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技術士試験が終わって、余熱を活かす

2016年12月13日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

口頭試験が終われば、やれやれと、羽を伸ばすぞ、と意気込まれていたでしょう。

事実、口頭試験終了後の解放感は、なんとも言えない心地の良いものです。

それは、一次試験、経歴票の提出、筆記試験、口頭試験と、最短でも4つのポイントをくぐった末に手にした解放感だからです。

 

しかし、口頭試験が終わったにもかかわらず、この記事を読まれているという場合。

3月の合格発表の結果がどうであれ、来年も技術士試験を受ける、と決めてみてはいかがでしょうか。

技術士試験の対策をするなかで、技術士に相応しい「継続研鑽」をする習慣がついた可能性が高いからです。

 

残念ながら、不合格ならば、いまの段階から情報収集をして、技術士試験で試される能力が何かを知ることができれば、より適した経歴票を用意できるはずです。

また、筆記試験で、どのような書き方をすればよいかわかるはずです。そうすれば、今年よりも合格率を上げることができるでしょう。

 

見事、合格ならば、今年の経験をもとに、より労少なく二部門目を狙えるでしょう。二部門目は、今年受けた科目に近いところにするか、総合技術監理部門にするか、のどちらかです。

総合技術監理部門は、それ以外の20部門とはまったく違う考え方が必要です。そこに注意しなければいけません。

 

もう1つ別の道として、違う技術系の試験を受けてみるというのも良いでしょう。

 

余熱を活かす。いったん冷めてしまうと、また熱くするのにエネルギーがかかりますから。

 

残念ながら一次試験が合格でなかった人。来年に向けて戦略を立て直しましょう!

2016年12月17日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 10

2016年度の一次試験にトライして残念ながら合格ではなかった方へ

技術士試験は、技術部門最難関とも言われてる難関資格試験です。

その資格取得を目指すのであれば、やはり正しい戦略が必要です。
そして、その第一歩が一次試験の合格です。

一次試験と二次試験の部門は同じでなくてもいいのです。皆様の能力や
経験を踏まえて、相性の良い部門を選択することが大切です。

具体的にどうするかといえば、やはり過去問題を解いてみることです。
例えば、平成28年度の一次試験は、基礎科目と適正科目と専門科目が
あり、それぞれで50%以上を正解する必要があります。

基礎科目は5つの分野があり、それぞれの分野の6問から3問を選択し
ます。選択した15問のうち50%を正解すれば良い。

適性科目は15問あり、そのうちの50%以上、つまり8問を正解すれば
良いのです。

最後の専門科目は35問から25問を選択し、そのうちの50%以上、
つまり13問を正解すればいいのです。

つまり、乱暴にいえば55問のうち29問正解すれば良い。つまり、
約53%を正解すれば良いのです。

基礎科目と適正科目は、部門に限らずに共通なので、これは突破する
しかないですが、専門科目は選べます。自分の専門分野を選択するのが
通常ですが、他にも相性の良い専門分野がないのかどうかもチェック
してみませんか?

例えば、私は電気電子部門の情報通信が専門ですが、経営管理にも
関心があったので、電気電子の過去問題と経営管理の過去問題にトライ
してみました。そうすると、どちらも合格水準にはなかったが経営管理
の方が点数がよかった。さらに、合格水準まで引き上げる努力にも大きな
差異がありました。つまり、経営管理は知識や理論の理解度をあげれば
十分合格水準に達するけど、電気電子は複雑な電気回路の計算問題を解く
スキルを思い出して磨く必要があるけど、磨いても確実に解けるかどうか
は問題次第というリスクがありました。

このため、ローリスクハイリターンの経営管理を選択して、合格しました。

また、現在、総合技術監理部門にトライしていますが、一次試験で勉強した
経営管理の知識が非常に役に立っています。

ここで言いたいことは、一次試験の合格に向けては、柔軟な発想と戦略も
有効だということです。合格の可能性の高い部門を選択したら、あとは、
過去問を解きましょう。

ここで重要なことは、単に解くのではなくて、解ける問題と解けない問題を
仕分けすることです。解けない問題には、ケアレスミスによるものと、根本的
に理解していないためのものがあります。どこがわからないかがわかれば、
それを勉強します。そして、また解ける問題と解けない問題を仕分けします。

これを続けると試験当日には、過去問題で解けない問題は10以下になって
いるでしょう。どうしても理解できないこの10個はもう丸暗記しましょう(笑)。

大切なことは何が分かっていないかを確認し、それを勉強して、理解すること。

この愚直な作業を繰り返すことで、あなたの知識レベルも理解レベルも確実に
合格ラインのはるか上に行くでしょう。

結果的には70%以上を合格しているかもしれません!

特に、基礎科目で専門外の分野の勉強は辛いかもしれませんが、不慣れな分野
については過去問題をマスターすることで守りを固めましょう。得意分野は
理解度を深め、広めることで高得点を目指しましょう。

継続して研鑽する習慣を身につければ、10分でもいいので勉強する時間と場所を
確保すれば、毎日5分でも勉強を続ければ自分自身が成長していることを実感できます。

頑張ってください!

 

どうする論文対策(練習方法その8)

2017年01月26日 作成 / 執筆:技術士試験免許皆伝講師 / 閲覧数(月間): 10

論文は出題者との会話と考えてください。ただの会話ではありません。技術的・論理的に根拠がある会話です。それなので、キーワードの選択が重要です。適切なキーワードを用いれば、そのキーワードの意味・背景等を理解して用いてることを表現できます。また、会話の相手は仕事の依頼者と想定してください。まったく知識・技術力を持ち合わせてない依頼者です。その相手に説明するには、論理的で飛躍がなく、分かりやすい表現が必要です。

論文作成を沢山練習することも必要ですが、文章の質というか濃さというか隙が無い文章というか、一度読むだけで理解できる言い回しが大切です。本番の試験まで時間があります。慌てず、あせらず隙のない文章の練習をしてください。お勧めは、学会誌にある論文・各種白書等を読むことです。隙の無い文章は、突っ込まれません。論文・白書等は突っ込み所が少ないので大変参考になります。

どうする論文対策(練習方法その9)

2017年02月19日 作成 / 執筆:技術士試験免許皆伝講師 / 閲覧数(月間): 10

一般問題で検討すべき課題を挙げろ。との設問があります。これは、課題を挙げること、なぜ課題としてあげるのか、その理由を説明する必要があります。箇条書きで課題を羅列してもかまいません。その場合は、箇条書きの前に理由を記述します。項目を作って記述する場合は項目の中で理由を説明します。

問題とはなにかといえば、「現状とあるべき姿とのギャップ」です。つまり、課題(問題)は現状とあるべき姿の両方が分かっていなければ、何が問題なのか分かりません。課題(問題)を挙げるためには現状とあるべき姿を整理して考えてから記述します。

考えることは整理することです。この整理が不十分だと論旨がよく分からない論文になってしまいます。まだ、本番まで時間があります。考える・整理することに時間をかけてから論文を記述する練習をしましょう。

 

業務経歴票における業務詳細の内容を記述する時のちょっと危険なテクニック

2017年03月22日 作成 / 執筆:スマート技術員講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士第二次試験受験申込書として業務経歴票を4月末までに提出しなくては受験ができません。

この業務経歴票には「業務内容の詳細」欄に720文字以内で業務の詳細を記入する必要があります。

このサイトをご覧になっているということは、この「業務内容の詳細」の重要性は既にご存知かと思います。

一言で言えば、業務内容の詳細(業務経歴票)は「口頭試験時の資料」として使用されます。

添削を繰り返し、完璧に近い状態まで仕上げておかないと口頭試験時に泣くことになります。

 

口答試験本番、口頭試験官はこの業務内容の詳細を見ながら色々と質問してきます。

実際はこちらが一番アピールしたい部分を答えることができず時間切れで終わってしまうこともあります。

時には予想できない変化球の質問に頭が真っ白になり、無言の時間を過ごすこともあります。

口頭試験官の質問内容をコントロールできたらな~と誰もが思ってしまいます。

 

そこで今回紹介するテクニックの出番です。

業務詳細の内容で自分が一番アピールしたい部分を「わざと曖昧(ぼんやりした表現)」で記述します。

すると口頭試験官はその部分を理解したいために必ず質問してきます。

口頭試験官の質問内容を誘導することができるのです。

これでこちらが一番アピールしたい部分を事前に準備しておいた満点以上の回答で答えることができ、大きく評価を上げることができます。

予想できない変化球の質問にドキドキする機会も減ることになり、自分優位に進める時間が増えることになります。

 

これだけ聞くと「すごい裏技だ」と思うかもしれませんが、実はかなり危険なテクニックです。

口頭試験官によっては

「なんだ、こいつはまともな文章が書けんのか」

「大事なことが書かれていなくて理解できん」

と口頭試験が始まる前から評価を落しかねません。

口頭試験官も人間です。

時と場合によっては諸刃の剣になるテクニックです。

初受験の人はかなりの勇気が必要かもしれません。

2つ目の受験時まで試さないほうが無難かもしれませんね。

このテクニックを使用する場合は最寄りの技術士等とよく相談することをお勧めいたします。

 

 

技術士二次試験の問題で失敗してしまうときは脳の使い方を見直そう

2017年04月10日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 10

そんなときは失敗を分析することをはじめてみましょう。問題を解くことに失敗したときは大きな問題を未然に防ぐチャンスでもあります。なぜなら、失敗と脳の使い方には密接な関係があるからです。とくに繰り返し同じ失敗をしてしまう問題について注目してみましょう。

脳には無意識に行動をとる習慣があります。たとえば、二次試験対策のために口頭で質問に答える練習をしていたとしましょう。答え合わせをしたとき、いつも失敗してしまう問題があるはずです。失敗してしまう問題の傾向に「論理的な理由付けが欠けている」ということがあったとします。その場合、あなたの脳は「質問に対して論理的な理由付けをして解答すること」が苦手だということになります。

行動経済学の研究を行っているダニエル・カーネマンという教授がいます。彼の著作『ファスト・アンド・スロー』のなかでシステムAとシステムBという概念が説明されています。この研究では人間がシステムAが「無意識的な行動」とされ、システムBが「意識的な行動」とされています。そして、生活のなかではほとんどシステムA(つまり無意識的な行動)が行われており、システムB(意識的な行動)は脳を使おうとしないと行われないとされています。

「行動経済学」と聞くと「経済の話なんて技術士になる自分には関係ない」と思ってしまうかもしれません。ですが、その考え方はとても損をしています。なぜなら、行動経済学は人が行動をとる心理的な要因を研究している学問だからです。技術士試験の勉強でいそがしいなかで、わざわざ本を読む必要はありません。効率的に学習をすすめるために、ここで紹介した「システムA」と「システムB」の違いを理解だけしておきましょう。少し意識するだけでも、脳を日常的に使えるようになって、学習効率もよくなっていきますよ。
 

目的志向型と課題解決型のベストミックスを目指そう

2017年04月15日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 10

目的志向型と課題解決型

 人が行動を起こす時には、自ら目的を定めてそれの達成に燃えるタイプと、直面する課題を何とか
解決しようとそれに頑張るタイプに分かれるという。あなたはどちらかというとどちらでしょうか?
例えば、技術士を取得して、コンサルとして自立したいと考えるのか、それとも現在の業務では
スキルも上がらないし何とか現状を打破したいと考えるのか。その差はわずかですが、文字にすると
印象が大きく異なります。

技術士の二次試験

 技術士の記述問題では、試験官に読んでもらって、理解してもらって、この人は十分に技術士の
資質を持っていると判断してもらう必要があります。このため、いかに読んでもらうのか!また、
それ以前に読まなくても内容がほぼ分かる書き方も工夫する必要があります。

 この辺りは、以前の書き込みを参照してください。
 http://gizyutushi.com/system/index.php?cont=mtnews_view&id=30 

 論文を書く場合には、目的志向的な発想と課題解決的な発想の両方をバランス良く盛り込むと
読んだ時に納得感が高まります。目的志向的な記述ばかりだと現実を理解していないと判断され
がちだし、課題解決的な記述だけだとそれでどうしたいのと不満を感じます。

抽象的なことと具体的なこと

 話し上手な人は抽象的な表現と具体的な表現をうまく切り替えて話をつなげます。逆に、
抽象的な話ばかりしているとよく分からないとなり、具体的な話ばかりすると細かくてつまんないと
なりがち。論文でも同じです。抽象的な内容でズバリ断定し、その理由や事例、効果などを具体例を
交えて説明すると理解が深まります。

まとめ

 目的志向型と課題解決方はどちらかが優れているという問題ではなく、この2つをうまく
使い分けることが大切です。二次試験の論文に読む試験官に取って、面白そうな内容だ!
読んでみたい!と思わせるような論文の構成(特にサブタイトル!)を心がけ、課題を3つ掲げ、
それに対する対処はこうだ!それによって社会的な課題はこのように解決できる。そのような
迫力の有る記述を是非心がけてほしい。

 

「業務内容の詳細」には何を書いたらいいんでしょうか

2017年04月15日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 10

皆さんご存知の通り、第二次試験受験申込の時に、「業務詳細の内容」を書く必要があります。これは、よく「小論文」などと呼ばれています。

 

『私は、学会論文などよく書いているので、論文はお手のもの・・・』と思っておられる方は要注意です。


「業務内容の詳細」は、「学術論文」ではなく、「自分が技術士としてふさわしい人間であることのアピール文章」なのです。

 

「技術士としてふさわしい」とはどういうことなのでしょうか。
『人によって「ふさわしい」のイメージは違うんじゃないか』と思われるかもしれませんが、実は、きっちり決まっているんです。

 

「技術士」は、国家資格ですから、「技術士法」に定められています。

 

(目的)
第一条  この法律は、技術士等の資格を定め、その業務の適正を図り、もつて科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的とする。

(定義)
第二条  この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。


ですから、技術士とは、
『「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務」を行うことにより、「科学技術の向上と国民経済の発展」に貢献できる人だと認められた人』
ということになるのかと思います。

 

「業務内容の詳細」には、「自分が上記にあるような技術士にふさわしい人間である」ことをアピールする文章を書くということなのです。

このスタートを間違えてしまうと、いくら立派な成果を上げた業務であっても、試験官に『この人は技術士としてふさわしいの?』と思われてしまいます。

 

これを間違うと厳しい口答試験が待っています。

 

受験申込書を提出する前に再確認して下さい。

 

技術士二次試験に臨むときの心構え

2017年07月11日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士2次試験は、記述式試験であるとともに、実務経験に関する内容も出題されます。

技術士二次試験を受験しようと考える方々は、企業内でも実績があり、顧客との対応に関してもプロフェッショナルであることを想像します。

 

設計に関する打ち合わせなどでは相手の出方をみたり、特記仕様書の意図を考えたりすることも多いでしょう。

場合によっては、仕様書の質問があまりできない(嫌な担当者だったりする場合に聞きづらい)などの場合に、特記仕様書の文言の意図などを考えたりすることもあるかもしれません。

こうした仕事を進めていく上での相手との駆け引きなどは、学生時代には経験することができず、仕事を円滑に進めていくうえで必要不可欠なスキルとなります。

 

しかし、技術士二次試験の出題は特記仕様書ではありません。

模範解答があり、出題内容に可能な限り二つの意味がでないように検討されて、当日の試験問題となっています。

ある問題が出題された場合には、教科書通りの回答をするように心がけましょう。

社会人生活が長くなると、こうした教科書の内容が現実とそぐわない部分に目が行くようになってしまいがちです。

問題があった場合、「実際には計測誤差の補正が必要だ」「実際にはこんなやり方しない、時代遅れだ」と感じるような出題もあるでしょう。

 

しかし、問題に正しい回答をしなければ技術士試験には合格しません。

現実的ではないことを何でと思う人もいると思いますが、そうした内容が基礎知識となっていきます。基礎を押さえることで、実際には違うということもわかるというものです。

 

教科書は模範的なものばかりでつまらないという気持ちを抑えて、技術士に合格するという目標に向かって努力していきましょう。

 

こうした教科書的な基礎知識が新技術を検討する場合に大いに役立つということも忘れてはいけない重要なことです。基礎知識があって初めて応用技術を検討することができます。

 

技術士二次試験ではそういった力も計っていると言えるでしょう。

 

技術士論文添削に向けて記憶力を強化するには外部刺激を活用しよう

2017年07月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 10

「静かなところでゆっくりと勉強したい」と思ったことありませんか?ですが、無音状態で外からの刺激がない状態で勉強をすると、脳が記憶を引き出すための手がかりが少なく、情報が脳に定着しづらいとされています。

学生の頃を思い出してみると、クラスの中に何人かは音楽を聴き名が勉強する生徒がいたのではないでしょうか。音楽を聴いていると外部からの刺激が増えるので、自分の世界に没頭しづらく、集中力が欠けてしまうという人も多いでしょう。ましてや、社会人になって少ない時間で必死に勉強をしているわけですから、音楽を聴きながら優雅に勉強している余裕はないはずです。

ですが、音楽を聞いたり、周りからの刺激がある環境で勉強した方が情報が脳に記録されやすいということが、ある実験により示唆されています。この実験は1970年代にミシガン大学で研究をしていたスティーヴン・スミスと他2人の心理学者により行われました。10分を5セットとして、スクリーンに映写されるスワヒリ語を20個覚えるという実験でした。グループは2つに分けられ、1つは同じ背景が20個連続する状況で記憶し、もう1つのグループは単語ごとに背景が切り替わる中で記憶しました。2日後に単語テストを行うと、同じ背景が継続する環境で記憶したグループの平均は10個程度、背景が変わる環境で記憶したグループの平均は16個と高い結果をだしました。

場所を変えたり、においを嗅いだり、記憶の手がかりが強い方が情報を思い出しやすくなるとされています。記憶力を鍛えて学習効率を上げるために、いつもとは違う空間で勉強するなど、記憶の手がかりを増やす工夫をしてみましょう。
 

技術士2次試験口頭試験の臨機応変力を高めるトンデモ学習法その弐

2017年08月13日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士二次試験の口頭試験では、どのような質問でも、その場で答えを見つけて、口頭で回答しなければなりません。これは、事前の予行演習などを行うなどの対策は当然ですが、それでもなお、その時に想定できなかったような質問が飛んできてしてしまい、パニックになってしまうという状況に陥ってしまうこともあり得ます。

 

こうした状況でも冷静さを保って、どのような状況であっても、その時に自分の知識の中から最も近いと思われる最適解を探し出す必要があります。

それを達成できるためには、臨機応変力を高める必要があります。

 

トンデモ学習法その弐「英語で話す」

主に日本国内にいると、必要性がなければ英語で会話をするということはあまりありません。日本人のほとんどが英語を学んでおり、読み書きや簡単な会話を学校で学んでいます。

しかし、日常会話ができるという人を見かけることはあまりありません。これは日本人同士の中にいると英語で話す必要性がないからです。

何か外国人が集まるような場所に行って、英語で話す機会をもってみましょう。

東南アジアやフィリピンなど英語が分かる国の人と話す場合でも同じです。

 

これの効果としては、過去に学んだことをいかに瞬時に引っ張り出すかということになります。

脳の構成として、過去に学んだことを思い出すことで、身に着けた知識を話したり、再度思い出しやすくするということです。

会話は台本通りにはいきません。さらに相手は日本語を理解できていませんので、英語でしか意思疎通ができません。

こうした状況に自分を追い込んで、学校で学習した英語を思い出し、コミュニケーションの道具とすることで、その場で相手の表情を見ながら、自分の伝えたい内容を話すということも臨機応変力を磨く手段の一つとなるでしょう。

 

一見すると、技術士試験とは全く関係のないことでも、臨機応変力を高める訓練となることが言えます。

これを身に着けることで、予想ができないことばかりの人生もうまく乗り切っていくことができるでしょう。

悪い習慣を変えるコツはAXS技術士学院にある!

2017年08月27日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 10

悪い習慣だと思いながらなかなか、身についてしまった習慣を変えられずに苦労したことはありませんか?

例えば、休日になると仕事のストレスが影響して朝からビールを飲んでしまうという人もいるでしょう。平日の朝は早く起きて技術士試験に向けて勉強したいけど、二度寝してしまって起きられないという人もいるはずです。

ですが、習慣は簡単に変えられるものではありません。前回紹介したように、無駄な時間を過ごしていると感じていたとしても、強い意志がなければ習慣を変えることはできません。また、習慣を変えるためには適切なステップを踏むことも大切です。やみくもに「習慣を変えなければいけない」と強く思っていたとしても、気負いするだけで、変化は現れません。

心理学者のメリル・E・ダグラスは習慣を変えるためには5つのステップを踏むことが大切だと言及しています。
 

  1. 欲求
  2. 認識
  3. 想像
  4. 計画
  5. 行動


欲求の段階からすべては始まります。「今の自分を変えたい」「悪い習慣を断ち切りたい」という欲求がなければ変化は起こりません。次に認識の段階では、具体的に変える必要がある習慣を見つけ出します。紙に「現状の悪い習慣」「身につけたい良い習慣」をそれぞれ書き出すと認識しやすくなります。

3つ目の想像の段階では習慣が身についたあと、自分がどんな姿になるのかイメージします。朝早く起きてすがすがしい気持ちで勉強している自分の姿など、習慣を変えたあとの具体的なイメージを持ちましょう。4つ目の計画段階で取り組み方のプラン立てを行います。何も考えずに変えようとしてはあまりにも運任せなので、具体的な計画を作ります。例えば、早起きの習慣をつけるなら起きる時間や起きてすぐとるべき行動について計画を立てましょう。最後の行動段階では、意志を強く持って確実に習慣づけていくことが大切です。3週間以上続けられれば、徐々に習慣として身についてきます。

ここで紹介した5つのステップを踏んで、今よりもっとよい習慣を身につけましょう。AXS技術士学院で学ぼうとしていることも習慣を変えようと強い欲求を持っている証拠です。習慣を変えるステップが「欲求」から始まることを考慮すると、高い向上心を持つことはよい習慣のスタートラインです。その調子で取り組みましょう。

口頭試験の準備、まずは...(第1回)

2017年10月28日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆さん、いよいよ筆記試験の合格発表ですね。

筆記試験に合格したら、口頭試験の準備をしなければなりませんが、その準備についてお話したいと思います。

「自分でしかできないこと」を最優先にしましょう。

「技術士の義務・責務」とか、「技術士制度」とか受験生の皆さんに共通の事項は、Webで調べれば、想定質問や模範解答などいろいろ出てきます。

これから3回に分けて書く事項は、自分でなければできません。後回しにしても必ずしなければならないので、まずはここから手をつけて下さい。

まず、第1回は、「筆記試験の再現」についてです。

 

★筆記試験の再現

多くの方から、筆記試験の論文の再現をすることが推奨されていたと思います。もし、まだされていない方がおられたら、ぜひとも論文の再現をして下さい。

今更、一語一句違わずに再現などできませんが、最低でも要旨はまとめておいて下さい。

重要なのは、その次です。

その論文が、質問に対して正しい回答になっているかどうか、再確認して下さい。

間違ったことを書いていないか...

説明不足なので追加する事項はないか...

口頭試験で、筆記試験の論文について聞かれることは多くはないそうです。しかし、口頭試験で質問されるということは、試験官から、応用能力や課題解決能力に疑問を持たれているということなので、名誉挽回しなければなりません。

ということなので、ただ単に論文の再現をするだけでは足りず、どのように回答すべきであったかを考えるところまでしておいて下さい。

 

「備えあれば憂いなし」です。

皆さん、頑張って下さい。応援しています。

 

 

口頭試験の準備、まずは...(第2回) 業務内容の詳細の見直し」、「口頭試験の準備、まずは...(第3回・最終回)説明した業務の振り返り」も

ご参照下さい。

 

「メンタル・コントラスト」で技術士二次試験を乗り切ろう

2017年10月29日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 10

「自分にはできる!」と一生懸命、言い聞かせているのに、うまくいかず、落ち込んでしまうことはありませんか?

特に、現代人は「引き寄せの法則」や「アファーメーション」、「瞑想」など、自己啓発の分野で、カジュアルなスピリチュアル体験をうまく生かそうとしています。書店で紹介されているビジネス本のなかには、自己啓発関係の書籍が混ざっていることも少なくありません。代表的な例は『ザ・シークレット』という世界中でヒットし、日本でもかなり売れた自己啓発書です。「引き寄せたい結果を、具体的に脳内で描ければ、自然と結果は引き寄せられる」という趣旨の本ですが、現実逃避の側面があり、役に立たないとする声もあります。その点については、前回の記事「技術士試験の勉強仲間を作って先延ばしグセを克服しよう」で紹介しました。

「引き寄せの法則」が良い結果を招きづらいことからわかるように、「理想の自分」と「現実の自分」を比較することが大切です。引き寄せの法則が現実を変えないために、問題があるとするのであれば、「現実の自分の現状を確認する」というステップを踏むことで、結果はよりよいものに、近づきます。実際、理想的な自分を描くことは、成功のためには役立つと考えられており、スポーツ選手は、自分のプレーが成功するイメージを具体的に描いてから試合に臨むことが多いです。この「理想の自分」と「現実の自分」を比較することを「メンタル・コントラスト」と言い、海外の脳科学研究などでも注目されています。日本語では「脳内コントラスト」という訳語が当てられる場合もありますが、意味は同じです。ちなみに「コントラスト」は「対比」を意味します。

技術士試験の場合でも、試験開始から終了まで、すらすらと問いに答える自分を描くことは、合格を手に入れるための手助けになります。すらすらと問題がわかる自分を脳内で描いたあとは、今の自分に足りない部分、たとえば、「自分の今の知識では、この分野が弱いから勉強しておこう」など現実と照らし合わせることが大切です。メンタル・コントラストをうまく活用していきましょう。
 

口頭試験での注意点~話しすぎないこと!~

2017年11月22日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 10

いよいよ技術士第二次試験の口頭試験が始まります。

 

本番の口頭試験を控え、数名の方の模擬口頭試験を実施しました。

昨年度までの模擬口頭試験も踏まえ、比較的多くの方に共通する留意点を記します。

 

とにかく話は短くすることを心掛けましょう。

 

大半の方は、丁寧に説明しようとするあまり、話が長い傾向にあります。

模擬口頭試験で「概要を簡単に説明してください」という問い掛けに対して、5分近く説明をされる方もいました。実際の試験であれば、試験官に話をまとめるよう促されるか、最悪の場合では話を中断させられるかもしれません。

 

口頭試験は原則として20分間で実施されます。その中で試験官は「経歴及び応用能力」、「技術者倫理」、「技術士制度の認識」の3項目に関して評価を下す必要があります。

つまり試験官の立場で考えれば、「自分の質問に対して簡潔に答えてくれる」受験生が有難いわけです。延々と話す受験生に対しては、「あー、まだ技術者倫理や技術士制度についても聞かないといけないのに…」と、内心はイラついているかもしれません。

 

書かれている文章であれば、目で追いかけたり読み返すことで読み手が理解を深めることが可能です。それに比べて話している内容は、基本的に聞き手が頭の中で順次理解していくものですから、一度に理解できる内容は限られるはずです。

それを考えれば、端的に答えて、不足があれば試験官が追加で質問をするという、会話のキャッチボールが重要なことはわかるかと思います。

 

もし説明中に、「少し長いかな」と思った時は試験官の表情を確認しましょう。意外と「そろそろ話をまとめてくれませんか」と表情に表れているかもしれません。

相手の気持ちを汲んで説明するのも技術士に求められるスキルの一つと考えましょう。

 

 

 

*口頭試験対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

【技術士試験のための睡眠入門】試験当日はよく眠ろう

2017年12月15日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士試験当日の朝は早く起きるのと、ゆっくり起きるのと、どちらがいいと思いますか?

「早起きは三文の得」ということわざがあります。早く起きることで、いつもの生活では見つけられない発見や出会いに遭遇することができることから、このことわざはできたのでしょう。ですが、技術士試験当日の朝、いつもより早起きするというのは得策とは言えません。

資格アドバイザーの鈴木秀明さんは、500個以上の資格を取得しているいわば試験勉強の達人です。資格試験といってもちょっと勉強すれば、誰でも受かるものもありますから、数が多ければいいわけではありません。しかし、鈴木秀明さんは行政書士と企業診断士という難関試験にも合格している、本物の資格アドバイザーです。

数々の資格試験を合格してきた鈴木さんが言うには、試験当日はあまり早起きしすぎるのはよくありません。なぜなら、試験の時間は長いため、早起きしすぎてしまうと試験の途中で集中が切れてしまうからです。たとえば、資格試験が3時間あったとしましょう。午前中に2時間、お昼休みをはさんで午後に1時間とします。この場合、もっとも頭の回転が冴えてる瞬間は午前のスタートした瞬間にくればいいわけではないのです。最初は6割か7割しか目覚めていなくても、試験の途中で100%の覚醒状態になって、試験の最後まで走りきることが大切ということですね。

最初から最後まで100%の力を発揮できれば文句はありませんが、人間の集中できる時間は限られています。朝の起きる時間だけではなく、朝食をあまり食べ過ぎないことも大切だと言います。適度な空腹状態が集中力を生むからです。もちろん個人差があるので、コーヒーを飲むだけで十分な人もいれば、軽く食事をする方がちょうど良い人もいます。自分の体質にあわせて朝ごはんを選びましょう。大切なことは、試験時間全体を通してベターな状態を維持することです。
 

技術士試験に向けて考えてみたい睡眠の効用

2017年12月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 10

「睡眠は日常に不可欠なものである」と聞いて、反対する人はいないでしょう。ですが、睡眠が人間の体の仕組みにおいて、どのような役割をになっているか、人類は明らかにできていません。
以前、睡眠の具体的な実践方法について紹介しました。

【技術士試験のための睡眠入門】試験当日はよく眠ろう


【技術士試験のための睡眠入門】いくら寝ても眠り足りない?


【技術士試験のための睡眠入門】眠れないときの対策

今回は、やや抽象度をあげた睡眠についてのお話を紹介するので、睡眠をどう捉えていくか考えるキッカケにしてみてください。

作家のJerome Groopmanは"THE NEW YORKER"において、睡眠についての寄稿を行っています。そこでは、睡眠がまだ研究途中の分野である一方で、ノーベル賞が睡眠研究の学者に与えられており、睡眠に注目が集まっていることを紹介しています。

睡眠不足が健康を害することは、古い時代の記録として残っています。代表的な例がチャールズ・ディケンズの作品です。睡眠不足が原因で、顔を赤らめて仕事中に眠ってしまう男が彼の作品には登場します。さらに、その男は体が大きく、肥満体質であるということまで描かれています。Jerome氏は、ディケンズの作品に登場するその男が「無呼吸症候群である」ということに言及しており、その裏付けとしてMeir Kryger氏の"The Mystery of Sleep"を紹介しています。そして、こう付け加えます。「産業革命以前の私たちの生活は、日の光で昼夜を分け、生活のリズムが刻まれていた」、と。

日本においても、数年前と比較するだけでも、夜の時間が長くなったと感じる人が多いでしょう。テレビやインターネット・SNS、そしてスマートフォンがその利用を加速させています。睡眠を損なうことは、健康を損なうことであることは、ディケンズの作品から描かれていることからもわかるように、昔から人間に刻まれているルールのようなものです。試験直前にならば、多少の生活リズムが崩れることがあるかもしれません。ですが、発達した現代だからこそ、ときには静かな夜の音に耳を傾けて、リラックスした時間を過ごすことも欠かせないでしょう。

どのように文章をつなげるか

2018年02月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士2次試験では、いかに素早く文章をつなげるか、がポイントになります。
600字の論文(1枚モノ)にせよ、1200字(2枚モノ)にせよ、1800字(3枚モノ)にせよ、文章のつなぎ方のパターンを持っておくと、素早く筆記できます。

 

以下に、文章のつなぎ方のパターンを3つ紹介します。

 

1.直列つなぎ
前の文の最後に使った単語を、次の文のはじめに使っていくつなぎ方です。

 

例)わが国で大きな問題になっているのは、少子高齢化にともなう労働力人口減少である。
この労働力人口の減少は、技術者数が少なくなることを意味する。
技術者が少なくなると、科学技術面の競争力がいっそう低下してしまう。

 

2.並列つなぎ
前の文のはじめに使った単語を、次の文のはじめにも使っていくつなぎ方です。

 

例)労働力人口減少が、少子化高齢化により引き起こされている。
この減少によって、技術者も少なくなってしまいかねない。
つまり、労働力人口の減少は、科学技術面の競争力のいっそうの低下につながってしまう。

 

3.PREP法
「主張→理由→例示→再主張」でつなぐ方法です。

 

例)少子高齢化にともなう労働力人口の減少は、技術領域においても、きわめて深刻な問題である。
なぜなら、労働力人口が減少すれば、技術者数も少なくなってしまうためである。
これにより、例えば、新技術の開発ができなかったり、公共インフラの保守点検が遅れたりすることが懸念される。
このように、労働力人口の減少は、早急に対策をするべきテーマである。

 

使いやすそうなものがあれば、取り入れてみてください。
そうすれば、試験の途中で、ピタリとペンが止まることが少なくなります。

 

なお、「労働力人口」とは、15歳以上人口のうち、就業者と完全失業者を合わせたものを言います。

継続は力なり。努力を続けたくなる名言3選

2018年02月19日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士試験も、他の難関試験同様、多くの努力をしなげれば合格することが出来ない厳しいものです。

しかし、技術士試験の合格を目指している中で、多くの迷いや努力の方法に疑問が出てきてしまい、どうしても自分のやり方が正しいのだろうかという迷いが出てきてしまうものです。

努力をしたくなる名言を特集しました。

 

自分をダメだと思えば、その時点から自分はダメになる

 

プロボクサー モハメドアリの言葉です。

アメリカの黒人差別が残る1960年代にベトナム戦争に行くことを拒否したがためにチャンピオンベルトをはく奪され、挑戦者としてチャンピオンに挑戦し、王座奪還を達成した偉人です。

不条理な世間のせいで自分の名声までも失ってもなお、自分の信念を曲げずに努力し続けたからこそ、再びチャンピオンに返り咲いたのでした。

そんなモハメドアリの言葉は、何度もリングに上がる闘志を感じますね。

 

安定は自分を磨く上では邪魔になる。

 

ビジネスマナーなどの研修を行うきもとえいこさんの言葉です。

安定企業に入社さえすれば確かに仕事で失敗しても自分に直接的な被害が及ぶことは少ないかもしれません。しかし、その分、そこに安住してしまう自分も確かに存在します。

安定を望むということは、成長が止まってしまうということなのではないでしょうか?

技術士試験も、それがどうしても必要という人の努力と、あったらないよりはいいと考えている人の努力ではやはり雲泥の差が出てしまいます。

 

何度負けてもいい、のんきにじっくりとやれば必ず勝つ日がきます。

 

長崎の平和祈念像など数々の有名彫刻を出した彫刻家である北村西望の言葉です。

美術などを行う人は、売れない時代を経験する人が殆どでしょう。そんな時に、簡単にあきらめてしまっては自分の信念を貫くことが出来ません。

しかし、毎日全力で過ごしても体力が持つものでもありません。今日は今日できることだけを行い、勝つ日を気長に待ち続けるという忍耐も必要だということを言っています。

技術士試験でも、勝機が見えずに諦めかけてしまう人は、この言葉を思い出してみてください。

平成30年度の試験内容は以前と同じという結果になりました。

2018年02月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士受験を考えている皆様には既に周知の事実であると思いますが、今年は技術士試験制度が大きく変わる初年度となる予定でした。

しかし、文部科学省の都合で試験制度の大幅変更は延期となった模様です。

本年度は前年度と同様の試験が実施されます。

 

平成30年度技術士第二次試験実施大綱

https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5482_1.pdf

 

今回は延期となりましたが、多くの資格試験において、この試験制度が変わる時の初年度は極めて重要な意味合いを持っております。

今までの傾向が、そのまま続くのかということが試験時の気になる所なるでしょう。

特に選択科目の集約の予定されていた専門分野では、その準備ができないなどの弊害が出るかと思われましたが、今まで通りの対策を行えばよいということになりました。

 

本年度は延期となりましたが、試験制度の改正は継続協議となっております。

また来年、再来年と試験制度の改正がなされる可能性があることを頭に入れながら、今年の試験を頑張りましょう。

 

試験制度が変更となる場合は突然決定されることが多く、受験者にとってはなかなか気持ちの落ち着かないところではあるのでないでしょうか?

記述式や口頭試験など、ある意味出たとこ勝負のような試験が多いため、何から手をつけてよいのかと考えている方の多いと感じます。

その場合は、試験の趣旨を確認しましょう。

 

技術士試験は、科学技術の専門的応用能力を有するかどうかを見る試験です。

最終合格率も10%台ではありますが、決して合格できない試験ではないと考えることができます。合格者も企業に勤めながら勉強を続けている人がほとんどです。

そういった人たちとの違いといえば、努力する気持ちがあるかないかという一言に尽きるでしょう。

 

試験制度が変わってしまった場合、今までの努力が水の泡だと、嘆きたくなる気持ちは良く分かりますが、それでも合格者が出ます。

 

試験は時の運も関わってきます。試験制度の改正などは自分ではどうすることもできないものです。こうしたものに捉われず、自分のペースを保てるように調整をしましょう。

業務経歴票で避けたい用語

2018年03月06日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士試験の対策講座で毎年、繰り返されるやり取りがあります。
筆記試験合格者が口頭試験の準備で毎年、繰り返される後悔があります。

 

講師
「この業務経歴票の添削は受けましたか?」
「業務経歴票であなたが技術士として相応しい点はどこですか?(技術士に相応しいという点が表現できていませんよ)」
「いまから業務経歴票を書き直すことはできませんから、できることをやるしかないですねぇ。」

 


受験生
「添削は受けていません・・・」
「業務経歴票が大事なのは聞いていましたが、そこまで重要だとは思っていませんでした・・・」
「・・・、受験申込から、やり直したいです」

 

業務経歴票が重要だという理由は、明確です。
筆記試験を合格したあとの口頭試験で、試験官の手もとにその業務経歴票があるからです。
そして、20分間、おもにその業務経歴票に書かれた内容について、質疑応答がされるからです。

 

この業務経歴票には、技術士に相応しい専門知識、課題設定能力、問題解決能力が示されている必要があります。

5つの業務経歴に示されている必要があります。
720字の業務詳細に示されている必要があります。

 

ここで避けたい用語は、あいまいな単語です。
「大幅に生産性が向上した」「顕著に改善された」「多くの地点をリスト化できた」は良くないです。
程度を表す副詞があいまいだからです。

 

そこで、つぎのように表現してみます。
「本技術により生産性が前年と比べて6%上昇した」
「私が提案した工程を採用した結果、作業員を8名から5名に減らすことができた」
「このプログラムにより、わずか3ヵ月で324地点から約15万地点をリスト化することができた」

 

可能であれば、職場の技術士や、対策会社を利用して、添削指導をしてもらうとよいでしょう。

技術士試験に合格するには早朝学習を有意義にするしかない? 成功者に学ぶ

2018年03月12日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 10

「朝に勝つ者だけが成功者になれる」

 こんな言葉を聞いたら、あなたはどう思いますか? 言い過ぎだろうと感じるか、本当かなぁと疑うか、反応はさまざまでしょう。ですが、「朝を支配したところで成功者になれない」と断言できる人はいないはずです。実際、多くの起業家たちのあいだで朝の時間を有意義に過ごすことが、評価されています。ここではコンサルタントのジェニファー・コーヘン氏が、Forbesに寄稿した朝の成功習慣のうち、3つを抜粋して紹介します。

 夜、早く寝ることです。早朝の時間を有意義に過ごすために、前日の準備が影響します。遅い時間までスマホやテレビをつけていると、睡眠にすぐ入れず、苦労するでしょう。技術士試験に向けて、仕事終わりに勉強をすることは評価されるべきですが、あまり遅い時間まで長引かせてしまうのは得策ではありません。

 2つ目に、1日をイメージすること。今日という1日、どう過ごしますか? 明確なイメージを持っている人ほど、理想的な24時間を過ごしやすくなります。逆に考えると、なんとなく充実を感じない、勉強し足りないと感じている人は、どのタイミングで、どの分野の勉強をするか、早朝にイメージしてから1日の活動を始めてみると良いかもしれません。

 3つ目は朝食をよく食べることです。忙しい朝の時間、朝食をおろそかにしてしまいがちです。しかし朝食は1日のスタートを充実させるために、無視できないこと。オートミールのようなミネラルが豊富に含まれている食品を摂取するのがおすすめです。

 1日のスタートを充実したものにするための秘訣はジェニファー氏だけでなく、さまざまな分野のコンサルタントや起業家が推奨しています。共通して、就寝前の準備と起床後の1日のイメージ、栄養ある食事について言及されていることから、ここで抜粋した3つの要点は参考にして間違いないでしょう。理想的な1日を過ごす参考にしてみてください。

講習会にはぜひ出席しましょう~

2018年03月19日 作成 / 執筆:スマート技術員講師 / 閲覧数(月間): 10

業務多忙で来年度受験の準備が思うようにいかない人も多いかと思います。

だからといって、業務が落ち着いてからでは手遅れの可能性もあります。

4月に入ると技術士第2次試験対策の講習会が全国各地で開催されます。(既に終了しているものもありますが)

初受験の人、独学で長年やってきても合格できない人は特に一度参加することをお勧めします。

講習会は時間の厳しい受験生にとって効率的に理解度アップにつなげることができます。

お金を払う分の価値は十分にあると思います。

気をつけてほしいことは、講習会での知識、効果は麻薬と同じで一時的なものです。

講習会を受講した瞬間は「満足感」を感じ、「今年こそは合格できる!」と気合も入ります。

ですが時間が経つにつれ、その効果も薄れてきます。

2~3日で効果は切れ、気がつけば元通りの状態に戻ります。

効果が切れる前に更なる刺激を求め努力することで継続した学習が身に付くようになります。

講習会は「起爆剤」という認識で向き合うと合格が近づくかもしれませんね。

メタ認知。自分が知らない点や分からない点をまず明らかにしよう。

2018年03月19日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 10

メタ認知という言葉を知っていますか?
メタ認知とは、自分が知っていることを知ることです。言い換えると多くの人は自分が何を知らないかを知らないのです。

 

技術士を目指す第一歩は過去問題
過去問題に取り組む目的は自分の実力を知ることです。でも、過去問題が難しくても落ち込む必要はないのです。所詮試験は試験です。今は解けなくても、受験日の当日に解ければ良いのです。そうすれば合格です。そして、まずやるべきは、自分の能力の棚卸しです。自らの弱点をつぶさに理解することです。

 

勉強スケジュールを立てるのはその後
技術士にチャレンジするときには、その受験勉強のスケジュールを立てようとするかもしれない。特に、業務で工期や納期に悩まされている人はまず線表を書きたくなるかもしれない。それは決して悪いことではない。しかし、その前にまずどの技術部門をターゲットにするのか、どの科目を選択するのかをよく考えましょう。そして、自分の現在の能力レベルを確認して、最も合格しやすい部門や科目を選択しよう。

 

一次試験と二次試験は独立
例えば、会社から受検する部門が指定されているかもしれない。そして、一次試験を受検するときには、目標とする受検部門を選択するのが基本だが、必須ではない。例えば、自分の場合には電気電子部門での合格を求められたが、この部門の一次試験の問題を見て、これは厳しいと感じた。一方で、他の受検部門を見ると、情報部門はむずい。経営工学を見ると、知らない問題が多いが、知識問題が多いので、勉強すればなんとかなりそうだと判断した。そして、経営工学で一次試験に臨み合格して、電気電子部門は二次試験で頑張った。経営工学は一次試験だけで終わるのも中途半端なので、今回二次試験にもチャレンジして無事合格した。よかった♪

 

知らないことを知る
技術士試験は難関だ。でも、どの部門でも一定の傾向があり、試験パターンがある。したがって、自分の現在の実力を謙虚に理解し、知らないこと、分からないこと、できないことを知り、それを受験日までにいかにして合格レベルまで持ち上げるかを考える。そして、それを線表に落とし込む。そんなステップがオススメだし、大事だと思う。

 

是非頑張ってください。

 

筆記試験について知っておくべきこと-その1(必須科目)

2018年04月29日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 10

筆記試験は、必須科目(択一式-マークシート方式)と、選択科目(記述式-論文方式)から成っています。

必須科目は、受験する部門全体から出題されます。この必須科目は、いわゆる「足切り」です。
必須科目で60点を取らないと、選択科目は採点すらしてもらえません。

また、筆記試験の合否を決めるのは選択科目の結果だけで、必須科目が100点であっても60点であっても関係ありません。

ですから、筆記試験の勉強は、必須科目を効率よく済ませ、選択科目の勉強に時間をかけたいところです。

「効率よく」と言うのは簡単ですが、実際にはどうしたら効率よく勉強できるのでしょうか。

必須科目は、20問出5題され、その中から15問に回答し、60点である9問正解したらクリアです。
つまり、無条件で5問捨てることができるのです。極端なことを言うと、9問正解したらよいだけなので
11問捨ててもよいということです。

例えば、機械部門の場合、必須科目では、「機械設計」、「材料力学」、「機械力学・制御」、「動力エネルギー」、
「熱工学」、「流体工学」、「加工・FA・産業機械」、「交通・物流・建設機械」、「ロボット」、「情報・精密機械」など
多くの分野から出題されます。

大学の機械工学科を卒業された方(私もそうですが)でも、全ての分野が得意な方は少ないのではないかと
思います。また、今、機械関係の仕事をされている方で、これら全ての分野が仕事に必要な方はほとんど
おられないと思います。

必須科目は、60点を取ることが目的ですから、全ての分野に全力を注ぐのではなく、分野によってめりはりを
つけた勉強をすればよいと思います。

必須科目は過去問と類似の問題がよく出ますので、類似の問題だけは点を取れるようにする科目と、
初見の問題でも点を取れるようにしっかり勉強する科目を仕分けして勉強するのがといと思います。

「流体力学だけは、どうしてもダメ」とか「熱力学は苦手」という方は、最初からその分野を捨ててしまうと
いうのもありまもしれません。その分、他の分野の勉強に時間をかけて下さい。


「機械部門の技術士としてどうあるべきか」ということを考えると、捨てる分野があるのはどうかと思われる
かもしれませんが、「機械部門の技術士としてふさわしい人になるためにまんべんなく勉強したので、
試験に受かりませんでした」では話になりません。

捨てた分野は、合格してから、継続研鑽で勉強し直したらよいだけの話です。

まずは、合格するために勉強して下さい。


平成31年度からは、必須科目も記述式になってしまいますので、この勉強方法が通用するのは、
今年度が最後かもしれません。ぜひ、今年度で合格を勝ち取って下さい。
 

対策3)選択科目III(記述問題)への対応

2018年04月30日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 10

選択科目III(記述問題)は、技術士試験のハイライトです。口頭試験でも、試験官はこの選択科目IIIの答案を見ながら、何か付け足すことはありますか?とか、これはどういう意味ですか?といった追加質問がくることがあります。私の場合、試験官が無表情で「とてもよく書けているけど、この提言を思いついた経緯があれば説明してください。」と聞かれました。文字にすると、褒め言葉ですが、試験官の表情が読めないため、絶対本心ではないと不合格を確信してしまいました。結果的には合格だったので良かったけど、機会があれば、なぜあの時あんなに無表情だったのかを聞いて見たいものだ(笑)。

 

本題に戻る。

 

選択科目IIIでは、600字の解答用紙3枚を2時間で書き切る必要があります。選択科目IIでは、解答用紙1枚を30分で書き切る必要があったが、選択科目IIIだと1枚40分で良い。1枚30分で仕上げるとしたら30分の余裕がある。この30分を無駄にするのではなく、この30分という時間を書けて、シナリオを作る必要があります。具体的には、課題と解決方法とその留意点をそれぞれ3つ述べよといった問題が主流なので、それを書き切るロジックを練るということです。つまり、課題として示す3つが、解決方法の3つと対応し、さらに留意事項の3つとも連動している。そんな3×3のマトリックスに適切なキーワードを当てはめられるかどうかを一人でブレストとするのです。

 

通常は複数の設問が提示されて、そのうちの一つを選択する必要があります。その時には、この3×3のキーワードを埋められる方を選択すべきなのです。この場合にも、課題のキーワードよりも、解決方法のキーワード、さらには留意事項のキーワードが重要です。なので、もし、留意事項でアピールすべきキーワードが埋まったら、そこから逆算して、解決方法や課題のキーワードを当てはめるという作業もありです。

 

このように3×3のマトリックを埋められたら、それを見ながら、スペース配分を決めます。具体的には設問で求められている項目に基づいて、タイトルとサブタイトルを決めます。サブタイトルでは、3×3のマトリックスでうめたキーワードを活用します。そして、全体のバランスが決まったら、今回の解答の骨子を試験官に正しくわかりやすく伝えられるような図表を挿入します。個人的には各ページに1つの図表を書きますが、設問内容によっては最初のページのみに図表を示す場合もあります。この辺りは臨機応変な対応も必要です。

 

そして、タイトルとサブタイトル、図表を書き切ったら、試験官に説明するつもりで、無音で話して行きます。そして、その話をした内容を一気に書いて行きます。この辺りは、選択問題IIで述べた手順とほぼ同様です。

 

選択問題IIIと選択問題IIの違いは、解答用紙の枚数の違いです。そして、解答用紙が3枚あるということは、求められている解答をすぐに書くのではなく、「はじめに」と「まとめ」を最初と最後に記述することがスペース的に許されるということです。そして、注意すべきは書く順番です。

 

普通は、「はじめに」から書き始める人が多いのではないでしょうか?でも、最初に、「はじめに」を書いても気の利いたことはなかなか書けない。本論とダブったり、設問とダブったりして、結局スペースの無駄になってしまっているケースが多い。そうではなく、「はじめに」を書くのは最後なのです。

 

全体のスペース配分を決めたら、タイトルとサブタイトルと図表をベースに、課題、解決方法、留意点の順番に一気に書き切ります。そして、その流れのままに「まとめ」を書きます。「まとめ」では、全体の総括的な記述でも良いし、本文で書ききれなかった別の側面について言及するのも良い。そして、「まとめ」まで書いたときに、設問で求められたことを解答しきれたかどうかを謙虚に分析します。そして、もし、少し設問からずれた部分があると感じたなら、その設問で求められたことと解答したことのギャップを埋めるような内容を「はじめに」に書くのです。そうすることで、設問者の意図は正しく理解していますよ。でも、私はこういう意図の元で、この点を重点的に述べましたということを謙虚に伝えるのです。そうすると読み手である試験官は納得しながら本文を読むことができるのです。こういった気遣いができる人は少ないかもしれない。でも、だからこそ他の受験者との差別化をそこで作ることができるのです。

 

こんな解答のコツを参考にしながら、是非最難関の選択問題IIIを乗り切って、評価Aを獲得し、口頭試験も楽勝コースを目指して欲しいです。

 

以上

 

技術士試験の勉強に集中する方法

2018年05月04日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士試験の合格には、毎日の勉強が欠かせません。

しかし、なかなか集中して行うということもまた難しいものです。私自身の話をすれば、執筆案件が立て込んでくるとなかなか集中して執筆するという事も気が重くなってしまいます。

毎日これだけやると決めても、一日何らかの理由でできなくなってしまうと、次の日からは継続するという事ができなくなってしまうということもよくあります。

しかし、これでは技術士試験に向かうための勉強ができなくなってしまいます。

 

技術士試験の勉強に集中する方法をいろいろと検討してみました。

 

15分ワンセットとして考える

人間の集中力は、30分が限界と言われています。2時間勉強をすると言っても、2時間ずっと集中しているわけではなく、脳内で休憩を挟みながら行われています。

30分集中して勉強すればいいのですが、そこまで集中して勉強してしまうと、疲れてしまうということもよくあります。

そこで、15分をワンセットで10分休憩のリズムで勉強を行うという方法があります。

これは、15分頑張って10分窓の外を見たり、違うことを行い、再び15分集中するというサイクルの勉強法です。

試験時間中であっても、集中する時間とそうでない時間があるように、集中に緩急をつけて、長時間勉強を継続させる長期戦です。

私の場合、執筆にかける時間は15分として、休憩10分で情報を集めたり、内容の確認で調べたりという形です。このインターバルによって、長時間の缶詰執筆ができるようになります。

 

分かる問題から解いていく

人間は、分からない問題や、意味の分からない文字ばかり見ると集中するどころではなくなってしまいます。

語学を行う場合も、難易度が重要で、英語を学ぶのにいきなりアメリカのラジオニュースなどを聞いても全く意味が分かりません。

自分の現在のレベルに合った問題から解いていき、少しずつ難易度を上げていくというやり方で集中するという方法があります。

この場合、問題が解けるということで勉強するのが楽しくなるということで集中ができる形になります。そうした問題を解いていくことで、最初に見た難しい問題も自然と回答できるようになっているはずです。

 

勉強に集中する方法は人それぞれですが、無理のない勉強法で少しずつ問題を解いていくといことが重要ではないかと思います。

ともにトライする仲間を作ろう!

2018年06月05日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士を目指して日々奮闘している皆さまへ

 

技術士の択一問題や記述式問題への学習は進んでいますか。それぞれのコツについてはすでに記載したので割愛しますが、やはりコツコツと続けるしかない。結構地味な作業を繰り返し繰り返し実行して、脳に定着させる必要があります。

 

7月に入ったら手書きに切り替えて、答案用紙に対峙したら鉛筆が勝手に動くぐらいまで修練することも望まれます。でも、そんな修行にも近い学習を持続するのはやはりけっこう辛いものです。これに対しては2つのアドバイスをします。

 

1)ともにトライする仲間を作ろう。
 勉強しているのは自分だけではない。一緒に頑張っている仲間がいる。ライバルがいると思えばもうひと頑張りできるのではないでしょうか。

 

2)スタバなどで勉強している雰囲気に身をおく。
 自宅で勉強できる人もいるかもしれない。しかし、私は自宅に戻ると見たいテレビもあるし、ビールも飲みたいし、家内との会話も楽しみたい。なので、自宅に戻るのを少し我慢して2時間ほど駅前のスタバで勉強するようにしています。スタバでなくても良いのですが、学生や社会人や主婦が勉強しているのを横目でみると、頑張っているのは自分だけではないと感じられる。やはりもうひと頑張りしようと思えます。

 

 リフレッシュしながら後1ヶ月ほどをラストスパートしましょう。

  以上

択一問題の正解が発表されています。

2018年07月23日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 10

おはようございます。

 

毎日暑いですね。昨日の夜というか今朝の2時頃に目が覚めました。そして気になって日本技術士会のホームページをチェックしたら、しっかりと択一問題の正解が掲載されていました。

 

択一と記述の問題文も掲載されていました。

 

例年、朝の6時頃なのですが、今回は夜のうちにアップしたようです。択一問題の正解率が6割以上でないと次のステップに進めないので、是非自らが選択した回答をチェックしてみましょう。

 

ちなみに自分がチャレンジした情報工学部門では、選択しなかった5問は全て不正解で、かつ選択した問題でも5問不正解でした。なんとかギリギリ合格ラインはクリアしたのですが、厳しい。。。

以上

日本技術士会の各種セミナーは秀逸だ。

2018年12月02日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 10

はじめに
昨日、東京タワーの向かいにある機械振興開館で開催された日本技術士会の技術士フォーラム2018に参加した。スマート農場に関して官民学の四人の講師による講演があり、予想以上に面白かった。日本技術士会に登録している会員に加えて非会員も参加可能だ。技術士になって嬉しいことの一つは、このようなセミナーが非常に良心的な価格で参加できて、かつその内容が秀逸なことだ。

 

技術士に求められるCPD
技術士法において3義務2責務が定められている。12月に口頭試験を受験する人は今必死に覚えていることだろう。いわゆる信秘公名資の最後の資だ。これは「技術士の資質向上の責務」であり、技術士法第47条の2で「技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るよう努めなければならない。」と定めている。現在は任意だが、今後はこのCPDを資格の更新の条件とすることも検討されている。

 

日本技術士会の各種セミナー
CPDは責務であると同時に権利でもある。技術士の特徴はその分野が幅広いことだ。総合技術監理部門を含めて21の部門がある。自分は、電気・電子部門と経営工学部門と総合技術監理部門に登録しているが、登録している部門以外でも機械部会とか、建築部会、農業部会、化学部会などそれぞれの部門の例会では興味深い講演があり、その参加費も千円とか2千円程度だ。部門が開催する例会以外に、本部が開催するものや、認定グループが開催する例会もある。自分が幹事をしているIT21の会では、今月はドローン関連の講演を2つ、来月は医療ICT関連の講演を2つ行う。しかも、技術士や技術士補でなくても、それを目指している人は参加可能だ。しかも今のところ参加費無料だ。

 

まとめ
技術士会を目指す理由はいろいろあるだろう。そして技術士になると色々なメリットもある。この前もある大学のMBAの受験要項を見ていたら、技術士を含む士業の人は小論文試験を免除するという大学があった。そして、今回のテーマの各種セミナーもそんなメリットの一つではないかと思う。昨日開催されて技術士フォーラム2018についてLuckyOceanのブログ「スマート農業を考える。」で簡単に紹介されている。CPDは日本技術士会に登録する以前のものもカウント可能だ。今から技術士になったつもりでCPDのポイントを貯めておくこともできる。次のURLで興味のあるセミナーがあれば参加してみませんか?
 日本技術士会のCPDエントリー画面:https://www.engineer.or.jp/ippan/dmsw0211.php

以上

 

今、この時期にできること(2019年試験に向けて)

2019年01月24日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

初めて受験する方、これまで受験したことはあるが、不合格となってしまった方、おられると思います。

技術士試験の勉強方法って、特別なことをしなければいけないのでしょうか?
そんなことを考えている受験生もいると思います。

まず大事なことは、当然ですが、過去問を知ることです。

当たり前なのですが、意外とこのことが抜けている人が多数です。
過去問をキッチリ調べ、出題傾向を探りましょう。

毎年繰返し出題されている分野がありませんか?
問題内容や言葉は違っていても、求めている解答は同じではないですか?


このような問題は「必ず」勉強すべき内容なんです。

逆にこれを得意分野にできれば合格率は上がります。

回答方法は論文を書くことによって回答します。
つまり、わかりやすく、起承転結に留意し、現状・課題・問題点・解決策の順に書かなければなりません。
難しく感じる必要はありません。なぜなら過去問を見ると、問題の中で(1)、(2)、(3)と3つの問題を提起してくれ、

それぞれ(1)現状の課題を述べよ、(2)解決策を述べよ、(3)解決策の利点と問題点を述べよ、と順に問うているからです。

問題の順に従って回答すれば、論文の出来上がりです。

他の受験生と差別化を図るために1歩踏み込み、具体例が入っていると更に高得点となりますよ。

書ける問題(得意分野)を増やすことが大切です。

すべての分野を勉強する必要はない。それは時間的、物理的に不可能です。
過去問は出題確率が高いので、効率が良いのです。

私のニュースでは、過去問と解答例、そして出題に関係しそうな国の政策などもご紹介していこうと思います。

専門雑誌、学会誌、白書等でキーワードを選ぶ

2019年03月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

二次試験では、当然に、専門知識を有することが求められます。そのため、試験日まで余裕がある3月~5月には、専門知識をできるだけ蓄えるインプット学習しておくことが重要です。

 

狙われやすい専門用語は、繰り返し出題されているキーワードです。

ですから、過去問をチェックして、頻出用語を選ぶとよいでしょう。

 

新しい用語については、専門雑誌の「特集記事」をチェックのがおすすめです。

特集記事には話題性のある用語が取り上げられるからです。

 

同じ視点で、新聞記事に添えられている用語説明欄にも目を通しておきましょう。

 

これらは、試験問題を作成している人も、注目して読んでいます。

ですから、皆さんもそういった「特集記事」等を注目して読み、どんな問題が「特集記事」から出題されそうかを考えながら読むことをお薦めします。

 

また、学会誌、白書等は国の施策を調査するのに役立ちます。

 

技術士試験は国家試験であり、国が有用な人材と認めた人を技術士として認めます。

言い換えると、国の方針に沿った論文が高評価になります。

つまり、国はどういうことを考えているかを調べるのには、白書類を調べることが一番良いということになります。

 

このように、150個~200個のキーワードを抽出し、自家のキーワード解説シート(キーワード集)を作ることができれば、合格の可能性が高まります。

 

専門知識は、将棋で言うと持ち駒です。

持ち駒は多ければ多いほど、そして、その駒が「歩」よりも「飛車・角・金・銀」のように『質』が高ければ、より有利に論文を書けるようになります。

技術士2次試験 試験と試験後の為のアンテナはり

2019年04月04日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆さん、日経新聞は読んでいますか?

そのなかでESG投資についてご紹介します。

技術士試験にも大きく関わる内容です。

 

これまでエンジニアの行動原理といえば、経済性に優れ、品質の高いものを生み出すこと、とされていました。

しかし、今後は企業に対する投資家の考え方であるESG投資の考え方に沿った行動が求められる可能性が高まります。

実際、関連した項目が技術士試験で出題されており注意が必要です。

 

ESG投資とは、売上高や利益といった財務の分析だけでなく、環境と社会、

企業統治の3分野に対する企業の取組を踏まえて投資先を選ぶ手法を言います。

 

E:Environment

・CO2排出量の削減

・エネルギー使用量の削減

・生物多様性の保護など

 

S:Society

・人権問題への対応

・地域社会との連携と貢献

・労働者の権利、安全性への配慮など

 

G:Governance

・企業コンプライアンスの遵守

・経営の透明性

・譲歩言う開示など

 

このうち、環境における技術的な管理が必要なことは理解しやすいことですが、

社会や企業統治についても技術士試験で出題される頻度が高まっています。

例えば、近年求められている働き型改革に対応して雇用や契約制度の改革などです。

また企業統治については、筆記試験ではなく、口頭試験では毎年出題されています。

例えば性能試験の偽装問題などが最近にもありました。

こうした問題は企業統治の不備によるものであり、

技術士らの貢献によって法令遵守、情報開示を進めること無しには解決が困難です。

「企業のあるべき姿」や「企業の社会的責任」などを考え、技術管理を担う技術士としてどのようなことが求められているのか?

についても考えてみて下さい。

試験勉強にも繋がりますし、試験に合格し、技術士となった後にも必ず役立つ知識となります。

講師になったつもりで業務を語ってみる

2019年04月06日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

人気セミナー講師になったつもりで、業務を語ってみる訓練をするのが有効です。また、教え方がうまいと評判の上司になったつもりで、業務の手順を部下に話してみるイメージトレーニングは役に立ちます。もちろん、すでに技術士になったつもりで振舞います。

 

これは、技術士法第2条の「技術士」の定義から、言えることです。

 

つまり、技術士とは、『科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。』とされています。

 

この「指導」するスキルを磨く訓練になるのです。

 

「わかりやすく説明する」。

これはコミュニケーションに必須のスキルです。そして、技術士試験で試されている能力のひとつです。

 

『技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)』のコミュニケーションには、つぎのように記されています。

 

①業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。

 

②海外における業務に携わる際は、一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え、現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。

 

とくに、①にあるように、技術士は、「口頭でわかりやすく説明」できなければなりません。

 

ですから、業務にかかわることについて、講師になったつもりで、端的に語る訓練というのは、とても効果的なのです。

技術士2次試験_休みを制して技術士へ

2019年04月30日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆さま、こんばんわ。

平成最後の投稿となります。

ただいま、ゴールデンウォーク真っ最中ですが、試験勉強は進んでいるでしょうか?

10連休という方が多いと思いますが、すでに4日間が過ぎています。

当初、ご自身で設けた課題・目標を達成できているでしょうか?

ゴールデンウィークの時間を勉強に費やせない方は、ほとんど合格することはできません。

厳しいようですが、いま一度生活スタイルを見直してください。

さて、今回は2次試験の論文を作成するための心臓部分に言及していきます。

あなたは物事を考えるときに、当然日本語で考えます。

その日本語も自分がいつも使う言葉で物事を考えているはずです。

知らない言葉では、考えることはできないのです。

すなわち、多くの語彙を持ち合わせている方は、多彩な思考を巡らせることができるのです。

簡単に言えば、10,000語を知っている人は、10,000語の言葉を組合わせて考えることが出来ますが、1,000語しか知ら無い人は、1,000語で組み合わさる狭い範囲でしか考えることが出来ません。

これは、資格試験でも同じです。

私が思うに、必要なキーワードの目標は300個としています。

300個のキーワードを学習していれば、幅広い出題に対しても解答を記述できます。

しかし100個以下では、ほとんど解答が記述できません。

例えば、英単語を勉強せずに英文を書こうとするようなものです。

300個というと非常に多いと思うかもしれませんが、試験日まで約90日弱です。

1日に3から4個学習してもらえば達成できない数ではありません。

休みのうちに多くのキーワードを学習して他の受験生よりも合格率をあげて下さい。

技術士2次試験_受験者へ送る言葉

2019年05月29日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆さん、こんにちは。

もうすぐ5月が終わります。

試験当日まで2か月を切っています。

仕上がり具合は、人それぞれでしょうが、

2か月あれば、まだまだ合格まで自分自身を高めることができます。

 

受験生の皆さんへ「雲外蒼天」という言葉を送ります。

困難を乗り越え、努力して克服すれば快い青空が望める、という意味です。

 

部門にもよりますが、技術士試験は非常に困難な試験です。

合格率が一桁という部門もあることから、明らかです。

しかし、受験する方全員が毎日死にもの狂いで勉強しているでしょうか?

少しでも毎日勉強すれば、少しだけ他の受験生よりも上に行けます。

中だるみの時期でもあります。

今まで出来ていたことができなくなる、また、なかなか時間が取れずに焦る、

そんな自分を嫌いになる。

このような感情は、ほぼ全ての受験生が感じます。

私が受験生の時もそうでした。

 

そんな時は、一旦、心と頭を真っ白にして原点に立ち戻りましょう。

 

 

①何のために試験を受けるのか。

②試験日までのスケジュールは何%達成できているのか。

③勉強スタイルは合っているか。

④家族は協力してくれているか。

 

①の何のために試験を受けるのか?というのは、

自信のモチベーションに大きく関わります。

上司が受けろと言ったから、という動機であっても、

合格したらどのような自分になるのか、という所まで想像してみてください。

具体的な待遇は直ぐに変わらないかもしれませんが、

「技術士」と言う資格は、国が認める技術者の最高レベルの資格となります。

必ず、周りからのあなたを見る目が変わります。

④の家族からの協力も非常に大きな項目です。

土日は家族へのサービスをしなければならないという方は多いでしょう。

しかし、あと2か月弱です。休日の数としては、10~12回程度でしょうか。

この時期だけは、数時間勉強する時間を作らせてもらいましょう。

そのかわり、今年合格すると言い切ってしまいましょう。

 

沢山練習した方、適当に勉強した方でどちらが合格しやすいか、は明白です。

 

自信のモチベーションを上げ、家族の協力を得て

あと2か月乗り切りましょう。

技術士2次試験_生活スタイルの変更

2019年06月24日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 10

受験生の皆さん、こんにちは。

 

さて、試験まであと3週間となりました。

試験日は7月15日(月)です。

試験は午前9時~午後5時までの間で行われます。

 

最後の1週間は体調を整え、頭も体もリフレッシュさせるために

ゆっくり、確認作業を行うとすると、無理した勉強をできるのは

残り2週間ということになります。

その2週間の過ごし方も、少し試験日当日を気にしたスケジュールにしてみましょう。

 

普段、受験生の皆さんの中で、平日は各自仕事場で勤務を行い、

それから勉強を行っているという方がほとんどではないでしょうか?

 

人の行動力や発揮される力には、「慣れ」による振れ幅が大きいです。

夜型の人、朝型の人などと言われることがあると思います。

 

いつも夜に頭を回転させることが多い方は、夜に集中しやすく、

逆に朝に集中しやすい人がいます。

 

しかし、試験は人に合わせて受験することができません。

全員決まった時間に、決まった内容の試験を受けます。

試験に自分の生活スタイルを合わせる必要があるのです。

 

睡眠時間も平日と休日で1時間以上差がある人は、

休日後の初日は、頭が働きにくいという研究結果もあります。

 

繰り返しますが、あと3週間です。

試験まで土日はあと6回きます。

試験日当日は、何時に起きる必要がありますか?

あと6回の休日は、試験当日の起床時間に合わせて、

そのまま想定問題を、時間を計って解いてみるという実践型の勉強の方法も有効だと思います。

 

以前、手書きの練習の重要性を書きましたが、

手書きの練習は進んでいるでしょうか?

 

記述速度を上げることも合格のためのスキルです。

しかも、向上可能なスキルです。

このタイミングで向上させない手は無いでしょう。

 

受験生それぞれが、試験当日を如何に明確に想像できるか?

これも技術士には重要な能力だと私は思います。

 

ぜひ、頑張ってください。

迷信になった受験テクニック

2019年07月06日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数(月間): 10

技術士試験は短時間でたくさんの文字を書かなければならない珍しい試験です。今年度からは、必須科目Ⅰの択一式試験が変更になり、600字の原稿用紙3枚の記述式に変わりました。そのため、選択科目Ⅱ、選択科目Ⅲと合わせて、9枚、計5,400文字もの記述が求められます。

 

技術士試験にはさまざまな記述テクニックが伝えられています。

 

例えば、シャーペンは、太い軸のもので、グリップ部分が柔らかいものが良いというテクニック。これは、私もぜひおすすめします。当日、試験が終わると、軽く腱鞘炎になるくらいの手指、手首の疲労があるためです。

 

そのほか、細い軸のシャーペンや、シャカシャカと振ると芯が出るタイプのシャーペンも用意しておくと良いです。これらを持ち帰ることで、ほんのわずかにですが、試験中の気分転換になります。

 

消しゴムは、新しいものを複数、用意する。これもおすすめです。カドを使って、正確に、すばやく消すために、安い投資と思います。

 

タイトルと小見出しは、太芯で書き、目立たせる。選択科目Ⅲには図を入れる。これらもおすすめです。採点基準の「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」に「コミュニケーション」があります。太字や図を上手に使うと、コミュニケーション項目で加点されるためです。

 

一方、迷信や、都市伝説になったテクニックもあります。集中力を高めるために、耳栓を持って行けというもの。これを信じて、私は、耳栓を試験会場に持っていきましたが、はっきりと「使用不可」と言われました。

また、選択科目Ⅱ-1や選択科目Ⅱ-2にも図を入れろという指導が。入れても構わないし、適切な図であれば加点も狙えますが、時間の制約が、より大きくなるというリスクが高まります。

 

図には、色鉛筆を使えと指導する参考書もありますが、これもあまり意味がないでしょう。実際、やってみて有効だったという合格者にあったことがありません。

 

皆さんは、自分に合ったテクニックをみつけて、受験に挑んでください。

技術士二次試験の申込書は、口頭試験で審議される。

2017年03月27日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

技術士の二次試験にチャレンジするかどうかを考えている人へ

すでに十分な準備ができている人も、まだ何の準備もできていない人もいらっしゃるかもしれない。

技術士の二次試験に合格するにはまず何が大事でしょうか? コンセプト的な話と実務的な話をしたい。

1. コンセプト的な話
 技術士試験に限らないけど、試験に合格するには、やはり覚悟と決意が必要です。具体的には次の3つ。

1)合格を強く強くイメージする。
2)合格までのステップを俯瞰的に理解する。
3)正しい学習を適切に遂行する。

1)合格を強く強くイメージする。
 ・試験に合格するには、合格するぞ!という強い決意と覚悟が必要です。
 ・そのためには、合格した時に自分を強くイメージすることです。
 ・なぜ技術士を目指すのか?どうして技術士になりたいのか、技術士になったら
  どうしたいのか?そのようなことを何度も何度も自分自身と反芻しよう。
 ・また、合格したら自分にご褒美を与えるという約束を自分とするのも有効です。
  私は、新しいスマホに機種変更するとか、AppleWatchを購入するとか、新しい
  MacBookを購入するとかを決めました。
2)合格までのステップを俯瞰的に理解する。
 ・申し込み提出、筆記試験の受験、口頭試験の受験の三段階があります。
 ・そして、申込書に記載する経歴書と小論文は口頭試験の時に問われます。
 ・したがって、申込書を作成するときには、口頭試験をイメージすることが求められます。
 ・技術士試験は4月に申し込みを提出して、3月に合格発表があります。
 ・したがって、申し込みから合格までの道のりを俯瞰的に理解することがとても大切です。
3)正しい学習を適切に遂行する。
 ・敵を知り己を知れば百戦危うからずとは有名な孫氏の言葉ですが、技術士試験にもそのまま当てはまります。
 ・特に、筆記試験の選択問題は、過去問題を丁寧に勉強すれば合格レベルをクリアできます。
 ・筆記試験の記述問題もやはり傾向があります。勉強法もあります。
 ・正しい勉強法を自分なりにイメージして、それを着実に実施することが合格への王道です。

 

2. 実務的な話
 技術士は資質を問う試験です。したがって、資質を高めることが本質的な問題です。
 しかし、試験なのでやはりコツがあります。
 そのようなコツを抑えることができれば合格の可能性は高まります。

1)申込書作成のコツ
2)筆記試験のコツ
3)口頭試験のコツ

1)申込書作成のコツ
 ・注意すべきは経歴と小論文です。
 ・経歴の目的は、技術士に相応しい人物であることを試験官に理解してもらうこと。
 ・そして小論文の目的は、技術士に相応しい問題解決能力を有することを試験官に
  理解してもらうこと。
 ・いずれも、読み手である試験官に理解してもらうことが目的です。
 ・しかし、試験官が理解するかどうかを申込書が判断することは難しい。
 ・したがって、申込書を書いたら必ず第三者に見てもらうことが必要なのです。
  特に、小論文は業務報告書になりがちです。
 ・そうではなく、課題を示し、解決策(複数)を示し、最適と考える理由と根拠を
   示し、最後の解決の効果を示す。そのようなプロセスを示し、試験官が理解でき
  るように配慮することがとても重要です。
2)筆記試験のコツ
 ・総合技術監理部門以外では、選択式問題と記述式問題のそれぞれで合格点を取得する
  必要があります。総合技術監理部門は合計点なので選択式問題で点数を稼ぐことが
  とても重要です。
 ・選択問題の勉強法としては、やはり日本技術士会に掲載されている年度分の受験部門の
  問題をすべてトライして、全問正解できるようにすることです。
 ・私の場合は、すべての問題をコピーして、A5のルーズリーフに貼り付けて、その裏に
  正解を手書きしました。そして、正解のものと不正解のものを仕分ける作業をします。
 ・何度やっても正解できないものはそもそも内容を理解していないものなので、周辺知識
  を含めて、勉強したことをそのA5のルーズリーフの裏に追記して、また不正解の問題にトライする。
 ・通常は4−5回も不正解すると大体正解に到着するが、どうしても、何度やっても正解に
  たどり着かない問題が10件程度あります。もうこれはあきらめて丸暗記しました。
 ・過去問題が再度出題される可能性がありますが、私の場合、丸暗記したものも1−2個あり
  ました。
 ・次に、記述式問題です。これはもう技術ノートを作ることを強く勧めます。
 ・私の場合には、900文字程度の情報量を含む技術ノート(A4)をパワポで100枚作成しました。
 ・そして、その技術ノートを見ながら、600字詰めの原稿用紙に技術的特徴と課題、対策などを
  まとめるようにしました。
 ・600字の原稿をまとめる中で気付いた技術ノートの過不足感に基づいて技術ノートを更新します。
 ・大体3回ぐらい技術ノートを更新すると、まあまあ使えるレベルに達します。
 ・原稿用紙1枚問題で記載のコツをつかんだら、2枚もの、3枚ものはその倍数対応なので楽です。
3)口頭試験のコツ
 ・これはもう想定問題の用意と模擬練習につきます。
 ・口頭試験で問われる内容は、総合技術監理部門を除けば、ほぼ定例化しているので、しっかりと
  想定問答を用意し、その内容をスマホ等で録音して、何度も何度も再生します。
 ・自分が答えた内容を再生すると、自分の回答のいけていない点に気付きます。そのように感じた
  点を中心に何度か想定問答を改定し、また録音して再生して、自己反省する。
 ・そのようなことを3回ぐらいローテーションするとほぼ合格レベルに達します。
 ・そして、大切なことは必ず第三者に模擬面談をお願いすることです。自分だけでは気づきにも
  限界があります。上司でも、同僚でも、奥さんでも、誰でも結構です。
 ・是非第三者に客観的に評価してもらって、それを反省材料としてください。

来年の3月に桜が咲くように、今から頑張りましょう。

平成28年度の口頭試験が終了~来年度対策を始めましょう!

2017年01月22日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

平成28年度の口頭試験も終了した模様です。

口頭試験に臨んだ方はお疲れさまでした。3月の合格を祈念しております。

 

口頭試験を受験した方の受験記録を確認すると、最近は業務詳細(720字)の「説明」を求める機会が減ってきているようです。

以前だと「業務詳細の内容を3分程度で説明してください」から口頭試験が本格的にスタートすることが多かったのですが、最近は

・試験官は業務詳細をしっかり読み込んで臨んでいる

・受験者はしっかりとした業務詳細を作成している

・時間的にロスしてしまい受験者に不利になる

以上の理由が原因かわかりませんが、質問だけで業務詳細が終わっているようです。

代わりに、その他の経歴を細かく確認し評価しているようです。

この傾向は平成29年度にも続くと思われます。

よって平成29年度対策としては

・業務詳細をしっかり練りあげて完璧なものにする。

・業務詳細以外の経歴もしっかり熟考する。

が必要と考えられます。

受験生にとって4月の時点ではなかなか本腰の人は少ないですが、この出願対策を怠ると口頭試験で泣くことになります。

「昨年、自分で作成したから大丈夫」

「筆記試験が合格してから考える」

では手遅れになります。

来年の3月に栄光を手に入れたいのなら、今すぐに行動することをお勧めします。

2021年09月 2021年11月
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