2025年04月 月間アクセスランキング

技術士の論文添削のさらに基礎!日本語の書き方は大丈夫?

2017年09月25日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

日本人なら誰でも、あまり考えることなく日本語の文章を書けてしまいます。しゃべることに関しても同様で、内容の深さや、意味の伝わりやすさなどを無視することが許されるならば、誰でも日本語で話せます。しかし、技術士試験の論文や面接で、意味の通らない日本語を使っていては試験に通ることはできないでしょう。ここでは日本語の作文でよく失敗してしまいがちなポイントや、日本語をよりわかりやすくするためのコツを紹介します。

ここでは日本語で作文するときに知っておきたい3点を紹介します。
 

  1. 語尾を繰り返さない
  2. 体言止めは多用しない
  3. テンプレート思考に注意する


まず、1つ目の「語尾を繰り返さない」について説明します。読みづらい日本語の文章では「〜と思います。〜だと思います」と同じ文末が繰り返されています。特に「〜思います」は記述している内容に自信や根拠がない場合に多用されがちです。「思います」だけでなく他の言葉でも「〜です。〜です。〜です」と説明文などは特に、文末を繰り返しやすいので注意しましょう。

2つ目に「体言止めは多用しない」です。この点は普段から新聞を読んでいる人ほど、注意しておきましょう。新聞は原稿の文字数が厳しく制限されているうえに、臨時のニュースが入ると、1面の内容を組み替えることもあります。そのため、文字数を削ろうと体言止めが頻繁に使われます。たとえば「曇った天気。明日は晴れ模様。折りたたみ傘は必携」のような単調な文章になりやすいので、体言止めはあまり使用しない方がいいでしょう。

3つ目に「テンプレート思考に注意する」です。英語では動詞と前置詞などのセットをコロケーションといい、組み合わせが決まっています。日本語の場合は英語ほど厳格な文法のルールはありません。ですが、無意識のうちにセットで使っている言葉はたくさんあります。たとえば「風がピューピュー吹いている」「複雑な表情をした」のような決まり文句のような表現が使われますが、実際の描写を省略して手抜きの日本語になりがちです。実際に風はどのように吹いていたか、対象の表情はどんなものだったのかをごまかしているとも言えます。日本語のテンプレートに頼りすぎると、事実に忠実な表現ができなくなるので気をつけましょう。

日本語で作文するときに間違えてしまいがちなポイントや、それらを修復するコツを確認しました。技術士論文や技術士面接で使う日本語にも役立つものもありますから、日本語の使い方に気を配ってみましょう。

メリル・ダグラスの時間管理表で技術士試験を乗り越えよう

2017年09月27日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

時間管理について研究したアメリカのメリル・E・ダグラスは、時間を管理するためには、時間の使い方について考える必要があるといっています。つまり、ほとんどの人が時間を管理することが大切だと思いながらも、実際に時間を使うための計画を立てられていないというのです。自分の過去の行動を振り返ってみると、どうでしょうか?

毎日の勉強に追われるように過ごして、時間の使い方を計画するほどの余裕を持てなかったのではないでしょうか。そこで、まずは時間の使い方を考えるための予定を作ることからはじめてみましょう。

メリル・E・ダグラスの提案する時間の使い方は、とても細かく、1週間、1日、と時間を何に消費するか計画します。ですが、はじめての時間計画を作るときに、こだわりすぎてしまうとなかなかうまくいきません。おそらく、ほとんどの人が、計画をたてただけで疲れてしまい、実行するまでたどり着けないでしょう。

そこで、実践してみてほしい方法が、時間を何に使ったか記録することです。15分単位で記録していくと、1日の終わりに振り返りがしやすいのでおすすめです。ただし、1時間から2時間おきにこまめに行動を記録した方がいいです。なぜなら、1日の終わりにまとめて記録しようとすると、いくつかの行動を思い出すのに時間がかかりすぎてしまったり、忘れてしまったりします。とくに細かい用事がたくさん入った日には、1日を振り返って思い出すことがほとんど不可能です。ですので、できればこまめに記録しましょう。そして、毎日、記録を終えたあとに反省と翌日への決心を書いておくと、時間管理が得意になってきます。どんなことに時間を使い、どのように改善するべきか工夫するために、まずは記録することからはじめてみましょう。

技術士試験の勉強仲間を作って先延ばしグセを克服しよう

2017年10月28日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

「技術士試験の勉強に取り組まなくてはいけない。だけど、どうしても先延ばしにしてしまう」と苦しんでいませんか?

先延ばしの習慣がひとりで改善できない場合は、技術士試験の勉強の仲間を作ってみましょう。先延ばしがいかに困ったものであるかは、前回も紹介したとおりです。「成功体験を積むことが大切!!技術士試験合格へ向けて先延ばしを防ぐ」で紹介したとおり、取り組むべき仕事を徳利組まないで置くと、勉強の質は下がり、技術士試験当日に向けて精神的な負担も大きくなります。そこで、先延ばしを克服することが大切になってくるわけですが、今回は「仲間を作ることで先延ばしを防ぐ」という方法を紹介します。「仲間作り」には、2種類の方法がありますから、1つずつ確認していきましょう。

1つ目の方法は、言葉通り、技術士試験合格に向けて、一緒に勉強するチームを作ることです。ただし、ネガティブな気持ちを共有するグループでは、ストレスのはけ口にはなるかもしれませんが、先延ばしグセの改善にはつながりません。「勉強がつらい」などのマイナスな感情を共有するのではなく、「合格を目指してがんばろう」「あの人が順調に勉強できてるなら、自分にもできるはずだ」と感化されるようなグループが理想的です。

もう1つの方法は、目標となる映画や書籍から刺激を受けることです。仲間から良い刺激を受けることと同様に、創作の物語に出てくる人物や歴史上の人物からも影響を受けることができます。なぜかというと、気持ちはとても伝染しやすく、自分と重ね合わせやすい対象ほど、気持ちは伝染しやすいです。たとえば、仕事の環境が似ている技術士試験合格者の体験談を参考にすると、試験勉強に向けてモチベーションがアップしやすく、オススメです。

調子に乗って総合技術監理部門にもチャレンジしよう!

2017年11月03日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

10月31日に2次試験(筆記試験)の合格者が発表されましたね。

 

結果がABの人は、口頭試験の準備を入念に進めましょう。

 

結果がAAの人も、口頭試験の準備は進める必要がありますが、もう一つ欲張りませんか?
2年連続2部門に受験して、ストレートで合格しようと思ったら、スタートダッシュが
重要です。本格的な勉強は年明けになるにしても、総合技術監理部門の受験の決心を固めましょう。

 

筆記試験がAAの人は、それまでも入念に準備されて実力を有する方だと思います。作成した
技術ノートを見返したり、口頭試験の想定質問をリストアップしたり、それへの回答案を
作成したり、模擬面談をしたり、それだけでもう一杯いっぱいだと思います。

でも、面接は試験官からの質問に対して、結論+理由+補足の三段論法で回答するように
して、3義務2責務をしっかりと覚えていれば、AAの人はほぼ大丈夫!

 

ちょっと時間の空いている時に、本屋に行くか、アマゾンをアクセスして、総合技術監理の
対策本を2−3冊購入して11月中に読んでおきましょう。できれば、年内に総合技術監理部門
チャレンジのための作戦を立てましょう。

そのあとは、口頭試験の準備に集中して、それが終わったらちょっと休憩しましょう。

 

でも、ずっと休憩するのではなく、あらかじめ準備した総合技術監理部門へのチャレンジの
戦略に沿って、準備を始めましょう。日本技術士会では従来青本と呼ばれる総合技術監理部門
を目指す方のための教本を発行していましたが、内容が古くなり、かつ在庫もなくなったと
いうことで販売終了しています。

それでも、やはり青本は基本のバイブルです。青本をやはりしっかりマスターした上で、
最新の情報をネットや参考図書で集めて、その内容を理解しようとすると、やはり年末年始
あたりからスタートするのがオススメです。

 

口頭試験が終わってから、総合技術監理部門にチャレンジしようとしても、作戦を立てている
うちに年度末になって、結局は受験申込書を作成する段階から勉強を開始することになる。
でも、総合技術監理部門への理解が浅いので、十分にこなれた申込書(特に小論文)を書く
ことができず、トライしても、残念という結果になりかねない。

総合技術監理部門の勉強は後で良いので、その学習の戦略を年内目標に立てましょう!

 

そんなことをする人はきっと少ないでしょう。でも、だからこそ他の受験者よりも一歩先行
することで、受験というマラソンのスタート時期にはもうトップスピードで駆け抜くことが
できるのです。

 

ぜひ、口頭試験の記述がAAの人は、欲張って、現在の試験だけでなく、総合技術監理部門を
含めてダブルタイトルホルダーにストレートで勝ち取ってください。

以上

口頭試験 当日の流れです

2017年11月06日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

(以下は例年の状況であって、今年は違う形式かもしれませんのでご注意願います。)

 

試験会場は多くの受験者は渋谷フォーラムエイトです。

フォーラムエイトの建物の中に入ると手前と奥にエレベーターが見えます。(他のイベントと重なると人だらけで混乱します)

どちらでも良いのでエレベーターに乗り、7階で降りてください。(たしか11階以上に行きたい場合はどちらかに乗らなくてはいけません)

降りるとおそらく、エレベーターの前に女性が立っていると思います。

「技術士試験の方ですか?受付はこちらです」

と声をかけてくれ、受付に案内してくれます。

受付は廊下の一角にテーブルが置いてあり、そこに女性が2人座っています。

「合格通知書を見せてください」

と言われるので差し出すと、受験番号を確認し、会場案内図(注意事項も記載)に自分の試験室や試験時間、控え室が書いてあるシール(受験生一人ひとり内容が違うのでシールで対応)を貼って渡してくれます。

そして、控え室のある6階のオリオンホールへ行くように指示されます。(控え室待機は強制ではありません。一旦外に出て時間をつぶしてもOKです)

試験開始時刻5分前までに、試験室前のイスで待機します。

前の受験者がいれば、この頃に試験室から退出してきます。

(前の受験者がいなければ突然でびっくりしますが)予定時間がくると試験室のドアが開き、試験官が「○○さんですか?どうぞお入りください」と言われます。

ドアを開け入室すると、奥のほうにテーブルがあり、そこに試験官が2~3名座っています。(ドアを開けて声をかけてくれた試験官はイスに戻っているところかと思います)

テーブルの2~3m前にはイスが2つ置かれ、1つは自分が座るもの、もう一つは荷物を置く用であり、90度横向きに置かれています。

イスのほうに向かい横に立つと、試験官から「荷物を横のイスに置いてください。受験番号と名前をお願いします」と言われるので

「受験番号○○の○○です。よろしくお願いします」と答え一礼すると、試験官が「お座りください」と言いますので、「失礼します」と言って着席します。

そして運命の口頭試験が始まります。(試験室内は時計、ホワイトボードの有無が様々です。)

 

終了時間がくると(試験官が満足または不合格の見切りをつけると)

「それでは以上で終わります。お疲れ様でした」と言うので

立ち上がり「ありがとうございました」と言って一礼。

荷物を持ってドアに向かい「失礼しました。」でドアを開け退出時に一礼してドアを閉めます。これで自由です。

試験室前には次の受験生がいるかもしれません。

会釈なり軽く声を掛けるのもOKかと思います。

こうして長い時間を費やした試験は一瞬にして終わります。

【技術士試験のための睡眠入門】睡眠不足の対処法

2017年12月11日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

十分に眠る時間がなくて睡眠不足になっていませんか?いつもの仕事だけでも忙しいのに、技術士試験にむけて勉強までしていたら、とても睡眠時間は足りませんよね。

睡眠不足で悩んでいる人の解決策は簡単です。それは、睡眠時間を増やすこと。「忙しくてこれ以上、睡眠時間をつくれないから困っているんです」という人もいるでしょう。その場合は、日常生活の不要なものを削ることからはじめてみましょう。

私たちの生活は、細かく観察すると細かい不要な時間がたくさんはさまっています。余暇の時間は心とからだにゆとりを持たせるためには大切ですが、ムダに時間をつかっているという人がほとんどです。過剰なSNSの利用、気づけば起動しているスマホゲーム、「付き合いだから」と理由をつけて飲み会でぐだぐだする。

勉強しすぎた脳をリフレッシュするために休憩をはさむのはかまいませんが、技術士試験の合格にむけてがんばっているのですから、時間は有効に活用したいものです。「この時間は本当に必要なのか?」と自分に問いかけながら、不要な時間はカットしていきましょう。

必要ない時間を減らそうとするけれど、どうしてもうまくいかないということもあるはずです。とくにSNSやスマホゲームなど、日常にあるのが当たり前になってしまっているものを取り除くことは難しいです。そこで、やめることToDoリストを活用してみましょう。技術士試験に集中するために削るべき項目を紙に書き出していきます。たとえば、「Twitterは1日5回までしか起動しない」といった具体的な数字も入れてToDoリストを作ってみましょう。

ムダな時間を少しずつ削って、貴重な睡眠時間を増やしていきましょう。そうすれば、睡眠不足の症状を改善することができます。
 

第二次試験受験を決めたら、まずやること(第2回:選択科目の決定)

2018年01月08日 作成 / 執筆:技術屋NR講師

第1回で業務の棚卸のことをお話しさせていただきましたが、この正月休みに実施できましたか。

「業務内容の詳細」に書くテーマは決まりましたか。

その「業務内容の詳細」に書くことが、口答試験における「選択科目に関する専門知識、
応用能力、課題解決能力」について説明するテーマになります。

つまり、「選択科目」は、筆記試験で得点を取りやすい科目を選択するのではなく、
「業務内容の詳細」で書く内容の科目ということになります。

例えば、機械部門において、大学で材料力学の研究室にいたので材料力学が得点を取りやすいと
思っても、実際の業務で材料力学について応用能力、課題解決能力を
発揮したと言えるものがないと、口答試験で、「科目不一致」ということになり合格は困難になります。

例えば、機械部門で、「機械設計」も「材料力学」もどちらも応用能力、課題解決能力が
あることを示せるような業務がある場合に、初めて、どちらの科目が得点を取りやすそうか
過去問を見て考えるということになると思います。

皆さんが応用能力、課題解決能力が発揮できた科目がどの科目に当たるかは、なかなか
分かりにくいことがありますので、日本技術士会のWebサイトにある
技術士第二次試験の科目」を確認して下さい。


「業務の棚卸」の結果から、「選択科目の決定」という次のステップに進みましょう。

2019年度からの試験制度変更では、「選択科目」の統合のある科目があり、
試験範囲が広くなる場合がありますので、ぜひとも2018年度に合格を勝ち取りましょう。
 

技術士試験対策の記憶術 眠りながら記憶するには適切な休息時間が必要

2018年03月10日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

「必死になって勉強したのに、翌日になったら記憶がすべて消えていた」なんて悔しい思いをするのはイヤですよね? 記憶が脳に定着するには、適切な休息時間が必要ということが、研究によって明らかになりつつあります。

 カナダ・モントリオールにあるマギル大学のシルベイン・ウィリアムズ博士たちによる研究によって、眠っているあいだの脳の活動と記憶に関する秘密が部分的に明らかになりました。眠っている特定の時間に邪魔をされると、記憶が定着しづらくなるということです。

 睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠というものがあります。簡単な区別の仕方として、ノンレム睡眠は深い眠り、レム睡眠は浅い眠りと覚えておきましょう。睡眠のあいだに何かしらの活動があり、脳に記憶が残るというのが定説ですが、複雑な仕組みを明らかにはしきれていません。そこで、ウィリアムズ博士の研究では、マウスをつかった研究でレム睡眠のあいだだけ邪魔をするというテストを行いました。結果は、レム睡眠を妨害されたラットの記憶はまったく定着しないというものでした。つまり、レム睡眠が記憶の定着に大きな関係をもっているということが証明された実験ということです。

 人の場合に置き換えてみましょう。1日の睡眠で、レム睡眠とノンレム睡眠は交互に行われます。複数回の交代があるため、極端に短い睡眠時間では、適切な回数のノンレム・レム睡眠が行われないということです。適切な睡眠時間というのは、個人差があるという意見が多く、3時間で十分な人もいれば、10時間必要な人もいるとされます。

 眠らずに勉強に取り組もうという熱い気持ちは大切ですが、きちんと睡眠をとることが記憶定着には必要であることも覚えておきましょう。効果的な睡眠が、学習効率を上げていきます。
 

総監の人的資源管理は難化傾向

2018年04月07日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

総合技術監理部門の択一問題は全部で40問あり、これが経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理の5つの管理に均等に割り振られ、一管理分野あたり8問出題されます。

 

このうち人的資源管理が、いわゆる青本でのページ数、キーワード数とも最少であり、覚えるべきことが少ないため、従来は、最も点数が取りやすい分野でした。

 

しかしながら、平成29年度試験の人的資源管理の問題8問をみるかぎり、難化傾向が認められます。

 

その原因のひとつに、労働関係法規が頻繁に法改正が行われ、それらが問題文に反映されているためと言えます。

このため、単に過去問を繰り返しているだけでは、思わぬ取りこぼしをしてしまうことになります。

 

例えば、平成27年度試験では、労働基準法や育児・介護休業法に基づく問題において、「会社は、男女にかかわらず子供が1歳に達するまで休業できる育児休業制度を設けなければならない。」として、出題当時には、適切な選択肢が出題されています。

 

これは、平成29年10月1日に、「原則1歳までである育児休業を6ヵ月延長しても保育園に入れない場合に限り、更に6ヵ月(2歳まで)の再延長ができる」ことになったため、仮に現時点で同じ文章が出題されると、不適切な選択肢となります。

 

平成29年度試験でも、問10や問14や問15で、時事的な選択肢が含まれているため、全体として難しい分野となっています。

そこで、人的資源管理の8問では、法改正や統計情報に変化がないか、気に留めて対策し、取りこぼしを防いでください。

技術士試験の対策に速読術を活用しよう

2018年04月30日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

速読と聞いて怪しいものだと決めつけていませんか? たしかに速読はまゆつばな部分もある技術です。しかし、情報を効率的に集めるための方法として覚えておく分に、損はありません。

速読で有名な方法といえば「BTRメソッド」です。ユーキャンの講座にもなっているので、信頼が置けます。詳しい速読のトレーニング方法は『速読らくらくエクササイズ』や『速効マスターらくらく速読ナビ』などで紹介されているので、興味をもったら読んでみてください。トレーニング方法は大きく分けて3種類分けられます。

1つ目は「目を鍛えるトレーニング」です。速読は、眼球を適切に動かすことが求められます。素早く文字を認識できるだけの動きをするためには、練習が必要です。数字や文字を見分けるための眼球トレーニングや、左から右へ、右から左へなど、文章の書式ごとのトレーニングもあります。

2つ目は「脳を磨くトレーニング」です。複雑な情報を素早く処理できるようになるには、情報処理能力を鍛えることが求められます。ランダムな単語の組み合わせを記憶して書き出す「イメージ記憶」や文字から得た情報をもとに頭のなかでイメージする「スピードボード」など、情報処理のトレーニングはとても実践的です。

そして最後に「倍速読書トレーニング」で、読書スピードを計測してきます。

速読と聞くと、超能力のようなものをイメージしてしまうかもしれません。ですが、地道なトレーニングで情報を処理するのピードは上がってきます。技術士試験の勉強を効率的に進めるために、速読の考え方も覚えておきましょう。

明日7月23日の早朝に択一問題の正解が発表されます。

2018年07月22日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

先週の技術士二次試験(筆記)にチャレンジした方へ

 

先週の月曜日はお疲れ様でした。外は暑くて、でも教室内は冷房が効いていて、温度調整が大変でしたね。私はあまりに会場が寒いので、係りの人に「温度調整はできますか?」と質問したら、調整してくれて助かりました。

 

試験も終わってホッとしている方、リラックスしている方も多いかと思います。

 

しかし、二次試験は筆記試験で終わりではありません。そう!12月に口頭試験があります。そして、これにチャレンジできる人は筆記試験に合格した人です。筆記試験に合格したかどうかは10月30日に日本技術士会のホームページで発表されます。

 

しかし、この筆記試験に合格したかどうかは、択一問題が第一ハードルです。だって、この択一問題で60%を正解していなければ、記述問題は採点さえしてくれない=不合格なのです。なので、明日の早朝(多分6時から7時)には択一問題の正解が同じく日本技術士会のHPに掲載されるので、まずはこれをチェックしましょう。

 

そして、もし、残念ながら合格ラインに達していなければ、謙虚に反省して、来年の受験に気持ちを切り替えましょう。一方、合格ラインに達していたら、やるべきことは記述問題の再現です。すでに再現論文を書き終えていれば問題ないですが、もしまだならすぐに着手しましょう。時間を置けば置くほど記憶は消滅します。私なんかビールを飲んで一晩寝たらほぼ消滅(笑)。

 

いずれにせよ、筆記試験の発表がある10月末までは、技術士試験のことは一旦忘れて、心身のリフレッシュを図りましょう。健康な精神は健康な肉体に宿ります。炎天下での
運動は慎重にするべきですが、涼しいところで散歩したり、ゴルフの練習にでも行ってストレス解消を図ったり、今までサボっていた家族サービスに頑張りましょう。

 

10月末になると合格発表が気になります。私の場合は、口頭試験に向けて、Q&AのQ出しだけを10月中旬ぐらいから始めて、合格を確認したら、一気にAを考えるように
しました。

 

この辺りは、また10月になったらコメントしたいと思います。

 

まずは明日のチェックを忘れずに。

 

以上

 

技術士の部門紹介:機械部門

2018年07月24日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士試験を受験しようと考えている人にとっては常識であっても、初めて受験をするような人にとっては馴染みの薄い技術部門というものがあります。

技術部門は20からなる多くの専門分野が細かく分かれています。

その技術部門の中でもさらに専門分野別に分かれており、技術士と一口に言っても様々なバックグラウンドを持った人が多く在籍するのが技術士の集合体である技術士会であると言えます。

そんな技術部門を一つずつ紹介していこうというものが今回からの企画です。

是非技術士を受験しようと考えている若い方にも読んでいただきたいと思います。

 

技術士 機械部門の概要

技術士の機械部門は主に機械設計を行う人向けの技術士資格と言えます。

受験時の専門科目も機械設計や材料力学、熱工学、流体力学など大学の機械工学を専攻している人であれば必ず習得するような内容のものが多く含まれています。

また、その一方でロボットやファクトリーオートメーションなどの機械分野と電気分野の複合分野である制御系の専門科目も選択できるようになっております。

 

技術士 機械部門取得後の活躍

技術士の機械部門は機械設計を行う仕事や研究開発などに技術士を活かすことができます。一例としては自動車メーカや工場で稼働する産業機器メーカ、ロボットを扱うメーカなどで開発、設計職として技術士の機械部門を活用することが可能です。

 

技術士 機械部門の問題点

技術士全般に言えることではありますが、機械の設計は、設計ミスなどが事故につながる重要な職種でもあるにかかわらず、設計職に従事するための公的な資格が存在しません。技術士は設計、開発を行う資格ではあるのですが、法的に設計職に必要な資格ということではないため、取得していない人も多くいます。

機械の設計に関わるための必須資格ではないことで、技術士機械部門の知名度も大きくないことが一番の課題です。

しかし、その試験内容の専門性の高さと、実務経験の証明にもなるため、昇進や転職時のインパクトとなるのではないかと思います。

一次試験の適性科目に取り組む

2018年09月01日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

この文章は、もちろん一次試験の受験生に対して書いています。

同時に、二次試験の筆記試験を受けたあと、口頭試験をむかえる受験生に対しても書いています。

そればかりか、総合技術監理部門の受験生に対しても書いています。

 

適性科目は、技術士試験において、二次試験の口頭試験でも、総監の試験でも、共通して問われる内容になっています。

たとえば、適性科目では、毎年、技術士法の第4章の「技術士の義務」から、いわゆる「3義務2責務」に関する出題がなされます。

 

つまり、
・第44条の「信用失墜行為の禁止」
・第45条の「秘密保持義務」
・第45条の2の「公益確保の責務」
・第46条の「名称表示の場合の義務」
・第47条の2の「資質向上の責務」
について、問われます。

 

そして、この3義務2責務は、二次試験の口頭試験で問われる項目でもあります。
たとえば、つぎのような質問が、採点官からされます。

 

Q.技術士の3義務2責務を言ってください。


Q.信用失墜行為とは、たとえばどのような行為ですか。


Q.秘密保持義務違反をした場合、どのような罰則がありますか。


Q.公益確保の「公益」とは何ですか。


Q.資質向上にかかわるCPDについて説明してください。

 

これらの問いかけは、適性科目の過去問をよく見直しておくと、難なく答えられます。

 

また、総監の試験では、適性科目で取り扱われる「品質・コスト・納期」「労働関連法」「情報セキュリティ」「データ改ざん」「製造物責任法」「知的財産法」「国際規格」「リスクマネジメント」「技術関係の時事問題」のすべてが関連します。

 

ですから、一次試験の受験生は、適性科目を丁寧に勉強してください。


また、口頭試験や総監試験の受験生は、いまいちど過去の適性試験を見直してみてください。

技術士一次試験が10月7日に開催されます。

2018年09月07日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

技術士二次試験にチャレンジしている皆様にとっては、今は一息つける時期ではないでしょうか?

 

しかし、技術士一次試験にトライしようとしている人は、10月7日の筆記試験に向けて、まさに追い上げの時期でしょう。
一次試験の特徴は範囲の広さにあります。また、問題も基礎科目と、適性科目と、専門科目から構成される。基礎科目は
6つの分野から6問が出題され、それぞれの分野の3つに回答する必要がある。適正科目は15問。そして、専門科目は、
35問から25問を選択して、回答する。

 

合否判定は、それぞれの科目で50%以上の正解率だ。過去の問題も平成16年度から平成29年度までの14年分の問題と
正解が掲載されている。過去問題をしっかりと勉強すれば大丈夫だ。

 

自分は電気通信が専門だ。物理は得意だが、化学は苦手だ。しかし、基礎科目の4群は材料・化学・バイオに関するもの
で全くわからない。仕方ないので、当時大学受験生だった息子に聞くと、「パパ、これは基本問題だよ」と笑って答えて
くれない。悔しいので、必死に勉強した。確かに、基本問題だった(涙)。

 

苦手意識を持つジャンルもあるかもしれない。でも、試験問題は出題者が考えて必ず答えのある問題だ。答えのない問題
を考える技術士にとっては、この程度のハードルは簡単にクリアしないといけないのかもしれない。でも、当事者にとっては
大変だ。

 

一次試験にトライしている人はぜひ頑張って欲しい。また、二次試験にトライしている人は、今は筆記試験が終わり、かつ
その合格発表が10月末なので、空白期間かもしれないが、こんな時こそ将来に向けての準備や布石を打つべき時期だろう。

 

台風や地震で大変な状況にある人もそうでない人もそれぞれの立場でぜひ最善を尽くして欲しいと思います。

以上

 

総合技術監理部門の口頭試験について

2018年10月31日 作成 / 執筆:タートル講師

10月30日に技術士第二次試験の筆記試験合格発表がありました。

来年度から試験制度が変更されます。筆記試験に合格された方は、今年度の試験で確実に技術士資格を取得できるよう、

口頭試験対策を怠りなく進めてください。

 

さて、今回は総合技術監理部門の口頭試験に関して、留意すべき事項を述べたいと思います。

 

総合技術監理部門の試験内容は、必須科目と選択科目に大別されます。ここでは既に建設部門や機械部門等の技術士資格を

有している方が総合技術監理部門を受験されたと想定して、必須科目のみについて記します。

 

総合技術監理部門(必須科目)の口頭試験試問事項は、文部科学省の「平成30年度技術士試験合否決定基準」に明示されています。

以下の通りです。

『総合技術監理部門の必須科目に関する技術士として必要な専門知識及び応用能力』

 

つまり「総合技術監理部門(建設-○○科目)」の口頭試験で問われるのは、総合技術監理部門に関する専門知識や応用能力です。

建設部門の○○科目の専門知識や応用能力は問われません。

 

この点を失念して、○○科目の視点で質問に答えてしまってはダメです。

特に受験申込時に提出した「業務内容の詳細」を、○○科目の視点で記述してしまった方は要注意です。試験官は「総合技術監理を

理解していない」と判断して、厳しい質問となる可能性があります。「業務内容の詳細」に記述したことは「なかったこと」にして、

口頭で改めて5つの管理の視点で業務の内容を説明する、というくらいの気持ちで挑みましょう。

 

総合技術監理部門(必須科目)の口頭試験は、あくまでも総合技術監理部門に関する専門知識や応用能力が試問されるということを

強く意識して、口頭試験対策を進めてください。

 

 

*口頭試験対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

 

口頭試験で詳細論文について聞かれること

2018年11月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

口頭試験ではあなたが技術士に相応しいかどうかが試されます。今年はとくに「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」が探られるはずです。

 

文部科学省の技術士分科会で、コンピテンシーについて多くの議論をしてきたからです。

 

技術士コンピテンシーとは、つぎの8つです。

 

1.専門的学識
2.問題解決
3.マネジメント
4.評価
5.コミュニケーション
6.リーダーシップ
7.技術者倫理
8.継続研さん

 

具体的には、つぎのような質問で探られる可能性があります。

 

1.詳細論文で示された解決法は、どの技術を応用しましたか?


2.この業務で、問題発生要因と制約要因をどのように抽出し、分析しましたか?


3.この業務をするのに時間があまりなかったと思いますが、どのように対応しましたか?


4.あなたの提案を行ったときの波及効果とリスクを、当時、どのように考えていましたか?


5.この提案をアジア圏で実施するときは、どのようなことに留意しなければいけませんか?


6.専門的知識を持っていない者が部下についたとき、この詳細論文の下から5行目をわかりやすく3分で説明してください。


7.本技術に関する関係法令を教えてください。


8.この1年で獲得したCPDポイントはいくらですか?

 

以前のような「『3義務2責務』を言ってください」のような簡単な質問が少なくなってきています。

 

変化球の質問にも、慌てず回答できるように、準備をしてください。


詳細論文720字が、話の中心です。
しかし、ここ2、3年では、「5つの業務経歴のうち2つ目について、5分間で説明してください」という質問も増えてきています。

 

この傾向にも、注意しておきましょう。

口頭試験での頻出質問

2018年11月04日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

口頭試験で、定番の質問があります。例えば、つぎのようなものです。

・受験の動機は何ですか?


・合格したあとの抱負を教えてください。


・この業務でのあなたの創意工夫を教えてください。


・この業務で苦労した点は何ですか?


・この業務は何人でやりましたか?


・この解決法はどうやって思いつきましたか?


・この業務を今やるとしたら、どのような解決法を採りますか?


・学会発表はしていますか?


・特許は取られましたか?


・いままでの失敗とその原因を教えてください。


・技術者倫理はなぜ必要ですか?


・3義務2責務のうち、あなたがもっとも重要だと思うものは何ですか?


・もっとも大切にしている倫理項目は何ですか?


・公益の確保とはどのようなことですか?


・技術士法の罰則について説明してください。


・技術士にとっての説明責任はどのようなものですか?


・技術士とはどのような者を指すか、技術士法に基づいてお答えください。


・APECエンジニアとは何ですか?


・IPEA国際エンジニアとは何ですか?


・技術士と同様の海外の資格は何ですか?


・CPDとは何ですか?


・選択科目Ⅲについて補足説明はありますか?


・他の資格は何か持っていますか?

 

これらについて、試験官が好む回答をあらかじめ準備しておきましょう。


例えば、「受験動機は何ですか?」に対して、「自分の実力を試そうと思いました」はあまり良くない印象を与えてしまいます。
技術士資格を付与する必要性を感じないためです。

 

「技術士としてより責任のある業務を担当し、社会の発展に寄与するエンジニアとなりたいからです」と答えたほうが、好印象になります。

 

口頭試験模試、想定問答の添削指導などを活用して、十分な準備をしておくほうが安全です。

総監の口頭試験で問われること

2018年11月23日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

総合技術監理部門の口頭試験では、当然に、5つの管理技術を使いこなすスキルが問われます。そして、このこと以上に、総合技術監理部門以外の技術士に求められてきた専門的な技術力が問われていないことを意識することが大切です。

 

総合技術監理部門の口頭試験では、事前に準備した想定問が問われることはほとんどありません。あたかも、四方から飛んでくるボールを必死で打ち返していくうちに、17、8分の質疑応答が終了します。

 

たとえば、つぎのような質問がなされます。

 

・あなたの部署の男女比はいくらですか。そうですか、男性がほとんどなんですね。それでは、男女比が3:7になった場合、総監技術士としてどのように対応しますか。

 

これは、経済性管理や人的資源管理の視点から回答するとよいでしょう。
女性の場合、結婚や出産・育児といったライフステージの大きな転換期で、労働時間が大きく変わることが想定されます。このリスクをいかに低く抑えるかが、腕の見せ所になります。

 

想定問が的中することは少なくとも、類似の質問である可能性は十分にあります。

 

たとえば、上記の質問の応用形として、次のような質問がされたとき、あなたは答えることができるでしょう。

 

・あなたの部署の平均年齢はいくらですか。そうですか、40代が大半ですね。それでは、再雇用の方が7、8割の部署を管理監督する立場になられたら、どのように対応しますか。

 

これも、経済性管理や人的資源管理の視点から回答しやすいでしょう。

あわせて、高齢者の安全と健康に着目すれば、安全管理の面からも回答できます。

 

「5つの管理技術を使いこなすスキルを試されている」ことを念頭に、対策してください。

5つの業務経歴が狙われる

2018年12月01日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

口頭試験で、「5つの業務経歴のうち○番目について質問します」というパターンが増えてきています。

 

一般的には、720字の業務詳細を中心に質問されます。
しかし、業務詳細に取り上げなかった残りの4つも問われる可能性があるため警戒しておくと良いでしょう。

 

質問の形式はつぎのとおりです。
(1)○番目について、簡潔に(2、3分で)説明してください。
(2)○番目について、課題や問題点、解決策について説明してください。
(3)○番目について、どのような点が技術士に相応しかったですか。

 

いずれの場合にも、
①どのような業務であったか、
②どのような成果が求められていたか、
③課題と問題点はなにであったか、
④どのように思考して解決策を見出したか、
⑤結果としてどのような成果が得られたか、の5点を、ズバッと答えるようにします。

 

基本的には、詳細論文について、5分で説明する練習と同じです。

 

③について、「課題」とは、目標を達成するためになすべきことです。
わかりにくければ、課題=目標と考えてもよいでしょう。

 

問題点は、課題達成を困難にしている技術的な難所です。


技術的障壁、原因、真の原因(真因)、本質的な問題、ボトルネック、「壁」とさまざまな表現がされています。

ここを的確に見抜けるのが技術士です。

 

④について、技術者らしい思考力を表現するには、「着眼点」や「着目し、」といった単語やフレーズを使うとうまくいく場合があります。
(例)「わたしは、○○の技術が応用できることに着目し、××」のようにです。

 

口頭試験までもう少し。頑張ってください。

口頭試験:想定質問集(その1)

2019年01月16日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

こんにちは。

既に口頭試験を受験した方も居られるでしょうが、これから受験するという方もいるのではないでしょうか。

最終確認という意味で、口頭試験の想定問題(業務、社内に関わる問題)を集めてみました。ぜひご覧ください。

1. 業務経歴を1~2分で説明してください。

2. 業務内容の詳細について、あなたの立場と役割、課題・解決法・成果について3分程度で説明してください。

3. 現在の業務の技術部門と立場、役割は?

4. 業務で失敗したことはありますか?

5. 現在の業務で技術士としてふさわしい点はどこですか?

6. 業務内容の詳細に書かれている業務以外で、技術士としてふさわしい点はありますか?

7. 筆記試験の選択問題Ⅲで補足したい事項はありますか?

8. 選択問題Ⅲのもう一つの問題はどのような問題でしたか?

9. 受験動機はなんですか?

10. 技術士試験の目的は何ですか?

11. 社内では技術士はどのように評価されていますか?

12. 社内でどのように技術士を活かせれますか?

13. 技術士となった後はどのようなことをしたいですか?

14. 後輩への指導はどのように行っていますか?

15. 技術士会へ入会する予定ですか?

いかがでしょうか?まずは、受験申請した際に記入した業務内容の詳細からいくつか質問が来ます。完璧に説明できるだけでなく、何が技術士としてふさわしいのかという点に着目して説明できるようになってください。また、それ以外の業務を聞かれる可能性もありますので用意しておいてください。

さらに受験動機などの一般的な問いや社内外での技術士としての役割も聞かれます。再度、ご自身の社内の方との関わり方、社外の方との関わり方を整理してみて下さい。

その2では、技術士法や倫理に関する想定質問をまとめてみますので、そちらもご覧ください。

業務経歴票で差がつくポイント

2019年01月20日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

業務経歴票を作り込む利点は、2つあります。

1つ目は、口頭試験がスムーズに進むことです。

なぜなら、口頭試験では、試験官の手もとに業務経歴票があり、それを参照しながら、質問がなされるためです。

当然に、出来のよいの業務経歴票の場合にはやさしい試問となり、出来の悪い業務経歴票の場合には厳しい試問となります。

 

2つ目は、業務経歴票の作成作業そのものが、筆記試験の答練になります。

なぜなら、どちらも、「問題解決能力と課題遂行能力」や「技術士に相応しい能力」を試されているためです。

 

ですから、業務経歴票を十分に作り込むことが、技術士試験に、効果的かつ効率的に合格する秘訣です。

 

さて、できあがった業務経歴票の原稿の出来不出来を、どのようにチェックするかが悩みのタネになります。

もちろん受験対策会社の添削指導をうけるのが最善です。

経験豊富な講師陣が的確に改善ポイントを指摘するためです。

 

それができない場合には、『技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)』を参考にして、点検するとよいでしょう。

とくに、「問題解決」の項を参考に、つぎの6項目を見ていきます。

 

まず、

〇「業務遂行上直面する複合的な問題」を取り上げているか?

〇その問題を明確にし、調査しているか?

〇その背景に潜在する問題発生要因や制約要因を抽出し、分析しているか?

を確認します。

 

つぎに、

〇複合的な問題に関して、複数の選択肢を提起しているか?

〇それらを踏まえて、解決策を合理的に提案できているか?

〇そして、改善できたか?

 

もしも、紙面の関係で、すべての記述しきれない場合には、口頭試験で試験官から質問がくるかもしれないと考え、準備しておくとよいでしょう。

コンピテンシーを意識した業務経歴票の作成が、他の受験生と差をつけるポイントです。

 

今、この時期にできること(2019年試験に向けて)

2019年01月24日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

初めて受験する方、これまで受験したことはあるが、不合格となってしまった方、おられると思います。

技術士試験の勉強方法って、特別なことをしなければいけないのでしょうか?
そんなことを考えている受験生もいると思います。

まず大事なことは、当然ですが、過去問を知ることです。

当たり前なのですが、意外とこのことが抜けている人が多数です。
過去問をキッチリ調べ、出題傾向を探りましょう。

毎年繰返し出題されている分野がありませんか?
問題内容や言葉は違っていても、求めている解答は同じではないですか?


このような問題は「必ず」勉強すべき内容なんです。

逆にこれを得意分野にできれば合格率は上がります。

回答方法は論文を書くことによって回答します。
つまり、わかりやすく、起承転結に留意し、現状・課題・問題点・解決策の順に書かなければなりません。
難しく感じる必要はありません。なぜなら過去問を見ると、問題の中で(1)、(2)、(3)と3つの問題を提起してくれ、

それぞれ(1)現状の課題を述べよ、(2)解決策を述べよ、(3)解決策の利点と問題点を述べよ、と順に問うているからです。

問題の順に従って回答すれば、論文の出来上がりです。

他の受験生と差別化を図るために1歩踏み込み、具体例が入っていると更に高得点となりますよ。

書ける問題(得意分野)を増やすことが大切です。

すべての分野を勉強する必要はない。それは時間的、物理的に不可能です。
過去問は出題確率が高いので、効率が良いのです。

私のニュースでは、過去問と解答例、そして出題に関係しそうな国の政策などもご紹介していこうと思います。

模擬面接の面接官の経験~その1~

2019年01月24日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

<簡潔に回答する>

質問1:「経歴と業務内容の詳細に書かれた業務について3分程度で説明してください.」
 殆どの方が5分以上掛かっています。

試験官は事前に読んでいます。

業務概要、自分の役割、課題、解決策、結果を簡潔に説明してください。

特に課題に対して自分がどうしたのかを+αで説明すると良いでしょう。
 口頭試験は加点方式です。時間を超過すると質問の数が減り、加点チャンスが減るということです。
 

<技術士にふさわしい高い専門性>

質問2:「○○をしたと書かれていますが、なぜそうしたのですか?」

NG:「上司に指示されたので。」「マニュアルに書いてあったので。」

これらの回答では技術士にふさわしいとは言えません。

技術士は、他の技術者と比較し、高い専門性を有し、課題解決能力に長けていなければなれないのです。

OK:「通常であれば□□を行うのですが、△△を考慮した事前解析の結果、○○をしました。」

周囲の環境や安全面、公益などを考慮したなどと実際に考えたこと、もしくは結果的に良かったことでも事前に検討したと言ってしまって良いと思います。

要は普通の人とは違う、1歩踏み込んで考えたということをアピールしましょう。

当然、「では具体的に手法を説明してください。」という質問にも答えられるように事前に準備しておきましょう。

一番NGなのは、業務詳細に書いた内容を理解していない事、わからないと答えること、無言になってしまうことです。

 

これらを考えると、業務詳細に書く内容は、できるだけ最近の事例が良いでしょう。

何年も昔に対応した内容ですと、具体的な部分を忘れてしまっている場合があるからです。

試験官に負担をかけない文章にすること

2019年02月05日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士試験のヤマ場は、二次試験の筆記試験です。なぜなら、その合格率が10%前後で、多くの受験生が苦しむためです。


一方で、試験官にとっても、筆記試験の採点は、たいへんな作業です。

何十人もの答案に目を通し、正確に受験生のスキルを採点することが求められるためです。

 

となれば、試験官に読んでいただくのに、あまり負担をかけない文章にする配慮が必要です。

 

時間をかけず、あまり読み込まなくても、内容が理解できる文章がベターです。


たとえば、つぎのようなテクニックを使うのも一案です。

 

つまり、パラグラフの先頭に、「一般に、・・・、〇〇法が採用されている。」という文案Aと、「〇〇法の採用が一般的である。」という文案Bがあったとします。

 

その場合、文案Aのほうが、試験官に配慮していると言えます。
なぜなら、試験官は、はじめの数文字を読んだだけで、「この一文目で一般論を述べて、次の二文目以降で持論を展開するのだな」と無意識に認識して読んでいけるからです。

 

一方で、B案では、最後のほうまで読み進めないと、一般論であることがわかりません。

ですから、一文目を読み進めるまで、一般論なのか、受験生の持論なのか不安になりながら、読むことを強いてしまいます。

 

できるだけ読んでもらわずに、内容を理解してもらうための工夫として、ほかに、「大きいものから小さいもの」「古いものから新しいもの」「抽象的なものから、具体的なもの」などのように、順序にこだわってみましょう。

 

たとえば、「1970年代にX法が開発され、2000年代にY法が開発された。2015年に、両法を組み合わせたZ法が開発された。」のように並べます。

そうすると、「2015年」を読んだあたりから、試験官は、つぎに3つ目の方法が書かれているだろうと無意識に認識して読んでくれます。

そして、そのとおりに文章が展開されていて、うれしい気持ちになるものです。

 

試験官に読んでいただく、という姿勢で答案を作成することをお勧めします。

技術士試験は時間との闘い

2019年02月06日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、すでに勉強を始めているでしょうか?

技術士2次試験は、2019年7月15日です。

あと、約150日しかありません。技術士2次試験の試験内容は容易ではありません。

いかに効率よく時間を作るか、これが合格のためには非常に大事なものになります。

通常のお仕事があり、休日はご家族のために時間を費やす必要もあるかと思います。

 

一例として、どのように時間を作るかについてご紹介致します。

 

まず、最も時間を多くとれる時間は、通勤時間です。

電車での通勤の方に限定されますが、片道1時間の通勤時間を勉強時間に充てることができれば、1日2時間を確保することができます。

月に20日間出勤すると月に40時間、2次試験までに200時間近く勉強時間を確保することができるのです。

ただ、車内でできる勉強に限られます。たとえば、キーワードについて調べることや、論文の構成を考えることはできると思います。

次は、休日の時間の使い方です。

休日すべてを勉強に充てることは難しいですが、

例えば午前中だけ、もしくは夕方以降など、少なくとも3時間は勉強時間に充てたいところです。

なぜかと言うと、通勤時間での勉強では「論文を書く」という勉強ができないからです。

2次試験では1800字を限られた時間で書き上げることが必要になります。

つまり電車の中でキーワードの「インプット」を行い、自宅で「アウトプット」を行うという方法です。

 論文を書く際には、試験時間と同じ時間をまとめて書き上げる訓練をしてください。

休日に3時間でも勉強に充てることができれば、2次試験までに120時間は確保できるはずです。

これでも合計で320時間です。合格を狙うためにはもう少し勉強時間を確保したいところです。

隙間時間に10分でも20分でも参考書を開くように癖をつけましょう!

技術士の年収は?

2019年02月12日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

インターネットで「技術士 年収」と検索ワードを入れて検索すると、技術士の平均年収というものが出てきます。

このデータを見ると、約500万円~600万円です。

はたして、このデータがどこまで意味のあるデータでしょうか。

技術士というのは、何か特別な職種であるわけではありません。

公的な職に就いている方も居れば、民間企業に務めている方も居ます。

また年齢もバラバラです。

30代前半で合格する方もいますし、退社されてから合格される方もいます。

つまり、私個人の意見としては、何の意味も持たない統計であると言えます。

 

では、次に私の知り合いで技術士を取得した方々にこのような質問をしました。

「技術士資格を取得して年収は変わりましたか?」

するとほぼ100%の人が「変わりません」と答えます。

しかしこの回答は、かなり消極的な返答です。「変わりません」をもう少し詳細に噛み砕くと、

「技術士資格の取得によって、これまで得られていた年収以外に特別に貰える収入が無い」と言う表現が正しいでしょう。

事実私がお付き合いしている技術士資格取得者の範囲内では、

技術士資格を取得後、数年以内に会社待遇の変わった人が極めて多いです。

例えば、社内での等級が上がったり、地方勤務から本社勤務になったり、会社自体が上場企業に転職したりです。

これらを金額に換算することは難しいですが、業務において、活躍の場が増えたのは間違いありません。

まさに、技術士法第二条に記載されているように、技術士は、指導的立場で活躍できる人と言う評価です。

また、明らかに名刺交換での社外の方の評価が変わります。

技術士は、技術分野の資格において最上級の資格なのです。

是非、受験生の皆さんには資格取得前後の「周りからの評価の違い」を体験してほしいと思います。

技術士試験:公益を害する事象

2019年02月14日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

技術士試験において、技術士が守る事項、心がける事柄があります。

それは、公益確保の優先や、信用失墜行為の禁止が挙げられます。

 

では、これらに反する行為とは具体的にどのようなことがあるでしょうか?

時事問題としても聞かれることがありますので、以下のようにまとめてみてはいかがでしょうか?

 

発覚した工事や案件

概要

羽田空港の地盤改良

羽田空港C滑走路の液状化対策工事で、藥駅を注入する管を通す穴を適切に掘削せず、薬液の注入不足を招いた。薬液注入の為に削孔した孔275本の内、正しい位置に施工していたのは0本。実際に注入した薬液の量は計画数量の約5.4%であったが、出来高データなどを偽装していた。2015年5月~2016年3月にかけて施工したうち、C滑走路下の4500m2の範囲で施工不良があった。

落橋防止装置の溶接

国土交通省が管理する京都市内の歓進橋で2015年8月、耐震補修・補強工事で設置した落橋防止装置などの溶接不良が発覚した。12社が溶接を手抜きしていたことがわかった。不正行為による溶接不良の装置が使われた橋は400橋にのぼる。装置の検査会社も不良データの隠ぺいに加担していた。

杭工事の施工データ

横浜市内の分譲マンションで2015年9月、杭が支持地盤に届いていなかったことを施工者が市に報告した。併せて、杭の施工データの改ざんも発覚した。コンクリート既成杭の業界ではデータ流用の不正がほぼ常態化しており、土木構造物でも改ざんが見つかっている。

 

このような不正工事やデータ改ざんなどが多発している現状をどのように感じますか?

また、なぜ起きてしまったのか?そして、どうすればこのような事態を防ぐことができるのか?

そこまで考えてみて下さい。

暇な受験生などいない

2019年02月18日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

技術士試験を受験する為には、実務経験を7年積む(修士などは2年間として換算)、

もしくは技術士補を取得してから指導技術士の下で4年以上実務経験を積む必要があります。

すなわち、受験生の多くはどこかの企業(公・民)に務めている方ということになります。

日ごろの仕事・業務を行いながら、その中で時間を見つけて勉強する必要があります。

 

受験生の条件が等しいと仮定した場合、勉強の質と勉強時間が合否を分けます。

私の経験上、受験生の中には1発合格する方と、

何度も受験しているが不合格となる方が居ます。

両者の違いは何だと思いますか?

合格できない方が不出来なのではありません。

勉強の仕方、時間の作り方に違いがあります。

1発合格の方は、5分10分の隙間時間を見逃しません。

常に技術士試験のことが脳裏にあり、昼休みや電車の行き帰り、寝る前や

TVのCMの時間などにキーワードを検索したり、論文の構成を考えたりしています。

 

皆さんの勉強方法はどうでしょうか?

まとまった時間が取れないと集中できない、

有益な勉強ができないと逃げていませんか?

人間はモノを忘れる生き物です。忘却曲線をご存知でしょうか?

1ヶ月前に覚えた内容を試験で思い出すことはとても難しいことです。

5分でも良いので、復習の時間に当てたらどうでしょう。

何度か目にしたキーワードや法律、数値であれば、思い出すことは可能です。

さらに、2度目、3度目と繰り返すことで知識が定着しやすくなります。

 

これまで私が書いたことは特別なことではありません。

皆様の経験で当てはまることばかりだと思います。

要は本気になるか、ならないか。

もう一度自分の行動を思い返してください。

本当に勉強時間はないですか?

テキストを開く時間が無いですか?

 

最後に、勉強の質を上げるには「経験者に聞く」ことも非常に有益です。

こちらのサイトで自分の部門に合う講師を見つけ、依頼をしてはいかがでしょうか?

指導を始めるまでは無料です。

お願いしたいと思う方が見つかった際に指導を依頼すれば良いのです。

 

様々なツールを使ってみて下さい。全ては合格の為に。

5つの業務経歴を書くときの注意点

2019年03月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

この記事は、はじめて技術士試験を受ける方に向けて書きます。技術士試験を受けたことがある方は、念のための確認として、読んでいただくと良いと思います。

 

業務経歴票を作り込むことは、たいへん重要です。

なぜなら、この経歴票をもとに、口頭試験の試験官が質問をしてくるためです。

このことから、720字の詳細論文が重要であることは、容易に想像できるでしょう。

 

そして、5つの業務経歴票もまた、重要です。

この箇所についても、試験官から質問されることが多いからです。

 

たとえば、「業務詳細に書かなかった2つ目の業務について、あなたが創意工夫した点はどのようなことですか?」とか、「その業務で、関係者との利害調整はどのようにしましたか?」とか、「その業務で、品質・コスト・納期のバランスをどのように取りましたか?」というようにです。

 

業務内容には、わずか50字程度しか書けません。

そこで、最低限守るルールは、「計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導」のいずれかを書くということです。

 

なぜなら、技術士法の第2条の「定義」条文に、技術士とは、これら7つの業務を行うことと記されているためです。

ぜひ、次の条文を熟読しながら、業務内容を書いてください。

 

(定義)
第二条 この法律において「技術士」とは、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。

 

業務経歴票の作り込みは、とても重要ですから、時間に余裕をもって、取り組んでください。

 

技術士2次試験 求められる資質(コンピテンシー)とは

2019年04月17日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

技術士二次試験の合格基準は文部科学省技術士分科会で決定されます。

その方針の柱として、知識ではなくコンピテンシと言う尺度が提唱されています。

 

この「コンピテンシー」とは、

職務における効果的、ないしは優れた行動に結果的に結びつく個人特性という意味です。

つまり、仕事の品質や性能を高めるような行動をとれる人の特性です。

実際に、仕事の現場に出向くわけには行きませんので、試験では事務の場面を模擬して、試験官が答案等から推し量ります。

コンピテンシーをよりわかりやすい形で表現できれば、得点は上がるはずです。

私の言葉で、より噛み砕いてコンピテンシーについて書いてみると以下となります。

  • 問題解決のための道筋を描く力、それに必要な技術力を保有し、それを具現化するための適応力、説明力、調整能力
  • 問題解決に向けて、課題を抽出し焦点化する能力
  • 問題、課題を理論的に思考し、実践する能力
  • 問題に対するより高度な解と品質向上のために粘ることができる能力
  • 抽出された問題を解決するために、必要なチームを組成し、資金運営を含めて、マネジメントする能力
  • 幅広い技術的な基礎は言うまでもなく、応用力(現場条件、顧客ニーズ等に合わせた設計上の工夫をする能力)
  • 与えられた業務を正確かつ迅速に処理する実行力

    これらを遂行する為には、当然土台には幅広い基礎知識が必要となります。

    皆さんはこれまでの業務で、問題や課題を咀嚼し、自分の持っている知識や技術を基礎にして解決した経験はないでしょうか。

    その業務こそ技術士たる姿かと思います。

    その資質が試験官に伝わるような論文の書き方を心がけてください。

技術士2次試験 購入すべき参考書について

2019年04月25日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、お疲れ様です。

今回は技術士2次試験に向けた参考書について

お話ししたいと思います。

 

昨年度までの技術士2次試験は、必須科目で択一問題があり、

さらに論述問題がありました。

 

そのため、私自身も必須科目の択一問題は過去問を解くという意味からも

1冊過去問題集を購入し勉強しておりました。

 

しかし、今年からは全て論述問題となりました。

論述問題の参考書は買う必要があるか?

 

答えはNOです。

 

こんなこと書いたら、参考書を監修した人たちに怒られてしまうかもしれませんね。

 

しかし、実質買う必要ないと考えます。

 

その理由として、以下の3つが挙げられます。

①過去問は技術士会のHPに全てアップロードされている。

②参考書を見ると○○部門参考書となっており、各科目の参考書ではない。

③回答例も一題につき、1つという参考書が多く、回答方法が凝り固まってしまう。

 

という理由です。

 

②については、例として建設部門を挙げますが、

建設部門には全部で11の科目があります。

そのすべての科目に対し、1冊の参考書で賄おうとしているため、

1つの科目に対して記述されている量は1/11です。

220ページの参考書だとすれば、わずかに20ページ。

この本に、お金を払う必要があるでしょうか?

20分ほど立ち読みしてしまえば、読み切れてしまう内容です。

 

③について、インターネットでも過去問に対する回答例というものが出回っております。

その回答が正しいか正しくないかの判断は必要ですが、それを含めた勉強にもなります。

 

是非、無駄なお金を使わないようにして下さい。

過去問を技術士会のHPから検索し、傾向と対策を練ってください。

そして、重要なキーワードや論文の書き方は、十分に理解を進めてください。

 

論文の添削は随時受け付けております。講師プロフィール

技術士二次試験の問題文の真意を見抜け!

2019年05月24日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士二次試験の問題文は、一問の出題でもA4の問題用紙一枚にびっしりと問題文が書かれていることもよくあります。

問題を解く人によっては、この内容を隅々まで理解しようとしてしまい、なかなか手が付けられずに時間切れとなってしまうような人も多いのではないでしょうか?

内容も最新技術に関する内容のものもあれば、国連憲章など意外な部分からの引用もあり、あの手この手で受験者を惑わすようにできています。

しかし、過去問題を勉強する段階で、落ち着いて読めばその問題の真意について気が付く人も多いのではと思います。

落ち着いて問題を解くという当たり前のことができるようになるためには、訓練が必要です。

 

長い文章の問題の真意を見抜くコツ1 「質問文から読む」

英語試験で有名なTOEICでは、問題の前に英文を読んで、その内容から問いに答えるというリーディング試験があります。

しかし、その英文もすべて読んでいては時間切れになってしまいます。

そのため、質問文から読んで、該当する内容を英文から探すという受験テクニックがあります。

これを技術士試験にそのまま当てはめることは不可能ですが、長い文章の大半は出題の内容とは関係の薄いものである可能性もあります。

その判断を行うために、質問文から読むというやり方も有効です。

 

長い文章の問題の真意を見抜くコツ2 「聞きなれない言葉に惑わされない」

長い文章の出題文では、最新技術に関わるような多くの言葉が使われます。

多くの場合、長い出題文はヒントとなっていることが多いです。

出題文の中からヒントを拾い上げ、質問文の答えにつなげることは、TOEIC試験の手法と同じです。

そのためには、聞きなれない言葉を見て慌てずに、その前後を読めば聞かれていることは基礎的な内容であるということもよくあります。

 

長い文章を最初から読んでいて時間をかけるより、拾い読みをして出題の要となる質問の意図をよくくみ取るようにしましょう。

場合によっては、その問題文の中に答えが隠されているかもしれません。

技術士2次試験_必須科目の対策

2019年06月12日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

この技術士ニュースの中でも何度も取り上げられておりますが、

今年度から、必須科目が択一問題から筆記へと変更されました。

 

試験制度が変更された年というのは、

どのような問題が出されるか前例がない為、

対策が取りにくいという一面があります。

 

しかし、過去、平成19年~平成24年の間は、

必須科目は択一問題ではなく、1800字の筆記試験でありました。

 

そもそも、技術士2次試験というのは、20個の部門に分かれています。

例えば、機械部門や建設部門、農業部門、などです。

 

その中で、皆さんが受験するのは、ある部門のある科目を受験します。

科目というのは、建設部門で言えば、土質及び基礎や、鋼構造およびコンクリート、

建設環境、などの11の科目に分かれています。

 

受験する「必須科目」というのは、

それぞれの部門で、各科目に分かれて受験していますが、

部門全体の受験生が全て共通の試験問題を受験することになります。

 

すなわち、「必須科目で問われるは非常に範囲が広い」ということを示します。

 

そこで、過去の必須科目でどのような試験問題が出ていたのか?

を知るだけでも非常に大きなアドバンテージとなります。

過去の出題で出されているキーワードというものは、大きく変わっていないはずです。

キーワードをまとめて、意味を調べること。

また、出題のされ方についても着目してみて下さい。

それら過去の情報から、どのような事を求められているのか?を分析するのです。

 

各科目で共通する問題を出題する必要があるということは、

その年の時事ネタとなる場合もあります。

受験される部門の、国の政策や潮流を確認することも大事です。

どの部門で受験するにしても、やることは同じです。

技術士2次試験_息抜きの重要性

2019年06月18日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

 

この時期は勉強、勉強と厳しい言葉ばかり掛けられてつらい時期に差し掛かります。

私も経験者として、6月7月は非常に精神的に辛かったのを覚えています。

 

今回は、試験勉強の合間の、息抜きの重要性について考えてみます。

 

「息抜き」をする際の注意点

息抜きと言っても、昨日頑張ったから今日は休もうとか、疲れたから今日はやめて明日にしよう、というのはNGです。

資格試験の日は決まっていて、やるべき勉強の内容も分かっています。

計画的に継続して勉強を続けていくために、その計画の中に予め休養を設定しておく必要があるのです。

それが、ここでいう息抜きです。

息抜きのペースは資格試験のスケジュールと密接に関係してきます。

あと1ヶ月切った状態での、身体と精神の調整という意味でうまく利用しましょう。

 

効率的な息抜きの方法

試験日との兼ね合いで息抜きのスケジュールを設定しますが、

そこには自分なりのルールを設けて必ず守るようにしましょう。

土曜日は午前7時から11時までを勉強時間として、夕飯までは家族と過ごす。

そして、午後8時から10時まで勉強を行うなど。

バランス良く、勉強負荷は高めに息抜きのルールを設定することをお勧めします。
また、息抜き前の勉強は、息抜き明けの日に繋がるようにキリの良いところの少し前で区切るようにします。これは几帳面な人には気持ちが悪いかもしれませんが、

息抜き明けがテキストの前の章の残りの部分から始まると、区切り前の勉強内容が蘇り、

その復習をしつつその章を終えて次の章をスタートできるので、勉強に入りやすいのです。

明けが新章からのスタートだと、前の章を振り返ることなく進みますので復習にならずに、その上、取っ付きづらい印象があって、勉強の進捗に少なからぬ影響が出るからです。

 

オンとオフを切り替える

息抜きをすると決めたら、その章を少し残しのところで切り上げて、勉強のことは頭から追い出しましょう。

テレビを観たり、本を読んだり、自分のやりたいことをやります。

オンとオフをはっきり切り替えることが効果的な息抜きの仕方です。

私の場合は、TVが好きなので撮り貯めたドラマを視聴したり、ギャグ漫画を読んだりしていました。

息抜きと決めたのにテキストをつい開いたりするのは、勉強中にスマホを開くことに繋がりかねませんので明確に分けましょう。

技術士2次試験_ワンランク上の論文へ昇華

2019年06月28日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

この1週間は添削の依頼ラッシュであり、最後の確認という意味で添削の依頼を頂きました。

受験生の皆さんの頑張りがヒシヒシと伝わってきました。

 

添削を受ける中で感じたことを以下に示します。

 

各受験生が「知識」という意味では非常に力を付けてきています。

出題で問われている社会的な背景、そこから浮かび上がる問題点、

問題点から改善へ変換する課題、課題解決の方法、これらに関して、重要なキーワードは論文の中に散りばめることができています。

おそらく、ここまで出来ている方が受験される方の約半分程度でしょう。

出題されたことに対して、知識が無く不合格となる方が約半数といった感じです。

 

しかし、合格率は数%~20%です。

知識がある受験生の中から、さらに選抜されて技術士となることができます。

 

その差は、なにか。

 

やはり、読み手にとって「読みやすい論文」が書けているか否かです。

「読みやすい」とは、論文の最初から最後まで軸が1本通っていて、読み手に疑問点が生じない論文です。

 

正直、そのレベルに達している論文はなかなかありません。

 

1番大事な事は、社会的な背景➔問題点➔課題➔解決策➔メリットデメリットの流れがしっかりと繋がっている事です。

問題によっては、課題を3つ挙げよ、などと並列させる出題があります。

多くの方は各課題の中で、それぞれの問題点を記述しております。

しかし読みやすい論文は、全体の社会的背景から様々な問題点を述べ、

その問題点から抽出される課題は○○だ、という書き方ができている論文です。

何事も全体から説明し、徐々に詳細に移るというのが一般的です。

さらに良くない論文は、その先の解決策を記述する部分で、また背景に戻ってしまう論文です。

重複することで文字数の無駄にもなりますし、ストーリーが途切れる欠点もあります。

 

論文を書き始める前に、論文の構成を考え、論文の起承転結が成り立つよう組み立ててください。

技術士2次試験_復元論文を作成する

2019年07月16日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、昨日の技術士試験お疲れ様でした。

原稿用紙9枚の記述は、さぞ疲れた事と思います。

酷使した手と精神を十分労わってください。

ただし、復元論文だけは、すぐに「必ず」作成しましょう。

その理由は、筆記試験の合否のどちらになっても復元論文が必要だからです。

なぜ合否に関係なく必要か、について以下に示します。

まず合格の場合です。

筆記試験に合格した場合は口頭試験を受験します。

口頭試験は、試験センターが配布した受験申込案内の9ページに次のように書かれています。

------------------------------------------------------------------

2.口頭試験

技術士としての適格性を判定することに主眼をおき、

筆記試験における答案(総合技術監理部門を除く技術部門については、問題解決能力・課題遂行能力を問うもの)

及び業務経歴を踏まえ実施するものとし、次の内容について試問します。

------------------------------------------------------------------

つまり、「筆記試験の答案及び業務経歴を見ながら質問しますよ」と書かれています。

よって、11月~1月の口頭試験で聞かれそうなことを事前に準備しておく必要があります。

そのために忘れないうちにしっかりと復元論文を作成する必要があるのです。

次に不合格であった場合です。

不合格の場合は、復元論文で来年の準備を開始します。

まず今日の解答が現在のあなたの実力です。

その復元論文を使って、これからどのような勉強をすべきか分析します

知識が不足していたのだろうか? 文書表現が不足していたのだろうか? 

質問に忠実に答えて無かったのだろうか? など分析するのです。

さて合否いずれにしても、復元論文が今後の貴方のスタートです。

復元論文をしっかり作って次のステップへ進みましょう。

 

復元論文の添削についても行います。

しかし、今の時点で合否を気にするのはナンセンスです。

私自身、とっても気になったので、皆さんが気になるのは当然かと思いますが。

技術士2次試験_業務詳細を見直す

2019年08月07日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

さて、口頭試験の準備を始めるにあたり、どのような勉強が必要になるか書き出す必要があります。

技術士試験の口頭試験に特化した参考書を1冊購入しても良いかもしれません。

「新技術開発センター」からも発刊されていますし、個人で執筆された方の参考書もあります。

また、スキヤキ塾などのHPをご覧になっても一連の流れをつかむことができるかと思います。

 

私が考える最初のステップは、

ご自身が記述し、提出した業務詳細をもう一度見直すことです。

詳細だけでなく、これまで担当した業務の内容を再度見直し、それぞれの業務に対して

1分で説明できるように原稿を書いてみて下さい。

役割、問題、課題、解決策、成果を端的に纏めてみます。

その中で、どのような点が「技術士にふさわしい業務」であるのか?を考えてください。

技術士は、国が認めた最高レベルの技術者です。

そのため、「技術士にふさわしい」というのは、技術士ではない人ならば、マニュアル通りAという手法を取るが、

その手法ではこのような点で上手くいかないため、私はBという手法を考え行動した。というようなワンランク上だとアピールする方法。

また、技術者倫理の観点から、通常の技術者であれば考慮しない公衆の利益や持続可能性を考慮した手法をとった。などです。

ご自身のこれまでの業務を全て棚卸しし、その業務の意味を見出して

試験官にどのようにアピールするかを考えてください。

 

試験官はもちろんその部門の技術士ではありますが、

すべての分野に対して熟知しているわけではありません。

如何にわかりやすく、端的に解答できるか?が評価のポイントになります。

 

仕事をする上でも、第一印象というのは非常に大事です。

とくに短い時間であればあるほど、その比重はあがります。

 

まだ試験日まで時間はありますが、ひとつひとつ丁寧に対処していきましょう。

口頭試験のQ &A

2019年09月03日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。
9月になりました。
7月に筆記試験を受けた方は合格発表が待ち遠しいと思いますが、発表は10月です。
しかし、こちらの記事で何度も書いていますが、
合格発表を待ってから勉強を始めるのでは無く、
今すぐに始めましょう。

口頭試験では、大きく分けると以下の項目を聞かれます。
1 今までの業務経験と詳細業務内容について
2 技術士を受験した動機、技術士となったら社内でどのような待遇となるのか
3 技術士となった後の目標
4 技術士倫理について

私が受験した際には上記のことを聞かれました。
時間はジャスト20分。
特に困る質問もなくスムーズに終了した印象があります。
試験官は2名おり、1名が進行役(年齢は若め)でもう1名は質問役(年齢は高め)でした。
質問役の方が専門的な質問をし、進行役がたまに一般的な質問をしてきました。
これは、その時によって違いはあると思います。

さて、口頭試験の勉強ですが、
上記の2や3などは今からでも十分考えることができます。
すでに先輩で技術士を取得した方がいる場合は、
社内でどのような待遇となるのか、聞いてみましょう。
また、なぜ技術士を受験したのかを思い返してノートに書き留めてみましょう。
意外に、このような動機などの質問が答えづらいので、
十分準備をしておいた方が良いと思います。

技術士となった後の目標も聞かれます。
例えば、CPDへの積極的な参加であったり、
技術士会への登録と講習会への参加も考えられます。
社内での業務についてでも良いと思います。

考えられる質問をざっと書き出し、
少しずつ回答を埋めていきましょう。

技術士2次試験_CPDについて

2019年09月10日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

CPDとは何か?

Continuing Professional Development:継続研鑚です。

技術士試験に合格し、技術士となることがゴールではないということです。

 

このことは、技術士法や倫理綱領にも規定されています。

「技術士法」

第47条2

(技術士の資質向上の責務)

技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、

その他その資質 の向上を図るよう努めなければならない。

 

「技術士倫理綱領」

(継続研鑚)
10.技術士は、常に専門技術の力量並びに技術と社会が接する領域の知識を高めるとともに、人材育成に努める。

 

ここに書かれていることは、当然口頭試験でも述べることができます。

Q:技術士を取得した後は、どのようなことに取り組みたいですか?

という質問がくることもあります。

その際に、CPDのことを述べたり、後輩の育成、部下の育成に積極的に携わりたい、と回答したりできます。

 

さて、CPDは何をすることを定めているのか?ですが、

 CPD の範囲には、CPD によって獲得した能力を社会貢献に資する活動も含める。

一般に、次のように分類する。

① 能力を獲得する活動:講演会・講習会・シンポジウム・研修会・見学会等への参加、

論文発 表、口頭発表、執筆活動、資格取得、自己学習等

② 実務を通じた活動:表彰を受けた業務、特許取得等

③ 社会貢献活動:公的な機関等の委員会委員、講演会講師、技術指導等

とあります。

ただ聞くだけの講習会やシンポジウム参加でもCPD時間を得ることはできます。

しかし、講師として発表する側の場合は同じ時間でも重みづけが異なり、

多くのCPD時間を得ることができます。

 

目標とするCPD時間やAPECエンジニアの登録申請するために必要なCPD時間など、

調べて勉強する必要があるものもあります。

 

それぞれ、準備を進めましょう。

技術士試験_継続は力なり

2019年09月19日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、こんにちは。

今回は、タイトルにある通り、継続することによる効果は非常に大きいということを

身をもって体験した内容をお知らせしようと思います。

 

私が8月17日の技術士ニュースで、「レアジョブ英会話」なるものを始めたとご報告いたしました。

インターネットを通じて、講師(外国の方)と1対1で会話をするというシステムです。

月に最低8回、最大12回受講することが可能で、1回につき25分間です。

 

英語が苦手である私は、始めたものの受講開始時間が近づくと、

そわそわ落ち着きがなくなり、緊張し始めるのです。

なぜか?

やはりコミュニケーションが英語のみに限定されるため、

伝えたいこともうまく伝わらないと言うもどかしさを感じるからです。

25分という短い時間も本当に長く感じていました。

 

しかし、開始してから1か月が経過した今では、受講も10回を超えました。

慣れからか、講師の話している内容が2回聞けば分かるようになってきました。

しかも私が伝えたい内容も、上手な英語ではありませんが、

しっかり講師に伝わるようになりました。

 

技術士試験の勉強も同じです。

最初は全く知識がない状態からのスタートですから、

どの問題を解こうとしても全く解けません。

論文もどのように書いていいかわからないでしょう。

しかし、わからないなりにも、模範解答を読んだり書いたり、

キーワードを調べるなど、少しずつでも初めていけば必ず自分の身についてきます。

 

また、間違った部分は直してもらえる人がいると効率的です。

英語も間違った構文を使用した場合にはしっかりと訂正してくれます。

間違ったまま覚えてしまうと、試験では減点となります。

 

勉強はつらく、イヤなものです。

少しずつでも始めて、自分の身になっていることを実感できるとモチベーションも変わってきます。

頑張って下さい。

2025年03月 2025年05月
2025年 発注者支援業務 求人 新建設コンサルタント株式会社 採用情報
広告 nc-c.jp
【急募】国土交通省の発注者支援業務を行う技術者を募集しております。
正社員(2025年20名)、550万円~、基本的に土日祝祭日は休日となります。