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技術士2次試験口頭試験の臨機応変力を高めるトンデモ学習法その壱

2017年08月12日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士二次試験の口頭試験では、様々な内容の質問がされます。

技術士を受験するに当たり、様々な試験を受けていると思われますが、筆記試験に慣れている方はかなり多いのではと考えます。

それは、時間内であっても、多くの人がじっくりと考えて答案を作成することができるからです。これは学校などの試験では何回を行われますので、慣れて当然という事が言えます。

 

では、二次試験の口頭試験ではどうでしょうか?

口頭試験は、試験官から質問されたことに対して瞬時に考えてその場で回答しなければなりません。中には自分の想定していなかった質問なども飛び出してくることが考えられます。

そんな時に、頭が真っ白になってしまわない力として、求められるものが「臨機応変力」です。この臨機応変力は、実際の仕事の場でも求められることが多く、とても応用範囲が広いものです。その力を鍛えるにはどのようなことをすればよいのでしょうか?

 

トンデモ学習法その壱「無計画で旅行に行く」

多くの人は行き先を調べて、その近くの観光名所などを調べてから旅行へ行くということをするでしょう。

しかし、臨機応変力を高めるためには、そういった計画を一切おこなわずに無計画の状態で自分の知らない土地に数日間滞在して、どのように楽しむのかをその場で考えるということが必要です。

これは、実際に現地に行ってから、スマートフォンで調べたり、駅や空港、観光協会の人に聞く、通りすがりの地元の人に聞くなどして、現地に行ってからその地域の面白いところを調べて、そこまで行くルートなどを考える、レンタカーで移動するなどの時間配分を考えていくということに臨機応変力を高める要素があります。

また、旅行ブックなどには書いていないような地元の人しか知らない隠れた名所なども発見することができる可能性が高まります。

実際に人に聞くという事で、普段は話すことのない人と話す会話力も鍛えることができ、一石二鳥となります。

会話力も臨機応変力と同様、技術士二次試験に必要な重要な力となります。

 

この旅行の数日間を充実したものにするための努力は、技術士二次試験の口頭試験合格につながる意外な勉強方法です。

調子に乗って総合技術監理部門にもチャレンジしよう!

2017年11月03日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

10月31日に2次試験(筆記試験)の合格者が発表されましたね。

 

結果がABの人は、口頭試験の準備を入念に進めましょう。

 

結果がAAの人も、口頭試験の準備は進める必要がありますが、もう一つ欲張りませんか?
2年連続2部門に受験して、ストレートで合格しようと思ったら、スタートダッシュが
重要です。本格的な勉強は年明けになるにしても、総合技術監理部門の受験の決心を固めましょう。

 

筆記試験がAAの人は、それまでも入念に準備されて実力を有する方だと思います。作成した
技術ノートを見返したり、口頭試験の想定質問をリストアップしたり、それへの回答案を
作成したり、模擬面談をしたり、それだけでもう一杯いっぱいだと思います。

でも、面接は試験官からの質問に対して、結論+理由+補足の三段論法で回答するように
して、3義務2責務をしっかりと覚えていれば、AAの人はほぼ大丈夫!

 

ちょっと時間の空いている時に、本屋に行くか、アマゾンをアクセスして、総合技術監理の
対策本を2−3冊購入して11月中に読んでおきましょう。できれば、年内に総合技術監理部門
チャレンジのための作戦を立てましょう。

そのあとは、口頭試験の準備に集中して、それが終わったらちょっと休憩しましょう。

 

でも、ずっと休憩するのではなく、あらかじめ準備した総合技術監理部門へのチャレンジの
戦略に沿って、準備を始めましょう。日本技術士会では従来青本と呼ばれる総合技術監理部門
を目指す方のための教本を発行していましたが、内容が古くなり、かつ在庫もなくなったと
いうことで販売終了しています。

それでも、やはり青本は基本のバイブルです。青本をやはりしっかりマスターした上で、
最新の情報をネットや参考図書で集めて、その内容を理解しようとすると、やはり年末年始
あたりからスタートするのがオススメです。

 

口頭試験が終わってから、総合技術監理部門にチャレンジしようとしても、作戦を立てている
うちに年度末になって、結局は受験申込書を作成する段階から勉強を開始することになる。
でも、総合技術監理部門への理解が浅いので、十分にこなれた申込書(特に小論文)を書く
ことができず、トライしても、残念という結果になりかねない。

総合技術監理部門の勉強は後で良いので、その学習の戦略を年内目標に立てましょう!

 

そんなことをする人はきっと少ないでしょう。でも、だからこそ他の受験者よりも一歩先行
することで、受験というマラソンのスタート時期にはもうトップスピードで駆け抜くことが
できるのです。

 

ぜひ、口頭試験の記述がAAの人は、欲張って、現在の試験だけでなく、総合技術監理部門を
含めてダブルタイトルホルダーにストレートで勝ち取ってください。

以上

企業勤務の技術士の収入は?

2017年12月22日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士は非常に難しい資格です。そこへ向かって頑張るためには、相応の覚悟も必要になってくるでしょう。

 

今回見ていきたいのは、求人などからの技術士資格はどのような評価をされているのかという部分です。

求人などからは主に建設、土木関連の求人数が多くなっております。業種としては道路建設や橋梁分野の公共工事の設計委託を受注する建設コンサルタント会社からのものが多くなっております。

年収例としても400万円~600万円というように、会社の規模によっても幅があります。この傾向は地域のコンサル会社であれば収入は少ない代わりに転勤等が少なく、大手になれば収入が多い代わりに全国への転勤などがあると言った違いが考えられます。

都市部などの求人であれば、収入も高い傾向があります。

ここはそれぞれの人が目指すもの、優先するものによっても変わってくる部分ですので、一概にこれがいいということが難しい部分です。

 

技術士のいい所は、年齢が上がってくると他の会社に移るといった転職がしづらい状況になっていくのですが、技術士を取得している場合、そういったこともあまり関係がない傾向になります。

中には50代でも技術士をしていて、技術を磨きつづけたことで他の会社に引き抜かれたという例などもあります。

これも技術士の技術の継続研鑽(CDP)を技術士取得後も義務付けられていることのメリットにもなります。

 

また、定年後も働きたいという方は、定年退職後も技術士資格を活かして自営業として技術士事務所を開業することもできる可能性を十分に持っています。

技術力を磨き続けることで、自分にとってプラスとなることが多く、資格取得後も様々なスキルアップを図っていくということができる資格になります。

技術士取得は、ただの資格取得にとどまらず、継続研鑽することで収入面も安定的なものにつながっていく広がりのある資格と言えるでしょう。

そのためには、受験対策にとどまらず、資格取得後の自分を想像しやる気を出すといったことも大きなモチベーションとなるのではないでしょうか?

第二次試験受験を決めたら、まずやること(第3回・最終回:選択と集中)

2018年01月20日 作成 / 執筆:技術屋NR講師

第1回で業務の棚卸のこと、第2回で選択科目のことについて話をさせて頂きました。

今回は、筆記試験の概要と、勉強の取り組み方について話をさせて頂きたいと思います。



筆記試験は、以下の3つのパートに分かれています。

・必須科目Ⅰ:部門全体の知識(5者択一)
・選択科目Ⅱ:選択科目に関する応用能力(600字論文×2件、1200字論文×1件)
・選択科目Ⅲ:選択科目に関する課題解決能力(1800字論文×1件)

必須科目Ⅰは、20問の内から15問を選択して解答します。15問のうち60%以上
(9問以上)正解して、はじめて選択科目Ⅱ、Ⅲの採点がされます。

必須科目Ⅰは、いわゆる「足切り」のために行われますので、ぎりぎり9問正解でも、
15問全問正解でも一緒です。選択科目ⅡとⅢの結果だけで合否が決まります。

必須科目Ⅰは、部門全体に渡って出題されます。

機械部門の場合、設計工学、材料力学、振動工学、熱力学、流体力学、制御工学など、
広い分野から出題されますので、各分野での出題数は、1~2問、多くて3問という
くらいです。

解答するのが20問中15問なので、無条件で5問捨てることができます。
9問正解でよいので、極端なことを言うと、20問中11問わからなくてもよいということです。

ですから、集中して勉強して確実に得点を取りに行く分野と、必要最小限の勉強をして
簡単な問題(過去問と類似の問題)が出た時に得点を拾う分野に分けて考えるのが
よいでしょう。

勉強を始める時点で、分野を仕分けして、それに合わせた勉強方法を考えてもらいたいと
思います。

勉強に費やすことのできる時間は無限ではありませんので、「選択と集中」で効率よく
勉強しましょう。


筆記試験まで、半年です。がんばりましょう。

 

合格者発表されましたね!

2018年03月12日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

技術士二次試験に見事合格された方

 おめでとうございます。これも日頃のあなたの努力が実ったものです。
そして、同時にあなたを応援してくれた先輩、同僚、そして家族・友人
に恵まれたのもあなたの人徳です。喜びを満喫しましょう。そして、
落ち着いたら、次を目指しましょう。狙うは連続合格です。受験の
熱が冷めないうちに、受験のノウハウを掴みかけたこの時期に連続して
受験して、合格して、その実力を確実なものに磨き上げましょう。

 

今回の受験で残念だった方
今回の口頭試験の結果を見ると、筆記試験が難しく合格率の低いところ
は比較的口頭試験はパスしてくれるけど、筆記試験の合格者が想定以上に
多いところは結構厳しくチェックしている傾向を感じます。したがって、
やはりまずは自力を高めることです。もしくは、実力も経験もあるけど
技術士試験に対する取り組みのコツがまだ見えていないだけかもしれない。


前者の場合でも、後者の場合でも、まず大切なことは知らないことを知る
ことではないでしょうか?知ったつもりでいるのが最もよくないです。
なぜいけないのかというと、知ったつもりでいると、それ以上調べたり
深く考えたりしないからです。なので、まずは自分は何を知っていて、
何を知らないかを謙虚にそしてシビアに振り返りましょう。そして、
技術士としてマスターすべき専門分野のキーワードの中でよく分からない
ものをリストアップして、技術ノートにまとめていきましょう。技術ノート
をまとめていると、さらに分からないことが出てきます。分からないことが
わかると、次々に興味が広がり、疑問が深まり、それをどんどん紐解いて
いるうちに実力がアップしていくのです。また、知識は1対1の関係で理解
するようもN対Nの関係で、いろんなものがいろんな側面で関係しあって
いることを理解することでさらに深く理解できます。それがプロだと
思います。

 

今回、合格した人も、残念だった人も、2018年度は現行の試験パターンで
受験できる多分最後の年度です。是非そのチャンスを生かして栄冠を勝ち
とってほしいと思います。

 

頑張ってください!2018年度の合格を祈念します。

以上

 

技術士総合監理部門出題事項:持続可能な開発について

2018年04月27日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

平成29年の技術士総合監理部門の出題事項でもあった持続可能な開発についての概要です。

15年ごとに国連での採択が行われており、現在の最新議事録は、平成27年(2015年)に採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」となります。

平成28年(2016)から平成42年(2030)までの国際社会における持続可能な発展目標となります。

環境に関する目標や技術に関するイノベーションを行い、経済成長を継続するというものです。

その中で、17のゴールというものが制定されています。

持続可能な開発目標(SDGs)17ゴール ※うち、赤文字は少なくとも環境に関連している12のゴール

 

1. 貧困の撲滅

 

2. 飢餓撲滅、食料安全保障

 

3. 健康・福祉

 

4. 万人への質の高い教育、生涯学習

 

5. ジェンダー平等

 

6. 水・衛生の利用可能性

 

7. エネルギーへのアクセス

 

8. 包摂的で持続可能な経済成長、雇用

 

9. 強靭なインフラ、工業化・イノベーション

 

10. 国内と国家間の不平等の是正

 

11. 持続可能な都市

 

12. 持続可能な消費と生産

 

13. 気候変動への対処

 

14. 海洋と海洋資源の保全・持続可能な利用

 

15. 陸域生態系、森林管理、砂漠化への対処、生物多様性

 

16. 平和で包摂的な社会の促進

 

17. 実施手段の強化と持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップの活性化

 

環境省HPより

http://www.env.go.jp/earth/sdgs/index.html

 

経済格差などの問題や世界平和なども含まれておりますが、水資源の利用やインフラの整備など技術士の分野にも関わる内容が多く含まれております。

実際の問題では、この目標を日本政府の具体的な目標と融合した形での出題となっておりましたので、この国連の発表した目標とは少し異なったものとなっておりました。

 

普段の日常の業務では、こうした持続可能な開発などの言葉は知っていても、国連が15年ごとに目標を採択しているということまでは知らないことが多いのではないでしょうか?

 

実際に出題内容をも見てみると、この持続開発可能な目標に即した自身の経験から回答を記述する出題となっています。

つまり、自分で手掛けた仕事のうち、持続可能な開発目標とマッチしたものがあったのかという事を試験時間内に考えなければならないというものでした。

技術士の総合監理部門を受験される方は、既に技術士を取得していて、こうした傾向は分かっていらっしゃるかと思いますが、初めて見るような内容であれば、試験時間内に回答を仕上げるというところで動揺してしまうということもあり得ます。

 

すべてを網羅するということは不可能ですが、過去にこうした出題があったということは押さえておきましょう。

 

平成29年度 技術士総合監理部門 記述試験内容

https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5177_2.pdf

 

30分をワンセットにして技術士試験の勉強効率を劇的にアップしよう

2018年06月12日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

技術士試験に向けて勉強しなくてはいけないのに、集中力が続かないと困ったことありませんか? 30分のまとまりで、時間管理を行うと、集中力を維持しやすくなります。

30分間の内訳は、25分間を勉強にあて、5分間を休憩にあてます。この方法がよいところは、「もう少し勉強したい」という気持ちを持ちながら5分間休憩することで、次の30分を勢いよくスタートできることです。休日に時間がたっぷり取れたときのことを想像してみてください。2時間や3時間、ぶっ通しで勉強して、休憩を挟んだら、そのまま何時間も休んでしまったことはありませんか?
無理をして長時間勉強するよりも、細切れで休憩をはさみながら勉強を続ける方が脳への負担は少なく済みます。

この方法はポモドーロ・テクニックとしても知られていますが、25分間に固執する必要はありません。人によって集中力が持続するタイミングは異なります。25分間集中を続けることが難しいこともあるでしょう。25分が長いと感じた場合は、15分の勉強と3分の休憩にしてみるなど、ちょうどいい集中状態が作れるか試してみてください。継続していくことで、集中できる時間は少しずつ延びていきます。

短期間の集中をするためには、時計を見るのではなく、タイマーを利用してください。時間が来たら自動的にアラームで知らせてくれるので、勉強に集中することができます。タイマーの利用は、勉強中だけではなく、休憩時間にもセットしましょう。「あと何分かな」と時計を観るだけでも、集中力は簡単に途切れてしまいます。

細切れの時間管理とタイマー活用で、集中力をフル活用しましょう。勉強に没頭しやすくなるはずです。

明日7月23日の早朝に択一問題の正解が発表されます。

2018年07月22日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

先週の技術士二次試験(筆記)にチャレンジした方へ

 

先週の月曜日はお疲れ様でした。外は暑くて、でも教室内は冷房が効いていて、温度調整が大変でしたね。私はあまりに会場が寒いので、係りの人に「温度調整はできますか?」と質問したら、調整してくれて助かりました。

 

試験も終わってホッとしている方、リラックスしている方も多いかと思います。

 

しかし、二次試験は筆記試験で終わりではありません。そう!12月に口頭試験があります。そして、これにチャレンジできる人は筆記試験に合格した人です。筆記試験に合格したかどうかは10月30日に日本技術士会のホームページで発表されます。

 

しかし、この筆記試験に合格したかどうかは、択一問題が第一ハードルです。だって、この択一問題で60%を正解していなければ、記述問題は採点さえしてくれない=不合格なのです。なので、明日の早朝(多分6時から7時)には択一問題の正解が同じく日本技術士会のHPに掲載されるので、まずはこれをチェックしましょう。

 

そして、もし、残念ながら合格ラインに達していなければ、謙虚に反省して、来年の受験に気持ちを切り替えましょう。一方、合格ラインに達していたら、やるべきことは記述問題の再現です。すでに再現論文を書き終えていれば問題ないですが、もしまだならすぐに着手しましょう。時間を置けば置くほど記憶は消滅します。私なんかビールを飲んで一晩寝たらほぼ消滅(笑)。

 

いずれにせよ、筆記試験の発表がある10月末までは、技術士試験のことは一旦忘れて、心身のリフレッシュを図りましょう。健康な精神は健康な肉体に宿ります。炎天下での
運動は慎重にするべきですが、涼しいところで散歩したり、ゴルフの練習にでも行ってストレス解消を図ったり、今までサボっていた家族サービスに頑張りましょう。

 

10月末になると合格発表が気になります。私の場合は、口頭試験に向けて、Q&AのQ出しだけを10月中旬ぐらいから始めて、合格を確認したら、一気にAを考えるように
しました。

 

この辺りは、また10月になったらコメントしたいと思います。

 

まずは明日のチェックを忘れずに。

 

以上

 

法律問題は目的条文を丁寧に

2018年09月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

一次試験の適性科目や、二次試験の口頭試験の3義務2責務、総合技術監理部門の択一試験は、「法律の試験」の要素が強くなります。

 

法律の条文は星の数ほどあるため、それらを一つずつ覚えるわけにはいきません。

 

そこで、第1条の目的条文や、それに続く用語の定義、法律の理念を記した条文に狙いを定めて、ていねいに読み込みこんでおくようにします。

 

たとえば、製造物責任法の第1条は、つぎのように記されています。

 

『この法律は、製造物の欠陥により人の生命、身体又は財産に係る被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。』

 

目的条文は、どこが穴埋めで「抜かれる」かわかりませんから、どの用語が狙われても対応できるように準備しましょう。

 

通常、「欠陥」「生命、身体又は財産」「損害賠償の責任」「被害者の保護」「国民生活の安定向上」「国民経済の健全な発展」のうち4つが抜かれます。

もちろん、穴埋めだけでなく、5肢のうち1つが目的条文をもとに作られることもあります。

 

平成29年の問8では、「製造物責任法は、製造物の欠陥により人の命、身体又は財産に関わる被害が生じた場合、その製造業者の責任を負うと定めた法律である。」でマルの選択肢がでています。

 

そのほか、「製造物」「製造物業者」の定義も頻出です。

 

じっさい、別の選択肢で「製造物責任法では、製造物とは製造又は加工されたものを動産という」で〇の選択肢がでています。

 

これは、準備段階で、用語の定義についてていねいに読んでおけば、対応できるサービス問題です。

 

法律を敬遠せずに、やらないより、ずっとマシくらいの気持ちで無理のない範囲で取り組んでみてください。

 

口頭試験、こんなことが聞かれる

2018年10月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

口頭試験の合格率は90%です。この数字が、クセものなのです。

合格率15%の筆記試験をパスできた人が、「口頭試験で落ちたら、たまったものではない」と、対策をして挑んだ結果が90%なのです。

 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、合格者は、「口頭試験は苦労しなかった」と言ってしまうことが、しばしばです。

 

真に受けないことです。

 

ということで、早めから、口頭試験の対策をしておくのが、吉です。

 

口頭試験では、こんなことが聞かれます。

 

○3義務2責務は何ですか?
○そのなかで、あなたがもっとも重要と思うものは?
○その理由は?

 

うしろ2つには、決まりきった答えはありません。


技術士として、どのように考えているかを、筋道をたてて、回答すればよいでしょう。

 

最近では、3義務2責務の単なる用語説明を求める質問が減ってきています。

 

例えば、つぎのように理解力を試す質問が増えてきています。

 

○名称の表示とは具体的にどのようなものですか?
○信用失墜行為とは具体的に?
○××社の不祥事は、3義務2責務のどれに該当するか?
○資質の向上はなぜ必要か?

 

そのほか、つぎの質問も頻出です。

 

○CPDとは?
○継続研鑽として何をしていますか?
○CPDポイントはいくらか?

 

○APECエンジニアとは?
○IPEA国際エンジニアとは?
○技術士と同等の海外資格には何がありますか?

 

通常、わからない場合、「わかりません。帰ってから確認します。」というように、受験対策会社は指導します。

 

でも、もうそろそろ、その常套句も通用しなくなるでしょう。

 

技術士会のHPを確認したり、対策講座を受けたりして、知識の整理をすることをお勧めします。

口頭試験で詳細論文について聞かれること

2018年11月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

口頭試験ではあなたが技術士に相応しいかどうかが試されます。今年はとくに「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」が探られるはずです。

 

文部科学省の技術士分科会で、コンピテンシーについて多くの議論をしてきたからです。

 

技術士コンピテンシーとは、つぎの8つです。

 

1.専門的学識
2.問題解決
3.マネジメント
4.評価
5.コミュニケーション
6.リーダーシップ
7.技術者倫理
8.継続研さん

 

具体的には、つぎのような質問で探られる可能性があります。

 

1.詳細論文で示された解決法は、どの技術を応用しましたか?


2.この業務で、問題発生要因と制約要因をどのように抽出し、分析しましたか?


3.この業務をするのに時間があまりなかったと思いますが、どのように対応しましたか?


4.あなたの提案を行ったときの波及効果とリスクを、当時、どのように考えていましたか?


5.この提案をアジア圏で実施するときは、どのようなことに留意しなければいけませんか?


6.専門的知識を持っていない者が部下についたとき、この詳細論文の下から5行目をわかりやすく3分で説明してください。


7.本技術に関する関係法令を教えてください。


8.この1年で獲得したCPDポイントはいくらですか?

 

以前のような「『3義務2責務』を言ってください」のような簡単な質問が少なくなってきています。

 

変化球の質問にも、慌てず回答できるように、準備をしてください。


詳細論文720字が、話の中心です。
しかし、ここ2、3年では、「5つの業務経歴のうち2つ目について、5分間で説明してください」という質問も増えてきています。

 

この傾向にも、注意しておきましょう。

総監の口頭試験で問われること

2018年11月23日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

総合技術監理部門の口頭試験では、当然に、5つの管理技術を使いこなすスキルが問われます。そして、このこと以上に、総合技術監理部門以外の技術士に求められてきた専門的な技術力が問われていないことを意識することが大切です。

 

総合技術監理部門の口頭試験では、事前に準備した想定問が問われることはほとんどありません。あたかも、四方から飛んでくるボールを必死で打ち返していくうちに、17、8分の質疑応答が終了します。

 

たとえば、つぎのような質問がなされます。

 

・あなたの部署の男女比はいくらですか。そうですか、男性がほとんどなんですね。それでは、男女比が3:7になった場合、総監技術士としてどのように対応しますか。

 

これは、経済性管理や人的資源管理の視点から回答するとよいでしょう。
女性の場合、結婚や出産・育児といったライフステージの大きな転換期で、労働時間が大きく変わることが想定されます。このリスクをいかに低く抑えるかが、腕の見せ所になります。

 

想定問が的中することは少なくとも、類似の質問である可能性は十分にあります。

 

たとえば、上記の質問の応用形として、次のような質問がされたとき、あなたは答えることができるでしょう。

 

・あなたの部署の平均年齢はいくらですか。そうですか、40代が大半ですね。それでは、再雇用の方が7、8割の部署を管理監督する立場になられたら、どのように対応しますか。

 

これも、経済性管理や人的資源管理の視点から回答しやすいでしょう。

あわせて、高齢者の安全と健康に着目すれば、安全管理の面からも回答できます。

 

「5つの管理技術を使いこなすスキルを試されている」ことを念頭に、対策してください。

「応用能力」が試される設問への対応をどうするか

2019年02月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

平成31年度から試験制度が変わります。Ⅰの必須科目は、600字詰答案用紙3枚です。

Ⅱの選択科目は、Ⅱ-1とⅡ-2をあわせて600字詰答案用紙3枚です。

おそらく、Ⅱ-1が1枚、Ⅱ-2が2枚となるでしょう。

そして、Ⅲの選択科目が3枚です。

 

それぞれ、試されているスキルや、評価基準が異なります。

したがって、経験豊富な講師や、受験対策会社の指導を受けたほうが、効率的です。

 

独学組は、『平成31年度技術士第二次試験に関する出題内容等について』と『技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)』を熟読し、対策するとよいでしょう。

 

たとえば、Ⅱ-1では、専門知識を問われています。

Ⅱ-2では、応用能力を問われています。

ですから、当然に、記述しなければいけない内容が変わってきます。

 

Ⅱ-2は、いままでの試験から、おそらく600字詰原稿用紙2枚になると先ほど言いました。

そこに、応用能力を示す「業務遂行手順が説明できること」や「業務上の注意点・留意点や工夫を要する点」を説明すると加点につながります。

 

また、「業務上に求められるリスクとその対応を記せ」、「業務を行う際の利害関係との調整で留意する点を述べよ」という設問がくる可能性も高いでしょう。

 

ここでも、専門知識ではなく、それから一歩踏み込んだ応用的な記述をすると加点されやすくなるはずです。

 

にもかかわらず、教科書や白書で覚えた専門知識を披露してしまうと、得点を積み重ねることができず、合格圏に入れません。

 

技術士試験で試されている能力は何か、各設問で問われているスキルは何かを明確にして、効果的・効率的に対策をしてください。

試験官に負担をかけない文章にすること

2019年02月05日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士試験のヤマ場は、二次試験の筆記試験です。なぜなら、その合格率が10%前後で、多くの受験生が苦しむためです。


一方で、試験官にとっても、筆記試験の採点は、たいへんな作業です。

何十人もの答案に目を通し、正確に受験生のスキルを採点することが求められるためです。

 

となれば、試験官に読んでいただくのに、あまり負担をかけない文章にする配慮が必要です。

 

時間をかけず、あまり読み込まなくても、内容が理解できる文章がベターです。


たとえば、つぎのようなテクニックを使うのも一案です。

 

つまり、パラグラフの先頭に、「一般に、・・・、〇〇法が採用されている。」という文案Aと、「〇〇法の採用が一般的である。」という文案Bがあったとします。

 

その場合、文案Aのほうが、試験官に配慮していると言えます。
なぜなら、試験官は、はじめの数文字を読んだだけで、「この一文目で一般論を述べて、次の二文目以降で持論を展開するのだな」と無意識に認識して読んでいけるからです。

 

一方で、B案では、最後のほうまで読み進めないと、一般論であることがわかりません。

ですから、一文目を読み進めるまで、一般論なのか、受験生の持論なのか不安になりながら、読むことを強いてしまいます。

 

できるだけ読んでもらわずに、内容を理解してもらうための工夫として、ほかに、「大きいものから小さいもの」「古いものから新しいもの」「抽象的なものから、具体的なもの」などのように、順序にこだわってみましょう。

 

たとえば、「1970年代にX法が開発され、2000年代にY法が開発された。2015年に、両法を組み合わせたZ法が開発された。」のように並べます。

そうすると、「2015年」を読んだあたりから、試験官は、つぎに3つ目の方法が書かれているだろうと無意識に認識して読んでくれます。

そして、そのとおりに文章が展開されていて、うれしい気持ちになるものです。

 

試験官に読んでいただく、という姿勢で答案を作成することをお勧めします。

専門雑誌、学会誌、白書等でキーワードを選ぶ

2019年03月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

二次試験では、当然に、専門知識を有することが求められます。そのため、試験日まで余裕がある3月~5月には、専門知識をできるだけ蓄えるインプット学習しておくことが重要です。

 

狙われやすい専門用語は、繰り返し出題されているキーワードです。

ですから、過去問をチェックして、頻出用語を選ぶとよいでしょう。

 

新しい用語については、専門雑誌の「特集記事」をチェックのがおすすめです。

特集記事には話題性のある用語が取り上げられるからです。

 

同じ視点で、新聞記事に添えられている用語説明欄にも目を通しておきましょう。

 

これらは、試験問題を作成している人も、注目して読んでいます。

ですから、皆さんもそういった「特集記事」等を注目して読み、どんな問題が「特集記事」から出題されそうかを考えながら読むことをお薦めします。

 

また、学会誌、白書等は国の施策を調査するのに役立ちます。

 

技術士試験は国家試験であり、国が有用な人材と認めた人を技術士として認めます。

言い換えると、国の方針に沿った論文が高評価になります。

つまり、国はどういうことを考えているかを調べるのには、白書類を調べることが一番良いということになります。

 

このように、150個~200個のキーワードを抽出し、自家のキーワード解説シート(キーワード集)を作ることができれば、合格の可能性が高まります。

 

専門知識は、将棋で言うと持ち駒です。

持ち駒は多ければ多いほど、そして、その駒が「歩」よりも「飛車・角・金・銀」のように『質』が高ければ、より有利に論文を書けるようになります。

練習が無駄になることはない

2019年05月27日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

本番に強い人、本番に弱い人といわれることがあります。

確かに、試験当日に思った以上の力が出せることや、

今まで出来ていたことが、急にできなくなる人はいます。

 

しかし、そのようなバラツキを限りなく少なくすることができます。

その方法は、たくさんの反復練習です。

 

例えば、プロ野球選手は毎試合、約3打席しかバッターボックスに立つことができません。

その3打席の為に、毎日何百回という素振りを行います。

100mの選手は、0.1秒しかないスタートの瞬間の為に、毎日何度も練習を行います。

ピアニスト、バイオリニスト等の音楽家。

書道家などの芸術家。

最高のパフォーマンスを、たった1度のチャンスで出し切るために、

見えないところで信じられない程の反復練習をしています。

 

受験生の皆さんは、たった数%の方しか合格できない狭き門を

なんとかくぐりたいと思っていますよね?

そのチャンスを勝ち取る人というのは、等しく他人以上の努力をする方々です。

 

偶然上手くいくのを期待する人は、残念な結果に終わります。

毎年、多くの受験生を見ていれば、試験を受ける前から合否が想像できます。

 

本番に強い人というのは、練習通りの力を出す人です。

 

本番と同じ状態で一発で合格論文が書けるでしょうか? 

本番試験では、600字詰め原稿用紙4枚を2時間で記述します。

すなわち、1枚を30分間で記述します。

あなたが、『1枚30分間の記述は、ギリギリかも』と思っていれば、貴方の合否結果も良くてギリギリです。

本番のアクシデントなどを考えると厳しい結果になると思った方が良いと思います。

本番では、練習以上の力が出ません。

 

本番に備える場合、今年の一発合格を目指す貴方は、1枚20分間で記述する練習をしてください。

本番試験で再提出や添削指導などありません。

 

今一度、ご自身の勉強方法、勉強への真剣さを見直してみて下さい。

技術士2次試験_現段階の準備とは

2019年08月06日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、お疲れ様です。

 

私の方への筆記試験本番の論文添削の依頼も一段落したところです。

試験制度が変わり、初めての年なので、

なかなか採点基準や合格基準が明確化していないため、

他人の採点に一喜一憂する必要はありません。

受験生全員が自分の回答に不満がありますし、改善点があります。

完璧な答案だ、という人など一人もいません。

 

基本的には、何も書けなく答案用紙の8割を埋めることができなかった、

という人以外は、合格を信じて口頭試験の勉強に移ってください。

 

技術士に合格する為には、口頭試験は必須です。

いつか必ず勉強する必要が出てきます。

ならば、合格を信じて、今勉強するのがベストでしょう。

 

技術士2次試験は、難易度が高いと言われていますが、

合格率は部門により異なりますが、約10%です。

 

10%という数字は、そこまで小さな数字ではありません。

 

例えば、マラソン大会で5万人が参加するものがあったとします。

入賞する人は毎日何十kmと走っているアスリートであり、

一般人が入賞することは非常に困難です。

そして入賞は大きな話題となり、名誉が与えられます。

しかし、5000番内に入ることは一般の方でも可能性があります。

また5000番の方が話題になることは全くありません。

 

技術士試験は、1番、2番を決める試験ではないのです。

上位10%の範囲に入れば、全員が等しく技術士になる権利が与えられるということです。

 

自分の論文に自信がないと仰っている受験生もいますが、

他の方と比較しても、そこまで自信を失う出来ではありません。

 

不安はあるでしょうが、ぜひ前に進んでみましょう。

口頭試験は、暗記する項目もあります。

早く始めて悪いことなどありません。

頑張ってください。

専門知識を定着させるコツ

2019年08月08日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士二次試験は、平成31年度(令和元年度)試験から択一式試験がなくなりました。そのため、筆記ばかりの試験になりました。つまり、以前のような知識を直接に問う設問がほとんどなくなりました。

 

しかし、必須科目Ⅰでも、選択科目Ⅱでも、選択科目Ⅲでも、依然として専門知識は基礎として必要です。なぜなら、論文を書くのにも、専門的学識を踏まえることが求められているためです。また、実際に、評価項目となるコンピテンシー(技術士に求められる資質能力)の1つに専門的学識も含まれているためです。

 

そこで専門知識の記憶をいかに効果的、かつ効率的に定着させるかテーマになってきます。

 

技術士試験は、原稿用紙に手書きする制度になっています。ですから、キーワードが正確に書けるように訓練しておくとよいでしょう。パソコンでまとめてばかりいると、簡単な文字も書けなくなってしまいます。

 

手で書くとき、丁寧に書くのがおすすめです。トメ、ハネ、ハライに気をつけて、はっきりとした字になるようにします。そうすることで、そのキーワードを目にする時間がわずかに長くなり、走り書きしたときよりも忘れにくくなります。

 

また、丁寧に書くことは、本番では必須です。丁寧に書けないが故に、合格点に至らないケースが多いのです。これは、悪筆の受験生が想像しているよりも深刻な現実です。

 

さて、一度書いたキーワードやその解説文は、24時間後、1週間後、1か月後というように期間を定めて見直しましょう。はじめのうちは、復習のインターバルをあまり空けずに、定着してくれば、多少の間を空けて見直すようにします。

 

そして、過去問で、そのキーワードを使って答案を書いてみましょう。

 

このように、「インプット→復習と定着→アウトプット」を一括りとして専門知識を定着させると良いでしょう。

技術者倫理の勉強法

2019年09月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士試験には、技術者倫理の理解が不可欠です。まず、一次試験の適性科目では、技術者倫理そのものに関して、15問すべてに解答する必要があります。

 

つぎに、二次試験の筆記試験では、令和元年度試験から、必須科目Ⅰの(4)の設問で、「(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。」と、技術者倫理の出題がなされることになりました。この出題傾向は、来年度以降も続きます。なぜなら、必須科目Ⅰの評価項目5つのなかに、「技術者倫理」が含まれているためです。

 

さらに、二次試験の口頭試験でも、「技術士としての適格性」が問われます。当然に、技術者倫理に関する問いかけがあります。その端的な質問例が、「技術士法第4章に記されている『3義務2責務』について説明してください。」というものです。

 

さて、これらの対策ですが、お薦めするのが、つぎの3つです。

(1)一次試験の適性科目の過去問を読む。各選択肢をていねいに読み込むことで、技術士に求められている技術士倫理のポイントを身につけることができます。

 

(2)技術士法の目的条文(第1条)と第4章(3義務2責務)と、技術士倫理綱領を読む。

 

(3)「技術者倫理」の書籍を使い、事例を読む。例えば、放送大学教材の『技術者倫理』(著・杉野順)には、シティコープ・タワー、三菱自動車・リコール隠ぺい事件、雪印食品・牛肉偽装事件、東京電力・原子力発電所における記録改ざん等の重要案件についての記載があります。

 

技術者倫理は、技術士になるために、必ず身につけておかなければならない必須知識といえるでしょう。効率よく対策をしてください。

どうする論文対策(練習方法その9)

2017年02月19日 作成 / 執筆:技術士試験免許皆伝講師

一般問題で検討すべき課題を挙げろ。との設問があります。これは、課題を挙げること、なぜ課題としてあげるのか、その理由を説明する必要があります。箇条書きで課題を羅列してもかまいません。その場合は、箇条書きの前に理由を記述します。項目を作って記述する場合は項目の中で理由を説明します。

問題とはなにかといえば、「現状とあるべき姿とのギャップ」です。つまり、課題(問題)は現状とあるべき姿の両方が分かっていなければ、何が問題なのか分かりません。課題(問題)を挙げるためには現状とあるべき姿を整理して考えてから記述します。

考えることは整理することです。この整理が不十分だと論旨がよく分からない論文になってしまいます。まだ、本番まで時間があります。考える・整理することに時間をかけてから論文を記述する練習をしましょう。

 

総監マインドを身につける

2017年03月16日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

総合技術監理部門では、経済性管理(品質・コスト・時間)、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理の5つの管理技術を使いこなし、組織やプロジェクトの全体最適化をとれるスキルが求められています。

 

利益を追求しすぎて、従業員をこき使えば、彼ら彼女らの健康を害して生産性が落ちたり、労働問題につながってしまいます。

逆に、福利厚生を手厚くしすぎたりすると、利益が少なくなってしまいます。

 

これらのバランスを上手にとって、その時々の最適解を導き出せるのが総監技術士です。

 

5つの管理技術のうち、人的管理技術は、メンバーの能力を引き出す技術のことです。モチベーションを高め、能力アップを図り、気持ちよく仕事をしてもらえるスキルです。

 

総監のテキストである『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系(第2版)』で、p.67~91が人的資源管理です。

このなかの「労働関係法の体系と就業規則」(p.74~75)を、深く勉強しておくと、意外と「総監マインド」を身につけるのに役に立ちます。

 

たとえば、「労働者災害補償保険法」いわゆる労災法には、「メリット制」という仕組みがあります。

労災をよく起こしてしまう事業所では、労災保険率は引き上げ、逆に、がんばって労災を起こさないように対策をした事業所では、労災保険率を引き下げることで、保険料負担の公平化を図る仕組みです。

 

一見、従業員に教育すると〔人的資源管理〕、コストが上がってしまうが〔経済性管理のコスト〕、労働災害の低下につながり〔安全管理〕、労災法のメリット制の恩恵をうけて、労災保険料率が少なくなるため、良質の原材料を調達できる費用が増える〔経済性管理の品質〕、といったストーリーを作ることができます。

 

総監は、総監部門以外とは、まったく違う考え方をします。
日常から「総監マインド」を身につけるようにすると良いと思います。

フルの模擬試験を3回はトライしよう。

2017年06月12日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

技術士試験への準備は進んでいますか?

着々と準備が進んでいる人もいれば、予定通りにはなかなか進まないという人もいるでしょう。

基本的な勉強方法
分野は違っていても、基本的な勉強法は次の2つだと思います。しかし、これを完璧に実行すれ
ば試験は合格するのでしょうか? 合格を確実にするにはやはりプラスアルファが必要です。
・過去問題へのトライ(特に、選択問題)
・技術ノートの作成(目標100個)とこれに基づく600字原稿への手書き

 

模擬試験の実施
できれば6月の後半から(遅くても7月上旬から)試験の前日までにフルの模擬試験を3回は
実施しましょう。フルの模擬試験の意味は、実際の試験と同じタイミングで、同じような環境
で試験を受けるという意味です。受験票が送付されていたら、解答用紙に受験番号を記載する
ことを含めて、本番と同じようにシミュレーションすることが重要です。試験に慣れるという
意味があります。

 

プラスアルファの注意点
1)選択問題:過去5年分の問題を最低でも3回ぐらいはやりましょう。そうすると、いつも
  正解できる問題となかなか正解できない問題に分かれます。模擬試験では、そのなかなか
  正解できない問題ばかりを集めましょう。

2)記述問題:これは実際の過去問題を使う場合には、自分が得意な問題ではなく、自分が
  得意ではない問題を選択しましょう。分からない!書けない!という環境に対して、
  自分が持つ能力や知見を最大限駆使してなんとか解答を書き上げる。そのプロセスこそ
  があなたの技術士としての能力を高めます。

 

記憶の定着にはヒアリング学習が効果的
あなたの合格を確実にするためのもう一つの秘策をお伝えするとすれば、やはりヒアリング
学習でしょう。100個の学習ノートもしくはそれを600字詰めの原稿用紙に記載した内容を
スマホ等に吹き込み、何度も何度も繰り返しヒアリングしましょう。時間がないときでも、
疲れ切ったときでも、電車の中でも、移動中でもヒアリング学習なら可能です。記述問題の
時に適切なキーワードを思い出せるように、何度も何度も聞いて記憶を定着させましょう。

 

グッドラック!


 

 

口頭試験で質問されること

2017年10月07日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

口頭試験で、8割の人は、すでに合否が決まっている。

業務経歴票の、とくに業務詳細720字で、ほとんど決まっている。

 

これは、わたしが薄々、感じていることです。

 

自分の経験に加えて、受講生からの報告、指導者ネットワークでの情報から、総合的にそのように考えています。

 

A.せっかく合格圏に入っているのに、口頭試験で悔しい想いをしないように、対策をします。

B.試験官の合否判断の迷いをとりのぞくために、入念に対策をします。

C.業務経歴での失点を、少しでも挽回するため、対策をします。

 

口頭試験では、つぎのようなことをよく聞かれます。

 

1.なぜ技術士になりたいのですか? 

2.あなたの組織に技術士はいますか?

3.この業務で技術士に相応しいと思う点はどこですか?

4.何人でこの業務をしましたか?

5.5つの業務経歴のうち2番目のものはどういう業務ですか?

6.この業務は5年前の業務ですが、この技術はいまでも使えますか?

7.当時、想定されたリスクは何でしたか?

8.対応策にほかに選択肢はありましたか?

9.3義務2責務について答えてください。

10.顧客から不正を指示されたときはどのように対応しますか?

 

二言、三言くらいで答えることを意識すると良いです。

長々と話すのはNGです。

試験官と、たくさん、質疑のキャッチボールをしてください。

 

そして、この人は技術士に相応しいと、試験官に判断してもらってください。

A.りっぱな業務経歴票どおりの人だな、とか

B.業務経歴票はパッとしないが、質疑応答はしっかりした人だだったな、とか

C.業務経歴票を書いたときから、わずか半年で、技術士に相応しい人物に仕上げてきた。期待できるぞ、アッパレ!といった風にです。

 

もう一息。みなさん、がんばってください!

口頭試験の練習は大きな声で

2017年11月17日 作成 / 執筆:技術屋NR講師

口頭試験の準備は順調に進んでいますでしょうか。

いよいよ、来週金曜日11月24日から始まります。

 

「想定質問の作成」、「想定質問に対する回答原稿の作成」をされていることと思いますが、回答原稿は、
大きな声に出して読んでみて下さい。

黙読したり、小声でぶつぶつ言っている時にはそれほどおかしいと思わなかったことが、背筋を伸ばして
正しい姿勢で大きな声で読んでみると、何かしっくりいかないことがあります。

それを直すために、何回も何回も原稿を見直す必要があると思います。

 

模擬面接とまではいかなくても、誰かに聞いてもらうのがよいと思いますが、聞いてくれる人がいなくても、
前に試験官がいるつもりで、正しい姿勢で大きな声でしゃべる練習だけでも、十分効果があると思います。

私は、模擬面接も受けませんでしたが、毎日、昼休みとか定時後に空いた会議室で、一人でしゃべる練習をし、
毎日、原稿の見直しをして、口頭試験前には、自分で納得できる原稿に仕上げることができました。

皆さんも、ぜひ、前に試験官がいるつもりで、背筋を伸ばして、大きな声でしゃべる練習をして下さい。

 

努力は必ず報われます。

頑張って下さい。

 

追伸

筆記試験合格発表の直前に、「自分しかできないこと」を優先してするように、第1回、第2回、第3回に分けて
お勧めしましたが、もし、まだ、できていなければ今からでも遅くないので、やっておいて下さいね。

技術士を目指している皆さん、勉強の気分転換も重要です

2018年01月11日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士を目指している皆さん、日々勉強していますか?

日々の勉強もいいですが、息抜きも重要です。勉強が続くとストレスなども溜まってきます。上手にストレスを解消し、継続的な勉強を続けることが合格へ続く道になります。

勉強の合間にできる気分転換を上げてみました。

 

散歩をして、小さなことに気が付く

散歩、特に早朝などは自宅の近くでも別の顔を見せることがあります。あれ、こんなところにこんな建物があったかな? こんな花が咲いている、などと普段気が付かないことに気づくことができ、ちょっと暖かい気持ちになれます。

散歩はちょっとした気分転換にもってこいと言えます。少し勉強がはかどらないと感じたら少し外を歩いてみることをお勧めします。

 

軽い運動

部屋の中でできるものから、自宅周辺での軽いランニングなど、勉強の合間に体を動かすと脳が活性化し、勉強にも集中することができます。このときに注意しなければならないことは、疲れるような激しい運動をしてしまうと勉強に戻ることができなくなってしまうということです。

ちょっと息が上がるかなというぐらいが丁度よい運動の目安です。

 

喫茶店に行く

勉強などができるような喫茶店やコーヒーショップなどで勉強をすると、周囲にも同じように勉強や仕事をしている人が多く、勉強に集中することができます。また、普段とは異なる環境に行くことで、様々な人を見かけることができます。他の資格の試験勉強や学生など様々な立場で頑張る人と同じ環境で自分は技術士試験を頑張るんだと再確認することができます。

 

自習室を利用する

喫茶店と同じような内容ではありますが、どうしても集中したいという人には有料の自習室の利用をお勧めします。

時間を決めて、この時間はどんなことがあっても集中するんだという決意をもって利用することができます。自宅だとどうしても集中できない、という人のための施設と言えるでしょう。

お金を出して一定時間そこを利用するということも集中することに一役買っています。

お金を出して利用するからには元を取らなければなりません。それは即ち技術士試験合格となります。

 

集中する方法は様々ですが、普段勉強している環境を変えてみる、少し別のことを行ってみるというのも勉強がはかどる仕掛けと言えるでしょう。

 

技術士試験勉強のために風邪・インフルエンザ対策はきちんとしよう

2018年01月31日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

インフルエンザ対策、きちんとできていますか? ワクチンやマスクなど、インフルエンザ対策はさまざまありますが、医師がおすすめする最も効果的だとされる対策があるんです。

それは、なんと、手洗い。これは医師専用のコミュニティサイトMedPeerで発表されたアンケートに基づいた結果です。医師1000人を対象にインフルエンザに効果的であると考えられる対策を回答してもらいました。

その結果、1位に選ばれた対策が手洗いでした。次に、人混みを避けること。そして3位は睡眠と休暇を取ることです。インフルエンザ対策と聞くと最初に思い浮かぶのはワクチン接種という人も多いでしょう。ですが、4位が予防注射を打つことです。

インフルエンザは粘膜を通して感染します。ですから、インフルエンザウイルスが付着した手や指で、目をこすったり、鼻や口を触ったりすることで、感染してしまいます。

ところで、「マスクをつければ予防になるのでは?」と考える人もいるかもしれません。こちらはインフルエンザにかかっている疑いがあるときにするべき行動の第1位です。つまり、マスクは感染してしまうことを予防するのではなく、周りの人に菌をばらまかないための対策ということです。自分自身がインフルエンザにかからないようにする対策をするためにマスクをつけるのは、効果的とは言えません。

ちなみに、インフルエンザ感染後の行動としてマスクにつづくとるべき行動は2位よく休むこと、3位隔離することです。周りの人にうつさないための工夫と、早く良くなるための休息が大切ということですね。

インフルエンザの予防には、空気を乾燥させないことも大切です。加湿をしたり、水分をよく取ったりすることも予防になるので、手洗いうがいとあわせて、気がついたときに行動しておきましょう。
 

受験票を提出して受験モードのスイッチをオンにしよう。

2018年04月23日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

二次試験にチャレンジする人へ

 

皆様はもう受験票を出しましたか?正直、悩んでいる人もいらっしゃるのではと思います。
私も4部門目のチャレンジをしようかどうかずっと悩んでいます。昨日、なんとか、受験票
を作成したけど、今お財布にキャッシュが1万円しかないので、郵便局に行く前にお金を
下ろさねば。その前に写真が必要だ。今日は無理だなあ。明日にしよう。

 

そんな風にギリギリになって提出する人も多いかもしれない。でも、最初の受験の時は気合い
が入っていて、3月中には受験票の内容を精査して、4月の受験票申し込みの受付開始早々に
申込書を送付しました。

 

早く出せばその分、早く筆記試験への勉強を本格的に開始できるので有利なのは間違いない。
でも、無理に急いでも内容が不十分だったり、ミスがあると意味がない。早く出そうとギリギリに
出そうと大切なことは、7月15日の筆記試験に向けての勉強にギヤチェンジすることです。

 

具体的な勉強方法については、これからシリーズで書いていきたいと思います。

対策1)必須科目I(択一問題)への対応
対策2)選択科目II(記述問題)への対応
対策3)選択科目III(記述問題)への対応

 

私も覚悟を決めるので、一緒に頑張っていきましょう!

 

本番まで残り2ヶ月です

2018年05月29日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

業務が忙しく、なかなか集中して試験勉強に取り組めない方もいらっしゃると思います。

家庭環境が影響している方もいるでしょう。

ですが、また来年となると苦しみが長く続くことになります。

現行の試験制度も来年には変わると思います。

犠牲にできるものをしっかり考え、悔いの残らないように頑張りましょう。

 

○択一問題

隙間(スキマ)時間を使って効率よく過去問中心に勉強しましょう。

毎日5分程度の時間を数回確保して、コツコツ取り組みましょう。

朝起きたら1問、出勤前に1問、出勤後すぐに1問、昼休みに1問・・・というように短いスキマ時間を無駄にしないようにしてください。

来年から廃止予定の択一に多くの時間を費やさないようバランスよく学習しましょう。

 

○専門(論文)問題

この時期は知識の補充がメインです。

自分の論文形式(まとめかた)が確立していない方はしっかり固めましょう。

論文形式がうまく決まらない方は周囲のベテラン、ここの講師に相談するなどしましょう。

自己流、自己満足が一番危険です。

残り1ヶ月になったら手書き訓練に励みましょう。

ぶっつけ本番の手書きはほとんど失敗に終わりますのでご注意を。

避難訓練と同様、日頃から訓練しないと本番はうまくいかないものです。

 

あきらめない受験生が勝利する試験ですよ!

択一問題の正解が発表されています。

2018年07月23日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

おはようございます。

 

毎日暑いですね。昨日の夜というか今朝の2時頃に目が覚めました。そして気になって日本技術士会のホームページをチェックしたら、しっかりと択一問題の正解が掲載されていました。

 

択一と記述の問題文も掲載されていました。

 

例年、朝の6時頃なのですが、今回は夜のうちにアップしたようです。択一問題の正解率が6割以上でないと次のステップに進めないので、是非自らが選択した回答をチェックしてみましょう。

 

ちなみに自分がチャレンジした情報工学部門では、選択しなかった5問は全て不正解で、かつ選択した問題でも5問不正解でした。なんとかギリギリ合格ラインはクリアしたのですが、厳しい。。。

以上

「回答しなかった問題」について

2018年07月31日 作成 / 執筆:技術屋NR講師

先に、口頭試験で筆記試験の回答について聞かれることがあることを書かせて頂きました。

口頭試験の中のどのようなシチュエーションで聞かれたかよく分かりませんが、
「回答しなかった(選択しなかった)問題について、どのようにお考えですか」みたいな質問が
あったことがあるそうです。

口頭試験で万全を期するという意味では、Ⅱ-1、Ⅱ-2、Ⅲで回答しなかった問題も
一度、回答を作成してみましょう。

書籍やNetで調べながらでよいので、模範回答を作ってみましょう。

出題されるということは、その選択科目の技術士として知っておくべき事項であると考え、
自己研鑽のつもりで、回答してみましょう。


これから、口頭試験の準備をしていくと分かることですが、技術士には「継続研鑽の責務」が
あります。
もし、「回答しなかった問題」についての質問があったら、合格前から「研鑽」に
努めているアピールもできると思いますので、急ぎませんがやっておいて損はないと思います。

頑張って下さい。
 

口頭試験で問われること

2018年08月27日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

口頭試験は、おもに業務経歴票を使って、質疑応答がなされます。


入室と退室をあわせて20分間です。
つまり、17分くらいで、技術士に相応しい人物であるかが試されます。

 

たとえば、次のような問いかけがなされます。

Q.業務経歴票に記された2番目の業務について、簡潔に説明してください。


Q.業務経歴票の2番目の業務で、たいへんだったことは何ですか。


Q.その業務で、あなたは課題をどのように解決させましたか。

 

これらは、どのような問いかけであっても、次のことを意識しながら、回答するとよいでしょう。

 

・課題は何であったか。


・課題を解決させるときの難所(※)は何だったか。
※問題点、技術的課題、技術的障壁、問題の本質、ボトルネック、真の原因、真因などとも呼ばれます。

 

・制限されている要因は何だったために、苦戦したのか。


・どのようにして、課題や問題点を分析したか。


・何に着目して、解決策を見出したか。

 

もちろん、業務詳細の720字についても、同じようなことが問われます。

 

Q.詳細論文に記された業務で、あなたは、どのような点が技術士に相応しいことをしましたか。


Q.その業務の評価は、当時どのようなものでしたか。


Q.その業務は7年前の業務ですが、いまのあなたならば、どのような解決法をとられますか。

 

どのような質問がきても、技術士法第2条を思い出し、すでに、何年も前から技術士として活躍しているつもりで、ハキハキと解答してください。

 

なお、技術士法第2条では、つぎのように記されています。

「技術士」とは、(略)科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項について、計画、研究、設計、分析、試験、評価またはそれらの関する指導の業務を行う者をいう。

 

いまのうちから、口頭試験の準備をすることをお勧めします。

業務経歴票に始まり、業務経歴票に終わる

2018年12月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士試験の最大の難所は、筆記試験と思われています。なぜなら、年度や部門によっては、合格率が10%を割り込むことがあるためです。

 

たとえば、平成30年度の筆記試験で、建設部門の合格率は6.6%でした。

総合技術監理部門の合格率も6.6%でした。

 

しかし、この数字は、法律関係の資格試験の合格率と比較したとき、それほどまでに厳しい数字ではありません。

たとえば、弁護士、司法書士、税理士などと共に8士業の1つである、社会保険労務士試験の平成30年度の合格率は6.3%でほぼ同じです。

 

そうは言うものの、技術士試験は、やはり難しい試験です。
その原因の1つが、春先に提出する業務経歴票です。

 

とくに、初受験の方は、この業務経歴票の重要性を認識できていません。

業務経歴票の5つの業務経歴と、業務詳細といわれる720字の小論文の出来・不出来が合否を大きく左右するにもかかわらず。

 

受験生が、5つの業務経歴を十分に検討すれば、自分に相応しい部門や専門領域を選ぶことができます。

不適切な部門等を選ぶと、不合格になる確率がきわめて高くなります。

 

また、受験生が、業務詳細をしっかり作り込めば、筆記試験に役立つスキルを効率よく身につけられます。

 

筆記試験では、課題や問題点、対応策や着眼点といった点を表現する必要があります。
業務詳細でも、これらの点をコンパクトに書く必要があります。

 

そして、業務経歴票が重要だという理由は、何よりも、口頭試験で、試験官がこの書類を手もとにおき、その内容について質問をしてくるためです。

 

業務経歴票の出来が良い受験生は、合格予定者として、口頭試験で念のための確認がされるだけになります。


ですから、技術士試験は、「業務経歴票に始まり、業務経歴票に終わる」のです。

技術士2次試験 成功の裏に隠された事実

2019年04月26日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、お疲れ様です。

突然ですが、あなたの周りに、何かに成功した人や成功した会社があるかと思います。

すぐ身近な方でなくとも成功例はいくつか知っていると思います。

例えば、最近、株価も知名度も急上昇していたZOZOTOWNや、

陸上100m走で日本人の中で初めて9秒台を出した桐生選手などです。

我々から見ると、報道でそのような事実を知るわけですから、

たった1夜にして成功・有名になったと思うかもしれません。

 

しかしながら、桐生選手は中学校時代から陸上に励み、数々の大会で好成績を残していることから、

これまでの努力が伺えます。

世間に大々的に知られる何年も前から、計り知れない程の努力を続け、

怪我などの困難にも立ち向かいながら頑張ってきた結果なのです。

 

これは、資格試験でも同様のことが言えます。

資格試験は、合格発表によって、合格者と不合格者にわけられ、

社内や世間からの評価が一変します。

合格者には、今後の重要な仕事や、大きな責任を追うような仕事も振り分けられるでしょうが、

不合格者には今まで通りの業務しか振られないかもしれません。

 

その差はどこから来るのでしょうか?

周りの人は合格不合格の結果しか評価しませんが、

その裏には膨大な努力があるからです。

 

毎日、仕事が終わった後や皆が休憩しているはずの昼休みなど、

時間を見つけてはコツコツと勉強した結果が差として現れます。

数年間頑張って合格を勝ち取った方もたくさん見てきました。

あきらめずに勉強を続けた結果です。

 

辛いと感じることは多々あるでしょう。

しかし、合格を勝ち取るためには必要な努力です。

 

頑張って行きましょう。

 

論文の添削は随時受け付けております。

技術士2次試験 試験の作成側から考える

2019年05月08日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、お疲れ様です。

 

今回は技術士2次試験の試験問題作成側について考えてみましょう。

 

まず、試験問題を作成する人(作成委員)は、毎年12月~1月に推薦されます。

どのような人が推薦されるのかといいますと、

現役の技術士でかつ、大学教員や研究者です。

そして2月に決定され、3月~6月に作問されます。

各部門で数名が選出され、任期は3年といわれております。

 

さて、この中で見えてくる人物像が、作問委員は、

受験生の皆さんと一緒に仕事をしている同業者ということです。

 

受験生の皆さんと同じ情報を持ち、興味対象も同じ技術者であります。

 

そこで、予想問題を考えるわけですが、

あなたと同じ情報を持った技術者、すなわち、自分が作問委員であった場合どのような問題を作成するかと考えることが予想の第一歩となります。

作成のための情報源は何でしょうか?

 

業界紙、専門誌、学会誌、国土交通白書となるでしょう。

特に注目すべき場所は、特集記事です。

時事ネタにもなりますし、世の中でどのような流れがあるのか、

どのような事に関心が集まっているのかを知るとても良い情報源となります。

 

予想問題について、一人で考えようとしないでください。

同じ受験部門の受験生と情報交換をしましょう。

お互いに情報交換することで、注目すべき記事や事柄も変わってきます。

なるべく多くの問題に向かい合うことで、自分の知識量も増えてきます。

そして回答方法も受験生によって様々です。

良い部分は積極的に取り入れ、逆に悪い部分は指摘し合いましょう。

 

良い回答は誰が読んでも、すっと腹に入ってきます。

読んでいて、疑問が浮かぶ回答では合格はできません。

 

頑張って行きましょう。

 

論文の添削は随時受け付けております。

技術士2次試験_論文の精度を高める

2019年05月10日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

既に論文の勉強を始めている受験生が多くいらっしゃるようで、数多くの添削依頼を頂いております。

今年度から択一試験が無くなり、必須科目(技術部門全般にわたる専門知識や課題解決能力が問われる問題)も論述となりました。

試験問題が変更になったからといって、勉強方法がガラッと変わるわけではありません。

択一問題を回答する上で必要な知識、すなわちキーワードは、論文を書き上げる為に必要な知識でもあります。

すなわち、キーワード集を作成することは論述にも有益となります。

今までの試験の選択科目Ⅱ-1でも専門知識が問われております。

 

よく言われているキーワードの数ですが、

参考書にもありますが「100個」は頭に入れておきたいですね。

あと試験日まで約2か月です。

今日から毎日2個キーワードを学習するだけで達成できる数です。

このように考えると、決して難しい数ではありません。

キーワードは参考書で読むだけで暗記できる人は、そう多くないはずです。

やはり、自分のノートに書き込んだり、暗記グッズを使用したり、

ご自分のやり方で勉強してみて下さい。

 

では、どんなキーワードが良いのか?

それは、やはり過去問を最優先してください。

過去問は技術士会のHPに毎年UPされています。

 

また、受験部門の法令や国の制度について

インターネットや、雑誌などでキーワードを拾ってください。

 

そして大事な事は、暗記(インプット)だけでなく、

必ず論述(アウトプット)をすることです。

当日、いきなり論文を書けと言われて上手くできるわけがありません。

 

さらに、自分が書き上げた論文を、かならず第三者にチェックしてもらうことが大切です。

とくに技術士の方であれば尚良いでしょう。

 

自分が書いた論文の良し悪しを、自分自身で気づくことは難しいことです。

どのような箇所に気を付けた方が良いのか、をまずは添削してもらいましょう。

 

添削依頼は、メッセージから随時受け付けております。

宜しくお願いします。

http://gizyutushi.com/system/index.php?cont=udetail&id=711

迷信になった受験テクニック

2019年07月06日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士試験は短時間でたくさんの文字を書かなければならない珍しい試験です。今年度からは、必須科目Ⅰの択一式試験が変更になり、600字の原稿用紙3枚の記述式に変わりました。そのため、選択科目Ⅱ、選択科目Ⅲと合わせて、9枚、計5,400文字もの記述が求められます。

 

技術士試験にはさまざまな記述テクニックが伝えられています。

 

例えば、シャーペンは、太い軸のもので、グリップ部分が柔らかいものが良いというテクニック。これは、私もぜひおすすめします。当日、試験が終わると、軽く腱鞘炎になるくらいの手指、手首の疲労があるためです。

 

そのほか、細い軸のシャーペンや、シャカシャカと振ると芯が出るタイプのシャーペンも用意しておくと良いです。これらを持ち帰ることで、ほんのわずかにですが、試験中の気分転換になります。

 

消しゴムは、新しいものを複数、用意する。これもおすすめです。カドを使って、正確に、すばやく消すために、安い投資と思います。

 

タイトルと小見出しは、太芯で書き、目立たせる。選択科目Ⅲには図を入れる。これらもおすすめです。採点基準の「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」に「コミュニケーション」があります。太字や図を上手に使うと、コミュニケーション項目で加点されるためです。

 

一方、迷信や、都市伝説になったテクニックもあります。集中力を高めるために、耳栓を持って行けというもの。これを信じて、私は、耳栓を試験会場に持っていきましたが、はっきりと「使用不可」と言われました。

また、選択科目Ⅱ-1や選択科目Ⅱ-2にも図を入れろという指導が。入れても構わないし、適切な図であれば加点も狙えますが、時間の制約が、より大きくなるというリスクが高まります。

 

図には、色鉛筆を使えと指導する参考書もありますが、これもあまり意味がないでしょう。実際、やってみて有効だったという合格者にあったことがありません。

 

皆さんは、自分に合ったテクニックをみつけて、受験に挑んでください。

二次試験(筆記)お疲れ様でした!口頭試験に向けて再現論文を作っておきましょう!

2017年07月18日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

二次試験(筆記試験)を昨日受験された方へ

お疲れ様でした!7月の暑い中、午前中の必須科目I(選択問題)への対応、午後の選択科目II
(1枚もの×2と2枚もの×1)、さらに選択科目III(3枚もの×1)大変だったですね。

必須科目I(選択問題)については、来週の月曜日(7月24日の早朝)に日本技術士会のホーム
ページに掲載されますので、ぜひ確認しましょう。20問から選択した15問だけではなく、
選択しなかった5問についても、自分の理解が正しいのかどうかをチェックするのは技術士
としての最低限のマナーとも言えます。

 

時間的には、午後の選択科目IIが一番厳しかったのではないでしょうか。600字詰めの原稿
用紙1枚に回答を記載するのにほぼ30分かかるので、4枚で2時間は時間的にギリギリだった
人も多かったのではないでしょうか? まだ再現論文を書いていない人は覚えているうちに
再現論文を仕上げましょう。

 

最後の課題IIIは、口頭試験に向けて再現論文を作成することが必須です。なぜなら口頭試験の
の時に、試験官からこの論文について聞かれる可能性があるのです。例えば、何か補足する
ことはありますか?とか、今ならこのように書いたとかありますか?とかです。つまり、
この課題IIIについての補足説明や修正をさせてもらえる可能性があるのですが、その時に
何も回答できないとそのチャンスを無駄にしないためにも論文の再現を頑張ってください。

 

通常は、これで終わりですが、二次試験の準備から受験までは濃密な期間だったのではない
でしょうか? これから受験する後輩のためにも、受験体験記をまとめておくのはいかがで
しょうか? 同時に、自分の勉強法は正しかったのか?改善の余地がないか?自信を持った
ところはどこか?このような自分の行動を振り返って、PDCAを回すことも技術士として
心がけるべきことではないでしょうか?

 

まあ、いずれにせよ。お疲れ様でした。これらに区切りをつけて、夏をエンジョイしましょう!

 

業務経歴票は技術士の人に見てもらいましょう

2018年03月24日 作成 / 執筆:技術屋NR講師

業務経歴票は、貴方が技術士としてふさわしいことをアピールする文書ですが、
プロジェクトやチームの紹介になってしまっていたりしていると、口頭試験で
「貴方は何をしたのか?」とか、いろいろ厳しい質問をされることになってしまいます。

実際、顧客へのプレゼン資料など作り慣れている私の後輩の業務経歴票の
「業務内容の詳細」を見せてもらいましたが、実に立派な「グループ紹介」資料に
なっていました。
「今まで納入してきた設備」、「グループとしての業務」しかイメージできず、
「本人」の姿が感じられない内容でした。
「技術士資格は、グループに与えられるのではなく、貴方に与えられるのだから、
貴方が課題に対してどんな工夫をし、どんな成果が出たのかを書かないとダメです」と
コメントをつけ、全面見直ししてもらったことがあります。

また、別の後輩は、業務経歴票の「業務内容の詳細」に、「トラブルシューティング」の
ことを書いていましたが、「トラブルを解決した」ところまでしか書かれていませんでした。
「トラブルを解決することは、技術士でなくてもすることで、技術士はそこから一歩踏み込んで、
この経験を踏まえて、どう再発防止をするかという応用能力を示す必要がありますね」と
コメントさせてもらいました。


二人とも、プレゼン資料や報告書を書き慣れていて、それぞれ、きっちりした資料でしたが、
「技術士としてふさわしいということをアピールする」という観点が抜けていました。


こういうことがありますので、業務経歴票は、部門や選択科目が違っても、技術士の人に
見てもらった方がよいと思います。

もし、周りに技術士の人がいなければ、機械部門、電気電子部門でなくても、
レビューさせて頂きますので、このサイトの「私のページ」からご連絡頂ければと存じます。

平成30年度の受験申込み案内はまだ公開されていませんが、平成29年度分は、
このサイトの「私のページ」のアップしていますので、ご参照下さい。

手書きの練習をしていますか?

2018年05月27日 作成 / 執筆:技術屋NR講師

筆記試験まであと2ヶ月を切りましたが、勉強は順調ですか?

知識を纏めたり、覚えたりするのにパソコンやスマホを使って
おられる方は多いと思います。
皆さんが、知識をまとめたり覚えたりするのは、皆さんが
やりやすい方法でやられたらいいと思いますが、覚えたことを
出力するので手書きですので、ぜひとも手書きの練習をして下さい。

以下のようなことを考えながら手書きの練習をしてもらうのが
よいと思います。

★手書きの速度を把握する
筆記試験Ⅱでは、2時間で600字詰原稿用紙4枚に回答する
必要があります。
書き始める前に考えを纏める時間がどれくらい取れるかは、
手書きの速度を把握しなければ分かりません。
皆さんの得意なテーマでよいので、原稿用紙1枚を書き上げる
のに必要な時間を測ってみて下さい。

★漢字を思い出す
普段、パソコンを使って仕事をしていると、手書きで文章を
書くときに簡単な漢字が書けないことがよくあります。
筆記試験の論文では、専門用語以外では、よく使う漢字と
いうのがあるのに気付きます。
ですから、テーマをあまり気にせずに、とにかく手書きの
練習をしていると、そのうち漢字も書けるようになってきます。

★筆記用具を決める
筆記試験Ⅱ・Ⅲ合わせて原稿用紙7枚4200文字を書く必要が
あります。
使いやすい、疲れにくい筆記用具を使うことが望ましいです。
持つところが太めで、柔らかい樹脂のものが使いやすいと
思います。
この時点で筆記用具を決めて、その筆記用具を使って手書きの
練習をするのがよいと思います。
消しゴムも、人によって使いものが違うと思いますので、
消しゴムもどれを使うか決めて、手書きの練習で使うように
したらよいと思います。
 

技術士ってどんな資格?

2019年01月21日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

技術士を目指す方々を応援する内容になればよいなと思い書いていきます。

○「技術士」は、産業経済、社会生活の科学技術に関するほぼ全ての分野(21の技術部門)をカバーし、先進的な活動から身近な生活にまで関わっています。
○「技術士」は、国によって科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者で、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家資格です。
○「技術士」は、「技術士法」により高い技術者倫理を備え、継続的な資質向上に努めることが責務となっています。

~技術士会HPより抜粋~

 

キーワードは、生活上関わりがある分野をカバーしていること。科学技術の応用面で最も権威ある国家資格であること。

倫理感を備え、かつ継続的に資質向上する努力をしなければいけません。

口頭試験でも聞かれる部分ですからしっかりと理解しておきましょう。

 

さて、資格には業務独占資格と名称独占資格というものがあります。

技術士は、名称独占資格に当たります。それぞれの意味を示します。

 

<業務独占資格>

「特定の業務に際して,特定の資格の免許,免状等を有する者だけが業務を行うことができ,

資格がなければその業務を行うことが禁止されている資格のこと」とされています。

医師や税理士,弁護士,一級建築士などが当てはまります。

すなわち、特定の業務はその資格を持っている人しかできないという資格になります。

 

<名称独占資格>

「資格がなくてもその業務に従事する事はできるが,資格取得者のみ特定の資格名称(肩書き)を名乗ることができ,

資格を所有していない者が法律に定める特定の名称を名乗ることができない資格」とされています。

技術士は名称独占資格ですから、技術士という名称を独占できるというだけで,業務内容に関しては誰が行ってもいいのです。

 

しかし、誰が行ってもよい業務であったとしても、技術力が高い、応用力が高い人に業務を請け負って欲しいですよね?

技術士は国から技術力が高いですよと認められた人が保有できる資格です。

当然、社内外の方々と仕事をする際に多くのメリットがあるとともに責任も重くなります。

資格が持つ責任についてもしっかりと考えてみて下さい。

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