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業務内容の詳細~部門や科目のミスマッチに要注意!~

2017年02月24日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 17

受験申込書の「業務内容の詳細」について、今回は『部門や科目のミスマッチ』をテーマに述べたいと思います。

 

業務内容の詳細では、立場・役割・成果に加え、その業務の課題や問題点・解決策等を記述する方が多いと思います。

このうち課題や問題点・解決策の内容が、自分の受験する部門や科目に合致していることが大切です。添削をしていると

時々、この部分が『この部門(科目)の視点になっていない』と感じる場合があります。具体的に例を挙げてみます。

 

建設部門の建設環境科目の受験生が、貴重種の保全の話に終始していて、建設事業のことにほとんど触れていない。

これでは口頭試験で試験官に環境部門と判断される可能性大です。

 

建設部門の鋼構造及びコンクリート科目の受験生が、課題や問題点・解決策の内容として施工計画や施工設備に関する内容

を記述している。たとえ鋼構造物やコンクリート構造物を扱っていても、課題や問題点・解決策(つまり技術士としてふさ

わしいポイントになるところ)が施工関連の内容だと、口頭試験で『それは施工計画ではないでしょうか』と問われる可能性

大です。

 

もし、これらの例のように『部門(科目)違い』と思われてしまうような文章を書いて提出しても、これが原因で受験申込みが

不受理になることはありません。

しかし、無事に筆記試験を合格しても、口頭試験の時に厳しい質問を受ける可能性は非常に高まります。

 

受験申込書を提出してしまったら、文章を訂正することはできませんから、提出前に十分なチェックを受けることが大切です。

 

*業務内容の詳細に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その1)

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その2)

 

*出願対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。

受験申込~業務内容はどのように書くべきか~(その2)

2017年03月13日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 17

前回に引き続き、勤務先における業務経歴のうち、「業務内容」の部分にテーマを絞って、注意点をアドバイスしたいと思います。

 

1つ目の注意点として、「計画、研究、設計、分析、試験、評価(又はこれらの指導)」という表現を入れ込みましょう、ということを書きました。

 

2つ目の注意点は、「仕事の特徴がわかるような記述」を心掛けましょう、ということです。

 

業務経歴は、受験要件を満たしているかを確認する事務的な資料でもありますが、大切なのは口頭試験の参考資料となるという点です。

筆記試験に合格したら口頭試験を受けるわけですが、試験官は業務経歴の業務内容の記載事項を見て、「この受験生はこういうキャリアを積んできたんだな」と情報を得たいはずです。

 

その時に、例えば

道路構造物の設計

コンクリート構造物の強度分析

という感じで、具体的な仕事の中身がわからない記述があったら、試験官はどのように思うでしょうか。

1つ目の注意点で書いた点はクリアしていますから、事務的には経歴としてカウントされるのは間違いありません。

しかし「技術士にふさわしい」業務なのかどうか、皆目見当がつきませんから、おそらく試験官は口頭試験で仕事の内容を逐一質問するのではないでしょうか。

 

口頭試験は原則20分間です。しっかりと受験申込段階で書いておけば受ける必要がない質問で時間を使うのは、大変に不利なことです。

 

例えば道路構造物の設計をしたのであれば、どのような構造物なのか、どのような道路種類だったのか、周辺状況はどのような所だったのか、技術的に課題となったことはどのようなことだったのか、等がイメージできるような記述をすることが大切です。

 

以上、2回に渡って「業務内容」をテーマに注意点を述べました。

事務的に問題ないのは当然として、口頭試験を意識して「技術士らしさ」が伝わるような書き方を心掛けましょう。

 

*受験申込に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その1)

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その2)

 業務内容の詳細~部門や科目のミスマッチに要注意!~

 技術士二次試験 受験申込書が大切です!

 受験申込~業務内容はどのように書くべきか~(その1)

 

*出願対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

【技術士試験のための睡眠入門】いくら寝ても眠り足りない?

2017年12月14日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 17

睡眠時間はたっぷりとっているはずなのに、なぜか日中に眠くなってしまいませんか?睡眠時間が十分にとれているのに、眠りたりないと感じるのは、熟睡ができていないからかもしれません。

睡眠に必要な時間は人によってさまざまです。3時間も眠ればスッキリと起きられる人もいれば、10時間は眠らないと寝たりないという人もいます。睡眠が人間の脳に与える影響は研究途中ということもあり、睡眠にまつわる本はいまだに出版が続いています。最近の研究では、最適な睡眠時間の改善は難しいと考えられており、いままで10時間の睡眠がちょうどよかった人が3時間睡眠に切り替えるのは適切ではないとされています。

その上でぜひ覚えておいてほしいことは、睡眠時間は長ければいいとは言えないことです。たくさん眠れば頭がスッキリするわけではありません。なぜなら、熟睡している状態での睡眠が大切だからです。睡眠時間はきちんと取っているのに眠気が残る場合は、睡眠の深さが十分ではない可能性を疑ってみましょう。

睡眠の深さを改善するためには、寝る前の習慣を見直すことが大切です。まず、スマホです。スマホなどから発せられている「ブルーライト」と呼ばれる明かりは脳を目覚めさせてしまうため、就寝前には最適ではありません。できるだけ避けましょう。カフェインやアルコールの過剰摂取も睡眠を浅くする原因になるので、気をつけてください。

それだけでなく、軽度のフットワークを入れるとよりよい睡眠をとることができます。夕方の18時や19時ごろに、ジョギングやウォーキングなどの軽い運動を取り入れてみましょう。適度な疲労感はよりよい睡眠をつくります。

昼間、眠くなってしまう場合は就寝前の過ごし方を見直してみましょう。ちょっとした工夫が、よりよい睡眠をつくります。

どのように文章をつなげるか

2018年02月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 17

技術士2次試験では、いかに素早く文章をつなげるか、がポイントになります。
600字の論文(1枚モノ)にせよ、1200字(2枚モノ)にせよ、1800字(3枚モノ)にせよ、文章のつなぎ方のパターンを持っておくと、素早く筆記できます。

 

以下に、文章のつなぎ方のパターンを3つ紹介します。

 

1.直列つなぎ
前の文の最後に使った単語を、次の文のはじめに使っていくつなぎ方です。

 

例)わが国で大きな問題になっているのは、少子高齢化にともなう労働力人口減少である。
この労働力人口の減少は、技術者数が少なくなることを意味する。
技術者が少なくなると、科学技術面の競争力がいっそう低下してしまう。

 

2.並列つなぎ
前の文のはじめに使った単語を、次の文のはじめにも使っていくつなぎ方です。

 

例)労働力人口減少が、少子化高齢化により引き起こされている。
この減少によって、技術者も少なくなってしまいかねない。
つまり、労働力人口の減少は、科学技術面の競争力のいっそうの低下につながってしまう。

 

3.PREP法
「主張→理由→例示→再主張」でつなぐ方法です。

 

例)少子高齢化にともなう労働力人口の減少は、技術領域においても、きわめて深刻な問題である。
なぜなら、労働力人口が減少すれば、技術者数も少なくなってしまうためである。
これにより、例えば、新技術の開発ができなかったり、公共インフラの保守点検が遅れたりすることが懸念される。
このように、労働力人口の減少は、早急に対策をするべきテーマである。

 

使いやすそうなものがあれば、取り入れてみてください。
そうすれば、試験の途中で、ピタリとペンが止まることが少なくなります。

 

なお、「労働力人口」とは、15歳以上人口のうち、就業者と完全失業者を合わせたものを言います。

曖昧な「副詞」と「が」を取り除く

2019年03月05日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 17

技術士試験の論文では、あいまいな「副詞」と「が」を取り除くと、格調があがります。誤解のない文章になり、読みやすくなるためです。

 

〇あいまいな副詞を取り除く


あいまいな副詞を使うと、論理的でない文章になります。

なぜなら、誤解を生じる文章になるからです。

例えば、「生産率が相当向上した」とした場合、ある試験官は、10%向上したと捉えますが、別の試験官は、40%向上したと捉えてしまいます。


あいまいな副詞は、「かなり」「多くの」「非常に」のように、日常でよく使うことばです。

ですから、よく意識しておかないと、つい使ってしまいます。

文章を説得力のあるものにするには、あいまいな副詞のかわりに、数字を盛り込みます。

つまり、「生産性が10%向上した」と数値で表すようにします。

 

〇あいまい接続の「が」をなくそう!


 「が」という接続詞の働きには、逆接と順接の2種類があります。

逆接とは、「しかし」と同様に「が」の前後で逆の内容を述べるものです。

一方、順接とは、「それで」や「~ので」と同様に、単純な前後関係を述べるものです。


順接の「が」は、あいまい接続の「が」とも呼ばれます。

この「が」を不用意に使うと、一文が長くなり、試験官に誤解を与える確率が高くなります。

また、文脈から順接か逆接かを判断するよう試験官に強いることになります。

 

技術士試験では、あいまい接続の「が」をなくしましょう。

 

文章修行はやればやるほど、うまくなります。

上手な文章を書こうとせず、誤解のない文章を書けばよいのだ、と思っておけば、気が楽です。

技術士2次試験 業務内容の詳細最終チェック

2019年03月28日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 17

技術士2次試験の受験申込期間は

2019年4月8日(月)~2019年4月24日(水)となります。

 

今年受験しようと考えている方は、既に業務内容の詳細を書き始めている、

もしくは、書き上げている時期かと思います。

ご存知のとおり、業務内容の詳細は、筆記試験の合否には全く関与しません。

筆記試験を通過した後の口頭試験に深く関わっており、

業務内容が試験官に上手く伝わらない、

業務内容が技術士たるレベルに到達していない、などと

判断されてしまったら、不合格となるしかありません。

それを防ぐために、既に書き上げた方々も提出前に再度チェックをして下さい。

 

以下、チェックポイントです。

 

受験者の皆さんが受験申込書に記入した「専門とする事項」に関して、

実際に行った業務のうち受験する技術部門の技術士にふさわしいと思われる業務について、

1例挙げて以下の事項について記述します。

  1. あなたの立場と役割
  2. 業務を進める上での課題及び問題点
  3. あなたが行った技術的提案
  4. 技術的成果
  5. 現時点での技術的評価及び今後の展望

 

この中で大事なことは、

①ちゃんと自分で行動した業務か?

➔上司に指示されるまま行動していないか?

②業務内容が受験する「専門とする事項」と合致しているか?

➔合致しなければ一発不合格です。

③技術士たる高等な専門的知識が必要であったか?

➔必ず、どこが技術士に値するか、と質問されます。

④一般的に見ても「技術的成果」と見られるか?

➔あまりにも専門的すぎると短時間で理解してもらえません。

⑤将来の見通しが説明できるか?

➔どのような形で社会貢献できるのかが説明できますか?

自分が書いた内容は、自分ではわかっていても他者が読むとわかりにくいこともあります。

周りの人に読んでもらう、合格経験者に読んでもらうなど対策を取ってください。

技術士二次試験の問題文の真意を見抜け!

2019年05月24日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 17

技術士二次試験の問題文は、一問の出題でもA4の問題用紙一枚にびっしりと問題文が書かれていることもよくあります。

問題を解く人によっては、この内容を隅々まで理解しようとしてしまい、なかなか手が付けられずに時間切れとなってしまうような人も多いのではないでしょうか?

内容も最新技術に関する内容のものもあれば、国連憲章など意外な部分からの引用もあり、あの手この手で受験者を惑わすようにできています。

しかし、過去問題を勉強する段階で、落ち着いて読めばその問題の真意について気が付く人も多いのではと思います。

落ち着いて問題を解くという当たり前のことができるようになるためには、訓練が必要です。

 

長い文章の問題の真意を見抜くコツ1 「質問文から読む」

英語試験で有名なTOEICでは、問題の前に英文を読んで、その内容から問いに答えるというリーディング試験があります。

しかし、その英文もすべて読んでいては時間切れになってしまいます。

そのため、質問文から読んで、該当する内容を英文から探すという受験テクニックがあります。

これを技術士試験にそのまま当てはめることは不可能ですが、長い文章の大半は出題の内容とは関係の薄いものである可能性もあります。

その判断を行うために、質問文から読むというやり方も有効です。

 

長い文章の問題の真意を見抜くコツ2 「聞きなれない言葉に惑わされない」

長い文章の出題文では、最新技術に関わるような多くの言葉が使われます。

多くの場合、長い出題文はヒントとなっていることが多いです。

出題文の中からヒントを拾い上げ、質問文の答えにつなげることは、TOEIC試験の手法と同じです。

そのためには、聞きなれない言葉を見て慌てずに、その前後を読めば聞かれていることは基礎的な内容であるということもよくあります。

 

長い文章を最初から読んでいて時間をかけるより、拾い読みをして出題の要となる質問の意図をよくくみ取るようにしましょう。

場合によっては、その問題文の中に答えが隠されているかもしれません。

技術士2次試験_インプットよりもアウトプットを

2019年06月14日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 17

受験生の皆さん、こんにちは。

今回は技術士2次試験の試験勉強法について話します。

 

勉強方法には以下の2つがあることはご存知ですよね。

1.インプット

2.アウトプット

 

インプットは、テキストを読んだり、講義を聞いたりして情報を頭に入れる勉強です。

アウトプットは、実際に問題を解いたり、文章の構成を考えたり、論文の添削作業をすることです。

技術士試験においては、インプットを3割、アウトプットを7割の割合で

勉強することを進めています。

その理由としては、私の講師歴の中で、アウトプットができていない人がとても多いからです。

例えば、テキストやインターネットを見ても良いという条件のもと、

1800字の論文を書いてもらうという課題を与えたところ、

出来ない方が多いのです。

 

それは、頭に情報を入れるインプット作業ばかりして、

アウトプットの練習をしていないため、

論文の書き方から迷ってしまい時間切れというパターンが非常に多いです。

 

まずは、過去問の答案を模写するという方法でも良いと思います。

アウトプットの練習をしましょう。

しかし、市販されているテキストの模範解答は、数が少ないうえに

私が添削してもA判定とはならない回答も多々あります。

その解答を信じて勉強することはリスクがあります。

 

必ず、近くの技術士の方に答案を見てもらいましょう。

具体的な添削は、今まで添削をやったことが無い人には難しいはずです。

 

私は、簡単なご相談から添削まで受験生の力になりたいと思っています。

困っていることがありましたら、ご相談してみて下さい。

技術士2次試験_試験直前の過ごし方

2019年07月03日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 17

受験生の皆さん、こんにちは。

試験まで、あと12日です。

 

技術士試験の本番が近付くと緊張し、様々な体調不良を起こしがちですが、

今までやったことを再復習して試験に臨みましょう。

それ以外にやったことが良いことをいくつか挙げてみます。

 

<新聞に目を通す>

技術士試験は最新の社会ニーズや経済動向を背景としたものとなります。

出題意図を解釈するためには、新聞の自身の業務に関連する社会・経済記事に目を通すことが役立ちます。

このほか公益性を高めると言う技術士の務めを果たす意味でも、

そのベースとなる常識的な判断力を養うため、

社会ニーズ学習として普段から新聞に目を通しておくことは欠かせません。

 

<睡眠時間を確保する>

普段から会社勤務の方は、勉強をするのが遅い時間なりがちです。

しかし試験1週間前からは、睡眠時間を改善するようにしましょう。

遅くに寝て遅くに起きる方は朝型生活への切り替えが必要になりますし、

睡眠時間が短いという方はたっぷりと睡眠をとるように早めに寝るクセをつけることが大切です。

つい不安に感じてギリギリまで勉強をしてしまいがちですが、本番に備えて生活サイクルを改善することはとても大切なのです。

 

<風邪予防>

風邪をひいて試験を受けたら、実力が出せません。

バランスの良い食事、手洗い・うがいはやりましょう。

 

<会場までのルート確認>

試験前に実際に試験会場の場所やルート、交通手段、所要時間を確認しておくことも大切です。

これらをしっかりと把握しておけば余裕を持って行動することができます。

技術士2次試験_復元論文を作成する

2019年07月16日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 17

受験生の皆さん、昨日の技術士試験お疲れ様でした。

原稿用紙9枚の記述は、さぞ疲れた事と思います。

酷使した手と精神を十分労わってください。

ただし、復元論文だけは、すぐに「必ず」作成しましょう。

その理由は、筆記試験の合否のどちらになっても復元論文が必要だからです。

なぜ合否に関係なく必要か、について以下に示します。

まず合格の場合です。

筆記試験に合格した場合は口頭試験を受験します。

口頭試験は、試験センターが配布した受験申込案内の9ページに次のように書かれています。

------------------------------------------------------------------

2.口頭試験

技術士としての適格性を判定することに主眼をおき、

筆記試験における答案(総合技術監理部門を除く技術部門については、問題解決能力・課題遂行能力を問うもの)

及び業務経歴を踏まえ実施するものとし、次の内容について試問します。

------------------------------------------------------------------

つまり、「筆記試験の答案及び業務経歴を見ながら質問しますよ」と書かれています。

よって、11月~1月の口頭試験で聞かれそうなことを事前に準備しておく必要があります。

そのために忘れないうちにしっかりと復元論文を作成する必要があるのです。

次に不合格であった場合です。

不合格の場合は、復元論文で来年の準備を開始します。

まず今日の解答が現在のあなたの実力です。

その復元論文を使って、これからどのような勉強をすべきか分析します。

知識が不足していたのだろうか? 文書表現が不足していたのだろうか? 

質問に忠実に答えて無かったのだろうか? など分析するのです。

さて合否いずれにしても、復元論文が今後の貴方のスタートです。

復元論文をしっかり作って次のステップへ進みましょう。

 

復元論文の添削についても行います。

しかし、今の時点で合否を気にするのはナンセンスです。

私自身、とっても気になったので、皆さんが気になるのは当然かと思いますが。

令和元年度 建設部門(必須科目Ⅰ)に関する雑感

2019年07月23日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 17

令和元年度の技術士第二次試験問題が、技術士会HPにて公表されました。

 

ここでは建設部門の「必須科目Ⅰ」について、雑感を述べます。

 

2問題のうち1問題を選んで、答案用紙3枚以内にまとめる、という形式で出題されました。

Ⅰ-1は、「働き手が減少する中での生産性向上」がテーマでした。Ⅰ-2は、「国土強靭化」がテーマでした。

いずれも建設部門においては王道と言えるテーマであり、比較的取組み易かったのではないでしょうか。

 

いずれの問題文も、小問4つから構成されていました。

設問(1)は、課題の抽出と分析が求められています。

設問(2)は、設問(1)で挙げた課題から1つを取り上げて、課題の解決策を複数挙げることが求められています。

設問(3)は、設問(2)で提示した解決策に共通して生じ得る新たなリスクとそれへの対応が求められています。

設問(4)は、(1)から(3)を遂行する際に必要な要件を、技術者倫理、社会の持続可能性の観点から述べることが求められています。

 

 

設問(1)と(2)を見ると、「課題」は解決すべきものという位置付けになっています。

「平成31年度 技術士第二次試験実施大綱(以下、大綱とします)」では、「問題」が解決すべきもので、「課題」は遂行するものと読み取る

ことができ、今回の問題文とは整合していないように感じました。

私見ですが、問題文中の「課題」という言葉の使い方が曖昧ですので、「大綱」における問題・課題いずれを「課題」として扱っていても、

取り上げるテーマの方向性さえ合っていれば良いのだろうと考えます。

 

設問(3)では、個別の解決策で生じるリスクや対応ではなく、複数挙げた解決策に共通するリスクや対応が求められています。

どのような解決策を挙げるかで方向性は異なるかと思いますが、導入コストであるとか、安全管理等、総合技術監理部門における「5つの管理」

的な発想を持つことが必要と感じました。

 

設問(4)では、技術者倫理や社会の持続可能性が問われています。いずれも「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」に位置付けられ

ている内容です。

法令順守、公衆の安全・健康及び福利、社会・文化及び環境に対する影響予見等の視点での記述が求められていると感じました。

 

 

*各種対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

 

中だるみへの対策

2019年08月30日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 17

受験生の皆さん、こんにちは。

 

勉強を始めた人の良くある「あるあるネタ」ですが、

中だるみが発生することがあります。

 

勉強開始時は、あんなにやる気があったのに、

なんで全く勉強が手につかないんだろうと不思議に感じるくらいです。

 

中だるみが起こるタイミングは、

・全く勉強内容についていけない

・なぜ勉強を始めたのか疑問に思う

・試験日がまだまだ先だと感じてしまう

・意味のない自信がわいてくる

 

このようなことがあると思います。

 

では、資格試験に合格する人たちは

どのようにしてモチベーションを維持し、

このような中だるみの対策をしているでしょうか?

 

「勉強自体を楽しいものだと思いましょう」

こんなことをいう人がいますが、まず不可能でしょう。

嫌いなものは嫌いです。私はそう思います。

社会人ですから、嫌いなものと分かっていながら克服する術を持つしかありません。

 

  1. 目標達成の魅力を再確認する
  2. 目標は細かく設定し、達成度をチェックする
  3. 復習で現状をキープする

 

1については、なぜ技術士をとるのか、

取得後はどのような良いことがあるのかを再度確認してみましょう。

会社からの報酬がある場合や、社内の地位が上がる、重要な責務につける、

などあると思います。

私の場合は、役職試験に有利になるというのが取得理由でした。

2については、試験勉強期間が長期間になるほど中だるみは発生します。

ゴールに向かって、いつどのレベルに達すればよいかを考えましょう。

おのずとやらなければならないことが見えてきます。

 

3については、どうしてもやる気が起こらない場合は、すでに勉強したことの復習をしてみましょう。

人間はできないことをやるよりも、わかっていることを復習する方が、ハードルが低いのです。

復習も立派な勉強です。やりやすいことから取り掛かっていきましょう。

 

「願書の不備は補強」

2025年08月23日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 17

「願書の不備は補強」  

 今後、皆さんは口頭試問に向け、具体的に準備を進めて行かなければなりません。私はこれまでの経験として私自身の技術士合格後、社内外の受験者、約80数名の模擬口頭試験を行う支援をしてきました。この間、いろんなタイプの受験者の対応状況を観察、評価、支援してきました。今後、口頭試験に臨むに際し、その対応方法として重要な事項について、残念ながら目標を達成できなかった受験者、達成できた受験者の例を数回に分け、その模擬面接の状況と準備事項について、紹介していきたいと思います。

 1.経歴書、業務内容の第一印象  

  この受験者は50歳代で、鉄道分野で筆記試験を通過しました。知人からの依頼を受け、模擬口頭試問を実施する前に経歴書及び技術士としてふさわしい業務の内容を確認しました。第一印象は「これまでの業務経歴と業務内容を、淡々と記述した印象」でした。模擬口頭試問は私と私の友人と二人で行う予定であり、お互いの共通認識は「課題解決のプロセス、そのための分析、検討、評価、判断」の記述が不足している。すなわち、技術士にふさわしい業務の苦心した点が記述内容から、残念ながら読みとることができませんでした。

 2.記載内容が通常業務

  受験者の業務内容を簡単に示すと、「鉄道新設路線開業に向けた工程管理及び品質管理」の内容だったと思います。試験官役の私は、この分野については全く、素人ですが「通常業務の内容として、当然実施すべき事項」をそのまま記述された印象が気になりました。友人も同感でありその部分を模擬口頭試験で掘り下げる設問を想定しました。

 3.検討プロセスに対する質問  

一般に経験業務について工期や工事条件の制約がある場合、それを改善するための様々な調整、工程の工夫が必要となり、その最善策となる解決策を導きだすことが必要です。そのプロセスについて確認する設問の質問表を用意し、以下について質問しました。

・事前調査で確認が必要だった事項は?、

・記述業務において通常の調査と異なる内容とそれを行うことで、期待された効果は?

 ・課題に対する検討プロセスと、何故それを選択したかを説明して下さい。

・解決策に対しその判断に至った重要なポイントはどこですか?

・解決策としてとして想定した複数案の内容と特徴は?

 ・本業務で特に工夫あるいは改善を試みた点とその成果は?

 4.技術士にふさわしい業務に対するイメ-ジの相違

  本人も口頭試問は初めての体験であったようで、通常ではない緊張感が伝わってきました。上記の設問についてはある程度、予測はしていたものの、設問される視点の本人イメ-ジとの違いとその理解不足、準備不足が感じられました。準備不足について受験者は誰しもが痛感することであり、あとでリカバリ-は十分可能なのでこの時点ではさほど大きな問題とはなりません。 但し、技術士としてふさわしい業務の内容について、的確に説明する必要があるので、これについては十分時間をかけて準備しておく必要があります。

 5.願書の不備  

 願書として提出したものは、その時点で内容として完璧に近いものであったか否かは個々に相違があり、必ずしも、十分な状況であるとは限りません。 提出したものは修正できませんので、不備、不足と思われる点については口頭試験に備え、これらを補強(悪い言い方をすれば、きちんとした言い訳)しておく必要があります。本人に確認しましたが、願書提出前の他者添削はしてもらっていないとのことでした。 この点について、本人へ「技術士としてふさわしい業務」に対する内容整理と記述不足点の補強及び、口頭試験としての回答方法について、アドバイスしました。本人もこの点は理解しその後、準備を経て口頭試験に挑みました。  

 しかし、結果は残念ながら不合格でした。口頭試験でのリカバリ-がかないませんでした。筆記試験は通過されたのですが、結果として「技術士としてふさわしい業務」を試験官に伝えることができなかったと思います。

 6.願書で見えるスキ  

 口頭試問は試験官が興味あることを聞いてきます。質問してみたい点、記述内容にスキがありそうな部分は、それをされに広げるように設問してくるケースが想定されます。従って、このスキや不備な箇所については、予めこれを想定、その隙間を埋める準備が必要です。 これは場面や状況に応じてとなりますが、実際にそのプロセスを踏んではいたものの、内容として記述不足であったことに対する反省点を伝え、これを補うことが必要と思います。  受験者各位は、今からでも遅くありません。提出願書を先輩技術士から添削を受けて下さい。記載内容にスキがありそうな点をいろいろな視点から見つけだし、それの補強、穴埋めを用意周到に進めて下さい。 次回は、願書補強により無事、合格できた受援者の例を紹介する予定です。(以上)

「技術士試験の波及効果と展望は」

2026年02月28日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 17

「技術士試験の波及効果と展望は」  

最近の記述及び口頭試験内容の傾向として、課題解決によって得られた業務成果や、その後の波及効果が求められる場合があります。何故なら、技術者としての実力、影響力、再現性を有しているか否かを、試験官が判断する重要ポイントであるからです。 今回はこれの準備しておくべき、基本的な考え方及び記述方法とその例文について、以下にご紹介したいと思います。

 1. 業務成果の表現方法

1)着目点

 業務成果について試験官が着目している点は、以下と思います。

 ・課題に対して何を改善し、どんな目標を達成したか。

・どんな技術的工夫があり、その判断は成果となって現れているか。

 ・数値として定量的、客観性が明確になっているか。

 2)表現キーポイント

 表現のキ-ポイントとしては、以下を盛り込むことが重要と考えます。

・目標、改善数値・指標を入れる(%、期間、件数、コスト等)

・「~に貢献した」「~を実現した」「~に寄与できた」など、結果重視の表現とする。

 ・自身の責任、役割を明確にし、自らが判断、提案した事実を強調する。

3)記述例文

本業務では、老朽化した○○施設に対し、劣化要因を分析、LCC削減効果のある複数想定案を評価、最適な補修工法を選定、○○に工夫し、コスト縮減による施工計画を立案した。その結果、補修後の耐用年数を約20年の長寿命化、維持管理コストを従来比の約2割程度削減する成果を得た。

 2. 波及効果の表現方法

1)着目点  

 波及効果について試験官が着目している点は以下と思います。 

・成果が自身の業務範囲を超え、その後どのように活用されたか。

・組織、他事業、関連業界へのどのように展開されているか。

 ・技術士としての影響力や視野の広さを発揮できたか。

 2)波及効果の内容と方向性

 波及効果を示す際の内容及び方向性を示す記述では、以下を考慮すると良いと考えます。

・アウトプット:組織の技術マニュアルや基準、標準化、経験知の水平展開  

・関連事業:参考事例としての情報知活用  

・人的資源:人材育成、技術伝承、ナレッジマネジメント  

・社会性、公共性:作業効率の改善、コスト縮減、安全性の向上、環境負荷の低減  

・経営:高品質化、信頼度、組織提案力や顧客満足度の向上

3)記述例文

本業務で提案、実施した補修設計手法は、社内技術資料として整理、取り纏め、同種構造物の設計マニュアルとして活用・展開されている。結果として、類似案件における設計期間の短縮、発注者からの業務評価の向上が図られ、組織全体の技術力向上に寄与できた。

 4)「業務成果+波及効果」の一体化記述例

本業務では、○○の課題に対し、現地調査結果を基に劣化進行モデルを構築し、最適な補修時期と補修工法を提案した。その結果、構造物の安全性、耐久性の改善を図り、機能持続による延命化を図り、従来手法に比較し約20%程度のライフサイクルコストを削減できた。  本業務成果を社内の標準的設計例として取りまとめ、他の維持管理業務へ適用、関連部署等へ水平展開を図った。新規の情報は定期的に更新作業を行い、現在も継続活用されている。同種構造物の点検、補修計画の効率化、高度化に対し、波及効果を発揮できたと考えている。

 3. 将来展望に対する記述例

業務成果に対する将来展望の設問に対しては、以下の点を参考に記述下さい。

 1)不適な記述例文

 ①抽象的:今後も社会に貢献していきたい。

 ⇒何を?どうやって?が具体的に示されていない。

②願望のみ:将来的には業界をけん引する役割を担いたい。

 ⇒意気込みだけでは技術士試験では評価されにくい。

③成果との連携:AIやDXを積極的に活用していきたい。

⇒業務成果とのつながりが分かりにくく、連携の方法を示す必要がある。

 2)記述例文

本業務により、○○構造物の設計の合理化と品質向上が図られ、施工性及び維持管理性を向上、試算したLCCを約1割程度、低減できた。 今後はインフラの老朽化進展や技術者不足が緊喫課題であり、より効率的かつ信頼性の高い設計・維持管理手法が求められる。本成果を活用し、設計手法の標準化、高度化を図るとともに、関係技術者へ情報共有し活用を促進、安全性が高く、持続可能な社会基盤整備に貢献していきたい。

4.あなたの意見を求められた場合の記述例  

「技術者としてのあなたの意見を述べよ。」が設問として予想されます。その場合は以下の記述方法はいかがでしょうか。

 ・「本成果を基礎資料として、今後は○○の高度化、標準化を促進し、△△の課題解決に向け、技術者として日常業務を通じて、公益の確保に貢献して行きたいと考えている。 ・社会的要請を踏まえ、本業務成果の情報共有による活用と一層の技術進展を図ることで、□□の実現に向け、社会貢献に寄与したいと考えている。

 次回は、堅苦しさから解放される「技術士試験に大切な自分空間」について、ご紹介したいと思います。(以上)

令和元年度 技術士 2次試験 口答試験合格率!?

2020年03月08日 作成 / 執筆:kody講師 / 閲覧数(月間): 16

日本技術士会から公表された令和元年度技術士二次試験筆記試験合格者名簿の合格者番号と令和元年度技術士二次試験合格者数から口頭試験の合格率を計算しました。

【総合技術管理部門を除く部門】 

  部門   筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率
◆機械部門
  機械設計       77人       63人  81.8%
  材料強度・信頼性   50人       33人  66.0%
  機構ダイナミクス~  42人       28人  66.7%
  熱・動力エネルギ~  38人       32人  84.2%
  流体機器       18人       15人  83.3%
  加工・生産システ~  26人       19人  73.1%
◆船舶・海洋部門
  船舶・海洋            4人            3人     75.0%
 ◆航空・宇宙部門
  航空宇宙システム       9人          8人     88.9%
 ◆電気電子部門
  電力・エネルギー~    32人          31人     96.9%
  電気応用           18人          17人     94.4%
  電子応用           13人          13人   100.0%
  情報通信           48人          33人     68.8%
  電気設備           59人          56人     94.9%
◆化学部門
  無機化学及びセラ~        8人          7人       87.5%
  有機化学及び燃料         6人        6人   100.0%
  高分子化学            8人        8人     100.0%
  化学プロセス         8人          8人     100.0%
◆繊維部門
  紡糸・加工糸及び紡~     3人          3人     100.0%
  繊維加工及び二次製~     5人          5人     100.0%
◆金属部門
  金属材料・生産シス~    6人           6人     100.0%
    表面技術            8人             8人     100.0%
  金属加工          12人          11人      91.7%
◆資源工学部門
  資源の開発及び生産     4人            3人      75.0%
  資源循環及び環境浄~    3人            2人        66.7%
◆建設部門
  土質及び基礎            40人            78人      95.1%
  鋼構造及びコンク~   180人         159人       88.3%
  都市及び地方計画    161人         150人       93.2%
  河川、砂防及び~    202人         197人       97.5%
  港湾及び空港        41人           36人       87.8%
  電力土木            7人             7人     100.0%
  道路              370人          291人      78.6%
  鉄道                  63人            58人        92.1%
    トンネル              54人            50人      92.6%
  施工計画、施工設備~    167人            161人       96.4%
  建設環境          101人                91人       90.1%
◆上下水道部門
  上水道及び工業用水~      80人            68人       85.0%
  下水道           111人           105人      94.6%
◆衛生工学部門
  水質管理            9人              9人     100.0%
  廃棄物・資源循環      16人               13人      81.3%
  建築物環境衛生管理       23人             23人     100.0%
 ◆農業部門
  畜産             2人             2人      100.0%
  農業・食品          10人                   8人        80.0%
  農業農村工学         60人               59人        98.3%
  農村地域・資源計画      8人               8人      100.0%
  植物保護           10人                 9人       90.0%
 ◆森林部門
  林業・林産          16人             16人       100.0%
  森林土木           40人               38人       95.0%
  森林環境             3人                 3人       100.0%
◆水産部門
  水産資源及び水域環境     7人             7人     100.0%
  水産食品及び流通       3人             3人     100.0%
  水産土木           14人              10人        71.4%
◆経営工学部門
  生産・物流マネジメ~   15人              15人      100.0%
  サービスマネジメント     23人              21人        91.3%
◆情報工学部門
  コンピュータ工学       3人                3人      100.0%
  ソフトウェア工学         7人              6人        85.7%
  情報システム~        21人              18人        85.7%
  情報基盤             7人              3人        42.9%
◆応用理学部門
  物理及び化学         6人                6人      100.0%
  地球物理及び地球化学     10人              10人      100.0%
  地質             73人              66人        90.4%
◆生物工学部門
  生物機能工学         6人              2人        33.3%
  生物プロセス工学       10人                8人        80.0%
◆環境部門
  環境保全計画         17人            17人      100.0%
  環境測定           17人            14人        82.4%
  自然環境保全         28人            26人        92.9%
  環境影響評価         25人              21人        84.0%
◆原子力・放射線部門
  原子炉システム・施~   12人                    11人        91.7%
  核燃料サイクル及び~       5人              5人      100.0%
  放射線防護及び利用          1人              1人      100.0%

【総合技術管理部門】 

  部門   筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率
◆機械
  機械設計            9人          9人    100.0%
  材料強度・信頼性      4人        4人    100.0%
  機構ダイナミクス・~    11人          11人    100.0%
  熱・動力エネルギー     8人        8人    100.0%
  流体機器          2人        2人    100.0%
  加工・生産システム     6人        5人      83.3%
 ◆船舶・海洋
  船舶・海洋               0人          0人       0.0%
 ◆航空・宇宙
  航空宇宙システム      2人          2人    100.0%
 ◆電気電子
  電力・エネルギーシ~    7人              4人      57.1%
  電気応用            9人          8人      88.9%
  電子応用                6人          4人        66.7%
  情報通信            8人                6人        75.0%
  電気設備            10人            8人        80.0%
◆化学
  無機化学及びセラミ~      2人       2人     100.0%
  有機化学及び燃料        0人       0人       0.0%
  高分子化学           0人       0人       0.0%
  化学プロセス        1人           1人     100.0%
◆繊維
  紡糸・加工糸及び紡~    1人           1人     100.0%
  繊維加工及び二次製~    0人           0人         0.0%
◆金属
  金属材料・生産シス~    1人           0人       0.0%
  表面技術            2人             2人       100.0%
  金属加工            1人           1人       100.0%
◆資源工学
  資源の開発及び生産     0人         0人         0.0%
  資源循環及び環境浄~    0人           0人         0.0%
◆建設
  土質及び基礎            19人           19人        100.0%
  鋼構造及びコンク~     58人           51人          87.9%
  都市及び地方計画      29人           28人          96.6%
  河川、砂防及び~      55人         51人          92.7%
  港湾及び空港        11人             11人        100.0%
  電力土木            5人             5人        100.0%
  道路                54人           50人        92.6%
  鉄道                13人             12人        92.3%
    トンネル              13人             11人        84.6%
  施工計画、施工設備~    41人             36人        87.8%
  建設環境          11人             11人        100.0%
◆上下水道
  上水道及び工業用水~    20人           19人        95.0%
  下水道           28人             27人        96.4%
◆衛生工学
  水質管理          1人           1人      100.0%
  廃棄物・資源循環      1人               1人      100.0%
  建築物環境衛生管理     3人             2人        66.7%
◆農業
  畜産            0人           0人          0.0%
  農業・食品           0人             0人          0.0%
  農業農村工学        11人                 9人         81.8%
  農村地域・資源計画     1人           1人       100.0%
    植物保護            0人               0人            0.0%
◆森林
  林業・林産         1人                1人     100.0%
  森林土木            3人                3人     100.0%
  森林環境            0人                0人           0.0%
◆水産
  水産資源及び水域環~    0人              0人           0.0%
  水産食品及び流通      0人              0人           0.0%
  水産土木            0人                0人       0.0%
◆経営工学
  生産・物流マネジメ~      7人                7人        100.0%
  サービスマネジメント      6人                6人        100.0%
 ◆情報工学
  コンピュータ工学     1人               1人        100.0%
  ソフトウェア工学         7人               6人        85.7%
  情報システム~        5人               5人        100.0%
  情報基盤           2人               2人        100.0%
◆応用理学
  物理及び化学       6人               5人        83.3%
  地球物理及び地球化学     4人                 3人        75.0%
  地質               11人                 11人        100.0%
◆生物工学
  生物機能工学       1人               1人        100.0%
  生物プロセス工学       1人                 1人        100.0%
◆環境
  環境保全計画         6人               6人        100.0%
  環境測定             1人               1人        100.0%
  自然環境保全         1人               1人        100.0%
  環境影響評価         2人               2人        100.0%
◆原子力・放射線
  原子炉システム・施~   3人               3人        100.0%
  核燃料サイクル及び~   2人               2人        100.0%
  放射線防護及び利用        0人               0人            0.0%

 

出典:技術士のすすめ https://kody-pe.jimdo.com

一夜漬けの心理学?分散効果を理解して技術士二次試験の暗記力を鍛えよう

2017年08月22日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 16

早朝、夜、仕事の合間に技術士試験に向けて勉強している人は少なくないでしょう。ですが、どんなに試験に向けて意欲が高くても、仕事の疲れで予定どおりに学習が進まないこともあるはずです。週末に勉強時間が偏ってしまったり、試験直前に慌ただしい思いをしたりした苦い経験は誰にでもあるでしょう。

学習プランがうまく管理できず、苦しんでいる人に知っておいてほしい心理学の研究で発見された現象があります。それが「分散効果」です。「心理学の研究で発見された」と聞くと、さぞ一大事のような響きがありますが、学校の成績が良かったり試験勉強が得意だったりする人には当たり前のことです。同じ9時間を勉強にあてるなら、1日で9時間の勉強をするより、3時間で3回に分ける、1時間で9回に分けるとした方が学習効果が高いということです。

復習するリズムについては「エビングハウスの忘却曲線」が有名ですが、パソコンやアプリでも復習リズムを管理してくれます。学習管理アプリの走りとなったのがピョートル・ウォズニアックという学習について研究している人が公開した「スーパーメモ」でした。最初の学習から2回目の復習までの期間を1日から1週間程度あけることで、学習内容が定着するとしています。

では、時間がどうにも作れず、一夜漬けになってしまった場合はどうでしょうか。「一夜漬けなんてしたって当日の試験には効果がない」と言われたこともあるでしょう。ですが、一夜漬けをしても記憶に定着はします。1日後、1週間後に復習すると前回の学習内容を覚えているので当然です。ですが、一夜漬けして試験に臨む、合格したとしても復習しなければ学習内容はすっかり忘れてしまいます。

技術士試験に合格するために一夜漬けが必要な場合もあるでしょう。ですが、学習内容を忘れてしまっては実務で役立ちません。適度に復習することで、記憶を補強していきましょう。
 

口頭試験の準備、まずは...(第2回)

2017年10月29日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 16

前回に引き続き、口頭試験の準備として最優先にすべき「自分しかできないこと」についてお話したいと思います。

 

第2回は、「業務内容の詳細の見直し」についてです。

 

★業務内容の詳細の見直し

このサイトをご覧の方は、皆さんいろんなところから口答試験の情報を入手していて、受験申込の時に提出した「業務内容の詳細」について説明させられることはご存知のことと思います。

しかし、初めて二次試験を受ける方の中には、受験申込時に、口頭試験のことまで考えて書かなかったという方も居られるのではないでしょうか。私が初めて二次試験を受けた時もそうでした。

口頭試験では、「自分は技術士としてふさわしい業務を行ってきた」ということをアピールしなければなりません。

では、「技術士としてふさわしい業務」とはどういうことでしょうか。

「技術士」は国家資格なので、その答えは、法律、つまり、技術士の資格について定めた「技術士法」に書かれています。

 

「技術士としてふさわしい業務」とは、第一条、第二条の条文より、「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務であり、科学技術の向上と国民経済の発展に資するもの」ということになろうかと思います。

受験申込の際に作成した「業務内容の詳細」に、このような観点が抜けていれば、口頭試験の際に、それを補うような説明をする必要があります。

 

「業務内容の詳細」に書いたことは変えずに、「技術士としてふさわしい業務」であることをアピールできるような説明ができるようにしておいて下さい。

 

皆さん、頑張って下さい。応援しています。

 

 

「口頭試験の準備、まずは...(第1回) 筆記試験の再現」、「口頭試験の準備、まずは...(第3回・最終回) 説明した業務の振り返り」、もご参照下さい。

 

<ご参考>

技術士法

(目的)

第一条 この法律は、技術士等の資格を定め、その業務の適正を図り、もつて科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的とする。

(定義)

第二条 この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。

 

平成30年度試験の解説(建設部門 河川、砂防及び海岸・海洋科目 Ⅲ-2)

2018年07月23日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 16

平成30年度技術士第二次試験の試験問題が公表されました。

建設部門の河川、砂防及び海岸・海洋科目の試験問題について、出題の解説や記述すべき方向性を述べます。

以下はⅢ-2に関する記述です。

 

Ⅲ-2はソフト対策に関する問題でした。

ハザードマップの作成等に関するソフト対策については、過年度までにも出題されていましたが、今回の問題文は

「災害に強い地域」、つまり「まちづくり」に関連するソフト対策が問われています。

都市及び地方計画科目の問題文と言っても過言ではない内容ですので、戸惑った方も多かったのではないでしょうか。

地域全体の「大きな仕組みづくり」の観点で記述ができたかどうかがポイントとなります。

 

問われているのは以下の3点です。

①災害に強い地域にするためのまちづくりに関して、具体的なソフト対策の例を2つ説明

②災害に強い地域にするためのソフト対策推進上の課題を2つ説明

③2つの課題に対して、それぞれ改善方策を提案

3つのうち、②と③は関連していますが、①に関しては単独の問いと考えて良さそうです。

 

まず①についてです。

現在取り組まれている、まちづくりレベルでのソフト対策の事例を挙げる必要があります。また、「河川、

砂防及び海岸・海洋の分野において」という問題文ですから、専門分野における具体的な事例が必要です。

例えば、津波災害を避けるための高台移転等が挙げられます。

 

次に②についてです。

「災害に強い地域にするためのソフト対策推進」が問われています。問題文の前書きに「住まい方を含め

たまちづくりにおける工夫」、「地域コミュニティー強化」という記述があるので、このあたりの視点で

の課題提示をするのが望ましいです。

例えば「土砂災害の危険性が高い限界集落のあり方(移転をいかに進めるか)」のようなテーマが考えら

れます。

 

最後に③についてです。

②で挙げた2つの課題それぞれについて、改善方策を述べます。「解決策」ではなく「改善方策」となって

いますので、②では短期間では解決が困難な大きな課題を挙げることが要求されていると感じます。

「住まい方」や「地域コミュニティー」が課題ということであれば、テクニカルな改善方策というよりも、

仕組みづくり、合意形成、法整備といった、まさに都市及び地方計画的な視点の方策が必要であると考えます。

 

 

*各種対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

 

技術士の部門紹介:農業部門

2018年11月24日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 16

技術士 農業部門の概要

美味しい野菜果物や肉を生産するためには、野菜の育て方や家畜の飼い方など、その分野の専門的な知識と技術が必要です。

現在、農業従事者が減ってきているとはいえ、人間は食べなければ生きていけないため、農業や畜産の分野の需要が途絶えるということはありません。

そんな農業の専門技術を扱う技術士部門が技術士農業部門です。

専門分野も牛や豚などの家畜の扱いを問う畜産、農薬や肥料の専門技術を扱う農芸化学、農業用水など農業に関する土木工事の農業土木、養蚕や農業全般を扱う農業及び蚕糸、農業に関する行政などを扱う農村地域計画、農業と自然との共生を考える農村環境、植物保護などがあります。

他の部門と比べても、専門分野が多岐に渡っているのが特徴です。

 

技術士 農業部門取得後の活躍

技術士として最も大きな需要があるのが農業用水の工事などを行う農業土木ですが、農業系のコンサル会社などで、灌漑用水の計画などを自治体などから設計コンサルを受注するような目的で取得します。

また、営林局などで林業の管理や肥料メーカーなどの工場で肥料の配合の研究開発などがあげられます。

農業は、TPP加盟などにより、今大きな転換期を迎えています。より品質の高い農産物を海外へも売り込むことも予想できますので、農業分野の技術革新が求められています。

 

技術士 農業部門の問題点

現在、農業部門の受験者は農業土木が約8割を占めるような状況となっております。

これは、やはり建設工事の影響で、土木工事のコンサル事業を行うために技術士が必要という流れを汲んでいるものと考えられます。

それ以外の分野では、受験者数も少なく、取得後の活用がなされていないという状況の表れであると言えるでしょう。

農業を行うのに技術士が必ず必要というわけではないということも大きく影響しています。農業でよい製品を作るのには経験が大きな武器になるため、知識だけでは太刀打ちできないというのが大きな理由と言えます。

しかし、経験の先にあるものは今の延長ですが、経験と知識を習得できれば、大きな力となるのは間違いがありません。

知識習得のために農業部門の技術士を取得してもよいのではないかと思います。

 

業務経歴票で差がつくポイント

2019年01月20日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 16

業務経歴票を作り込む利点は、2つあります。

1つ目は、口頭試験がスムーズに進むことです。

なぜなら、口頭試験では、試験官の手もとに業務経歴票があり、それを参照しながら、質問がなされるためです。

当然に、出来のよいの業務経歴票の場合にはやさしい試問となり、出来の悪い業務経歴票の場合には厳しい試問となります。

 

2つ目は、業務経歴票の作成作業そのものが、筆記試験の答練になります。

なぜなら、どちらも、「問題解決能力と課題遂行能力」や「技術士に相応しい能力」を試されているためです。

 

ですから、業務経歴票を十分に作り込むことが、技術士試験に、効果的かつ効率的に合格する秘訣です。

 

さて、できあがった業務経歴票の原稿の出来不出来を、どのようにチェックするかが悩みのタネになります。

もちろん受験対策会社の添削指導をうけるのが最善です。

経験豊富な講師陣が的確に改善ポイントを指摘するためです。

 

それができない場合には、『技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)』を参考にして、点検するとよいでしょう。

とくに、「問題解決」の項を参考に、つぎの6項目を見ていきます。

 

まず、

〇「業務遂行上直面する複合的な問題」を取り上げているか?

〇その問題を明確にし、調査しているか?

〇その背景に潜在する問題発生要因や制約要因を抽出し、分析しているか?

を確認します。

 

つぎに、

〇複合的な問題に関して、複数の選択肢を提起しているか?

〇それらを踏まえて、解決策を合理的に提案できているか?

〇そして、改善できたか?

 

もしも、紙面の関係で、すべての記述しきれない場合には、口頭試験で試験官から質問がくるかもしれないと考え、準備しておくとよいでしょう。

コンピテンシーを意識した業務経歴票の作成が、他の受験生と差をつけるポイントです。

 

5つの業務経歴を書くときの注意点

2019年03月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 16

この記事は、はじめて技術士試験を受ける方に向けて書きます。技術士試験を受けたことがある方は、念のための確認として、読んでいただくと良いと思います。

 

業務経歴票を作り込むことは、たいへん重要です。

なぜなら、この経歴票をもとに、口頭試験の試験官が質問をしてくるためです。

このことから、720字の詳細論文が重要であることは、容易に想像できるでしょう。

 

そして、5つの業務経歴票もまた、重要です。

この箇所についても、試験官から質問されることが多いからです。

 

たとえば、「業務詳細に書かなかった2つ目の業務について、あなたが創意工夫した点はどのようなことですか?」とか、「その業務で、関係者との利害調整はどのようにしましたか?」とか、「その業務で、品質・コスト・納期のバランスをどのように取りましたか?」というようにです。

 

業務内容には、わずか50字程度しか書けません。

そこで、最低限守るルールは、「計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導」のいずれかを書くということです。

 

なぜなら、技術士法の第2条の「定義」条文に、技術士とは、これら7つの業務を行うことと記されているためです。

ぜひ、次の条文を熟読しながら、業務内容を書いてください。

 

(定義)
第二条 この法律において「技術士」とは、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。

 

業務経歴票の作り込みは、とても重要ですから、時間に余裕をもって、取り組んでください。

 

技術士の部門紹介:環境部門

2019年03月28日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 16

技術士 環境部門の概要

産業の発展に伴い、地球環境の悪化が大きな問題となりました。

温室効果ガスや酸性雨、大気汚染、森林破壊など工業の発達と同時に多くの自然環境が破壊されてきたことを解決しなければならないという命題が課せられたと言っても過言ではないでしょう。

便利な生活の代償とも言える環境破壊や環境問題を解決することができるのは、その処方箋を出すことができる工業の技術者だけが行えることということができるでしょう。

そんな工業で環境の破壊を止めることができる、保護の方法を検討することができるということで環境問題に関わる技術者の試験といってもいいものが技術士環境部門です。

専門分野は環境保護保全、環境測定、自然環境保全、環境影響評価という四分野となりますが、それぞれの分野に違いは見られないと言えるでしょう。

 

技術士 環境部門取得後の活躍

環境問題を扱ったコンサル会社などへの就職や転職が挙げられます。

環境問題の検証、評価を行うシンクタンクなどもあり、環境に対する関心は高く、国や地方自治体でも環境負荷の低減を目標に掲げているところもあり、活躍する舞台は大きいと言えるでしょう。

また、大規模事業を運営する際には環境アセスメントを考慮しなければならないという環境省の指針もでているため、ゼネコンなどの建設会社も専門機関に調査を委託するということもあり、今後環境に対する仕事は増加していくものと思われます。

 

技術士 環境部門の問題点

技術士 環境部門は平成6年に新設された比較的新しい技術部門となります。

環境分野の専門技術者を育成するためのものであり、外部からの需要により新設された背景を持っているため、受験者数も多いのが現状です。

しかし、環境分野だけではまだまだ需要が少ないという事もあり、他の部門と合わせての受験を行っている人も多いようです。

環境に対する配慮は技術者として、これからも考えていかなければいけない内容となりますので、技術士 環境部門について受験を検討してみてはいかがでしょうか?

口頭試験対策の基礎固めは一次試験(適性科目)で

2019年08月05日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 16

二次試験の筆記試験をパスすれば、口頭試験対策に本腰を入れましょう。口頭試験では、技術士に相応しい人物か否かが確認されます。つまり、技術士としての適性が問われます。

 

適性を確認するのには、一次試験の適性科目を見直すことが効果的です。なぜなら、適性科目と、口頭試験で問われる技術士倫理の内容が、類似するためです。

 

例えば、「3義務2責務」といわれる技術士法第4章については、適性試験で毎年、問われます。そして、口頭試験でも頻出の質問事項になっています。

つまり、
・第44条の信用失墜行為の禁止、
・第45条の技術士等の秘密保持義務、
・第45条の2の技術士等の公益確保の責務、
・第46条の技術士の名称表示の場合の義務、
・第47条の2の技術士の資質向上の責務、
の合わせて5つです。

 

いまから5年ほど前までは、これら5つが言えれば及第点でした。しかし、いまでは、各条文の中身まで詳しく問われるケースが多くなっています。

 

例えば、「公益確保の責務」で、「公益とは何ですか?」という質問をされることがあります。このとき、受験生は、主に「公共の安全」と「環境の保全」と答える必要があります。

 

なぜなら、第45条の2に「技術士又は技術士補は、その業務を行うに当たっては、公共の安全、環境の保全その他の公益を害することのないよう努めなければならない。」と記されれているからです。

 

そして、これら2つのキーワードは、一次試験の適性科目の穴埋め問題で、頻繁に問われている論点です。ですから、口頭試験対策では、いま一度、適性科目を見直すことが効果的なのです。

技術士2次試験_現段階の準備とは

2019年08月06日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 16

受験生の皆様、お疲れ様です。

 

私の方への筆記試験本番の論文添削の依頼も一段落したところです。

試験制度が変わり、初めての年なので、

なかなか採点基準や合格基準が明確化していないため、

他人の採点に一喜一憂する必要はありません。

受験生全員が自分の回答に不満がありますし、改善点があります。

完璧な答案だ、という人など一人もいません。

 

基本的には、何も書けなく答案用紙の8割を埋めることができなかった、

という人以外は、合格を信じて口頭試験の勉強に移ってください。

 

技術士に合格する為には、口頭試験は必須です。

いつか必ず勉強する必要が出てきます。

ならば、合格を信じて、今勉強するのがベストでしょう。

 

技術士2次試験は、難易度が高いと言われていますが、

合格率は部門により異なりますが、約10%です。

 

10%という数字は、そこまで小さな数字ではありません。

 

例えば、マラソン大会で5万人が参加するものがあったとします。

入賞する人は毎日何十kmと走っているアスリートであり、

一般人が入賞することは非常に困難です。

そして入賞は大きな話題となり、名誉が与えられます。

しかし、5000番内に入ることは一般の方でも可能性があります。

また5000番の方が話題になることは全くありません。

 

技術士試験は、1番、2番を決める試験ではないのです。

上位10%の範囲に入れば、全員が等しく技術士になる権利が与えられるということです。

 

自分の論文に自信がないと仰っている受験生もいますが、

他の方と比較しても、そこまで自信を失う出来ではありません。

 

不安はあるでしょうが、ぜひ前に進んでみましょう。

口頭試験は、暗記する項目もあります。

早く始めて悪いことなどありません。

頑張ってください。

モチベ-ション・コントロ-ル その2

2025年06月21日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

「モチベ-ション・コントロ-ル」その2

前回は「モチベ-ション・コントロ-ル」その1を紹介しましたが、今回はその2について、私の経験からの方法についてお伝えしたいと思います。

1.聴力の活用

  学習の習慣化の例として、自分にあった方法をパターン化する方法があります。 パターンが習慣化すれば、学習への心理的な負担が減ります。私は暗記、記憶の際は 準備論文を自分の声でICレコ-ダ-に録音し、通勤等時間に常に3倍速でくり返し聞くことを習慣化しました。すなわち聴力を活用し、知らず知らずのうちに脳に記憶させ、思い起こす時、必要とする語彙が言葉として自然と出てくるようになります。個人差はあると思いますが是非、試してみて下さい。自身で作成したノートやメモと併用することで、記憶を脳のなかで画像パネル化することが可能となり、試験本番で自然に記述する語彙が出てくるようになります。

 2.集中できる時間帯設定

  自分は早起きして勉強するのが向いているのか、夜のほうが集中できるのかは個々のライフスタイル等によって異なります。自分に合わないパターンの時間帯に勉強をしようとしてもうまくいきません。両方試してみて、合っているほうを選択するとよいでしょう。私の場合は「朝」です。 朝のさわやかさと自分自身のための静寂な時間は、何十年来、私にとって貴重な時間を与えてくれています。また、仕事とパーソナルとの時間を切り替えることができ大切にしています。受験者諸氏はベストな時間帯を見つけて下さい。

 3.音読

  口でアウトプットしながら耳で聴く、音読を活用しましょう。書くだけの学習方法やアプリのみの学習に頼らず、目、耳、口、そして書くことを活用しましょう。周囲の迷惑にならない場所を見つけ、音読のメリットを引き出しましょう。散歩が苦手でない人は散歩しながらの音読は、周りに迷惑をかけることがないし、歩くことで脳への刺激になると言われています。

 4.勉強時間の記録

  自分を肯定することは、学習継続のために大切な要素です。自身の取り組みを客観的に把握するために、手帳やメモに勉強した時間を記録してみましょう。忙しいにもかかわらず、工夫して目標勉強時間を確保したことを積み重ね、自信と自己肯定につなげましょう。

5.アウトプットの方法の工夫

  学習したことはできるだけアウトプットにつなげましょう。例えば作成した準備論文を誰かに説明する状況 を意識し、社内でのプレゼン資料に応用したり、想定設問した骨子法を利用したイメ-ジトレ-ニングにより、ノートにアイディアを書き出すなど、より実践的な取り組みを工夫してみましょう。

6.目標宣言

 技術士受験を目指していることを、周囲の方々へ宣言するのもひとつの方法です。少し勇気が必要であり、宣言しにくい場合でも家族には確実に伝え、受験準備への協力を仰ぐとともに、自身の取り組み姿勢や緊張感を家族へ示しさらに自主性を高め、自分を奮い立たせるトリガ-にしましょう。

 7.取得後の活用を具体化

 資格を取得したらどのように活かすか、自身のキャリアへの影響を考えてみましょう。役職や年収が上がるなど、モチベーションにつながるイメージを描いてみて下さい。 なりたい自身のイメージ像が明確だと、それに向かって努力がしやすくなりますし、そのため努力に対する労力を軽減できると思います。

 8.学習環境

集中しやすい環境は人それぞれです。しかし、勉強専用のスペースがあったほうが他のことに気を取られないため、集中しやすいです。部屋の一角に勉強スペースを設けたり、集中しやすい環境づくりを目指して下さい。 時には、学習場所をあえて変えて、図書館、カフェ等で高校生や大学受験を目指す学生のなかで、周りから自分に通常ではない刺激を与えてみるのも、非日常的で以外に効果的かもしれません。

  今回は「モチベ-ション・コントロ-ル」その2について紹介しました。本人が楽しんで実践できるのが理想です。いろいろ、トライして適した方法を見出していただければと思います。難関な技術士試験を目指す諸君です。究極的には「できない自分を恥ずかしく思う!」ぐらいの強い、意志をもって挑んでいただき、合格を手中にしていただくことを願っています。 (以上)"

正念場

2025年06月28日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

「正念場」

 受験者諸氏は正にこの時期、受験に向けて正念場を迎えていると思います。あと3週間後の本番試験に向け、これまでの努力の積み重ねを是非、実現させることを期待しております。今回は合格のためのこの正念場を乗り越える施策について、私の経験を踏まえ、お伝えしたいと思います。

 1. 携帯ノートを作成

 作成した準備解答文の骨子や要約を見開きで1問1ページに記載し、通勤や休憩時間でも見ることができるノートを作成しましょう。専門、必須、応用それぞれ準備した問題の項目と内容が繰り返し記憶できるような書き方に工夫しましょう。

2. 自己作成模擬解答の録音、再生、音読、記述

 前回でも紹介しましたが作成準備した解答文は、自身の声でICレコ-ダ-等に録音、常に再生できるようにしておきましょう。再生は2~3倍速程度で、とにかく速く聞き、上記1.の作成した携帯ノートを見ながら、耳(聞く)と目(見る)、声にだす(話す)三感をフル活動するできる状態を作って下さい。さらに聞いたあとは実際に聞いたことを思い出しながら書くことを繰り返しましょう。但し、個人差があるので自分に適さない場合は、別の方法を検討下さい。自分に合った方法が最適です。

3. 時間計測に基づく、筆記試験の訓練

答案1枚(600字)を書き上げるのに私の経験では約20分程度の時間を要します。考えながら書くとすれば、これ以上の時間が当然必要です。したがってどのような速さで記述すべきであるか、紙面を埋めることができるかを事前に体得しておくことが必要です。 記述に要する時間配分をあらかじめ計画しておいて、筆記試験本番に挑む必要があります。自分はどのぐらいのペースで、どれだけ紙面を埋めることができるのか、自身の記述能力を把握、事前に身体と脳で覚え、試験に臨んで下さい。

 4. 速く書いても、読める文字の書き方練習

 最近はPCや端末機器の普及により、日常的に文字を書く機会が少なくなっています。このため文字をたくさん書くことには慣れていないという実情があります。技術士第二次試験は記述試験です。書くことが絶対条件ですので、これに対応する必要があります。従って、速く書くことが本番でできるように、準備解答文作成段階から体得すべきことであり、以下にその準備と留意点、訓練方法を示します。

 ・筆記用具はシャ-ペンではなく、質量が軽いえんぴつを数本準備する。

・見出しは濃いタイプ(3B程度)を選定、芯先はあらかじめ、太くする。

・記述用はFやHB程度の濃さのものを(これは自身の好みで選択)使用する。

・採点者はコピ-版で採点すると言われていますので、これを意識し文字の濃さ、コピ-後の鮮明さに留意する。

・きれい、正確を重視しすぎ筆圧を要する書き方をしない。(後半に握力が継続しない。これは私の経験です。握力を消耗しすぎ、手に力が入らなくなりました。)

・文字が小さい、極端に薄いは不適です。しっかり読めること、明瞭さを重視しはっきりと書く。

・行書体ではなく、誰でも読める楷書体で書く。

・速く書くのである程度雑であることを許容し、読める文字を優先する。

・握力ハンドグリップで事前トレ-ニング、これに備える。(以外だが技術試験は書くこと対する筋肉量と忍耐力が必要である。

 5. イメ-ジトレ-ニングのくり返し

 試験本番では準備した論文と同じ出題は、ほとんどないと意識して下さい。このことは、自分の気持ちの余裕に繋がります。期待があるほど、そうでない現実は、「落胆」が大きくなります。ここで、私が申し上げたいのは以下の点において本番でいかに対応していくかということです。

・設問問題文は細かく区切って、何を問われているかを明確に掌握

・設問文には答の「ヒント」が潜んでいることに着目  ・書き出す前の5分間程度で骨子メモを作成、記述項目を整理

・事前準備解答文及びIC録音による「部分的パーツ」を脳内でカード化  

・設問(題意)に沿い、パーツを組み合わせ、解答文を構成

・100点満点を取る必要はない。ある程度の内容記述を優先

・紙面を埋め、ミスしても修正しやすい箇条書き記述を適用

 この時期、正に正念場ですが、試験本番で何とか乗り切るには、骨子法により準備した解答カードやパーツをパズル化、イメ-ジトレ-ニングの反復により、忍耐強く、最後まで書き続ける精神力の継続維持と時間配分計画に留意下さい。 (以上)

「やるだけ、やった!」

2025年07月12日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

「やるだけ、やった!」  

 いよいよ、試験が残り約1週間となりました。受験者各位にとって強いプレッシャ-や迫りくる緊張感はありませんか?今回はそんな状況をいかに自己コントロ-ルにより緩和するか、その方法について、参考までにお伝えしたいと思います。

 1. 気持ちに余裕を

  皆さんはこの試験に向け、相当の努力を重ねてきました。正にこのことは自分を奮い立たせる根源であり、逆に自信の証とも言えると思います。どうかこれまでの自分の努力を思い出し、そのことを自分としての自信と、気持ちの余裕に変えて下さい。皆さんのこれまでの努力すなわち「やるだけやった」ことに対する自己暗示により、達成感と高揚感、そして大いなる自信を気持ちの中に創り出して下さい。

2.本番でのアクシデントは想定内

 試験本番ではある程度のアクシデントは、想定内であることを予めイメ-ジして下さい。例えば交通機関の乱れや遅延、試験会場の空調、騒音、隣人の癖による影響(貧乏ゆすり等)などは、起こりうるものと想定しておいて下さい。仮に、想定外の設問や事が起きたとしても慌てず、想定内であることの冷静さから心に余裕を持つように意識して下さい。 予想外の設問の場合は、考え方を整理した上で視点を変化させ、まずは設問文章からその解答文のヒントを得ることを考えてみましょう。最近は設問文が長い傾向があり、記述に対するストリ-性やキーワ-ドヒントが潜んでいる可能性があります。 例えばそのような場合は、あえて自身の専門分野において、自らの条件付与した設定に基づき、言及する可能性を考えてみて下さい。解答文として自分の有利な分野へ誘導しながら記述していくことで、より実現性や説得力を強調できます。 想定内である意識を持つことは、余裕を持って柔軟に対応・記述できる非常に重要なキーポイントとなります。

 3.完璧を求めない

  試験では、例えば骨子法により記述項目を構想メモし、その後これに沿って一機に書き出す訳ですが、ここで重要なことは完璧を求めないことです。試験では記憶したキーワ-ドは1つ2つ、必ずといいほど忘れます。完璧であることは理想ではありますが、技術士記述試験は、各設問約7割得点できれば合格できる試験なのです。 ここでも想定内であることの心の余裕の必要性を理解した上で、題意に沿った解答文を原則に、ある程度の内容と質を維持、必要な文量で重要キーワ-ドを適度にちりばめて書き上げることを心がけて下さい。

 4.必ず最終チェック

  制限時間は以外にすぐやってきます。先述しましたが、予め記述時間配分を計画、事前の記述練習より、体得しておくことが重要です。 また、誤字チェックや若干の修正するための時間を必ず、確保しておいて下さい。専門用語の誤字は以外に恥ずかしいものですが、訂正すれば問題ありません。これも想定内として確認、修正する時間を予め配分しておいて下さい、以前も書きましたが、箇条書きにしておくことで修正、追加が短時間にできることも今一度、思い出してみて下さい。

 5.前日はリラックスして

 試験前日には以下を点検準備して、リラックスできる時間を作って下さい。

・試験会場までの利用交通機関(代替ルートも事前確認)と所要時間の確認(遅延発生による余裕を考慮、試験開始1時間前程度に試験会場に到着)  

・受験票の再確認、筆記用具と消しゴム(代替も含め複数準備)  

・汗拭きタオル持参は必須(会場が暑い可能性と手の汗対応。)  

・窮屈ではない服装(軽装)  

・昼食はどこで調達するかも事前決定(コンビ二等で事前購入、持参が良い)  

・水分補給用飲料の準備(ペットボトルの包装は、必ずはがしておく)  

・携帯電話の電源OFFの厳守   

受験準備に向けこれまで、「やるだけ、やった」ことを最大の自信として下さい。前日はできるだけ試験のことは何も考えずリラックスして下さい。自分の好きなことのみ考えるようにし、早めに就寝、しっかり睡眠時間を確保しましょう。 受験者各位の健闘による「夢の実現」を祈念しています。「受験者に栄光あれ」 (以上)"

「全力で勝ち取る!」

2025年07月19日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

 「全力で勝ち取る」

 さあ-、いよいよ試験本番です。寝不足や過労を避け体調管理を十分留意し、筆記試験に全力で挑んで下さい。必ず、今までの努力が実る時と信じ、受験者諸氏が栄光を勝ち取ることをお祈りいたします。 さて、試験本番直前ではありますが、試験直後にやらなければならないことが何点かあります。今回はその点についてお知らせして、予め準備願えればと思います。

 1. 当日すぐにメモ

 試験が終了したら、その日の内に解答文に何を記載したかを必ずメモして下さい。2~3日たつと何を書いたか忘れてしますので、できるだけ早く再現解答文を作成して下さい。 口頭試問では「記述試験の内容は、ほとんど聞かれることはない。」と言われていますが、記述試験について「解答できたこと、できなかったこと」等について聞かれる可能性があります。口頭試験のフォロ-対策としても極めて需要です。この時点で、できるだけ何を具体的に書いたかを、詳細に復元しておくことが重要です。   

2. 自己採点と補完解答文の作成

 再現した解答文はまずは、自分自身で採点してみて下さい。的確であったこと、そうではなかったこと、記述、言及不足の点等を整理してみて下さい。論文の論理構成や技術内容についても自己採点して下さい。 特に記述が思うようにできなかったことについては、現時点で記述するとすればどのように記述することが望ましかったのかを考え、再現して下さい。 例えば、これを準備しておくことで、口頭試問で記述不足箇所について、「この部分について記述が不十分であったと考えております。」と反省点を説明ができる機会を作ることができます。あるいは認識していた事が事実であることについてを補完できます。

3. 選択しなかった設問の理由

 専門、必須、応用課題は数問から選択することになっています。ここで大切なのは何故この課題を選択したのか?あるいは、選択しなかったのかをその理由を整理しておくことです。 おそらく、未経験分野や不得意分野によることが、その理由となると思います。一方、自分の専門分野であるならば、その部分について口頭試問でアピ-ルできるポイントとなる可能性があります。得意なこと、そうでないことの両方について改めて認識、整理下さい。

4. 添削を受ける

 作成した再現解答文は添削してくれる人がいたら、是非、添削してもらって下さい。第三者的な評価や記述の不足点が、より明確になると思います。その上で、添削後に解答文を再修正し、仕上げておきましょう。このことは、記憶がしだいになくなって行きますので、口頭試験時に向けて準備しておくが大切です。 また、本来、記述すべき点をしっかりと認識できていたが、本番では緊張や制限時間などから、思うように書けなかった言い訳を「やんわり伝える」巧妙な言い訳の準備となります。

 5. 業務経歴書の再チェック

  願書に記載した業務経歴票は、この時点で以下の観点から、再チェックを行い、記載内容、その理由や根拠、技術者としてのあなた意見等を改めて少しづつ整理しておきましょう。

 ・業務経歴、専門分野、技術士としてふさわしいと思う業務、失敗事例

・記述業務の技術的課題とその解決方法の理由と、検討プロセス

・自身の役割、判断した根拠、リスク対応事項、業務成果、将来展望、反省点、改善点

・倫理的配慮、安全性、法令遵守の視点、社会環境への配慮

 但し、口頭試験の準備ではこの点について、さらに掘り下げる必要があります。現時点では要点整理と補強の必要性の有無の確認程度で、良いと考えます。 願書作成時ではかなり熟考して願書を作成していたつもりでも、現時点でみると以外に言及不足な点や改善点が見つかる可能性がありますので、徐々に準備しておいて下さい。(以上)                          

「再スタ-ト」

2025年07月26日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

「再スタ-ト」  

  技術士第2次試験を受験された方、お疲れ様でございました。試験が修了しご自身の身体から魂が抜けたような状況の方もいらっしゃることでしょう。記述できたところ、そうでないところ、個々様々ではあると思いますが、できるだけ口頭試問に向け、準備・再スタ-トがきれるよう今回は、口頭試験までに準備しておくべき事項について、ご紹介したいと思います。  

1. クールダウンと家族サービス

 まず、頭の中をクールダウンしましょう。試験本番にむけ相当、かけ足で猛進された方々がほとんどと思います。この時点で一度、クールダウンしましょう。 技術士を目指した理由は?、合格した後のビジョンは?、自分はどのようなことを目指してきたのか?一度回想して下さい。その上で自分を支えてくれた家族、友人、先輩技術士に感謝の気持ちを抱いて下さい。試験のでき映えを冷静に把握、次のスタ-トに準備すべき点を見据えましょう。 無論、家族サービスは最大限行って下さい。家族の支えがなければ、苦しい学習や試験への挑戦はなかったはずです。感謝の気持ちを自分のできる範囲での家族サービスと自身の言葉で伝えて下さい。

 2. 口頭試験に向けた学習計画の立案

 一方、口頭試験に対する準備も早めに始動し、着実に進める必要があります。時間があるようで口頭試験まで、現実は準備すべき事柄は山ほどあります。口頭試験を体験された方は、「言わずもがな」と思います。クールダウンの後は口頭試験に向け、学習計画立案へと、気持ちを切り替えましょう。  

 3.口頭試問Q&Aの作成  

 口頭試験対策として、まず、口頭試問のQ&A作成の準備をしましょう。情報はネットを含め数多く出されていますが、自分に必要な情報を収集しましょう。 なかでも一番な重要な点は願書です。願書に書いたことを、自分が試験官になった立場で、入手した情報と合わせてどんなことを聞きたいか、書き出してみましょう。書き出した質問:Qに対し、回答:Aを改めて考えてみて下さい。こちらはQ&A表として整理しましょう。内容、精査は後からでじっくり行う必要がありますので、とにかく思いつくまま書き出していきましょう。

4.Q&Aに必要な準備素材

 前述したQ&Aは口頭試験の必須アイテムです。この完成度が口頭試験の合否を分けると言っても過言ではないと思います。私は経験上、準備すべき素材は以下が挙げられると思いますので、参考までにご紹介します。

 ① 願書の記述内容と周辺技術の情報

② 各分野の白書の内容と国内の先駆的事例

 ③ 専門雑誌の特集記事(最近の技術トレンド及び近年の自然災害状況、復興対策)

 ④ コンピテンシ-関連情報

⑤ 技術士法と倫理

⑥ 専門分野の国際視点に基づく経済社会、地球環境、国際動向に対するあなたの意見

5.自己を振り返る

 ク-ルダウン中には自身の力量について改めて振り返ってみて下さい。自分は専門分野について知見は持ち合わせているのか?技術士として、胸を張って宣言できるのか?今後、技術士に合格できたら、どうあるべきなのか? 是非、この期間に自問自答する貴重な機会として捉え、異なった側面、視点から自身のあるべき姿を再考し、口頭試験準備に向け徐々に再スタ-トしましょう。 次回は口頭試問に必須のコンピテンシ-についてお知らせする予定です。(以上)

「願書を補強できた合格者」

2025年08月30日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

「願書を補強できた合格者」 

 今回は、建設部門/施工計画分野で筆記試験を通過、私へ模擬口頭試験の依頼があった当時30代後半の方の、口頭試験の準備対応において願書の経験業務内容を補強できた例をご紹介したいと思います。

 1. 業務内容

この受験者については、事前に願書及び経験業務の記述については相談されてはいなかったので、願書及び経験業務を見た正直な印象は、「さて、困ったなあ?」でした。理由は、前回コラムでもご紹介しましたが、「技術士としてふさわしい業務内容であるか?」と言うことに対する懸念でした。このままでは無事合格を獲得することへの困難性を感じたからです。 しかし、現時点で願書及び経験業務を修正することはできないので、とにかく「補強対応」をいかに準備するかについて考えました。 ちなみに経歴業務の内容は、河川堤防構築用の土砂運搬に対して、現行高水敷に運搬路を設け、運搬路には「敷鉄板」を敷設する施工計画を立案したものでした。

2. 技術課題の再抽出    

まずは本人と直接はヒアリングを行い、口頭試問に向けた補強の必要性を認識してもらいました。彼は事前に他の人に願書の添削等は受けておらず、記述すべき内容の不足感は否めない状況でした。業務内容について、何が問題でどんな技術課題が存在していたのか?あるいは本人として強い意識はないが、重要な着眼点や項目が埋もれてれはないか等を掘り起こし、記載業務の各検討プロセスを細分化整理し、問題点と課題を以下のように再度、整理しました。

 1) 問題点

堤防構築のための大量の土砂運搬は既存公共道路を利用せざるを得なく、大量台数の大型ダンプ走行に伴う安全走行確保、交通渋滞の発生、騒音、振動、粉塵等生活環境面に対する地域住民からの苦情等の発生懸念が、事業円滑遂行上の問題点でした。

 2) 技術的課題

上記問題点に対し、以下の技術的課題を解決する必要がありました。

・立地条件的に既存河川の高水敷を工事用道路とした場合、既存公共道路を利用する区間が制限され、沿道対策や環境側面的苦情は抑制、軽減できる。但し、運搬コストと施工が効率的で有利な土砂運搬ルートを計画、立案する必要があること。 

・高水敷は軟弱地盤層の区間が存在し、工事用道路として利用するに対し地盤補強や地盤改良等対策が必要であること。

・高水敷に現存する既設河川堤防に接続する水路、樋門、支線河川合流点における構造物等による通行遮断箇所への通行確保対策を立案すること。 

・高水敷通行に伴うトラフィカビリチィ確保のための養生用敷鉄板リース材料に対する地域市場調査と大量確保のための事前準備、工事進捗に即した敷鉄板流用及び転用について、綿密な工程計画を立案すること。

3. ワンツ-マンによる補強  

上記について再度ローリングを行い、どのようなことを具体に調査、分析し、その結果をどのような手法で評価し、その一連作業で独自の視点や工夫した点について改めて掘り下げて考え、Q&Aに落とし込むこむことをアドバイスしました。 その上で、ワンツ-マンによりQ&A表作成及びその添削指導を合わせて行い、願書の言及不足を補う準備対策を行いました。 

4. 数回の模擬口頭試験  

模擬口頭試験は前述した理由等もあり、彼については数回、厳しめの模擬口頭試験を行い、口頭試問に慣れることにより、補強対策を準備できたことに対し、本人の自信につなげてもらうことにしました。

5.挽回達成  

 口頭試験後、彼からすぐ電話連絡があり、「心配していたような突っ込み」「いじわるな質問」はなく無事完了しましたとの報告でした。正直なところ、安堵の気持ちでいっぱいでした。翌年、結果発表があり、彼は念願であった「技術士」になることができました。  彼の合格は、口頭試験に向け願書内容の準備対策による補強であったと確信しています。体験記述の内容、筆記試験の出来栄え、不安要素が仮にあったとした場合、事前に補強対策を行えば、すでに筆記試験は通過しているので、自信をもって口頭試問に臨むことができると思います。どうぞ、そのような不安のある方は今から万全な準備を行いましょう。 次回は、「完璧な回答すぎで、心配な受験者」の例をご紹介したいと思います。(以上)

「問題解決能力:簡潔さとアピ-ルが重要な業務説明」

2025年11月01日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

「問題解決能力:簡潔さとアピ-ルが重要な業務説明」  

まもなく記述試験の合格発表となります。合格された皆さんが今後、挑む技術士口頭試験において、試問される可能性が高いと思われる以下の7つの重要項目について、準備すべきポイントを、ご紹介します。

 【7つの重要項目】

 1) 問題解決能力

2) コミュニケ-ション能力

3) リ-ダ-シップとマネジメント

4) リスクマネジメント

5) 継続的な自己研鑽

 6) 倫理観・社会的責任

7) 幅広い技術知識

今回は、上記のうち業務説明における1)問題解決能力についてご紹介します。

1. 解決プロセスの明確化

 事前提出した記述業務や経歴業務について、技術士の資質として最も重要である問題解決能力を有していることを示すには、解決に至った具体的なプロセスや方法を説明することが重要です。このため以下のステップに従い回答を準備、説明の明確化に留意して下さい。

1) 問題の抽出:現状問題、課題の明確化

2) 情報収集と分析:情報収集とデータ分析に基づく、多面的評価

 3) 解決策の立案:複数案の総合的評価と最適案抽出及びその工夫

4) 実施とその評価:実施結果と現時点の評価及び改善の余地、可能性

 2.簡潔さが重要   

記述業務の説明するに際しては特に、簡潔であることに留意下さい。経歴書に記述した業務内容を今一度掘り下げ、技術士としてふさわしい業務であったことを以下の点について整理、記述不足の場合は補完下さい。

1) 問題の内容

2) 問題解決へのアプロ-チ方法

3) 解決手段と適用技術

 4) 結果と得られた成果(コスト削減及び工期短縮、品質改善等)  

3.戦略的問題解決能力のアピ-ル   

技術士は技術的な基礎知識のほか、創造的に問題を解決できる能力が求められます。従って一般的なアプロ-チ方法に加え、独自で新しい視点に基づく方法を提案したか、それはどのような効果が得られたについて、アピ-ルすることが重要です。このため、戦略的思考に基づいた検討、方策への反映等、独自性であることに対する強調が必要です。  

4.リーダ-シップの発揮とコミュニケ-ション   

技術士はチームや組織内において指導できる専門家であることが求められます。リーダ―としてのその役割を担うことが前提であり、その実践的経験やチーム体制で問題解決した事例について示す必要があります。このためプロジェクトの遂行方針、方法、利害関係者とのコミュニケ-ション方法についても準備して下さい。

 5.現時点での評価と反省   

実施した解決策は、成果が挙げられた事以外に、現時点で評価した場合、残された課題や反省点があると思います。このことを冷静に評価し、今後の将来的な技術展望、発展性、改善方法等の認識に立脚し、短期、長期の視点から説明できることが大切です。このことは、自己改善能力や新たな問題に対する技術者姿勢のアピ-ルにつなげることができると考えます。

6.業務経歴の設問例  

業務経歴の設問例を以下に示しますので、参考にして下さい。  

・記載業務に内容について(1~2、2~3分程度)簡単に説明して下さい。   

 ⇒要求時間に応じたバージョンを準備下さい。  

・記載業務に関し、補足すべき事項があれば、説明して下さい。  

 ⇒記載業務は字数が制限されているので、不足部分は補完下さい。  

・記載業務で特にアピ-ルしたい点は、どこですか。   

 ⇒できれば、独自性があることを強調したいです。  

・記載業務で経験した結果は、現在の業務にどのように活かしていますか。  

 ⇒反省点等を実践的に活かしていることを説明下さい。  

・技術士としてふさわしいと思う他の業務はありますか。   

 ⇒必ず、準備しておいて下さい。  

・社内の体制とあなたの役割について説明して下さい。   

 ⇒特に、若手技術者が質問されやすい内容と思います。日常業務で主導的立場で業務にあたっていることを意識して回答下さい。    

次回は技術士に資質として不可欠であるコミュニケ-ション能力に対する準備ポイントについてご紹介したいと思います。(以上)

「あの人のようになりたい:リーダ-シップとマネジメント」

2025年11月15日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

「あの人のようになりたい:リーダ-シップとマネジメント」  

 筆記試験を通過された方々は、これから口頭試験本番まで、極めて中身が濃い期間を過ごすことになることを理解し、今後の試練に挑んでいただきたいと思います。  今回は、技術士口頭試験でその資質として確認される「リーダ-シップとマネジメント」の口頭試験対策にご紹介したいと思います。

 1. 自己組織、役割の再整理  

 まず、自分が所属する組織の体制と自身の職位と役割について改めて再整理して下さい。自分が組織から与えられている使命について認識を新たにして下さい。口頭試験では単に知識や経験を説明するだけではなく、「技術者として、チームやプロジェクトをどのように牽引し、問題解決に導いたか?」を示す必要があります。 ここで重要な点は組織の大小ではありません。特に若手の方々は、経験があまり長くありませんから、この部分に戸惑われる点かと思います。どんなチームや組織で、どのような業務を行っているか、自分はその中でどんな役割を担っているか、技術士にふさわしいした業務の以下を明確にしておく必要があります。

 ・存在した問題と課題  

・自身の役割  

・自身の行動  

・得られた成果と評価

2. リ-ダ-シップとマネジメントとの違い

  口頭試験に際し、改めてリーダ-シップとマネジメントとの違いについて、整理しておくことも重要です。

 1) リーダ-シップとは

 リーダ-シップとは、チームや組織目標に向け、人を動かす力を指します。すなわち、チームや組織に影響力を与え、新しい取り組みに挑戦するけん引役を担う人とも言えるでしょう。

 2) マネジメントとは

 一方、マネジメントは組織資源(人、物、金、時間)を管理し、目標を達成するための管理能力です。プロジェクト遂行に必要な工程、品質、コスト、安全等を適切に管理するプロジェクト運営能力がある人、とも言えるでしょう。

 3.あなたが目指すリーダ-の姿  

まず、あなたの周囲の誰かをイメ-ジして見て下さい。あなたはどのような人がリーダ-にふさわしいと思いますか?また、あなたが目指すリーダ-の姿や、あの人のようになりたいと思う人はいますか?例えば、以下のような人がそのイメ-ジとして考えられる人と思います。

 1)明確なビジョン

 チームに「なぜそれを目指すのか」を理解させる。明確な目標や方向性を提示する。短期的な課題だけでなく、長期的視点で物事を捉え、計画的実施する。

 2)コミュニケーション能力

 メンバーの意見を丁寧に聞き、相手の立場を理解し、信頼関係を築きながら、自分の考えを分かりやすく伝え、チームへ方向性を示す。

3)責任感と決断力

難しい状況でも逃げずに決断を下し、結果に対して責任をもつ。絶えず改善策を考えながら行動する。

 4) 柔軟性と適応力

状況変化に対し、柔軟に対応でき、従来の手法や固定観念にとらわれず、新しいアイデアや方法を、積極的にチームワークに取り入れる。

 5) 動機づける力

組織やメンバ-の強み、弱みを理解し、冷静にそれを活かすように働きかける。メンバ-に対しては、「声かけ」「励まし」「支援」により、動機付けを継続する。

 6) 率先炊飯

自ら率先して努力する姿勢が、周囲の信頼と尊敬を生む。言動に一貫性があり、公平・誠実に行動する。 

7) 反省を活かす

チーム内に建設的なフィードバックを与える。他人からの意見や批判を冷静に受け止め、新たな改善志向に基づき、組織に新しい風土を醸造して行く。

 4.想定設問事例

想定質問事例を以下に示します。抽象的でなく、具体的行動とその成果、実績や改善効果を示すと、より説得力があるものと思います。  

・リーダ-シップを発揮できた業務を紹介して下さい。   

⇒通常業務でのあなたの立場を説明し、総括あるいは担当セクションの責任者として主導的に業務を遂行していることを説明して下さい。  

・組織、人材関係者の中で、苦労したことはありますか。それはどう克服しましたか。

 ⇒主体的に行動し、関係者間をいかに調整するかを念頭にチームの方向性示すようにしています。

・あなたがリーダ-として、最も意識している点は何ですか。  

 ⇒信頼と協力、組織牽引力と考えます。

 ・これから、リーダ-としてどのように取り組んで行くつもりですか。  

 ⇒部下から、憧れるような人材をめざしたいと思います。  

・リーム力を向上するためのリーダ-の役割は何ですか。  

 ⇒自ら難しい事柄に積極的に取り組み課題解決や改善志向を組織をつくることです。  

・リーダ-シップについて、普段、工夫や留意している点はありますか。   

⇒チームメンバ-との雑談、意見交換や共に楽しく働く職場環境づくりに留意しています。 皆さんが普段、リーダ-としてチームを成功に導くために頑張っていることを伝えることができれば問題ないと思います。   

次回は、リスクマネジメントについて紹介したいと思います。(以上)

「相反する課題への対応:リスクマネジメント」

2025年11月22日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

「相反する課題への対応:リスクマネジメント」  

 受験者諸氏は口頭試験に向け、準備されていることと思います。今回はコンピテンシ-の項目として、質問が予想される「リスクマネジメント」についてご紹介したいと思います。

 1. 基本プロセス

 まず、リスクマネジメントとはどういうことかを、理解認識することが必要です。リスクマネジメントとは、将来起こりうる不確実な出来事(リスク)を特定し、それがもたらす悪影響を最小限に抑えるための体系的な取り組みのことです。従って、企業活動やプロジェクト運営などの多様な分野で重要な管理手法です。リスクマネジメントの基本的なステップは以下により構成されます。

 1) リスクの特定(潜在リスクの洗い出し)

2) リスクの分析(発生の可能性とその影響の大きさの評価)

 3) 対応策の立案(実現できる対応策の検討)

 4) 対応策の実施(実施計画と必要資源の準備)

5)モニタリング、フィ-ドバック(定期監視とPDCA)

2. 口頭試験での対応

 1) 実施体験    

いつ、どこで、どんな場面で実施したかを具体的に上記に示したプロセスに基づき、簡潔に整理しましょう。

 2) 倫理・社会的責任

「リスクマネジメントとして、どのようなことを実施していますか?」に対して、例えば、法令改正のリスクに備えた「社内コンプライアンス教育」の実施など、公衆の安全、環境保全、法令遵守などへの配慮等の継続がイメ-ジしやすいと思います。

 3) チ-ムマネジメント

リスクマネジメントは企業やチームプロジェクトとのかかわりが必須です。社内関係部署、外部業者、関係者間の連携・協力が重要となります。定期、継続的レビュ-会議を利用、チーム運営を行っていることを示すと良いと思います。 

4) 業務説明ポイント

経験業務の説明では、想定されたリスクに対し、その影響度の評価から、具体的にどんな対策を計画的に実施し、その進捗管理方法、是正、成果をわかり易く説明すると良いでしょう。日常業務で行っていることをPDCAサイクルに基づき実践し、移行改善につなげていることポイントよく説明して下さい。 

5) アピ-ルポイント    

 口頭試験では多くを説明する時間はありませんが、説明時のキーワ-ドとして以下を組み入れることで、見識のアピ-ルにつながると思います。

 ・リスクマトリックスによる特定   

 ・定性、定量評価    

 ・実施可能な最善策(回避、軽減、代替、受容)   

 ・コンプライアンスと利害関係者との調整   

 ・相反する課題に対する対応

3. 質問事例

 自分の経験業務として、行っていること、考えていること示すと良いでしょう。 そのため、設問を想定した2~3事例を準備されることをおすすめします。

・あなたの業務でリスクマネジメントの考え方を教えて下さい。

⇒リスクが発生する事象や要因や場面を普段から認識し、定期的に見直しすることと考えます。

 

 ・日常業務で発生が想定されるリスクにはどんなものがありますか (技術的・経済的・社会的・環境的・運用的リスク等)

⇒ミス、事故、コミュニケ-ション不足、社会情勢への対応等があげられます。

 

・それらに対する対応策はどんな方法がありますか。

 ⇒特定、方策、監視、改善、フィ-ドバックのスパイラル活動をシステムとして継続することだと考えます。

 

・リスク対応策の有効性はどのように確認しますか。

 ⇒社内外からの情報収集に基づく、客観評価やクライアント等へのアンケ-トが挙げられると思います。

 

 ・また、見直しはどのように決定しますか。

 ⇒定期的に期間を定め、PDCAサイクルによるチェックを行います。

 

・リスクマネジメントと品質・安全・コスト管理との関係はどう評価すべき?

⇒どれも重要なことですが、均衡が図られ最大限の成果を上げることだと思います。

 

・不確実性の高い事項は、リスクマネジメントとしてどう対処すべきですか

⇒難しい問題です。但し、リスクが必ず起こりうる観点から、その対応について普段から意識、場合によっては想定訓練を行うことも重要と考えます。

 

・リスクマネジメントにおける技術者の倫理的責任とは何でしょうか?

 ⇒想定されるリスクに対する認識と技術者として取るべき規範行動と思います。  

受験者の皆さんには模擬面接等を実施、口頭試問対応力向上に向け準備されることを期待します。次回は継続研鑽について、ご紹介したいと思います。(以上)

「英語は得意ですか?自己研鑽のきっかけ」

2025年11月29日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

「英語は得意ですか?自己研鑽のきっかけ」  

技術士の継続的な自己研鑽を行うことは、技術士法の責務になっており、専門性を継続・向上させることは極めて重要です。

今回は技術士試験合格後の私の自己研鑽について紹介したいと思います。 

1. 技術トレンドの把握に必要性  

技術は日々進化しています。これに技術者は絶えず遅れず定期的に最新技術や業界動向をチェックすることが必要です。

このためには日頃から以下について技術トレンドの把握・継続が求められます。 

 1)技術書、論文購読  

 2)セミナ-等への参加

 3)オンラインプラットフォームの活用  

 4)自身が研鑽したい他分野

2. 資格とCPD

私事ではありますが、施工計画分野での技術士口頭試験の設問で「英語は得意ですか」に対し、「今後、勉強して行きたいです。」と解答しました。

技術士合格後、私は恥ずかしながら英会話の勉強にチャレンジすることにしました。

実はこれがなかなか大変でしたが、海外の人とのコミュニュケ-ションの重要性を改めて認識できました。

 技術士試験に合格、技術士になったらさらにその専門性をたかめるために関連資格にチャレンジすることは極めて重要であり、

自分のスキルを客観的に証明することにつながることを私は、身を持って実感しています。

 ちなみに私は技術士試験合格後、以下の資格取得や研鑽に取り組みました。

 技術研鑽することで、今まで全然知らなかったこと、意識していなかったこと、新たな興味などと出会うきっかけとなります。  

・ISO環境システムマネジメント審査員  

・環境カウンセラ-(事業者部門)  

・コンクリ-ト診断士  

・河川点検士  

・河川維持管理技術者  

・英会話  

・日本語教師(420時間専門教育受講)

 3. 実務の積層  

技術士として実務を積むことは、技術的知識を深め、問題解決能力を高めることにつながります。

新たなプロジェクトへの挑戦は、体験しながら実践的に専門知識を習得することになります。

また、複雑な課題に取り組むことにより、技術的判断力や問題解決能力の向上につながると考えます。

 4. 技術の応用と研鑽

 一方、業務や調査・研究に従事することにより、新しい技術の積極的な適用や新たな自己研鑽につながります。

自身の業務に新しい試みを取り入れ、それをフィ-ドバックし、次へ展開、好循環へつなげることできると考えます。  

さらに業務成果や研究に関する技術論文を執筆するなど、学術的な舞台やフィ-ルドへ自身を誘う可能性や自己行動領域を広げることにつながります。 

5.ソフトスキル  

さらにこれまでの業務実務経験に加え、ソフトスキル(コミュニケ-ション、プレゼンテーションスキル等)等、自身の向上心を活性させる機会を創ります。

6. 自己研鑽の質問例

参考までに自己研鑽に関する質問例を以下に示します。 

・資質向上、スキルアップで実践していることはありますか。

 ⇒専門分野の情報誌の購読や講習会等へ積極的に参加しています。

・技術士を取得したら、どんな分野を研鑽してみたいですか。

 ⇒関連する分野の技術領域を拡大したいと考えています。

 ・技術士を取得したら、資格をどのように活用したいと思いますか。

⇒新しい分野の業務や他技術分野技術士との連携により、課題解決に繋げていきたいと考えます

・CPDはどのように記録、管理していきますか。

⇒研鑽分野のバランスを考慮しながら、できる限りの努力を継続しています。

・どんな、技術士になりたいと考えていますか。

⇒自身を常に、ブラッシュアップする技術士になりたいと思います。

・日本技術会にしますか?

⇒取得後は是非、入会したいと考えております。いろんな分野の方々との連携と人的ネットワ-クの拡大に繋げて行きたいと考えております。

(これは、是非、入会の意志を示して下さい。何故なら、日本技術士会の試験だからです。)  

次回は、技術者倫理とトレンド技術について紹介したいと思います。(以上)

「技術士試験キーワ-ドノートはマストアイテム」

2026年03月14日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

「技術士試験キーワ-ドノートはマストアイテム」  

 技術士試験の準備は多量の情報を頭の中にインプットすることが必要です。しかし、誰もがハイスペックな記憶装置をもっている訳ではありません。記憶は時間経過とともに必ず、薄れてしまいます。記憶にはインパクトと関連付けが重要です。 このため、インプット情報は重要キーワ-ドを相互に関連付けて整理し、試験本番でその情報をつなぎ合わせ、脳内の長期記憶を呼び起こすシステムとして機能することが合格の鍵となります。

 今回は技術士試験において、マストアイテムとも言うべき、キーワ-ドノートの作成について私の経験から、以下にご紹介したいと思います。

 1.何故、キーワードが重要か

技術士の筆記試験ではⅠ~Ⅲ課題において、以下のような設問が想定されます。

 ・社会的背景、現状、切望される課題

・展開施策の内容と期待効果

・新たな想定課題、リスク対策等

・工法概要や特徴 ・対策工採用上、管理上の留意点

・必要な関係者への配慮

 調整事項 記述試験の採点は、設問に合致したキーワードを適切に盛り込めているかが重要な評価ポイントです。従って、キーワードを論述文の骨格として、点であるインプット情報(キーワ-ド)を相互に関連付け、線としてつなげ、さらにそれらを複合的な面として形成することが重要です。 多くのキ-ワ-ドを整理、インプットすることにより、試験本番で「頭が真っ白になる」「書くべき事柄が出てこない」「全く手が出ない問題」への不安が解消されます。是非、キーワ-ドノートの作成に取り組んでみて下さい。

 2.キーワ-ドの抽出

 キーワ-ド学習では以下のように準備して行きましょう。

 ① キ-ワ-ド学習用ノートを準備

② 課題Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、それぞれ過去10年程度の問題を整理、出題範囲、技術体系を把握

 ③ 過去問題で問われている内容、頻出用語を整理

④ 国の施策・白書・法令の用語の整理 例:DX、カーボンニュートラル、レジリエンス、BCP、ライフサイクルコスト(LCC) リスクマネジメント、PDCA、EBPM など、トレンドに着目

 ⑤ 自分の専門分野キーワード、実務に不可欠な用語の再整理

3.キーワード説明をコンパクトに記述

 キ-ワ-ドはその1語を3~5行で説明できるようにするにコンパクトに短い文で記述します。 各キーワードについて、定義、特徴、背景・目的、現状、課題、メリット&デメリット、対策、将来動向などを体系的に整理し、記述試験で活用できるレベルまで整理、理解することが必要です。例えば「リダンダシ-」をキーワ-ド例にとし、以下のような整理の仕方はどうでしょう。

(1)定義

リダンダンシーとは 「冗長性」を意味し、予備や代替がある状態である。これは、災害発生時に社会的な機能不全を防ぐための「備え」として重要な概念である。

(2)概要

 リダンダンシーは、インフラ整備や保全の観点では、「予めの備え」として、幹線道路の2重化や災害時の代替道路の確保など、安全性や信頼性を高める概念や方法である。 (3)目的

 1)機能維持: 自然災害や機器故障などによる一部の障害が発生しても、全体の機能が停止しないようにする。

 2)安全性向上: 予備のシステムや経路を用意することで、人命や社会の安全を守る。

  3) 事業継続: 予期せぬ事態に備え、事業活動を継続できるようにあらかじめ準備する。

(4)具体的な活用事例

 1)交通インフラ

・多重化: 道路や鉄道網を多重化し、一部が寸断されても迂回路を確保する。 

・事例: 新潟県中越地震では、関越自動車道が通行止めになった際、磐越自動車道や上信越自動車道が迂回路として機能した。

 2)構造物設計

・部材の多重化: 橋梁の主要部材が破壊されても、他の部材が荷重を負担できるように設計する。

 ・事例: 主桁が3本より少ない橋梁はリダンダンシーがないと判断される場合がある。

(5)利点と課題

  1)利点: 安全性や信頼性が向上し、障害発生時の影響を最小限に抑制する。

  2)課題: 予備のために多額の予算と投資が必要となる可能性がある。

 4.定型にあてはめる

 キ-ワ-ドの活用は「定型」にあてはめることが重要です。たとえば以下のように問題Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの設問テーマに対し以下のように定型にしておくと、インプット情報が整理され、呼び起こしが容易となります。この型で複数テーマ分をストックしておくと、試験本番で非常に有効です。また、想定外の設問に対しても余裕を持った対応が可能となります。 

① 想定テーマ

 ② 課題(背景・問題点)

 ③ 技術者としての立場・役割

 ④ 解決策(技術内容・工夫)

 ⑤ リスク・制約・留意点

⑥ 倫理・安全・環境・社会への配慮

 ⑦ 効果・今後の展望

 5.教科書として反復

 キーワ-ドノートの作成ではできる限り自分流の表現で、書き出して行くことが大切です。自分流は暗記ではなく、自然体で思い起こすことが可能になるからです。 作成したキーワ-ドノートは自分のオリジナル教科書です。移動時間を有効利用し眺める、声に出す、書くことを反復して下さい。 また、問題Ⅰ~Ⅲの記述問題の作成準備では、試験問題を読み「使う単語」を決めて、論文構成を考えてから書く訓練を行うことにより、キーワ-ドノートがさらに有効なツールとなります。 次回は、まもなく出願の時期となりますが、技術士試験の願書の書き方についてご紹介したいと思います。(以上)

「技術士試験に合格する願書の書き方」

2026年03月21日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 16

「技術士試験に合格する願書の書き方」  

 まもなく、本年度技術士第2次試験の受験申込書(:願書)がはじまります。今回は「合格する技術士試験の申込書(願書)の書き方」について、私のこれまでの経験からご紹介したいと思います。

1. 業務内容と名称

  業務経歴書に記載する業務内容と名称は、実際のプロジェクトの名称を記述することではありません。どんな業務や工事であったかを短文で示し、その概要をわかり易く示す必要があります。 例えば「市街地大規模掘削工事における地盤改良対策工」等、そのタイトルでどんな業務であったか、アウトラインを印象化することを意識して下さい。

 2. 興味を抱く業務(タイトル)

 業務名(タイトル)はできる限り、試験官の目に留まり、興味を抱くような名称を意図しましょう。例えば以下のような業務タイトルが有効と思います。

 ・○○の調整・討議を重ね合意形成を得た市街地再開発

・○○分析結果を反映、試行による○○システムの確立

・AI活用をした軟弱性地盤施工の○○システムの導入

3. 業務内容の末尾は、技術士定義項目で示す。

 上記で記述した業務で、何を実施したかを技術士法の定義項目(:計画、研究、設計、分析、試験、評価及びこれらの指導)を末尾に入れ、技術士としてふさわしい業務であったことを示して下さい。  

・○○業務の○○計画策定  

・○○調査のデータ分析、評価

・○○構造物の設計  

・○○施工管理の技術指導

 4. コンピテンシ-を意識  

 業務内容では、技術士の資質能力であるコンピテンシ-を意識した記述が必要です。経験業務において、技術的解決、コミュニケ-ション、倫理観と社会的責任、マネジメント、継続的技術研鑽等を短文で資質能力の保有を示し、すでに技術士としてふさわしい人物であることを強調下さい。

 5.720文字は経験詳述問題  

 受験申込みの業務詳細は、筆記試験合格後の口頭試験を今から、意識・照準しておくことが重要です。何故なら、自身で遂行したことを説明する必要があるからです。従って、自信がないことは書かず、得意なこと、どんな質問に対しても答えられる内容を熟考・準備し、記述下さい。  記述欄には字数制限があります。これを厳守、記述事項の字数バランスをよく考え、時間をかけて準備しましょう。 

6.要求項目はオウム返しで!

 720文字の業務詳細では、以下項目の説明が求められます。 1)立場と役割:、2)課題と問題点:、3)技術的提案:、4)技術的成果:、5)現時点での成果と今後の課題:  これらの要求項目に対し、確実に応答していることを示す意味で、言わば、「オウム返し」で同じ表現タイトルを小見出しとして記載下さい。制限字数等から要求項目のあとに:(コロン)を用い、文章へとつなげるのも有効方法と考えます。

 7.各要求項目も記載留意点 

1) 立場と役割:業務プロジェクトにおいて担当セクションの責任者として業務の主導的役割を果たしことを示して下さい。 (例)管理技術者として、業務全般を総括管理した。

 2) 課題と問題点:課題とは、求められるあるべき方向性や方針であり、問題点とは、目標と現実とのギャップであることを明確に認識して下さい。これがぶれると論述が曖昧になりますので留意下さい。

 3) 技術的提案:この点が受験者の皆さんが、なかなか上手く表現できずに一番苦労するところです。まず、前述の技術士法の定義に立ち返って考えましょう。 経験業務の課題解決に際し、「どのようなプロセスを経たか」を示すことが必要です。課題・問題点に対しての解決に向けて、「あなたは何をしましたか?」について振り返ってみましょう。受験者諸氏は日常、必ずやこのプロセスを踏まえ、業務を進め、課題を解決していたはずと思います。「あの時、どう考えた、どう対処していたか?」今一度、以下を掘り下げて下さい。

 ・問題・課題のどこに、着目したのか、それを考えた理由は何か?

・それはどんな研究、調査、検証により、具体的に明らかにしたのか?

・それに対しどんな解決策の考え方、組み立て、手法のアプロ-チを試みたのか?

・その解決策の決定に際し、何が評価・判断理由となったのか?

 ・それは客観的にみて、妥当と判断されるものであったのか?

4)技術的成果:業務成果は定量的に数値で効果や削減量を示して下さい。この点は、今年から採点基準改定により、記述が不可欠ですので意識して下さい。また、コンピテンシ-項目である技術士倫理(公共の福祉や環境保全)を考慮した記述にして下さい。社会への貢献を示して下さい。

 5)評価と展望:結果として業務成果がどうであったのか、その妥当性を表現する必要があります。一方、今後の改善の余地、可能性について、広い技術者視点(国内外の専門分野や国際社会感)に立脚し、将来のあるべき姿像を視準した展望を示して下さい。

 8.最終チェック

 記載内容はミスや漏れがないよう確実にチェックして下さい。記載内容も含めミスは口頭試験では、取り返しがつかないので、最終チェックを万全にして下さい。申し込み期間に遅れないよう、とにかく早期に準備、先輩技術士等からの添削・指導を仰いで下さい。時間をかけた準備が不可欠です。試験はすでに始まっています。気を締めて準備下さい。次回は技術士試験に合格するテンプレ-トについてご紹介したいと思います。(以上)

「Q&Aの作成」

2025年08月16日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 15

「Q&Aの作成」

 技術士口頭試験の準備では、まず、口頭試問用のQ&Aを作成、整理することが極めて重要です。今回は私の経験を踏まえ、この準備項目についてお知らせしたいと思います。 口頭試験は技術士の資質として技術的知識及びそれ以外の実務経験、倫理観、コミュニケーション能力、課題解決能力などが評価されます。このため以下に示すカテゴリに分けたQ&Aを作成しましょう。想定される設問及びそれに対する回答すべき内容について紹介します。

1. 業務経歴・実務経験

業務経歴、実務経験の確認される目的は、あなたが実際に技術者としてどのような業務を行ってきたか、その中での役割・成果・工夫点を確認するため、次のような設問が予想されます。

 ・Q1:業務経歴票に記載された○○業務について、もう少し詳しく、どのような業務であったか説明してください。

 ⇒A:業務の背景、目的、あなたの役割(技術的な責任がある立場)、実施内容、成果、工夫した点、困難だった点とその対応などを整理しておきましょう。この際、解決が容易ではなかった点も掘り下げておく必要があります。

 ・Q2:その業務で発生した課題と、それに対する対応策はどのように見出しましたか?

⇒A:ここで重要なのは課題に対し調査、分析した結果に基づき、どのようなプロセスや手法により、最適案と判断したかを、明確にする必要があります。その際、必ずしも全てを満足することは困難が伴うなどの制約等が存在し、その点を考慮した上で責任的立場において総合的評価に基づき判断したことを考慮下さい。

・Q3:その経験を通じて得た評価、教訓あるいは反省点はありますか?また、今後の業務に活かせる点はどのようなところですか?

 ⇒A:結果として目標とした成果は達成されたが、それを自負するのではなく、現時点でそれをどのように自己評価しているかが重要です。さらに検討を加えるべき事項はなかったのか?解決策実施の際、もう一度PDCAサイクルをまわし、改善を図る事項はなかったか?反省点は?など、今一度、再考してみて下さい。

 2. 技術的知識・応用力

 技術的知識・応用力については、実務に関する技術的な理解・応用力・判断力を確認することが目的であり、以下の設問が想定されます。

 ・Q1:記述した○○技術及びこれに関連した類似技術について知っていることがあれば簡単に説明してください。

 ⇒A:特に、本業務の関連技術、周辺知識、実施例、今後の技術開発の必要性等、自身としての技術的見解、意見として整理して下さい。

 ・Q2:その業務で選定した技術の妥当性は、どのように説明できますか?

 ⇒A:この設問に対する回答は1つではなく、効果、コスト、作業性、品質、今後の維持管理の容易性等、多面的な側面から総合的に妥当であったことを説明することが、より説得力があるものと考えます。

・Q3:最近の技術トレンドや課題に関するあなたの意見は?  

 ⇒A:この設問は技術者として有すべき見識、継続学習、周辺知識の習得状況等幅広い知識について確認される内容と思います。すぐ回答が思いつかない場合は、「○○技術については私としてさらに研鑽が必要と考えています。さらに○○の部分や、技術開発の分野については、社会的ニーズでもあり、前向きに取り組んで行きたいと考えています。」のような積極姿勢を強調して下さい。

 3. コンプライアンス・倫理観  この設問はいわゆる「技術士法」の理解とその倫理観を問うものであります。 従いまして、技術士法第45条に基づく職業倫理・社会的責任についての法的文書を丸ごと復唱するのではなく、「どのようなことが問われているのか」を、設問に対し、自分の言葉で言えるように、理解を深めて下さい。

・Q1:技術士として求められる倫理とは何だと思いますか? 

⇒A:定義的な文面では「業務遂行にあたり,公衆の安全,健康及び福利を最優先に考慮した上 で,社会,文化及び環境に対する影響を予見し,地球環境の保全等, 次世代に渡る社会の持続性の確保に努め,技術士としての使命,社会的地位及び職責を自覚し,倫理的に行動すること。」となります。   

これに対しては思い切って簡単な表現に変え、次のような簡略化表現で回答することが良いと考えます。

⇒A:「業務の上で国民の安全、健康を最優先に社会や地球環境を守ることを使命と認識し、倫理的に行動すること」  

・Q2:もし不適切な設計や仕様の強要があった場合、どう対応しますか?  

⇒A:相手方に事情を説明し、その理解を求めます。万一、理解が得られない場合は上司に相談、会社や組織としての対応を要請します。

 ・Q3:法令遵守が難しい状況に直面した経験があれば教えてください。

⇒A:実際には、ほとんどこのような状況はないものと思います。但し、仮に想定した場合の対応としての模範解答は、「これまでの経験ではありません。仮にそのような場合は、法令を遵守できる方策や手段を提案することが重要と考えます。

 4. 技術士としての意識・今後の抱負   

この設問はあなたが「技術士としてふさわしい人物か」を判断するための確認問題として、以下が予想されます。

・Q1:なぜ技術士を目指したのですか?

⇒A:業務関係者へ正確に説得力ある説明する技術能力を身に着けた人材になりたいと思ったからです。

 ・Q2:技術士になった後、どのように社会に貢献したいですか?

 ⇒A:業務上は無論ですが、日ごろの行動や活動を通じて、広く社会へ貢献できればと考えております。

 ・Q3:どのように自己研鑽を続けていきますか?

⇒A:自身の専門分野のほか、これまでの経験できなかった分野についても講習会、学会への参加、専門技術の深化等継続学習に努めて行きたいと思います。

5. 応用・ケーススタディ  

この設問は想定外の状況場面を設定して、これへの対応力・判断力・説明力を確認する内容で、最近はこの手の傾向設問は多く、以下のような内容が聞かれています。

 ・Q1:ある設計案件でコストと安全性の両立が困難な状況ではどのように判断しますか?

⇒A:ポイントとして、どちらかのみを選択し偏重した回答は不適です。どちらも軽視できない重要問題であり、双方ともの両立に向け、最大限のポイントを見出すことが重要と考えます。

 6.準備のポイント  

Q&Aで準備すべきポイントを以下に整理します。

 ① 業務経歴票の深堀りの徹底:記載内容を第三者目線で見て、口頭試験で突っ込まれるポイントを洗い出し、これに対する回答を万全に準備する。

② 「なぜ?どうやって?何のために?」深掘り:単に「やりました」ではなく、「なぜそうしたか」「その結果どうなったか」、きちんと短時間に説明できるようにする。

 ③ 技術士倫理綱領の理解:自分の考えとして、どのように理解しているか、自分の言葉として伝えることができるようにする。

 ④ 模擬面接による口頭表現の練習:厳しい試験官役になってもらい、数回、模擬試験を行い、面接対応力を身に付ける。 次回からは私が、模擬面接を行い無事合格されたケース、残念ながら不合格であったケースなど数名の受験者例をとりあげ、口頭試験に対しどう準備すべきかをご紹介して行きたいと思います。(以上)

技術士二次試験キーワードを記憶する脳科学的アプローチ

2017年03月14日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 15

技術士二次試験のキーワードをノートにまとめたりしている方も多いのではないでしょうか。ですが、そのキーワードが頭にしっかりと記憶されていますか?

脳科学的観点から記憶学習に取り組むと、技術士二次試験のキーワードは覚えやすくなります。

単語だけで記憶するのは大変ですし、単語を説明する文章が前後にあるからといって、記憶に残るというわけではありません。大切なことは学習の仕方です。

「脳科学」と聞くとなんとなくあやしいと思ってしまったり、無条件にすごいものだと思い込んだりしてしまいがちです。

脳科学は常に新しいことが見つかりつづけている学問なので、疑いすぎず盲信しすぎず、自分の学習スタイルに合っているか気軽に取り入れることをオススメします。


今回知っておいてほしい脳の仕組みは「長期記憶」と「短期記憶」です。

長期記憶とは物語として頭に残っている記憶のことを指します。たとえば、最寄り駅から自宅までの道のりは何も考えていなくても歩けますよね。「何も考えずに駅から歩いていたら、家に着いていた」という経験をしたことある方も多いはず。

短期記憶は基本的にすぐに忘れられてしまいます。銀行の受付番号とかちょっとした番号は15分くらいなら覚えているはずですが、それ以降は忘れてしまいますよね。

ですので、記憶として定着させるためには長期記憶として脳に認識してもらう必要があります。

短期記憶から長期記憶へ認識をかえるためには接触回数が重要です。


たとえば、技術士二次試験のキーワード集を自分で作ったとしましょう。キーワード集を作っただけだと記憶に定着しづらいのは、接触回数がとても少ないからです。

最初に情報に触れた瞬間から、1時間、1日、3日と時間の経過にあわせて記憶は忘れ去られてしまいます。
それはつまり、一定のタイミングで情報に再度接触すれば記憶に残りやすくなるということでもあります。

記憶に定着しやすい接触頻度については「技術士の筆記試験に合格するための暗記術!脳の仕組みを活用しよう」で紹介したので参考にしてみてください。

技術士二次試験のキーワードに繰り返し触れて、きちんと情報を脳に記録していきましょう。
 

技術士二次試験論文がうまくいかないときは泣いてリラックス!

2017年06月30日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 15

技術士二次試験の論文、対策がうまくいかなくてストレスがたまっていませんか?イライラや閉塞感を解消するには、思い切って泣いてみると心も体もリフレッシュできることが、脳科学の研究でわかっています。

大人になってから、思いっきり泣く機会が減っていませんか?子どもの頃は感情を素直に表に出していた人でも、大人になると社会的な制約があり涙を流すことは少ないでしょう。ですが、涙を流すことは脳をリフレッシュするためにとても大切と言うことが、近年の研究結果で解明されつつあります。東邦大学医学部の有田秀穂教授は「週末号泣」を進めるほどです。毎週末、感動的なドキュメンタリー作品やドラマ・映画を見て思いっきり泣くことが健康に良いと推奨しています。

泣くことが注目されている理由は、自律神経の状態をリラックスできるからです。「副交感神経」「交感神経」によって構成される自律神経ですが、日中は交感神経を働かせており常に緊張状態にあります。日中に仕事がはかどり、テキパキと動けるのは交感神経が活発に動いているからです。夕方を過ぎて夜になると、徐々に副交感神経が強まり、ゆったりとリラックスした気持ちになっていきます。人間はもともと太陽の光に影響されて、自然と自律神経をコントロールすることができます。

ですが、仕事後に技術士試験にむけて勉強をしている人は多いでしょう。論文のような高度なテクニックを必要とする学習の場合、頭を懸命に働かせる必要があり、緊張状態が継続することになります。そこで、週末の昼間に思い切り感動して涙を流すことで、副交感神経が活発に動き出し、心がリラックスします。気持ちがゆったりとして、ストレスを緩和することができれば、免疫力がアップし、風邪や病気などに負けない体になります。効果的な学習や健康のためにも、休日に少し時間をとって思いっきり泣いてみましょう。心がリフレッシュして、技術士二次試験に向けてのやる気もアップにもつながります。

技術士2次試験はどのような変化を遂げたのか?

2017年08月09日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 15

技術士の2次試験は時代とともにどのような変化を遂げてきたのでしょうか?

公開されている統計データより振り返ってみます。

過去を振り返ることで、これからの対策を考えることができます。

 

昭和33年~43年

技術士二次試験の創成期と言える時代です。この時の受験者数は1300人から2000人程度と今と比べて受験者数も非常に少ないです。合格率も60%を超えている年もあり、受験者の半数以上が技術士となっていた時代です。

しかし、まだ大卒の人も少なく、日常の業務で高度な技術を必要とする業務が少ない時代ですので、この受験者数は納得できるものです。

 

昭和44年~昭和53年

年々受験者数が増加して、昭和52年には5000人を超えております。

最初の頃と比べると受験者数が増えてきたと言えますが、まだ現在のような受験者数ではありません。

この頃になると、合格率も下がってきて20%台まで落ち込んでいます。受験を行う人が増えると合格率も低下してくることが分かります。

 

昭和54年~平成元年

昭和61年には受験者数が1万人を突破しました。しかし、それと反比例するように合格率は10%台まで低下します。ここまで来ると技術士資格の知名度も上がってきているものと言えます。また、難関資格であることも同時に世間的に知られるようになってきます。

 

平成2年~平成12年

受験者数が徐々に増え続け、平成12年には4万人に迫る勢いです。合格率は10%を切って安定するようになります。合格率一桁台の取得が難しい資格となります。

 

平成13年~

平成13年からは、より幅広い技術分野での技術士の育成を目的とした総合技術管理部門の技術士資格の試験が始まりました。この場合、一度一つの部門で技術士となって人が受験するため、受験までのハードルも高くなります。

しかし、ここにきて、合格率が一桁台だったのですが20%を超える年も出ております。その後は10%台後半を推移し、現在に至っております。

 

ここから言えることは、一昔前の技術士よりは今の方が易しいと言えるのではないでしょうか?

他の資格でも言えることですが、難しすぎる資格というのは、実践ではあまり出てこないような部分が出題範囲となるため、資格取得の勉強と実務がリンクしないという状況が出てきます。

 

技術士はその反省を踏まえて、適度な難易度に調整されていると言えるでしょう。

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