2023年05月 月間アクセスランキング

平成30年度の合格に向けての必殺スケジュールプランを作りましょう!

2017年12月23日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

技術士試験にチャレンジしようと考えている人へ

是非頑張ってください。しかし、合格するには条件があります。それが冒頭のタイトルの3つです。

1)志を持つ
2)計画を立てる
3)やり抜く力

逆に言えば、この3つを実践したら不合格になるのは難しいだろう(笑)。

 

最初の「志を持つ」は、自分がなりたい技術士像を想像して、バリバリと活躍する姿をイメージすることだ。講演したり、執筆したり、コンサルしたり。そんなリアルな想像をして、自分は技術士になるんだと確信することだ。これが何よりも大切だ。

 

次は、チャレンジする「計画を立てる」ことだ。お勧めしたいのは確実に、そして一回で合格するだけでなく、複数の部門に連続して合格するような計画だ。ポーカーで言えばストレートフラッシュのような計画だ。どのような計画を立てるかはあなたの志次第だ。しかし、添付のような計画であれば、1月からのスタートダッシュが重要だ。

 

最後は、やり抜く力だ。コツはスタートダッシュとマジックナンバーの三回だ。すべての計画には締め切りがある。技術士試験は技術士としての資質と能力を確認する試験だ。本来なら絶対評価であるべきだが、記述問題や口頭試験ではどうしても他の受験生との比較で判断する要素が生じる。このため、他の受験生との差別化を図った「光る回答」や「輝く問答」が望まれる。そのためには、ブラッシュアップの過程がどうしても必要だ。お勧めは三回だ。例えば技術ノートを一度作って終わりでは記述能力を磨くことは難しいだろう。口頭試験の想定問答も一度作って終わりでは、自然な問答は期待できないだろう。二回でも不十分だ。もちろん多ければ多いほど良いが、時間は有限だ。これまでの経験から言えば、三回がベストかつマストだ。

 

高い志を持ち、適切な計画を立てて、強い意思力でやり抜く。

 

そんなあなたが技術士にふさわしくないわけがない。是非チャレンジしてください。

 

ライバル&仲間を作ろう!

2018年02月11日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

技術士を目指す皆様へ

 

技術士試験の願書を出すのが4月。筆記試験と口頭試験を終えて、合格発表を受けるのが翌年の3月です。このような長期の期間で頑張るにはモチベーションをいかに維持するかが重要です。

 

私のオススメは、やはり同じ志を持つ仲間を作ることだと思います。同じ志を持つ人と情報共有することで受験に対する知識も高まりますし、厳しいハードルをクリアできればともに喜びあうことができます。でも、一番の効果は、やはり同じような志を持つ人が頑張っていることを感じることが自分への励みになるし、自分が頑張ることが相手への励みになる。

 

技術士試験は、別にトーナメント競技ではない。自分が合格するかどうかと、仲間が合格するかどうかは直接的な因果関係はありません。しかし、精神的な絆を持つことによって、自分だけではなく、仲間とともに一緒に合格を祝うことができれば最高だと思いませんか。

 

技術士の業務は、20の一般部門と総合技術監理部門に分かれます。それぞれに専門分野があるので、お互いの能力を尊敬し、尊重する文化があります。基本的に技術士通しは仲が良いです。

 

受験を決意する段階においても、勤務先の会社内で仲間がいればぜひ一緒に頑張ってほしい。もし、勤務先に受験者がいなくても、同志を見つけて、ぜひ一生の仲間かつライバルを見つけてほしいと思います。

以上

総監はマネジメントの試験

2018年05月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

総合技術監理部門は、総合技術監理部門以外の部門と問われている内容が異なります。
まったく別の試験と捉えた方が良いです。

 

総監の試験では、経営のスキルが試されています。
そのことは、『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系(第2版)』(いわゆる青本)で、しっかりと書かれています。

 

つまり、「総合技術監理に要求される能力とその養成」という項で、「経営全般を勘案したマネジメントに資する判断を行うこと」と明記されています。

 

言い換えると、総監では、ヒト・モノ・カネ・情報の4大リソースを、バランスよく配分して、その時々に最適な成果をもたらすスキルが試されています。

 

実際に、3000字論文(600字×5枚)では、「現時点で」や「近未来で」や「30年以上にわたるなど長期的視点で」といったように、その時々での、リソースの配分が問われる設問が最近のトレンドです。

 

この傾向の設問では、次のように考えると良いでしょう。

 

「現時点で」→工期に制約があるため、時間とコストをかけて人材育成している場合ではない。それゆえ、経験豊富なベテランを使う。

 

「近未来で」→あと5年も、10年もすれば、頼りがいのあるベテランも退職してしまう。

そこで、多少の時間やコストをかけてでも、技術継承をして、次の人材を育てていく。

 

「長期的視点で」→この業種は30年後に、いまの市場規模を維持できないことはわかっている。

そこで、主力のA部門の予算は抑えつつ、いまのところ収益が少ないB部門への予算を増やす。

 

上記のように、同じ組織や、プロジェクトであっても、時間のものさしが変われば、打つ手が変わります。

 

もちろん、カネ(景気・不景気)のものさしが変わる設問もあり得ます。
ヒト(男女比や年齢組成)のものさしが変わる設問もあり得ます。

 

総合技術監理部門で受験される方は、経営者として、限られたリソースを、その時々の制約のもとで、うまく配分できるスキルを高めてください。

ともにトライする仲間を作ろう!

2018年06月05日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

技術士を目指して日々奮闘している皆さまへ

 

技術士の択一問題や記述式問題への学習は進んでいますか。それぞれのコツについてはすでに記載したので割愛しますが、やはりコツコツと続けるしかない。結構地味な作業を繰り返し繰り返し実行して、脳に定着させる必要があります。

 

7月に入ったら手書きに切り替えて、答案用紙に対峙したら鉛筆が勝手に動くぐらいまで修練することも望まれます。でも、そんな修行にも近い学習を持続するのはやはりけっこう辛いものです。これに対しては2つのアドバイスをします。

 

1)ともにトライする仲間を作ろう。
 勉強しているのは自分だけではない。一緒に頑張っている仲間がいる。ライバルがいると思えばもうひと頑張りできるのではないでしょうか。

 

2)スタバなどで勉強している雰囲気に身をおく。
 自宅で勉強できる人もいるかもしれない。しかし、私は自宅に戻ると見たいテレビもあるし、ビールも飲みたいし、家内との会話も楽しみたい。なので、自宅に戻るのを少し我慢して2時間ほど駅前のスタバで勉強するようにしています。スタバでなくても良いのですが、学生や社会人や主婦が勉強しているのを横目でみると、頑張っているのは自分だけではないと感じられる。やはりもうひと頑張りしようと思えます。

 

 リフレッシュしながら後1ヶ月ほどをラストスパートしましょう。

  以上

記述問題を三枚におろしてみよう!(600字1枚もの)

2018年06月06日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

自分は料理をしないけど、魚をさばく時にはまず三枚におろします。

 

いくら素材が素晴らしくても、料理法には手順があります。三枚おろしとは、魚のウロコを取り、頭を落とし、内臓を抜いて血などを洗った状態にします。ここまでが準備期間です。準備が整ったら包丁を使って、頭を左にして背を上に立てた状態で左になる上身(うわみ)と、右側の下身(したみ)、そして中骨の3つに分割します。

 

この作業が基本です。この上身や下身をさらに調理して、お刺身にしたりします。

 

技術士の記述問題も同じではないでしょうか?問題を読んでその答えをすぐに書き出すのは危険です。魚を三枚に降ろさないで、刺身を作ろうとするようなものです。そうではなくて、質問の意図と解答すべき構造をまず考えます。そして、それが例えば、何かの特徴点を示し、課題を示し、課題の対応法を示せとあるのであれば、それぞれに当てはめるべきキーワードを洗い出します。

 

適切なキーワードを思い出せたなら、解答用紙にそれぞれどの程度のスペースを割り当てるべきかを考えて、配分し、タイトルとサブタイトルを記載します。また、何か特徴的な図を描けそうならぜひ書きましょう。キーワードを並べるだけの図もありです。ここまでが料理でいう三枚におろすのレベルです。

 

ここまでできたら、試験官に対して説明するつもりで黙読してみましょう。試験中なので声を出せませんが、無音で説明するつもりでシミュレーションするのです。そして、この時に違和感を感じる部分があれば、修正しましょう。サブタイトルの修正もこの段階なら簡単です。

 

そして、一息ついたら、今頭の中で黙読した内容を一気に書きあげましょう。この段階では軌道修正はダメです。首尾一貫していることが非常に重要だし、読みやすく、理解しやすくなります。

 

この場合にも、例えば、最初に特徴を書いて、次に課題、最後に課題への対応を書くのであれば最も訴求すべきなのは課題への対応です。そして、その前の課題の記述内容と課題への対応の記述内容はリンクしている必要があります。なので、ここの部分に全神経を注力して書き上げるのです。最初の特徴はイントロなので、最初に割り当てた配分の半分ぐらい書いたら、メインの課題と課題への対応に進みましょう。

 

課題と課題への対応を書き切ったら、出題の内容と解答の内容が適合しているのかどうかを客観的に俯瞰して見ます。そして、ちょっと違うなあとか、ちょっとずれているなあとか、書き足りないなあと感じる部分はありませんか?もし、あれば、それを最初の特徴の記述に割り当てたけど、まだ残っているスペースに端的に書くのです。そうすると、全体としてバランスの整ったA解答になるのです。

 

ぜひトライして見てください。

 

技術士の部門紹介:建設部門

2018年11月16日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士 建設部門の概要

技術士の部門の中でも、最も受験者数も多く、技術士会の会員数も多いのが技術士建設部門です。言い換えれば、現状多くの技術部門がありますが、技術士資格は建設部門のためにあると言っても過言ではないというのが現在の技術士制度が置かれている状況です。

技術士建設部門は、土木関係の受験者が多く、「土木業界の建築士」とも言われているため、必要に迫られて取得する人が多いためです。

専門分野も地質やコンクリート構造物の設計を行う場合から、河川整備、都市計画、鉄道や電力土木、港湾空港、道路、トンネルなど、土木関連の設計に関する専門分野や多くあります。

特に、道路や港湾空港など公共土木工事など大規模事業に関するものが多いのが特徴です。

 

技術士 建設部門取得後の活躍

技術士建設部門取得後の活躍は、他の部門とは比べ物にならない程というのが現状です。

これは、土木系公共工事の設計コンサル等を受注する際の、入札者条件に、技術士資格を持っている人員の数があるためです。

土木工事の設計を受注するような設計コンサルや鉄道会社、電力会社といった公共インフラを整備するような会社や、都市計画を行うゼネコンなど、資格を活かして活躍できる会社がいくらでもあります。

技術士建設部門を取得すると、転職に有利ということができます。

 

技術士 建設部門の問題点

現在、技術士制度改革の中で、技術士資格の国際化を謳っていますが、技術士建設部門の資格が国内での需要を満たすような形となってしまっていることです。

海外での設計コンサルなどを行う場合は、PEなどの資格と連携できるのは利点ですが、現状国内の需要のみで運営しているような会社では、技術士制度改革により、技術士資格の難易度が上がることで、取得できない人が増えてしまい、会社経営に行き詰ってしまうといった可能性もあります。

技術士建設部門は、土木業界では国内での必要資格といった側面が強く、こうした状況が資格制度の国際化にブレーキをかけていということもできます。

しかし土木分野も海外受注が増えていけば、現状は変わっていくものと考えられます。

技術士の部門紹介:上下水道部門

2018年11月17日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士 上下水道部門の概要

日本の水道水は他の国と異なり、そのまま飲むことができるというのが特徴です。日本では当たり前でも、他の国では水道水は加熱しなければ飲めなかったり、ミネラルウォーターを飲み水に使うといったことが当たり前となっている国も多くあります。

下水道についても同様で、河川や湖、海岸の汚染が社会問題となったころから水質浄化に地方自治体が取り組み、世界でもトップレベルの水処理技術を開発するまでに至りました。

そんな世界的に見ても高い技術水準を持つ日本の上下水道事業を支える技術者が受験する部門が、技術士上下水道部門と言えます。

専門分野は、上水道と下水道、水道の維持管理を行う水道環境のみとなります。

水質浄化やろ過技術などは機械、電気、土木、化学などの複合的な技術力が必要となる場合が多いため、細かい区分はされておりません。

 

技術士 上下水道部門取得後の活躍

上下水道は生活におけるライフラインの一つであり、災害時などにも供給し続ける必要があります。需要は途切れるということはありませんので、技術士取得後の活躍の幅も広がります。

主に都道府県や市町村の上下水道部門や、自治体から上下水道工事を請け負う建設会社や設計コンサル会社など多岐に渡ります。

 

技術士 上下水道部門の問題点

比較的需要も高く、受験者数も多い上下水道部門ですが、上下水道工事は公共工事が殆どであり、民間工事が皆無であるということが今後、デメリットとなる可能性もあります。

現在、国会では水道事業の民営化なども協議されており、電話や郵政な同様の道を歩む可能性も十分あります。それだけ収益性が高く、公共性の高い事業であることは理解できるのですが、やはり公共工事に関わりたいと考えている人にとっては将来的には状況が変わっていってしまうということは十分に認識しておく必要があります。

下水道部門に関しても同様で下水道料金で運営ができるということで、地方自治体からの分離独立の動きもみられますので、その状況の動向に注目しておく必要があります。

技術士に相応しい業務とは

2019年01月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

受験申込書では、技術士に相応しい業務を書かないといけません。なぜなら、この受験申込書を使って、口頭試験が行われるためです。

 

受験申込書で、技術士に相応しいことが読み取れなければ、圧迫面接となる可能性が高まります。

単刀直入に、「業務詳細に書かれた業務のどの点が技術士に相応しいのですか?」と聞かれる場合さえあります。

 

また、最近では、業務詳細に取り上げなかった残りの4つの業務について、同じような質問をされる例が増えています。

 

技術士に相応しい業務とは、技術士法の第1条(目的)と第2条(定義)に記されている要件を満たすものでなければいけません。

 

つまり、第1条には、「その業務の適正を図り、もつて科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的とする。」と書かれています。

 

「国民経済の発展」と明記されているのですから、「利益が〇%上がった」とか、「本技術にり1日あたり〇分の時間短縮ができた」という記載があると良いでしょう。

 

加えて、第2条には、「技術士とは、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。」と書かれています。

 

ですから、「専門的応用能力」と明記されているのですから、「○○技術を応用して」とか、「〇〇分野で普及している技術に着目して」のように、凡庸な技術者であれば気づかないであろう『着眼点』を示せると良いでしょう。

 

「どのように思考して」、その技術的対応策を講じることになったか、を示すのです。

 

なにはともあれ、受験申込書はとても重要です。よく準備してください。

技術士2次試験変更の傾向と対策(2019年度)

2019年02月25日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の方から、択一問題から筆記問題に変更されるが、どのような対策をしたら良いか?

というご質問を頂くことがあります。

今回が初めての試みですから、これが正解という対策はありません。

 

しかし、どのような出題がなされ、どのようなポイントが評価されるのか?

を知ることはとても大切なことです。

 

日本技術士会HPに技術士2次試験の変更点と出題内容、評価項目が記載されたものがあります。

以下にURLと抜粋を載せます。

 

平成31年度技術士試験の概要について

https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5698_1.pdf

 

Ⅰ. 必須科目

概念

専門知識

 専門の技術分野の業務に必要で幅広く適用される原理等に関わる汎用的な専門知識

応用能力

 これまでに習得した知識や経験に基づき,与えられた条件に合わせて,問題や課題を正しく認識し,必要な分析を行い,業務遂行手順や業務上留意すべき点,工夫を要する点等について説明できる能力

問題解決能力及び課題遂行能力

 社会的なニーズや技術の進歩に伴い,社会や技術における様々な状況から,複合的な問題や課題を把握し,社会的利益や技術的優位性などの多様な視点からの調査・分析を経て,問題解決のための課題とその遂行について論理的かつ合理的に説明できる能力

出題内容

現代社会が抱えている様々な問題について,「技術部門」全般に関わる基礎的なエンジニアリング問題としての観点から,多面的に課題を抽出して,その解決方法を提示し遂行していくための提案を問う。

評価項目

  • 技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,問題解決,評価,技術者倫理,コミュニケーションの各項目

 

Ⅲ. 選択科目

概念

社会的なニーズや技術の進歩に伴い,社会や技術における様々な状況から,複合的な問題や課題を把握し,社会的利益や技術的優位性などの多様な視点からの調査・分析を経て,問題解決のための課題とその遂行について論理的かつ合理的に説明できる能力

出題内容

社会的なニーズや技術の進歩に伴う様々な状況において生じているエンジニアリング問題を対象として,「選択科目」に関わる観点から課題の抽出を行い,多様な視点からの分析によって問題解決のための手法を提示して,その遂行方策について提示できるかを問う。

評価項目

技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,問題解決,評価,コミュニケーションの各項目

 

この表から、必須科目と選択科目Ⅲは非常に似ていますが、

評価項目で必須科目Ⅰには「技術者倫理」が入っていますが、選択科目Ⅲには入っていません。

この表から推察できることは、

必須科目では「技術者倫理」に関する社会的認識について、述べさせたり、

受験する技術部門において、公益確保に反する過去の事故・不正トピックの事例を挙げさせ、

自分の考えを解答させたりが考えられます。

 

すなわち、技術者倫理に関することを整理してしまえば、

後は、選択科目Ⅲに必要な専門とする事項のキーワードについて勉強すればよく、

今までと変わらないということになります。

 

技術者倫理は口頭試験でも必ず聞かれることですし、今の内からまとめておきましょう。

曖昧な「副詞」と「が」を取り除く

2019年03月05日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士試験の論文では、あいまいな「副詞」と「が」を取り除くと、格調があがります。誤解のない文章になり、読みやすくなるためです。

 

〇あいまいな副詞を取り除く


あいまいな副詞を使うと、論理的でない文章になります。

なぜなら、誤解を生じる文章になるからです。

例えば、「生産率が相当向上した」とした場合、ある試験官は、10%向上したと捉えますが、別の試験官は、40%向上したと捉えてしまいます。


あいまいな副詞は、「かなり」「多くの」「非常に」のように、日常でよく使うことばです。

ですから、よく意識しておかないと、つい使ってしまいます。

文章を説得力のあるものにするには、あいまいな副詞のかわりに、数字を盛り込みます。

つまり、「生産性が10%向上した」と数値で表すようにします。

 

〇あいまい接続の「が」をなくそう!


 「が」という接続詞の働きには、逆接と順接の2種類があります。

逆接とは、「しかし」と同様に「が」の前後で逆の内容を述べるものです。

一方、順接とは、「それで」や「~ので」と同様に、単純な前後関係を述べるものです。


順接の「が」は、あいまい接続の「が」とも呼ばれます。

この「が」を不用意に使うと、一文が長くなり、試験官に誤解を与える確率が高くなります。

また、文脈から順接か逆接かを判断するよう試験官に強いることになります。

 

技術士試験では、あいまい接続の「が」をなくしましょう。

 

文章修行はやればやるほど、うまくなります。

上手な文章を書こうとせず、誤解のない文章を書けばよいのだ、と思っておけば、気が楽です。

技術士2次試験 周囲の環境を整える

2019年03月18日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

いま、受験生の皆さんは、たった一人で試験勉強を頑張っているでしょうか?

学生の頃の受験勉強というのは、同じように苦しい思いをして切磋琢磨する友人の存在があったはずです。

社会人でも若手の方々は、強制的に技術士資格の受験を受けさせられている人もいるかもしれません。

その場合、同期や年の近い先輩、後輩も一緒に受験していることでしょう。

周りに自分と同じ境遇の方が居て、苦しいことを共有できるという環境は、

実はとても恵まれています。

ストレスが溜まった時にはお互い発散し合ったり、勉強で分からない部分があったら教え合ったりできるからです。

 

しかし、必ずしも自分の周りに、技術士試験を受験する方が居るとは限りません。

同じ境遇の方が近くにいないと、甘えや負の感情が湧きあがり易くなります。

ただ単に勉強ばかりするのではなく、誰かと今のご自分の状況を共有できるようにしましょう。

例えば、

①技術士試験の講習会に参加する

②技術士試験を受験する方のブログを読む

③SNSなどで情報共有し合う

④本サイトにて講師の方々と連絡を取る

等が考えられます。

 

①に関しては、単発の講習会であれば1万~2万程度でしょうが、数か月に及ぶ講習会(いわゆる塾)の場合は

数十万という高額な受講料を支払う必要がありますので、負担が大きくなってしまいます。

②は、実は私が行っていたことです。

同じ建設部門の科目を受験した、もしくはこれから受験する方のブログをよく読んでいました。

今の時期に準備すべき事、勉強方法、優良な参考書など、ブログから情報を得ていました。

とても有効だと思います。

③最近はSNSが非常にブームとなっています。キーワードを入れれば、それに関連した投稿が一瞬で読むことができます。

た、その方と繋がることもできます。意見交換という意味では有効だと思います。

④本サイトには、様々な部門、科目の技術士試験に合格された講師がおります。

添削ではなく、簡単な質問であれば、無料でお答えしてくれる方も多いはずです。

「成功の経験」の秘訣を聞くには、やはり受験生よりも講師の方々の方がいいでしょう。

 

どんな試験でも同じです。

まずは自分の環境を整えるということも非常に重要なことだと思っています。

技術士2次試験 成功の裏に隠された事実

2019年04月26日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、お疲れ様です。

突然ですが、あなたの周りに、何かに成功した人や成功した会社があるかと思います。

すぐ身近な方でなくとも成功例はいくつか知っていると思います。

例えば、最近、株価も知名度も急上昇していたZOZOTOWNや、

陸上100m走で日本人の中で初めて9秒台を出した桐生選手などです。

我々から見ると、報道でそのような事実を知るわけですから、

たった1夜にして成功・有名になったと思うかもしれません。

 

しかしながら、桐生選手は中学校時代から陸上に励み、数々の大会で好成績を残していることから、

これまでの努力が伺えます。

世間に大々的に知られる何年も前から、計り知れない程の努力を続け、

怪我などの困難にも立ち向かいながら頑張ってきた結果なのです。

 

これは、資格試験でも同様のことが言えます。

資格試験は、合格発表によって、合格者と不合格者にわけられ、

社内や世間からの評価が一変します。

合格者には、今後の重要な仕事や、大きな責任を追うような仕事も振り分けられるでしょうが、

不合格者には今まで通りの業務しか振られないかもしれません。

 

その差はどこから来るのでしょうか?

周りの人は合格不合格の結果しか評価しませんが、

その裏には膨大な努力があるからです。

 

毎日、仕事が終わった後や皆が休憩しているはずの昼休みなど、

時間を見つけてはコツコツと勉強した結果が差として現れます。

数年間頑張って合格を勝ち取った方もたくさん見てきました。

あきらめずに勉強を続けた結果です。

 

辛いと感じることは多々あるでしょう。

しかし、合格を勝ち取るためには必要な努力です。

 

頑張って行きましょう。

 

論文の添削は随時受け付けております。

技術士2次試験_論文の精度を高める

2019年05月10日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

既に論文の勉強を始めている受験生が多くいらっしゃるようで、数多くの添削依頼を頂いております。

今年度から択一試験が無くなり、必須科目(技術部門全般にわたる専門知識や課題解決能力が問われる問題)も論述となりました。

試験問題が変更になったからといって、勉強方法がガラッと変わるわけではありません。

択一問題を回答する上で必要な知識、すなわちキーワードは、論文を書き上げる為に必要な知識でもあります。

すなわち、キーワード集を作成することは論述にも有益となります。

今までの試験の選択科目Ⅱ-1でも専門知識が問われております。

 

よく言われているキーワードの数ですが、

参考書にもありますが「100個」は頭に入れておきたいですね。

あと試験日まで約2か月です。

今日から毎日2個キーワードを学習するだけで達成できる数です。

このように考えると、決して難しい数ではありません。

キーワードは参考書で読むだけで暗記できる人は、そう多くないはずです。

やはり、自分のノートに書き込んだり、暗記グッズを使用したり、

ご自分のやり方で勉強してみて下さい。

 

では、どんなキーワードが良いのか?

それは、やはり過去問を最優先してください。

過去問は技術士会のHPに毎年UPされています。

 

また、受験部門の法令や国の制度について

インターネットや、雑誌などでキーワードを拾ってください。

 

そして大事な事は、暗記(インプット)だけでなく、

必ず論述(アウトプット)をすることです。

当日、いきなり論文を書けと言われて上手くできるわけがありません。

 

さらに、自分が書き上げた論文を、かならず第三者にチェックしてもらうことが大切です。

とくに技術士の方であれば尚良いでしょう。

 

自分が書いた論文の良し悪しを、自分自身で気づくことは難しいことです。

どのような箇所に気を付けた方が良いのか、をまずは添削してもらいましょう。

 

添削依頼は、メッセージから随時受け付けております。

宜しくお願いします。

http://gizyutushi.com/system/index.php?cont=udetail&id=711

自分に合った参考書の選び方

2019年05月21日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

自分にあった参考書というのは、技術士に限らず、資格試験の合格にはとても重要な要素となります。

まずは、自分の実力を測り、その実力に合った参考書を選択することが合格へつながる近道ということができます。

では、参考書はどのように選んだらよいのかということについて考えてみたいと思います。

 

実力を測る 過去問を眺めて聞いた言葉があるか?

技術士試験の過去問題は、技術士会のホームページからダウンロードすることができます。その内容を見て、問題文を理解することができるのかどうかをまずは確認しましょう。問題として問われていることすら何のことなのかわからない場合、その内容から勉強する必要があります。

例:燃料電池の電極に用いる材料を挙げよ

これは電気化学に関する内容で、電極の材料を問われているのですが、燃料電池は何なのか? それとも燃料電池の電極、負極正極どちらのことを言っているのか?というレベルによって、燃料電池の構造に関する内容から勉強したほうがいいのか、燃料電池の踏み込んだ内容を勉強する必要があるのかを判断する必要が出てきます。

この二者では、勉強を始めなければならないレベルが明らかに違います。そのため、燃料電池が何のことなのかわからないという人が、燃料電池の専門的な内容を書かれた参考書を使って試験勉強を行っても、何が何だかわからないという状況になります。

 

これだと決めたら参考書をやりきる

参考書は多くの出版社が販売していますが、参考書は一冊をやりきるといいでしょう。IPS細胞を発見した山中伸弥教授も「Vision & Hard work」と言ったように、この参考書だと決めたら、まずは徹底的にやりこんでみることが重要です。参考書を何冊も準備してかじりながら勉強するのはあまり効率的ではありません。

もともと参考書も、技術士試験の過去問題の出題範囲から書かれているものがほとんどですから、内容にそこまで違いはありません。

自分に合った参考書、理解しやすいかどうかが重要です。

 

先人たちの意見も重要

技術士試験に合格した先人たちが使いやすかった、わかりやすかったという参考書を使ってみるということも方法でしょう。

実際に技術士試験に合格している人の意見はやはり参考になると思います。

 

皆さんも自分に合った参考書で、効率的な勉強を進めてください。

技術士2次試験_日常の中にヒントを見つけよう

2019年05月23日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

つい先日のことですが、防災、減災に関する講演を聞いてきました。

2011年の東日本大震災では津波により多くの犠牲者が出てしまいました。

多くの方が、なぜ逃げ遅れてしまったのか?

という話の中で興味深いキーワードが3つありました。

 

①正常性バイアス

②愛他行動

③同調バイアス

 

それぞれを噛み砕くと、

①多少の予期せぬ変化や新しい事象には正常の範囲内と処理するメカニズム

②他人の利益の為に報酬を期待せずに自発的に行う行動

③大勢の人がいる中に自分がいると、周りに合わせようとする心理

 

これらを、試験勉強に当てはめてみると、

以外に合致している部分が多くありませんか?

 

何度も不合格の経験がある方、もしくは技術士試験の合格率を考えると、

不合格という事象を正常の範囲内と考えていませんか?

周りに同じような受験生がいる場合、その方が「勉強していない」というと

安心して自分も怠けていませんか?

 

①~③は災害時・非常時に対しては、良くない行動なのです。

逆の行動を取ることができれば、逃げ切ることができ、

命が助かることに繋がります。

 

試験勉強に置き換えてみると、

いち早く自分の状況、到達レベルを察知し、正常でない事を認識しましょう。

今の5月末時点で、既に合格レベルに達している人が、果たしてどの程度居るでしょうか?

今が他者との差を広げるチャンスです。

他人の状況など気にせずに、ただひたすらに過去問と向き合ってみましょう。

過去問に回答することができない状況で、本番の問題に回答できるでしょうか?

 

多くの過去問や予想問題に触れましょう。

多くの問題に触れることで、必要なキーワードが見えてきます。

論文に必要な構成、背景が見えてきます。

 

また、何気ない講演やニュースも、全て技術士試験に繋げてみましょう。

倫理に関するニュースが流れたら、

技術士としてどうしたら防げたのか?と考えを馳せてください。

 

日常で暮らしているだけでも、多くのところにヒントがあります。

そのヒントに気づけるか否かは、資格試験にどれだけ意識が傾いているかです。

 

試験当日まであと2か月を切りました。

まだまだ知識は増やせます。

頑張っていきましょう!

論文を書く、決まりを守る

2019年05月28日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

採点官も人間ですから、読みやすい文章と読みにくい文章では、どちらに加点しやすいかは明白です。

論文を書く際の決まりについて今一度確認してください。

 

(1)句読点

句読点については、以下の決まりを守ってください。

① 句読点は、(、)(。)もしくは(,)(.)の組み合わせで使う。

② 句点(。)またはピリオド(.)、読点(、)またはコンマ(,)、カギ「」、カッコ( )は1字として1マスを使う。

③ 読点(、)は列挙する際の区切り、中点(・)は一つのグループに属する意味で用いる。

例:「本文、図・表および写真」

④ 句読点は40 字(約1.7 行程度)程度以内にして読みやすくする。

⑤ 句読点は行頭に置かない。

行の頭に句読点がくる場合には、前行の最後のマスの外に付けるか、

最後のマスの文字とともに書き入れる。

 

(2)英数字

英数字についても以下の決まりがあります。

① 英数字については、半角扱いが可能です。

② ICTといった略語については、それぞれ1マスを使う。

③ 桁数の多い数字はマス目にとらわれず書いてよい。

④ 1個の数字は分断しないようにしてください。行末で分断される場合は、行の末尾が1~2 コマ空欄でもよい。

⑤ 単位はSI 単位を使う。

 

(3)カタカナ

カタカナは半角で書かれている人をよく見かけますが、1マス1文字が原則です。

外国語はカタカナで表記してください。

英語の単語を日本語の文章の一部としては使用しません。

また、技術用語は学術用語を使うこと。

機械や材料等の名称は正しい名称(一般名)を使用し、メーカ名や商品名は使わないこと。

例(商品名) (一般名)

(例)ユンボ ➔ 油圧バックホウ

(例)P&H ➔ トラッククレーン

 

(4)箇条書き

箇条書きする場合は、いきなり箇条書きにするのではなくて、

必ず何の箇条書きなのかがわかるように記述してください(わかりやすいタイトルを付ける)。

(例)

1.財源不足に伴う問題点

財源不足に伴う問題点として、以下の3点が挙げられる。

① 高度経済成長期に大量に整備された社会資本が一斉に更新期を迎える。

② 財源不足により、災害対策や渋滞対策などの真に必要な社会資本整備に遅れが出る。

③ 公共工事の単価が下がることにより、品質低下の危険性が考えられる。

技術士2次試験_生活スタイルの変更

2019年06月24日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

 

さて、試験まであと3週間となりました。

試験日は7月15日(月)です。

試験は午前9時~午後5時までの間で行われます。

 

最後の1週間は体調を整え、頭も体もリフレッシュさせるために

ゆっくり、確認作業を行うとすると、無理した勉強をできるのは

残り2週間ということになります。

その2週間の過ごし方も、少し試験日当日を気にしたスケジュールにしてみましょう。

 

普段、受験生の皆さんの中で、平日は各自仕事場で勤務を行い、

それから勉強を行っているという方がほとんどではないでしょうか?

 

人の行動力や発揮される力には、「慣れ」による振れ幅が大きいです。

夜型の人、朝型の人などと言われることがあると思います。

 

いつも夜に頭を回転させることが多い方は、夜に集中しやすく、

逆に朝に集中しやすい人がいます。

 

しかし、試験は人に合わせて受験することができません。

全員決まった時間に、決まった内容の試験を受けます。

試験に自分の生活スタイルを合わせる必要があるのです。

 

睡眠時間も平日と休日で1時間以上差がある人は、

休日後の初日は、頭が働きにくいという研究結果もあります。

 

繰り返しますが、あと3週間です。

試験まで土日はあと6回きます。

試験日当日は、何時に起きる必要がありますか?

あと6回の休日は、試験当日の起床時間に合わせて、

そのまま想定問題を、時間を計って解いてみるという実践型の勉強の方法も有効だと思います。

 

以前、手書きの練習の重要性を書きましたが、

手書きの練習は進んでいるでしょうか?

 

記述速度を上げることも合格のためのスキルです。

しかも、向上可能なスキルです。

このタイミングで向上させない手は無いでしょう。

 

受験生それぞれが、試験当日を如何に明確に想像できるか?

これも技術士には重要な能力だと私は思います。

 

ぜひ、頑張ってください。

技術士2次試験_試験会場を想定する

2019年06月25日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

受験生の中には、技術士試験を何度も受験されている方、

今年が初めての受験の方がいらっしゃいます。

 

今回は、私の経験をもとに、試験場を想像して頂き、

本番当日に無駄な緊張が無いように、また想定外な事態にパニックにならないように対策を取って頂きたいと思います。

 

まず、試験場についてです。

おそらく、受験する地域の大学の校舎内で受験することになります。

私が受験した大学では冷房設備がありました。

しかしながら、緊張と大量の文字を手書きするという労力からか、かなり汗をかきました。

机の上には、筆記具(シャープペンや鉛筆、消しゴム、定規)とハンカチ、時計、ペットボトルを置くことは可能でした。

ハンカチは必須アイテムだと思います。

手に汗をかくと、解答用紙が湿ってきます。

消しゴムによる強い圧力がかかると、簡単に破れてしまいます。

解答用紙が破れてしまったら、大パニックですよね。

 

筆箱は机の下に置かされました。筆箱内にカンペが仕込まれるのを防ぐためでしょう。

時計についても、ピピッと電子音が鳴る場合は、OFFにさせられます。

 

選択Ⅱと選択Ⅲは、今年度から休憩なしで一気に回答することになりました。

かなりの長丁場となりますので、飲料水は必ず用意しておきましょう。

 

また、トイレに行くのも有効だと思います。

試験場はどうしても熱気に包まれます。

廊下に出ると、生暖かい風が逆に頭を冷やしてくれる場合もあります。

 

試験場で、どんな行動がとれそうか。

そのために必要な道具は何か。

試験中に楽な服装は何か。

これらを今の内に考えて、用意しておくとよいでしょう。

ぜひ、頑張ってください。

技術士2次試験_試験直前の過ごし方

2019年07月03日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

試験まで、あと12日です。

 

技術士試験の本番が近付くと緊張し、様々な体調不良を起こしがちですが、

今までやったことを再復習して試験に臨みましょう。

それ以外にやったことが良いことをいくつか挙げてみます。

 

<新聞に目を通す>

技術士試験は最新の社会ニーズや経済動向を背景としたものとなります。

出題意図を解釈するためには、新聞の自身の業務に関連する社会・経済記事に目を通すことが役立ちます。

このほか公益性を高めると言う技術士の務めを果たす意味でも、

そのベースとなる常識的な判断力を養うため、

社会ニーズ学習として普段から新聞に目を通しておくことは欠かせません。

 

<睡眠時間を確保する>

普段から会社勤務の方は、勉強をするのが遅い時間なりがちです。

しかし試験1週間前からは、睡眠時間を改善するようにしましょう。

遅くに寝て遅くに起きる方は朝型生活への切り替えが必要になりますし、

睡眠時間が短いという方はたっぷりと睡眠をとるように早めに寝るクセをつけることが大切です。

つい不安に感じてギリギリまで勉強をしてしまいがちですが、本番に備えて生活サイクルを改善することはとても大切なのです。

 

<風邪予防>

風邪をひいて試験を受けたら、実力が出せません。

バランスの良い食事、手洗い・うがいはやりましょう。

 

<会場までのルート確認>

試験前に実際に試験会場の場所やルート、交通手段、所要時間を確認しておくことも大切です。

これらをしっかりと把握しておけば余裕を持って行動することができます。

試験会場の下見に何回か行く

2019年07月05日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

時間の余裕があれば、複数回、試験会場の下見に行くとよいでしょう。理由はいくつかありますが、当日の緊張が和らぐためです。

 

当日は、非日常です。すべてを、日常にすることはできませんが、一部分でも日常に変えてしまうことができれば、その一部分だけでも、平常心でいられます。

他の受験生は、非日常を味わっているにもかかわらず。

これは、意外と大きなアドバンテージです。

 

試験会場に、下見に行く慎重な人はあまり多くありません。

それを、2回、3回と行く人は、数%でしょう。そして、技術士試験の二次試験の合格率も数%です。

もしも、ななたが、試験会場の近くに住んでいるのならば、億劫に思わずに、下見に行くとよいでしょう。

 

さて、電車で行く場合のルートや時間をチェックするのは当然です。

電車が遅延した場合のタクシーの電話番号も2、3社分、メモをしておきます。

万が一の場合も、想定内にしておくのです。

 

試験会場に入れるのならば、トイレの場所を確認します。

試験会場になりそうな階だけでなく、少し離れた場所や、近くの飲食店も含めてです。

 

なぜなら、当日、とくに男性用トイレは、長蛇の列になるためです。

混み合いそうであれば、当日の飲み物も控え、利尿作用が強いコーヒーの摂取も考え直さないといけません。

 

鉛筆を忘れた、消しゴムを忘れた、に対応するために、近くのコンビニもチェックしておきましょう。

 

試験終了後には、選択科目Ⅲの復元解答を、できるだけ早めに書いたほうがよいでしょう。

近くの喫茶店やファミレスのチェックもお忘れなく。

迷信になった受験テクニック

2019年07月06日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士試験は短時間でたくさんの文字を書かなければならない珍しい試験です。今年度からは、必須科目Ⅰの択一式試験が変更になり、600字の原稿用紙3枚の記述式に変わりました。そのため、選択科目Ⅱ、選択科目Ⅲと合わせて、9枚、計5,400文字もの記述が求められます。

 

技術士試験にはさまざまな記述テクニックが伝えられています。

 

例えば、シャーペンは、太い軸のもので、グリップ部分が柔らかいものが良いというテクニック。これは、私もぜひおすすめします。当日、試験が終わると、軽く腱鞘炎になるくらいの手指、手首の疲労があるためです。

 

そのほか、細い軸のシャーペンや、シャカシャカと振ると芯が出るタイプのシャーペンも用意しておくと良いです。これらを持ち帰ることで、ほんのわずかにですが、試験中の気分転換になります。

 

消しゴムは、新しいものを複数、用意する。これもおすすめです。カドを使って、正確に、すばやく消すために、安い投資と思います。

 

タイトルと小見出しは、太芯で書き、目立たせる。選択科目Ⅲには図を入れる。これらもおすすめです。採点基準の「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」に「コミュニケーション」があります。太字や図を上手に使うと、コミュニケーション項目で加点されるためです。

 

一方、迷信や、都市伝説になったテクニックもあります。集中力を高めるために、耳栓を持って行けというもの。これを信じて、私は、耳栓を試験会場に持っていきましたが、はっきりと「使用不可」と言われました。

また、選択科目Ⅱ-1や選択科目Ⅱ-2にも図を入れろという指導が。入れても構わないし、適切な図であれば加点も狙えますが、時間の制約が、より大きくなるというリスクが高まります。

 

図には、色鉛筆を使えと指導する参考書もありますが、これもあまり意味がないでしょう。実際、やってみて有効だったという合格者にあったことがありません。

 

皆さんは、自分に合ったテクニックをみつけて、受験に挑んでください。

選択科目Ⅲの復元解答の作り方

2019年07月07日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

試験が終わったら、必ず選択科目Ⅲの復元解答を作成します。なぜなら、選択科目Ⅲの答案は口頭試験のときに、試験官の手元にあるからです。

自分が書いた内容が不確かな状態では、それについて問われても、正しい応答ができないはずです。

 

ここで問題になるのは、試験終了直後に、復元解答を作る気力が残っていないことです。

そこで、多くの受験生は、次の日、そしてその次の日と、やるべき日を後に回していくのです。

当然に、記憶が曖昧になり、精度の低い復元答案ができてしまいます。

 

また、筆記試験の出来が悪く、自分では不合格と思っていても、合格している人がかなりいます。

合格発表があった後に、あわてて復元解答を作る人がいます。

もちろん、口頭試験で苦戦します。その復元解答は、まったくもって、不正確な文字情報だからです。

 

そこで、試験終了後、完全な復元解答を作る必要はない、と心理的ハードルを下げるのがおすすめです。

つまり、後日、復元解答を作るため、どんなことを書いたかを箇条書きで書くらいで良いとするのです。

そうすれば、後日、まったくのゼロから復元解答をつくるよりも、うんと効率がよくなります。

 

試験終了直後には、箇条書きで、キーワードだけでもよいでしょう。

帰りの電車の中でも良いですし、アルコールを飲みながらでもよいでしょう。

 

そのかわりに、毎日毎日、少しずつでも、そのキーワードに情報を補足していきます。

 

そのうち、こう書けばよかった、ああ書くべきだったということがでてきます。

それを、赤字でコメントを書いていくのです。

 

この赤ペンでの振り返りが、口頭試験での質疑応答に役立つのです。

技術士2次試験_復元論文を作成する

2019年07月16日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、昨日の技術士試験お疲れ様でした。

原稿用紙9枚の記述は、さぞ疲れた事と思います。

酷使した手と精神を十分労わってください。

ただし、復元論文だけは、すぐに「必ず」作成しましょう。

その理由は、筆記試験の合否のどちらになっても復元論文が必要だからです。

なぜ合否に関係なく必要か、について以下に示します。

まず合格の場合です。

筆記試験に合格した場合は口頭試験を受験します。

口頭試験は、試験センターが配布した受験申込案内の9ページに次のように書かれています。

------------------------------------------------------------------

2.口頭試験

技術士としての適格性を判定することに主眼をおき、

筆記試験における答案(総合技術監理部門を除く技術部門については、問題解決能力・課題遂行能力を問うもの)

及び業務経歴を踏まえ実施するものとし、次の内容について試問します。

------------------------------------------------------------------

つまり、「筆記試験の答案及び業務経歴を見ながら質問しますよ」と書かれています。

よって、11月~1月の口頭試験で聞かれそうなことを事前に準備しておく必要があります。

そのために忘れないうちにしっかりと復元論文を作成する必要があるのです。

次に不合格であった場合です。

不合格の場合は、復元論文で来年の準備を開始します。

まず今日の解答が現在のあなたの実力です。

その復元論文を使って、これからどのような勉強をすべきか分析します

知識が不足していたのだろうか? 文書表現が不足していたのだろうか? 

質問に忠実に答えて無かったのだろうか? など分析するのです。

さて合否いずれにしても、復元論文が今後の貴方のスタートです。

復元論文をしっかり作って次のステップへ進みましょう。

 

復元論文の添削についても行います。

しかし、今の時点で合否を気にするのはナンセンスです。

私自身、とっても気になったので、皆さんが気になるのは当然かと思いますが。

令和元年度 建設部門(必須科目Ⅰ)に関する雑感

2019年07月23日 作成 / 執筆:タートル講師

令和元年度の技術士第二次試験問題が、技術士会HPにて公表されました。

 

ここでは建設部門の「必須科目Ⅰ」について、雑感を述べます。

 

2問題のうち1問題を選んで、答案用紙3枚以内にまとめる、という形式で出題されました。

Ⅰ-1は、「働き手が減少する中での生産性向上」がテーマでした。Ⅰ-2は、「国土強靭化」がテーマでした。

いずれも建設部門においては王道と言えるテーマであり、比較的取組み易かったのではないでしょうか。

 

いずれの問題文も、小問4つから構成されていました。

設問(1)は、課題の抽出と分析が求められています。

設問(2)は、設問(1)で挙げた課題から1つを取り上げて、課題の解決策を複数挙げることが求められています。

設問(3)は、設問(2)で提示した解決策に共通して生じ得る新たなリスクとそれへの対応が求められています。

設問(4)は、(1)から(3)を遂行する際に必要な要件を、技術者倫理、社会の持続可能性の観点から述べることが求められています。

 

 

設問(1)と(2)を見ると、「課題」は解決すべきものという位置付けになっています。

「平成31年度 技術士第二次試験実施大綱(以下、大綱とします)」では、「問題」が解決すべきもので、「課題」は遂行するものと読み取る

ことができ、今回の問題文とは整合していないように感じました。

私見ですが、問題文中の「課題」という言葉の使い方が曖昧ですので、「大綱」における問題・課題いずれを「課題」として扱っていても、

取り上げるテーマの方向性さえ合っていれば良いのだろうと考えます。

 

設問(3)では、個別の解決策で生じるリスクや対応ではなく、複数挙げた解決策に共通するリスクや対応が求められています。

どのような解決策を挙げるかで方向性は異なるかと思いますが、導入コストであるとか、安全管理等、総合技術監理部門における「5つの管理」

的な発想を持つことが必要と感じました。

 

設問(4)では、技術者倫理や社会の持続可能性が問われています。いずれも「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」に位置付けられ

ている内容です。

法令順守、公衆の安全・健康及び福利、社会・文化及び環境に対する影響予見等の視点での記述が求められていると感じました。

 

 

*各種対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

 

講師との相性が大事

2019年08月10日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士試験は1年に1度だけチャンスがあります。逆に言えば、この1度のチャンスで失敗すれば、1年間、技術士になるのが遅れます。

 

仮に、技術士になって手当が1万円増えるとします。そして、技術士試験に失敗することによって、1日あたり1時間の勉強が必要だとします。そして、1時間のあなたの時給を、少なく見積もって最低賃金(東京であれば約1000円)とします。

 

技術士になった人は、年間12万円のプラスになります。
技術士になれなかった人は、年間、36.5万円(1000円×365日)のマイナスになります。
受験料や、試験会場までの交通費を含めると、最低でも40万円以上の差が生まれます。

 

ですから、何としても、今回の1度で合格したいものです。

 

その際、受験指導を受けることは必須です。
我流は絶対に禁物です。
間違った方法では、いくら努力を重ねても、得点にはつながらないためです。

 

そして、講師との相性が重要なポイントです。

講師と一緒に、考えながら、あなたの弱点を補強できれば、合格可能性が高まります。

 

大手の受験対策会社の良いところは、経験豊富な講師が所属することです。
実績のある講師が、別の講師をアドバイスしたり、社員が試験問題を分析して模試問題を作ったりして、良いサービスを受けられる頻度が高いことが特徴です。

難点は費用が高額なことと、講師が選べないことです。

 

相性の良い講師とめぐり逢うために、複数の会社の公開セミナーを受講して比較しましょう。

 

また、AXS技術士学院でも、所属する講師にコンタクトをとって、パートナーとなる講師を見つけるのも良い手段です。なお、口頭試験対策では、複数の講師に模擬面接をしてもらうことによって、場数を増やすことができます。

技術士2次試験_口頭試験のはじめの一歩

2019年08月22日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

 

筆記試験も終了し、受験生の皆さんはひと休み中でしょうか?

しかし他の受験生よりも一歩先に行くためには、

単純に一歩早め勉強を始めましょう。

では、どうやって勉強を始めるか?

 

  1. 周りに技術士の方がいたら、口頭試験の勉強方法や当日の雰囲気、質問事項などを聞いてみましょう。
  2. 周りに技術士がいないという方は、王道の勉強方法として参考書を購入してみてはいかがでしょうか?

筆記試験については、参考書の購入はオススメしませんでした。

なぜなら、1冊に多くの部門の例題が入っているため、自分が受験したい部門の内容は、1/10程度しか記載されていないからです。

 しかし、口頭試験の参考書の場合は、全ての部門で共通です。

参考書に書かれている内容はすべて自分の身になることが書かれています。

その場合、2000円程度の利用価値は大いにあると思っています。

 

例えば、ですが、

技術士第二次試験「口頭試験」受験必修ガイド(第5版)<2019年度試験改正対応>

 

こちらは2019年版に改定された内容で書かれています。

また、電子書籍をご利用の方は、

技術士第二次試験 口頭試験合格対策トレーニング: -口頭試験合格のコツ- Kindle版

などはいかがでしょうか?

電子書籍の場合は、非常に安価に購入することが可能です。

 

また、インターネットで口頭試験のノウハウなどと検索すると、

合格体験記や失敗例なども検索することができます。

 

このような「読み物」は勉強している気にならずに、

気持ち的にラクに試験のことを頭に入れることができると思います。

正にはじめの一歩としては、ハードルが低いでしょう。

また、こちらのサイトの講師陣に質問することは無料でできます。

聞きたいことがある場合は、お気軽にご連絡を頂ければ対応してくれます。

口頭試験のQ &A

2019年09月03日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。
9月になりました。
7月に筆記試験を受けた方は合格発表が待ち遠しいと思いますが、発表は10月です。
しかし、こちらの記事で何度も書いていますが、
合格発表を待ってから勉強を始めるのでは無く、
今すぐに始めましょう。

口頭試験では、大きく分けると以下の項目を聞かれます。
1 今までの業務経験と詳細業務内容について
2 技術士を受験した動機、技術士となったら社内でどのような待遇となるのか
3 技術士となった後の目標
4 技術士倫理について

私が受験した際には上記のことを聞かれました。
時間はジャスト20分。
特に困る質問もなくスムーズに終了した印象があります。
試験官は2名おり、1名が進行役(年齢は若め)でもう1名は質問役(年齢は高め)でした。
質問役の方が専門的な質問をし、進行役がたまに一般的な質問をしてきました。
これは、その時によって違いはあると思います。

さて、口頭試験の勉強ですが、
上記の2や3などは今からでも十分考えることができます。
すでに先輩で技術士を取得した方がいる場合は、
社内でどのような待遇となるのか、聞いてみましょう。
また、なぜ技術士を受験したのかを思い返してノートに書き留めてみましょう。
意外に、このような動機などの質問が答えづらいので、
十分準備をしておいた方が良いと思います。

技術士となった後の目標も聞かれます。
例えば、CPDへの積極的な参加であったり、
技術士会への登録と講習会への参加も考えられます。
社内での業務についてでも良いと思います。

考えられる質問をざっと書き出し、
少しずつ回答を埋めていきましょう。

口頭試験で気を付けることは

2016年11月13日 作成 / 執筆:タートル講師

今月から口頭試験が始まります。

口頭試験が不合格になった方のパターンを分類すると、次の5つくらいに分けられると思います。

 

(1)コミュニケーションの失敗

 極度の緊張等で、試験官と会話が成立しなかった。準備不足で、質問に対して答えることができなかった。

(2)科目違いと見なされる(経験不足と判断される)

 例えば建設部門の土質及び基礎で受験しているのに、受験願書の経歴のほとんどが道路の内容になっている等、選択科目の経験が十分でないと判断された。

(3)技術士にふさわしい仕事をしていないと見なされる(応用能力不足と判断される)

 受験願書の経歴や小論文がアッサリし過ぎていたので色々と質問をされたが、十分に答えることができず応用能力が足りないと判断された。

(4)倫理観に問題があると見なされる

 試験官と口論になる、法やモラルを軽んじる回答をする等、倫理的に問題があると判断された。

(5)技術士法を理解していないと見なされる

 ほぼ確実に質問される「3義務2責務」を答えることができず、技術士制度を理解していないと判断された。

 

さて、こういう失敗を避けるためには以下のようなことが大切です。

 

(1)については、模擬口頭試験を繰り返して、十分に準備したという自信を持つことが大切です。

(2)と(3)については、受験願書の内容が大きく影響します。提出してしまったものは仕方ありませんから、短い試験時間中に納得してもらえるように準備しましょう。

(4)については、常日頃の心掛けでしょうか…。にわか仕込みでは駄目ですね。

(5)については、1日に数十回も暗唱すれば覚えることができるはずです。語呂合わせも有効です。

 

口頭試験まで、最大限の努力をして挑んでください。

口頭試験に向けての合格テクニック

2018年11月11日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

はじめに
今回の筆記試験は厳しかったですね。その難関を突破された皆様にとっては口頭試験は最後の関門です。近年筆記試験の合格率の低下と同時に口頭試験の合格率が上昇しています。しかし、油断は禁物です。やはり1割はカットされる可能性があります。その1割に入らない戦略で行くのか、合格の5割に入るための戦略で行くのか、合格の上位に入る戦略で行くのか。決めるのはあなたです。

 

不合格の1割に入らないための戦略
必須科目は選択式の問題で60%以上の正解率が合格基準です。記述式の問題IIと問題IIIの点数は、A判定は60%以上、B判定は40-60%、そしてC判定は40%未満だ。問題IIか問題IIIかのいずれかがB判定でも、トータルで60%以上の場合の総合判定はAとなります。しかし、選択問題の評価がA/BやB/Aの方は要注意だ。特に、口頭試験では、課題解決能力を問う問題IIIも口頭試験の試験官の面接材料として配布されます。したがって、もし判定にBがあれば、なぜ評価がBだったのかをしっかりと反省する必要があります。技術士の資質として、「フォローする」という能力が問われています。このため、口頭試験でのツッコミは必然的に厳しくなることを覚悟すべきです。これに対応するには、やはり入念な準備をするしかありません。

 

合格の5割に入るための戦略
要は合格者の平均像を目指すということです。現在のパターンは平成25年度から6年目ですので、口頭試験の傾向と対策もオーソドックスな質問を50問程度は用意して、それへの回答を用意することが大事です。模擬面接を最低でも3回程度は実施して、想定問答の見直しをすることです。忙しい日常の中でも、時間を捻出して、致命的なミスをしなければ、合格するでしょう。

 

合格の上位に入るための戦略
記述問題がA/Aの人は、単に合格するだけではなく、今後の後輩の規範になるような受験姿勢と受験勉強をしっかりとしてほしい。想定問題も100個程度は用意し、模擬面接も4-5回を目指そう。もしくは、用意した想定問答をスマホに録音して、隙間時間に何度も何度も繰り返し聴きましょう。何度も自分の問答の様子を聞いていると、ちょっと流れが悪いなあとか、冗長だなあとか、説明がロジカルではないなあとか気づくことがあります。ぜひ、自分自身で一人ツッコミをして、問答内容をブラッシュアップしてほしい。

 

さらなるスキルアップの方法を以下に列挙したいと思います。

 

1) 人の評価は最初の3つの印象でほぼ決まります
技術士にふさわしいと試験官に感じてもらえることが重要です。アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱するメラビアンの法則によると人は目から入る情報が55%、耳から入る情報が38%、そして話している内容はわずか7%です。また、スリーセット理論によると、人は最初の印象と二回目の印象と、三回目の印象でほぼ決まります。口頭試験で言えば、書類による印象と入室時の見た印象と、受験者が話す声の印象で受験者の印象=評価はほぼ決まります。入室時の身なりや動き、そして、受験番号や名前を述べた時には、試験官の印象がほぼ決まっていることをよく理解すべきです。

 

2)口頭試験は加点主義
口頭試験の試験官は、筆記試験であなたの答案を見て合格と判断してくれた人です。つまり、あなたを合格させようとしている。その期待に沿った努力をすることは当然の責務です。しかし、本番の口頭試験では、回答に困るような質問や、回答しにくい質問、質問の意味がよくわからない質問があるかもしれない。そのような時にはどうすべきでしょうか?適当に答えるのはダメです。時間の無駄だけではなく、試験官の印象まで悪くなります。必ず質問の主旨を再確認して、相手の意図に合うように回答しましょう。また、本当に知らないことは「すいません。その点は不勉強でよくわかりません。」「うまく説明できません。この後しっかり調べて勉強します。」などと潔く降参して次の質問に取り組みましょう。

 

3)試験官との論争は禁物
優秀な受験者ほど、自分の知見や意見に自信を持っていることが多い。試験官が理不尽なことを言うこともないとは言えません。そのような時に論争するのは厳禁です。これは議論の場ではありません。あなたは評価されている立場です。「へりくだる」必要はないし、自分の意見を曲げる必要もありませんが試験官に対する攻撃は最低です。そのような場合にも、「そのような見方があるのですね。勉強になりました。」とか、「この件は議論の余地がないと考えていましたが、そのような解決法もあると気づくことができました。ご指摘ありがとうございます。」など、要は相手の立場を理解し、試験官の意見を尊重する姿勢を崩さないことが肝要です。

 

4)PREP
プレゼンテーションでは、SDS法やPREP法が有効だ。SDS法とはSummary、Details、Summary、つまり、まず結論を述べ、その詳細を説明し、最後にまた結論を述べる方法です。またPREP法では、まず結論を述べ、その理由を述べ、その例を示し、最後に結論をもう一度述べます。人は、抽象的な一般論と具体的な各論を繰り返すと理解の幅が広がり、納得しやすい。これと真逆なのは、背景→条件→考慮事項→理由→(最後に)結論で、公務員が陥りやすいパターンです。口頭試験では時間の制限があリマス。まず結論を述べたら、試験官の顔を見て、「理由を詳しく説明した方がいいですか?」「この内容で詳しく説明してよろしいでしょうか?」とか聞いてから次に進むのがお勧めです。試験官によっては、最初の結論だけで「次の質問に移ります」と言ってくれることがあります。その場合には最初の結論だけで回答になっているので、貴重な時間の節約以上に加点を繰り返せるという効果があります。

 

5)イメージとロジックで人は納得する
人は物事をイメージして、ロジックを理解できたときに納得します。これは人間の脳が左脳と右脳に分かれていることに起因します。口頭試験の特に小論文(詳細業務)の説明のときに意識すべきです。つまり、例えば「橋梁」の改善を説明するなら、どんな橋かを試験官にイメージしてもらうことが必要です。幅員10mの橋なのか、100mの橋か、それとももっと巨大な橋なのか。どんな橋なのかのイメージがずれていたらこれは悲劇です。何を説明しても質疑が食い違ってしまいます。手振りをまじえなが試験官との間で同じイメージを共有できたら、次は冷静に端的にロジックを説明します。課題は3点です。目的はこれです。解決策は3つありますが、私はA案が最適と判断した。その理由は3つあります。このようにマジックナンバー(=3)をうまく活用しながら説明すると、人は納得した気になるものです。

 

まとめ
口頭試験の目的は合格することです。そのためには、不合格の1割に入らないという戦略でも、合格者の5割、つまり平均的な合格者の戦略でもいいと思います。しかし、本当に合格して、技術士として活躍したいと考えるのであれば、合格の上位者を目指して欲しい。技術士試験に合格するのはゴールではなく、スタートです。技術士として活躍するには、物を書いたり、講演で話をしたり、経営者の相談に乗ったりすることがあります。そのようなことに対応できる能力を有するのかどうかを試されているのが試験ですが、同時にそのような能力を伸ばすチャンスでもあります。単に合格するのではなく、上位者での合格を是非目指して欲しい。サッカーに例えて言えば、1点差で勝利するのではなく、2点差で勝利を確実にするのではなく、3点差をつけて、圧倒的な勝利を目指して欲しいと思います。そうすることで、相手に1点を取られても、2点を取られても、勝利=合格できると確信出来ます。最後の一踏ん張りです。栄冠をゲットすることをイメージして頑張りましょう。

 

どうする論文対策(練習方法その1)

2016年11月17日 作成 / 執筆:技術士試験免許皆伝講師

技術士試験の論文は考え方記述することが最も重要です。専門知識をどんなに記述しても、自分の考え方を示さなければ合格論文にはなりません。反対に考え方を示せば専門知識が不足でも合格論文になります。つまり、技術士論文試験で必要なことは、知識よりも考え方を示す記述の仕方です。勿論専門知識・キーワードを適切に用いた文章の方が、技術的な論文であることは言うまでもありません。しかし、知識・キーワードを覚えるには、それなりに時間がかかります。本試験の7月までに覚えれば良いことです。

一方、考え方を示す記述の仕方は、日常業務で練習することができます。また、日常業務で作成するレポート・報告書の類は格好の練習材料です。

練習方法は至って簡単です。5W1Hを記述する。事実を先に記述し考えを次に記述する。大変・非常に等の感情表現はしない。主語・目的語を丁寧に記述する。

調子にのって記述していると、「私は」で書き始めたのに、いつの間にか「私を」に、主語と目的語がすり替わっていることがあります。その様な文章は、言いたい雰囲気は分かるけど、何を言ってるか分かりません。もう一度読み返して、善意に解釈しないと分かりません。採点者は、一度読ん分からない文章をもう一度読み返すことはしません。つまり、一度読めば分かる文章でなければなりません。相手に解釈させない文章を記述する必要があります。

計画を立てて来年7月までの充電期間に専門知識・キーワードは確実に覚えることにして、文章の練習は日々の日常業務で練習してください。ポイントは初めて読む人が「読めば分かるか」です。面倒でも5W1Hを丁寧に記述するように心がければ必ずできます。

 

受験申込~業務内容はどのように書くべきか~(その2)

2017年03月13日 作成 / 執筆:タートル講師

前回に引き続き、勤務先における業務経歴のうち、「業務内容」の部分にテーマを絞って、注意点をアドバイスしたいと思います。

 

1つ目の注意点として、「計画、研究、設計、分析、試験、評価(又はこれらの指導)」という表現を入れ込みましょう、ということを書きました。

 

2つ目の注意点は、「仕事の特徴がわかるような記述」を心掛けましょう、ということです。

 

業務経歴は、受験要件を満たしているかを確認する事務的な資料でもありますが、大切なのは口頭試験の参考資料となるという点です。

筆記試験に合格したら口頭試験を受けるわけですが、試験官は業務経歴の業務内容の記載事項を見て、「この受験生はこういうキャリアを積んできたんだな」と情報を得たいはずです。

 

その時に、例えば

道路構造物の設計

コンクリート構造物の強度分析

という感じで、具体的な仕事の中身がわからない記述があったら、試験官はどのように思うでしょうか。

1つ目の注意点で書いた点はクリアしていますから、事務的には経歴としてカウントされるのは間違いありません。

しかし「技術士にふさわしい」業務なのかどうか、皆目見当がつきませんから、おそらく試験官は口頭試験で仕事の内容を逐一質問するのではないでしょうか。

 

口頭試験は原則20分間です。しっかりと受験申込段階で書いておけば受ける必要がない質問で時間を使うのは、大変に不利なことです。

 

例えば道路構造物の設計をしたのであれば、どのような構造物なのか、どのような道路種類だったのか、周辺状況はどのような所だったのか、技術的に課題となったことはどのようなことだったのか、等がイメージできるような記述をすることが大切です。

 

以上、2回に渡って「業務内容」をテーマに注意点を述べました。

事務的に問題ないのは当然として、口頭試験を意識して「技術士らしさ」が伝わるような書き方を心掛けましょう。

 

*受験申込に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その1)

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その2)

 業務内容の詳細~部門や科目のミスマッチに要注意!~

 技術士二次試験 受験申込書が大切です!

 受験申込~業務内容はどのように書くべきか~(その1)

 

*出願対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

業務経歴票における業務詳細の内容を記述する時のちょっと危険なテクニック

2017年03月22日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

技術士第二次試験受験申込書として業務経歴票を4月末までに提出しなくては受験ができません。

この業務経歴票には「業務内容の詳細」欄に720文字以内で業務の詳細を記入する必要があります。

このサイトをご覧になっているということは、この「業務内容の詳細」の重要性は既にご存知かと思います。

一言で言えば、業務内容の詳細(業務経歴票)は「口頭試験時の資料」として使用されます。

添削を繰り返し、完璧に近い状態まで仕上げておかないと口頭試験時に泣くことになります。

 

口答試験本番、口頭試験官はこの業務内容の詳細を見ながら色々と質問してきます。

実際はこちらが一番アピールしたい部分を答えることができず時間切れで終わってしまうこともあります。

時には予想できない変化球の質問に頭が真っ白になり、無言の時間を過ごすこともあります。

口頭試験官の質問内容をコントロールできたらな~と誰もが思ってしまいます。

 

そこで今回紹介するテクニックの出番です。

業務詳細の内容で自分が一番アピールしたい部分を「わざと曖昧(ぼんやりした表現)」で記述します。

すると口頭試験官はその部分を理解したいために必ず質問してきます。

口頭試験官の質問内容を誘導することができるのです。

これでこちらが一番アピールしたい部分を事前に準備しておいた満点以上の回答で答えることができ、大きく評価を上げることができます。

予想できない変化球の質問にドキドキする機会も減ることになり、自分優位に進める時間が増えることになります。

 

これだけ聞くと「すごい裏技だ」と思うかもしれませんが、実はかなり危険なテクニックです。

口頭試験官によっては

「なんだ、こいつはまともな文章が書けんのか」

「大事なことが書かれていなくて理解できん」

と口頭試験が始まる前から評価を落しかねません。

口頭試験官も人間です。

時と場合によっては諸刃の剣になるテクニックです。

初受験の人はかなりの勇気が必要かもしれません。

2つ目の受験時まで試さないほうが無難かもしれませんね。

このテクニックを使用する場合は最寄りの技術士等とよく相談することをお勧めいたします。

 

 

技術士二次試験に向けて脳を活発に!食事管理で毎日がかわる

2017年04月11日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

技術士二次試験の勉強、はかどっていますか?脳を活発に活動することが効果的な学習のカギです。そして、脳を活発に活動させるためには食事管理が大切です。

「仕事おわりに技術士試験に向けて勉強をしよう」周りの社員や上司からの期待を受けていることもおおく、試験合格のプレッシャーが強くありますよね。そのため、一生懸命に勉強しようという方は多いのですが、「やる気がうまく出なくて困ってしまう」という罪悪感に悩まされている人もいます。やる気が出ない原因は、ひょっとすると食事管理にあるかもしれませんよ。

「やる気が出ている状態」とは脳が活発に動いている状態のことをいいます。意欲的に何かチャレンジをしてみようとか、ちょっとした逆境に負けづらい状態です。脳にちょうどよいエネルギーが送られていると、この状態をつくりあげることができます。

具体的に考えてみましょう。脳が活発に動くためには血糖が十分に蓄えられている必要があります。血糖が多すぎると消化することにエネルギーを使ってしまいますし、少なすぎても栄養不足でよくありません。ちょうどよいエネルギー状態にするために「腹八分目」の状態をキープしておくことが大切です。

「仕事で疲れているのに、ご飯を軽くすませるなんてできないよ」

そう思うのは当然です。食事をたべるガマンができない場合は運動を取り入れてみましょう。散歩するていどの簡単な運動でかまいません。運動をする時間をとることが難しい場合は日常に運動を取り入れてみましょう。たとえば、外を歩くときにファッションショーのようにまっすぐな線を踏むように歩いてみる、体中の筋肉を意識的に動かしながら歩いてみるといったことでもカロリーを消費するための運動としてはちょうどよいです。

食事と運動のバランスを調節して、脳が活発になるように工夫してみましょう。食事で摂取するエネルギーを管理するだけでも十分に学習の効率化ができますよ。
 

択一試験対策の時間確保は?時間の使い方を間違っていませんか?

2017年04月27日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

受験申込書も提出し、そろそろ本格的に勉強しようと考えているころでしょう。

残り2ヶ月半程度しかありません。

本気で取り組まないと、また来年となってしまいます。

気合を入れて頑張りましょう。

 

「択一問題はどうやって勉強すればいいですか?」

と聞かれることがありますが、基本は過去問だと思います。

気をつけてほしいことは、その勉強する時間確保です。

「休日、朝から晩までみっちり択一の過去問解きました」

という受験生がおりますが、その時間の使い方は非常にもったいないです。

 

社会人で仕事しながら時間を確保するには、工夫が必要です。

●時間があるときは論文対策

●択一対策はスキマ(隙間)時間を使って、コツコツ毎日やる

個人差はもちろんありますが、このように時間を有効活用することをお勧めします。

 

択一問題を1問解くのに5分程度あれば、だいたいの問題はこなせます。

では、その5分程度の時間を確保するのは難しいことですか?

そんなことはないと思います。

自分の1日の行動でこの5分程度のスキマ時間を確保できるタイミングは何度もあるはずです。

・朝起きて5分

・通勤時に5分

・会社について5分

・昼休み5分

・会社から帰宅前5分

・寝る前5分

考えれば、いくらでもスキマ時間の確保は可能です。

どんなに仕事が忙しくても可能な時間はあるはずです。

 

このスキマ時間にぱっと見れる参考資料(過去問)を準備することも必要です。

・紙で小さくまとめ、持ち運び可能な参考資料

・携帯、スマホで見れる環境設備

・録音したものを運転中に耳で聞く方法

 

合格者は色々工夫しながら勉強しています。

自分に合った勉強方法でぜひ合格を勝ち取ってください。

 

出題される問題(選択科目Ⅱ及びⅢ)は「普遍的内容」と「最新話題」になっています

2017年05月18日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

受験生の大半は今、論文対策で頑張っている頃でしょう。

基本的には過去問に対して論文を記述し、添削を繰り返していると思います。

その過去問の選択ですが、適当に選んではいませんか?

せっかくトレーニングするなら本番に出題されそうな問題を選択したほうが効率的ですよね。

 

出題される問題は大きく分けて2パターンあります。

1つ目は「普遍的内容」・・・過去に何度も繰り返し出題されているもの

2つ目は「最新話題」・・・ここ1~2年間の話題

 

「最新話題」は関係する書籍やホームページなどを参考に予想するしかありません。

「普遍的内容」は過去10年ほどの過去問を研究すると見えてきます。

同じキーワードが繰り返し出題されていることがわかってくると思います。

逆に1度しか登場しないようなキーワードは「最新話題」の出題であり、基本的にはもう出題されることはないでしょう。

その当時の重要ワードであり、現在では特に重要視されていないからです。

その「最新話題」の過去問でトレーニングしても試験本番ではまず出題されず、時間の無駄使いと感じるでしょう。

せっかくトレーニングするのであれば、本番出題されそうな「普遍的内容」の過去問でトレーニングすると一石二鳥です。

まずは過去問から「普遍的内容」の問題を抽出し、その過去問で基礎をトレーニングします。

ある程度評価の高い論文が記述できるようになったら、「最新話題」出題を予想し、最終仕上げをして本番当日を迎えるのが理想かと思います。

これらを独学でするのは時間が掛かるので、ベテラン講師に助けてもらうほうが効率的ではありますね。

合格に繋がる論文を書くのに大切なことは?(その1)

2017年06月03日 作成 / 執筆:タートル講師

合格に繋がる論文とそうでない論文はどこが違うのでしょうか?

 

これまで多くの方の論文添削をしてきた中で、「ここが重要」と感じている点を述べたいと思います。

 

■問われていることに対して全て答える

問われていること全てに答えるなど当たり前すぎると思われるかもしれませんが、意外と出来ていない方が多いです。

例えば次のような問題が出たとします。

 

土砂災害対策を検討する上で考慮すべき災害の特徴を、近年の土砂災害の実態を踏まえて

2つ述べるとともに、それぞれの特徴に対応するためのハード・ソフト両面の対策につい

て留意点を述べよ。(平成25年度 建設部門 河川、砂防及び海岸・海洋科目)

 

ここでは、

・土砂災害対策を検討する上で考慮すべき災害の特徴その1(特徴1とします)

・土砂災害対策を検討する上で考慮すべき災害の特徴その2(特徴2とします)

・特徴1に対応するためのハード・ソフト両面の対策についての留意点(留意点1とします)

・特徴2に対応するためのハード・ソフト両面の対策についての留意点(留意点2とします)

を答えることが求められています。

 

こういう場合にありがちなのが、

・特徴1や特徴2を述べる際に、近年の土砂災害の実態を踏まえていない(ミス1とします)

・留意点1や留意点2が、ハード・ソフト両面についての記述になっていない(ミス2とします)

というようなミスです。

 

ミス1は、特徴1、2ともに「近年の土砂災害の実態を踏まえて」という前提条件をすっかり忘れているパターン、あるいは特徴1では近年の土砂災害の実態を踏まえているのに特徴2では出来ていない等のパターンがあります。

ミス2は、留意点1、2ともに「ハード・ソフト両面」という前提条件を忘れてハードかソフト一方しか書かれていないパターン、あるいは留意点1ではハード・ソフト両面の記述ができているのに留意点2では一方しか書かれていない等のパターンがあります。

 

こういうミスは、問題文を見て「これなら書ける!」とばかりに、いきなり論文を書き始めた場合に犯しやすいものです。

ごく簡単なキーワードだけでも良いので、何について記述するのか骨子を書いて、問われていることに全て答えているかどうかをチェックしたうえで論文を書けば、この手の失敗は激減するはずです。

 

 

*筆記試験対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。

 

文章の書き方が学べる「知的生産12工程」を技術士論文添削にも生かそう

2017年07月30日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

論文を書き出すとき、頭に思いつくまま文章を書いていませんか?知的な文章作成術は12の工程を踏むことが大切です。

花村太郎の著作『知的トレーニングの技術』という本には様々な角度から知的生産の技術について紹介されています。「立志術」や「知的交流術」など、数年前から自己啓発や出版業界全体のトレンドとなりつつある「お手軽さ」とは対局となる地道な知的訓練について紹介されています。

1980年に雑誌『宝島』に掲載された内容をベースとしているのですが、全般的に現代でも通じるノウハウが広く紹介されています。中でも技術士試験を受ける際に知っておきたいのが、文章作成に関する言及です。以下の12工程が紹介されています。

【インプット】
1.問題意識発生・テーマ設定
2.テーマ分析
3.第1次情報収集

【加工】
4.資料分類・分析
5.エントロピー廃棄
6.構想

【アウトプット】
7.構成
8.草稿執筆

【インプット】
9.草稿検討
10.第2次情報収集

【加工】
11.草稿修正
【アウトプット】
12.清書

技術士試験の論文作成の場合は「インプット」を「勉強したことを思い出す」、「加工」を「記憶を整理する」と置き換えて読むと応用しやすくなるでしょう。ここで特に注目したいのが「エントロピー廃棄」という項目です。

「エントロピー」という言葉は熱力学や統計力学など、分野によって使用される意味は異なりますが、ここでのエントロピーが示す意味は「情報量」と解釈すると良いでしょう。たくさんの情報を頭の中や教科書などからインプットして、それらの情報を分類したあと頭の中から廃棄します。わかりやすく言うと「ぼーっとする」ということです。この工程をはさむことで、次の「構想」や「構成」が秩序だったものになりやすいです。

たくさんの情報をインプットして、「あれも書くぞ」「これも書くぞ」となっている状態を一度廃棄することで、情報が頭のなかで洗練され、相手に伝わりやすい文章が作成できます。
文章作成に行き詰まったとき、ここで紹介した12工程を参考にしてみてください。
 

悪い習慣を変えるコツはAXS技術士学院にある!

2017年08月27日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

悪い習慣だと思いながらなかなか、身についてしまった習慣を変えられずに苦労したことはありませんか?

例えば、休日になると仕事のストレスが影響して朝からビールを飲んでしまうという人もいるでしょう。平日の朝は早く起きて技術士試験に向けて勉強したいけど、二度寝してしまって起きられないという人もいるはずです。

ですが、習慣は簡単に変えられるものではありません。前回紹介したように、無駄な時間を過ごしていると感じていたとしても、強い意志がなければ習慣を変えることはできません。また、習慣を変えるためには適切なステップを踏むことも大切です。やみくもに「習慣を変えなければいけない」と強く思っていたとしても、気負いするだけで、変化は現れません。

心理学者のメリル・E・ダグラスは習慣を変えるためには5つのステップを踏むことが大切だと言及しています。
 

  1. 欲求
  2. 認識
  3. 想像
  4. 計画
  5. 行動


欲求の段階からすべては始まります。「今の自分を変えたい」「悪い習慣を断ち切りたい」という欲求がなければ変化は起こりません。次に認識の段階では、具体的に変える必要がある習慣を見つけ出します。紙に「現状の悪い習慣」「身につけたい良い習慣」をそれぞれ書き出すと認識しやすくなります。

3つ目の想像の段階では習慣が身についたあと、自分がどんな姿になるのかイメージします。朝早く起きてすがすがしい気持ちで勉強している自分の姿など、習慣を変えたあとの具体的なイメージを持ちましょう。4つ目の計画段階で取り組み方のプラン立てを行います。何も考えずに変えようとしてはあまりにも運任せなので、具体的な計画を作ります。例えば、早起きの習慣をつけるなら起きる時間や起きてすぐとるべき行動について計画を立てましょう。最後の行動段階では、意志を強く持って確実に習慣づけていくことが大切です。3週間以上続けられれば、徐々に習慣として身についてきます。

ここで紹介した5つのステップを踏んで、今よりもっとよい習慣を身につけましょう。AXS技術士学院で学ぼうとしていることも習慣を変えようと強い欲求を持っている証拠です。習慣を変えるステップが「欲求」から始まることを考慮すると、高い向上心を持つことはよい習慣のスタートラインです。その調子で取り組みましょう。

技術ノートを読み返してみよう!

2017年10月11日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

記憶は忘却するものです。有名なエビングハウスの実験によると、20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後77%そして1ケ月後にはなんと79%が忘れてしまうという結果が出た。7月の技術士試験二次試験(筆記試験)が終わってから3ケ月近く経過している。エビングハウスの実験には含まれていないが、8割は忘れているでしょう!合格発表を受けてから回答を再現しようとしても、2割ぐらいしか覚えていないということでしょう(涙)。
 

試験直後に再現論文を作成した皆様は、もう一度読み返して、記憶を呼び返しましょう。もし、もし、もし、まだ再現論文を作成していない人は頑張りましょう。今回、伝えたいことは、二次試験(筆記試験)に向けて作成した技術ノートも有効だということです。これを読み返すと、多くのことを忘れてしまっていることにびっくりする方もいるかもしれない。正直、私も読み返して、どんだけ忘れているのかと驚きました。


また、スマホ等に技術ノートの内容を録音した人がいたら素晴らしい!これって効果的なのよね。私も、自慢ではないが、スマホに録音した技術ノートの内容を聞き返すと、綺麗に忘れていることばかりなので、逆に新鮮でした。脳は、不要な知識は忘れようとします。でも、一回忘れたものをもう一度思い出すと、脳はこれは覚えておかないといけないものと判断して、再現しやすいような領域に保存します。何度も何度も聞いていると、すぐに再現できるところに上書きしてくれます。つまり、これが記憶の定着ということなのです。


忘れた今がチャンスです。12月上旬が口頭試験だとすると、10月末に記憶を再現させた上で、11月末にも再度集中的に記憶を再現すると、12月の上旬には自信と余裕を持って口頭試験に臨めるようになります。試験は、残念ながら他人との比較の試験です。みんながまだスタートしていないこの時期に、半歩でも良いので、12月の口頭試験に向けて前進しよう!


そうすることで、一歩も二歩も人の先を行くことができます。10月31日の合格発表で、幸運にも合格だったけど、論文判定がBの人は要注意です。つまり、通常ならB判定は不合格だけど、論文判定は合計点なのでかろうじて合格した人です。口頭試験で狙われるはまずこの受験生です。そして、論文に対して何か補足はありますか?と聞いてくる可能性が高い。最後のこのチャンスをしっかりと活用して挽回してください。間違っても、「特にありません」とか、「忘れた」とか、「無言。。。」はダメです。不合格確定です。部門によって異なりますが、不合格の目安は2割です。この2割に入らないようにすることが重要です。


つまり、筆記試験がAA判定の人は、守りの戦略です。取りこぼしがないように入念に準備しましょう。筆記試験がAB判定やBA判定の人は攻めの戦略です。助け舟を見逃さず、リカバリーして合格の栄冠を手中にしましょう。

以上

 

成功体験を積むことが大切!!技術士試験合格へ向けて先延ばしを防ぐ

2017年10月27日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

前回は、先延ばしグセが引き起こす危険について紹介しました。今回からは、先延ばしする習慣を防ぐための、具体的な方法について紹介していきます。

今回、覚えておいてほしいことは、「小さな成功体験を積むことが大切だ」という考え方です。すぐに取りかかれる小さな課題、もしくは、興味が持てる課題から取り組みます。これは、脳科学の池谷裕二教授も、著書のなかで、サルが複雑な行動を身につけるプロセスを例に、小さな課題から取り組むことの大切さを述べています。例として紹介されている実験では、「遠い場所にあるエサを、長い枝を使って取る」という課題を覚えさせます。まず、サルには、適切な枝の選び方を教えます。「枝の選び方」といっても、短い枝よりも、長い枝の方が、遠くにあるエサをとれるという程度のことです。

小さなステップから初めて、成功体験を積むことで、自信がついてきます。「成功体験を積む」ということに関しては、ネガティブな側面もあり、たとえば、将棋棋士の羽生善治さんは、「過去の成功体験や失敗体験が足かせとなり、あたらしいことにチャレンジできなくなる」という趣旨の内容を著書のなかで語っています。ですので、成功体験に依存過ぎることは危険ですが、先延ばしの習慣がある場合は、まず課題に取り組み、課題をこなし、自信をつけることが大切です。自信をつけるために、取りかかりやすいことから、一つずつ終わらせていきましょう。

「成功体験を積む」と聞くと、ポジティブ自己啓発のような「自分にはできるんだ」と無理に言い聞かせる印象を持つ人もいるでしょう。ですが、現実に目を背けて、「自分にはできる」と思い込むと、プレッシャーになり、良い結果を招かない場合もあります。小さなステップからでかまわないので、課題を少しずつ終わらせる習慣をつけていきましょう。

2023年04月 2023年06月
2025年 発注者支援業務 求人 新建設コンサルタント株式会社 採用情報
広告 nc-c.jp
【急募】国土交通省の発注者支援業務を行う技術者を募集しております。
正社員(2025年20名)、550万円~、基本的に土日祝祭日は休日となります。