『修習技術者のための修習ガイドブック』を使う

2018年05月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師 / 閲覧数: 1,104

技術士会のホームページで『修習技術者のための修習ガイドブック-技術士を目指して-第3版』がダウンロードできます。

 

URLは、https://www.engineer.or.jp/c_topics/003/attached/attach_3637_1.pdf です。

 

「修習技術者」とは、技術士第一次試験の合格者、およびそれと同等であるものとして日本技術者教育認定機構(JABEE)が認定した教育課程の修了者を指しています。

 

これは、平成27年1月15日に、技術士会の修習技術者支援実行委員会が作成した冊子で、「修習技術者のための修習ガイドブック-第2版-」(平成16年2月発行)を改訂したものです。

 

第2版が発刊されて以来、10年以上改訂が行われておらず、その間に、修習技術者に求められる資質・能力の本質には変わりはないものの、その具体的内容に関しては大きく変化してきた背景があります。

 

そのため、「技術士プロフェッション宣言」「技術士倫理綱領」に基づくとともに、IEA(International Professional Engineer Agreement)のPC(Professional Competencies)との整合性にも配慮して、第3版として全面改訂が行われました。

 

この主な内容は以下のようになっています。

第 1 章 技術士と修習技術者
第 2 章 修習の目的・目標
第 3 章 修習技術者に求められる資質・能力
第 4 章 修習の具体的実施方法

 

技術士を目指し、二次試験にチャレンジされる方には、第3章がとくに役立ちます。

 

たとえば、以下の問題解決のステップ(p.11)が重要であることがわかります。

 

1「問題発見」(問題の明確化:目標値と現状値のギャップ)
2「問題分析」(背景、要因、原因の調査・分析・整理)
3「課題設定」(問題を解決するために為すべき課題を設定)
4「対策立案」(課題に対する実施事項の立案、採否・優先順位の決定)
5「実行計画書の作成」(実施事項の詳細、スケジュール、実施結果の評価基準)
6「対策実施」(実施、結果の確認)
7「評価」(結果の効果の評価)

 

がんばってください。

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