2018年01月20日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 13
第1回で業務の棚卸のこと、第2回で選択科目のことについて話をさせて頂きました。
今回は、筆記試験の概要と、勉強の取り組み方について話をさせて頂きたいと思います。
筆記試験は、以下の3つのパートに分かれています。
・必須科目Ⅰ:部門全体の知識(5者択一)
・選択科目Ⅱ:選択科目に関する応用能力(600字論文×2件、1200字論文×1件)
・選択科目Ⅲ:選択科目に関する課題解決能力(1800字論文×1件)
必須科目Ⅰは、20問の内から15問を選択して解答します。15問のうち60%以上
(9問以上)正解して、はじめて選択科目Ⅱ、Ⅲの採点がされます。
必須科目Ⅰは、いわゆる「足切り」のために行われますので、ぎりぎり9問正解でも、
15問全問正解でも一緒です。選択科目ⅡとⅢの結果だけで合否が決まります。
必須科目Ⅰは、部門全体に渡って出題されます。
機械部門の場合、設計工学、材料力学、振動工学、熱力学、流体力学、制御工学など、
広い分野から出題されますので、各分野での出題数は、1~2問、多くて3問という
くらいです。
解答するのが20問中15問なので、無条件で5問捨てることができます。
9問正解でよいので、極端なことを言うと、20問中11問わからなくてもよいということです。
ですから、集中して勉強して確実に得点を取りに行く分野と、必要最小限の勉強をして
簡単な問題(過去問と類似の問題)が出た時に得点を拾う分野に分けて考えるのが
よいでしょう。
勉強を始める時点で、分野を仕分けして、それに合わせた勉強方法を考えてもらいたいと
思います。
勉強に費やすことのできる時間は無限ではありませんので、「選択と集中」で効率よく
勉強しましょう。
筆記試験まで、半年です。がんばりましょう。
2018年01月31日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 13
インフルエンザ対策、きちんとできていますか? ワクチンやマスクなど、インフルエンザ対策はさまざまありますが、医師がおすすめする最も効果的だとされる対策があるんです。
それは、なんと、手洗い。これは医師専用のコミュニティサイトMedPeerで発表されたアンケートに基づいた結果です。医師1000人を対象にインフルエンザに効果的であると考えられる対策を回答してもらいました。
その結果、1位に選ばれた対策が手洗いでした。次に、人混みを避けること。そして3位は睡眠と休暇を取ることです。インフルエンザ対策と聞くと最初に思い浮かぶのはワクチン接種という人も多いでしょう。ですが、4位が予防注射を打つことです。
インフルエンザは粘膜を通して感染します。ですから、インフルエンザウイルスが付着した手や指で、目をこすったり、鼻や口を触ったりすることで、感染してしまいます。
ところで、「マスクをつければ予防になるのでは?」と考える人もいるかもしれません。こちらはインフルエンザにかかっている疑いがあるときにするべき行動の第1位です。つまり、マスクは感染してしまうことを予防するのではなく、周りの人に菌をばらまかないための対策ということです。自分自身がインフルエンザにかからないようにする対策をするためにマスクをつけるのは、効果的とは言えません。
ちなみに、インフルエンザ感染後の行動としてマスクにつづくとるべき行動は2位よく休むこと、3位隔離することです。周りの人にうつさないための工夫と、早く良くなるための休息が大切ということですね。
インフルエンザの予防には、空気を乾燥させないことも大切です。加湿をしたり、水分をよく取ったりすることも予防になるので、手洗いうがいとあわせて、気がついたときに行動しておきましょう。
2018年02月11日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 13
技術士を目指す皆様へ
技術士試験の願書を出すのが4月。筆記試験と口頭試験を終えて、合格発表を受けるのが翌年の3月です。このような長期の期間で頑張るにはモチベーションをいかに維持するかが重要です。
私のオススメは、やはり同じ志を持つ仲間を作ることだと思います。同じ志を持つ人と情報共有することで受験に対する知識も高まりますし、厳しいハードルをクリアできればともに喜びあうことができます。でも、一番の効果は、やはり同じような志を持つ人が頑張っていることを感じることが自分への励みになるし、自分が頑張ることが相手への励みになる。
技術士試験は、別にトーナメント競技ではない。自分が合格するかどうかと、仲間が合格するかどうかは直接的な因果関係はありません。しかし、精神的な絆を持つことによって、自分だけではなく、仲間とともに一緒に合格を祝うことができれば最高だと思いませんか。
技術士の業務は、20の一般部門と総合技術監理部門に分かれます。それぞれに専門分野があるので、お互いの能力を尊敬し、尊重する文化があります。基本的に技術士通しは仲が良いです。
受験を決意する段階においても、勤務先の会社内で仲間がいればぜひ一緒に頑張ってほしい。もし、勤務先に受験者がいなくても、同志を見つけて、ぜひ一生の仲間かつライバルを見つけてほしいと思います。
以上
2018年02月23日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 13
先の「第二次試験受験を決めたら、まずやること(第1回:業務の棚卸)」に書いたように、
「業務内容の詳細」には、受験する部門・科目に関する、応用能力・課題解決能力があることを
書く必要があります。
技術士第二次試験を受験される皆さんは、今までいろんなプロジェクトに参画して来られたことと思います。
さて、では、その多くのプロジェクトの中から、どのプロジェクトを選ぶべきでしょうか。
「受注金額の大きいプロジェクト」でしょうか?
「公共施設的プロジェクト」でしょうか?
筆記試験に合格した際には、この「業務内容の詳細」に書いたプロジェクトについていろいろ聞かれますので、
応用能力・課題解決能力があることを説明しやすいプロジェクトを選びたいところです。
試験官が聞きたいのは、「プロジェクトの成果品」についてではなく、そのプロジェクトに皆さんがどのように関わったか、
皆さんが技術者個人としてそのプロジェクトでどのように応用能力・課題解決能力を発揮したかが聞きたいのです。
受注金額が小さくても、皆さんの創意工夫が成果として表れているプロジェクトについて書くのが良いと思います。
実際に、いろいろ苦労して、いろいろ考えて、その結果成功した、多分、皆さんの一番思い入れのあるプロジェクトに
ついて書くのが良いと思います。
皆さんの、一番印象深いプロジェクトは何でしょう?
2018年02月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 13
技術士受験を考えている皆様には既に周知の事実であると思いますが、今年は技術士試験制度が大きく変わる初年度となる予定でした。
しかし、文部科学省の都合で試験制度の大幅変更は延期となった模様です。
本年度は前年度と同様の試験が実施されます。
平成30年度技術士第二次試験実施大綱
https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5482_1.pdf
今回は延期となりましたが、多くの資格試験において、この試験制度が変わる時の初年度は極めて重要な意味合いを持っております。
今までの傾向が、そのまま続くのかということが試験時の気になる所なるでしょう。
特に選択科目の集約の予定されていた専門分野では、その準備ができないなどの弊害が出るかと思われましたが、今まで通りの対策を行えばよいということになりました。
本年度は延期となりましたが、試験制度の改正は継続協議となっております。
また来年、再来年と試験制度の改正がなされる可能性があることを頭に入れながら、今年の試験を頑張りましょう。
試験制度が変更となる場合は突然決定されることが多く、受験者にとってはなかなか気持ちの落ち着かないところではあるのでないでしょうか?
記述式や口頭試験など、ある意味出たとこ勝負のような試験が多いため、何から手をつけてよいのかと考えている方の多いと感じます。
その場合は、試験の趣旨を確認しましょう。
技術士試験は、科学技術の専門的応用能力を有するかどうかを見る試験です。
最終合格率も10%台ではありますが、決して合格できない試験ではないと考えることができます。合格者も企業に勤めながら勉強を続けている人がほとんどです。
そういった人たちとの違いといえば、努力する気持ちがあるかないかという一言に尽きるでしょう。
試験制度が変わってしまった場合、今までの努力が水の泡だと、嘆きたくなる気持ちは良く分かりますが、それでも合格者が出ます。
試験は時の運も関わってきます。試験制度の改正などは自分ではどうすることもできないものです。こうしたものに捉われず、自分のペースを保てるように調整をしましょう。
2018年03月19日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 13
メタ認知という言葉を知っていますか?
メタ認知とは、自分が知っていることを知ることです。言い換えると多くの人は自分が何を知らないかを知らないのです。
技術士を目指す第一歩は過去問題
過去問題に取り組む目的は自分の実力を知ることです。でも、過去問題が難しくても落ち込む必要はないのです。所詮試験は試験です。今は解けなくても、受験日の当日に解ければ良いのです。そうすれば合格です。そして、まずやるべきは、自分の能力の棚卸しです。自らの弱点をつぶさに理解することです。
勉強スケジュールを立てるのはその後
技術士にチャレンジするときには、その受験勉強のスケジュールを立てようとするかもしれない。特に、業務で工期や納期に悩まされている人はまず線表を書きたくなるかもしれない。それは決して悪いことではない。しかし、その前にまずどの技術部門をターゲットにするのか、どの科目を選択するのかをよく考えましょう。そして、自分の現在の能力レベルを確認して、最も合格しやすい部門や科目を選択しよう。
一次試験と二次試験は独立
例えば、会社から受検する部門が指定されているかもしれない。そして、一次試験を受検するときには、目標とする受検部門を選択するのが基本だが、必須ではない。例えば、自分の場合には電気電子部門での合格を求められたが、この部門の一次試験の問題を見て、これは厳しいと感じた。一方で、他の受検部門を見ると、情報部門はむずい。経営工学を見ると、知らない問題が多いが、知識問題が多いので、勉強すればなんとかなりそうだと判断した。そして、経営工学で一次試験に臨み合格して、電気電子部門は二次試験で頑張った。経営工学は一次試験だけで終わるのも中途半端なので、今回二次試験にもチャレンジして無事合格した。よかった♪
知らないことを知る
技術士試験は難関だ。でも、どの部門でも一定の傾向があり、試験パターンがある。したがって、自分の現在の実力を謙虚に理解し、知らないこと、分からないこと、できないことを知り、それを受験日までにいかにして合格レベルまで持ち上げるかを考える。そして、それを線表に落とし込む。そんなステップがオススメだし、大事だと思う。
是非頑張ってください。
2018年04月07日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 13
技術士の二次試験受験への気持ちを奮い立たせている方へ
二次試験の受験申込書に記載する業務経歴と業務内容の詳細は、すでにご存知の方も多い
と思いますが、二次試験の筆記試験を無事合格した後の口頭試験で使われます。
大切なことは、試験官にあなたが技術士にふさわしいと理解してもらい、判断してもらう
ことです。そのためのサポートペーパにすべきです。しかし、お作法に沿っていなかったり、
求める内容になっていなかったりすると、圧迫面接のための攻撃材料となってしまいます。
では、サポートペーパーになってもらうにはどうすれば良いのか。
ここでは、業務内容の詳細について記載します。その前に、人が理解するということは
どういうことかというと、それは右脳と左脳の両方で理解してもらうと理解したと認識
するようです。どちらか一方ではなく、両方で理解してもらうことが大切です。具体的に
いえば、まずあなたが取り組む課題をイメージとして理解してもらうことです。例えば、
橋の課題だとする。それが10mの橋なのか、100mの橋なのか、1000mの橋なのか。
人は、自分の経験に基づいてイメージします。したがって、あなたが10mの橋の話を
しようとしても、試験官は1000mの橋をイメージしていたら、いくら説明しても、
理解してもらうことは難しいでしょう。そして、イメージの次は論理です。何が課題な
のか、どのような解決策があるのか、どのような解決策を採用して、どう解決したのか。
これらはすべて論理の飛躍なしに説明する必要があります。
イメージを共有できて、論理が明確だと、分かった=合格!となるのです。
ここでは、論理について説明します。
まず、この業務内容の詳細に記載すべきは、どのような課題に対してどのように解決
したかではありません。そうではなく、どのような点を課題と考えたのか。そして、そ
の課題に対して、複数の解決策を考え、そのどれを採用したのか。それはなぜか。
そして、その結果としてどのような成果があり、残リスクは何か。これをコンパクトに
まとめることが必要です。
しかし、こんな内容を最初から720文字に収めて書こうとするのはダメです。文字数
が不足して、説明不足になるか、論理を飛躍して、理解不能になります。このため、
まずは、720文字にこだわらず、しっかりと前述の内容を整理して、1000文字でも、
2000文字でも良いのでまず書きあげましょう。
そして、そのエグゼクティブサマリーを作成するつもりで、枝葉を削除して、720文字
にそぎ落としましょう。しかし、文字数を節約するために専門用語を何の説明もなく、
多用するのは避けるべきです。一般の人にも理解できるように適度な説明を付記しながら
まとめていきましょう。
720文字の業務内容の詳細は、受験申込書に記載されて、試験官の手持ち資料となります。
受験者であるあなたは口頭試験の時には何も持参することはできませんが、サマリーする
前の資料を口頭試験の前に何度も見返しておけば、試験官から何を聞かれても回答できると
自信を持って口頭試験に臨むことができるでしょう。
逆に言えば、最初に作成する資料はそんな風に、何を聞かれても答えられるような
資料であるべきなのです。一方、受験申込書に記載する業務内容の詳細には字数制限が
あります。サマリーには記載すべき内容と、そのストーリーを絞り込んで、その論理を
磨き上げる。そんなステップがとても有効だし、試験官に理解してもらうにはそれぐらい
の努力はすべきなのです。
そして、そんな風に手間暇をかけた業務内容の詳細であれば、口頭試験の時に、試験官
にとっても、あなたにとっても、理解を助けるサポートペーパーとなります。
間違っても、圧迫面接のための材料を提供するようなダメ資料にしてはいけません。
頑張ってください。
以上
2018年04月26日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 13
択一問題の傾向は、受験される部門や科目によって異なります。しかし、大切なことは、この択一問題で60点以上の回答をしないと記述式問題の採点をしてもらえないということです。決勝に進みたいのに予選で敗退するのは避けるべきです。
では、どうすれば、択一問題で合格ラインを突破することができるのでしょうか?それはズバリ過去の問題を完璧にマスターするということです。それは、単に過去問題を覚えるのではないです。過去問題を解けるように自分の苦手な分野を知り、不足する知識を得て、合格水準に自分を持ち上げるということです。
年度や部門、科目によって多少の変動はありますが、概ね過去の問題から半分から6割の出題があります。そして、合格水準が6割なので、過去問題をしっかりとマスターすれば、合格するはずなのです。でも、択一問題で不合格になる人は多い。それは何故なのか。そして、どうすれば良いのかについて3点ほど列挙します。
1)忘却期間を活用します。
2)過学習を避けます。
3)最後は丸暗記します。
1)忘却期間を活用します。
人間は、忘れるものです。過去問題を解いてみましょう。そして、理解したつもりになります。そして、少し時間をおきます。1週間とか1ヶ月とか。そうすると、必ず人間は忘れる問題があります。それはその問題が求めている知識が不足しているか、理解していないかです。そして、周辺知識を補充して、理解したつもりになります。しばらく時間をおくと、また忘却する問題があります。そして、それを勉強することで、頭脳は忘れてはいけない認識して、記憶に定着するようになるものです。
2)過学習を避けます。
択一問題の問題を何度も解いていると、内容は理解していないが、答えを思い出す場合があります。これを過学習と呼びます。本質的な理解をしていないのに、答えが出てくるのでマスターしたつもりになるのです。練習ではうまくいくが本番ではダメなケースはこの過学習が原因であることが多いのです。本質を理解しないで、上っ面だけを理解して、理解したつもりになっていないか。謙虚な姿勢が大切です。
3)最後は丸暗記します。
何度調べても理解できない問題はあるものです。自分も過去5年分の問題を解いて、前項の過学習によって答えは分かるけど、なぜその答えか分からない。特に、専門分野であれば、突っ込んで調べるが、専門外の問題だと、調べれば調べるほど分からないことが増えてきて収集がつかないし、時間もない。そんな時は、割り切りも必要です。そして、実際そのような難解な問題は意外と再度出題されることがあります。試験の5分前に丸暗記したものが出題したこともあります。まあ、最後まで諦めない気持ちが大切なのかもしれない。
是非、過学習にならないように注意しながら、忘却機能をうまく活用しながら、自分の記憶能力と理解能力を試すつもりで勉強して欲しいです。
以上
2018年04月29日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 13
技術士試験の勉強でプレッシャーを強く感じてしまうことはありませんか?
手軽に試せるリラックス術で、気分転換のリフレッシュをしてみましょう。
机に向かって長時間勉強をしていると、体が硬くなり、疲れがたまってくるのを感じるでしょう。同じ姿勢を続けている場合は、ときどきストレッチをしておくことが大切です。崎田ミナ氏の著作『ずぼらヨガ』では、わずかな空き時間で実践できるストレッチが紹介されています。イスに座りながら実践できるヨガや、取りに行くために席を立ったときにとれるヨガのポーズもあります。タイトルに「ずぼら」とあるように、本格的なヨガではなく、手軽な簡易版のヨガが紹介されているのがポイントです。
私たちの自律神経は、交感神経と副交感神経がバランスをとりながら、適度な緊張やリラックス状態をつくっています。緊張が高まっているときは交換神経が強く働き、素早い動きに対応し、リラックスする場面では副交感神経が強く働き、体をゆるかに整えてくれます。
寝起きや昼食後など、目が覚めないときには交感神経を働かせるポーズを取ってみましょう。夜寝る前には副交感神経を高めるポーズをとることで、ぐっすりと眠りにつけます。技術士試験の勉強は長期的な緊張が続くこともありますから、ストレッチを取り入れて体のバランスを整えることが大切です。
2018年05月13日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 13
記述問題への対応能力を磨くには、技術ノートの作成と、技術ノートに基づいて600字の解答用紙に記述する練習(ドリル)が有効であることは先に述べました。しかし、これを実施するのは結構大変ですので、少し勘所(コツ)を5つほどお伝えしたいと思います。
1) 目指せ100枚の技術ノート!
・自分がチャレンジする部門や科目の過去問題にトライするといろいろなキーワードを認識すると思います。
・そして、それを説明するためにはまた別のキーワードがあったりします。
・私はもっぱらWikiを愛用し、そのWikiで引用されている資料を紐解いて理解を深めています。
・その中で実感するのは、「どんだけ知らないことが多いのか」ということです。
・孔子の「知らないことを知る」やソクラテスの「無知の知」にも通じます。
・自分の専門分野であっても知らないことが本当に沢山あることを知ることが合格への第一歩ではないかと思います。
・そのような謙虚な気持ちは技術士になっても重要だと思います。
2)点と点を結び面の知識にする!
・知らない分野のキーワードを勉強して理解したつもりでもそれは単なる「点」の知識です。
・しかし、そのキーワードに関連するキーワードを紐解いて、その点と点が多数結びつけば面の知識となります。
・そして、面の知識が充実すれば、技術士試験で何か問題が出されても、蜘蛛の巣に獲物が掛かったようなものです。
・自らが習得した面的な知識を活用して、その問題に解答することができるようになります。
・技術士試験では、自分の得意分野に問題を引き込むことも可能なのです。
3) 文字数の調整能力を磨く!
・記述問題は、文字数との戦いでもあります。長すぎてもダメだし、短すぎてもダメです。
・従って、多くのキーワードを連想できるときはできるだけ端的に記述することが有効です。
・逆に、多くのキーワードを連想できないときは丁寧な表現で文字数を埋める技術も必要です。
・例えば、短くて書くときは「AはBだ」としても、丁寧に書くなら「AはBであると言える」と使い分けます。
・書くべき内容と書くべきスペースを考慮して、端的に書くか、丁寧に書くかといった戦術を使います。
・しかし、高得点を狙うならできるだけ多くのキーワードを使い、端的に書くべきです。
4) 略語を宣言する!
・専門分野によってはカタカナの長い固有名詞や用語を使うときがありますが、これを何度も書くのは避けましょう。
・できるだけ早いタイミングで略語を宣言して、それ以降はその略語を使います。
・記述問題は、限られたスペースにどれだけ的確なキーワードを記述するかで採点される側面があることを理解しましょう。
5) 手書きの練習をしよう!
・600字の解答用紙に文字を埋めるのは結構大変です。
・PCのワードを用いてPCで編集しながら作成する方法もありますが、できれば手書きのドリルがお勧めです。
・それは書くことで思考が活性化し、論旨が整理されるためと、本番では当然手書きだからです。
・しかし、手書きに慣れていないうちは指が痛くなったりするので、ボールペンや滑らかな描きやすいペンで始めるのも良いと思います。
・最近では、消せるボールペンもあります。
・そして、黒字のペンで記載したら、赤字のペンで自己採点したり、キーワードにマルをつけて評価しましょう。
・ただし、7月になったら、やはり実際の試験で使う鉛筆やシャーペンと消しゴムと定規を用意して、これらに慣れましょう。
以上です
2018年08月14日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 13
技術士試験に合格して、日本技術士会に登録すると会員番号が割り当てられます。
この会員番号は、一次試験に合格した人にはBで始まる番号を、二次試験に合格した
人にはAで始まる番号が割り振られます。最近、登録される技術士の方の会員番号を
見るとA0093xxxが多いようです。平成29年度では約3,500人が二次試験に合格して
います。と言うことは、1年後にはA0096xxxとなって、2年後にはA0099xxxとなる
のだろうか。
A0100000と言う切りの良い会員番号を誰かが貰うのだろう。まあ、狙って獲得でき
るものではないし、だからどうと言うこともないけど、今年とか来年の合格者の会員
番号をウオッチするのも楽しいかも。
なお、この会員番号は、複数部門に合格しても変更はありません。また、なぜ、こんな
風に会員番号がわかるかといえば、日本技術士会に登録すると、会員検索ができるから
です。
ぜひあなたも来年3月には合格して、どんな会員番号が割り当てられるのかドキドキし
てみませんか。まあ、その前に筆記の合格発表と口頭試験対策がありますね。
以上です
2018年09月01日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 13
この文章は、もちろん一次試験の受験生に対して書いています。
同時に、二次試験の筆記試験を受けたあと、口頭試験をむかえる受験生に対しても書いています。
そればかりか、総合技術監理部門の受験生に対しても書いています。
適性科目は、技術士試験において、二次試験の口頭試験でも、総監の試験でも、共通して問われる内容になっています。
たとえば、適性科目では、毎年、技術士法の第4章の「技術士の義務」から、いわゆる「3義務2責務」に関する出題がなされます。
つまり、
・第44条の「信用失墜行為の禁止」
・第45条の「秘密保持義務」
・第45条の2の「公益確保の責務」
・第46条の「名称表示の場合の義務」
・第47条の2の「資質向上の責務」
について、問われます。
そして、この3義務2責務は、二次試験の口頭試験で問われる項目でもあります。
たとえば、つぎのような質問が、採点官からされます。
Q.技術士の3義務2責務を言ってください。
Q.信用失墜行為とは、たとえばどのような行為ですか。
Q.秘密保持義務違反をした場合、どのような罰則がありますか。
Q.公益確保の「公益」とは何ですか。
Q.資質向上にかかわるCPDについて説明してください。
これらの問いかけは、適性科目の過去問をよく見直しておくと、難なく答えられます。
また、総監の試験では、適性科目で取り扱われる「品質・コスト・納期」「労働関連法」「情報セキュリティ」「データ改ざん」「製造物責任法」「知的財産法」「国際規格」「リスクマネジメント」「技術関係の時事問題」のすべてが関連します。
ですから、一次試験の受験生は、適性科目を丁寧に勉強してください。
また、口頭試験や総監試験の受験生は、いまいちど過去の適性試験を見直してみてください。
2018年11月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 13
口頭試験ではあなたが技術士に相応しいかどうかが試されます。今年はとくに「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」が探られるはずです。
文部科学省の技術士分科会で、コンピテンシーについて多くの議論をしてきたからです。
技術士コンピテンシーとは、つぎの8つです。
1.専門的学識
2.問題解決
3.マネジメント
4.評価
5.コミュニケーション
6.リーダーシップ
7.技術者倫理
8.継続研さん
具体的には、つぎのような質問で探られる可能性があります。
1.詳細論文で示された解決法は、どの技術を応用しましたか?
2.この業務で、問題発生要因と制約要因をどのように抽出し、分析しましたか?
3.この業務をするのに時間があまりなかったと思いますが、どのように対応しましたか?
4.あなたの提案を行ったときの波及効果とリスクを、当時、どのように考えていましたか?
5.この提案をアジア圏で実施するときは、どのようなことに留意しなければいけませんか?
6.専門的知識を持っていない者が部下についたとき、この詳細論文の下から5行目をわかりやすく3分で説明してください。
7.本技術に関する関係法令を教えてください。
8.この1年で獲得したCPDポイントはいくらですか?
以前のような「『3義務2責務』を言ってください」のような簡単な質問が少なくなってきています。
変化球の質問にも、慌てず回答できるように、準備をしてください。
詳細論文720字が、話の中心です。
しかし、ここ2、3年では、「5つの業務経歴のうち2つ目について、5分間で説明してください」という質問も増えてきています。
この傾向にも、注意しておきましょう。
2019年01月24日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 13
<一発不合格には気を付けろ>
「業務内容と専門とする事項が違うと思います」
試験官からこの言葉が来たら要注意です!!!なんとか受験する「専門とする事項」は間違っていないということを何度も説明してください。
なぜなら、受験する専門と業務が異なると判断された場合、その時点で一発不合格となるからです。
専門とする事項は、受験申請時に決定します。業務内容とともに近くにいる技術士の先輩に相談した方が良いでしょう。
<口頭試験の注意点>
①専門用語は使わない
試験官は同じ科目の技術士ですが、専門用語を使うことにより試験官の理解が難しくなります。
同じような質問を繰り返されるのは限られた時間の口頭試験では不利となります。
②身振り手振りで説明してもOK
施工方法、解析手順、安全面などなど、説明に関する視覚的表現が大変効果的です。
身振り手振りを積極的に使って試験官の理解を促しましょう。
③試験管の顔を良く見る
試験官が理解できているかどうか、表情やしぐさをよく見ながら話しましょう
。顔を伏せて手元資料を見ているときは、間を利用するなど、なんとかして試験官に顔を上げてもらいましょう。
④試験官とケンカをしない
え、しないよ。と思う方も多いと思いますが、意外にけんか腰になってしまう受験者がいます。
専門知識に関して、否定的なことを言われたり、どこが技術士たる判断ですか?などと挑発する質問をする試験官もおりますので、その際は淡々と説明しましょう。
説明しても「やっぱり、そうじゃなくて○○すべきだったんじゃないの?」などといわれることもあります。
どう答えても、この質問では加点されないと考え、「仰るとおりでした。」と回答し、さっさと次の質問に移りましょう!
口頭試験は加点方式なんです。無駄な質問は飛ばしてしまいましょう。
2019年02月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 13
平成31年度から試験制度が変わります。Ⅰの必須科目は、600字詰答案用紙3枚です。
Ⅱの選択科目は、Ⅱ-1とⅡ-2をあわせて600字詰答案用紙3枚です。
おそらく、Ⅱ-1が1枚、Ⅱ-2が2枚となるでしょう。
そして、Ⅲの選択科目が3枚です。
それぞれ、試されているスキルや、評価基準が異なります。
したがって、経験豊富な講師や、受験対策会社の指導を受けたほうが、効率的です。
独学組は、『平成31年度技術士第二次試験に関する出題内容等について』と『技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)』を熟読し、対策するとよいでしょう。
たとえば、Ⅱ-1では、専門知識を問われています。
Ⅱ-2では、応用能力を問われています。
ですから、当然に、記述しなければいけない内容が変わってきます。
Ⅱ-2は、いままでの試験から、おそらく600字詰原稿用紙2枚になると先ほど言いました。
そこに、応用能力を示す「業務遂行手順が説明できること」や「業務上の注意点・留意点や工夫を要する点」を説明すると加点につながります。
また、「業務上に求められるリスクとその対応を記せ」、「業務を行う際の利害関係との調整で留意する点を述べよ」という設問がくる可能性も高いでしょう。
ここでも、専門知識ではなく、それから一歩踏み込んだ応用的な記述をすると加点されやすくなるはずです。
にもかかわらず、教科書や白書で覚えた専門知識を披露してしまうと、得点を積み重ねることができず、合格圏に入れません。
技術士試験で試されている能力は何か、各設問で問われているスキルは何かを明確にして、効果的・効率的に対策をしてください。
2019年02月04日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 13
平成30年度まであった択一試験が、平成31年度からなくなりました。それでも、キーワード集を作ることは有益です。
なぜなら、筆記試験でも、とくにⅡ-1では専門知識が試されるためです。
キーワード集で取り上げる専門用語は100個をいちおうの目安としてみましょうか。
目標数がなければ、モチベーションは上がらないし、そうかと言っていきなり300個としてしまうと、キーワード集をつくる「作業」そのものが目標になってしまうからです。
キーワード集をつくる作業は、あくまでも専門知識を問う設問に対応するためであることを忘れてはなりません。
さて、取り上げる100個のキーワードが、的外れな用語では成果につながりません。
そこで、つぎの3つ順番で選んではいかがでしょうか。
1.過去問で問われた用語
2.関係法令や制度
3.その他(受験部門にかかわる省庁のホームページや白書で頻出の用語など)
1.の過去問は技術士会のホームページで掲載されている年度すべてをチェックしておくと安心できます。
2.を取り上げた理由は何か?
それは、『技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)』の「専門知識」の要件に、「技術士の業務に必要な、我が国固有の法令等の制度及び社会・自然条件等に関する専門知識を理解し応用すること」と明記されているからです。
つまり「法令等の制度」を理解していることが求められているのですから、主要な法令の第一条(目的条文)くらいは、暗唱できるくらいにしておくのが得策です。
平成31年度からは、このコンピテンシーで評価します。技術士制度をよく理解した講師や、受験対策会社の指導を受けると、効果的・効率的に対策ができます。
2019年02月09日 作成 / 執筆:技術士システム【運営者】講師 / 閲覧数(月間): 13
平成31年度からの技術士 二次試験の改正について、一番の大きな変更点は、筆記試験の必須科目から「択一式」がなくなり「記述式」になります。
知識の整理ができたらば、とにかく論文の作成技術を高めることが必須です。
以下、日本技術士会より参照
平成12年の技術士法改正から十数年が経過し、産業構造や経済構造、社会ニーズ、国際的な環境が大きく変化し、それらに対応した技術士制度がどうあるべきか、その目指すべき方向性が改めて問われていることから、時代の変化に対応した高い専門性と倫理観を有する技術者の育成・確保のための技術士の資質の向上、技術士制度の活用の促進及び技術士資格の国際通用性の確保を目的として、平成27年2月より科学技術・学術審議会技術士分科会において、今後の技術士制度の在り方について審議が行なわれてきました。
その結果、平成28年12月に同分科会として報告書「今後の技術士制度の在り方」が取りまとめられました。同報告書では、第二次試験の試験科目(選択科目)の改正及び他の国家資格との相互活用の促進について具体的な改善施策が提言されるとともに、今後検討すべき事項がとりまとめられ、上記提言に対応するために関係する省令及び告示が改正され、平成31年度の技術士試験から実施されることとなりました。
平成31(2019)年度 技術士試験の概要について
https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5698_1.pdf
平成31(2019)年度技術士試験合否決定基準
https://www.engineer.or.jp/c_topics/006/attached/attach_6324_1.pdf
技術部門別の選択科目の内容【新旧対照表】
https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5698_2.pdf
2019年02月25日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 13
受験生の方から、択一問題から筆記問題に変更されるが、どのような対策をしたら良いか?
というご質問を頂くことがあります。
今回が初めての試みですから、これが正解という対策はありません。
しかし、どのような出題がなされ、どのようなポイントが評価されるのか?
を知ることはとても大切なことです。
日本技術士会HPに技術士2次試験の変更点と出題内容、評価項目が記載されたものがあります。
以下にURLと抜粋を載せます。
平成31年度技術士試験の概要について
https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5698_1.pdf
Ⅰ. 必須科目
概念 |
専門知識 専門の技術分野の業務に必要で幅広く適用される原理等に関わる汎用的な専門知識 |
応用能力 これまでに習得した知識や経験に基づき,与えられた条件に合わせて,問題や課題を正しく認識し,必要な分析を行い,業務遂行手順や業務上留意すべき点,工夫を要する点等について説明できる能力 |
|
問題解決能力及び課題遂行能力 社会的なニーズや技術の進歩に伴い,社会や技術における様々な状況から,複合的な問題や課題を把握し,社会的利益や技術的優位性などの多様な視点からの調査・分析を経て,問題解決のための課題とその遂行について論理的かつ合理的に説明できる能力 |
|
出題内容 |
現代社会が抱えている様々な問題について,「技術部門」全般に関わる基礎的なエンジニアリング問題としての観点から,多面的に課題を抽出して,その解決方法を提示し遂行していくための提案を問う。 |
評価項目 |
|
Ⅲ. 選択科目
概念 |
社会的なニーズや技術の進歩に伴い,社会や技術における様々な状況から,複合的な問題や課題を把握し,社会的利益や技術的優位性などの多様な視点からの調査・分析を経て,問題解決のための課題とその遂行について論理的かつ合理的に説明できる能力 |
出題内容 |
社会的なニーズや技術の進歩に伴う様々な状況において生じているエンジニアリング問題を対象として,「選択科目」に関わる観点から課題の抽出を行い,多様な視点からの分析によって問題解決のための手法を提示して,その遂行方策について提示できるかを問う。 |
評価項目 |
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,専門的学識,問題解決,評価,コミュニケーションの各項目 |
この表から、必須科目と選択科目Ⅲは非常に似ていますが、
評価項目で必須科目Ⅰには「技術者倫理」が入っていますが、選択科目Ⅲには入っていません。
この表から推察できることは、
必須科目では「技術者倫理」に関する社会的認識について、述べさせたり、
受験する技術部門において、公益確保に反する過去の事故・不正トピックの事例を挙げさせ、
自分の考えを解答させたりが考えられます。
すなわち、技術者倫理に関することを整理してしまえば、
後は、選択科目Ⅲに必要な専門とする事項のキーワードについて勉強すればよく、
今までと変わらないということになります。
技術者倫理は口頭試験でも必ず聞かれることですし、今の内からまとめておきましょう。
2019年03月18日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 13
いま、受験生の皆さんは、たった一人で試験勉強を頑張っているでしょうか?
学生の頃の受験勉強というのは、同じように苦しい思いをして切磋琢磨する友人の存在があったはずです。
社会人でも若手の方々は、強制的に技術士資格の受験を受けさせられている人もいるかもしれません。
その場合、同期や年の近い先輩、後輩も一緒に受験していることでしょう。
周りに自分と同じ境遇の方が居て、苦しいことを共有できるという環境は、
実はとても恵まれています。
ストレスが溜まった時にはお互い発散し合ったり、勉強で分からない部分があったら教え合ったりできるからです。
しかし、必ずしも自分の周りに、技術士試験を受験する方が居るとは限りません。
同じ境遇の方が近くにいないと、甘えや負の感情が湧きあがり易くなります。
ただ単に勉強ばかりするのではなく、誰かと今のご自分の状況を共有できるようにしましょう。
例えば、
①技術士試験の講習会に参加する
②技術士試験を受験する方のブログを読む
③SNSなどで情報共有し合う
④本サイトにて講師の方々と連絡を取る
等が考えられます。
①に関しては、単発の講習会であれば1万~2万程度でしょうが、数か月に及ぶ講習会(いわゆる塾)の場合は
数十万という高額な受講料を支払う必要がありますので、負担が大きくなってしまいます。
②は、実は私が行っていたことです。
同じ建設部門の科目を受験した、もしくはこれから受験する方のブログをよく読んでいました。
今の時期に準備すべき事、勉強方法、優良な参考書など、ブログから情報を得ていました。
とても有効だと思います。
③最近はSNSが非常にブームとなっています。キーワードを入れれば、それに関連した投稿が一瞬で読むことができます。
た、その方と繋がることもできます。意見交換という意味では有効だと思います。
④本サイトには、様々な部門、科目の技術士試験に合格された講師がおります。
添削ではなく、簡単な質問であれば、無料でお答えしてくれる方も多いはずです。
「成功の経験」の秘訣を聞くには、やはり受験生よりも講師の方々の方がいいでしょう。
どんな試験でも同じです。
まずは自分の環境を整えるということも非常に重要なことだと思っています。
2019年05月10日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 13
受験生の皆さん、こんにちは。
既に論文の勉強を始めている受験生が多くいらっしゃるようで、数多くの添削依頼を頂いております。
今年度から択一試験が無くなり、必須科目(技術部門全般にわたる専門知識や課題解決能力が問われる問題)も論述となりました。
試験問題が変更になったからといって、勉強方法がガラッと変わるわけではありません。
択一問題を回答する上で必要な知識、すなわちキーワードは、論文を書き上げる為に必要な知識でもあります。
すなわち、キーワード集を作成することは論述にも有益となります。
今までの試験の選択科目Ⅱ-1でも専門知識が問われております。
よく言われているキーワードの数ですが、
参考書にもありますが「100個」は頭に入れておきたいですね。
あと試験日まで約2か月です。
今日から毎日2個キーワードを学習するだけで達成できる数です。
このように考えると、決して難しい数ではありません。
キーワードは参考書で読むだけで暗記できる人は、そう多くないはずです。
やはり、自分のノートに書き込んだり、暗記グッズを使用したり、
ご自分のやり方で勉強してみて下さい。
では、どんなキーワードが良いのか?
それは、やはり過去問を最優先してください。
過去問は技術士会のHPに毎年UPされています。
また、受験部門の法令や国の制度について
インターネットや、雑誌などでキーワードを拾ってください。
そして大事な事は、暗記(インプット)だけでなく、
必ず論述(アウトプット)をすることです。
当日、いきなり論文を書けと言われて上手くできるわけがありません。
さらに、自分が書き上げた論文を、かならず第三者にチェックしてもらうことが大切です。
とくに技術士の方であれば尚良いでしょう。
自分が書いた論文の良し悪しを、自分自身で気づくことは難しいことです。
どのような箇所に気を付けた方が良いのか、をまずは添削してもらいましょう。
添削依頼は、メッセージから随時受け付けております。
宜しくお願いします。
2019年05月10日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 13
技術士試験の対策は、日常業務のなかでやることが重要です。実務を専門的応用能力を駆使してやり遂げられるのが技術士だからです。
その証拠に試験の評価基準は、業務上のスキルを意識した書きぶりになっています。
例えば、必須科目Ⅰで問われる「応用能力」は、つぎのように定義されています。
「これまで習得した知識や経験に基づき、与えられた条件に合わせて、問題や課題を正しく認識し、必要な分析を行い、業務遂行手順や業務上留意すべき点、工夫を要する点等について説明する能力」
これは、いつもの仕事でやっていること、やろうとしていること、にほかなりません。
なかなか難しい業務があって、「予算が足りないから」「必要な機器がないから」と言い訳している人は、技術士試験でも苦労します。
一方、カネがないなら知恵によって成し遂げようとする人や、既製品がないから自作の機器をつくろうとする人は、先行き明るいでしょう。
仕事を一生懸命やることさえも試験勉強になっているからです。
業務遂行手順や業務上留意すべき点について、マニュアルをつくったり、メモ書きを作ったりして、部下や同僚、上司に説明している人も、それが試験勉強になっています。
また、選択科目Ⅲの出題内容には、つぎのように書かれています。
「選択科目に関わる観点から課題の抽出を行い、多様な視点からの分析によって問題解決のための手法を提示して、その遂行方策に提示できるかを問う」
つまり、日常業務で、Aの場合には〇〇、Bの場合には△△、Bの場合にCという制約条件が加わったら××というように、さまざまな視点から分析していれば、それが試験対策になっています。
どうか、仕事が忙しいから対策できないと言わずに、技術士としての振舞いで仕事をしてください。それも試験対策になっているのですから。
2019年05月24日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 13
技術士二次試験の問題文は、一問の出題でもA4の問題用紙一枚にびっしりと問題文が書かれていることもよくあります。
問題を解く人によっては、この内容を隅々まで理解しようとしてしまい、なかなか手が付けられずに時間切れとなってしまうような人も多いのではないでしょうか?
内容も最新技術に関する内容のものもあれば、国連憲章など意外な部分からの引用もあり、あの手この手で受験者を惑わすようにできています。
しかし、過去問題を勉強する段階で、落ち着いて読めばその問題の真意について気が付く人も多いのではと思います。
落ち着いて問題を解くという当たり前のことができるようになるためには、訓練が必要です。
長い文章の問題の真意を見抜くコツ1 「質問文から読む」
英語試験で有名なTOEICでは、問題の前に英文を読んで、その内容から問いに答えるというリーディング試験があります。
しかし、その英文もすべて読んでいては時間切れになってしまいます。
そのため、質問文から読んで、該当する内容を英文から探すという受験テクニックがあります。
これを技術士試験にそのまま当てはめることは不可能ですが、長い文章の大半は出題の内容とは関係の薄いものである可能性もあります。
その判断を行うために、質問文から読むというやり方も有効です。
長い文章の問題の真意を見抜くコツ2 「聞きなれない言葉に惑わされない」
長い文章の出題文では、最新技術に関わるような多くの言葉が使われます。
多くの場合、長い出題文はヒントとなっていることが多いです。
出題文の中からヒントを拾い上げ、質問文の答えにつなげることは、TOEIC試験の手法と同じです。
そのためには、聞きなれない言葉を見て慌てずに、その前後を読めば聞かれていることは基礎的な内容であるということもよくあります。
長い文章を最初から読んでいて時間をかけるより、拾い読みをして出題の要となる質問の意図をよくくみ取るようにしましょう。
場合によっては、その問題文の中に答えが隠されているかもしれません。
2019年05月21日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 13
技術士試験とは少し異なる内容のニュースですが、AI関連のベンチャー企業が司法試験の問題を予測し6割の的中をしたということで話題になっています。
ニュース「司法予備試験の問題、AIが“6割”的中 「合格ラインと同水準」」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1905/20/news122.html
論述式の試験である司法試験と、技術士二次試験は共通する部分も多く、合格ラインとしての6割が的中できれば、AIでも合格することが可能ということになります。
AIは学習をしなければ何の判断をすることもできません。注目すべきはその学習方法にあります。
基礎情報として、過去に出題された問題を記憶し、一般的な問題集の問題と解答、Wikipediaなどのから引用した法律用語などをAIに学習させました。
これは過去に出題された問題と一般的な問題、またWikipediaなどによる最新の法律用語などを記憶することで、古い情報から新しい情報、一般的な法律問題などを広く網羅させることが目的です。
その基礎情報をもとに、過去数年分の出題傾向を検討し、今年度はこの分野の問題が出題されるということを予測しました。
その結果、実際の問題と6割が的中したというものです。
技術士試験などの他の資格試験においてもこれと同様の学習を行えば、試験に合格できるのではないかと考えられます。
基本的なことと最新技術に関する内容などを基礎情報として勉強し、過去数年分の問題から傾向を読み取るということを作業として行えば、技術士試験の筆記試験はAIでも合格することができるということがわかります。
最もAIは試験中に焦って忘れるというようなことがないので、その点は人間と大きく違いますが、AI技術はここまで進化を遂げているということに注目できます。
このAIを開発した会社の社長は、試験を否定するのではなく、試験は通過点であり、本当に大切なのはその資格を使った実務経験であると指摘しています。
これは技術士に関しても同じことが言えるのではと感じます。やはり資格は取って満足してしまうものではなく、その資格を使って何ができるのかということを考えなければならないということです。
そうでなければ、資格を持ったAIに仕事をとられてしまうなんて言う日が現実に来てしまうかもしれません。
2019年06月01日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 13
一次試験はマークシート式試験です。その準備段階では、過去問題集を使います。
どのような問題文が出題され、その文中で、どのように誤り箇所が作られるかを分析していくと、力がつきます。
なぜなら、一次試験では、過去問題からの出題率が高いからです。
ある年、間違いの選択肢として出題された文章は、その間違い箇所を正しくして、正しい選択肢として再出題されることがあります。
その逆に、正しい選択肢として出題された文章は、文章中のキーワードを別のキーワードと入れ替えたりして、間違いの選択肢にします。
そこで、わたしたちは、論点となる箇所に、下線を引いたり、正しい用語を書いたり、補足説明を加えたりと書き込みをします。
問題集を3回転ほどすれば、その書き込みのおかげで、理解もずいぶん進むことでしょう。
まさに、「過去問を繰り返すことは、資格試験対策」の王道なのです。
しかし、ここで、副作用というべき困ったことが起こります。
今度は、書き込まれた問題集の雰囲気だけで勉強したつもりになったり、答えそのものを暗記してしまったりして、4回目以降は、学習の効率が落ちてしまうのです。
そして、書き込みが邪魔になるなぁと思ってしまいます。
そのとき、ボールペンや蛍光ペンで書き込んでいれば、諦めましょう。
新しい問題集を買って、心機一転がんばることです。
シャーペンで書き込んでいれば、消しゴムで消して、再利用するか考えます。
時間がかかります。そして、案外、消す作業で親指が痛くなるものです。
フリクションペンで書き込んでいるのならば、ドライヤーの熱風をあてます。
そうすれば、インクが消えて、また、新たな気持ちで問題集に取り組めます。
そうです。フリクションペンのインクが熱で消える性質に着目するのです。
ちょっとした勉強の工夫のお話しでした。
2019年06月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 13
模擬試験をしている受験対策会社があります。模試は受けたほうが良いか?それは、費用があるのならば、受けると良いでしょう。
なぜなら、その時点での弱点があぶり出せるからです。
例えば、①専門的学識が足りずに、書きたいことが思うように書けなかったとか、②制限時間内に与えられた文字数を埋められず、数行を残してしまったとか、③各科目に適した書き方ができなかったとかです。
そのように、弱点が見つかれば、それを補強するように勉強するとよいのです。
模試は弱点を見つける絶好の機会なのです。
ですから、模試の点数にまったく一喜一憂するのは意味がありません。
さて、①専門的学識が足りない場合には、どうすればよいか。
現状よりも、もう一段深い記述ができる準備をしましょう。
そのためには、「具体例」と「数字」と「(技術進展などの)背景」を押さえると良いでしょう。
例えば、「地球温暖化には、緩和策と適応策がある」と書くよりも、「地球温暖化には、省エネ家電の普及促進等による緩和策と、高温耐性がある農作物育種等による適応策がある」と書いたほうが加点されるでしょう。
②制限時間内に書き切れなかった場合には、論文構成のための時間や、筆記時間の切り詰めを細部にわたって検討することです。
シャーペンや消しゴムといった文房具まで厳選することで、時間を生み出していきましょう。
③各科目に適した書き方ができなかった場合には、科目別に評価項目を確認しましょう。
必須科目Ⅰでは、専門的学識、問題解決、評価、コミュニケーション、技術者倫理が試されています。
選択科目Ⅱ-1では、専門的学識とコミュニケーションが、Ⅱ-2では、専門的学識、マネジメント、コミュニケーション、リーダーシップが試されています。
選択科目Ⅲでは、専門的学識、問題解決、評価、コミュニケーションが試されています。
ぜひ、効果的にPDCAサイクルを回して、合格圏内に入ってください。
2019年05月29日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 13
受験生の皆さん、こんにちは。
もうすぐ5月が終わります。
試験当日まで2か月を切っています。
仕上がり具合は、人それぞれでしょうが、
2か月あれば、まだまだ合格まで自分自身を高めることができます。
受験生の皆さんへ「雲外蒼天」という言葉を送ります。
困難を乗り越え、努力して克服すれば快い青空が望める、という意味です。
部門にもよりますが、技術士試験は非常に困難な試験です。
合格率が一桁という部門もあることから、明らかです。
しかし、受験する方全員が毎日死にもの狂いで勉強しているでしょうか?
少しでも毎日勉強すれば、少しだけ他の受験生よりも上に行けます。
中だるみの時期でもあります。
今まで出来ていたことができなくなる、また、なかなか時間が取れずに焦る、
そんな自分を嫌いになる。
このような感情は、ほぼ全ての受験生が感じます。
私が受験生の時もそうでした。
そんな時は、一旦、心と頭を真っ白にして原点に立ち戻りましょう。
①何のために試験を受けるのか。
②試験日までのスケジュールは何%達成できているのか。
③勉強スタイルは合っているか。
④家族は協力してくれているか。
①の何のために試験を受けるのか?というのは、
自信のモチベーションに大きく関わります。
上司が受けろと言ったから、という動機であっても、
合格したらどのような自分になるのか、という所まで想像してみてください。
具体的な待遇は直ぐに変わらないかもしれませんが、
「技術士」と言う資格は、国が認める技術者の最高レベルの資格となります。
必ず、周りからのあなたを見る目が変わります。
④の家族からの協力も非常に大きな項目です。
土日は家族へのサービスをしなければならないという方は多いでしょう。
しかし、あと2か月弱です。休日の数としては、10~12回程度でしょうか。
この時期だけは、数時間勉強する時間を作らせてもらいましょう。
そのかわり、今年合格すると言い切ってしまいましょう。
沢山練習した方、適当に勉強した方でどちらが合格しやすいか、は明白です。
自信のモチベーションを上げ、家族の協力を得て
あと2か月乗り切りましょう。
2019年05月29日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 13
技術士に限らず、効率の良い勉強方法の中には「アウトプットを意識する」というキーワードが必ずと言っていいほど出てきます。
技術士試験を受験する人は皆例外なく忙しい
技術士試験は多くが社会人として忙しく働いている人が受験します。
内容も決して容易なものではなく、論述式や口頭試験など試験としては高度な内容も含まれます。
しかし、高度な内容だからと言って、勉強できる時間が学生時代のようにほぼ無限にあるというわけではありません。
多くの人がこうした状況に陥った時に、試験を受験するのを諦めるという選択をします。
しかし、業務の都合上、どうしても技術士が必要だという人はそういった選択肢をとることができません。
そこでアウトプットが登場
こうした場合に、冒頭でお伝えした「アウトプットを意識する」ということが出てきます。
アウトプットとは、脳に貯めた知識を外部に出す行動です。
よくその内容をよく理解している人は、人に教えることができるといいます。
これは習得した知識をアウトプットしていることに他なりません。
人に教えるということは、自分で学んだ専門知識を予備知識のない他人に理解してもらうように伝えるということです。
このプロセスの中で重要なのは、専門知識を分かりやすい言葉で表現できるかという部分です。
これを行うためには、その専門知識について参考書の内容を一語一句伝えるのではなく、その内容を深く考え、理解する必要があります。
マークシート方式の試験などであれば、参考書の内容をそのまま頭に叩き込む手法も有効ですが、論述式試験や口頭試験となれば、それでは太刀打ちができません。
やはり、知識を人に説明するアウトプットがどうしても出てきます。
アウトプットを意識的に磨くには?
よく英語に関しても、英語を読んだり聞いたりするだけでなく、英会話を行うと英語も読んだり聞いたりすることも上達するといわれています。
多くの外国語は、その国に行くと何となく話せるようになり、読めるようにもなるのはアウトプットを意識した学習の効果であると言えます。
これと同じように、ある程度専門知識を習得したら、何か一つのテーマを決めてノートに論述式試験のように書いてみるとよいでしょう。
長い文章である必要はありません。少しずつアウトプットすることで知識の定着を図ることが狙いです。
忙しい社会人が受験する技術士試験ですので、効率的な勉強を心掛けたいものです。
2019年06月08日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 13
勉強場所をいくつか確保しておくと、勉強がはかどります。自宅の書斎、図書館、喫茶店やファミレス、通勤電車など。
以下に、それぞれのメリットとデメリットを書きましょう。
自宅(の書斎)は、メインになる勉強場所です。本棚にある書籍を参照したり、パソコンで調べ物をしたりして、腰を落ち着けて勉強できる場所です。
一方で、小さなお子さんがいる場合には、しばしばその相手をする必要があり、勉強が途切れ途切れになってしまうといった難点があります。
近所の図書館は、昔から人気のある勉強場所です。一般的な家庭よりも充実した書籍類が自由に使えます。そして、高校や大学受験の対策をしている学生や、他の資格試験の受験生とともに、比較的、静かな環境で、自習することができます。
一方で、他の利用者に、ライバル心が生まれてしまい、勉強後には疲労感が溜まってしまう場合があります。
会社近くの喫茶店は、平日の勤務前や退勤後に使えるので便利です。たとえ、15分や20分でも地道に勉強を積み重ねれば、成果が確実に現れます。
喫茶店の良いところは、同じようなサラリーマンが資格勉強をしていることです。彼ら彼女らには、図書館の利用者にありがちな悲壮感があまりないところも良いところです。
また、休日の午前中の喫茶店やファミレスには、シニア層がリラックスして時を過ごしています。こちらも、日常業務の疲れを癒やしながら、気分穏やかに勉強するのに適しています。喫茶店やファミレスでの勉強は、まわりが騒がしいことがあるのと、長居しにくいことがデメリットです。
通勤電車は、時間をもっとも有効利用できる勉強場所です。移動の無駄な時間を勉強にあてられるのがメリットです。習慣にできると良いでしょう。
ただし、疲れているときもあるでしょうから、行きと帰りのどちらか一方でもできればOKくらいの気持ちでやるのが、続けるコツでしょう。
試験日まで残り1ヶ月、勉強場所を工夫して、納得いくまで対策しましょう。
2019年06月14日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 13
受験生の皆さん、こんにちは。
今回は技術士2次試験の試験勉強法について話します。
勉強方法には以下の2つがあることはご存知ですよね。
1.インプット
2.アウトプット
インプットは、テキストを読んだり、講義を聞いたりして情報を頭に入れる勉強です。
アウトプットは、実際に問題を解いたり、文章の構成を考えたり、論文の添削作業をすることです。
技術士試験においては、インプットを3割、アウトプットを7割の割合で
勉強することを進めています。
その理由としては、私の講師歴の中で、アウトプットができていない人がとても多いからです。
例えば、テキストやインターネットを見ても良いという条件のもと、
1800字の論文を書いてもらうという課題を与えたところ、
出来ない方が多いのです。
それは、頭に情報を入れるインプット作業ばかりして、
アウトプットの練習をしていないため、
論文の書き方から迷ってしまい時間切れというパターンが非常に多いです。
まずは、過去問の答案を模写するという方法でも良いと思います。
アウトプットの練習をしましょう。
しかし、市販されているテキストの模範解答は、数が少ないうえに
私が添削してもA判定とはならない回答も多々あります。
その解答を信じて勉強することはリスクがあります。
必ず、近くの技術士の方に答案を見てもらいましょう。
具体的な添削は、今まで添削をやったことが無い人には難しいはずです。
私は、簡単なご相談から添削まで受験生の力になりたいと思っています。
困っていることがありましたら、ご相談してみて下さい。
2019年06月28日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 13
受験生の皆さん、こんにちは。
この1週間は添削の依頼ラッシュであり、最後の確認という意味で添削の依頼を頂きました。
受験生の皆さんの頑張りがヒシヒシと伝わってきました。
添削を受ける中で感じたことを以下に示します。
各受験生が「知識」という意味では非常に力を付けてきています。
出題で問われている社会的な背景、そこから浮かび上がる問題点、
問題点から改善へ変換する課題、課題解決の方法、これらに関して、重要なキーワードは論文の中に散りばめることができています。
おそらく、ここまで出来ている方が受験される方の約半分程度でしょう。
出題されたことに対して、知識が無く不合格となる方が約半数といった感じです。
しかし、合格率は数%~20%です。
知識がある受験生の中から、さらに選抜されて技術士となることができます。
その差は、なにか。
やはり、読み手にとって「読みやすい論文」が書けているか否かです。
「読みやすい」とは、論文の最初から最後まで軸が1本通っていて、読み手に疑問点が生じない論文です。
正直、そのレベルに達している論文はなかなかありません。
1番大事な事は、社会的な背景➔問題点➔課題➔解決策➔メリットデメリットの流れがしっかりと繋がっている事です。
問題によっては、課題を3つ挙げよ、などと並列させる出題があります。
多くの方は各課題の中で、それぞれの問題点を記述しております。
しかし読みやすい論文は、全体の社会的背景から様々な問題点を述べ、
その問題点から抽出される課題は○○だ、という書き方ができている論文です。
何事も全体から説明し、徐々に詳細に移るというのが一般的です。
さらに良くない論文は、その先の解決策を記述する部分で、また背景に戻ってしまう論文です。
重複することで文字数の無駄にもなりますし、ストーリーが途切れる欠点もあります。
論文を書き始める前に、論文の構成を考え、論文の起承転結が成り立つよう組み立ててください。
2019年07月03日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 13
受験生の皆さん、こんにちは。
試験まで、あと12日です。
技術士試験の本番が近付くと緊張し、様々な体調不良を起こしがちですが、
今までやったことを再復習して試験に臨みましょう。
それ以外にやったことが良いことをいくつか挙げてみます。
<新聞に目を通す>
技術士試験は最新の社会ニーズや経済動向を背景としたものとなります。
出題意図を解釈するためには、新聞の自身の業務に関連する社会・経済記事に目を通すことが役立ちます。
このほか公益性を高めると言う技術士の務めを果たす意味でも、
そのベースとなる常識的な判断力を養うため、
社会ニーズ学習として普段から新聞に目を通しておくことは欠かせません。
<睡眠時間を確保する>
普段から会社勤務の方は、勉強をするのが遅い時間なりがちです。
しかし試験1週間前からは、睡眠時間を改善するようにしましょう。
遅くに寝て遅くに起きる方は朝型生活への切り替えが必要になりますし、
睡眠時間が短いという方はたっぷりと睡眠をとるように早めに寝るクセをつけることが大切です。
つい不安に感じてギリギリまで勉強をしてしまいがちですが、本番に備えて生活サイクルを改善することはとても大切なのです。
<風邪予防>
風邪をひいて試験を受けたら、実力が出せません。
バランスの良い食事、手洗い・うがいはやりましょう。
<会場までのルート確認>
試験前に実際に試験会場の場所やルート、交通手段、所要時間を確認しておくことも大切です。
これらをしっかりと把握しておけば余裕を持って行動することができます。
2019年07月08日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 13
かつて、資格試験には、時間がかかりました。時間をかけずに済まそうとすると、カネがかかりました。例えば、受験対策会社の受講料に加え、そこに出かけていくための費用がかさんだものです。
いまでは、受験生には、勉強の方法に、さまざまな選択肢が用意されています。これは、たいへん幸せなことです。
カネをかけたくないし、まとまった時間もとれないという人は、ネットの情報に頼ることになるでしょう。
そこで、第一に押さえておく必要があるは、「公益社団法人日本技術士会」のHPです。
https://www.engineer.or.jp/
ここには、過去問とその解答があり、それを参考に傾向と対策を練ることができます。
また、学習の指針となる『修習技術者のための修習ガイドブック―技術士を目指して―』
https://www.engineer.or.jp/c_topics/003/attached/attach_3637_1.pdf
をダウンロードすることができます。
さらに、技術者倫理について参考となる「技術士倫理綱領」も見ることができます。
https://www.engineer.or.jp/c_topics/000/000025.html
他に、総合技術監理部門の受験生は、『総合技術監理キーワード集2019』
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/toushin/__icsFiles/afieldfile/2019/05/20/1411203-01.pdf
もダウンロードしておくことです。
これらをスキマ時間で繰り返し見ることで、技術士試験の概要を押さえられます。
このほかにも、個人の有志が作った質のよいHPもあり、参考になります。
もちろん、費用がそれなりにかかる受験対策会社のライブ講座では、手厚い添削講座を受けられ、受験仲間ができるというメリットがあります。
メディア講義を売りにする講座も、スキマ時間を有効活用できるという強みがあります。
上手に複数の情報や媒体を組み合わせて、効率よく、学習できるように工夫しましょう。
2019年08月06日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 13
受験生の皆様、お疲れ様です。
私の方への筆記試験本番の論文添削の依頼も一段落したところです。
試験制度が変わり、初めての年なので、
なかなか採点基準や合格基準が明確化していないため、
他人の採点に一喜一憂する必要はありません。
受験生全員が自分の回答に不満がありますし、改善点があります。
完璧な答案だ、という人など一人もいません。
基本的には、何も書けなく答案用紙の8割を埋めることができなかった、
という人以外は、合格を信じて口頭試験の勉強に移ってください。
技術士に合格する為には、口頭試験は必須です。
いつか必ず勉強する必要が出てきます。
ならば、合格を信じて、今勉強するのがベストでしょう。
技術士2次試験は、難易度が高いと言われていますが、
合格率は部門により異なりますが、約10%です。
10%という数字は、そこまで小さな数字ではありません。
例えば、マラソン大会で5万人が参加するものがあったとします。
入賞する人は毎日何十kmと走っているアスリートであり、
一般人が入賞することは非常に困難です。
そして入賞は大きな話題となり、名誉が与えられます。
しかし、5000番内に入ることは一般の方でも可能性があります。
また5000番の方が話題になることは全くありません。
技術士試験は、1番、2番を決める試験ではないのです。
上位10%の範囲に入れば、全員が等しく技術士になる権利が与えられるということです。
自分の論文に自信がないと仰っている受験生もいますが、
他の方と比較しても、そこまで自信を失う出来ではありません。
不安はあるでしょうが、ぜひ前に進んでみましょう。
口頭試験は、暗記する項目もあります。
早く始めて悪いことなどありません。
頑張ってください。
2019年08月07日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 13
さて、口頭試験の準備を始めるにあたり、どのような勉強が必要になるか書き出す必要があります。
技術士試験の口頭試験に特化した参考書を1冊購入しても良いかもしれません。
「新技術開発センター」からも発刊されていますし、個人で執筆された方の参考書もあります。
また、スキヤキ塾などのHPをご覧になっても一連の流れをつかむことができるかと思います。
私が考える最初のステップは、
ご自身が記述し、提出した業務詳細をもう一度見直すことです。
詳細だけでなく、これまで担当した業務の内容を再度見直し、それぞれの業務に対して
1分で説明できるように原稿を書いてみて下さい。
役割、問題、課題、解決策、成果を端的に纏めてみます。
その中で、どのような点が「技術士にふさわしい業務」であるのか?を考えてください。
技術士は、国が認めた最高レベルの技術者です。
そのため、「技術士にふさわしい」というのは、技術士ではない人ならば、マニュアル通りAという手法を取るが、
その手法ではこのような点で上手くいかないため、私はBという手法を考え行動した。というようなワンランク上だとアピールする方法。
また、技術者倫理の観点から、通常の技術者であれば考慮しない公衆の利益や持続可能性を考慮した手法をとった。などです。
ご自身のこれまでの業務を全て棚卸しし、その業務の意味を見出して
試験官にどのようにアピールするかを考えてください。
試験官はもちろんその部門の技術士ではありますが、
すべての分野に対して熟知しているわけではありません。
如何にわかりやすく、端的に解答できるか?が評価のポイントになります。
仕事をする上でも、第一印象というのは非常に大事です。
とくに短い時間であればあるほど、その比重はあがります。
まだ試験日まで時間はありますが、ひとつひとつ丁寧に対処していきましょう。
2019年08月17日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 13
受験生の皆さん、こんにちは。
お盆の大型連休もあと2日で終了する方が多いかと思います。
私も9連休でしたが、土日を残してあと2日です。
さて、試験勉強の方は少し進んだでしょうか?
前回、夏を制するものは受験を制すると書きました。
自分で書いたからには、私自身もこの夏、勉強を始めてみました。
何を始めたかというと、英語の勉強です。
建設業の会社に勤めていますので、海外出張に行く機会もありますし、
社内に海外のお客様が訪問されたりします。
その時に、簡単な意思疎通程度の英会話ができないと、
話にならないと思い始めたからです。
そこで、「レアジョブ英会話」というものを始めました。
PCやタブレットをツールにインターネットを介して
全世界にいる登録された講師の方と英語で会話をするというものです。
まずはスピーキングテストを受験し、自分のレベルをチェックします。
その後、何百人といる講師の中から、自分が話したいと思える講師を選択し、授業スタートです。
1回の受講は25分、英語が苦手な私には非常に長い時間に感じます。
しかし、相手はさすがプロです。
私のレベルを即座に感じ取り、私にあった教材を選び、
簡単なワードを選択しながら会話をしてくれているのが感じられます。
始める前は、非常に大きな不安がありました。
苦手な英語で、初めましての人と何を話せば良いのか?
音声だけでどの程度相手の話す内容が理解できるのか?
意思疎通などできるはずがないという気持ちでした。
しかし、ビジネスシーンでの英会話とは全く異なり、
私自身のレベルに合わせたやり方、話し方、教材を選んでもらえる事で
始める前に感じていた不安はほぼ無くなりました。
もちろん、努力をしなくては会話についていけません。会話をするために予習をします。
この予習が自分の力になっているとも思えます。
レアジョブを通して、英語への苦手意識を無くす目的は、この数回のレッスンで達成できつつあります。
半年間のコースなので、予習復習を繰り返す事で徐々に上達できたらといいなと思っています。
技術士試験も全く同じです。
始める前は非常に不安が大きいはずです。
合格率が1桁の資格にどのように向き合っていけばいいのか、、、
ここにいる講師の方がたは、さまざまなレベルの受験生に対して
アドバイスできる方がたです。
まずは無料のメール相談から始めてみてはいかがでしょうか?
きっと今感じている不安な気持ちに変化があるはずです。
まずは一歩進んでみましょう。
2016年11月11日 作成 / 執筆:技術士試験免許皆伝講師 / 閲覧数(月間): 12
2枚、3枚論文では論文の構成が重要な要素です。問題で求めている事項を漏れなく記述する必要があります。そのためには、論文記述前に順番に行うべきことがあります。
最初は、この問題が出題された背景を考えることです。なぜこの問題が出題されたのか、出題者はどんなことを考えているのか等です。我が国では社会資本の老朽化の時代に入り、財政が厳しい中でどのように社会資本を維持すべきか、高齢化社会の影響を踏まえてどんな対策が必要なのか、高度成長期に急速に整備・普及した工業製品の安全性の確保をいかに担保するか等、出題の背景を考えることが必要です。論文の最初に「はじめに」の項目を設け、そこに背景等を3行程度記述するようにします。
次に、出題の順番に項目を書きだすことです。大項目、中項目、小項目等を書き出します。項目を書き出したら、それぞれの項目にキーワードを書き出します。キーワードは専門用語、日常用語等連想ゲームのように書き出します。同じキーワードが複数の項目に記述されてもよいです。この時、項目の関連性に注意して論理的な構成になるようにキーワードを抽出します。
次は、項目ごとに文章の量を割り付けます。項目ごとに何行記述するか目安をつけます。1枚25行なので、3枚で75行。そのうち「はじめに」で項目と文章で4行とします。残りを割り付けます。文章の量に偏りがないようにするのが目的です。
それから記述します。記述は短文で主語、目的語等5W1H明確にに記述します。論文の最後は、「おわりに」の項目を設けて文章の量を調整します。おわりにでは技術者としての決意等を記述します。最後は「以上」と必ず記述します。
論文作成の順番は概ね以上のようです。キーワードを抽出しながら、項目を変更したり追加したりする場合があります。いきなり論文を記述することは絶対してはいけません。
2017年04月14日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 12
日常的な選択が多すぎてあなたの脳は疲れていませんか?
人の脳はできるだけ考えずに生活を送ろうとしています。以前の記事で「システムA」と「システムB」という考え方について紹介しました。「技術士二次試験の問題で失敗してしまうときは脳の使い方を見直そう」
行動経済学の研究結果によると、人は一日のほとんどを無意識で行動しようとするということがわかっています。選択が少ない方が脳へかかる負担が少ないからです。たとえば、部屋の片づけをしようとするとき「部屋が散らかりすぎてどこから手を片付けてよいかわからない」となったことはありませんか?それは選択が多すぎて脳が考えることを拒否しているサインです。
技術士二次試験の論文にむけて勉強しているときになかなか学習に取り組むことができない人もいるかもしれません。それも解決するべき問題が多すぎて、どこから手をつけてよいかわからないことが原因なはずです。その問題を解決するためには簡単な仕分けルールをつくると最初の一歩を踏み出しやすくなります。手をつけやすくするため。
たとえば、評価される論文を書くために専門分野として自分が深く理解できている部分、学習して知識を補強する必要がある部分に分けてみるところからはじめてみましょう。問題解決力を高めるためには現状で抱えている問題を細分化して、取りかかれる部分からはじめることがポイントです。最初の一歩はできるだけ軽く、踏み出すようにしてみましょう。そうすると問題解決力が徐々に高まってきます。
2017年04月15日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 12
目的志向型と課題解決型
人が行動を起こす時には、自ら目的を定めてそれの達成に燃えるタイプと、直面する課題を何とか
解決しようとそれに頑張るタイプに分かれるという。あなたはどちらかというとどちらでしょうか?
例えば、技術士を取得して、コンサルとして自立したいと考えるのか、それとも現在の業務では
スキルも上がらないし何とか現状を打破したいと考えるのか。その差はわずかですが、文字にすると
印象が大きく異なります。
技術士の二次試験
技術士の記述問題では、試験官に読んでもらって、理解してもらって、この人は十分に技術士の
資質を持っていると判断してもらう必要があります。このため、いかに読んでもらうのか!また、
それ以前に読まなくても内容がほぼ分かる書き方も工夫する必要があります。
この辺りは、以前の書き込みを参照してください。
http://gizyutushi.com/system/index.php?cont=mtnews_view&id=30
論文を書く場合には、目的志向的な発想と課題解決的な発想の両方をバランス良く盛り込むと
読んだ時に納得感が高まります。目的志向的な記述ばかりだと現実を理解していないと判断され
がちだし、課題解決的な記述だけだとそれでどうしたいのと不満を感じます。
抽象的なことと具体的なこと
話し上手な人は抽象的な表現と具体的な表現をうまく切り替えて話をつなげます。逆に、
抽象的な話ばかりしているとよく分からないとなり、具体的な話ばかりすると細かくてつまんないと
なりがち。論文でも同じです。抽象的な内容でズバリ断定し、その理由や事例、効果などを具体例を
交えて説明すると理解が深まります。
まとめ
目的志向型と課題解決方はどちらかが優れているという問題ではなく、この2つをうまく
使い分けることが大切です。二次試験の論文に読む試験官に取って、面白そうな内容だ!
読んでみたい!と思わせるような論文の構成(特にサブタイトル!)を心がけ、課題を3つ掲げ、
それに対する対処はこうだ!それによって社会的な課題はこのように解決できる。そのような
迫力の有る記述を是非心がけてほしい。
2017年04月15日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 12
皆さんご存知の通り、第二次試験受験申込の時に、「業務詳細の内容」を書く必要があります。これは、よく「小論文」などと呼ばれています。
『私は、学会論文などよく書いているので、論文はお手のもの・・・』と思っておられる方は要注意です。
「業務内容の詳細」は、「学術論文」ではなく、「自分が技術士としてふさわしい人間であることのアピール文章」なのです。
「技術士としてふさわしい」とはどういうことなのでしょうか。
『人によって「ふさわしい」のイメージは違うんじゃないか』と思われるかもしれませんが、実は、きっちり決まっているんです。
「技術士」は、国家資格ですから、「技術士法」に定められています。
(目的)
第一条 この法律は、技術士等の資格を定め、その業務の適正を図り、もつて科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的とする。
(定義)
第二条 この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。
ですから、技術士とは、
『「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務」を行うことにより、「科学技術の向上と国民経済の発展」に貢献できる人だと認められた人』
ということになるのかと思います。
「業務内容の詳細」には、「自分が上記にあるような技術士にふさわしい人間である」ことをアピールする文章を書くということなのです。
このスタートを間違えてしまうと、いくら立派な成果を上げた業務であっても、試験官に『この人は技術士としてふさわしいの?』と思われてしまいます。
これを間違うと厳しい口答試験が待っています。
受験申込書を提出する前に再確認して下さい。
2017年04月27日 作成 / 執筆:スマート技術員講師 / 閲覧数(月間): 12
受験申込書も提出し、そろそろ本格的に勉強しようと考えているころでしょう。
残り2ヶ月半程度しかありません。
本気で取り組まないと、また来年となってしまいます。
気合を入れて頑張りましょう。
「択一問題はどうやって勉強すればいいですか?」
と聞かれることがありますが、基本は過去問だと思います。
気をつけてほしいことは、その勉強する時間確保です。
「休日、朝から晩までみっちり択一の過去問解きました」
という受験生がおりますが、その時間の使い方は非常にもったいないです。
社会人で仕事しながら時間を確保するには、工夫が必要です。
●時間があるときは論文対策
●択一対策はスキマ(隙間)時間を使って、コツコツ毎日やる
個人差はもちろんありますが、このように時間を有効活用することをお勧めします。
択一問題を1問解くのに5分程度あれば、だいたいの問題はこなせます。
では、その5分程度の時間を確保するのは難しいことですか?
そんなことはないと思います。
自分の1日の行動でこの5分程度のスキマ時間を確保できるタイミングは何度もあるはずです。
・朝起きて5分
・通勤時に5分
・会社について5分
・昼休み5分
・会社から帰宅前5分
・寝る前5分
考えれば、いくらでもスキマ時間の確保は可能です。
どんなに仕事が忙しくても可能な時間はあるはずです。
このスキマ時間にぱっと見れる参考資料(過去問)を準備することも必要です。
・紙で小さくまとめ、持ち運び可能な参考資料
・携帯、スマホで見れる環境設備
・録音したものを運転中に耳で聞く方法
合格者は色々工夫しながら勉強しています。
自分に合った勉強方法でぜひ合格を勝ち取ってください。