような状況の方もいらっしゃることでしょう。記述できたところ、そうでないところ、個々様々ではあると思いますが、できるだけ口頭試問に向け、準備・再スタ-トがきれるよう今回は、口頭試験までに準備しておくべき事項について、ご紹介したいと思います。  

1. クールダウンと家族サービス

 まず、頭の中をクールダウンしましょう。試験本番にむけ相当、かけ足で猛進された方々がほとんどと思います。この時点で一度、クールダウンしましょう。 技術士を目指した理由は?、合格した後のビジョンは?、自分はどのようなことを目指してきたのか?一度回想して下さい。その上で自分を支えてくれた家族、友人、先輩技術士に感謝の気持ちを抱いて下さい。試験のでき映えを冷静に把握、次のスタ-トに準備すべき点を見据えましょう。 無論、家族サービスは最大限行って下さい。家族の支えがなければ、苦しい学習や試験への挑戦はなかったはずです。感謝の気持ちを自分のできる範囲での家族サービスと自身の言葉で伝えて下さい。

 2. 口頭試験に向けた学習計画の立案

 一方、口頭試験に対する準備も早めに始動し、着実に進める必要があります。時間があるようで口頭試験まで、現実は準備すべき事柄は山ほどあります。口頭試験を体験された方は、「言わずもがな」と思います。クールダウンの後は口頭試験に向け、学習計画立案へと、気持ちを切り替えましょう。  

 3.口頭試問Q&Aの作成  

 口頭試験対策として、まず、口頭試問のQ&A作成の準備をしましょう。情報はネットを含め数多く出されていますが、自分に必要な情報を収集しましょう。 なかでも一番な重要な点は願書です。願書に書いたことを、自分が試験官になった立場で、入手した情報と合わせてどんなことを聞きたいか、書き出してみましょう。書き出した質問:Qに対し、回答:Aを改めて考えてみて下さい。こちらはQ&A表として整理しましょう。内容、精査は後からでじっくり行う必要がありますので、とにかく思いつくまま書き出していきましょう。

4.Q&Aに必要な準備素材

 前述したQ&Aは口頭試験の必須アイテムです。この完成度が口頭試験の合否を分けると言っても過言ではないと思います。私は経験上、準備すべき素材は以下が挙げられると思いますので、参考までにご紹介します。

 ① 願書の記述内容と周辺技術の情報

② 各分野の白書の内容と国内の先駆的事例

 ③ 専門雑誌の特集記事(最近の技術トレンド及び近年の自然災害状況、復興対策)

 ④ コンピテンシ-関連情報

⑤ 技術士法と倫理

⑥ 専門分野の国際視点に基づく経済社会、地球環境、国際動向に対するあなたの意見

5.自己を振り返る

 ク-ルダウン中には自身の力量について改めて振り返ってみて下さい。自分は専門分野について知見は持ち合わせているのか?技術士として、胸を張って宣言できるのか?今後、技術士に合格できたら、どうあるべきなのか? 是非、この期間に自問自答する貴重な機会として捉え、異なった側面、視点から自身のあるべき姿を再考し、口頭試験準備に向け徐々に再スタ-トしましょう。 次回は口頭試問に必須のコンピテンシ-についてお知らせする予定です。(以上)

「謙虚で、ひたむきであれ!」

2025年09月06日 作成 / 執筆:アニ-講師

「謙虚で、ひたむきであれ!」  

   皆さん、徐々に口頭試験の準備は進んでいるでしょうか?口頭試験については事前に準備すべき事項がたくさんあります。おそらく、全ての受験者は試験当日まで、準備不足を実感しながら口頭試験に挑まなければならないと思います。早すぎる準備はむしろ、口頭試験に対する万全さにつながりますので、積極的に進めて下さい。

  今回は私が以前、模擬口頭試験の面接官役で対応した「回答が完璧すぎる受験者」を例として、あるべき受験者像について、ご紹介したいと思います。

 1.受験者

 この受験者の人物像は、以下のとおりです。

年齢(当時):40代後半

学歴:某国立大卒

立場:発注機関の管理職(当時課長) 受

験部門:建設部門   

2.完璧すぎる解答

  私と私の友人の2人で役割分担に決めて、質問内容を事前に準備し、模擬口頭試験を行いました。その印象と結果は、何を聞かれてもその回答があまりにも完璧すぎることでした。寸分のスキもなく、「鉄の防弾チョッキ」を身にまとい、聞かれた質問の銃弾を瞬時に跳ね返すような応答の連続でした。 私はこれまで模擬面接を数多く行ってきましたが、ほとんどの人は緊張のあまりに自分の思うどおりに、回答できない場合が多く、この受験者のように自信に満ち溢れた回答は逆に体験したことはありませんでした。  口頭模擬試験としての評価としては「素晴らしく、完璧である。」以外の言葉が見つからないほどでした。但し一方で、非常に気になった点がありました。それは回答の要所や末尾において、回答に関し自分としての見解や私見を述べるような場面があり、自身の見識を示す雰囲気も感じられ、違和感がありました。面接官役の友人とともに、逆に口頭試験の落とし穴になりかねない懸念があることを直接、本人に指摘しました。

 3. 試験官はスキをこじ開けたい

  試験官の立場で考えると、口頭試験の解答が完璧なことは無論、重要な要素です。一方で回答が完璧すぎるほど、そのスキ間を少しでもこじ開け、何とか回答が困難な質問をしたくなる感情が湧いてくることも否めない事実です。彼は正に、その典型的なタイプの人でした。

 言い方を変えれば、自分に対する自信がありすぎ、他の人の意見等は受容しないタイプのようにも感じられました。このような受験者はあまり多くはないと思いますが、口頭試験では十分な注意が必要です。口頭試験に向け、その受験者に対しこの点を指摘し、理解をしてもらった上で、聞かれた事のみ回答すること、私見は問われた時のみ回答し、付随した情報は、自ら多くを語らないことをアドバイスしました。元々自力はある人なので、心配したようなことはなく、結果的には無事合格、技術士になることができました。 「備えあれば憂いなし。」自分の強みと弱みを理解しておくためにも、模擬口頭試験の実施により、第三者からの指摘により、自分自身を直視することは是非、行っておくべきと考えます。 

4. 受容力とコミュニケ-ション能力の重要性

  このような受験者は特異な例だと思いますし、だからと言って、決して不合格になるものではありません。受験者は多種多様であり、それぞれの個性や特徴があることは当然です。口頭試験の目的は受験者個々の技術者としての考え方、物事の捉え方や取り組む姿勢が技術士としてふさわしいかどうかを評価するものです。 ある程度の年齢に達した立派な社会人が、技術者としての見識を改めて確認されるものであるからこそ、厳しいハードルがあるとも言えるでしょう。 ここで重要なのは、口頭試験では業務経験や専門知識に加え、1人の技術者として種々の考え方を柔軟に受けとめる受容力や、その場にふさわしいコミュニケ-ション能力を試されていることを忘れてはなりません。

 5. 謙虚でひたむきであれ!  

  では、技術士にふさわしいあるべき人物像とはどんな人か?ということになりますが、私的には謙虚でひたむきに努力を継続する人、柔軟で常にポジティブであり、秘めた熱い情熱を抱い続ける人。と私は勝手にイメ-ジしています。  受験者諸氏へのお伝えしたいメッセ-ジは、「謙虚かつひたむきなポジティブを胸に秘めた技術者であれ!」です。 次回は、私の部下であり、話すことが苦手なタイプの受験者の例についてご紹介したいと思います。(以上)

「相反する課題への対応:リスクマネジメント」

2025年11月22日 作成 / 執筆:アニ-講師

「相反する課題への対応:リスクマネジメント」  

 受験者諸氏は口頭試験に向け、準備されていることと思います。今回はコンピテンシ-の項目として、質問が予想される「リスクマネジメント」についてご紹介したいと思います。

 1. 基本プロセス

 まず、リスクマネジメントとはどういうことかを、理解認識することが必要です。リスクマネジメントとは、将来起こりうる不確実な出来事(リスク)を特定し、それがもたらす悪影響を最小限に抑えるための体系的な取り組みのことです。従って、企業活動やプロジェクト運営などの多様な分野で重要な管理手法です。リスクマネジメントの基本的なステップは以下により構成されます。

 1) リスクの特定(潜在リスクの洗い出し)

2) リスクの分析(発生の可能性とその影響の大きさの評価)

 3) 対応策の立案(実現できる対応策の検討)

 4) 対応策の実施(実施計画と必要資源の準備)

5)モニタリング、フィ-ドバック(定期監視とPDCA)

2. 口頭試験での対応

 1) 実施体験    

いつ、どこで、どんな場面で実施したかを具体的に上記に示したプロセスに基づき、簡潔に整理しましょう。

 2) 倫理・社会的責任

「リスクマネジメントとして、どのようなことを実施していますか?」に対して、例えば、法令改正のリスクに備えた「社内コンプライアンス教育」の実施など、公衆の安全、環境保全、法令遵守などへの配慮等の継続がイメ-ジしやすいと思います。

 3) チ-ムマネジメント

リスクマネジメントは企業やチームプロジェクトとのかかわりが必須です。社内関係部署、外部業者、関係者間の連携・協力が重要となります。定期、継続的レビュ-会議を利用、チーム運営を行っていることを示すと良いと思います。 

4) 業務説明ポイント

経験業務の説明では、想定されたリスクに対し、その影響度の評価から、具体的にどんな対策を計画的に実施し、その進捗管理方法、是正、成果をわかり易く説明すると良いでしょう。日常業務で行っていることをPDCAサイクルに基づき実践し、移行改善につなげていることポイントよく説明して下さい。 

5) アピ-ルポイント    

 口頭試験では多くを説明する時間はありませんが、説明時のキーワ-ドとして以下を組み入れることで、見識のアピ-ルにつながると思います。

 ・リスクマトリックスによる特定   

 ・定性、定量評価    

 ・実施可能な最善策(回避、軽減、代替、受容)   

 ・コンプライアンスと利害関係者との調整   

 ・相反する課題に対する対応

3. 質問事例

 自分の経験業務として、行っていること、考えていること示すと良いでしょう。 そのため、設問を想定した2~3事例を準備されることをおすすめします。

・あなたの業務でリスクマネジメントの考え方を教えて下さい。

⇒リスクが発生する事象や要因や場面を普段から認識し、定期的に見直しすることと考えます。

 

 ・日常業務で発生が想定されるリスクにはどんなものがありますか (技術的・経済的・社会的・環境的・運用的リスク等)

⇒ミス、事故、コミュニケ-ション不足、社会情勢への対応等があげられます。

 

・それらに対する対応策はどんな方法がありますか。

 ⇒特定、方策、監視、改善、フィ-ドバックのスパイラル活動をシステムとして継続することだと考えます。

 

・リスク対応策の有効性はどのように確認しますか。

 ⇒社内外からの情報収集に基づく、客観評価やクライアント等へのアンケ-トが挙げられると思います。

 

 ・また、見直しはどのように決定しますか。

 ⇒定期的に期間を定め、PDCAサイクルによるチェックを行います。

 

・リスクマネジメントと品質・安全・コスト管理との関係はどう評価すべき?

⇒どれも重要なことですが、均衡が図られ最大限の成果を上げることだと思います。

 

・不確実性の高い事項は、リスクマネジメントとしてどう対処すべきですか

⇒難しい問題です。但し、リスクが必ず起こりうる観点から、その対応について普段から意識、場合によっては想定訓練を行うことも重要と考えます。

 

・リスクマネジメントにおける技術者の倫理的責任とは何でしょうか?

 ⇒想定されるリスクに対する認識と技術者として取るべき規範行動と思います。  

受験者の皆さんには模擬面接等を実施、口頭試問対応力向上に向け準備されることを期待します。次回は継続研鑽について、ご紹介したいと思います。(以上)

「感動の自分ドキュメンタリ-を残そう!」

2025年12月13日 作成 / 執筆:アニ-講師

「感動の自分ドキュメンタリ-を残そう!」

受験者の方々においては、いよいよ口頭試験が始まり、緊張が高ぶる状況と推察いたします。一方、すでに終了された方々は、極端な言い方ではありますが脱力感か放心状態ではと推察します。今回は、口頭試験の「再現記録」を残すことの有用性について以下にご紹介したいと思います。

1.再現の有用性

 口頭試験の「再現」は、試験終了後に質問内容、自分の回答、試験官の反応などを思い出して記録することであり、その目的は次のとおりと考えます。

 1) 自己分析:弱点、改善点の明確化  

 ・うまく、答えられた質問は何か。

 ・どの質問にうまく答えられなかったか、どう回答すればよかったのか。

 ・どの部分で面接官が、深掘りしてきたか。

・試験官の反応、表情はどうだったか。

2) 次回の受験の準備

・万が一、不合格となった場合でも、再現記録があれば次回の準備に対し、有効な資料となる。

・「どのような切り口で質問されたか」「面接官の関心はどこにあったか」を認識することで、再現性の高い準備対策準備となる。

 3) 情報共有

・再現記録は他の受験者との情報共有や技術士会、社内講習会での指導に役立つ。 

・後進受験者へ有益な資料となる。  

2.再現のタイミング

再現は記憶が鮮明な試験当日から翌日頃まで、できるだけ早期に実施下さい。時間が経過するほど記憶は薄れ、質問に対する回答や、やり取りのニュアンスを忘れてしまいますので、タイミングを逸しないことが大切です。

 3.再現の作成ポイント

 再現は、以下のポイントを整理すると良いと思います。

・日時・試験会場:  

・専門分野、選択科目:  

・面接官人数:雰囲気、職業(大学関係?行政?民間?)

・主な質問内容:業務経歴、願書に記載した詳細業務、コンピテンシ-、倫理等  

・自身の回答:要点ベースで簡潔に記録  

・試験官の反応:うなずき、掘り下げ質問、反対意見の提示、無反応  

・感想、反省点:長すぎた回答、的外れの回答、具体例の提示不足、準備不足箇所 、万一、次回に備えるとした場合の補強点

4.情報共有上の留意点   

再現記録を情報共有する場合は以下の点に配慮、留意下さい。 

・再現記録はあくまで個人的な記録として残し、公表する場合は守秘義務や個人情報に十分注意して下さい。

・特に「具体的な質問文の公開」は、技術士制度の公平性の観点から慎重な取り扱いに留意下さい。

・受験者の心理状況が、回答に現れやすいです。これを文字で表現・記録することは実に難しいです。従って、「口頭試験の場の雰囲気」「ニュアンス」「試験官とのコミュニケ-ション、やり取りのテンポ」など、自分の心情も踏まえると自己採点の重要な要素となります。

 5.自分史ドキュメンタリ-  

私もこれまで口頭の結果は全て、記録を再現しました。今でも記録は残してあります。時々見返した時、その時のことが鮮明に思い出されます。試験会場、下見、控室、試験官のスーツの色、表情等、記憶は、その緊張や受けた衝撃の強さの表れとも言われ、長期記憶として脳に刻まれ、忘れることはないかもしれません。

 これは余談ですが、自分の行動履歴として、自宅から試験会場、控室の様子、ドアノック、面接スタ-ト、試験官のまなざし、終了、帰路の街の風景等、受験者諸氏の高ぶる感情と併せて回想・記録すると「自分史ドキュメンタリ-」となります。合格後、懐かしく回想することができます。感動の口頭試験を思い起こして下さい。  

まもなく新年を迎えます。次回は令和8年受験に向けた目標スケジュ-ルの設定と受験に対する新たな決意について、ご紹介したいと思います。(以上)

「合格するスケジュ-ル!」

2025年12月20日 作成 / 執筆:アニ-講師

「合格するスケジュ-ル!」 

技術士二次試験(筆記・口頭試験)に向けては、来年1月からの準備を体系的に進めることが合格の第一歩です。何よりも積極的な挑戦以外に合格はありません。以下に私なりに考える来年1月から試験本番(例年7月頃)までの合格する具体的なロードマップ、準備の進め方を、受験者諸氏にご紹介したいと思います。学習スケジュ-ル計画のヒントや参考にしていただけると幸いです。

1.全体スケジュ-ル計画(案)

 ◆1月:技術士制度、専門分野の過去問題  

まず、「絶対、合格する。」受験動機の確立と強い信念を抱きましょう。合格後の自分をイメ-ジ、努力を惜しまないことに対し、自己宣言しましょう。  今一度、技術士試験の全体像をつかみ、自分の専門分野を明確化にして下さい。その上で試験制度や過去問の出題傾向を把握しましょう。 

◆2月:業務の棚卸し

自身の技術士とふさわしいと思う業務を掘り起こし、業務経歴書を準備、書き出しましょう。この際、「技術士観」すなわち技術士とはどうあるべきかを自己イメ-ジを確立して下さい。自分が経験した「代表的業務」から、「課題⇒対応⇒成果⇒波及効果⇒反省⇒展望」を整理、棚卸しましょう。  

◆3月:分析及び準備答案に構想

 専門分野においても、自身が得意な分野、そうではない分野など必ずあると思います。必須科目・選択科目毎に過去問及び自己分析を行い、準備する想定問題を抽出して下さい。この際、私の経験から、答案に何を書くか、ノートやパソコンへ解答文キーワ-ドのメモを作成しましょう。記述することにより、実際に書く訓練の定着を図りましょう。  

◆4月:ロジカルライティング 

 用意した解答文メモに従い、解答文を1つ1つ作成して行きましょう。とにかく準備解答文の数を増やして下さい。重要なことは「ロジカルライティング」です。論理的思考に基づき、わかり易く表現する自分の「文章スタイル」作りましょう。 書き終えた解答文は周囲の先輩技術士や知人から添削を受けて下さい。自分の書く文章は一人よがりになりがちです。客観的評価はとても重要であり、新たな気づきにつながります。また、願書提出の準備に備え、是非、願書の添削指導を受け、修正、口頭試験も視野した準備を、万全にしましょう。

◆5月:添削&ブラッシュアップ  

ゴールデンウイーク等を利用し、添削を受けた準備解答文を書き直し、さらにブラッシュアップした準備解答文へと仕上げて行きましょう。勉強会や講習会等あれば積極的に参加し、周囲等からの影響を自分へ取り込むことを実践下さい。  また、自身の専門分野の学会誌、専門誌に目を通し、重要なキーワ-ドを拾い上げ、最新の施策や技術動向について、準備解答文へ反映できるものを織り込んで行きましょう。  

◆6月:実践能力の向上  

6月は実践練習に努めて下さい。本番を想定し、時間内に書き上げることを継続的に訓練して下さい。1枚書くのに要する時間も体得下さい。1日、1解答文を書くぐらいのぺ-スで書き上げ、実践的能力を鍛錬下さい。書き上げたら自己添削、先輩技術士による添削を繰り返し、この1文字があるかどうかで意味が伝わるかどうか、「一文一意」で、シンプルで、わかり易い文章を書くことを徹底下さい。  

◆7月:最終仕上げ  

これまで準備の最終整理と重要キーワ-ドを再確認、3分割骨子法などにより、想定に対しどのように記述するか、不得意な分野でも、どの視点なら書き続けることができるかについて、イメ-ジトレ-ニングを繰り返して下さい。

 2.合格は準備解答文にある。

 技術士試験に合格することは、そう簡単ではありません、但し、準備をすれば必ず合格できる試験であると、私は考えています。なぜなら、その理由は以下にあると思います。

 ・不合格の解答文は、棄権若しくは設問に対し、要求制限字数が埋まっていない。

 ・事前準備が不十分であり、設問に対する論述が的確でなく、的外れになっている。

・記述文章が冗長、試験官が理解しにくい内容である。 ・試験官は解答文を斜め読みで大筋の内容を把握、合否を判断、不合格の場合はじっくり読んでもらえていない。

 ・現在の技術トレンド等のキーワ-ドや、技術見識が表現されていない。

 とにかく、準備解答文をたくさん多く作成し、そして書き直し、洗練された文章に仕上げて行けば、必ず、合格できると考えます。

3.技術士は記述士

よく言われることですが、技術士試験は書く試験です。要求される設問に対し解答を記述能力を有する人でなければなりません。とにかく解答文を書くこと、重要なポイントを活かし、添削、不要な部分をそぎ落とし、読みやすい文章であることをアピ-ルできることを目指しましょう。 受験者諸氏の来年に向けた技術士試験挑戦への自己宣言と、自己研鑽と努力継続に期待しています。どうか、夢かなう新年になることをお祈り申し上げます。良いお年を。(以上)

「技術士試験キーワ-ドノートはマストアイテム」

2026年03月14日 作成 / 執筆:アニ-講師

「技術士試験キーワ-ドノートはマストアイテム」  

 技術士試験の準備は多量の情報を頭の中にインプットすることが必要です。しかし、誰もがハイスペックな記憶装置をもっている訳ではありません。記憶は時間経過とともに必ず、薄れてしまいます。記憶にはインパクトと関連付けが重要です。 このため、インプット情報は重要キーワ-ドを相互に関連付けて整理し、試験本番でその情報をつなぎ合わせ、脳内の長期記憶を呼び起こすシステムとして機能することが合格の鍵となります。

 今回は技術士試験において、マストアイテムとも言うべき、キーワ-ドノートの作成について私の経験から、以下にご紹介したいと思います。

 1.何故、キーワードが重要か

技術士の筆記試験ではⅠ~Ⅲ課題において、以下のような設問が想定されます。

 ・社会的背景、現状、切望される課題

・展開施策の内容と期待効果

・新たな想定課題、リスク対策等

・工法概要や特徴 ・対策工採用上、管理上の留意点

・必要な関係者への配慮

 調整事項 記述試験の採点は、設問に合致したキーワードを適切に盛り込めているかが重要な評価ポイントです。従って、キーワードを論述文の骨格として、点であるインプット情報(キーワ-ド)を相互に関連付け、線としてつなげ、さらにそれらを複合的な面として形成することが重要です。 多くのキ-ワ-ドを整理、インプットすることにより、試験本番で「頭が真っ白になる」「書くべき事柄が出てこない」「全く手が出ない問題」への不安が解消されます。是非、キーワ-ドノートの作成に取り組んでみて下さい。

 2.キーワ-ドの抽出

 キーワ-ド学習では以下のように準備して行きましょう。

 ① キ-ワ-ド学習用ノートを準備

② 課題Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、それぞれ過去10年程度の問題を整理、出題範囲、技術体系を把握

 ③ 過去問題で問われている内容、頻出用語を整理

④ 国の施策・白書・法令の用語の整理 例:DX、カーボンニュートラル、レジリエンス、BCP、ライフサイクルコスト(LCC) リスクマネジメント、PDCA、EBPM など、トレンドに着目

 ⑤ 自分の専門分野キーワード、実務に不可欠な用語の再整理

3.キーワード説明をコンパクトに記述

 キ-ワ-ドはその1語を3~5行で説明できるようにするにコンパクトに短い文で記述します。 各キーワードについて、定義、特徴、背景・目的、現状、課題、メリット&デメリット、対策、将来動向などを体系的に整理し、記述試験で活用できるレベルまで整理、理解することが必要です。例えば「リダンダシ-」をキーワ-ド例にとし、以下のような整理の仕方はどうでしょう。

(1)定義

リダンダンシーとは 「冗長性」を意味し、予備や代替がある状態である。これは、災害発生時に社会的な機能不全を防ぐための「備え」として重要な概念である。

(2)概要

 リダンダンシーは、インフラ整備や保全の観点では、「予めの備え」として、幹線道路の2重化や災害時の代替道路の確保など、安全性や信頼性を高める概念や方法である。 (3)目的

 1)機能維持: 自然災害や機器故障などによる一部の障害が発生しても、全体の機能が停止しないようにする。

 2)安全性向上: 予備のシステムや経路を用意することで、人命や社会の安全を守る。

  3) 事業継続: 予期せぬ事態に備え、事業活動を継続できるようにあらかじめ準備する。

(4)具体的な活用事例

 1)交通インフラ

・多重化: 道路や鉄道網を多重化し、一部が寸断されても迂回路を確保する。 

・事例: 新潟県中越地震では、関越自動車道が通行止めになった際、磐越自動車道や上信越自動車道が迂回路として機能した。

 2)構造物設計

・部材の多重化: 橋梁の主要部材が破壊されても、他の部材が荷重を負担できるように設計する。

 ・事例: 主桁が3本より少ない橋梁はリダンダンシーがないと判断される場合がある。

(5)利点と課題

  1)利点: 安全性や信頼性が向上し、障害発生時の影響を最小限に抑制する。

  2)課題: 予備のために多額の予算と投資が必要となる可能性がある。

 4.定型にあてはめる

 キ-ワ-ドの活用は「定型」にあてはめることが重要です。たとえば以下のように問題Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの設問テーマに対し以下のように定型にしておくと、インプット情報が整理され、呼び起こしが容易となります。この型で複数テーマ分をストックしておくと、試験本番で非常に有効です。また、想定外の設問に対しても余裕を持った対応が可能となります。 

① 想定テーマ

 ② 課題(背景・問題点)

 ③ 技術者としての立場・役割

 ④ 解決策(技術内容・工夫)

 ⑤ リスク・制約・留意点

⑥ 倫理・安全・環境・社会への配慮

 ⑦ 効果・今後の展望

 5.教科書として反復

 キーワ-ドノートの作成ではできる限り自分流の表現で、書き出して行くことが大切です。自分流は暗記ではなく、自然体で思い起こすことが可能になるからです。 作成したキーワ-ドノートは自分のオリジナル教科書です。移動時間を有効利用し眺める、声に出す、書くことを反復して下さい。 また、問題Ⅰ~Ⅲの記述問題の作成準備では、試験問題を読み「使う単語」を決めて、論文構成を考えてから書く訓練を行うことにより、キーワ-ドノートがさらに有効なツールとなります。 次回は、まもなく出願の時期となりますが、技術士試験の願書の書き方についてご紹介したいと思います。(以上)

「技術士合格の近道は、添削」

2026年05月16日 作成 / 執筆:アニ-講師

「技術士合格の近道は、添削」  

 技術士試験の合格は、「添削を受けること」につきると、私は考えています。そして最も合格への近道であると考えます。何故なら、自分の書いた解答文は第三者である試験官が採点するものであり、合否のジャッジは自分ではなく、試験官が握っているからです。 自分が書く文章は、つい独りよがりになりがちです。第三者から評価されなければ何の意味もありません。今回は解答文の添削により、合格に繋げる効果と方法についてご紹介したいと思います。

 1.添削の必要性

 論述型試験では、「記述→添削→改善」のサイクルで、どれだけ数多くも添削を行ったかが、合否を分けると思います。単に添削を受けるだけではなく、自身の弱点を把握し、自分の癖や思考パタ-ンを認識し、ブラッシュアップへとつなげることが重要です。 私はこれまで自分の部下や同僚、他社の知人への添削指導を相当数、行ってきました。結果として、ほとんどの人の合格を支援してきました。 最初は読むに耐えない解答文が添削の都度、どんどん改善され、読みやすいシンプルな文になります。最終的には1文字も訂正箇所がなくなります。この状態になれば、ほぼ合格できる状態であると考えます。添削は、文字を削ることであり、言い換えれば自己を見つめ直し、鍛錬する絶好の機会なのです。

 2.添削の効果

 では添削の効果はどんなことがあるか、以下に整理してみましょう。

① 客観視:自分では気付かない論理の飛躍や、表現の不足・過剰箇所が明確になる。

② 採点基準とのズレ:評価される「観点」により、ズレを解消し採点基準に近付く。

 ③ 再現性:良い解答文のスタイルを学び、記述能力を向上できる。

3.自分の弱点把握

 自分の弱点を正しく把握することは重要です。添削結果はそのまま受け取るのではなく、自己分析が大切であり、添削により以下の弱点を把握、確認下さい。

 ・論理構成(:結論が示されていない、因果関係が分かりにくい。)

 ・専門技術(:専門的な具体例がなく、技術的裏付けが不足している。)

・読みやすさ(:冗長、主語が不明、抽象的である。)

・設問に対し解答が不一致(:解答文が設問に対し、論点が一致していない。)

・一般論(:解答が一般的で、経験に基づく説明が不足、現実性に乏しい。)

 4.ブラッシュアップ

 添削は、結果をいかにブラッシュアップにつなげ、改善することが最も重要です。添削結果を効果へと繋げている人は、必ず以下を実践しています。

① 客観視:自分の解答文を、冷静に客観的評価を受け止める。

 ② 展開:添削後に必ず、書き直す。添削を読んで終わりではなく次へ展開する。

 ③ 再構成:時間を置いて再構成し、改めてフィ-ドバックする。

④ 良い記述例を参照:良い事例答案を参照、ステップアップへ繋げる。

 5.自分の弱点把握とチェック

 誰しも文章の書き方や論述方法については、好みや癖があります。一方でこれは潜在的なミスを誘発する可能性があり、答案の記述後は、必ず以下をチェックして下さい。チェックすることで記述内容の不足や漏れを防ぎ、解答文の質を安定させることができます。

 【チェックポイント例】

・結論は最初に書いたか?

・課題は広い視野で論述されているか?

 ・技術的裏付けや根拠を示しているか?

・自分の経験に基づき現実性が表現されているか?

 6.差別化戦略

 合格答案や他の受験者の答案を比較・参照し、自分の解答文へ応用して取り入れ、戦略的に差別化を図りましょう。自分と参考文例の差を補填・埋めることで、より見識の高い論述となりよう以下を考慮下さい。

・情報量ではなく論述構造と、質を重視する。

・専門技術の表現に工夫し実用の可能性を示す。

 ・題意にマッチする技術キーワ-ドを選択する。

 7.添削指導と意義

 効果がある添削とは、「正解を教える」ものではなく、「再現できる考え方を導く」ことが重要です。技術士試験の添削で個々の能力が伸びるかどうかは、「どこが悪いか」よりも弱点の切り出し方の精度と改善の具体性と考えます。ここを曖昧にするといくら書き直しても、改善につながりません。 但し、ここに至るには、一定レベルで文章を一般的に表現・記述できることが基本であり、その上でどうすれば洗練された記述能力を身に付けることができるか大切なのです。 このため、自身に対する謙虚かつ前向きな姿勢により、客観的指摘を受け入れ、今日より明日の成果向上(:「1+α」)を指導することが、添削指導の意義であると思います。

8.添削後の変化  

 添削を重ねることで、間違いなく誰にでもスラスラ読める文章に変化します。また、無駄な修飾語や接続詞がなくなり、シンプルで速く、読み手に伝わる文章となります。この1文字をなくすと、文章として成立しないレベルとなれば、文の完成度は高いでしょう。  添削を繰り返すと、最初に書いた文章と添削後の文章では、各段のレベル差が明確になります。添削の重要性や指導による効果をより実感できるようになります。 どうぞ皆さん、積極的に添削を受け、指摘を得て下さい。添削は必ず、技術士試験の処方箋であり、合格への近道であると私は確信しています。

9.記述のプロになるには鍛錬

 新聞のコラムや社説欄はプロの記者や論説委員によって書かれています。上記で示した視線で是非、皆さん改めて新聞を読んでみて下さい。起承転結による構成、リズム感があり読みやすく、1文字も削るところがない文章を実感できることでしょう。それはプロとして活躍するための記述の鍛錬により成し得たものであり、洗練された文章力に対する追求の結果であると考えます。技術士試験も同様に、合格を成し得るためには添削による記述力(:技)の追求が必要と考えます。 次回は、洗練された文章の記述方法についてご紹介したいと思います。(以上)

記述式問題の書き方の基本は、起・承・転・結

2016年11月06日 作成 / 執筆:リバーフロント講師

技術士試験の記述式問題の書き方の基本について

 

技術士試験の記述式問題では、起・承・転・結(構成力)が一番大事。

起:問題の提起

承:背景および方針(起と転のつなぎ)

転:展開

結:結び

 

例えば、「今日の仕事の状況はどうでしたか?今日の朝、昼、何を食べましたか、夜は何を食べたいですか?」という問いが技術士の試験に出たとします。

 

〇悪い回答例(文章がつながっていない、読み手が疑問に思う)

・仕事はまあまあでした。(ふーん)

・朝起きてトーストを食べました。(何故トースト?)

・お昼になってお腹がすいてきたので、昼食はステーキを食べました。(何故ステーキ?)

・晩は、和食を食べたいと思っています。(あっ、そう:試験官はもうあきれている)

 

〇いい回答例(食事と仕事の関係をつなげている)

起:問題の提起

・朝起きたとき、昨日の仕事が終わってないのを思い出し、気が重く、食欲がなかったため、軽めにトーストを食べました。(そうなんだ。)

 

承:背景および方針(起と転をつなげている)

・朝食を食べたら元気がでてきたので、昨日の仕事がなぜうまく行かなかったのかを考えていたら、いいアイデアがうかんできました。(やる気がでてきたね!)

 

 
   

転:展開(主題)

・会社に行って、午前中考えたアイデアを基に仕事をやったら、いい結果がでて上司にほめられ、うれしくなりました。お昼になってお腹がすいてきたので、何を食べようか考えました。朝は軽い食事だったので、食欲がでてきたこともありステーキを食べることにしました。(やったじゃない!)

 

結:結び(自分の思い、課題)

・朝と昼は洋食だったので、晩は、和食を食べたいと思っています。(なるほど)

 

技術士の試験は、構成力5割、記述力3割、技術力2割だと思います。

試験がはじまったら、起、承、転、結と書き、題意に沿ってそれぞれに何を書くかキーワード、概要をメモして、それをもとに回答を作成していけばいいと思います。

 

(その他)

・上記観点から、想定問題の回答をチェックしてみてはいかがですか?

・想定問題の回答を書いたら、それを暗記していた方がいいと思います。

・キーワードでなく、文章で暗記しておいた方がいいです。

・試験中は暗記したことを書くのでなく、暗記した文章を基に題意に沿った内容を考えながら、起承転結の各部分を埋めていってください。(ここが受かるかどうかのポイント)

・主体的に書くことも大事

 ×:〇〇では~と言われている。

 〇:私は~と考える。

以上です。

 

技術士試験再現論文に、上記起・承・転・結に従って作成した論文を掲載しています。

以下の手順で再現論文をご覧いただけます。

リバーフロント講師→ファイル→再現論文→多自然川作り ダウンロード

 

受験生の皆様、なんでも結構なので、リバーフロント講師あてにご連絡いただければ幸いです。

部門、科目が異なっていても、有意義なアドバイスはできると考えています。

(試験官が必ずしも、自分の選択科目の分野の専門家とは限りません。まず、他分野の専門家が見て、内容が把握できるような記述内容が大事と考えます。)

よろしくお願いします。

 

リバーフロント講師

 

口頭試験に向けて想定問答集を作成しましょう。

2017年10月10日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

二次試験(筆記試験)の合格発表は10月31日の早朝です。合格が確定しないとなかなか試験勉強を始められないという方も多いのではないでしょうか?でも、11月はイベントも多く、口頭試験も12月の上旬だったりすると、10月31日まで何もしてないと、口頭試験までバタバタになってしまう可能性があります。

このため、そもそも口頭試験の合格基準や時間構成、どんなことが聞かれるのかを述べます。皆様の受験分野に合わせて、こう言った想定質問を100個ほど考えてみてください。10月中にこのようなQ出しをまずしましょう。

そして、10月31日の合格を確認したら、一気に想定した質問に対する回答案を実際に作成し、スマホ等に録音して、繰り返し再生して聞いてみましょう。何度も聞いていると、自分の回答の至らなさや、流れの悪さが気になると思います。気になるところを直して、再度録音して、再生する。そんなことを繰り返すことで口頭試験で何を聞かれても大丈夫な自信がついてきます。

以下を参考にして、あなたなりの想定質問を是非作成してください。

1. 口頭試験の合格基準
次の3つの評価項目すべてが60点以上である事。
・経歴及び応用能力
・技術者倫理
・技術士制度の認識その他

2. 口頭試験での想定タイムマネジメント(全体で20分)
1) 業務詳細に関する確認が5分(もしくは3分)
2) 経歴に関する確認が2分
3) 技術士倫理が2分
4) 受験動機・取得後の抱負が1分程度
5) CPDに関する確認が1分
6) 技術士法に関する確認が1分程度
7) 問題IIIに関する確認が1分
8) 過去の失敗例に関する確認が1分程度
9) その他

3. 想定される質問
1) 業務詳細関連
・業務詳細を5分(もしくは3分)で説明してください。(重要!)
・どこが生産管理にふさわしいと感じたのですか?
・具体的にはどのように需給調整をしたのですか?
・技術士らしい工夫はどこですか?

2) 業務経歴関連
・自分の略歴を3分(もしくは2分)で説明してください。(重要!)
・その中で経営工学の技術士にふさわしい経験について述べてください。
・経営工学の技術士としてふさわしいと考える点を説明してください。
・品質劣化をどのように未然防止しましたか?
・現在はどのような業務をしているのですか?
・略歴を生産管理の技術をいかに高めてきたかという観点から説明しなさい。

 3) 技術士倫理関連
・公益確保の責務に違反しそうな事例はありましたか?(重要!)
・現在の仕事と技術者倫理との関わりはどのように考えているか?
・最近の事例で、信用失墜した事例を取り上げ、あなたの考えを示しなさい。
・信用失墜行為はあなたの周りでありましたか?
・公益の確保をあなたは意識していますか?
・倫理違反の具体的な事例があれば教えてください。
・利益相反の事例はありますか? 

4) 受験動機・取得後の抱負が1分程度
・技術士試験を受験した動機を教えてください。(重要!)
・どのような技術士を目指したいのですか?
・解決したい社会的課題とはどういうものですか?
・技術士としてどのような活動を進めていきますか?
・職場には技術士はいますか?
・周囲の技術を見てどのように感じますか?
・技術士のことはいつ知りましたか?
・技術士としてどのように活用していますか?
・技術士とはどのような人を指しますか?
・技術士としての方法を聞かせてください。
・合格したらこの資格をどのように活用しますか。

5) CPDに関する確認が1分
・CPDについて説明してください。(重要!)
・CPDを実践していますか?
・参加している学会はありますか?
・昨年のCPDは何時間でしたか?
・APECの相互認定制度について説明してください。
・APECとIEAの違いについて説明してください。

6) 技術士法に関する確認が1分程度
・技術士法の3義務2責務について説明してください。(重要!)
 → 信秘名公資(しんぴめいこうし)と覚える方法もある。
・技術士の3義務2責務で最も重要なものを2つあげてください。
・どのようにそれを実践しているかを説明してください。
・技術士法にある義務違反の罰則にはどのようなものがありますか?
・技術士法第36条に定める名称使用の停止期間は何年ですか?
・秘密保持は誰に対してですか?例外はありますか?
・技術士法にある義務違反の罰則を説明してください。
・公益に反する行為を強制されたらどうしますか?

7) 問題IIIに関する確認が1分
・筆記試験答案で何か補足したいことはありますか?(重要!)
・あなたは実際の業務で設問のような活動を実践していますか?

8) 過去の失敗例に関する確認が1分程度
・最近の失敗例を取り上げて説明してください。(重要!)

9) その他(知識問題)
・最近、技術士として気になる出来事はありますか?
・人材育成の観点で注意していることを説明してください。

4. 試験官からの反応例
1) 肯定的反応
・なるほど。
・そういう意味ですか。
・分かりました。

2) 否定的反応
・え〜、そうかなあ。
・意味がわからない。
・どういう意味ですか?
・わかっているの?

3) キラークエスチョン
・その提案の欠点はなんですか?
・それはあなたの功績ですか?
・どこが技術士としてふさわしいの?
・何か補足はありますか?(特に筆記試験がB判定の場合)

以上

口頭試験に向けての合格テクニック

2018年11月11日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

はじめに
今回の筆記試験は厳しかったですね。その難関を突破された皆様にとっては口頭試験は最後の関門です。近年筆記試験の合格率の低下と同時に口頭試験の合格率が上昇しています。しかし、油断は禁物です。やはり1割はカットされる可能性があります。その1割に入らない戦略で行くのか、合格の5割に入るための戦略で行くのか、合格の上位に入る戦略で行くのか。決めるのはあなたです。

 

不合格の1割に入らないための戦略
必須科目は選択式の問題で60%以上の正解率が合格基準です。記述式の問題IIと問題IIIの点数は、A判定は60%以上、B判定は40-60%、そしてC判定は40%未満だ。問題IIか問題IIIかのいずれかがB判定でも、トータルで60%以上の場合の総合判定はAとなります。しかし、選択問題の評価がA/BやB/Aの方は要注意だ。特に、口頭試験では、課題解決能力を問う問題IIIも口頭試験の試験官の面接材料として配布されます。したがって、もし判定にBがあれば、なぜ評価がBだったのかをしっかりと反省する必要があります。技術士の資質として、「フォローする」という能力が問われています。このため、口頭試験でのツッコミは必然的に厳しくなることを覚悟すべきです。これに対応するには、やはり入念な準備をするしかありません。

 

合格の5割に入るための戦略
要は合格者の平均像を目指すということです。現在のパターンは平成25年度から6年目ですので、口頭試験の傾向と対策もオーソドックスな質問を50問程度は用意して、それへの回答を用意することが大事です。模擬面接を最低でも3回程度は実施して、想定問答の見直しをすることです。忙しい日常の中でも、時間を捻出して、致命的なミスをしなければ、合格するでしょう。

 

合格の上位に入るための戦略
記述問題がA/Aの人は、単に合格するだけではなく、今後の後輩の規範になるような受験姿勢と受験勉強をしっかりとしてほしい。想定問題も100個程度は用意し、模擬面接も4-5回を目指そう。もしくは、用意した想定問答をスマホに録音して、隙間時間に何度も何度も繰り返し聴きましょう。何度も自分の問答の様子を聞いていると、ちょっと流れが悪いなあとか、冗長だなあとか、説明がロジカルではないなあとか気づくことがあります。ぜひ、自分自身で一人ツッコミをして、問答内容をブラッシュアップしてほしい。

 

さらなるスキルアップの方法を以下に列挙したいと思います。

 

1) 人の評価は最初の3つの印象でほぼ決まります
技術士にふさわしいと試験官に感じてもらえることが重要です。アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱するメラビアンの法則によると人は目から入る情報が55%、耳から入る情報が38%、そして話している内容はわずか7%です。また、スリーセット理論によると、人は最初の印象と二回目の印象と、三回目の印象でほぼ決まります。口頭試験で言えば、書類による印象と入室時の見た印象と、受験者が話す声の印象で受験者の印象=評価はほぼ決まります。入室時の身なりや動き、そして、受験番号や名前を述べた時には、試験官の印象がほぼ決まっていることをよく理解すべきです。

 

2)口頭試験は加点主義
口頭試験の試験官は、筆記試験であなたの答案を見て合格と判断してくれた人です。つまり、あなたを合格させようとしている。その期待に沿った努力をすることは当然の責務です。しかし、本番の口頭試験では、回答に困るような質問や、回答しにくい質問、質問の意味がよくわからない質問があるかもしれない。そのような時にはどうすべきでしょうか?適当に答えるのはダメです。時間の無駄だけではなく、試験官の印象まで悪くなります。必ず質問の主旨を再確認して、相手の意図に合うように回答しましょう。また、本当に知らないことは「すいません。その点は不勉強でよくわかりません。」「うまく説明できません。この後しっかり調べて勉強します。」などと潔く降参して次の質問に取り組みましょう。

 

3)試験官との論争は禁物
優秀な受験者ほど、自分の知見や意見に自信を持っていることが多い。試験官が理不尽なことを言うこともないとは言えません。そのような時に論争するのは厳禁です。これは議論の場ではありません。あなたは評価されている立場です。「へりくだる」必要はないし、自分の意見を曲げる必要もありませんが試験官に対する攻撃は最低です。そのような場合にも、「そのような見方があるのですね。勉強になりました。」とか、「この件は議論の余地がないと考えていましたが、そのような解決法もあると気づくことができました。ご指摘ありがとうございます。」など、要は相手の立場を理解し、試験官の意見を尊重する姿勢を崩さないことが肝要です。

 

4)PREP
プレゼンテーションでは、SDS法やPREP法が有効だ。SDS法とはSummary、Details、Summary、つまり、まず結論を述べ、その詳細を説明し、最後にまた結論を述べる方法です。またPREP法では、まず結論を述べ、その理由を述べ、その例を示し、最後に結論をもう一度述べます。人は、抽象的な一般論と具体的な各論を繰り返すと理解の幅が広がり、納得しやすい。これと真逆なのは、背景→条件→考慮事項→理由→(最後に)結論で、公務員が陥りやすいパターンです。口頭試験では時間の制限があリマス。まず結論を述べたら、試験官の顔を見て、「理由を詳しく説明した方がいいですか?」「この内容で詳しく説明してよろしいでしょうか?」とか聞いてから次に進むのがお勧めです。試験官によっては、最初の結論だけで「次の質問に移ります」と言ってくれることがあります。その場合には最初の結論だけで回答になっているので、貴重な時間の節約以上に加点を繰り返せるという効果があります。

 

5)イメージとロジックで人は納得する
人は物事をイメージして、ロジックを理解できたときに納得します。これは人間の脳が左脳と右脳に分かれていることに起因します。口頭試験の特に小論文(詳細業務)の説明のときに意識すべきです。つまり、例えば「橋梁」の改善を説明するなら、どんな橋かを試験官にイメージしてもらうことが必要です。幅員10mの橋なのか、100mの橋か、それとももっと巨大な橋なのか。どんな橋なのかのイメージがずれていたらこれは悲劇です。何を説明しても質疑が食い違ってしまいます。手振りをまじえなが試験官との間で同じイメージを共有できたら、次は冷静に端的にロジックを説明します。課題は3点です。目的はこれです。解決策は3つありますが、私はA案が最適と判断した。その理由は3つあります。このようにマジックナンバー(=3)をうまく活用しながら説明すると、人は納得した気になるものです。

 

まとめ
口頭試験の目的は合格することです。そのためには、不合格の1割に入らないという戦略でも、合格者の5割、つまり平均的な合格者の戦略でもいいと思います。しかし、本当に合格して、技術士として活躍したいと考えるのであれば、合格の上位者を目指して欲しい。技術士試験に合格するのはゴールではなく、スタートです。技術士として活躍するには、物を書いたり、講演で話をしたり、経営者の相談に乗ったりすることがあります。そのようなことに対応できる能力を有するのかどうかを試されているのが試験ですが、同時にそのような能力を伸ばすチャンスでもあります。単に合格するのではなく、上位者での合格を是非目指して欲しい。サッカーに例えて言えば、1点差で勝利するのではなく、2点差で勝利を確実にするのではなく、3点差をつけて、圧倒的な勝利を目指して欲しいと思います。そうすることで、相手に1点を取られても、2点を取られても、勝利=合格できると確信出来ます。最後の一踏ん張りです。栄冠をゲットすることをイメージして頑張りましょう。

 

平成30年度 口頭試験合格率!?

2019年03月12日 作成 / 執筆:kody講師

日本技術士会から公表された平成30年度技術士二次試験筆記試験合格者名簿の合格者番号と平成30年度技術士二次試験合格者数から口頭試験の合格率を計算しました。

日本技術士会から公表された平成30年度技術士二次試験筆記試験合格者名簿の合格者番号と平成30年度技術士二次試験合格者数から口頭試験の合格率を計算しました。

 

【総合技術管理部門を除く部門】

部門 筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率

◆機械部門

機械設計 84人 69人 82.1%

材料力学 55人 33人 60.0%

機械力学・制御 23人 10人 43.5%

動力エネルギー 19人 16人 84.2%

熱工学 24人 23人 95.8%

流体工学 20人 17人 85.0%

加工・ファクトリー~ 34人 27人 79.4%

    交通・物流機械及び~ 26人 17人 65.4%

ロボット   7人   5人 71.4%

情報・精密機器   8人   7人    87.5%

◆船舶・海洋部門

船舶          3人       3人  100.0%

海洋空間利用   0人   0人  0.0%

舶用機器 0人   0人  0.0%

◆航空・宇宙部門

機体システム 10人   7人    70.0%

航行援助施設   3人   3人  100.0%

宇宙環境利用   1人   1人  100.0%

◆電気電子部門

発送配変電 27人     26人    96.3%

電気応用     25人     24人    96.0%

電子応用     25人     25人  100.0%

情報通信     56人     46人    82.1%

電気設備     72人     66人    91.7%

◆化学部門

セラミックス及び~       4人     4人 100.0%

有機化学製品       7人 7人 100.0%

燃料及び潤滑油      1人 1人     100.0%

高分子製品   6人     6人     100.0%

化学装置及び設備   7人     7人    100.0%

◆繊維部門

紡糸・加工糸の方法~   2人     2人    100.0%

紡績及び製布 3人     3人    100.0%

繊維加工 6人     6人    100.0%

繊維二次製品の製造~ 1人     1人    100.0%

◆金属部門

鉄鋼生産システム 3人     3人        0.0%

非鉄生産システム 1人     1人        0.0%

金属材料      9人    8人      88.9%

表面技術    12人       12人    100.0%

金属加工    30人   29人      96.7%

◆資源工学部門

固体資源の開発及び~  1人     1人    100.0%

流体資源の開発及び~ 3人     3人    100.0%

資源循環及び環境          2人     2人    100.0%

◆建設部門

土質及び基礎            40人     386人      95.0%

鋼構造及びコンク~  124人     111人      89.5%

都市及び地方計画   121人     113人      93.4%

河川、砂防及び~   187人     185人      98.9%

港湾及び空港    45人      41人      91.1%

電力土木       9人         7人      77.8%

道路      166人    164人      98.8%

鉄道            52人     47人      90.4%

   トンネル         32人     29人      90.6%

施工計画、施工設備~  120人        116人      96.7%

建設環境     38人              35人      92.1%

◆上下水道部門

上下水道及び工業用~    80人          69人      86.3%

下水道   116人        111人      95.7%

水道環境   2人        3人    100.0%

◆衛生工学部門

大気管理   3人        3人    100.0%

水質管理 19人             18人      94.7%

廃棄物管理      26人        22人      84.6%

空気調和      14人        14人    100.0%

建築環境      16人        13人      81.3%

◆農業部門

畜産   2人        2人    100.0%

農芸化学       7人                7人    100.0%

農業土木     87人          86人      98.9%

農業及び蚕糸 13人          10人      76.9%

農村地域計画       5人                5人    100.0%

農村環境     10人              10人    100.0%

植物保護     12人              11人      91.7%

◆森林部門

林業     17人          17人        100.0%

森林土木     36人              34人      94.4%

林産       9人                8人      88.9%

森林環境       7人                7人        100.0%

◆水産部門

漁業及び増養殖   3人        3人    100.0%

水産加工   4人        3人          75.0%

水産土木     17人          15人          88.2%

水産水域環境 11人          10人          90.9%

◆経営工学部門

生産マネジメント     31人          31人        100.0%

サービスマネジメント    21人          16人          76.2%

ロジスティクス   6人        6人        100.0%

数理・情報   4人        4人        100.0%

金融工学   0人        0人       0.0%

◆情報工学部門

コンピュータ工学   9人            8人          88.9%

ソフトウェア工学     11人       9人          81.8%

情報システム~     11人       8人          72.7%

情報ネットワーク      4人       3人          75.0%

◆応用理学部門

物理及び化学 11人          11人        100.0%

地球物理及び地球化学      6人            6人        100.0%

地質    59人          53人          89.8%

◆生物工学部門

細胞遺伝子工学   6人        4人          66.7%

生物化学工学      9人            8人          88.9%

生物環境工学   4人        4人        100.0%

◆環境部門

環境保全計画   27人     26人          96.3%

環境測定   18人     16人          88.9%

自然環境保全     18人     17人          94.4%

環境影響評価      9人       7人          77.8%

◆原子力・放射線部門

原子炉の設計~           7人                7人        100.0%

原子炉の運転~      4人        4人        100.0%

核燃料サイクルの技術      2人        2人        100.0%

放射線利用       1人       1人        100.0%

放射線防護       8人       8人        100.0%

 

【総合技術管理部門】

部門 筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率

◆機械

機械設計       3人     3人    100.0%

材料力学   4人 3人      75.0%

機械力学・制御   0人 0人        0.0%

動力エネルギー   0人 0人        0.0%

熱工学   2人 2人    100.0%

流体工学   0人 0人        0.0%

加工・ファクトリー~   2人 2人    100.0%

    交通・物流機械及び~   5人 5人    100.0%

ロボット   0人     0人        0.0%

情報・精密機器   0人     0人        0.0%

◆船舶・海洋

船舶          0人    0人       0.0%

海洋空間利用   1人         1人    100.0%

舶用機器 0人    0人       0.0%

◆航空・宇宙

機体システム   0人     0人       0.0%

航行援助施設   2人     2人    100.0%

宇宙環境利用   0人     0人       0.0%

◆電気電子

発送配変電   3人         3人       100.0%

電気応用       1人     1人       100.0%

電子応用           4人     3人         75.0%

情報通信       4人            4人   100.0%

電気設備       5人         5人       100.0%

◆化学

セラミックス及び~       0人 0人     0.0%

有機化学製品       0人 0人     0.0%

燃料及び潤滑油      0人 0人     0.0%

高分子製品   0人     0人     0.0%

化学装置及び設備   0人     0人     0.0%

◆繊維

紡糸・加工糸の方法~   0人     0人     0.0%

紡績及び製布 0人     0人     0.0%

繊維加工 1人     1人    100.0%

繊維二次製品の製造~ 0人     0人     0.0%

◆金属

鉄鋼生産システム 1人     1人        100.0%

非鉄生産システム 0人     0人        0.0%

金属材料 3人     3人        100.0%

表面技術      2人         2人        100.0%

金属加工      1人     1人        100.0%

◆資源工学

固体資源の開発及び~  0人     0人        0.0%

流体資源の開発及び~ 0人     0人        0.0%

資源循環及び環境          0人     0人        0.0%

◆建設

土質及び基礎              8人         8人        100.0%

鋼構造及びコンク~    15人       15人        100.0%

都市及び地方計画       7人         5人          71.4%

河川、砂防及び~     20人       20人        100.0%

港湾及び空港       2人             2人        100.0%

電力土木       1人        1人        100.0%

道路         28人      26人      92.9%

鉄道               6人            6人        100.0%

   トンネル            8人            8人        100.0%

施工計画、施工設備~    22人          22人        100.0%

建設環境       8人            8人        100.0%

◆上下水道

上下水道及び工業用~      8人            8人        100.0%

下水道       4人            4人        100.0%

水道環境   0人        0人        0.0%

◆衛生工学

大気管理   0人        0人        0.0%

水質管理   0人        0人        0.0%

廃棄物管理       2人           1人      50.0%

空気調和      1人       1人    100.0%

建築環境       0人       0人    0.0%

◆農業

畜産   0人        0人        0.0%

農芸化学       0人            0人        0.0%

農業土木       1人                1人        100.0%

農業及び蚕糸   0人        0人        0.0%

農村地域計画       0人            0人        0.0%

農村環境       0人            0人        0.0%

植物保護       0人            0人            0.0%

◆森林

林業       1人            1人    100.0%

森林土木       2人            2人    100.0%

林産       0人            0人            0.0%

森林環境       1人            1人        100.0%

◆水産

漁業及び増養殖   0人        0人            0.0%

水産加工   0人        0人            0.0%

水産土木       0人            0人    0.0%

水産水域環境   0人        0人            0.0%

◆経営工学

生産マネジメント       2人            2人        100.0%

サービスマネジメント      1人            1人        100.0%

ロジスティクス   0人        0人            0.0%

数理・情報 3人        3人        100.0%

金融工学   0人        0人            0.0%

◆情報工学

コンピュータ工学   2人        2人        100.0%

ソフトウェア工学       0人       0人            0.0%

情報システム~       3人       2人          66.7%

情報ネットワーク      0人       0人            0.0%

◆応用理学

物理及び化学   1人        1人        100.0%

地球物理及び地球化学      2人            2人        100.0%

地質      5人            5人        100.0%

◆生物工学

細胞遺伝子工学   1人        1人        100.0%

生物化学工学      1人            1人        100.0%

生物環境工学   0人        0人            0.0%

◆環境

環境保全計画     2人       2人        100.0%

環境測定     1人       1人        100.0%

自然環境保全       0人       0人            0.0%

環境影響評価      1人       1人        100.0%

◆原子力・放射線

原子炉の設計~       0人        0人            0.0%

原子炉の運転~      2人        2人        100.0%

核燃料サイクルの技術      1人        1人        100.0%

放射線利用       0人        0人            0.0%

放射線防護       0人        0人            0.0%

 

 

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平成29年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成29年度口頭試験合格率/

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技術士2次試験合格率の推移

2019年03月12日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

2018年度の技術士第2次試験の合格率が発表されました。

 

私の方で、独自に全部門について合格率と合格者数を抜き出してグラフ化してみました。

このグラフを一目見てわかることは、部門によって合格率が大きく異なるという点です。

また、合格者数を見てわかる通り、部門によって受験者数が異なるため、合格者数も大きく異なります。

この中でも建設部門の受験者数は全ての部門の中で圧倒的に多いことは、例年通りのことであり、珍しいことではありません。

 

しかし、2018年度は昨年度までと大きく異なった点があります。

それは、建設部門の合格率が大幅に減少したことです。

具体的には2017年度は12.8%だったのに対し、2018年度は6.3%と半分以下となっています。

しかも、全部門の平均合格率が約20%であるため、平均値の1/3程度となります。

この数値は過去最低を記録しています。

 

原因は、必須科目である択一問題の難易度が飛躍的に上がったことだと言われています。

必須科目は6割というボーダーラインが設定されているため、6割得点できていないと自動的に不合格が決定します。

ただ、問題を作成している側としては、問題の難易度と合格率がおよそ想像できます。

すなわち、建設部門のこの合格率は、意図的であると言わざるを得ません。

おそらく、2019年度から必須科目が無くなり、全て論文による試験となります。

必須科目(暗記問題)があることで、本当に技術がある方が合格できず、

比較的若い世代の方が合格しやすい試験だったという意見もあります。

 

合格された方々は、本当におめでとうございます。

しかし、不合格となった方々も落ち込んでいる暇はありません。

既に私の方に、業務詳細記述の依頼や論文添削の依頼がかなり来ております。

素早く行動できる人は、当然合格率が上がります。勉強に費やせる時間が増えるからです。

 

合格率が比較的高い部門を受験される方々も油断はできません。

どのタイミングで今回の建設部門のように合格率を操作されるかわかりません。

取りやすい時にしっかりと合格しておきましょう。

どんな質問でも構いませんので、受験を申し込む予定の方はご連絡いただければと思います。

 

技術部門

合格率

合格者数

機械

0.212

224

船舶・海洋

0.375

3

航空・宇宙

0.186

11

電気電子

0.129

187

化学

0.182

25

繊維

0.261

12

金属

0.465

53

資源工学

0.353

6

建設

0.063

886

上下水道

0.117

182

衛生工学

0.108

70

農業

0.138

131

森林

0.21

66

水産

0.211

31

経営工学

0.205

57

情報工学

0.065

28

応用理学

0.119

70

生物工学

0.41

16

環境

0.127

66

原子力・放射線

0.214

22

総合技術監理

0.064

209

AVE.

0.20

112.14

 

2026年09月
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