2018年04月01日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師
日本技術士会のホームページにて、平成31年度より技術士試験の実施内容が変更されることが正式に展開されています。
技術士を目指す人は、新しい制度になる前の最後のチャンスである今年度に是非技術士の資格取得を目指して欲しい。
新制度への変革時期は、意外と合格率が高かったりする面もあるが、一般には問題の予想が難しいです。
大切なことは、自らの専門分野を磨くことと、なぜ技術士の試験内容が変更したかをよく理解することではないでしょうか。
日本技術士会のホームページに掲載されている内容を見ると、その目的を整理すると次の4つです。
1) 時代の変化への対応
2) 高い専門性と倫理観を有する技術者の育成・確保
3) 技術士の資質向上と技術士制度の活用
4) 技術士資格の国際通用性の確保
そして、技術士試験の変更の大きな特徴は次の点です。
1) 必須科目を択一式問題から記述式問題への変更
2) 採点配分の変更(同時に回答枚数や時間配分も変更)
平成30年度まで 平成31年度以降
必須科目(技術部門全体にわたる専門知識) 30点 40点
選択科目(専門知識及び応用能力) 40点 30点
選択科目(課題解決能力) 40点 30点
3) 専門部門とその科目の再編成
詳しくは日本技術士会のホームページ参照願います。
つまり、専門部門については、選択科目だけではなく、同じ部門の他の選択科目に
ついての専門知識もより重視するということになります。科目数の多い部門と少ない
部門があります。皆さんがチャレンジする部門がもし、科目数の多い部門であれば、
より広範囲の専門知識を厳しく問われると理解すべきでしょう。
まずは、今年度の技術士試験に全力を尽くしましょう。
以上
2018年04月30日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師
速読と聞いて怪しいものだと決めつけていませんか? たしかに速読はまゆつばな部分もある技術です。しかし、情報を効率的に集めるための方法として覚えておく分に、損はありません。
速読で有名な方法といえば「BTRメソッド」です。ユーキャンの講座にもなっているので、信頼が置けます。詳しい速読のトレーニング方法は『速読らくらくエクササイズ』や『速効マスターらくらく速読ナビ』などで紹介されているので、興味をもったら読んでみてください。トレーニング方法は大きく分けて3種類分けられます。
1つ目は「目を鍛えるトレーニング」です。速読は、眼球を適切に動かすことが求められます。素早く文字を認識できるだけの動きをするためには、練習が必要です。数字や文字を見分けるための眼球トレーニングや、左から右へ、右から左へなど、文章の書式ごとのトレーニングもあります。
2つ目は「脳を磨くトレーニング」です。複雑な情報を素早く処理できるようになるには、情報処理能力を鍛えることが求められます。ランダムな単語の組み合わせを記憶して書き出す「イメージ記憶」や文字から得た情報をもとに頭のなかでイメージする「スピードボード」など、情報処理のトレーニングはとても実践的です。
そして最後に「倍速読書トレーニング」で、読書スピードを計測してきます。
速読と聞くと、超能力のようなものをイメージしてしまうかもしれません。ですが、地道なトレーニングで情報を処理するのピードは上がってきます。技術士試験の勉強を効率的に進めるために、速読の考え方も覚えておきましょう。
2018年04月30日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師
選択科目III(記述問題)は、技術士試験のハイライトです。口頭試験でも、試験官はこの選択科目IIIの答案を見ながら、何か付け足すことはありますか?とか、これはどういう意味ですか?といった追加質問がくることがあります。私の場合、試験官が無表情で「とてもよく書けているけど、この提言を思いついた経緯があれば説明してください。」と聞かれました。文字にすると、褒め言葉ですが、試験官の表情が読めないため、絶対本心ではないと不合格を確信してしまいました。結果的には合格だったので良かったけど、機会があれば、なぜあの時あんなに無表情だったのかを聞いて見たいものだ(笑)。
本題に戻る。
選択科目IIIでは、600字の解答用紙3枚を2時間で書き切る必要があります。選択科目IIでは、解答用紙1枚を30分で書き切る必要があったが、選択科目IIIだと1枚40分で良い。1枚30分で仕上げるとしたら30分の余裕がある。この30分を無駄にするのではなく、この30分という時間を書けて、シナリオを作る必要があります。具体的には、課題と解決方法とその留意点をそれぞれ3つ述べよといった問題が主流なので、それを書き切るロジックを練るということです。つまり、課題として示す3つが、解決方法の3つと対応し、さらに留意事項の3つとも連動している。そんな3×3のマトリックスに適切なキーワードを当てはめられるかどうかを一人でブレストとするのです。
通常は複数の設問が提示されて、そのうちの一つを選択する必要があります。その時には、この3×3のキーワードを埋められる方を選択すべきなのです。この場合にも、課題のキーワードよりも、解決方法のキーワード、さらには留意事項のキーワードが重要です。なので、もし、留意事項でアピールすべきキーワードが埋まったら、そこから逆算して、解決方法や課題のキーワードを当てはめるという作業もありです。
このように3×3のマトリックを埋められたら、それを見ながら、スペース配分を決めます。具体的には設問で求められている項目に基づいて、タイトルとサブタイトルを決めます。サブタイトルでは、3×3のマトリックスでうめたキーワードを活用します。そして、全体のバランスが決まったら、今回の解答の骨子を試験官に正しくわかりやすく伝えられるような図表を挿入します。個人的には各ページに1つの図表を書きますが、設問内容によっては最初のページのみに図表を示す場合もあります。この辺りは臨機応変な対応も必要です。
そして、タイトルとサブタイトル、図表を書き切ったら、試験官に説明するつもりで、無音で話して行きます。そして、その話をした内容を一気に書いて行きます。この辺りは、選択問題IIで述べた手順とほぼ同様です。
選択問題IIIと選択問題IIの違いは、解答用紙の枚数の違いです。そして、解答用紙が3枚あるということは、求められている解答をすぐに書くのではなく、「はじめに」と「まとめ」を最初と最後に記述することがスペース的に許されるということです。そして、注意すべきは書く順番です。
普通は、「はじめに」から書き始める人が多いのではないでしょうか?でも、最初に、「はじめに」を書いても気の利いたことはなかなか書けない。本論とダブったり、設問とダブったりして、結局スペースの無駄になってしまっているケースが多い。そうではなく、「はじめに」を書くのは最後なのです。
全体のスペース配分を決めたら、タイトルとサブタイトルと図表をベースに、課題、解決方法、留意点の順番に一気に書き切ります。そして、その流れのままに「まとめ」を書きます。「まとめ」では、全体の総括的な記述でも良いし、本文で書ききれなかった別の側面について言及するのも良い。そして、「まとめ」まで書いたときに、設問で求められたことを解答しきれたかどうかを謙虚に分析します。そして、もし、少し設問からずれた部分があると感じたなら、その設問で求められたことと解答したことのギャップを埋めるような内容を「はじめに」に書くのです。そうすることで、設問者の意図は正しく理解していますよ。でも、私はこういう意図の元で、この点を重点的に述べましたということを謙虚に伝えるのです。そうすると読み手である試験官は納得しながら本文を読むことができるのです。こういった気遣いができる人は少ないかもしれない。でも、だからこそ他の受験者との差別化をそこで作ることができるのです。
こんな解答のコツを参考にしながら、是非最難関の選択問題IIIを乗り切って、評価Aを獲得し、口頭試験も楽勝コースを目指して欲しいです。
以上
2018年06月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師
技術士試験は試験範囲が多岐に渡り、記述や口頭試験など資格試験の中でも高度な内容を求められる難関資格です。
毎日の努力が重要な価値を生むことは言うまでもありませんが、努力ばかりで、先が見えない道が遠く伸びていて、途方に暮れてしまう人も多いのではと思います。
そこで今回は、継続的に努力をしてきた人たちの真理を突いた名言をご紹介します。
努力が馬鹿馬鹿しくなってしまう時にこの言葉を思い出して頑張ってみてください。
失敗したところでやめてしまうから失敗になる。
成功するところまで続ければそれは成功になる。
(松下幸之助)
説明しなくても分かるかと思いますが、松下電器を創設した松下幸之助の言葉です。
産業界のみならず松下政経塾の創設など政界も含めて多くの実績を残した偉人といってもよいでしょう。
その実績に至る過程には多くの失敗があったことは想像に難くありません。
失敗したところでやめてしまうから失敗ということになるのです。成功するまで続けるからこそ成功になるということがこの言葉から見ることができます。
技術士試験でも、失敗や難しすぎて解けない問題なども多く目に前に出てきて、途中でやめてしまいたいと考えることもあるでしょう。
技術士が本当に欲しいのであれば、合格するまで努力をし続けるという覚悟が必要であるとこの言葉から言えます。
世の人は我をなんとも言わば言え、我が成すべきことは我のみぞ知る。
(坂本竜馬)
技術士の勉強を続けていると、様々な雑音が入ってくるということが分かります。
多くの意見は「技術士を取得しても意味をない」「実務で役に立たない」といったものでしょう。
しかし、技術士資格を必要としているのは誰でもない自分なんだということを再認識しましょう。
こうした意見は多くの資格試験でも言われており、技術士に限った話ではありません。技術士の資格を活用し、自分の道を切り開くというのであれば、そういった雑音に耳を傾けるのではなく、自分なりのプランで努力を続けましょう。
2018年07月01日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師
受験生の皆様
7月16日の技術士試験まであと2週間ほどですね。最後の追い込みに頑張っている人も多いのではないでしょうか?
私も4部門目のチャレンジということで情報工学部門にトライします。しかし、これがなかなか難しい。昨年度の合格率も7%と厳しかったけど、その問題の範囲も広く、難問も多い。正直挫けそうになりつつありますが、頑張ります。
受験生にとって得意な分野と不得意な分野があります。また、設問者によって問題の難易度が異なることもあります。しかし、その採点の方法は基本的に設問の内容に回答できているか、適切なキーワードを活用できているか、論旨が明確であるか。だいたいこんなものです。特に課題II-1は知識問題なので、適切な理解とキーワードの活用がポイントです。
自分の得意分野の問題の難易度が低ければこれはラッキーです。しかし、得意分野の問題の難易度が高く、不得意な分野の問題の難易度が低いと感じたときに、あなたはどちらを選択しますか?これは非常に悩ましいところですが、冷静にキーワードを書き出してみて、たくさんかける方を選択するべきでしょう。だって、加点されるのはキーワードの数なので、多くのキーワードを思いつく問題こそ、あなたが回答すべき問題です。
少しでも多くのキーワードの理解を深め、記憶を定着させ、本番に望めるように頑張ってください。
以上
2018年07月31日 作成 / 執筆:技術屋NR講師
先に、口頭試験で筆記試験の回答について聞かれることがあることを書かせて頂きました。
口頭試験の中のどのようなシチュエーションで聞かれたかよく分かりませんが、
「回答しなかった(選択しなかった)問題について、どのようにお考えですか」みたいな質問が
あったことがあるそうです。
口頭試験で万全を期するという意味では、Ⅱ-1、Ⅱ-2、Ⅲで回答しなかった問題も
一度、回答を作成してみましょう。
書籍やNetで調べながらでよいので、模範回答を作ってみましょう。
出題されるということは、その選択科目の技術士として知っておくべき事項であると考え、
自己研鑽のつもりで、回答してみましょう。
これから、口頭試験の準備をしていくと分かることですが、技術士には「継続研鑽の責務」が
あります。
もし、「回答しなかった問題」についての質問があったら、合格前から「研鑽」に
努めているアピールもできると思いますので、急ぎませんがやっておいて損はないと思います。
頑張って下さい。
2018年12月01日 作成 / 執筆:技術サムライ講師
口頭試験で、「5つの業務経歴のうち○番目について質問します」というパターンが増えてきています。
一般的には、720字の業務詳細を中心に質問されます。
しかし、業務詳細に取り上げなかった残りの4つも問われる可能性があるため警戒しておくと良いでしょう。
質問の形式はつぎのとおりです。
(1)○番目について、簡潔に(2、3分で)説明してください。
(2)○番目について、課題や問題点、解決策について説明してください。
(3)○番目について、どのような点が技術士に相応しかったですか。
いずれの場合にも、
①どのような業務であったか、
②どのような成果が求められていたか、
③課題と問題点はなにであったか、
④どのように思考して解決策を見出したか、
⑤結果としてどのような成果が得られたか、の5点を、ズバッと答えるようにします。
基本的には、詳細論文について、5分で説明する練習と同じです。
③について、「課題」とは、目標を達成するためになすべきことです。
わかりにくければ、課題=目標と考えてもよいでしょう。
問題点は、課題達成を困難にしている技術的な難所です。
技術的障壁、原因、真の原因(真因)、本質的な問題、ボトルネック、「壁」とさまざまな表現がされています。
ここを的確に見抜けるのが技術士です。
④について、技術者らしい思考力を表現するには、「着眼点」や「着目し、」といった単語やフレーズを使うとうまくいく場合があります。
(例)「わたしは、○○の技術が応用できることに着目し、××」のようにです。
口頭試験までもう少し。頑張ってください。
2018年12月09日 作成 / 執筆:技術サムライ講師
業務経歴票や筆記試験では、日本語のルールを守って書きます。技術士試験は、記述量が多い試験ですから、この当たり前のことが、とくに重要になります。
句点と読点は、文脈を明らかにします。また、文を正しく、かつ容易に理解できるように打つものです。
1.「。」句点(くてん)
(1)文の終わりに必ず打つ
(2)箇条書き、タイトル、項目名には打たない
(3)通常は、( )、「 」の中の最後の文末にはつけない
(○)日本語のルール(現代表記法) (×)日本語のルール(現代表記法。)
ただし、3.について、( )書きで注釈を入れる場合は、( )の後に句点を打ちます。
(例)技術士とは、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価、又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行うものをいう。
(出典:技術士法第2条)
2.「、」読点(とうてん)
(1)主語をはっきりさせるために打つ
(2)文の切れ目、前後の関係をはっきりさせるために打つ
(3)接続詞、副詞のあとに打つ
(4)条件文のあとに打つ
(例)なお、生態系の観点からも検討が必要である。
(例)しかし、当該案は費用が2倍に増える。
(例)目的が工事費の提言であることから、施工計画が重要となる。
「このような当たり前のことを?」と思わず、意識して、作文してください。
なぜなら、技術士試験では、「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」が試されているからです。
このコンピテンシーの8項目のなかに、「コミュニケーション」があります。
そして、コミュニケーションには、「業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確に効果的な意思疎通を行うこと」と書かれています。
つまり、文書で明確に意思疎通が行うために、句点や読点を適切に使うことも必要なのです。
2019年01月24日 作成 / 執筆:スチールマニア講師
<簡潔に回答する>
質問1:「経歴と業務内容の詳細に書かれた業務について3分程度で説明してください.」
殆どの方が5分以上掛かっています。
試験官は事前に読んでいます。
業務概要、自分の役割、課題、解決策、結果を簡潔に説明してください。
特に課題に対して自分がどうしたのかを+αで説明すると良いでしょう。
口頭試験は加点方式です。時間を超過すると質問の数が減り、加点チャンスが減るということです。
<技術士にふさわしい高い専門性>
質問2:「○○をしたと書かれていますが、なぜそうしたのですか?」
NG:「上司に指示されたので。」「マニュアルに書いてあったので。」
これらの回答では技術士にふさわしいとは言えません。
技術士は、他の技術者と比較し、高い専門性を有し、課題解決能力に長けていなければなれないのです。
OK:「通常であれば□□を行うのですが、△△を考慮した事前解析の結果、○○をしました。」
周囲の環境や安全面、公益などを考慮したなどと実際に考えたこと、もしくは結果的に良かったことでも事前に検討したと言ってしまって良いと思います。
要は普通の人とは違う、1歩踏み込んで考えたということをアピールしましょう。
当然、「では具体的に手法を説明してください。」という質問にも答えられるように事前に準備しておきましょう。
一番NGなのは、業務詳細に書いた内容を理解していない事、わからないと答えること、無言になってしまうことです。
これらを考えると、業務詳細に書く内容は、できるだけ最近の事例が良いでしょう。
何年も昔に対応した内容ですと、具体的な部分を忘れてしまっている場合があるからです。
2019年03月01日 作成 / 執筆:技術サムライ講師
記述式問題をうまく書くために、事前に精度の高い想定問題と、その解答案を作成して、暗記してしまうのが効果的な方法の一つです。
制限時間の範囲内で、合格レベルの答案を作成するには、あらかじめパターン化された答案を思い出して書く方法が有効だからです。
たとえば、選択問題Ⅱ-1の想定問題作成に関しては、1つのキーワードに対して、以下の3項目の内容を、事前に用意してみてはいかがでしょうか。
①基礎専門知識
②課題と問題点および解決策
③期待される効果とリスク
そして、1つのキーワードに対し、1枚のキーワード解説シート(キーワード集)を作成するのです。このシートは本番の論文試験用紙600字詰原稿用紙でつくっておくと便利で、上記3項目の内容を記述しておきます。
実際の試験で、「〇〇について知るところを述べよ。」と出題された場合、①基礎専門知識からの知識を解答に記述します。
また、「○○の問題点を論ぜよ。」「〇〇の課題を抽出せよ。」「〇〇の課題と解決策を提示せよ。」等と出題された場合は、②問題点及び課題と解決策の部分を記述します。
同様に「○○について期待される効果とリスクについて論ぜよ。」「〇〇について将来動向について論ぜよ。」の場合は、③期待される効果とリスクの部分を記述します。
場合によっては複数の知識を引っ張り出して解答を記述するのです。
つまり、キーワード2つの問題ではキーワード解説シート2題、3つの場合はキーワード解説シート3題から知識を引き出して解答を記述します。
このキーワード解説シートをたくさん準備しておけば、筆記試験の時に困ることが少なくなります。
このキーワード解説シートは、多いにこしたことはないのは当然ですが、150~200個ほど作っておくと安心できます。
2019年05月05日 作成 / 執筆:技術サムライ講師
筆記試験では、合計9枚の論文を書かなければなりません。1枚600字ですから、5400字を1日で書くことになります。
書店で売られている一般的な新書の文字数が、10万字程度です。なんと、その20分の1ほどの分量を、わずか5時間30分で書かくことが求められているのです。
この筆記試験の対策はたいへんなものです。
しかし、その一方で、ツイッターの140字を書くことを負担に思う人は多くないでしょう。
もっと極端なことを言えば、ワードで1行の文章を書くのを負担に思う人はいません。なぜなら、ワードの1行は、標準設定で、わずかに40字だからです。
ですから、選択科目Ⅱ-1のように1枚モノ600字の論文では、200字のかたまりが3つあると考えるのです。
そして、その200字を、たった40字の文章で、たった5つだけで構成すればよい、と考えてみるのです。
もしくは、600字の論文では140字~150字のかたまりを4つで構成すると考えるのです。
つまり、1つの段落でツイッター1つの記事を作成するような感覚です。その記事1つは4つくらいの文章でつくります。
「主張」を書いて、「その根拠や理由」を書いて、「2、3の例示」を示します。
そうすれば、150字や200字の1つの記事が書けてしまいます。
そのような積み重ねで、5400字を作り上げられます。
業務でも困難で大きなプロジェクトは、小さな課題や目標に小分けして、対応していくとうまくいきます。
技術士試験の勉強も、難なくこなせる小さな目標に分けて、コツコツと対応していくのがポイントです。
40字や150字、200字なら、ちょっとした空き時間でも書けます。
公私ともに忙しい受験生がとくに意識されるとよい勉強法です。
2019年05月19日 作成 / 執筆:スチールマニア講師
受験生の皆様、こんにちは。
今回は参考書について考えてみましょう。
AmazonやYahoo! などで参考書を検索すると、非常に多くの本がヒットします。
しかし、自分にとってちょうど良い参考書は、なかなか見つかりません。
やむなく、何冊か買ってみても十分な説明が無くて困ることがほとんどです。
その理由として、貴方専用の参考書が無いからです。
貴方専用の参考書が無い事に対する対策は、2通りあります。
今日は、その方法を説明したいと思います。
【1】自分専用の参考書を作る
1つ目は、自分専用の参考書を自分で作成する事です。
自分専用のノートなので、何を書いても良いのです。
例えば、試験に出そうなキーワードを見つけて、知識の整理整頓をしたり、論文の構成をまとめたり、
ある社会的な問題に対して、技術的課題と解決策、メリットデメリットなどをまとめても良いでしょう。
すなわちそのノートは試験に出る知識の宝庫になります。しかも貴方が必要な知識です。
まさに貴方専用の参考書となるのです。
実のところ、私自身自分専用の参考書を2冊作成しました。
1冊は択一問題で必要な知識集、2冊目は論文を書く上での構成方法や時間配分、そして各種課題や解決策をまとめていました。
通勤時などにずっとノートを読んでいたのを覚えています。
【2】貴方の解らない事を誰かに教えてもらう
2つ目は、素直に教えてもらうことです。
どんなに難関な試験でも合格方法を知っている人は、必ずいます。
合格方法を知っている人に、勉強を教えてもらうのです。
勉強を教えてもらう事で、ムダな努力をしなくて済みます。
短時間で効率的に勉強する事で、最短合格することが出来ます。
例えば大学受験のために塾へ入るという方は多いはずです。
私は1つ目、2つ目と両方取り入れました。
教えてもらったこともノートに書き込みました。ぜひ効率的に勉強して、一発合格を目指してください。
2019年06月12日 作成 / 執筆:スチールマニア講師
受験生の皆さん、こんにちは。
この技術士ニュースの中でも何度も取り上げられておりますが、
今年度から、必須科目が択一問題から筆記へと変更されました。
試験制度が変更された年というのは、
どのような問題が出されるか前例がない為、
対策が取りにくいという一面があります。
しかし、過去、平成19年~平成24年の間は、
必須科目は択一問題ではなく、1800字の筆記試験でありました。
そもそも、技術士2次試験というのは、20個の部門に分かれています。
例えば、機械部門や建設部門、農業部門、などです。
その中で、皆さんが受験するのは、ある部門のある科目を受験します。
科目というのは、建設部門で言えば、土質及び基礎や、鋼構造およびコンクリート、
建設環境、などの11の科目に分かれています。
受験する「必須科目」というのは、
それぞれの部門で、各科目に分かれて受験していますが、
部門全体の受験生が全て共通の試験問題を受験することになります。
すなわち、「必須科目で問われるは非常に範囲が広い」ということを示します。
そこで、過去の必須科目でどのような試験問題が出ていたのか?
を知るだけでも非常に大きなアドバンテージとなります。
過去の出題で出されているキーワードというものは、大きく変わっていないはずです。
キーワードをまとめて、意味を調べること。
また、出題のされ方についても着目してみて下さい。
それら過去の情報から、どのような事を求められているのか?を分析するのです。
各科目で共通する問題を出題する必要があるということは、
その年の時事ネタとなる場合もあります。
受験される部門の、国の政策や潮流を確認することも大事です。
どの部門で受験するにしても、やることは同じです。
2019年06月18日 作成 / 執筆:スチールマニア講師
受験生の皆さん、こんにちは。
この時期は勉強、勉強と厳しい言葉ばかり掛けられてつらい時期に差し掛かります。
私も経験者として、6月7月は非常に精神的に辛かったのを覚えています。
今回は、試験勉強の合間の、息抜きの重要性について考えてみます。
「息抜き」をする際の注意点
息抜きと言っても、昨日頑張ったから今日は休もうとか、疲れたから今日はやめて明日にしよう、というのはNGです。
資格試験の日は決まっていて、やるべき勉強の内容も分かっています。
計画的に継続して勉強を続けていくために、その計画の中に予め休養を設定しておく必要があるのです。
それが、ここでいう息抜きです。
息抜きのペースは資格試験のスケジュールと密接に関係してきます。
あと1ヶ月切った状態での、身体と精神の調整という意味でうまく利用しましょう。
効率的な息抜きの方法
試験日との兼ね合いで息抜きのスケジュールを設定しますが、
そこには自分なりのルールを設けて必ず守るようにしましょう。
土曜日は午前7時から11時までを勉強時間として、夕飯までは家族と過ごす。
そして、午後8時から10時まで勉強を行うなど。
バランス良く、勉強負荷は高めに息抜きのルールを設定することをお勧めします。
また、息抜き前の勉強は、息抜き明けの日に繋がるようにキリの良いところの少し前で区切るようにします。これは几帳面な人には気持ちが悪いかもしれませんが、
息抜き明けがテキストの前の章の残りの部分から始まると、区切り前の勉強内容が蘇り、
その復習をしつつその章を終えて次の章をスタートできるので、勉強に入りやすいのです。
明けが新章からのスタートだと、前の章を振り返ることなく進みますので復習にならずに、その上、取っ付きづらい印象があって、勉強の進捗に少なからぬ影響が出るからです。
オンとオフを切り替える
息抜きをすると決めたら、その章を少し残しのところで切り上げて、勉強のことは頭から追い出しましょう。
テレビを観たり、本を読んだり、自分のやりたいことをやります。
オンとオフをはっきり切り替えることが効果的な息抜きの仕方です。
私の場合は、TVが好きなので撮り貯めたドラマを視聴したり、ギャグ漫画を読んだりしていました。
息抜きと決めたのにテキストをつい開いたりするのは、勉強中にスマホを開くことに繋がりかねませんので明確に分けましょう。
2019年06月24日 作成 / 執筆:スチールマニア講師
受験生の皆さん、こんにちは。
さて、試験まであと3週間となりました。
試験日は7月15日(月)です。
試験は午前9時~午後5時までの間で行われます。
最後の1週間は体調を整え、頭も体もリフレッシュさせるために
ゆっくり、確認作業を行うとすると、無理した勉強をできるのは
残り2週間ということになります。
その2週間の過ごし方も、少し試験日当日を気にしたスケジュールにしてみましょう。
普段、受験生の皆さんの中で、平日は各自仕事場で勤務を行い、
それから勉強を行っているという方がほとんどではないでしょうか?
人の行動力や発揮される力には、「慣れ」による振れ幅が大きいです。
夜型の人、朝型の人などと言われることがあると思います。
いつも夜に頭を回転させることが多い方は、夜に集中しやすく、
逆に朝に集中しやすい人がいます。
しかし、試験は人に合わせて受験することができません。
全員決まった時間に、決まった内容の試験を受けます。
試験に自分の生活スタイルを合わせる必要があるのです。
睡眠時間も平日と休日で1時間以上差がある人は、
休日後の初日は、頭が働きにくいという研究結果もあります。
繰り返しますが、あと3週間です。
試験まで土日はあと6回きます。
試験日当日は、何時に起きる必要がありますか?
あと6回の休日は、試験当日の起床時間に合わせて、
そのまま想定問題を、時間を計って解いてみるという実践型の勉強の方法も有効だと思います。
以前、手書きの練習の重要性を書きましたが、
手書きの練習は進んでいるでしょうか?
記述速度を上げることも合格のためのスキルです。
しかも、向上可能なスキルです。
このタイミングで向上させない手は無いでしょう。
受験生それぞれが、試験当日を如何に明確に想像できるか?
これも技術士には重要な能力だと私は思います。
ぜひ、頑張ってください。
2019年07月07日 作成 / 執筆:技術サムライ講師
試験が終わったら、必ず選択科目Ⅲの復元解答を作成します。なぜなら、選択科目Ⅲの答案は口頭試験のときに、試験官の手元にあるからです。
自分が書いた内容が不確かな状態では、それについて問われても、正しい応答ができないはずです。
ここで問題になるのは、試験終了直後に、復元解答を作る気力が残っていないことです。
そこで、多くの受験生は、次の日、そしてその次の日と、やるべき日を後に回していくのです。
当然に、記憶が曖昧になり、精度の低い復元答案ができてしまいます。
また、筆記試験の出来が悪く、自分では不合格と思っていても、合格している人がかなりいます。
合格発表があった後に、あわてて復元解答を作る人がいます。
もちろん、口頭試験で苦戦します。その復元解答は、まったくもって、不正確な文字情報だからです。
そこで、試験終了後、完全な復元解答を作る必要はない、と心理的ハードルを下げるのがおすすめです。
つまり、後日、復元解答を作るため、どんなことを書いたかを箇条書きで書くらいで良いとするのです。
そうすれば、後日、まったくのゼロから復元解答をつくるよりも、うんと効率がよくなります。
試験終了直後には、箇条書きで、キーワードだけでもよいでしょう。
帰りの電車の中でも良いですし、アルコールを飲みながらでもよいでしょう。
そのかわりに、毎日毎日、少しずつでも、そのキーワードに情報を補足していきます。
そのうち、こう書けばよかった、ああ書くべきだったということがでてきます。
それを、赤字でコメントを書いていくのです。
この赤ペンでの振り返りが、口頭試験での質疑応答に役立つのです。
2019年08月20日 作成 / 執筆:スチールマニア講師
先日、来年技術士試験を受ける友人が一次試験のためのセミナーに参加したようで、その内容を聞かせてもらいました。
そこでは、一次試験の勉強は従来の資格試験と同様に参考書や問題集が中心の学習方法であると説明しています。
なぜ同じかと言うと、一次試験の場合は1つの問題に対して必ず暗記すべき唯一無二の答えがあるからです。
言い方を変えると正解は1つだけであるという事です。
例えば、『問題:荷重Pが掛かる際の、この柱と梁に掛かるモーメントを求めよ』です。
正解は、正しい計算さえすれば、全員が同じ回答となります。
また、過去問題の類似問題が出題されるのも一次試験の特徴です。
そのため、一次試験は過去問題を中心にして、解答練習を繰り返すことで合格を目指します。
つまり一次試験の勉強は、問題と模範解答をセットで暗記するイメージです。
これに対して、二次試験は、正解の無い問題が出題されます。
例えば、『問題:あなたの選択科目における技術分野で現状の問題点と課題を挙げ、
課題を解決できる技術革新を述べなさい』と言う問題です。
このような問題の場合、受験生1人1人で正解が違ってきます。
技術士の選択科目は全部で69科目ありますし、それぞれの受験生で専門とする事項も異なります。
また、解答を作成するときの社会情勢も影響します。
現在の反映すべき社会情勢は、SDGsを絡めて解答を書くことが勧められています。 これらの組合せは、無限となります。
そのため、二次試験の合格解答は、解答者の人数分だけあることになり、『これを書けば合格する』と言う模範解答がありません。
昨年記述した合格解答を今年記述したら不合格という事ももちろんあるのです。
上記のように一次試験と二次試験は、勉強方法が異なりますし、
二次試験の勉強の方が遥かに難しく、時間がかかることがわかると思います。
二次試験は、過去問だけを勉強すれば合格できる一次試験とは異なります。
これらの違いをシッカリと理解して、充分時間を取って一発合格を果たしてください。
2019年09月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師
技術士試験には、技術者倫理の理解が不可欠です。まず、一次試験の適性科目では、技術者倫理そのものに関して、15問すべてに解答する必要があります。
つぎに、二次試験の筆記試験では、令和元年度試験から、必須科目Ⅰの(4)の設問で、「(1)~(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から述べよ。」と、技術者倫理の出題がなされることになりました。この出題傾向は、来年度以降も続きます。なぜなら、必須科目Ⅰの評価項目5つのなかに、「技術者倫理」が含まれているためです。
さらに、二次試験の口頭試験でも、「技術士としての適格性」が問われます。当然に、技術者倫理に関する問いかけがあります。その端的な質問例が、「技術士法第4章に記されている『3義務2責務』について説明してください。」というものです。
さて、これらの対策ですが、お薦めするのが、つぎの3つです。
(1)一次試験の適性科目の過去問を読む。各選択肢をていねいに読み込むことで、技術士に求められている技術士倫理のポイントを身につけることができます。
(2)技術士法の目的条文(第1条)と第4章(3義務2責務)と、技術士倫理綱領を読む。
(3)「技術者倫理」の書籍を使い、事例を読む。例えば、放送大学教材の『技術者倫理』(著・杉野順)には、シティコープ・タワー、三菱自動車・リコール隠ぺい事件、雪印食品・牛肉偽装事件、東京電力・原子力発電所における記録改ざん等の重要案件についての記載があります。
技術者倫理は、技術士になるために、必ず身につけておかなければならない必須知識といえるでしょう。効率よく対策をしてください。
2019年09月03日 作成 / 執筆:スチールマニア講師
受験生の皆さん、こんにちは。
9月になりました。
7月に筆記試験を受けた方は合格発表が待ち遠しいと思いますが、発表は10月です。
しかし、こちらの記事で何度も書いていますが、
合格発表を待ってから勉強を始めるのでは無く、
今すぐに始めましょう。
口頭試験では、大きく分けると以下の項目を聞かれます。
1 今までの業務経験と詳細業務内容について
2 技術士を受験した動機、技術士となったら社内でどのような待遇となるのか
3 技術士となった後の目標
4 技術士倫理について
私が受験した際には上記のことを聞かれました。
時間はジャスト20分。
特に困る質問もなくスムーズに終了した印象があります。
試験官は2名おり、1名が進行役(年齢は若め)でもう1名は質問役(年齢は高め)でした。
質問役の方が専門的な質問をし、進行役がたまに一般的な質問をしてきました。
これは、その時によって違いはあると思います。
さて、口頭試験の勉強ですが、
上記の2や3などは今からでも十分考えることができます。
すでに先輩で技術士を取得した方がいる場合は、
社内でどのような待遇となるのか、聞いてみましょう。
また、なぜ技術士を受験したのかを思い返してノートに書き留めてみましょう。
意外に、このような動機などの質問が答えづらいので、
十分準備をしておいた方が良いと思います。
技術士となった後の目標も聞かれます。
例えば、CPDへの積極的な参加であったり、
技術士会への登録と講習会への参加も考えられます。
社内での業務についてでも良いと思います。
考えられる質問をざっと書き出し、
少しずつ回答を埋めていきましょう。
2019年09月10日 作成 / 執筆:スチールマニア講師
CPDとは何か?
Continuing Professional Development:継続研鑚です。
技術士試験に合格し、技術士となることがゴールではないということです。
このことは、技術士法や倫理綱領にも規定されています。
「技術士法」
第47条2
(技術士の資質向上の責務)
技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、
その他その資質 の向上を図るよう努めなければならない。
「技術士倫理綱領」
(継続研鑚)
10.技術士は、常に専門技術の力量並びに技術と社会が接する領域の知識を高めるとともに、人材育成に努める。
ここに書かれていることは、当然口頭試験でも述べることができます。
Q:技術士を取得した後は、どのようなことに取り組みたいですか?
という質問がくることもあります。
その際に、CPDのことを述べたり、後輩の育成、部下の育成に積極的に携わりたい、と回答したりできます。
さて、CPDは何をすることを定めているのか?ですが、
CPD の範囲には、CPD によって獲得した能力を社会貢献に資する活動も含める。
一般に、次のように分類する。
① 能力を獲得する活動:講演会・講習会・シンポジウム・研修会・見学会等への参加、
論文発 表、口頭発表、執筆活動、資格取得、自己学習等
② 実務を通じた活動:表彰を受けた業務、特許取得等
③ 社会貢献活動:公的な機関等の委員会委員、講演会講師、技術指導等
とあります。
ただ聞くだけの講習会やシンポジウム参加でもCPD時間を得ることはできます。
しかし、講師として発表する側の場合は同じ時間でも重みづけが異なり、
多くのCPD時間を得ることができます。
目標とするCPD時間やAPECエンジニアの登録申請するために必要なCPD時間など、
調べて勉強する必要があるものもあります。
それぞれ、準備を進めましょう。
2017年11月19日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師
最後の頑張り
技術士の筆記試験(二次試験)で合格した人は、技術士の登録まであと少しです。過去の実績では分野に
よっても異なるが口頭試験に概ね9割程度は合格している。しかし、これは逆に言えば1割は不合格に
なっているということだ。その1割に入らないためにはどうするか!と考えるか、合格の5割に入るには
どうするか!を考えるか、それとも合格の上位に入るか!と考えるかによって、学習の戦略は異なる。
不合格の1割に入らないための戦略
筆記試験の記述問題の評価がA/Aではなく、A/BやB/Aの方は要注意だ。特に、口頭試験では、課題解決
能力を問う問題IIIも口頭試験の試験官の面接材料として配布される。したがって、なぜ評価がBだったのか
をしっかりと反省する必要がある。技術士の資質として、「フォローする」という能力が問われている。
このため、口頭試験でのツッコミは必然的に厳しくなることを覚悟すべきだ。これに対応するには、入念
な準備をするしかない。
合格の5割に入るための戦略
要は合格者の平均像を目指すということだ。技術士のセミナーやこのAXS技術士システムの先生が指摘する
ことを真面目にきちんとマスターすることだ。現在のパターンは25年度から5年目なので、口頭試験の
傾向と対策も多くの先生が指摘する通りだ。オーソドックスな質問を50問程度は用意して、それへの回答を
用意すること。模擬面接を最低でも3回程度は実施して、想定問答の見直しをすること。忙しい日常の中で
も、時間を捻出して、頑張れば、合格の5割には入れるだろう。
合格の上位に入るための戦略
記述問題がA/Aの人は、単に合格するだけではなく、今後の後輩の規範になるような受験姿勢と受験勉強を
しっかりとしてほしい。想定問題も100個程度は用意し、模擬面接も4-5回を目指そう。もしくは、用意した
想定問答をスマホに録音して、隙間時間に何度も何度も繰り返し聴きましょう。何度も自分の問答の様子を
聞いていると、ちょっと流れが悪いなあとか、冗長だなあとか、説明がロジカルではないなあとか気づく
ことがある。ぜひ、自分自身で一人ツッコミをして、問答内容をブラッシュアップしてほしい。また、
次のようなプレゼンスキルを試してほしい。
1) 人の評価は最初の3つの印象でほぼ決まる
技術士にふさわしいと試験官に感じてもらえることが重要。身なりや行動、最初の挨拶。
受験番号や名前を述べるときが最初の勝負。試験官の方を向いて、相手の視線を感じながら
ゆっくりと明瞭に落ち着いて受験番号と名前を伝えましょう。人物評価は、最初の印象と
二回目の印象と、三回目の印象でほぼ決まるという。つまり、口頭試験前の書類による印象と
入室時の見た印象と、次の受験者が話す声の印象であなたの印象=評価はほぼ決まるのです。
2)口頭試験は加点主義
口頭試験の試験官は、筆記試験であなたの答案を見て合格と判断してくれた人です。つまり、あなたを
合格させようとしている。その期待のそう努力をすることは当然の責務です。しかし、本番の口頭試験
では、回答に困るような質問や、回答しにくい質問、質問の意味がよくわからない質問がある。
そのような時にはどうすべきでしょうか?適当に答えるのはダメです。時間の無駄だけではなく、試験官
の印象まで悪くなる。必ず質問の主旨を再確認して、相手の意図に合うように回答しましょう。
また、本当に知らないことは「すいません。その点は不勉強でよくわかりません。」「うまく説明でき
ません。この後しっかり調べて勉強します。」などと潔く降参して次の質問をお願いしましょう。
3)試験官との論争は禁物
優秀な受験者ほど、自分の知見や意見に自信を持っていることが多い。試験官が理不尽なことを言うこと
もないとは言えない。そのような時に論争するのは厳禁です。これは座談会ではないし、議論の場でも
ない。あなたは評価されている立場です。「へりくだる」必要はないし、自分の意見を曲げる必要もない
が試験官に対する攻撃は最低です。そのような場合にも、「そのような見方があるのですね。勉強になり
ました。」とか、「この件は議論の余地がないと考えていましたが、そのような解決法もあると気づく
ことができました。ご指摘ありがとうございます。」など、要は相手の立場を理解し、試験官の意見を
尊重する姿勢を崩さないことが肝要です。
4)PREP
プレゼンテーションのスキルの一つにPREP法がある。このPREP法とはPoint、Reason、Example、
Pointの4文字のイニシャルだ。つまり、まず結論を述べ、その理由を述べ、その例を示し、最後に
結論をもう一度述べる。これと真逆なのは、背景→条件→考慮事項→理由→(最後に)結論。公務員が
陥りやすいパターンだ。口頭試験では時間の制限がある。PREP法でまず結論を述べたら、試験官の顔を
見て、「理由を詳しく説明した方がいいですか?」「この内容で詳しく説明してよろしいでしょうか?」
とか聞いてから次に進むのがお勧めだ。試験官によっては、PREPの最初のPで「次の質問に移ります」
と言ってくれることがある。その場合にはPREPの最初のPだけで回答になっているので、貴重な時間の
節約以上に加点を繰り返せるという効果がある。
5)イメージとロジックで人は納得する
人は物事をイメージして、ロジックを理解できたときに納得する。これは人間の脳が左脳と右脳に
分かれていることに起因する。これは、口頭試験の特に小論文(詳細業務)の説明のときに意識すべき
だ。つまり、例えば「橋梁」の改善を説明するなら、どんな橋かを試験官にイメージしてもらうことが
先決だ。幅員10mの橋なのか、100mの橋か、それとももっと巨大な橋なのか。どんな橋なのかの
イメージがずれていたらこれは悲劇だ。何を説明しても質疑が食い違ってしまう。手振りをまじえなが
試験官との間で同じイメージを共有できたら、次は冷静に端的にロジックを説明する。課題は3点です。
目的はこれです。解決策は3つありますが、私はA案が最適と判断した。その理由は3つあります。この
ようにマジックナンバー(=3)をうまく活用しながら説明すると、人は納得した気になるものです。
6)沈黙を恐れない
口頭試験で最悪なのは試験官の質問に対して回答できずに無言の時間が続くことだ。これは時間の無駄
だけではなく、印象も悪くなるので最低の対応だ。分からなければ、「すいません。勉強不足です。
また、勉強します。」等でなんとか切り抜けよう。口頭試験は加点主義なので、わからないことを
わからないと回答しても何も減点されません。場合によっては潔ぎ良い態度として好感される可能性
さえある。そのような受動的な沈黙は避ける必要があるが、能動的な沈黙(=間)を使えれば、プレゼンの
上級者だ。つまり、試験官の質問に対して、先のPREPの最初のPを説明する。そのあと、わずか1秒の
沈黙、つまり間をおく。そして、その1秒間の試験官の反応を見極めて、PREPの理由に続くのか、
それとも、先に行ったように「続けてよろしいでしょうか?」と試験官とキャッチボールをするのか、
その後のプレゼンを微妙に起動修正させる。大切なことは話すことではなく、理解してもらうことだ。
そのためには、間をおくことがとても有効だ。
口頭試験の目的は合格することだ。そのためには、不合格の1割に入らないという戦略でも、合格者の5割、
つまり平均的な合格者の戦略でもいいと思う。しかし、本当に合格して、技術士として活躍したいと考えるの
であれば、合格の上位者を目指して欲しいと思う。技術士試験に合格するのはゴールではなく、スタートだ。
技術士として活躍するには、物を書いたり、講演で話をしたり、経営者の相談に乗ったりすることがある。
そのようなことに対応できる能力を有するのかどうかを試されているのが試験だが、同時にそのような能力を
伸ばすチャンスでもある。単に合格するのではなく、上位者での合格を是非目指して欲しい。
サッカーに例えて言えば、1点差で勝利するのではなく、2点差で勝利を確実にするのではなく、3点差を
つけて、圧倒的な勝利を目指して欲しいと思います。そうすることで、相手に1点を取られても、2点を
取られても、勝利=合格できると確信します。
最後の一踏ん張りです。頑張ってください。
以上
2016年11月19日 作成 / 執筆:技術士システム【運営者】講師
平成28年10月18日の科学技術・学術審議会技術士分科会 第9回制度検討特別委員会において、技術士試験における変更が報告されました。
早ければ2018年度の試験から変更になります。
委員会が技術士制度の参考とした国際エンジニアリング連合会(IEA)が定める「エンジニア」には、資格取得段階で明白な解決策がないような複合的な問題を技術的に解決できる能力が求められています。日本の技術士にも同様の問題解決能力を求める必要があるとして、その能力をより的確に把握するには択一式より記述式の方が適しているとの委員会の判断で変更となりました。
主な変更点
1)必須科目を記述式に切り替える。
2)選択科目では専門知識及び応用能力を問う論文の記述枚数を現行の600詰め用紙4枚以内から3枚以内に削減することで、受験生の負担を軽減する。
ということは、来年の技術士試験に合格できなければ、2018年度からは必須科目が記述式になります。現行の試験方法で合格したければ来年の試験で合格するしかありません。
下記に具体的な試験方法の方向性を記載します。
■必須科目:
「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力
(記述式、600字詰用紙3枚以内、試験時間2時間、配点40点)
■選択科目1:
「選択科目」に関する専門知識及び応用能力
(記述式、600字詰用紙3枚以内、配点30点)
■選択科目2:
「選択科目」に関する問題解決能力及び課題遂行能力
(記述式、600字詰用紙3枚以内、配点30点)
※選択科目1.2合わせて試験時間3.5時間
(資料:文部科学省)
2016年12月15日 作成 / 執筆:技術士試験免許皆伝講師
2枚論文、3枚論文の記述では、見出しの付け方が重要です。具体的には、大項目、中項目、小項目です。設問にも、(1)、(2)等と番号が付いています。この設問の番号と論文の見出し番号は必ず一致するわけではありません。
解答論文はそれ自体が論文です。単独の論文です。それなので、単に設問に解答するだけだは論文として不足です。論文はなぜこの論文を書くに到ったか、何をどのように考え、何をしたか、その結果分かった知見はなにか、今後の課題は何か 等を記述します。それなので、なぜこの設問が出題されたかを考え、出題者の意図をくみ取り記述します。
具体的には、1.はじめに との項目を設け前述の事項を記述します。しかし、これは設問では求めていません。それなので、設問の番号と記述の番号はこの時点で異なってきます。以下、同様に設問では求めてない事項でも、論文を構成するのに必要な事項は適宜記述します。すると、設問の番号とは大きく異なってきます。でも、それで良いのです。
論文を記述する前に、見出しを整理して単独の論文として成立する見出しにする必要があります。見出しを考えることを練習してください。みなさんは専門知識は十分備わっている方です。見出しの付け方などで減点されては、悲劇です。
2016年12月17日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師
2016年度の一次試験にトライして残念ながら合格ではなかった方へ
技術士試験は、技術部門最難関とも言われてる難関資格試験です。
その資格取得を目指すのであれば、やはり正しい戦略が必要です。
そして、その第一歩が一次試験の合格です。
一次試験と二次試験の部門は同じでなくてもいいのです。皆様の能力や
経験を踏まえて、相性の良い部門を選択することが大切です。
具体的にどうするかといえば、やはり過去問題を解いてみることです。
例えば、平成28年度の一次試験は、基礎科目と適正科目と専門科目が
あり、それぞれで50%以上を正解する必要があります。
基礎科目は5つの分野があり、それぞれの分野の6問から3問を選択し
ます。選択した15問のうち50%を正解すれば良い。
適性科目は15問あり、そのうちの50%以上、つまり8問を正解すれば
良いのです。
最後の専門科目は35問から25問を選択し、そのうちの50%以上、
つまり13問を正解すればいいのです。
つまり、乱暴にいえば55問のうち29問正解すれば良い。つまり、
約53%を正解すれば良いのです。
基礎科目と適正科目は、部門に限らずに共通なので、これは突破する
しかないですが、専門科目は選べます。自分の専門分野を選択するのが
通常ですが、他にも相性の良い専門分野がないのかどうかもチェック
してみませんか?
例えば、私は電気電子部門の情報通信が専門ですが、経営管理にも
関心があったので、電気電子の過去問題と経営管理の過去問題にトライ
してみました。そうすると、どちらも合格水準にはなかったが経営管理
の方が点数がよかった。さらに、合格水準まで引き上げる努力にも大きな
差異がありました。つまり、経営管理は知識や理論の理解度をあげれば
十分合格水準に達するけど、電気電子は複雑な電気回路の計算問題を解く
スキルを思い出して磨く必要があるけど、磨いても確実に解けるかどうか
は問題次第というリスクがありました。
このため、ローリスクハイリターンの経営管理を選択して、合格しました。
また、現在、総合技術監理部門にトライしていますが、一次試験で勉強した
経営管理の知識が非常に役に立っています。
ここで言いたいことは、一次試験の合格に向けては、柔軟な発想と戦略も
有効だということです。合格の可能性の高い部門を選択したら、あとは、
過去問を解きましょう。
ここで重要なことは、単に解くのではなくて、解ける問題と解けない問題を
仕分けすることです。解けない問題には、ケアレスミスによるものと、根本的
に理解していないためのものがあります。どこがわからないかがわかれば、
それを勉強します。そして、また解ける問題と解けない問題を仕分けします。
これを続けると試験当日には、過去問題で解けない問題は10以下になって
いるでしょう。どうしても理解できないこの10個はもう丸暗記しましょう(笑)。
大切なことは何が分かっていないかを確認し、それを勉強して、理解すること。
この愚直な作業を繰り返すことで、あなたの知識レベルも理解レベルも確実に
合格ラインのはるか上に行くでしょう。
結果的には70%以上を合格しているかもしれません!
特に、基礎科目で専門外の分野の勉強は辛いかもしれませんが、不慣れな分野
については過去問題をマスターすることで守りを固めましょう。得意分野は
理解度を深め、広めることで高得点を目指しましょう。
継続して研鑽する習慣を身につければ、10分でもいいので勉強する時間と場所を
確保すれば、毎日5分でも勉強を続ければ自分自身が成長していることを実感できます。
頑張ってください!
2017年01月12日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師
技術士の電気電子部門は、電気工事士や電気主任技術者と比較されると、今一つ対外的な評価が低く見られがちです。
建設部門の技術士は、コンサル事業を行うために必要な資格とされているのに対して、電気電子部門の技術士は取得しても特別業務に従事できる内容が増えるというものではありません。
実際に、電気関係のコンサル事業は、必要な資格が法律的にあるわけではなく、電気主任技術者資格でも代替できるため、電気電子部門の技術士試験は受験者自体が少ない傾向にあります。
しかし、電気関係の建設工事を監理する際に、電気電子部門の技術士は、意外な形で活用することができます。
建設工事での請負金額が一定額以上の工事の監督をする場合、監理技術者という資格を持った現場監督が現場に常駐する必要があります。
この監理技術者の資格は、現場工事の経験年数で取得ができるのですが、この経験年数になるかどうかという審査基準がとても厳しく、人によっては10年間の現場工事の経験が必要となります。
電気工事の設計などを担当していると、こうした監理技術者資格を取得するのがとても難しく、現場監理の業務にも範囲を広げたいと考えている人にとっては、とても大きな障壁となっています。
しかし、技術士資格を持っている人は、該当部門の工事の監理技術者資格であれば、現場工事の経験に関わらず取得することが可能となります。
これは、電気工事士や電気主任技術者資格では認められていない資格取得要件となります。
技術士資格を取得すれば、工事監理も行うこともできるようになるのです。
工事設計と工事監理をセットでできる人間ともなれば、転職時にも有利となり、会社にとっては重宝されること間違いなしです。
電気工事を行っている会社に勤務されている設計担当の方は、是非電気電子部門の技術士取得を目指してみてはいかがでしょうか。
2017年01月14日 作成 / 執筆:技術士試験免許皆伝講師
論文の見出し、文章の量は回答論文として重要です。見出しは1行で、文章の量が項目によって偏らないことが大切です。
そのためには、キーワードを適切に用いて記述することです。そのキーワードは、白書、各省のホームページ、専門分野は基本書、学会等のホームぺージから整理しておきます。なぜなら、技術士は国が認めた資格ですから、国の方針等を理解したうえで、自分の考えを述べる必要があるからです。
どんなキーワードを用いているかで記述者が何をどの程度理解しているかが伺えます。そこを、採点者は見ています。それなので、キーワードの整理は非常に重要です。キーワードを用いてスキの無い文章、突っ込まれない文章を記述する練習が大切です。
キーワードは膨大で何をどのように整理すれば良いのか、雲をつかむようで難しいかもしれません。でも、心配ありません。市販のキーワード本、基本書、白書等を精読することで十分です。7月の試験までには十分できます。キーワードを用いて自分の考えを述べる練習もできます。まだ、1月です。3月末ぐらいまではキーワードの整理に時間をかけても大丈夫です。地味でつまらない作業ですが、これをやるか、やらないかで、記述された論文の出来栄えが大きく異なります。がんばりましょう。
2017年01月26日 作成 / 執筆:技術士試験免許皆伝講師
論文は出題者との会話と考えてください。ただの会話ではありません。技術的・論理的に根拠がある会話です。それなので、キーワードの選択が重要です。適切なキーワードを用いれば、そのキーワードの意味・背景等を理解して用いてることを表現できます。また、会話の相手は仕事の依頼者と想定してください。まったく知識・技術力を持ち合わせてない依頼者です。その相手に説明するには、論理的で飛躍がなく、分かりやすい表現が必要です。
論文作成を沢山練習することも必要ですが、文章の質というか濃さというか隙が無い文章というか、一度読むだけで理解できる言い回しが大切です。本番の試験まで時間があります。慌てず、あせらず隙のない文章の練習をしてください。お勧めは、学会誌にある論文・各種白書等を読むことです。隙の無い文章は、突っ込まれません。論文・白書等は突っ込み所が少ないので大変参考になります。
2017年02月24日 作成 / 執筆:タートル講師
受験申込書の「業務内容の詳細」について、今回は『部門や科目のミスマッチ』をテーマに述べたいと思います。
業務内容の詳細では、立場・役割・成果に加え、その業務の課題や問題点・解決策等を記述する方が多いと思います。
このうち課題や問題点・解決策の内容が、自分の受験する部門や科目に合致していることが大切です。添削をしていると
時々、この部分が『この部門(科目)の視点になっていない』と感じる場合があります。具体的に例を挙げてみます。
建設部門の建設環境科目の受験生が、貴重種の保全の話に終始していて、建設事業のことにほとんど触れていない。
これでは口頭試験で試験官に環境部門と判断される可能性大です。
建設部門の鋼構造及びコンクリート科目の受験生が、課題や問題点・解決策の内容として施工計画や施工設備に関する内容
を記述している。たとえ鋼構造物やコンクリート構造物を扱っていても、課題や問題点・解決策(つまり技術士としてふさ
わしいポイントになるところ)が施工関連の内容だと、口頭試験で『それは施工計画ではないでしょうか』と問われる可能性
大です。
もし、これらの例のように『部門(科目)違い』と思われてしまうような文章を書いて提出しても、これが原因で受験申込みが
不受理になることはありません。
しかし、無事に筆記試験を合格しても、口頭試験の時に厳しい質問を受ける可能性は非常に高まります。
受験申込書を提出してしまったら、文章を訂正することはできませんから、提出前に十分なチェックを受けることが大切です。
*業務内容の詳細に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。
*出願対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。
2017年02月25日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師
技術士二次試験は実務経験の期間も合わせると非常に長い戦いとなります。
普段の日常業務や家庭での生活と並行して勉強を行わなければいけません。
技術士合格のためにはどのようなことが必要なのでしょうか?
・効率の良い勉強方法を探す
司法試験などの難関試験と違い、技術士試験は社会人生活を送りながらの受験が求められます。勉強ができる時間も限られている場合がほとんどであると考えられます。
専門的な知識を問う筆記試験では、専門分野の勉強や、質問に対してわかりやすく記述するスキルが求められます。
効率のよい勉強方法を検討しましょう。
・頼れる先輩技術士を探す
技術士の業務経験の中には、指導技術士のもとで働く場合など、先輩技術士とのつながりを重視する項目があります。技術の設計などは一人で行う仕事は皆無に等しいです。頼れる先輩技術士に技術士試験のコツを教えてもらうという方法もあります。
・ここのサイトを活用する
自分の勤務する職場に技術士の方がいれば上記の内容は実行することができますが、職場内に技術士の方がいないという人を多いと思います。
このサイトでは、後進の技術士指導に熱心な先輩技術士が登録をしております。
論文や口頭試験の対策を受け付けている技術士の方もいます。
【論文添削】技術士システムを活用して、技術士二次試験合格を目指してみてはいかがでしょうか?
技術士二次試験に合格し、技術士に登録したからと言って終わりではなく、技術士としての始まりです。
技術士資格の活用や、技術士の人脈を活かして業務に当たるスタートラインに立てるのが、技術士二次試験の合格です。
2017年03月02日 作成 / 執筆:タートル講師
3月1日に、技術士二次試験の合格発表がありました。
合格された方、本当におめでとうございます。
残念ながら口頭試験で不合格となった方もいらっしゃいます。
部門や科目により差はあるかと思いますが、建設部門のように受験者が多いところでは、
口頭試験の合格率は毎年90%前後だと思います。
つまり10名に1人くらいの割合で、口頭試験で不合格になる方がいるということです。
残念ながら口頭試験で不合格となった方から連絡をいただきました。
差支えのない範囲で、不合格となった主な原因について記します。
一言でいうと、『受験申込書の失敗』です。
受験申込書には、部門、科目、専門とする事項、業務経歴、業務内容の詳細等を記載します。
この方は,科目と専門とする事項にミスマッチはありませんでした。しかし、業務内容の詳細
で取り上げた業務は、専門とする事項とマッチしていませんでした。
つまり、こういうことです。
例えば○○部門A科目の内容が、a、b、cに分類できると考えてください。この方は専門とする事項
としてaに関することを書いているのに、業務内容の詳細ではcに関する業務を取り上げていました。
ちなみに業務経歴は、4つはaに関する業務を挙げているのに、1つだけcに関する業務を挙げていて、
その業務を業務内容の詳細に取り上げていました。
私自身の受験経験、また他の受験生の話から考えると、口頭試験の試験官は専門とする事項によって
決まるようです。
例えば建設部門の河川、砂防及び海岸・海洋科目であれば、受験時に河川に関連する内容を専門とする
事項にしていれば、口頭試験の試験官は河川分野が専門の方になるという具合です。
ですから、専門とする事項を河川に関連する内容にしているのに、業務内容の詳細で海岸に関する業務を
取り上げていたら、河川分野が専門の試験官が海岸のことについて口頭試験で聞く、という事態が生じます。
先に挙げた不合格となった方は、このパターンになってしまい、最初から最後まで口頭試験で話が嚙み合
わなかったということでした。
受験申し込み時点からアドバイスできていれば、と思いましたが、後の祭りです。
もし、専門とする事項と業務内容の詳細が一致していない受験申込書を提出しても、これが原因で受験申込み
が不受理になることはありません。
しかし、無事に筆記試験を合格しても、口頭試験が残念な結果になる可能性は非常に高まります。
受験申込書を提出してしまったら、文章を訂正することはできませんから、提出前に十分なチェックを受ける
ことが大切です。
*受験申込書に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。
*出願対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。
2017年03月03日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師
技術士の二次試験対策は順序に進んでいますか?やる気がでない日でも簡単にモチベーションがグングンとあがる方法があるんです。
技術士試験に挑戦しているほとんどの人は会社員と並行して受験勉強を行っているでしょう。技術士試験を受けるキッカケは会社から資格を取るように促されていたり、自主的に資格を取ろうと努力していたりすると思います。学習をはじめた理由は様々あったとしても「何としてでも技術士二次試験に合格しよう!」とやる気に満ちてスタートを切ったことには変わりないはずです。そんなやる気に満ちたスタートをしていたとしても、疲れがたまって学習が順調に進まない日もあるでしょう。
やる気がでない日は誰にでもあることです。大切なことはやる気がでないときにどのように勉強を進めるかという視点です。
そこで、試してみて欲しいのが、簡単にできるやる気アップの方法です。よく「やる気スイッチ」という表現がありますね。「勉強頑張りたいけどやる気スイッチが入らないんだよなぁ」と落ち込んでいる人もいると思います。ですが、意外な方法でモチベーションをアップすることができるんです。
クレペリンという心理学者がいます。彼は人間の脳に「作業興奮」という現象があることを発見しました。作業興奮の仕組みについて知っておくと、やる気があがらない日でも勉強を着実に進めることができます。作業興奮とはモチベーションが維持できていない状態であっても、作業に着手してしまえば後からやる気がでてくるという現象のことをいいます。
たとえば、仕事終わりに勉強をなかなかはじめられなかったとしても、暗記など軽めの作業をつづけているとモチベーションがあがってくるということです。技術士試験の対策は長期間に及ぶものですから、気分が乗らない日も当然あります。そんなときはちょっとした暗記など軽めの勉強からはじめてみてください。
じわじわとやる気がでてきますから、作業興奮を上手に活用しましょう。
2017年04月11日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師
技術士二次試験の勉強、はかどっていますか?脳を活発に活動することが効果的な学習のカギです。そして、脳を活発に活動させるためには食事管理が大切です。
「仕事おわりに技術士試験に向けて勉強をしよう」周りの社員や上司からの期待を受けていることもおおく、試験合格のプレッシャーが強くありますよね。そのため、一生懸命に勉強しようという方は多いのですが、「やる気がうまく出なくて困ってしまう」という罪悪感に悩まされている人もいます。やる気が出ない原因は、ひょっとすると食事管理にあるかもしれませんよ。
「やる気が出ている状態」とは脳が活発に動いている状態のことをいいます。意欲的に何かチャレンジをしてみようとか、ちょっとした逆境に負けづらい状態です。脳にちょうどよいエネルギーが送られていると、この状態をつくりあげることができます。
具体的に考えてみましょう。脳が活発に動くためには血糖が十分に蓄えられている必要があります。血糖が多すぎると消化することにエネルギーを使ってしまいますし、少なすぎても栄養不足でよくありません。ちょうどよいエネルギー状態にするために「腹八分目」の状態をキープしておくことが大切です。
「仕事で疲れているのに、ご飯を軽くすませるなんてできないよ」
そう思うのは当然です。食事をたべるガマンができない場合は運動を取り入れてみましょう。散歩するていどの簡単な運動でかまいません。運動をする時間をとることが難しい場合は日常に運動を取り入れてみましょう。たとえば、外を歩くときにファッションショーのようにまっすぐな線を踏むように歩いてみる、体中の筋肉を意識的に動かしながら歩いてみるといったことでもカロリーを消費するための運動としてはちょうどよいです。
食事と運動のバランスを調節して、脳が活発になるように工夫してみましょう。食事で摂取するエネルギーを管理するだけでも十分に学習の効率化ができますよ。
2017年04月14日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師
技術士の二次試験は、記述式の筆記試験があります。
マークシート方式の試験と違い、自分で回答する文章を、試験時間中に考えなければなりません。
その場合、文章の組み立て方をわきまえていなければ、意味の分からない文章となってしまって、勿体ない減点となってしまう可能性があります。
記述式の筆記試験で、分かりやすい文章構成を心掛け、高得点を目指しましょう。
文章の組み立て方の種類
筆記試験の文章の組み立て方は、主に報告書などを書くときのような文章構成を必要とします。その種類は頭括型、尾括型、双括型の三種類に分けられます。
例題を挙げてその違いを考えて見ましょう。
例題:朝型の生活が仕事に与える影響を説明せよ
頭括型での説明
→説明の結論を冒頭で説明し、その理由を列記していく説明方法です。
この文章構成は最も筆記試験向きと言えます。
回答:
朝型の生活は仕事に業務時間短縮のような労働負荷の軽減効果を与えます。
その理由としては、朝の静かな時間に仕事に集中することで、昼過ぎから夕方にかけての仕事を前倒しして行うことができ、夕方の残業時間を減らすことができます。それによって、定時帰宅をすることができるようになります。
尾括型での説明
→理由の説明を先に持ってきて、最後に結論を書く文章構成です。
これは、筆記試験にはあまり向かない文章構成ですが、最終的に言いたいことを強調することができます。コラムなどの読み物はこの構成となっていることが多いです。
回答:
朝型の生活を送ることで、朝の静かな時間に仕事に集中することができます。
そのため、昼過ぎから夕方の仕事を前倒しして行うことで、残業時間に業務を行う必要がなくなります。
その結果、定時帰宅しやすくなるため、朝型の生活は業務時間短縮といった労働負荷の軽減効果があると言えます。
双括型での説明
→結論を冒頭で説明し、その理由を述べます。さらに最後に結論を持ってくることで、結論を強調する効果を持たせます。
学術論文など、中間の説明が長い場合などに有効的な文章構成です。
回答:
朝型の生活は労働負荷の軽減効果が期待できます。
その理由として、朝の静かな時間帯に仕事に集中することで、昼過ぎから夕方にかけての仕事を前倒しすることができます。その結果、定時帰宅を行いやすくなります。
以上の理由より、朝型の生活は労働負荷の軽減効果が期待できます。
より、結論を強調できる形となりますが、中間の説明が短いと、少々くどい印象を受けます。
文章構成を把握するだけでも、説明が分かりやすくなることがあります。
こうした分かりやすい説明を心掛けるだけでも、筆記試験で得点を上乗せすることができます。
2017年04月27日 作成 / 執筆:スマート技術員講師
受験申込書も提出し、そろそろ本格的に勉強しようと考えているころでしょう。
残り2ヶ月半程度しかありません。
本気で取り組まないと、また来年となってしまいます。
気合を入れて頑張りましょう。
「択一問題はどうやって勉強すればいいですか?」
と聞かれることがありますが、基本は過去問だと思います。
気をつけてほしいことは、その勉強する時間確保です。
「休日、朝から晩までみっちり択一の過去問解きました」
という受験生がおりますが、その時間の使い方は非常にもったいないです。
社会人で仕事しながら時間を確保するには、工夫が必要です。
●時間があるときは論文対策
●択一対策はスキマ(隙間)時間を使って、コツコツ毎日やる
個人差はもちろんありますが、このように時間を有効活用することをお勧めします。
択一問題を1問解くのに5分程度あれば、だいたいの問題はこなせます。
では、その5分程度の時間を確保するのは難しいことですか?
そんなことはないと思います。
自分の1日の行動でこの5分程度のスキマ時間を確保できるタイミングは何度もあるはずです。
・朝起きて5分
・通勤時に5分
・会社について5分
・昼休み5分
・会社から帰宅前5分
・寝る前5分
考えれば、いくらでもスキマ時間の確保は可能です。
どんなに仕事が忙しくても可能な時間はあるはずです。
このスキマ時間にぱっと見れる参考資料(過去問)を準備することも必要です。
・紙で小さくまとめ、持ち運び可能な参考資料
・携帯、スマホで見れる環境設備
・録音したものを運転中に耳で聞く方法
合格者は色々工夫しながら勉強しています。
自分に合った勉強方法でぜひ合格を勝ち取ってください。
2017年05月23日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師
技術士二次試験対策のスケジュール、きちんと決めていますか?漫然と学習を行うよりも、スケジュールを細切れにした方が効率がアップするかもしれませんよ。
『〆切仕事術』という本を著した上阪徹さん。彼は20年以上、締め切りを破ったことはないそうです。「仕事を守るのは社会人として当たり前じゃないか」と思うでしょう。ですが、上阪氏の職業はブックライター。作家業や文筆業は創造性も要求されるため、スケジュールどおりに進めるのは難しい場合もあります。実際、大物作家が原稿の締め切りを破るという話はよく知られており、サザエさんのいささか先生はいつも締め切りに間に合いません。締め切りを守り続けることが難しい業界にいながら、スケジュールを完璧に守ってきた上阪氏からは技術士試験に向けたスケジュール管理という視点でも学ぶことは多いです。
彼の著作のなかで語られる締め切りを守る技術から、部分的に抜き出して紹介します。
人にはそれぞれ頭がよくはたらく時間とそうでない時間があります。たとえば、早朝の出勤前だと勉強がはかどる人もいるでしょう。その一方で、仕事終わりの時間帯なら記憶力がよくなるという人もいます。一般的に早朝の勉強はよいとされますが、向き不向きがあるので自分の能力が一番よくはたらく時間をしっておくことが大切です。
練習問題を解く場合や、基本的な学習をする場合でも一度に完全な理解をすることは困難です。一気にかたづけようとするのではなく、粗々で少しずつ学習を進めていきましょう。完璧をめざして学習を開始すると、なかなか手がつけられず、学習に取り組むのもいやになってしまいます。
そして、時間割をつくることで試験当日までにどれくらいの勉強ができるか把握することができます。行き当たりばったりで勉強をしても、時間に余裕がある場合は間に合います。ですが、試験までの時間がどれくらい残っていて、勉強にあてられる時間がどれほどあるか把握しておくことは精神的なストレスの軽減にもつながります。
スケジュール管理は技術士二次試験対策の味方です。うまく活用して勉強時間をきちんと確保していきましょう。
2017年05月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師
技術士二次試験では、多くの文章を書く必要があります。
その中で重要なのは「簡潔に分かりやすく書く技術」です。
普段から技術文書や論文などを書いている方は、そういった技術は日常的に鍛えられていますが、あまり文章を書かないという人にとっては、二次試験の説明問題は難関となります。
そんな方に向けて、文章の基本「句読点」について解説します。
文学を読むための国語の授業でやった作文とは少し異なりますので、根っからの理系という人も安心して下さい。
・一文一意(One sentence One mean)を心掛ける
一文が長い文章は、読んでいてもどれが重要なのかが分かりにくく、誤解を生みやすくなります。
一番簡単な文章は「○○は○○だ。」の構成となります。これを連続していけば、最も簡単な構成の説明文章が出来上がります。
例:今日は晴れだ。今日は遠足日和だ。
あまりにも単純すぎて、言葉を覚えたての子供が話すような内容ですが、きちんと説明になっています。
一文に詰め込む情報は極力一つとすることで、単純明快になります。
・説明を補足する内容を句点(、)で区切る
句点(、)の使い方はその人の個性が出ることが多く、非常に使い方は難しいです。
多くの文を句点で区切ると、ぶつ切りのような文章となってしまいます。
例1:今日は、天気が、よいので、遠足に、行くのに、適した、遠足日和だ。
これは極端ですが、句点を入れることができる箇所すべてに入れた文章です。
これでは読みづらいというのは一目瞭然です。
例2:今日は天気が良いので遠足に行くのに適した遠足日和だ。
句点がないパターンです。これもとても読みづらいです。
例3:今日は天気が良いので、遠足に行くのに適した遠足日和だ。
真ん中で区切った文章です。いくらか読みやすくなりました。しかし、遠足日和を説明するのに何となく無理やりこじつけたような説明となっています。
例4:今日は天気が良いので、遠足に行くのに適している。そのような天気のことを遠足日和と呼ぶ。
天気がよいことを説明するのに大げさな気がしますが、これを自分の専門分野の内容を素人にも分かりやすく説明することに置き換えてみましょう。
言葉が足りない、句読点の場所が悪いというだけで極端に分かりづらい文章になることがお分かりいただけたかと思います。
2017年06月25日 作成 / 執筆:技術屋NR講師
筆記試験まで、あとひと月を切りました。
皆さん、勉強は順調に進んでいますか?
計画通りに進んでいない方で、「今年度は、もう無理だから、受験やめようかな」と思っている方はいませんか。
でも、諦めないで下さい。
受験を止めたら、絶対「技術士」になれませんよ。
計画通りに進んでいなくても、諦めずに頑張って下さい。
以下、私からの「諦めないで」メッセージを記します。
・完璧に理解、記憶できなくても気にする必要はありません。択一式で、5つの選択肢のうち、「明らかに間違い」を見つけられるだけで、正解する確率は間違いなく上がります。この確率の上昇の積み重ねが択一式60点獲得の秘訣だと思います。
・完璧に理解、記憶できなくても気にする必要はありません。少しでも情報を頭に入れればよいというつもりでいいと思います。試験の直前に見たノートに書いていたことが試験に出たので合格できたということをよく聞きます。それは、最後の最後まで、諦めずにノートを見ていた人が言えるセリフです。
・完璧に理解、記憶できなくても気にする必要はありません。まとまった勉強時間を作る必要もありません。10分の時間があれば勉強できます。過去問1問解くには、10分あれば大丈夫でしょう。ノートの1項目見直すにも、10分あれば大丈夫でしょう。「まとまった時間を作らなきゃ」って構えるとしんどいです。10分の勉強を積み重ねていって下さい。無理せず、できることをやっていきましょう。
2017年06月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師
「頭をたくさんつかったから、甘いものが食べたくなったなぁ」と思ったことありませんか?高カロリーの食品を食べると勉強が手につかなくなるリスクがあります。
「グルコース」はブドウ糖の一種。頭や体を動かすためのエネルギー源となっており、適度に摂取する必要がある成分です。「技術士二次試験に向けてがんばるぞ!でも、なんだか体がだるくて勉強が起きない……」と悩まされた経験がある人も多いでしょう。とくに昼食や夕食を食べたあとの倦怠感で勉強する気がなくなってしまいがちです。食後は消化器官が活発になり、消化することにエネルギーを使用するため、多少の眠気は避けられません。ですが、とても強い眠気を感じるとき、それはグルコースの摂取の仕方に問題があるかもしれません。白米やお菓子など、糖度が高い食品を食べると血中のグルコースが急激に上昇。その結果、活動する気がなくなってしまうということです。
アメリカの裁判にまつわる言葉に「トゥインキー・ディフェンス」というものがあります。トゥインキーとはアメリカで大ヒットしていたお菓子の名前。とても甘く、いかにもアメリカらしい高糖度な食品です。なぜ、このトゥインキーが裁判に関係しているのかというと、1978年に話はさかのぼります。殺人事件を犯した容疑者が「糖分が多量に含まれるお菓子を食べたために、精神状態をおかしくし、殺人を犯した」という弁護士の主張が認められ、減刑されるということがありました。アメリカの陪審員制度が抱える問題点を指摘されることもあるこの事件ですが、糖分の多量窃取が精神に異常をきたすことが理解された事件とも言えます。つまり、人は急激に血糖値が上昇すると通常とは違う、暴力的で、自己コントロールできない状態になりやすいということです。
技術士二次試験の勉強中、グルコース不足でやる気がでないときはフルーツや野菜、食事であれば肉や魚から食べてじっくりとグルコースが体内に取り込んでいくことがよいとされています。自己コントロールは勉強だけでなく、仕事の人間関係も左右します。糖度が高いものに頼らず、健康的な自然の栄養を摂取するよう心がけてください。
2017年06月28日 作成 / 執筆:スマート技術員講師
日本技術士会より技術士制度改革について提言がありました。
1.更新制度の導入
技術士には自己研鑽、資質向上の責務を果たすためCPDの努力義務がありますが、更新制度はありませんでした。
5年に1回程度、更新講習の受講義務化の予定です。
2.技術士補の廃止
技術士補登録の意義がほとんど無いのが現状です。
第二次試験の受験資格として技術士補を利用している人もほとんどいない状況です。
利用価値が無いものは廃止されるのも仕方ないかもしれません。
3.国際的通用性
国際エンジニア連合(IEA)の考えでは、今の日本の技術士制度ではそのまま国際資格認定されず、追加審査が必要なようです。
今後、第二次試験を見直し、対応できるようになりそうです。
4.他の国家資格との相互活用
技術士資格は「業務独占」ではなく、いわゆる「名称独占」資格なため、メリットが少ないと思われています。
他の資格受験時に一部試験免除などのメリットが少しありますが、今後対象を拡大していきたいようです。
上記は筆記試験受験時には特に関係ありませんが、口頭試験時は多少関係してくるでしょう。
また技術士を目指している以上、日本技術士会の動向はしっかり把握しておくことは大事です。
合格してからではなく常に情報にはアンテナを張ることが技術士には求められると思います。
2017年06月30日 作成 / 執筆:タートル講師
筆記試験までいよいよ2週間ほどになりました。
皆さん忙しい仕事を抱えての受験ですから、万全の試験対策が出来たという方は少数派だろうと思います。
準備が不十分だからと言って、受験を断念することだけは避けましょう。合格の可能性はゼロになります。
ここは少し開き直って、「どうせ他の受験生もあまり準備できていないだろう」くらいの気持ちを持ちつつ、残された時間を有効に活用して試験に備えるべきです。
さて、あまり準備ができなかった人は、午後の論文対策として何をされますか?
私であれば、課題解決論文(3枚論文)の骨子を作る練習をして試験に挑みます。
その理由は、
1.筆記試験での配点が高い(論文80点中40点の配分)
2.口頭試験で関連した質問を受ける可能性があるので、できるだけ高得点を得たい
3.比較的問題文のパターンが予測できる
からです。
つまり、「配点が高くて出題パターンを予測しやすく、かつ口頭試験で聞かれるかもしれないこと」に準備の時間を割きます。
1と2については説明を要しないと思います。
3について建設部門の過去問を見ると、例えば以下のような出題がされています。
(1)あるテーマについて、現状の問題点や課題をいくつか述べる
(2)その中から特に重要と考える技術的課題を2つ挙げて、解決策を述べる
(3)解決策を実行した時の効果、リスクや課題を述べる
自分が受験する部門・科目の過去問を数年分準備して、こういう出題パターンを確認します。
そして建設部門であれば「老朽化インフラの維持管理」、「担い手不足」、「防災減災対策」の3テーマくらいについて、出題パターンに沿った骨子を考えておく、というような準備をしておきます。
予想そのものがズバリ試験問題として出ることは無いでしょうが、似たようなパターンの問題が出れば、一から考えないで済みます。
どうか残された時間を有効に活用して、受験に挑んでください。