2018年03月31日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 12
BCP(事業継続計画)とBCM(事業継続マネジメント)はよく同じような意味で使用されますが、具体的には違いがあります。
BCMは計画とあるように災害が発生した場合に、どのような被害が出てそれに対する対策を明記したような計画書を指すことが多いです。これは、災害時にどのような対策を取り事業継続が可能かを対外的に示した成果物と言えます。
これに対してBCMは、実際に災害が発生した場合にどのような行動をしたらよいのかをもとに社員を訓練したり、非常時に使用する設備などを実際に整備したりすることを言います。これらの会社活動は、BCPに基づいて行われます。
例えば、災害が発生した場合、社員はどのような行動をとるのか、災害後に建物の損壊があった場合、復旧の業務フローに基づいて行動する訓練をするなどがBCMに挙げられます。
多くの会社は、BCPとして対外的に示した段階で完了してしまう場合が多いですが、実際に計画に基づいて各社員が行動できなければ意味がありません。
定期的な訓練の実施など、BCPを陳腐化させないようなマネジメントをBCMと言えます。
BCMの先にはBCMS(事業継続マネジメントシステム)があります。
BCMSは、BCMに基づいて訓練や設備の整備といった行動を振り返り、専門家や第三者に評価してもらい、その結果をBCP、BCMに反映する一連のシステムのことを言います。
さすがに通常業務の傍らでBCMSまで行うことが理想ではありますが、なかなかできることではありません。
技術士試験の論説や口頭試験に臨む場合には、こうした同じような用語の細かい違いをきちんと押さえておく必要があります。
少しずつ違いがありますので、面接官から「それはBCMではなく、BCPではないですか?」などと質問された場合、正しく理解していなければどちらが正しいのかをきちんと回答することはできません。
筆記試験の論説問題でも、BPMについて聞かれているのに、実際にはBCPにとどまっていた場合などは減点対象となってしまいます。
こうした最近のトレンドによる用語は参考書などにも乗っていない場合が多く、自分でニュースなどを調べて行く必要があります。
2018年04月01日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 12
日本技術士会のホームページにて、平成31年度より技術士試験の実施内容が変更されることが正式に展開されています。
技術士を目指す人は、新しい制度になる前の最後のチャンスである今年度に是非技術士の資格取得を目指して欲しい。
新制度への変革時期は、意外と合格率が高かったりする面もあるが、一般には問題の予想が難しいです。
大切なことは、自らの専門分野を磨くことと、なぜ技術士の試験内容が変更したかをよく理解することではないでしょうか。
日本技術士会のホームページに掲載されている内容を見ると、その目的を整理すると次の4つです。
1) 時代の変化への対応
2) 高い専門性と倫理観を有する技術者の育成・確保
3) 技術士の資質向上と技術士制度の活用
4) 技術士資格の国際通用性の確保
そして、技術士試験の変更の大きな特徴は次の点です。
1) 必須科目を択一式問題から記述式問題への変更
2) 採点配分の変更(同時に回答枚数や時間配分も変更)
平成30年度まで 平成31年度以降
必須科目(技術部門全体にわたる専門知識) 30点 40点
選択科目(専門知識及び応用能力) 40点 30点
選択科目(課題解決能力) 40点 30点
3) 専門部門とその科目の再編成
詳しくは日本技術士会のホームページ参照願います。
つまり、専門部門については、選択科目だけではなく、同じ部門の他の選択科目に
ついての専門知識もより重視するということになります。科目数の多い部門と少ない
部門があります。皆さんがチャレンジする部門がもし、科目数の多い部門であれば、
より広範囲の専門知識を厳しく問われると理解すべきでしょう。
まずは、今年度の技術士試験に全力を尽くしましょう。
以上
2018年04月26日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 12

択一問題の傾向は、受験される部門や科目によって異なります。しかし、大切なことは、この択一問題で60点以上の回答をしないと記述式問題の採点をしてもらえないということです。決勝に進みたいのに予選で敗退するのは避けるべきです。
では、どうすれば、択一問題で合格ラインを突破することができるのでしょうか?それはズバリ過去の問題を完璧にマスターするということです。それは、単に過去問題を覚えるのではないです。過去問題を解けるように自分の苦手な分野を知り、不足する知識を得て、合格水準に自分を持ち上げるということです。
年度や部門、科目によって多少の変動はありますが、概ね過去の問題から半分から6割の出題があります。そして、合格水準が6割なので、過去問題をしっかりとマスターすれば、合格するはずなのです。でも、択一問題で不合格になる人は多い。それは何故なのか。そして、どうすれば良いのかについて3点ほど列挙します。
1)忘却期間を活用します。
2)過学習を避けます。
3)最後は丸暗記します。
1)忘却期間を活用します。
人間は、忘れるものです。過去問題を解いてみましょう。そして、理解したつもりになります。そして、少し時間をおきます。1週間とか1ヶ月とか。そうすると、必ず人間は忘れる問題があります。それはその問題が求めている知識が不足しているか、理解していないかです。そして、周辺知識を補充して、理解したつもりになります。しばらく時間をおくと、また忘却する問題があります。そして、それを勉強することで、頭脳は忘れてはいけない認識して、記憶に定着するようになるものです。
2)過学習を避けます。
択一問題の問題を何度も解いていると、内容は理解していないが、答えを思い出す場合があります。これを過学習と呼びます。本質的な理解をしていないのに、答えが出てくるのでマスターしたつもりになるのです。練習ではうまくいくが本番ではダメなケースはこの過学習が原因であることが多いのです。本質を理解しないで、上っ面だけを理解して、理解したつもりになっていないか。謙虚な姿勢が大切です。
3)最後は丸暗記します。
何度調べても理解できない問題はあるものです。自分も過去5年分の問題を解いて、前項の過学習によって答えは分かるけど、なぜその答えか分からない。特に、専門分野であれば、突っ込んで調べるが、専門外の問題だと、調べれば調べるほど分からないことが増えてきて収集がつかないし、時間もない。そんな時は、割り切りも必要です。そして、実際そのような難解な問題は意外と再度出題されることがあります。試験の5分前に丸暗記したものが出題したこともあります。まあ、最後まで諦めない気持ちが大切なのかもしれない。
是非、過学習にならないように注意しながら、忘却機能をうまく活用しながら、自分の記憶能力と理解能力を試すつもりで勉強して欲しいです。
以上
2018年04月29日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 12
筆記試験の、選択科目(記述式-論文方式)では、当然のことながら、その科目の専門家の
方が採点されます。しかし、当該科目にも、多くの種類の業務があります。
例えば、「機械部門-材料力学」では、構造設計、構造解析、破壊メカニズムの研究、機械材料など、
様々な専門家の方が居られます。試験官の方が何の専門家の方か分かりません。
ですから、試験官の方が何の専門家であったとしても理解して頂けるような回答をする。
これが、記述式の試験で得点を取る唯一の方法だと思っています。
もし、貴方がPCによる構造解析の専門家だとして、そういう問題が出たとします。ついつい、
構造解析の専門用語をいっぱい並べて、知識があることを言いたくなってしまいます。
でも、試験官の方が構造解析の専門家でなければ、貴方の回答を理解できない、つまり、
得点をつけられないということになってしまいます。
採点されるのは、専門用語をどれだけ知っているかではなく、応用能力・課題解決能力が
あるかを、「分かりやすく」示せているかどうかです。
材料力学を学んだ人間であれば誰でも知っている用語を使って、応用能力・課題解決能力が
あることを示す必要があります。
というか、これだけだと思います。
記述式の試験に正解はありません。今までの貴方の経験をベースに、与えられた問題に対して、
貴方ならどう応用するか、貴方ならどのように課題を解決するかを書くだけです。
難しく考えたら負けです。
平成31年度から、選択科目の統廃合などがあり、それに該当する科目では、記述式も問題の
傾向が変わる可能性があります。
ぜひとも、今年度に合格を勝ち取られることをお祈り致します。
2018年04月29日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 12
筆記試験は、必須科目(択一式-マークシート方式)と、選択科目(記述式-論文方式)から成っています。
必須科目は、受験する部門全体から出題されます。この必須科目は、いわゆる「足切り」です。
必須科目で60点を取らないと、選択科目は採点すらしてもらえません。
また、筆記試験の合否を決めるのは選択科目の結果だけで、必須科目が100点であっても60点であっても関係ありません。
ですから、筆記試験の勉強は、必須科目を効率よく済ませ、選択科目の勉強に時間をかけたいところです。
「効率よく」と言うのは簡単ですが、実際にはどうしたら効率よく勉強できるのでしょうか。
必須科目は、20問出5題され、その中から15問に回答し、60点である9問正解したらクリアです。
つまり、無条件で5問捨てることができるのです。極端なことを言うと、9問正解したらよいだけなので
11問捨ててもよいということです。
例えば、機械部門の場合、必須科目では、「機械設計」、「材料力学」、「機械力学・制御」、「動力エネルギー」、
「熱工学」、「流体工学」、「加工・FA・産業機械」、「交通・物流・建設機械」、「ロボット」、「情報・精密機械」など
多くの分野から出題されます。
大学の機械工学科を卒業された方(私もそうですが)でも、全ての分野が得意な方は少ないのではないかと
思います。また、今、機械関係の仕事をされている方で、これら全ての分野が仕事に必要な方はほとんど
おられないと思います。
必須科目は、60点を取ることが目的ですから、全ての分野に全力を注ぐのではなく、分野によってめりはりを
つけた勉強をすればよいと思います。
必須科目は過去問と類似の問題がよく出ますので、類似の問題だけは点を取れるようにする科目と、
初見の問題でも点を取れるようにしっかり勉強する科目を仕分けして勉強するのがといと思います。
「流体力学だけは、どうしてもダメ」とか「熱力学は苦手」という方は、最初からその分野を捨ててしまうと
いうのもありまもしれません。その分、他の分野の勉強に時間をかけて下さい。
「機械部門の技術士としてどうあるべきか」ということを考えると、捨てる分野があるのはどうかと思われる
かもしれませんが、「機械部門の技術士としてふさわしい人になるためにまんべんなく勉強したので、
試験に受かりませんでした」では話になりません。
捨てた分野は、合格してから、継続研鑽で勉強し直したらよいだけの話です。
まずは、合格するために勉強して下さい。
平成31年度からは、必須科目も記述式になってしまいますので、この勉強方法が通用するのは、
今年度が最後かもしれません。ぜひ、今年度で合格を勝ち取って下さい。
2018年07月07日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 12
筆記試験まであと1週間となりました。
受験される皆さん、勉強は計画通りに進みましたか。
計画通りに勉強できなかったので、受験やめようかと思っておられる方も
おられるかもしれませんが、諦めずに受験して下さい。
今更焦ってもしかたないので、現在できることをすればよいと思います。
手書きの練習を全然されていない方は、手書きの練習をして下さい。
1週間、手書きの練習をするのとしないのでは雲泥の差です。
手書きの練習は十分されている方は、ノートの見直しをメインに
1週間過ごされたらよいと思います。
この1週間に見直したところがきっと出題されます。
そう思うと、ちょっとの時間でもノートの見直しができますよね。
最後に、アドバイスを一つ...
とにかく、自信を持って回答して下さい。
あなたがどう考えて、どのような解決策を出すかが重要で、
「一般的には・・・」ということはあまり意識しなくてよいと思います。
筆記試験Ⅲの回答について口答試験で聞かれることがあります。
その時、「私はこのように考え、このような解決策を考えました」
というストーリーが言えるような回答にすればよいのです。
その解決策が一般的なものでなくても、貴方が今までの経験から
そうすべきと思う通りに書けばよいのです。
とにかく、自信を持って回答して下さい。
ご健闘をお祈り致します。
2018年07月28日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 12
筆記試験が終わって約2週間ですね。
日本技術士会から択一式の正答が公表されていますが、自己採点はされましたか?
さて、前にも書きましたが、筆記試験合格者に行われる口答試験で、筆記試験の論文について
聞かれることがあります。
ですから、まだ論文の再現をされていない方は、論文の再現をしておくことを強くお勧めします。
試験から日が経つにつれて何を書いたかどんどん忘れてしまうので、もしまだでしたら、すぐにして下さい。
まずは、論文を再現することが必要ですが、そのあとは急ぎませんが、次のことを実施しておきましょう。
・間違いがないか、不足がないか確かめて下さい
参考書などを調べながらでよいので、ご自身が書かれた論文に間違いがないか、わかりにくいところはないか、
不足していることはないかチェックして下さい。
本当なら、こういう風に書いたらよかったという「模範解答」を作成するのがよいと思います。
・口頭試験での回答案を作成して下さい。
口頭試験で、「訂正や追加することはありませんか」という問いに対して訂正や追加したいことがある時には、
「筆記試験のときには、○○がよいと思いましたが、試験後、落ち着いて考えると、△△の方がよいことに
気付きました」みたいな、説明をできるようにしておくことが必要です。
口頭試験で試験官が質問してくるということは、論文に疑問があるか間違いがあると考えているということです。
試験官は論文を持たれていますので、何を書いたか聞きたいのではないので、再現だけで終わってしまったら
意味がありません。
せっかく筆記試験に通っても、口頭試験に落ちたら、また筆記試験からです。
手を抜かず、すべきことをして、万全の状態で口頭試験を受けられるように、準備をして下さい。
皆さんの、筆記試験合格をお祈り致します。
2018年08月17日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 12
試験終了直後から、様々なところで択一試験の正答について議論がありましたが、『平成30年度技術士第二次試験
択一式問題の正答の追加について』というプレス発表が、技術士会のホームページに掲載されました。
https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/005979.html
正確な内容については技術士会ホームページを確認していただきたいのですが、建設部門の択一問題2つについて、
正答をそれぞれ1つずつ追加(2つの正答が存在)ということになっています。
Ⅰ-2の正答が③又は⑤、Ⅰ-9の正答が②又は④となりました。
当該問題を選択した受験生全員に得点を与えるものではなく、2つの正答いずれかを選択した受験生だけが得点する
ということです。
Ⅰ-2については選択肢⑤の記述内容において年度と数値に相違があったこと、Ⅰ-9については選択肢④において
土砂災害が水防法の対象外であることが正答追加の理由だそうです。
平成30年度の建設部門択一は非常に難しかったという声を多く耳にしました。
15問選択中の2問ですから、1問あるいは2問足りずに不合格圏だった方が、合格圏になるケースも多いと思います。
今回の措置で択一の得点が60%以上となった方は論文の採点が行われるわけですから、筆記試験に合格すると考えて、
口頭試験に向けての準備をしておきましょう。
試験から1ヶ月以上経ってしまいましたが、記憶を呼び起こして課題解決論文の再現だけは最低でもしておきましょう。
来年度からは試験制度が変更されます。この機会を逃さず、合格を目指しましょう。
*各種対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。
2018年12月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 12

技術士試験の最大の難所は、筆記試験と思われています。なぜなら、年度や部門によっては、合格率が10%を割り込むことがあるためです。
たとえば、平成30年度の筆記試験で、建設部門の合格率は6.6%でした。
総合技術監理部門の合格率も6.6%でした。
しかし、この数字は、法律関係の資格試験の合格率と比較したとき、それほどまでに厳しい数字ではありません。
たとえば、弁護士、司法書士、税理士などと共に8士業の1つである、社会保険労務士試験の平成30年度の合格率は6.3%でほぼ同じです。
そうは言うものの、技術士試験は、やはり難しい試験です。
その原因の1つが、春先に提出する業務経歴票です。
とくに、初受験の方は、この業務経歴票の重要性を認識できていません。
業務経歴票の5つの業務経歴と、業務詳細といわれる720字の小論文の出来・不出来が合否を大きく左右するにもかかわらず。
受験生が、5つの業務経歴を十分に検討すれば、自分に相応しい部門や専門領域を選ぶことができます。
不適切な部門等を選ぶと、不合格になる確率がきわめて高くなります。
また、受験生が、業務詳細をしっかり作り込めば、筆記試験に役立つスキルを効率よく身につけられます。
筆記試験では、課題や問題点、対応策や着眼点といった点を表現する必要があります。
業務詳細でも、これらの点をコンパクトに書く必要があります。
そして、業務経歴票が重要だという理由は、何よりも、口頭試験で、試験官がこの書類を手もとにおき、その内容について質問をしてくるためです。
業務経歴票の出来が良い受験生は、合格予定者として、口頭試験で念のための確認がされるだけになります。
ですから、技術士試験は、「業務経歴票に始まり、業務経歴票に終わる」のです。
2018年12月02日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 12

はじめに
昨日、東京タワーの向かいにある機械振興開館で開催された日本技術士会の技術士フォーラム2018に参加した。スマート農場に関して官民学の四人の講師による講演があり、予想以上に面白かった。日本技術士会に登録している会員に加えて非会員も参加可能だ。技術士になって嬉しいことの一つは、このようなセミナーが非常に良心的な価格で参加できて、かつその内容が秀逸なことだ。
技術士に求められるCPD
技術士法において3義務2責務が定められている。12月に口頭試験を受験する人は今必死に覚えていることだろう。いわゆる信秘公名資の最後の資だ。これは「技術士の資質向上の責務」であり、技術士法第47条の2で「技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るよう努めなければならない。」と定めている。現在は任意だが、今後はこのCPDを資格の更新の条件とすることも検討されている。
日本技術士会の各種セミナー
CPDは責務であると同時に権利でもある。技術士の特徴はその分野が幅広いことだ。総合技術監理部門を含めて21の部門がある。自分は、電気・電子部門と経営工学部門と総合技術監理部門に登録しているが、登録している部門以外でも機械部会とか、建築部会、農業部会、化学部会などそれぞれの部門の例会では興味深い講演があり、その参加費も千円とか2千円程度だ。部門が開催する例会以外に、本部が開催するものや、認定グループが開催する例会もある。自分が幹事をしているIT21の会では、今月はドローン関連の講演を2つ、来月は医療ICT関連の講演を2つ行う。しかも、技術士や技術士補でなくても、それを目指している人は参加可能だ。しかも今のところ参加費無料だ。
まとめ
技術士会を目指す理由はいろいろあるだろう。そして技術士になると色々なメリットもある。この前もある大学のMBAの受験要項を見ていたら、技術士を含む士業の人は小論文試験を免除するという大学があった。そして、今回のテーマの各種セミナーもそんなメリットの一つではないかと思う。昨日開催されて技術士フォーラム2018についてLuckyOceanのブログ「スマート農業を考える。」で簡単に紹介されている。CPDは日本技術士会に登録する以前のものもカウント可能だ。今から技術士になったつもりでCPDのポイントを貯めておくこともできる。次のURLで興味のあるセミナーがあれば参加してみませんか?
日本技術士会のCPDエントリー画面:https://www.engineer.or.jp/ippan/dmsw0211.php
以上
2019年01月21日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

2019年度から筆記試験の出題が多少異なります。詳細は以下のHPを見て確認してください。https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5698_1.pdf
簡単に抜粋しますと、
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旧試験 |
新試験 |
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選択科目Ⅱ-1 |
600字×1枚×2題 |
600字×1枚×1題 |
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選択科目Ⅱ-2 |
600字×2枚 |
600字×2枚 |
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選択科目Ⅲ |
600字×3枚 |
600字×3枚 |
旧試験での選択科目Ⅱは、合計2400字を2時間以内でした。そして休憩を挟み選択科目Ⅲでは、600字×3枚(1800字)を2時間で書き上げる必要がありました。
2019年からは選択科目Ⅱで600字×3枚と選択科目Ⅱで600字×3枚の合計3600字を3時間30分で書き上げる必要があります。選択科目Ⅱと選択科目Ⅲの間に休憩を挟みません。
これまでの受験生の様子を見ると、選択科目Ⅱでは時間が余るが選択科目Ⅲでは時間が足りないという方が多いように感じました。今年から休憩が無いことで時間を有効に活用できるようになったと前向きに捉えましょう!
では、どのような時間配分で臨めば良いか?単純に文字を書くスピードは、24文字(1行)を1分として、600字の原稿用紙1枚を25分で書ききれるように練習をしましょう。できるようになれば、6枚を2時間30分で書くことができるようになります。残り1時間の使い方が重要となります。
筆記試験は手書きです。一番怖いのは、一度書いた内容を消しゴムで消して書き直す時間です。書き直すことが無いように事前に書く内容をまとめておく必要があります(この部分は別途ニュースで記載します)。選択科目Ⅱ-1では、基本的に専門知識が問われるため、特に書き方について迷うことはないでしょう。選択科目Ⅱ-2と選択科目Ⅲでそれぞれ30分間、考えをまとめる時間が使えます。配点はおそらくⅡ-2が20点、Ⅲが30点となります。配点と文字数から1時間の準備時間を配分しても良いかもしれません。
①書く時間を短くする練習
②時間内に考えをまとめ、構成を考える練習
インプットの勉強だけでなく、アウトプットの練習も必要となりますよ。
2019年01月23日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

2019年度から、3時間30分の中で、3600字もの論文を記述しなければならないという技術士2次試験で、
満足のいく結果を生み出すためには筆記具にこだわることも大事です。
限りある時間内で、芯が何度も折れるのは時間の無駄です。私の中で最も論述試験に適している筆記具は、
だと思います。「デルガード」は2014年に発売され、“どれだけ力を込めても折れないシャープペン”として累計1000万本以上売り上げています。
さらに今では、ペンのトップにある消しゴムに新しい機能が追加された「デルガード タイプER」というものが発売されています。
どのような機能かというと、逆さにするだけで消しゴムが出てきて、ロックされるので消している際に引っ込まない、そしてペンを元に戻すと自動的に引っ込むというものです。間違いに気づき、消す際にも時間短縮につながりますね。また消しゴムを落としてしまうといった失敗が無くなります。
デルガード以外にも、芯が折れないというシャープペンはいくつかありますが、あらゆる角度で強い筆圧がかかっても折れないというペンはコレだけだと個人的に思います。
筆記具売り場で、1本450円程度で買えると思います。
この他に、論文の構成を考えるときに使う筆記具は、別に用意してください。少ないスペースに書き込むことになりますから、0.4mmか0.5mmのメカニカルペンシルがお薦めです。こちらは、個人が好きなペンで問題ないと思います。
何事も、あなたのパフォーマンスを最大化するためです。3時間30分で3600字を記述するために必要な筆記具について、今一度考えてみてください。
2019年01月23日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

2014年7月4日に公表された「国土のグランドデザイン2050 〜対流促進型国土の形成〜」 を受け、その後具現化に向けた動きが、国交省総合政策のうち重点的政策の項にまとめられています。
このうち、まち・ひと・しごとの創生〜「国土のグランドデザイン2050」を具体化し、国土交通省の組織・施策を動員,「国土交通省重点政策2014」については一読をお薦めします。
鋼構造の視点からは、「4. 地域を支える産業の担い手の確保・育成等」 を実現するための技術的方策が問われそうです。これは、「国土交通省重点政策2014」の9ページ(資料2-37ページ)にも具体的な対策とともに掲載されているので、しっかりと読んでみて下さい。具体的には民間資本や人的資源を活用した維持管理や、PPPやPFIの利活用が考えられます。また、「省力化やロボット化」といったキーワードで担い手を確保し、人材の育成に関しては、BIM(あるいは土木版のBIMであるCIM)による技術継承の効果の側面をあげることができます。
それにしても、2050年までに日本人は約9700万人まで減少してしまうのですね。しかも高齢者の比率が今以上に増加します。そのような状況では、これまで以上に効率化、省力化が求められるのは至極当然です。これらの課題と共に対策までまとめておきましょう。
BIMについては、コスト縮減効果や維持管理局面での効率化,意思決定の迅速化が注目されがちですが、記録を継承するということは、同時に技術も継承できる意味を持つことに留意してください。
以下、参考URLです。
「国土のグランドデザイン2050 〜対流促進型国土の形成〜」
http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudoseisaku_tk3_000043.html
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/point/index.html
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/point/sosei_point_tk_000018.html
2019年02月05日 作成 / 執筆:スマート技術員講師 / 閲覧数(月間): 12

あと1ヶ月ほどで平成30年度の合格発表ですね。
なかなか業務に集中できず不安な方もいらっしゃることかと思います。
また来年度に向けて着々と準備している方もいらっしゃるかと思います。
私がお勧めするこの時期の受験対策は以下のことです。
①知識補充・拡充
来年度、初受験なのに早く論文対策をしたい、論文添削をしたいと焦る受験生が見受けられます。
論文を記述する前に必要なことは「知識」です。
知識が無いのに良い論文は書けません。
「その知識は何を見れば良いの?」という質問を受けますが、基本は周囲にゴロゴロ転がっています。
ネット情報、専門雑誌、自分だけでなく職場全体で関わっている業務など周りを見渡せば至る所に知識が転がっています。
今、自分が向き合っているものの中にたくさんの知識が溢れています。
どんなことにも興味も持ち、経験を使い捨てにしないことが大事です。
②情報収集
常にアンテナを張っていることが大事です。
今、この文章を読んでいるということはネット情報にアンテナを張っているということです。
ネットだけでなく特に人からの情報は貴重です。
講習会や飲み会の席などにもたくさんの情報が埋もれています。
大事だと感じたことに対して常に最大限にアンテナを張れる習慣を身に着けると仕事面でも役立つでしょう。
(今後のスケジュール管理)
3月末くらいからは出願(業務経歴票など)に集中することになります。
それが終わると論文対策になるかと思います。
論文対策と同時に知識補充を行うと時間が非常に掛かります。
今のうちに知識補充をしっかりやっておくと5~6月に論文対策に集中できますので、この時期のコツコツ勉強を意識して頑張りましょう。
2019年02月06日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

受験生の皆様、すでに勉強を始めているでしょうか?
技術士2次試験は、2019年7月15日です。
あと、約150日しかありません。技術士2次試験の試験内容は容易ではありません。
いかに効率よく時間を作るか、これが合格のためには非常に大事なものになります。
通常のお仕事があり、休日はご家族のために時間を費やす必要もあるかと思います。
一例として、どのように時間を作るかについてご紹介致します。
まず、最も時間を多くとれる時間は、通勤時間です。
電車での通勤の方に限定されますが、片道1時間の通勤時間を勉強時間に充てることができれば、1日2時間を確保することができます。
月に20日間出勤すると月に40時間、2次試験までに200時間近く勉強時間を確保することができるのです。
ただ、車内でできる勉強に限られます。たとえば、キーワードについて調べることや、論文の構成を考えることはできると思います。
次は、休日の時間の使い方です。
休日すべてを勉強に充てることは難しいですが、
例えば午前中だけ、もしくは夕方以降など、少なくとも3時間は勉強時間に充てたいところです。
なぜかと言うと、通勤時間での勉強では「論文を書く」という勉強ができないからです。
2次試験では1800字を限られた時間で書き上げることが必要になります。
つまり電車の中でキーワードの「インプット」を行い、自宅で「アウトプット」を行うという方法です。
論文を書く際には、試験時間と同じ時間をまとめて書き上げる訓練をしてください。
休日に3時間でも勉強に充てることができれば、2次試験までに120時間は確保できるはずです。
これでも合計で320時間です。合格を狙うためにはもう少し勉強時間を確保したいところです。
隙間時間に10分でも20分でも参考書を開くように癖をつけましょう!
2019年02月14日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

技術士試験において、技術士が守る事項、心がける事柄があります。
それは、公益確保の優先や、信用失墜行為の禁止が挙げられます。
では、これらに反する行為とは具体的にどのようなことがあるでしょうか?
時事問題としても聞かれることがありますので、以下のようにまとめてみてはいかがでしょうか?
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発覚した工事や案件 |
概要 |
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羽田空港の地盤改良 |
羽田空港C滑走路の液状化対策工事で、藥駅を注入する管を通す穴を適切に掘削せず、薬液の注入不足を招いた。薬液注入の為に削孔した孔275本の内、正しい位置に施工していたのは0本。実際に注入した薬液の量は計画数量の約5.4%であったが、出来高データなどを偽装していた。2015年5月~2016年3月にかけて施工したうち、C滑走路下の4500m2の範囲で施工不良があった。 |
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落橋防止装置の溶接 |
国土交通省が管理する京都市内の歓進橋で2015年8月、耐震補修・補強工事で設置した落橋防止装置などの溶接不良が発覚した。12社が溶接を手抜きしていたことがわかった。不正行為による溶接不良の装置が使われた橋は400橋にのぼる。装置の検査会社も不良データの隠ぺいに加担していた。 |
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杭工事の施工データ |
横浜市内の分譲マンションで2015年9月、杭が支持地盤に届いていなかったことを施工者が市に報告した。併せて、杭の施工データの改ざんも発覚した。コンクリート既成杭の業界ではデータ流用の不正がほぼ常態化しており、土木構造物でも改ざんが見つかっている。 |
このような不正工事やデータ改ざんなどが多発している現状をどのように感じますか?
また、なぜ起きてしまったのか?そして、どうすればこのような事態を防ぐことができるのか?
そこまで考えてみて下さい。
2019年02月21日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

技術士2次試験の最大の難所、それは専門科目の小論文ではないでしょうか。
私は技術士を取得してから、何人もの受験生の小論文の添削をしてきました。
時には、私の専門である建設部門から離れた科目を受験する方の小論文も添削を依頼されることもあります。
受験生の方々の小論文を読むと、皆さん同様の良くない点があります。
同様の良くない点ということは、受験生の多くが陥る欠点があるのです。
逆に言うと、この欠点をクリアできている方は、合格率が高くなります。
その欠点とは、ずばり「論文構成」です。
例を1つ挙げると、出題文で問われている事に対して、はっきりと解答できていない点にあります。
出題文には何を問うているのかがはっきり書かれています。例えば、
「○○部門の技術者として重要な技術的課題は?またその解決策は?」
このように出題された場合は、まず○○部門に関連した技術的課題をはっきりと明記します。
そしてその課題に対する対策は何かをはっきり下線表記して明記する。
採点者は非常に多くの受験生の小論文を読みます。
だらだらと書かれた小論文を読んでいると、何を回答したいのかわからなく、読む気が無くなります。
はっきり伝えたいこと(問われていることに対する回答)は強調して書きましょう。
「2つの対策技術による効果とリスクやデメリットは?」と問われた場合、対策技術ごとに効果とリスクを述べましょう。
例えば、
Aの技術による効果:・・・
Aの技術のリスク:・・・
です。
このような論文構成は、独学で勉強してもなかなか進みません。
自分の回答が良いのか悪いのか、合格基準に達しているのか達していないのか?
これらは有識者へ依頼をするのが最短であり最善の道だと考えています。
皆さんが書いた小論文を送って頂ければ添削、採点致します。
そして、何が足りないのかをアドバイスさせて頂きます。
我々講師陣は、受験生皆さんの合格の一助になればと最大の協力を致します。
是非、気軽にご連絡を頂ければと思います。
2019年02月22日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

口頭試験まで進んだ方は、合格発表までドキドキな時間を過ごされているかと思います。
しかし、口頭試験まで進めなかった受験生の皆さん。
悔しい気持ちもあるでしょうが、
今から勉強を始めなくて来年度の試験に合格できますか?
不合格の原因は勉強不足、知識不足、論文の書き方が良くない、この3つのどれかに当てはまります。
これら原因は適切な勉強で達成できるものだと思いませんか?
テキストを開くだけが勉強ではありません。
①過去問の分析
②成功者の勉強方法
③自分の回答の添削
・・・
これらも必要な勉強です。しかしテキストが必要というわけではありません。
つまり、携帯や簡単なメモ帳とペンさえあればできることです。
「勉強=机」や「まとまった時間」などという固定観念は捨てましょう。
電車でも、トイレでもお風呂でもどこでもできる勉強はあります。
自分のライフスタイルの中で、
「どの時間に何の勉強をするか」
「いつ、どこで、何の勉強をするか」を考えましょう。
まずはこれが勉強の第1歩です。
定着してしまえばルーティンのようにこなすことができるようになるでしょう。
例えば、私の場合ですが、
①毎日の通勤電車内:技術士試験概要の調査、成功者の勉強方法の検索、論文の回答例検索
②昼休み(社内のデスク):キーワード検索、過去問の分析、自分が書いた論文の添削
③自宅のデスク:過去問を解く、通勤時に得た重要事項のメモ
このように勉強内容を分けていました。
メモなどが取れない電車内では、ひたすら成功体験を読んだり、勉強方法を考えたりとINPUTの作業をしました。
比較的長い時間が取れる自宅ではOUTPUT作業をするように心がけました。
また、自分の論文について技術士を取得された方に見て頂いたり、自分で添削したりしました。
このように、生活の中で、いつ時間が取れ、何ができるかを考えてみて下さい。
決して簡単な資格ではありません。
自由な時間が無くなりますが、1年だけと考えて頑張りましょう。
2019年03月15日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

さて、そろそろ技術士試験の申し込みを始めるころでしょうか?
そこでとても大事なのが業務詳細記述です。
これは口頭試験で使用されるため、十分注意して書ききる必要があります。
まず、口頭試験の評価ポイントが変わるのをご存知ですか?
こちらの表をご覧ください。
|
改正前(~H30年度) |
改正後(H31年~) |
||||
|
試問事項 |
配点 |
時間 |
試問事項 |
配点 |
時間 |
|
Ⅰ.受験者の技術的体験を中心とする経歴の内容及び応用能力 |
|
20分 |
Ⅰ.技術士としての実務能力 |
|
20分 |
|
①経歴及び応用能力 |
60点 |
①コミュニケーション・リーダーシップ |
30点 |
||
|
②評価・マネジメント |
30点 |
||||
|
Ⅱ.技術士としての適格性及び一般的知識 |
|
Ⅱ.技術士としての適格性 |
|
||
|
②技術者倫理 |
20点 |
③技術者倫理 |
20点 |
||
|
③技術士制度の認識その他 |
20点 |
④継続研さん |
20点 |
||
倫理や継続研さんについては大きく変わらない様ですが、
業務詳細記述が関係する部分に変化があります。
コミュニケーション、リーダーシップ、評価、マネジメントなど具体的な
キーワードが記載されています。
それぞれの意味を、以下に示します。
<コミュニケーション>
・業務履行上,口頭や文書等の方法を通じて,雇用者,上司や同僚,
クライアントやユーザー等多様な関係者との間で,明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。
・海外における業務に携わる際は,一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え,
現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。
<リーダーシップ>
・業務遂行にあたり,明確なデザインと現場感覚を持ち,
多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。
・海外における業務に携わる際は,多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに,
プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。
<評価>
・業務遂行上の各段階における結果,最終的に得られる成果やその波及効果を評価し,
次段階や別の業務の改善に資すること。
<マネジメント>
・業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において,
品質,コスト,納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項,
又は成果物(製品,システム,施設,プロジェクト,サービス等)
に係る要求事項の特性(必要性,機能性,技術的実現性,安全性,経済性等)を
満たすことを目的として,人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。
要は、「技術力だけ高い人」は技術士にはなれないということです。
高い技術力を持ったうえで、更に、コミュニケーションとリーダーシップを問われます。
顧客や上司、仲間への対応やスムーズに業務遂行できる統率力、計画力、行動力があるのか?
また、得られた結果に関して適切な評価ができ、次の業務へ活かせているか?
これらが、口頭試験で問われるはずですが、あらかじめ、業務詳細に
盛り込ませることができていれば、試験官としては非常に好印象で質疑を行えます。
ぜひ、4つのキーワードを意識して業務詳細を記述してみて下さい。
添削は随時、受け付けております。
2019年03月27日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

合格に大切なこと
大きく2つあると思います。
1つは、準備段階で合格レベルを知るということです。
もう1つは、技術士に必要とされる高い専門性と幅広い知識を付けるということです。
1つ目の準備段階で合格レベルに到達できていない人というのは、
勉強法や合格基準のいずれか、または両方が分からなく、合格に十分な勉強の管理が出来ていない人のことです。
その原因を分析してみましょう。
勉強法が分からない→どんな知識が必要か、どのように応用しなければならないかを明確化していない。
合格基準が分からない→評価尺度は明らかにされていない。
ということが挙げられます。
では、その対策ですが、
勉強法や合格基準が分からないのでは、やみくもに勉強せざるを得ませんが、まずは自分の専門分野の守備範囲を知ることです。
専門試験では受験者それぞれの得意分野の知識を備える必要があるため、各自の体験に応じた知識体系を築く必要があります。
また、試験の評価尺度は試験官の暗黙知であると考えられがちですが、
技術士試験が技術コンサルタントとしての試験であることを考えてみてください。
クライアントならコンサルタントに何を要求するかと考えて洞察すれば、評価尺度は次第に見えてくると思います。
2つ目の技術士に必要とされる高い専門性と幅広い知識を付けることについてです。
高い専門性が不足している→そもそも技術士にふさわしい業務をしていないのに受験している場合。
幅広い知識が不足している→日常業務に忙しくて勉強する時間がない等が挙げられます。
その対策ですが、
技術士にふさわしい業務、或いは「技術士にふさわしい」ことが何なのかを認識することです。
その勉強方法は、専門家が書いた文献から、そのような知見を学びとるしかありません。
専門誌の記事はその筋の専門家によるものであり、そこから容易に専門的知見を学ぶことが可能です。
また、技術士の本質を理解することは、勉強の取捨選択を可能とするため短い時間で合格を可能としてくれます。
技術士試験がどのような試験であるのか?
試験では何が問われるのか?
評価指標、評価尺度は何か?
これらを考えて、合格への道筋を立ててみて下さい。
2019年04月04日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 12

受験申込書が4月1日(月)から配布されています。受験申込の受付期間は、平成31年4月8日(月)〜24日(水)です。
原則、書留により郵送で提出することになっています。早めに仕上げて、提出しておきたいものです。
受験申込書等日本技術士会のホームページでダウンロードができます。
https://www.engineer.or.jp/c_topics/006/006428.html
今回は、様式が変わっているため、最後の仕上げで手間取ることも見越しておきましょう。
今回の申込書で、昨年度までのものと変更になった点では、主に、年号は西暦で記入すること、本年度は経歴票に記載されたもののみの「合計年数」を記入すること、の2点です。
「業務内容の詳細」は、そのままPDFのフォーマットを文字入力すれば900文字まで入りますが、720文字以内に収めるよう指示されています。
したがって、文字数オーバーに気をつける必要があります。
受験申込書の業務経歴票の箇所が口頭試験で使われます。
念のため、最後に確認してください。作成した業務経歴票が、「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」(技術士法第2条)である技術士が書いた文章になっているかを。
なお、受験申込み案内には、筆記試験の問題の出題数・解答数と答案用紙枚数が明示されています。
・必須科目1は、答案用紙3枚以内で2問出題1問選択解答
・選択科目2-1は答案用紙1枚以内で4問出題1問選択解答
・選択科目2-2は答案用紙2枚以内で2問出題1問選択解答
・選択科目3は答案用紙3枚以内で2問出題1問選択解答
となっています。
2019年04月25日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

受験生の皆様、お疲れ様です。
今回は技術士2次試験に向けた参考書について
お話ししたいと思います。
昨年度までの技術士2次試験は、必須科目で択一問題があり、
さらに論述問題がありました。
そのため、私自身も必須科目の択一問題は過去問を解くという意味からも
1冊過去問題集を購入し勉強しておりました。
しかし、今年からは全て論述問題となりました。
論述問題の参考書は買う必要があるか?
答えはNOです。
こんなこと書いたら、参考書を監修した人たちに怒られてしまうかもしれませんね。
しかし、実質買う必要ないと考えます。
その理由として、以下の3つが挙げられます。
①過去問は技術士会のHPに全てアップロードされている。
②参考書を見ると○○部門参考書となっており、各科目の参考書ではない。
③回答例も一題につき、1つという参考書が多く、回答方法が凝り固まってしまう。
という理由です。
②については、例として建設部門を挙げますが、
建設部門には全部で11の科目があります。
そのすべての科目に対し、1冊の参考書で賄おうとしているため、
1つの科目に対して記述されている量は1/11です。
220ページの参考書だとすれば、わずかに20ページ。
この本に、お金を払う必要があるでしょうか?
20分ほど立ち読みしてしまえば、読み切れてしまう内容です。
③について、インターネットでも過去問に対する回答例というものが出回っております。
その回答が正しいか正しくないかの判断は必要ですが、それを含めた勉強にもなります。
是非、無駄なお金を使わないようにして下さい。
過去問を技術士会のHPから検索し、傾向と対策を練ってください。
そして、重要なキーワードや論文の書き方は、十分に理解を進めてください。
論文の添削は随時受け付けております。講師プロフィール
2019年05月08日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

受験生の皆様、お疲れ様です。
今回は技術士2次試験の試験問題作成側について考えてみましょう。
まず、試験問題を作成する人(作成委員)は、毎年12月~1月に推薦されます。
どのような人が推薦されるのかといいますと、
現役の技術士でかつ、大学教員や研究者です。
そして2月に決定され、3月~6月に作問されます。
各部門で数名が選出され、任期は3年といわれております。
さて、この中で見えてくる人物像が、作問委員は、
受験生の皆さんと一緒に仕事をしている同業者ということです。
受験生の皆さんと同じ情報を持ち、興味対象も同じ技術者であります。
そこで、予想問題を考えるわけですが、
あなたと同じ情報を持った技術者、すなわち、自分が作問委員であった場合どのような問題を作成するかと考えることが予想の第一歩となります。
作成のための情報源は何でしょうか?
業界紙、専門誌、学会誌、国土交通白書となるでしょう。
特に注目すべき場所は、特集記事です。
時事ネタにもなりますし、世の中でどのような流れがあるのか、
どのような事に関心が集まっているのかを知るとても良い情報源となります。
予想問題について、一人で考えようとしないでください。
同じ受験部門の受験生と情報交換をしましょう。
お互いに情報交換することで、注目すべき記事や事柄も変わってきます。
なるべく多くの問題に向かい合うことで、自分の知識量も増えてきます。
そして回答方法も受験生によって様々です。
良い部分は積極的に取り入れ、逆に悪い部分は指摘し合いましょう。
良い回答は誰が読んでも、すっと腹に入ってきます。
読んでいて、疑問が浮かぶ回答では合格はできません。
頑張って行きましょう。
論文の添削は随時受け付けております。
2019年06月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 12

模擬試験をしている受験対策会社があります。模試は受けたほうが良いか?それは、費用があるのならば、受けると良いでしょう。
なぜなら、その時点での弱点があぶり出せるからです。
例えば、①専門的学識が足りずに、書きたいことが思うように書けなかったとか、②制限時間内に与えられた文字数を埋められず、数行を残してしまったとか、③各科目に適した書き方ができなかったとかです。
そのように、弱点が見つかれば、それを補強するように勉強するとよいのです。
模試は弱点を見つける絶好の機会なのです。
ですから、模試の点数にまったく一喜一憂するのは意味がありません。
さて、①専門的学識が足りない場合には、どうすればよいか。
現状よりも、もう一段深い記述ができる準備をしましょう。
そのためには、「具体例」と「数字」と「(技術進展などの)背景」を押さえると良いでしょう。
例えば、「地球温暖化には、緩和策と適応策がある」と書くよりも、「地球温暖化には、省エネ家電の普及促進等による緩和策と、高温耐性がある農作物育種等による適応策がある」と書いたほうが加点されるでしょう。
②制限時間内に書き切れなかった場合には、論文構成のための時間や、筆記時間の切り詰めを細部にわたって検討することです。
シャーペンや消しゴムといった文房具まで厳選することで、時間を生み出していきましょう。
③各科目に適した書き方ができなかった場合には、科目別に評価項目を確認しましょう。
必須科目Ⅰでは、専門的学識、問題解決、評価、コミュニケーション、技術者倫理が試されています。
選択科目Ⅱ-1では、専門的学識とコミュニケーションが、Ⅱ-2では、専門的学識、マネジメント、コミュニケーション、リーダーシップが試されています。
選択科目Ⅲでは、専門的学識、問題解決、評価、コミュニケーションが試されています。
ぜひ、効果的にPDCAサイクルを回して、合格圏内に入ってください。
2019年06月04日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 12

技術士になれば専門家として社会に貢献することができます。日常業務で多忙なときには考えられないでしょうが、多少の余裕ができたときに、自分の専門性を余のために活用することができるのです。
たとえば、裁判所から鑑定人等の推薦依頼があった場合には、司法支援を行うことができます。
採用が決まると、裁判所との間で個人契約を結ぶことになります。
この鑑定人等には、鑑定人、専門委員、調停委員が含まれます。
鑑定人は、求められた鑑定事項に専門家の立場から意見を述べます。
鑑定書の提出を求められるのが一般的で、年齢制限はありません。
専門委員は、裁判所が任命する非常勤の裁判所職員(特別職の国家公務員)です。
指定を受けた事件について、各訴訟手続きで必要な専門的知見に基づく説明を行います。
任期は2年で、年齢制限はありません。
調停委員も、裁判所が任命する非常勤の裁判所職員です。
裁判官と調停委員により構成される調停委員会のメンバーとして、訴訟よりは簡易な手続きである調停に専門家の立場から関与します。
40歳以上70歳未満の年齢制限があります。
このほかにも、森林部門の技術士には「地域林政アドバイザー」として活躍の機会があります。
また、環境部門や衛生工学等の環境関連部門の技術士は、「環境カウンセラー」の登録審査の加点要素の一つとして技術士資格が使えます。
技術士資格は、直接的にメリットを感じられない場合であっても、数年後や十数年後に思わぬところで役に立つことがあります。
「技術士資格は役に立つ」
勉強がつらくなった時には、そのことを思い出し、もうひと踏ん張りしましょう。
2019年05月29日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 12
技術士に限らず、効率の良い勉強方法の中には「アウトプットを意識する」というキーワードが必ずと言っていいほど出てきます。
技術士試験を受験する人は皆例外なく忙しい
技術士試験は多くが社会人として忙しく働いている人が受験します。
内容も決して容易なものではなく、論述式や口頭試験など試験としては高度な内容も含まれます。
しかし、高度な内容だからと言って、勉強できる時間が学生時代のようにほぼ無限にあるというわけではありません。
多くの人がこうした状況に陥った時に、試験を受験するのを諦めるという選択をします。
しかし、業務の都合上、どうしても技術士が必要だという人はそういった選択肢をとることができません。
そこでアウトプットが登場
こうした場合に、冒頭でお伝えした「アウトプットを意識する」ということが出てきます。
アウトプットとは、脳に貯めた知識を外部に出す行動です。
よくその内容をよく理解している人は、人に教えることができるといいます。
これは習得した知識をアウトプットしていることに他なりません。
人に教えるということは、自分で学んだ専門知識を予備知識のない他人に理解してもらうように伝えるということです。
このプロセスの中で重要なのは、専門知識を分かりやすい言葉で表現できるかという部分です。
これを行うためには、その専門知識について参考書の内容を一語一句伝えるのではなく、その内容を深く考え、理解する必要があります。
マークシート方式の試験などであれば、参考書の内容をそのまま頭に叩き込む手法も有効ですが、論述式試験や口頭試験となれば、それでは太刀打ちができません。
やはり、知識を人に説明するアウトプットがどうしても出てきます。
アウトプットを意識的に磨くには?
よく英語に関しても、英語を読んだり聞いたりするだけでなく、英会話を行うと英語も読んだり聞いたりすることも上達するといわれています。
多くの外国語は、その国に行くと何となく話せるようになり、読めるようにもなるのはアウトプットを意識した学習の効果であると言えます。
これと同じように、ある程度専門知識を習得したら、何か一つのテーマを決めてノートに論述式試験のように書いてみるとよいでしょう。
長い文章である必要はありません。少しずつアウトプットすることで知識の定着を図ることが狙いです。
忙しい社会人が受験する技術士試験ですので、効率的な勉強を心掛けたいものです。
2019年07月04日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 12

技術士試験の筆記試験は、記述式のため、当然に、わかりやすい文章を書く必要があります。
そのために、前提となるのは、試験官はそれほど、あなたの業務に詳しくないということです。
なぜなら、あなたは、その業務をほぼ毎日行ってきたのでしょうが、試験官は別の業務ばかりをやってきた人だからです。
例えば、環境保全に係る業務を行ってきた人でも、その対象が、山が中心の人と、川が中心の人と、海が中心の人とでは、詳しい領域がまったく違います。
また、発注者側でデスクワークばかりやっている人と、現場で作業ばかりやっている人とでも違います。
ですから、試験官の立場に立って、わかりやすく書くということが、たいへん重要です。
わかりやすい文章とは、論理的な文章のことです。
論理的な文章とは、筋道がついた文章です。
言い換えると、誰が読んでも、誤解なくわかる文章のことです。
例えば、「警官は血を流しながら逃げる犯人を追いかけた」という文章は、血を流しているのが、警官である場合と、犯人である場合と、2通りに捉えることができます。
これは、誤解が生じやすい文章です。
この場合、「警官は、血を流しながら逃げる犯人を追いかけた」とするか、「警官は血を流しながら、逃げる犯人を追いかけた」とするか、いずれか改訂します。
わかりやすい文章を書こうとするとき、1つだけの意味にとってもらえるように吟味しながら書くことです。
これから、試験日までの10日間は、クセ字を直し、書き急いでも字が乱れないようにして、丁寧な字で、わかりやすい文章を書く訓練をする時期です。
2019年09月25日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 12

7月以降、7月に実施された筆記試験のことを振り返ることをしたでしょうか?
再現論文を書く際に振り返りますが、回答しなかった問題については振り返りましたか?
私が受験した際には、回答に選択しなかった問題に関する質問はありませんでした。
しかし受験生の中には、回答しなかった問題に対して意見を聞かれる質問をされた方もいるようです。
口頭試験は加点方式なので、質問に答えることができなかったとしてもスグに不合格になることはありません。
しかし、すでに題目があり、調べれば回答が得られるものに対してスルーしてしまっては勿体無いと思います。
しかも、回答しなかった問題の模範解答を作成することは、
たとえ筆記試験に合格できていなかったとしても来年度の試験対策になるのです。
勉強して無駄になることはありません。
「効率的な勉強方法は?」とよく聞かれることがあります。
人によって効率的という意味は異なるでしょう。
私が思う効率的とは、あらゆる事象に役立つものから勉強することです。
例えば、必須問題と選択Ⅲの問題は回答方法も出題内容も採点内容も非常に似ていることが技術士会のHPを見れば明らかでした。
その場合は、選択Ⅱの試験勉強よりも、選択Ⅲと必須問題の模範解答から作っていきます。
また、幅広い問題を考えるのではなく、まずは過去問です!
明らかに過去問と類似した出題が多いことは分析をすればわかるでしょう。
口頭試験まであと2,3ヵ月です。
長いようであっという間に来てしまいます。
やるべきことは何があるか?
その中で優先順位はどうか?
これらを考えて実行することも、技術士として大事な要素だと思います。
2025年05月06日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 12

「必然だった技術士5分野の受験から得たもの」
私は5分野の技術士資格を有していますが、ややもすれば5分野の技術士受験は、「受験マニア視」されがちです。ここではこれまで私が取り組んできました技術士各部門の受験理由は、必然だったことの 経緯やその理由について、紹介したいと思います。
1.苦節10年:建設部門-施工計画分野
平成元年、技術士第1次試験(技術士補)の合格を期に、技術士を目指すことを決意しました。社会へ出て約10年、「自分がやりたかった仕事は、この仕事だったのかな?」誰しもが、どこかの時点で自問するちょうどその時期でした。自分が社会に通用する力をつける必要性を痛感し、技術士の世界のドアをノックすることにしました。 苦節何年と良く言われますが、私は合格するまで、3回の受験棄権も含め10年かかりました。先輩技術士の熱い指導のおかげで、ようやく「施工計画分野」で合格することができました。指導してくれた先輩達には、今でも感謝の念に絶えることはありません。
2.自己武装の手段:総合技術監理部門
念願の技術士資格を手中にし、仕事は官庁主体の営業職に移動になりました。技術士になり資格だけでは自己実現できないもどかしや自身の力量不足、混沌とした感情を抱いていた頃、新しい部門として総合技術監理部門が創設されました。新設部門なので事前情報がなく手探り状態でしたが、さらなる自己武装の手段としてトライしました。
3.後輩への指導合格:建設環境分野
総監部門の取得を期に「建設コンサルタント」へ転職を決意、再就職決定までには時間を要すること想定し、建設環境分野を転職の備えの1つにしようと考えました。前年、同窓1年後輩を建設環境分野でワンツ-マンで指導、受験初回で合格へ導くことができたことは、自分の指導方針は間違っていなかったことを立証でき、大きな自信に繋がりました。
4.提案型業務の資格要件:河川・砂防分野
建設コンサルタントに転職後、私は「河川構造物分野」のセクションに配属になりました。まさに未踏の分野で、全てがゼロスタ-トの状況で、毎日、刺激的な日々を送ることになりました。同時期、建設コンサルタント契約方式が指名競争入札から、提案力が求められるプロポ―ザル、総合評価業務への転換期でもあり、自分の意思とは無関係に、資格要件として河川・砂防分野の取得が迫られました。この間、同僚・部下・社外の人への添削指導により、これまでに約50数名の合格者を輩出できたことは、私自身の大きな誇りとなっています。
5.至上命令:衛生工学部門
衛生工学部門を取得していた部下が、独立開業により退社しました。このためこの分野のコンサルタント部門登録が会社としてできなくなりました。会社上層部から部門長であった私へ早急な改善対処が求められ、まさに至上命令として受験宣言せざるを得ない状況になりました。建設環境との関連性がある分野で、退社した彼の添削指導もしていたこともあり、何とかクリアできました。気が付けば56歳のときでした。目標を達成できたかと思えばまた、次の難関が押し迫ってくる。この繰り返しこそが、誰しもがたどる人生の道のりと実感、回想しています。
6.技術・経験の伝達媒体:日本語教師
私は65歳にて無事、円満に定年を迎えました。縁があり現在は「砂防分野」を専門とするコンサルタントへ人生3回目の就職。オールドル-キ-として、新たな難関に迫られる毎日を送っています。 一方、私は以前より志向していた外国人の方々に日本語を教える「日本語教師」資格を取得、現在は毎週末、海外の若者達へ「日本語」を指導しています。 これまでの技術士試験への取り組みがなければ、決してこの分野を目指すことはなかったと考えています。常に研鑽すること、努力を継続することに慣れることができたことが、まさにその原動力だとも思います。日本語教師の方々は無論のこと、海外学習者個々の意識の高さに触発され、私自身にとってとても良い刺激となっています。「日本語を学びたい」という強い願望と熱いパッションを痛感しています。 人口減少による人手不足等、生産人口の急減による我が国の国力低下が懸念される情勢下、外国人の方々の活躍支援のため、自身の技術や経験を日本語で伝えることができる技術士になることへ、強い思いをはせている今日、この頃です。 (以上)
2025年07月05日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 12

「イメ-ジ訓練により、試験巧者となる。」
技術士試験の対策において、「骨子」や「キーワード」の整理は非常に重要です。これができること、それは存在することにより、説得力ある解答文を作成しやすくなります。今回は本番試験直前の時期において重要な再整理の具体的な方法とイメ-ジ訓練のくり返しにより、試験巧者となることを以下にご紹介したいと思います。
1.過去問題・参考書・白書等からキーワードを再度チェック
過去の筆記試験や自身で作成した準備解答文、模範解答、参考書から重要な用語や論点、トレンドキーワ-ドを再度チェック、重要なものを拾い上げておきましょう。 各専門部門の白書の最新版(例えば国土交通省白書、環境白書等)や専門雑誌の最近の特集記事等についても再度、確認しましょう。新しい制度や施策、全国各地での先進事例からトレンドキーワ-ドを今一度、チェックしましょう。特に関心があるもの、目についたものは、確実にメモ、記憶しましょう。 これらは口頭試問の準備資料となることも併せて、意識しておきましょう。この際、これらの技術的キーワ-ド項目はマインドマップや表に整理し、通勤途中等を利用し、どこでも確認できるようにしておくことが大切です。
2.骨子テンプレートを作成
これまで準備してきた解答文は改めて、ICレコ-ダ-再生記憶と併用し以下のような骨子テンプレートを作成、そのロジック構成を整理しましょう。この作業はどんな設問に対しても、共通思考プロセスとして対応できるので、解答文骨子の作成が迅速となります。
① 問題提起(現状や課題の明確化)
② 技術的背景(関連技術や要素技術)
③ 対策案・提案(自分の技術者視点)
④ 期待される効果と新たな課題 ⑤ 技術者としての留意点(倫理・社会的影響)
3.解答文のパタ-ン化
本番試験ではどの設問(必須・選択・応用)においても、すぐに記述構成内容が思い浮かぶようにしておくことが理想です。出題傾向がある程度予想される項目(例:専門課題、応用課題、課題解決プロセス、リスク管理、法令対応、技術者倫理など)に対し、自分の実務経験に結びつけた解答をパターン化しておくと、本番で記憶の呼び出しがスム-ズとなります。 また、解答文は言うまでもなく「起承転結」が不可欠です。設問に対し、現状、 課題 、解決策 、 効果等の項目を、頭のなかでテンプレ-ト型の「1枚のカード」として、イメ-ジ化しておくようにして下さい。
4. 準備解答文の記述練習
試験本番前には必ず、本番を想定した記述練習を、一定時間を確保できる休日等を利用、以下に留意しながら行って下さい。
①「時間内に書けるか」「字数が足りるか」「論理構成は一貫しているか」を確認。
②実際に時間計測、数問記述、記述体得により制限時間へ不安を解消。
③解答文の再度自己添削により、誤字等の訂正、さらなる精度向上。 ・評価者視点で総合チェック。(着眼点、論理性、一貫性、専門性、倫理性)
④記述による手の握力の疲労度、耐久性の自覚
5.イメ-ジ訓練
試験本番を想定し、設問に対し短時間で記述骨子を構想するイメ-ジ訓練をとにかく繰り返し訓練して下さい。書き出すまでの数分間は焦らずじっくりと構想、構成メモを作成することを練習下さい。 私の経験においてもこれができれば、試験問題を見ただけで、合格できる自信が湧き出てきますし、気持ちの中に余裕が生まれ、試験巧者となることができます。このイメ-ジ訓練をくり返すことで解答文は書き続けることができると確信しています。 (以上)
2025年09月06日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 12

「謙虚で、ひたむきであれ!」
皆さん、徐々に口頭試験の準備は進んでいるでしょうか?口頭試験については事前に準備すべき事項がたくさんあります。おそらく、全ての受験者は試験当日まで、準備不足を実感しながら口頭試験に挑まなければならないと思います。早すぎる準備はむしろ、口頭試験に対する万全さにつながりますので、積極的に進めて下さい。
今回は私が以前、模擬口頭試験の面接官役で対応した「回答が完璧すぎる受験者」を例として、あるべき受験者像について、ご紹介したいと思います。
1.受験者
この受験者の人物像は、以下のとおりです。
年齢(当時):40代後半
学歴:某国立大卒
立場:発注機関の管理職(当時課長) 受
験部門:建設部門
2.完璧すぎる解答
私と私の友人の2人で役割分担に決めて、質問内容を事前に準備し、模擬口頭試験を行いました。その印象と結果は、何を聞かれてもその回答があまりにも完璧すぎることでした。寸分のスキもなく、「鉄の防弾チョッキ」を身にまとい、聞かれた質問の銃弾を瞬時に跳ね返すような応答の連続でした。 私はこれまで模擬面接を数多く行ってきましたが、ほとんどの人は緊張のあまりに自分の思うどおりに、回答できない場合が多く、この受験者のように自信に満ち溢れた回答は逆に体験したことはありませんでした。 口頭模擬試験としての評価としては「素晴らしく、完璧である。」以外の言葉が見つからないほどでした。但し一方で、非常に気になった点がありました。それは回答の要所や末尾において、回答に関し自分としての見解や私見を述べるような場面があり、自身の見識を示す雰囲気も感じられ、違和感がありました。面接官役の友人とともに、逆に口頭試験の落とし穴になりかねない懸念があることを直接、本人に指摘しました。
3. 試験官はスキをこじ開けたい
試験官の立場で考えると、口頭試験の解答が完璧なことは無論、重要な要素です。一方で回答が完璧すぎるほど、そのスキ間を少しでもこじ開け、何とか回答が困難な質問をしたくなる感情が湧いてくることも否めない事実です。彼は正に、その典型的なタイプの人でした。
言い方を変えれば、自分に対する自信がありすぎ、他の人の意見等は受容しないタイプのようにも感じられました。このような受験者はあまり多くはないと思いますが、口頭試験では十分な注意が必要です。口頭試験に向け、その受験者に対しこの点を指摘し、理解をしてもらった上で、聞かれた事のみ回答すること、私見は問われた時のみ回答し、付随した情報は、自ら多くを語らないことをアドバイスしました。元々自力はある人なので、心配したようなことはなく、結果的には無事合格、技術士になることができました。 「備えあれば憂いなし。」自分の強みと弱みを理解しておくためにも、模擬口頭試験の実施により、第三者からの指摘により、自分自身を直視することは是非、行っておくべきと考えます。
4. 受容力とコミュニケ-ション能力の重要性
このような受験者は特異な例だと思いますし、だからと言って、決して不合格になるものではありません。受験者は多種多様であり、それぞれの個性や特徴があることは当然です。口頭試験の目的は受験者個々の技術者としての考え方、物事の捉え方や取り組む姿勢が技術士としてふさわしいかどうかを評価するものです。 ある程度の年齢に達した立派な社会人が、技術者としての見識を改めて確認されるものであるからこそ、厳しいハードルがあるとも言えるでしょう。 ここで重要なのは、口頭試験では業務経験や専門知識に加え、1人の技術者として種々の考え方を柔軟に受けとめる受容力や、その場にふさわしいコミュニケ-ション能力を試されていることを忘れてはなりません。
5. 謙虚でひたむきであれ!
では、技術士にふさわしいあるべき人物像とはどんな人か?ということになりますが、私的には謙虚でひたむきに努力を継続する人、柔軟で常にポジティブであり、秘めた熱い情熱を抱い続ける人。と私は勝手にイメ-ジしています。 受験者諸氏へのお伝えしたいメッセ-ジは、「謙虚かつひたむきなポジティブを胸に秘めた技術者であれ!」です。 次回は、私の部下であり、話すことが苦手なタイプの受験者の例についてご紹介したいと思います。(以上)
2026年02月14日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 12

「業務経歴はコンピテンシ-を示す」
実務経験証明書には各自の業務経歴と経験業務の内容について詳述する必要があります。
今回は受験申込書作成にあたり、どのように構想してコンピテンシ-を戦略的に示すか、
その記述はどのようにするかについて、ご紹介したいと思います。
1. コンピテンシ-の記述は必須
業務の何が「技術士としてふさわしいか」をどう掘り下げるかは、技術士試験において
最も重要なポイントであることは前回、ご紹介しました。 業務経歴と体験記述詳細は、
「技術士の資質・能力(コンピテンシー)」を意識し、戦略的に結びつけることが重要です。
2.技術士としての能力を示す経歴
技術士は、ご承知のとおり以下のコンピテンシ-に対する資質と、これらを総合する力
を必要とされています。業務経歴には業務毎にどんな能力を発揮できたかを時系列整理
した上で、以下を確実に言及して下さい。
・課題形成能力(何が、本質的問題かを抽出できていたか。)
・専門技術力(専門技術や知識をどのように活用したか。)
・マネジメント力(工程・品質・コスト・安全・調整を発揮できたか。)
・リスク対応力(不確実性へどのように配慮したか。) ・倫理・社会的責任(安全・環境・
説明責任を果たしたか。)
・コミュニケーション力(関係者と調整し、合意形成を図ったか。)
3.自らの判断した証拠
体験記述詳述では、「技術士として求められる判断・行動をした証拠」を記述することが
重要です。試験官は記述内容から、この人は「技術士として登録してよい人物か?」という
視点で採点しています。受験者自らが判断し、行動した証拠を示す必要があります。
4.業務の選択の戦略化
「技術士としてふさわしい業務」を選択する場合、詳述するメイン業務は、何が最も良いか
を熟考下さい。第三者から見てその評価に値するか、総合的に判断、決定して下さい。
具体的には高度な技術内容やレベルの業務に限った訳ではありません。課題解決に向け、独自
アイディアや新たな思考により、解決方策を見つけ出したことを表現して下さい。 この場合、
技術的に解決は容易ではなく、苦労が伺える業務の方が、試験官は読んでみたいと思う興味が
湧きます。これを意識し記述下さい。
また、「技術士にふさわしい業務」は、2番手、3番手業務は予め用意、これを織り込んでおい
て下さい。この点は口頭試験で試問される可能性が高いので、確実に準備しましょう。
5.「技術士にふさわしい理由を示す」
「技術士にふさわしい理由」を示す方法例として、以下を参考にして下さい。
① 行動を書くだけでは、説得力が弱い。:× 例):○○の設計を担当した。
② 自身の判断を記述するだけでは、不十分。:△ 例)制約条件等が厳しいため、○○方式を採用した。
③ 技術士的視点を明確に、表現する。:◯ 例)複数想定案をコスト、施工性、安全性を総合
的に評価し、ライフサイクルコスト低減を重視、○○方式が最も有利と判断、これを採用した。
④ 社会性や責任まで展開する。:◎ 例)利用者の安全確保と将来的な維持管理負担を考慮し、
技術者倫理の観点からその妥当性を評価・判断し、これを発注者へ提案、採用された。
③、④までを記述することができれば、「技術士らしさ」を強調することができます。
是非、参考にして下さい。 (凡例:不適⇒×、不十分⇒△、良好 ⇒◎)
6.苦心を伝える
私の添削指導の経験から、「掘り下げ不足」と思うことが多くありました。例文として「関係者
と調整し、問題を解決した。」のような記述だけ不十分と思います。何故なら、判断や行動に対し、
その苦心の様子が伝わらないからです。 顕在課題をクロ-ズアップ、その解決に苦心したことを言
及するには、試行錯誤した状況を示すことが重要です。例えば以下のような記述はいかがでしょうか。
例文)関係者及び発注者、施工者との利害が対立していた。その解決策を見出すため技術的根拠や
情報(○○基準、過去事例)を整理、根拠付け、想定される解決方策案を提示した。これにより対応
方針の合意形成を図り、要求性能品質の確保、工期制約を遵守、両立できた。
7「技術士としてふさわしい業務」を一文タイトル化
「技術士としてふさわしい理由」は「技術士でなければできない判断・行動」を示すことが肝要です。
例えば以下のように「一文タイトル化」、試験官への関心度を刺激下さい
・「厳寒期における寒中コンクリ-ト打設養生に対する施工計画」
・「軟弱泥炭地盤下における廃材利用によるコスト低減を実現した圧密沈下対策」
・「放流先がない箇所における汚水処理水対策の検討と実現」
・「厳寒気象を利用した土砂凍結掘削方法による河川濁水抑止対策の提案」
・「ゴムチップ舗装による凍結路面スリップ事故安全対策」
8.最終チェックリスト
願書は記述後、必ず自身で以下をチェックして下さい ・技術的判断の「理由」が、確実に記載されているか。
・自分の立場・役割、責任が明確か。
・マネジメントと倫理の視点があるか。
・業務成果が公益性や社会貢献に寄与しているか。
提出前に先輩技術士や身近な人に添削を受けて下さい。必ずや良いアドバイスがいただけるはずです。
十分、時間をかけて準備して下さい。
次回は、業務プロセスで示す課題解決の記述方法についてご紹介したいと思います。(以上)
2025年05月17日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 11

「ビジュアル重視型で答案を採点者に読ませない!」
私は技術士を取得できるまでに10年の歳月を費やしました。言わば劣等生です。不合格だった試験の設問はすべて記述、解答したつもり。白紙答案などはありません。当時、試験結果は、「不合格」のはがきが届くのみで、自分の解答文のどこが悪くて、どのレベルで不合格であったのかが、全くわかりませんでした。
今回は、「目からうろこ」の「ある記述方法」との出会い、これを体得できたお陰で私は合格できたと思っており、それを是非、受験者諸氏にお伝えしたいと思います。
1. 採点者は心理的に読みたくない
採点者は限られた日数で、膨大量の解答文を採点すると言われています。従って、極端な言い方をすれば1字1句、くまなく読んでもらうことは時間的にも不可能ではないかと私は思います。また、長文は心理的にも読みたくないのが本音と思います。
私は採点方法として1次選考と2次選考があり、1次選考を通過しない解答は、そもそも読んでもらっていないのではないかと推測します。
私が想定する1次選考の採点区分は以下ではないかと考えます。
・紙面が白紙であり、解答されていない。⇒ C:不合格
・設問に対して、パッと見て題意に沿って的確に解答されていない。⇒C:不合格
・文字が乱雑すぎて、読むことができない⇒C:不合格
・文章記述内容が理解できない、意味不明、支離滅裂⇒C:不合格
上記だとすれば多くの受験者の解答文は採点に至っていないのではないかと考えます。では、どのような解答文なら2次選考に残り、採点してもらえるかについて考えてみましょう。
2. ビジュアル第一主義
この件に関しては極端に表現しますので異論があると思いますが、ご容赦願います。解答文は設問題意に確実に答えていることを視覚的にパット見て、その構成が分かる記述が必要です。例えば、必須課題では次のような設問が多いと思います。
1)○○を解決する上での多面的視点による課題
2)最も重要な課題とその複数の解決策
3)新たなリスクとその対応
4)技術者倫理と社会の持続性の観点から必要な要件
ここで重要なことは1)~4)の設問を見出しとして利用する。設問に確実に解答していることをあえて視覚的に示す。採点者が読まなくても良い状況をビジュアル的につくる。また、見出し文は太く濃く書く(ゴシック体のように)か、アンダ-ラインにより、採点者が斜め読みで、目にとまるような記述が重要です。
3. 解答内容は二の次
本文記述でも重要なポイントは小見出しを活用することです。解答内容を採点者へ速く伝える記述方法、解答内容は二の次、ここでもビジュアル重視を志向した記述方法が有効です。設問例に対する小見出し活用例を以下に示します。
(例)担い手確保を解決する上での多面的視点による課題
課題事項として取りあげた社会的現実や背景、今後予測される事態やその理由となる論拠について、課題の内容を小見出し化する。その後に2~3行の文章でそれを補完する説明文を挿入する。ここで初めて解答内容となります。あらかじめ2~3行文を長さ条件としておけば、例え想定外の問題であっても、本番である程度対応可能であり、行を埋めることができます。
1)少子高齢化による生産人口減少、国力の衰退
(改行して、以降に小見出しタイトルの内容を2~3行で説明文を挿入する。)
2) 人材確保のための環境整備 (上記同様)
3) ICT等先端技術の積極導入(上記同様)
4)経験、技術伝承(上記同様)
4. 見せる箇条書き
例えば、課題抽出や解決策は複眼的(多面的な視点)が必要です。但し、複数の項目についての詳しい論述は紙面的にも制限があり、採点者に読ませる負担となります。ここでも重要なのは、箇条書きを利用して視覚的見せるテクニックです。例えば設問を我が国の防災強化対策案を例とした場合、その記述例として以下が挙げられます。
(例)防災対策強化案
○○を解決するためには、○○による〇〇が肝要であり、以下に対する施策を積極的に推進する。(2~3行で内容説明文を挿入後、箇条書きに落とし込む。)
① AI・デジタル技術を活用した災害予測精度の向上(余白)
② 流域治水等防災への加速化・進化(余白)
③ グリ-ンインフラによる潜在的防災力の発揮(余白)
④ 防災機能の多重性、代替性機能の確保(余白)
⑤ ICT技術活用による監視、予測、判断等の防災体制強化(余白)
長い文章での説明ではなく、箇条書きですっきりと、示すことでより洗練された印象付けが重要です。またこの際、白書や最近の技術トレンドキーワ-ドを挿入することを考慮下さい。採点者へ独自の見識の高さをアピ-ルして下さい。
5. 箇条書きのメリット
採点者(読み手側)から見た、箇条書き活用によるメリットは、以下と考えます。
① 眼に止まり易く、伝達内容をわかり易く、分けることができる。
② 複数な内容を詳しく説明することなく、読み手の理解が速い。
③ 多面的表現で記述項目の整理、表現できる。(人、物、金、技術、方法等)
④ 表現がシンプルなので、幅広い観点や意味を印象付けできる。
⑤ 紙面に空白部分がありすっきりと整理され、読み手に息苦し印象を与えない。
⑥ 記述項目を忘れても試験本番記述時での追加、修正、削除が容易である。
⑦ 異なる表現や語彙表現を活用するで、一行を埋めることができる。
是非、準備解答文作成段階で試してみることを一考下さい。 (以上)
2017年03月15日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 11
技術士2次試験の専門科目は、必修科目と選択科目に分かれています。
電気電子部門では、必修科目は20問中15問選択のマークシート方式の出題、選択科目は発送配変電、電気応用、電子応用、情報通信、電気応用の5分野の選択となり、記述式の出題となります。
それぞれの出題範囲について考えます。
必修科目の出題範囲
必修科目は15問選択のマークシート方式の出題となりますが、電気電子の中でも幅広い分野からの出題となります。
近年の傾向では、太陽光や電波環境など環境に関する問題が多くなっております。
電気工学専攻の方は、情報分野の問題や無線工学といった電気分野の中でも畑違いのような問題にも選択の関係上回答しなければならなくなりますので、過去問題の研究や、他の分野の問題にもさわりだけでも学習しておくようにしましょう。
選択科目の出題範囲
選択科目は、自分の得意とする分野の問題を選択するようにすればよいのですが、内容もより専門的なものとなります。
実務に即した設計を行う際の注意点や、今後政府が技術を活用して導入しようとしているものなどが出題されます。
これらはマークシートと違い、絶対的な回答というのがなく、満点回答をするのが極めて困難な内容となります。
また、問題中に前問題の説明に対して、考えられる対策などを記載するような問題もあり、前問題の回答が的外れなものとなっていると、対策についても全く得点できないといったことも考えられます。
問題文をよく理解し、正確な回答をする地道な訓練が合格への第一歩となります。
技術士の2次試験の専門分野は技術士と名乗るだけの専門知識があるかを問うものです。
幅広い知識が必要となり、難関となりますが、地道な学習、訓練が合格へのカギとなります。
2017年04月15日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 11
皆さんご存知の通り、第二次試験受験申込の時に、「業務詳細の内容」を書く必要があります。これは、よく「小論文」などと呼ばれています。
『私は、学会論文などよく書いているので、論文はお手のもの・・・』と思っておられる方は要注意です。
「業務内容の詳細」は、「学術論文」ではなく、「自分が技術士としてふさわしい人間であることのアピール文章」なのです。
「技術士としてふさわしい」とはどういうことなのでしょうか。
『人によって「ふさわしい」のイメージは違うんじゃないか』と思われるかもしれませんが、実は、きっちり決まっているんです。
「技術士」は、国家資格ですから、「技術士法」に定められています。
(目的)
第一条 この法律は、技術士等の資格を定め、その業務の適正を図り、もつて科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的とする。
(定義)
第二条 この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。
ですから、技術士とは、
『「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務」を行うことにより、「科学技術の向上と国民経済の発展」に貢献できる人だと認められた人』
ということになるのかと思います。
「業務内容の詳細」には、「自分が上記にあるような技術士にふさわしい人間である」ことをアピールする文章を書くということなのです。
このスタートを間違えてしまうと、いくら立派な成果を上げた業務であっても、試験官に『この人は技術士としてふさわしいの?』と思われてしまいます。
これを間違うと厳しい口答試験が待っています。
受験申込書を提出する前に再確認して下さい。
2017年05月22日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 11
技術士二次試験に向けてキーワードを記憶したいけれど、暗記力に自信がないと不安になっていませんか?
記憶力をアップするには脳への刺激を増やすことがカギです。
脳には大脳皮質と呼ばれる部分があり、記憶や思考など複雑でレベルの高い内容を担当しています。脳の形を見てみるとわかるのですが、たくさんのシワがあります。実は脳にシワがある動物はあまり多くありません。人間以外の動物だとイルカやチンパンジーの脳にはシワが多いです。逆に、ウサギやネズミの脳にはシワほとんどありません。そのため、脳科学ではシワが多いほど賢い生き物と考えてきましたが、近年の研究では脳のサイズやシワによって賢さが判断できないとされています。実際、イルカの知能は人間でいうと3歳児程度。
脳は部位ごとに役割を使い分けており、反応の仕方が変わってきます。それを図式化して表されているのがペンフィールドのホムンクルスです。大脳皮質運動野の面積に対応して人の形を図式化しているので、体のサイズは実際の人間とは異なります。唇や指が異常に大きいことが印象的。ペンフィールドのホムンクルスを参考にすると口や指先の刺激が脳に大きな影響を与えることがわかります。そこで提案されているのがガムを食べながら記憶をするというものです。
アメリカのセントローレンス大学にある心理学者チームはある調査を行いました。対象は159人の学生。難易度が高い論理的な問題を出しました。一方のグループにはガムを噛みながら解いてもらい、もう一方のグループにはなにも与えずに解いてもらいました。その結果、ガムをかみながら解いた学生はほとんどの問題でよいパフォーマンスを発揮しました。
セントローレンス大学の実験からもわかるように、ガムを噛むことが脳によい刺激を与えて学習効果をあげると期待することができます。ただし、その効果は20分ということもわかっています。暗記することに行き詰まったらガムを感で取り組んでみましょう。
常にガムを噛む必要はありませんが、脳に刺激を与えて学習効果がアップすることが期待できますよ。
2017年08月14日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 11
ここまで、技術士2次試験の口頭試験での臨機応変な対応を迫られた場合に、冷静な判断をするにどのような鍛え方があるのかを書いてきました。
それらの内容から、口頭試験にはどのようなものが必要なのかを改めて振り返ってみます。
事前に模範解答などを確認する
口頭試験対策として、模範解答を確認することは常識です。こういう質問に対して、どのように回答をするのかを細かく想定してから試験に臨むことは、他の資格試験にとっても同じです。
ただし、本番の試験では、どのような質問が飛んでくるのかがわかりません。これが分かっていれば、試験ではないということは言うまでもありません。
今の自分を客観的に見る
ここからがトンデモ学習法で解説した部分です。どのような試験でもそうですが、どれだけ勉強をして試験に臨んでも、自分のやっていなかった部分が多く出たり、想定以外の質問があった場合でも、自分は今までやってきたこと以上の実力を発揮することはできないということを認識する必要があります。
こうした部分から、気持ちの余裕をもって、実力を十分に発揮し、それでも不合格であった場合、それは現在の自分にとってまだ合格の域に達していないという覚悟を持つことが必要です。
試験に協力してくれた人のことは考えない
技術士は一人で取る資格ではありません。指導する技術士や二次試験の模擬面接に関わった人など、他の試験と比較して、一人でこつこつと行うというより、周りの協力をもって試験に臨みます。
人によっては不合格であれば、こうした人たちに顔向けができないと考える人もいるのではないかと思います。
しかし、こうしたことを考え出すと、試験本番でのプレッシャーがかかり、実力を十分には発揮することができません。
試験を受ける → 不合格であっても、その時の実力が足りなかった
と単純化して考えましょう。他の人のことを考えると、いろいろなことを考えてしまいます。
合格した後に感謝の言葉を伝えましょう。
技術士試験は難関である故に様々なプレッシャーを感じる人も多いでしょう。
それを乗り越えてこその技術士です。
2017年08月17日 作成 / 執筆:スマート技術員講師 / 閲覧数(月間): 11

以下の条文を最低限覚えておかなければ、口答試験に対応できません。
今のうちに少しずつ頭に入れておきましょう。
【目的】
第1条 この法律は、技術士等の資格を定め、その業務の適正を図り、もって科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的とする。
【定義】
第2条 この法律において「技術士」とは、第32条第1項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。
【信用失墜行為の禁止】
第44条 技術士又は技術士補は、技術士若しくは技術士補の信用を傷つけ、又は技術士及び技術士補全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
【技術士等の秘密保持義務】
第45条 技術士又は技術士補は、正当の理由がなく、その業務に関して知り得た秘密を漏らし、又は盗用してはならない。技術士又は技術士補でなくなつた後においても、同様とする。
【技術士等の公益確保の責務】
第45条の2 技術士又は技術士補は、その業務を行うに当たつては、公共の安全、環境の保全その他の公益を害することのないよう努めなければならない。
【技術士の名称表示の場合の義務】
第46条 技術士は、その業務に関して技術士の名称を表示するときは、その登録を受けた技術部門を明示してするものとし、登録を受けていない技術部門を表示してはならない。
【技術士の資質向上の責務】
第47条の2 技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るよう努めなければならない。
【日本技術士会の目的】
第55条 日本技術士会は、技術士の品位の保持、資質向上及び業務の進歩改善に資するため、技術士の研修並びに会員の指導及び連絡に関する事務を行うことを目的とする。
2017年08月17日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 11
口頭試験では、
・技術的体験を中心とする経歴の内容及び応用能力
・技術士としての適格性及び一般的知識(技術者倫理)
・技術士としての適格性及び一般的知識(技術士制度の認識その他)
が問われます。
「技術者倫理」は、「技術士」になるために必要な資質ですが、「技術士」でなくとも、「技術者」であれば理解し、実行できなければならないことです。
口頭試験を受けるために勉強して覚えるものではなく、「技術者」として業務を行うには知っておかなければならないことです。
以下は、日本技術士会が制定した「技術士倫理綱領」です。
「技術士」を「技術者」と読み替えてみて下さい。
「技術士」である以前に、「技術者」としてのあるべき姿が書かれていると思います。
今、受験生の皆さんが、そのように行動できているかどうか確かめて頂きたいと思います。
(公衆の利益の優先)
1.技術士は、公衆の安全、健康及び福利を最優先に考慮する。
(持続可能性の確保)
2.技術士は、地球環境の保全等、将来世代にわたる社会の持続可能性の確保に努める。
(有能性の重視)
3.技術士は、自分の力量が及ぶ範囲の業務を行い、確信のない業務には携わらない。
(真実性の確保)
4.技術士は、報告、説明又は発表を、客観的でかつ事実に基づいた情報を用いて行う。
(公正かつ誠実な履行)
5.技術士は、公正な分析と判断に基づき、託された業務を誠実に履行する。
(秘密の保持)
6.技術士は、業務上知り得た秘密を、正当な理由がなく他に漏らしたり、転用したりしない。
(信用の保持)
7.技術士は、品位を保持し、欺瞞的な行為、不当な報酬の授受等、信用を失うような行為をしない。
(相互の協力)
8.技術士は、相互に信頼し、相手の立場を尊重して協力するように努める。
(法規の遵守等)
9.技術士は、業務の対象となる地域の法規を遵守し、文化的価値を尊重する。
(継続研鑚)
10.技術士は、常に専門技術の力量並びに技術と社会が接する領域の知識を高めるとともに、人材育成に努める。
2017年09月27日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 11
技術士制度改革によって、技術士資格の資質向上を目的としています。
そのため、国際的に競争力のある資格とすることを目指していくとも技術士制度改革の提言で述べられています。
技術士資格の資質向上ということは、より優秀な人材に技術士となってもらう必要があります。
そのためには、技術士となれる人の最低基準点を引き上げるも必然的に議論に上がってきます。
それは二次試験の難易度上昇も検討される内容となります。
一つの例としては、技術士二次試験の必須科目が現在は択一式の設問であったものが、記述式の設問となります。
選択科目は今まで同様に記述式の設問となるということになります。
これは、必須科目で点数を取るために、選択問題を勉強してきた人にとっては、勉強のし直しを行わなければならない非常に痛い変更です。
国際競争力の強化など、技術士の抱える課題を解決するために難易度を上げるために支援の設問方法を変えると、合格できない人が急増するのではという懸念もあります。
特に現在、仕事での必要性が唯一あると言っても過言ではない建設部門の受験者にとっては、この変更は絶対に押さえておかなければならない変更ポイントではないかと考えられます。
現在、技術士制度改革は、議論をされている最中です。国際競争力もいいですが、国内向けの仕事しかしていないから、何としてでも技術士が欲しいと思っている人にとっては、この難易度のアップは大ヒンシュクといってもいいかもしれません。
過去にも技術士は、こうした制度改革を何回も繰り返してきたという経緯があり、ベテランの受験者にとっては日常茶飯事なのかもしれません。
受験制度が変わる可能性があるとアナウンスがある場合は、いつ変更になるのかを、技術士会や文部科学省などのホームページを活用して情報を取得するようにしましょう。
こうした心掛けは、実際に技術士を取得した後も情報収集し、今後の行動を考えるということなどでも役立つのではないでしょうか?