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一次試験の適性科目に取り組む

2018年09月01日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

この文章は、もちろん一次試験の受験生に対して書いています。

同時に、二次試験の筆記試験を受けたあと、口頭試験をむかえる受験生に対しても書いています。

そればかりか、総合技術監理部門の受験生に対しても書いています。

 

適性科目は、技術士試験において、二次試験の口頭試験でも、総監の試験でも、共通して問われる内容になっています。

たとえば、適性科目では、毎年、技術士法の第4章の「技術士の義務」から、いわゆる「3義務2責務」に関する出題がなされます。

 

つまり、
・第44条の「信用失墜行為の禁止」
・第45条の「秘密保持義務」
・第45条の2の「公益確保の責務」
・第46条の「名称表示の場合の義務」
・第47条の2の「資質向上の責務」
について、問われます。

 

そして、この3義務2責務は、二次試験の口頭試験で問われる項目でもあります。
たとえば、つぎのような質問が、採点官からされます。

 

Q.技術士の3義務2責務を言ってください。


Q.信用失墜行為とは、たとえばどのような行為ですか。


Q.秘密保持義務違反をした場合、どのような罰則がありますか。


Q.公益確保の「公益」とは何ですか。


Q.資質向上にかかわるCPDについて説明してください。

 

これらの問いかけは、適性科目の過去問をよく見直しておくと、難なく答えられます。

 

また、総監の試験では、適性科目で取り扱われる「品質・コスト・納期」「労働関連法」「情報セキュリティ」「データ改ざん」「製造物責任法」「知的財産法」「国際規格」「リスクマネジメント」「技術関係の時事問題」のすべてが関連します。

 

ですから、一次試験の受験生は、適性科目を丁寧に勉強してください。


また、口頭試験や総監試験の受験生は、いまいちど過去の適性試験を見直してみてください。

口頭試験秒読みですね!口頭試験の1週間前までにやるべきこと!

2017年11月19日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

最後の頑張り
技術士の筆記試験(二次試験)で合格した人は、技術士の登録まであと少しです。過去の実績では分野に
よっても異なるが口頭試験に概ね9割程度は合格している。しかし、これは逆に言えば1割は不合格に
なっているということだ。その1割に入らないためにはどうするか!と考えるか、合格の5割に入るには
どうするか!を考えるか、それとも合格の上位に入るか!と考えるかによって、学習の戦略は異なる。
 

不合格の1割に入らないための戦略
筆記試験の記述問題の評価がA/Aではなく、A/BやB/Aの方は要注意だ。特に、口頭試験では、課題解決
能力を問う問題IIIも口頭試験の試験官の面接材料として配布される。したがって、なぜ評価がBだったのか
をしっかりと反省する必要がある。技術士の資質として、「フォローする」という能力が問われている。
このため、口頭試験でのツッコミは必然的に厳しくなることを覚悟すべきだ。これに対応するには、入念
な準備をするしかない。


合格の5割に入るための戦略
要は合格者の平均像を目指すということだ。技術士のセミナーやこのAXS技術士システムの先生が指摘する
ことを真面目にきちんとマスターすることだ。現在のパターンは25年度から5年目なので、口頭試験の
傾向と対策も多くの先生が指摘する通りだ。オーソドックスな質問を50問程度は用意して、それへの回答を
用意すること。模擬面接を最低でも3回程度は実施して、想定問答の見直しをすること。忙しい日常の中で
も、時間を捻出して、頑張れば、合格の5割には入れるだろう。


合格の上位に入るための戦略
記述問題がA/Aの人は、単に合格するだけではなく、今後の後輩の規範になるような受験姿勢と受験勉強を
しっかりとしてほしい。想定問題も100個程度は用意し、模擬面接も4-5回を目指そう。もしくは、用意した
想定問答をスマホに録音して、隙間時間に何度も何度も繰り返し聴きましょう。何度も自分の問答の様子を
聞いていると、ちょっと流れが悪いなあとか、冗長だなあとか、説明がロジカルではないなあとか気づく
ことがある。ぜひ、自分自身で一人ツッコミをして、問答内容をブラッシュアップしてほしい。また、
次のようなプレゼンスキルを試してほしい。


 1) 人の評価は最初の3つの印象でほぼ決まる
  技術士にふさわしいと試験官に感じてもらえることが重要。身なりや行動、最初の挨拶。
  受験番号や名前を述べるときが最初の勝負。試験官の方を向いて、相手の視線を感じながら
  ゆっくりと明瞭に落ち着いて受験番号と名前を伝えましょう。人物評価は、最初の印象と
  二回目の印象と、三回目の印象でほぼ決まるという。つまり、口頭試験前の書類による印象
  入室時の見た印象と、次の受験者が話す声の印象であなたの印象=評価はほぼ決まるのです。


 2)口頭試験は加点主義
  口頭試験の試験官は、筆記試験であなたの答案を見て合格と判断してくれた人です。つまり、あなたを
  合格させようとしている。その期待のそう努力をすることは当然の責務です。しかし、本番の口頭試験
  では、回答に困るような質問や、回答しにくい質問、質問の意味がよくわからない質問がある。
  そのような時にはどうすべきでしょうか?適当に答えるのはダメです。時間の無駄だけではなく、試験官
  の印象まで悪くなる。必ず質問の主旨を再確認して、相手の意図に合うように回答しましょう。
  また、本当に知らないことは「すいません。その点は不勉強でよくわかりません。」「うまく説明でき
  ません。この後しっかり調べて勉強します。」などと潔く降参して次の質問をお願いしましょう。


 3)試験官との論争は禁物
  優秀な受験者ほど、自分の知見や意見に自信を持っていることが多い。試験官が理不尽なことを言うこと
  もないとは言えない。そのような時に論争するのは厳禁です。これは座談会ではないし、議論の場でも
  ない。あなたは評価されている立場です。「へりくだる」必要はないし、自分の意見を曲げる必要もない
  が試験官に対する攻撃は最低です。そのような場合にも、「そのような見方があるのですね。勉強になり
  ました。」とか、「この件は議論の余地がないと考えていましたが、そのような解決法もあると気づく
  ことができました。ご指摘ありがとうございます。」など、要は相手の立場を理解し、試験官の意見を
  尊重
する姿勢を崩さないことが肝要です。


 4)PREP
  プレゼンテーションのスキルの一つにPREP法がある。このPREP法とはPoint、Reason、Example、
  Pointの4文字のイニシャルだ。つまり、まず結論を述べ、その理由を述べ、その例を示し、最後に
  結論をもう一度述べる。これと真逆なのは、背景→条件→考慮事項→理由→(最後に)結論。公務員が
  陥りやすいパターンだ。口頭試験では時間の制限がある。PREP法でまず結論を述べたら、試験官の顔を
  見て、「理由を詳しく説明した方がいいですか?」「この内容で詳しく説明してよろしいでしょうか?」
  とか聞いてから次に進むのがお勧めだ。試験官によっては、PREPの最初のPで「次の質問に移ります」
  と言ってくれることがある。その場合にはPREPの最初のPだけで回答になっているので、貴重な時間の
  節約以上に加点を繰り返せるという効果がある。


 5)イメージとロジックで人は納得する
  人は物事をイメージして、ロジックを理解できたときに納得する。これは人間の脳が左脳と右脳に
  分かれていることに起因する。これは、口頭試験の特に小論文(詳細業務)の説明のときに意識すべき
  だ。つまり、例えば「橋梁」の改善を説明するなら、どんな橋かを試験官にイメージしてもらうことが
  先決だ。幅員10mの橋なのか、100mの橋か、それとももっと巨大な橋なのか。どんな橋なのかの
  イメージがずれていたらこれは悲劇だ。何を説明しても質疑が食い違ってしまう。手振りをまじえなが
  試験官との間で同じイメージを共有できたら、次は冷静に端的にロジックを説明する。課題は3点です。
  目的はこれです。解決策は3つありますが、私はA案が最適と判断した。その理由は3つあります。この
  ようにマジックナンバー(=3)をうまく活用しながら説明すると、人は納得した気になるものです。


 6)沈黙を恐れない
  口頭試験で最悪なのは試験官の質問に対して回答できずに無言の時間が続くことだ。これは時間の無駄
  だけではなく、印象も悪くなるので最低の対応だ。分からなければ、「すいません。勉強不足です。
  また、勉強します。」等でなんとか切り抜けよう。口頭試験は加点主義なので、わからないことを
  わからないと回答しても何も減点されません。場合によっては潔ぎ良い態度として好感される可能性
  さえある。そのような受動的な沈黙は避ける必要があるが、能動的な沈黙(=間)を使えれば、プレゼンの
  上級者だ
。つまり、試験官の質問に対して、先のPREPの最初のPを説明する。そのあと、わずか1秒の
  沈黙、つまり間をおく。そして、その1秒間の試験官の反応を見極めて、PREPの理由に続くのか、
  それとも、先に行ったように「続けてよろしいでしょうか?」と試験官とキャッチボールをするのか、
  その後のプレゼンを微妙に起動修正させる。大切なことは話すことではなく、理解してもらうことだ。
  そのためには、間をおくことがとても有効だ。


口頭試験の目的は合格することだ。そのためには、不合格の1割に入らないという戦略でも、合格者の5割、
つまり平均的な合格者の戦略でもいいと思う。しかし、本当に合格して、技術士として活躍したいと考えるの
であれば、合格の上位者を目指して欲しいと思う。技術士試験に合格するのはゴールではなく、スタートだ。
技術士として活躍するには、物を書いたり、講演で話をしたり、経営者の相談に乗ったりすることがある。
そのようなことに対応できる能力を有するのかどうかを試されているのが試験だが、同時にそのような能力を
伸ばすチャンスでもある。単に合格するのではなく、上位者での合格を是非目指して欲しい。


サッカーに例えて言えば、1点差で勝利するのではなく、2点差で勝利を確実にするのではなく、3点差を
つけて、圧倒的な勝利を目指して欲しいと思います。そうすることで、相手に1点を取られても、2点を
取られても、勝利=合格できると確信します。


最後の一踏ん張りです。頑張ってください。

以上

口頭試験を控えた受験生へのエール

2016年11月16日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

無事に二次試験の筆記試験に合格し、口頭試験を控えている皆様へ

 

 口頭試験は、どんな雰囲気なんだろう?何を聞かれるのだろう?

 

 そんなことが心配なあなたのために、私の体験メモと受験生へのアドバイスを
私のコーナーにアップしましたので、良ければ参考にしてください。

 URL  http://gizyutushi.com/system/index.php?cont=udetail&id=626 

 

 また、残り少ない時間を有効に活用するには、やはり次の3点を徹底的に
行うことが王道です。

1)口頭試験で想定される質問を100個ぐらい考える。
  どうしても思いつかないという方、相談して頂ければ、よくある質問や、
 昨年作成した想定問答でアドバイスさせていただきます。

 

2)想定質問への回答を録音して、繰り返す聞く。
  聞かれた時に答えるつもりでスマホに向かって説明する。もしくは、
 書面で回答を作成して、それを録音する。何度も繰り返してその録音
 内容を聞くことで記憶を定着するととものに内容をブラッシュアップ
 しましょう。

 

3)模擬面談をしよう。同僚の人でも、家族でも、頼める人に1)の想定 
 質問を渡して、なんでもいいから聞いてもらう。予想外の質問に答える
 中で、自分が欠けている点に気付き、2)の不足点を加筆したり、
 しっくりしない点を改善して、再度録音して繰り返し聴きましょう。

 この1)から3)を繰り返し行うことでどんな質問が来ても落ち着いて
応答できるようになります。

 

 口頭試験の面接官は、筆記試験であなたを合格にしてくれた方です。
基本、合格させようと期待を掛けてくれています。自らの経歴や職務を
見直し、あなたのことをよく知らない人にあなたの素顔を理解してもら
いましょう。

 完璧な準備をしたという自信が口頭試験での武器になります。

 グッドラック!

どうする論文対策(練習方法その9)

2017年02月19日 作成 / 執筆:技術士試験免許皆伝講師

一般問題で検討すべき課題を挙げろ。との設問があります。これは、課題を挙げること、なぜ課題としてあげるのか、その理由を説明する必要があります。箇条書きで課題を羅列してもかまいません。その場合は、箇条書きの前に理由を記述します。項目を作って記述する場合は項目の中で理由を説明します。

問題とはなにかといえば、「現状とあるべき姿とのギャップ」です。つまり、課題(問題)は現状とあるべき姿の両方が分かっていなければ、何が問題なのか分かりません。課題(問題)を挙げるためには現状とあるべき姿を整理して考えてから記述します。

考えることは整理することです。この整理が不十分だと論旨がよく分からない論文になってしまいます。まだ、本番まで時間があります。考える・整理することに時間をかけてから論文を記述する練習をしましょう。

 

業務経歴票における業務詳細の内容を記述する時のちょっと危険なテクニック

2017年03月22日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

技術士第二次試験受験申込書として業務経歴票を4月末までに提出しなくては受験ができません。

この業務経歴票には「業務内容の詳細」欄に720文字以内で業務の詳細を記入する必要があります。

このサイトをご覧になっているということは、この「業務内容の詳細」の重要性は既にご存知かと思います。

一言で言えば、業務内容の詳細(業務経歴票)は「口頭試験時の資料」として使用されます。

添削を繰り返し、完璧に近い状態まで仕上げておかないと口頭試験時に泣くことになります。

 

口答試験本番、口頭試験官はこの業務内容の詳細を見ながら色々と質問してきます。

実際はこちらが一番アピールしたい部分を答えることができず時間切れで終わってしまうこともあります。

時には予想できない変化球の質問に頭が真っ白になり、無言の時間を過ごすこともあります。

口頭試験官の質問内容をコントロールできたらな~と誰もが思ってしまいます。

 

そこで今回紹介するテクニックの出番です。

業務詳細の内容で自分が一番アピールしたい部分を「わざと曖昧(ぼんやりした表現)」で記述します。

すると口頭試験官はその部分を理解したいために必ず質問してきます。

口頭試験官の質問内容を誘導することができるのです。

これでこちらが一番アピールしたい部分を事前に準備しておいた満点以上の回答で答えることができ、大きく評価を上げることができます。

予想できない変化球の質問にドキドキする機会も減ることになり、自分優位に進める時間が増えることになります。

 

これだけ聞くと「すごい裏技だ」と思うかもしれませんが、実はかなり危険なテクニックです。

口頭試験官によっては

「なんだ、こいつはまともな文章が書けんのか」

「大事なことが書かれていなくて理解できん」

と口頭試験が始まる前から評価を落しかねません。

口頭試験官も人間です。

時と場合によっては諸刃の剣になるテクニックです。

初受験の人はかなりの勇気が必要かもしれません。

2つ目の受験時まで試さないほうが無難かもしれませんね。

このテクニックを使用する場合は最寄りの技術士等とよく相談することをお勧めいたします。

 

 

技術士二次試験に向けて脳を活発に!食事管理で毎日がかわる

2017年04月11日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

技術士二次試験の勉強、はかどっていますか?脳を活発に活動することが効果的な学習のカギです。そして、脳を活発に活動させるためには食事管理が大切です。

「仕事おわりに技術士試験に向けて勉強をしよう」周りの社員や上司からの期待を受けていることもおおく、試験合格のプレッシャーが強くありますよね。そのため、一生懸命に勉強しようという方は多いのですが、「やる気がうまく出なくて困ってしまう」という罪悪感に悩まされている人もいます。やる気が出ない原因は、ひょっとすると食事管理にあるかもしれませんよ。

「やる気が出ている状態」とは脳が活発に動いている状態のことをいいます。意欲的に何かチャレンジをしてみようとか、ちょっとした逆境に負けづらい状態です。脳にちょうどよいエネルギーが送られていると、この状態をつくりあげることができます。

具体的に考えてみましょう。脳が活発に動くためには血糖が十分に蓄えられている必要があります。血糖が多すぎると消化することにエネルギーを使ってしまいますし、少なすぎても栄養不足でよくありません。ちょうどよいエネルギー状態にするために「腹八分目」の状態をキープしておくことが大切です。

「仕事で疲れているのに、ご飯を軽くすませるなんてできないよ」

そう思うのは当然です。食事をたべるガマンができない場合は運動を取り入れてみましょう。散歩するていどの簡単な運動でかまいません。運動をする時間をとることが難しい場合は日常に運動を取り入れてみましょう。たとえば、外を歩くときにファッションショーのようにまっすぐな線を踏むように歩いてみる、体中の筋肉を意識的に動かしながら歩いてみるといったことでもカロリーを消費するための運動としてはちょうどよいです。

食事と運動のバランスを調節して、脳が活発になるように工夫してみましょう。食事で摂取するエネルギーを管理するだけでも十分に学習の効率化ができますよ。
 

学習を継続するには、勉強する時間と場所を習慣化することが効果的です。

2017年04月21日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

すでに二次試験の申込書をした方
もしくは、これからする方

二次試験は、選択問題と記述問題です。選択問題は過去問をしっかりとマスターしましょう。
そして、記述問題は100個程度の技術ノートを作成して、それをネタに600字にまとめる
練習を繰り返ししましょう。さらにはそれをスマホに録音して繰り返しヒアリング練習しま
しょう。

 

それが合格への王道です。

 

でもそのための勉強時間と勉強場所は決まっていますか?

今日は忙しいから明日から始める。今週は忙しいから来週から始める。そういう考え方は
この場で捨てましょう。

 

やるなら今でしょう!(笑)

 

自宅で勉強する環境を持っている人や会社で勉強する環境を持っている人はいいですが、
そうでない人も多いと思います。自宅に帰ったら家族との団欒(?)、会社は仕事で振り回
される。とても勉強はできない。

そういう時には、自宅と会社以外の第三の居場所を作りましょう。私のお気に入りは
スタバですが、ファミレスでもいいし、ファーストフード店でもいいし、図書館でもいい。
どこでも良いので、多少雑音があっても良いので、自分のペースで勉強に集中出来る
第三の場所を確保しましょう。

 

例えば、私は朝方だったので、普段は7時に起きて8時に自宅を出てたが、5時半に
起きて、朝食取らずに5時45分に自宅を出て、会社近くのファミレスがオープンする
6時15分から6時30分でモーニングをいただき、6時30分から8時30分までの2時間を
びっちり勉強した。これを基本月金でやると週に10時間の勉強が出来る。

 

夜は、最寄り駅から自宅にまっすぐ帰らずに、モスバーガーによってポテトのみを注文して
(飲み物は水で我慢)できれば1時間から2時間勉強してから帰宅した。勉強時間が固定では
ないのは、遅くとも自宅には10時までに帰ることを優先したためだ。遅くなると、翌朝
5時半に起きるのが辛いので、帰ったら、お風呂に入って、ビール飲んで、少しテレビとか
見て早々に寝ました。

 

あとは、スマホに吹き込んだ音声をいつもいつも聞いていました。何度も何度も聞いていると
やはり覚えてしまうものです。しかも、ここはいまいちだなあとか、ここは論理が飛躍して
いるなあとか批評家の顔が出てきます。そこで気づいたことを技術ノートに反映させることで
技術ノートはどんどん熟れてきました。

 

ぜひ、自分のペースでじっくりと勉強できる場所と時間を確保し、それを習慣化してください。

 

習慣化されると勉強するためのパワーが少なくて済むので、その分学習がはかどります。

頑張ってください。

以上

択一試験対策の時間確保は?時間の使い方を間違っていませんか?

2017年04月27日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

受験申込書も提出し、そろそろ本格的に勉強しようと考えているころでしょう。

残り2ヶ月半程度しかありません。

本気で取り組まないと、また来年となってしまいます。

気合を入れて頑張りましょう。

 

「択一問題はどうやって勉強すればいいですか?」

と聞かれることがありますが、基本は過去問だと思います。

気をつけてほしいことは、その勉強する時間確保です。

「休日、朝から晩までみっちり択一の過去問解きました」

という受験生がおりますが、その時間の使い方は非常にもったいないです。

 

社会人で仕事しながら時間を確保するには、工夫が必要です。

●時間があるときは論文対策

●択一対策はスキマ(隙間)時間を使って、コツコツ毎日やる

個人差はもちろんありますが、このように時間を有効活用することをお勧めします。

 

択一問題を1問解くのに5分程度あれば、だいたいの問題はこなせます。

では、その5分程度の時間を確保するのは難しいことですか?

そんなことはないと思います。

自分の1日の行動でこの5分程度のスキマ時間を確保できるタイミングは何度もあるはずです。

・朝起きて5分

・通勤時に5分

・会社について5分

・昼休み5分

・会社から帰宅前5分

・寝る前5分

考えれば、いくらでもスキマ時間の確保は可能です。

どんなに仕事が忙しくても可能な時間はあるはずです。

 

このスキマ時間にぱっと見れる参考資料(過去問)を準備することも必要です。

・紙で小さくまとめ、持ち運び可能な参考資料

・携帯、スマホで見れる環境設備

・録音したものを運転中に耳で聞く方法

 

合格者は色々工夫しながら勉強しています。

自分に合った勉強方法でぜひ合格を勝ち取ってください。

 

技術士二次試験の日程が近いときに、緊張をほぐすタッピング

2017年06月27日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

「技術士二次試験が近づいてきた……緊張が高まって夜も眠れない!」と精神的に追い込まれていませんか?1日15分でタッピングをすれば、精神的にラクになり、心がホッと軽くなります。

「タッピング」とは、名前のとおり、タッチすることを繰り返す動作のことを言います。家族や友人、恋人と15分ずつ体を「ぽんぽんっ」と軽快な鼓動に似たリズムで叩きつづける動作です。単純で誰にでもできるタッピングですが、心理療法の世界でその効果に注目が集まっています。タッピングを15分続けるだけでセロトニンの分泌が適切に行われるようになり、心がリラックスすることがわかっています。

セロトニンとは脳が分泌するリラックス効果がある成分です。セロトニンを聞いたことがない人でも、セロトニンと並んで三大神経伝達物質とされる「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」などであれば耳にしたことはあるでしょう。セロトニンが適切に分泌されないと、うつ病になることもあるほど。精神的なバランスを維持するためには大切な分泌物がセロトニンです。うつ病を治療する場合、投薬によってセロトニンの分泌を促しますが、タッピングが注目されているのは2人でタッチし合うだけで簡単に効果が得られるところ。ある調査結果によると、遺伝性の神経系の障害がある人でも、タッピングにより感情が豊かになり、幸福感に満たされるとわかっています。

ですが、誰かにタッピングをお願いするのが大変だという場合もあるでしょう。その場合は一人でタッピングをするだけでも、セロトニン分泌の効果があるとされています。もともと、ほ乳類は仲間同士で毛づくろいをしたり、互いに体をふれあったりすることで精神の安定を維持してきたと考えることもできます。そう考えると、わずかなボディータッチも敬遠される現代社会にうつ病が増えているというのも納得ができるでしょう。試験の日程が近づいて精神的に落ち着かないとき、15分間でいいのでタッピングを試してみましょう。心が安定してきて万全な精神状態で試験に挑めるようになります。

もう一つの受験対策 ~身の回りの準備も忘れずに!~

2017年07月04日 作成 / 執筆:タートル講師

今回は、論文を書く・問題を解くと言った試験そのものに関する準備以外で、受験直前~当日にしておくべき様々なことを書きたいと思います。

ロジスティクス的なことをしっかりしておくことで、試験そのものに集中することができます。

 

1.受験票を準備しておく

 受験票は手元にありますか?

 当日持っていくのを忘れることは無いと思いますが、前日の夜中や当日の朝に準備をしようと思っていて、「あれ、見つからない!」となったら一大事です。

 この記事を見終わったら、受験票がどこにあるのか必ず確認しておきましょう。

 

2.試験会場までの経路を確認しておく

 技術士試験に限らず、試験開始直前になって大慌てで入室する受験生が必ずいるものです。

 息は乱れて大汗をかいて、すぐには集中できないでしょう。周りの受験生に対しても迷惑です。

 そうならないように、自宅から受験会場までの交通経路は必ず確認しておきましょう。Googleマップ等を使えば、自宅から受験会場までの交通経路を検索することができます。また乗換え等が複雑な経路の場合には、何番出口を使えばよいのか等も事前に調べておきましょう。大きな駅で出口を間違ったら、見当違いの方向に行ってしまうこともあります。

 

3.筆記用具を準備しておく

 シャープペンシルは最低でも2本準備しておきましょう。1本だけ準備していて壊れたらおしまいです。シャープペンシルの芯も十分に準備していますか?芯がなければ単なる棒です。
鉛筆も何本か持っておいた方が良いでしょう。消しゴムも最低2つは準備しておきましょう。

 

4.身の回り品を準備しておく

 会場によっては、エアコンの効きが悪い、あるいは効き過ぎて寒いということもあり得ます。これは行ってみなければわかりません。汗をぬぐうタオル、体を冷やす冷却剤、寒いときに羽織ることができる長袖シャツなどを準備しておきましょう。

 また、文字を書き過ぎて、後半戦は指が痛くなるかもしれません。バンドエイドのような絆創膏を持っているといざと言う時に役立ちます。

 

5.昼食を準備しておく

 昼休みは短いですから昼食を食べに行く余裕はありません。最寄りのコンビニは、食べ物が売り切れる可能性があります。

 自宅から昼食を持参するか、自宅近くで昼食を仕入れてから会場に向かいましょう。

技術士2次試験口頭試験の臨機応変力を高めるトンデモ学習法その弐

2017年08月13日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士二次試験の口頭試験では、どのような質問でも、その場で答えを見つけて、口頭で回答しなければなりません。これは、事前の予行演習などを行うなどの対策は当然ですが、それでもなお、その時に想定できなかったような質問が飛んできてしてしまい、パニックになってしまうという状況に陥ってしまうこともあり得ます。

 

こうした状況でも冷静さを保って、どのような状況であっても、その時に自分の知識の中から最も近いと思われる最適解を探し出す必要があります。

それを達成できるためには、臨機応変力を高める必要があります。

 

トンデモ学習法その弐「英語で話す」

主に日本国内にいると、必要性がなければ英語で会話をするということはあまりありません。日本人のほとんどが英語を学んでおり、読み書きや簡単な会話を学校で学んでいます。

しかし、日常会話ができるという人を見かけることはあまりありません。これは日本人同士の中にいると英語で話す必要性がないからです。

何か外国人が集まるような場所に行って、英語で話す機会をもってみましょう。

東南アジアやフィリピンなど英語が分かる国の人と話す場合でも同じです。

 

これの効果としては、過去に学んだことをいかに瞬時に引っ張り出すかということになります。

脳の構成として、過去に学んだことを思い出すことで、身に着けた知識を話したり、再度思い出しやすくするということです。

会話は台本通りにはいきません。さらに相手は日本語を理解できていませんので、英語でしか意思疎通ができません。

こうした状況に自分を追い込んで、学校で学習した英語を思い出し、コミュニケーションの道具とすることで、その場で相手の表情を見ながら、自分の伝えたい内容を話すということも臨機応変力を磨く手段の一つとなるでしょう。

 

一見すると、技術士試験とは全く関係のないことでも、臨機応変力を高める訓練となることが言えます。

これを身に着けることで、予想ができないことばかりの人生もうまく乗り切っていくことができるでしょう。

技術士2次試験口頭試験の臨機応変力を高めるトンデモ学習法まとめ

2017年08月14日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

ここまで、技術士2次試験の口頭試験での臨機応変な対応を迫られた場合に、冷静な判断をするにどのような鍛え方があるのかを書いてきました。

それらの内容から、口頭試験にはどのようなものが必要なのかを改めて振り返ってみます。

 

事前に模範解答などを確認する

口頭試験対策として、模範解答を確認することは常識です。こういう質問に対して、どのように回答をするのかを細かく想定してから試験に臨むことは、他の資格試験にとっても同じです。

ただし、本番の試験では、どのような質問が飛んでくるのかがわかりません。これが分かっていれば、試験ではないということは言うまでもありません。

 

今の自分を客観的に見る

ここからがトンデモ学習法で解説した部分です。どのような試験でもそうですが、どれだけ勉強をして試験に臨んでも、自分のやっていなかった部分が多く出たり、想定以外の質問があった場合でも、自分は今までやってきたこと以上の実力を発揮することはできないということを認識する必要があります。

こうした部分から、気持ちの余裕をもって、実力を十分に発揮し、それでも不合格であった場合、それは現在の自分にとってまだ合格の域に達していないという覚悟を持つことが必要です。

 

試験に協力してくれた人のことは考えない

技術士は一人で取る資格ではありません。指導する技術士や二次試験の模擬面接に関わった人など、他の試験と比較して、一人でこつこつと行うというより、周りの協力をもって試験に臨みます。

人によっては不合格であれば、こうした人たちに顔向けができないと考える人もいるのではないかと思います。

しかし、こうしたことを考え出すと、試験本番でのプレッシャーがかかり、実力を十分には発揮することができません。

試験を受ける → 不合格であっても、その時の実力が足りなかった

と単純化して考えましょう。他の人のことを考えると、いろいろなことを考えてしまいます。

合格した後に感謝の言葉を伝えましょう。

 

技術士試験は難関である故に様々なプレッシャーを感じる人も多いでしょう。

それを乗り越えてこその技術士です。

技術士二次試験の対策ができない?時間の無駄遣いを止める方法

2017年08月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

「勉強しなきゃいけないんだけど、関係ないことをして時間を無駄にしている」と感じたことはありませんか?ひょっとしたら、時間の無駄遣いをしていることに気づくことなく「時間がない!」と焦っているかもしれませんね。勉強の妨害をしているものの正体は「習慣」です。

技術士試験に向けて学習を進めようとしているけど、思いついてもすぐ行動できず、自分のことがだらしないと思った経験は誰にでもあるでしょう。例えば、仕事が終わって家に帰ってくるとテレビをつけてしまったり、疲れたから横になって気づいたら寝ていたり、失敗は誰にでもあるものです。一度や二度ある程度であれば問題はありませんが、繰り返し同じことをしてしまう場合は「失敗」という言葉で片付けられません。それは「習慣」になっているからです。

私たちの生活はほとんど、無意識の行動によって支えられています。心理学者スタノビッチとウェストは人間が無意識の行動「システム1」と意識的な行動「システム2」によって選択を行っているという研究結果を発表しました。例えば、最寄り駅から自宅まで向かっている途中、何も考えていなかったのに気づけば家に着いていた経験をしたことは誰もがあるでしょう。システム1は脳にかかる負荷を軽減するために、ルーティン作業を無意識に行っています。新しいことや考えて判断をする場面ではシステム2が使われており、脳に負荷がかかっています。

つまり「家に着いてすぐ勉強を始めず、テレビをつける」という行動を繰り返している場合は、脳が帰宅後の行動をシステム1で処理しています。「家に着いたらノートを開いて勉強を始める」という行動をするためにはシステム2として処理されるため、最初は続けることが辛くなるでしょう。ですが、逆に言えば、帰宅後の勉強が習慣となれば辛いことではなくなります。心理学者ウィリアム・ジェームズは新しい習慣を作るためのステップとして以下の3つを挙げています。
 

  1. 新しい行動を断固としてはじめる
  2. 新しい行動を実行に移すきっかけをつかむ
  3. 新しい行動がしっかりと根付くまで、どんな例外も認めない


新しい行動を習慣にすることは苦労が伴います。しかし、習慣に着いてからは負担がかからなくなり、楽になりますから、最初の段階での努力を惜しまず行ってみましょう。

口頭試験のために「PREP法」を身につける

2017年09月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

PREPとは、

P=Point(結論)

R=Reason(理由)

E=Example(事例、具体例)

P=Point(結論を繰り返す)

の頭文字です。

 

PREP法とは、最初に結論を伝え、次にその理由を説明、事例で理由を補強し、最後に結論を再度提示する説明の仕方です。

 

口頭試験での質疑応答は、この基本を守ります。

ただし、PRとEPを分けるのがおすすめです。

 

そのほうが、試験官と対話のキャッチボールができるためです。

 

例えば、このようなやりとりになります。

 

採点官「業務詳細で書かれたこと以外で、業務でご苦労されたことはありましたか?」

受験生「はい。人員を補充したのですが、その者に技術指導をするのに苦労しました<P>。工期が迫っていてためです<R>。」

 

採点官「時間がなかったのですね。」

受験生「はい。例えば、一から十までを教えることができないので、基本原理の○○と、事故につながりやすい△△を重点的に指導しました<E>。これが、この業務で苦労した点であり、主任技術者として特に意識したことです<P>。」

 

このように「PREP法」を改良した『PR-RP法』を基本に、質疑応答すると良いでしょう。

 

さて、肝心かなめの、会話の内容ですが、「計画」「評価」「指導」等のキーワードを入れると良いでしょう。

 

なぜなら、あなたがなろうとしている『技術士』とは、「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」のことと、法律で決まっているからです。

運動しないと病気になる?技術士試験に向けて体も動かそう

2017年09月29日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

体を動かさないで、仕事と勉強だけしていれば十分だと考えていませんか?
運動をしないと大きな病気や、認知症などの脳のトラブルにつながる場合があります。

"Journal of Applied Physiology"(邦題で『応用生理学ジャーナル』)にミズーリ大学のフランク・W・ブース博士たちが発表した、ある研究結果があります。その研究結果では、運動しないことで、たくさんの病気にかかるということが発表されています。たとえば、心不全や高血圧、脳卒中や前立腺ガン、膵臓ガン、関節リウマチなど、20以上の病気が紹介されており、そのすべてに直結する原因として、運動不足が原因とされています。

ほとんどの人が「運動が健康のために大切だ」ということは知っているでしょう。しかし、運動不足による病気のリスクを、病名をあげて指摘しているケースはあまり多くありません。実際、運動をしないのが当たり前となっている人の方が多いはずですし、お腹が少し出てきたから「メタボ体型になってきたな」と見た目を気にする程度でしょう。ですが、運動不足は小太りになるだけではなく、死に直結する大きな病気と関係していることを知っておくべきです。

また、運動不足によって引き起こされる病気は、内臓疾患や心疾患だけではありません。脳の機能も衰えます。冒頭で紹介した研究結果で、ブース博士は運動不足が認知機能の低下につながると言及しています。つまり、認知症やアルツハイマーの原因は運動不足によるものだと考えられます。もちろん、運動不足意外にも、食事や睡眠などの生活習慣全体を見ることが大切です。ですが、運動をするだけで、病気や脳のトラブルを防ぐことができるわけですから、積極的に体を動かした方がよいでしょう。

実際のところ、ブース博士の研究では、運動することでアルツハイマーの症状が改善するとわかっています。技術士試験の勉強をしている場合でも、同じことが言えます。運動することで、脳が健康的になり、記憶力が向上する。この研究結果を利用しない手はありません。少しずつでもよいので、運動を取り入れてみましょう。
 

成功体験を積むことが大切!!技術士試験合格へ向けて先延ばしを防ぐ

2017年10月27日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

前回は、先延ばしグセが引き起こす危険について紹介しました。今回からは、先延ばしする習慣を防ぐための、具体的な方法について紹介していきます。

今回、覚えておいてほしいことは、「小さな成功体験を積むことが大切だ」という考え方です。すぐに取りかかれる小さな課題、もしくは、興味が持てる課題から取り組みます。これは、脳科学の池谷裕二教授も、著書のなかで、サルが複雑な行動を身につけるプロセスを例に、小さな課題から取り組むことの大切さを述べています。例として紹介されている実験では、「遠い場所にあるエサを、長い枝を使って取る」という課題を覚えさせます。まず、サルには、適切な枝の選び方を教えます。「枝の選び方」といっても、短い枝よりも、長い枝の方が、遠くにあるエサをとれるという程度のことです。

小さなステップから初めて、成功体験を積むことで、自信がついてきます。「成功体験を積む」ということに関しては、ネガティブな側面もあり、たとえば、将棋棋士の羽生善治さんは、「過去の成功体験や失敗体験が足かせとなり、あたらしいことにチャレンジできなくなる」という趣旨の内容を著書のなかで語っています。ですので、成功体験に依存過ぎることは危険ですが、先延ばしの習慣がある場合は、まず課題に取り組み、課題をこなし、自信をつけることが大切です。自信をつけるために、取りかかりやすいことから、一つずつ終わらせていきましょう。

「成功体験を積む」と聞くと、ポジティブ自己啓発のような「自分にはできるんだ」と無理に言い聞かせる印象を持つ人もいるでしょう。ですが、現実に目を背けて、「自分にはできる」と思い込むと、プレッシャーになり、良い結果を招かない場合もあります。小さなステップからでかまわないので、課題を少しずつ終わらせる習慣をつけていきましょう。

「メンタル・コントラスト」で技術士二次試験を乗り切ろう

2017年10月29日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

「自分にはできる!」と一生懸命、言い聞かせているのに、うまくいかず、落ち込んでしまうことはありませんか?

特に、現代人は「引き寄せの法則」や「アファーメーション」、「瞑想」など、自己啓発の分野で、カジュアルなスピリチュアル体験をうまく生かそうとしています。書店で紹介されているビジネス本のなかには、自己啓発関係の書籍が混ざっていることも少なくありません。代表的な例は『ザ・シークレット』という世界中でヒットし、日本でもかなり売れた自己啓発書です。「引き寄せたい結果を、具体的に脳内で描ければ、自然と結果は引き寄せられる」という趣旨の本ですが、現実逃避の側面があり、役に立たないとする声もあります。その点については、前回の記事「技術士試験の勉強仲間を作って先延ばしグセを克服しよう」で紹介しました。

「引き寄せの法則」が良い結果を招きづらいことからわかるように、「理想の自分」と「現実の自分」を比較することが大切です。引き寄せの法則が現実を変えないために、問題があるとするのであれば、「現実の自分の現状を確認する」というステップを踏むことで、結果はよりよいものに、近づきます。実際、理想的な自分を描くことは、成功のためには役立つと考えられており、スポーツ選手は、自分のプレーが成功するイメージを具体的に描いてから試合に臨むことが多いです。この「理想の自分」と「現実の自分」を比較することを「メンタル・コントラスト」と言い、海外の脳科学研究などでも注目されています。日本語では「脳内コントラスト」という訳語が当てられる場合もありますが、意味は同じです。ちなみに「コントラスト」は「対比」を意味します。

技術士試験の場合でも、試験開始から終了まで、すらすらと問いに答える自分を描くことは、合格を手に入れるための手助けになります。すらすらと問題がわかる自分を脳内で描いたあとは、今の自分に足りない部分、たとえば、「自分の今の知識では、この分野が弱いから勉強しておこう」など現実と照らし合わせることが大切です。メンタル・コントラストをうまく活用していきましょう。
 

【技術士試験のための睡眠入門】眠れないときの対策

2017年12月12日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

ふとんに入ってからすぐに眠りにつけていますか?30分以上目がさえてしまって入眠できないという人は、入眠障害かもしれません。前回は睡眠不足の対処法について紹介しました。今回は眠れないときに対策を確認していきましょう。

普段からすぐに眠りにつけない人でも、だいたい何時ごろに眠りに落ちているか感覚はあるはずです。たとえば、12時ごろふとんに入ったけど、2時ごろ眠りについていると感じているとしましょう。その場合、なかなか寝付けないからといって、ふとんに入る時間を11時にしたり、10時にしてもあまり意味がありません。ふとんに入る時間を無理にはやくするのではなく、眠る時間にあわせてふとんに入りましょう。

いつも2時ごろに眠くなるという人であれば、2時まではリラックスタイムです。このとき、パソコンやテレビをつけてはいけません。暖かいお湯を飲むなどしてゆったりとした時間を過ごしましょう。もちろん、スマホをいじるのもよくありません。そして、いつも眠りにつく2時ごろに布団へ入るのです。これを習慣にしていくと、徐々に眠くなる時間が早くなってきます。2時に眠くなっていたのが1時30分ごろ眠くなり、1時になり、12時になるという具合に改善が可能です。

リラックスタイムには、ヨガや瞑想といった心を落ち着かせるような時間の過ごし方がオススメです。ヨガにもいろいろな種類がありますが、「陰ヨガ」というリラックス効果を高める効果があるヨガもありますから、うまく活用しましょう。このときにスマホやパソコンなどでヨガの動画をみてしまうと、どうしても光の刺激を受けてしまいますから、事前に覚えておくか、紙に書くなどしておきましょう。あまり型にこだわりすぎないことも大切です。

眠れないときの対策を上手に活用して、技術士試験に万全の体調で挑みましょう。

技術士試験に向けて、少しでも記憶力を高める方法②

2017年12月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

試験などでは記憶力が大事ですが、それだけではなかなか太刀打ちができないのが技術士試験です。

大学などの期末試験などのことを思い出していただければ良く分かると思うのですが、公式や法則などを一語一句暗唱した記憶というのは試験が終わると全くと言っていいほど思い出せなくなってしまう経験はなかったでしょうか?

試験は乗り切るためのものと考えればそれも一つの方法ではありますが、試験をパスしたら全ての記憶を失ってしまうのはもったいない気がしないでしょうか?

試験の内容がこの先のどんなことに役立つかは想像もつきません。

 

部屋の中に物を置いた時に、どこに置いたのかを忘れてしまった経験はないでしょうか?

この場合、部屋のどこかに無意識のうちに置いてしまっているのですが、それがどこに置いたのか、を思い出せないためにどこに置いたのかを分からなくなってしまっているという状態です。

これと同じことがよく勉強でも起こります。例えばど忘れという状態です。

試験が始まって、さっきまでは覚えていたのに忘れてしまい、後で教科書を見直すと公式などは見たことがあり、何故思い出せなかったのだろうと後悔する状態です。

部屋に物を置いた場合、必ず置く場所を決めておくといったことをよくします。勉強でもこうした記憶の鍵のようなものをつけておくと、思い出しやすいでしょう。

 

例えば、覚えづらい公式などがあったとします。

その場合、図形などと関連付けて覚えることも必要となります。

図形やイメージは文字や数字などと比べて思い出しやすいものになります。図形を記憶の鍵として、公式を覚えるというやり方も一つの方法です。

物語を読むときに次の展開が気になるという気持ちになることが多いと思いますが、こうした気持ちも思い出す鍵として使うことができます。

一つのことを覚えたら、それに似たものから次にこうなるというように記憶を関連付けていくことで、試験問題などの一部分が出された場合に、記憶の鍵を開けるように思い出すことができるようになります。

 

暗記のようなものであれば、覚えることを極力少なくするといったことを考えますが、順番に思い出していく記憶の鍵を作っておけば、応用問題などの記憶と関連付けされたものを順番に引き出していく作業をすれば、忘れるという事は少なくなるかもしれません。

 

謙虚に知識を整理する気持ちと、自ら考える能力を鍛えよう。

2018年01月06日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

技術士試験で求められていることはなんだろう。

 

大きく言えば、基礎的な知識を有していることと、問題解決能力を有していることと、
倫理観をもっていることを諮問する試験だ。

 

1. 基礎的知識
試験の内容の改正が検討されているが、平成30年度で言えば、選択問題をクリア
しないと記述問題を採点さえしてくれない。対策は、やはり過去問題にヒントがある。
過去問題を解いてみて、自らの知識として何が不足しているかを棚卸しする良い機会
と捉えて、知識を体系化し、自らの引き出しを綺麗に整理整頓しよう。最近ではネット
でいろんな情報を確認できるので、十分に理解していないキーワードを100個程度抽出
して、それに対する技術ノートを作成することで、次の記述問題への対策にもつながる。

 

2. 問題解決能力
技術士に挑戦する皆様のほとんどは技術者として日常の業務に日々格闘されていると
思う。しかし、この場合にも大切なことは自分の頭で考えるということだろう。
当然、意思決定者の承諾は必要だが、現在の問題点をいかにして改善するかを日々
考えて実践しているかどうかが大切だ。誰かの指示に従って、言われたことだけを
こなすような仕事をしていては技術士として必要な能力を高めることは難しいだろう。
同僚や上司を巻き込みながら、現状の課題をいかにして改善するかを日々考えて、
提案して、実践して、そして改善していく。そんな仕事をしているあなたこそ、
技術士試験に挑戦して欲しい人だ。ただし、そんな人でも、やはり合格する記述問題を
作成するにはテクニックが必要だ。しかし、重要なことはそのようなテクニックでは
なく、技術士として求められる視点や発想や工夫を日常しているかどうかだ。

 

3. 倫理観の醸成
日常の業務でも上司や関係部門からの要請に基づいて不本意な仕事をしないといけない
ことがあるかもしれない。でも、そんな時に、仕方がないと考えるのではなく、これは
原理原則に照らして本当に正しい行動かどうかをよく考える必要がある。倫理的でない
行動を続けることは短期的には組織を守ることになるような考えられることもあるかも
しれないが、中長期的にはやはり組織の存続を脅かす重大なリスク要因となる。そんな
危機感を持って、自分の頭で考えて、自らが正しいと信じる行動をすることができるか
どうかを常に考える必要がある。しかし、仮に不正に直面した場合にも、それを正すた
めには手順がある。やみくもに反対したり、指摘しても治らないケースもあるだろう。
上司や同僚との連携を図りながら、是非を考えて、そして、いざという時には勇気を持って
対応することが大切だろう。

 

つまり、技術士試験を受験して、技術士として社会をリードするに足る技術者かどうかが
問われているのだ。そういう意味では小手先の技術よりも、自らの人格を高めることが
本当はもっとも大切なのかもしれない。ぜひ1月から過去問にトライして、スタート
ダッシュして欲しいと思う。

以上

 

技術士試験の勉強で頭がぼーっとするときには音読しよう

2018年01月29日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

技術士試験の勉強を長期間続けていると、どこかで頭が疲れてしまうタイミングが来ることでしょう。そんなときに活用してほしい脳を活性化する方法です。

「音読が勉強には効果的だ」という話を聞いたことがある人は少なくないでしょう。音読は口を動かし、耳で情報を聞く、脳にとても刺激を与えることができる活動です。「情報をインプットする」ということに限定すると、音読でも黙読でも、あまり違いがないのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、実は音読と黙読では、それぞれ情報を認識するプロセスが異なることが脳科学の研究でわかっています。

まず、音読をした場合、脳がどのように情報を理解するのか確認してみましょう。言葉が耳から入ってきます。耳を通った言葉は側頭葉の聴覚野というところに入力されます。そして、その後、ウェルニッケ野で意味を理解します。一方、黙読の場合はどうでしょうか? 黙読の場合、情報は目から入ってきます。目を通過した情報は、後頭葉視覚野を通過。側頭葉下面に送られ、文字の形の情報処理が行われます。それと並行して頭頂葉にある下頭頂葉というところに情報が送られ、意味を理解します。

このように、音読と黙読では、脳が情報を処理するプロセスがまったく異なります。どちらにおいても脳が情報を理解するプロセスは高度な活動であることに変わりはありませんが、より脳を活発に動かすのが音読による情報入力であるとされています。より多くの脳を動かす音読を行うことで、脳は活性化し、いわゆる「頭が冴える」という状態を作ることが可能です。脳科学者によっては、「音読は脳のウォーミングアップに最適な活動だ」という人もいるほど。

音読をときどき取り入れることで、なんとなくぼーっとした頭をスッキリさせてみましょう。脳の活性化には、ちょうどいいトレーニングです。
 

夜中にトイレへ行きたくなる? 技術士試験の勉強に集中するため深夜トイレを予防しよ

2018年03月13日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

夜はぐっすり眠りたいのに、なぜか就寝中に目が覚める。そして、トイレに行く。翌朝、なんだか寝起きが悪い……。夜中のトイレでよく眠れない経験をしたことはありませんか?

夜中のトイレは人によっては慢性的なものになっているかもしれません。就寝中にトイレへ行きたくなるのは、きちんとした理由があります。簡単に予防できる場合もあれば、専門医に検査してもらうことが必要な場合もあります。ここでは、夜中トイレに起きてしまう原因と、予防策を紹介します。

医学博士のダニエル・ショスクス氏によると、夜中にトイレへ行きたくなり目覚める原因は、主に2つです。1つは水分の取り過ぎ、もう1つは薬の副作用です。1つ目の水分の過剰摂取は、就寝前の対策で比較的容易に防ぐことができます。2つ目の、薬の副作用の場合でも、医師と相談しながら薬を調整するとことで、予防できることもあります。

上記の2つ以外の原因としては、心臓や肝臓の不調があります。内臓の調子が優れないことで、尿が過剰に作られてしまう場合があると、ショスクス博士は言います。また、ショスクス博士によると、炎症により膀胱にストレスがかかっている場合も、就寝中の目覚めにつながるそうです。

それでは、具体的にどのような対策をとればよいでしょうか?
こちらの6つが、簡単に実践できる予防策です。
 

  1. 就寝前の時間は水分を取らない
  2. カフェインやアルコールは避ける
  3. 処方箋の相談をする
  4. 足元の冷えをなくす
  5. 過剰な塩分摂取は控える
  6. 無呼吸症候群の可能性を考える


就寝前の準備、もしくは生活習慣の確認をすれば、夜中にトイレに行きたくなることを予防しやすくなります。夜中に目が覚めると、睡眠の質は低くなります。技術士試験に向けて、勉強に集中するためにも、できるだけ夜中にトイレへ行くのは避けたいところ。ここで紹介した方法を参考にして、睡眠の質を高めてみましょう。
 

2019年03月 2019年05月
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