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技術士二次試験‗論文試験のコツ

2019年05月26日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

二次試験は、受験者の専門能力、コンピテンシーを問う問題です。

試験管は、書かれた論文を読み、答案者の能力が技術士たるレベルに到達しているかを判断します。

判断材料は様々あります。出題の方向性と回答の方向性が異なる場合、C評価となり、

いわゆる一発不合格を突き付けられます。

これは出題者の意図を読み取ることで回避することができます。

 

このように合格するための論文を書き上げるためには多くのコツがあります。

 

1.一般論の説明で逃れない。

技術士試験の目的は、技術者の力を測ることですが、そのためには責任ある判断が求められます。

一方、試験では、決定的な判断や具体的提案は誤っていた場合には減点される危険性があります。

こうした判断を避け、現状分析や問題点といった説明で答案を埋めるという安易な作戦で答案を埋める方がいます。あるいは、専門技術の提案ではなく、一般的なマネジメントで切り抜けようとする方もいます。

しかし、これでは試験官が専門技術をチェックできないため、加点はされません。

論文試験は技術者の能力を測るため、加点式の側面もあります。

積極的に技術を応用して、問題を解決する提案を書きだす必要があり、そのためには、具体的な数値や手法を頭に入れておく必要があります。

 

2.簡潔で明快な骨子を作成する。

技術士二次試験の問題は、1~3の複数の問いかけからなる場合が多いようです。

このため、段階的な問いの意図をとらえて、論理的に解答しやすい出題となっています。

例えば「課題、解決策、留意点」を求める3問構成では、まず、背景から課題を抽出して、それに対応した解決策を立案し、その解決策を行う上での留意点を提案します。

ここで大事なことは、問いの1~3がそれぞれ論理的に、「目的、方策」という関係でつながっていることです。

このためには、プロセスがわかりやすく、最終的成果が見えているというように一貫させることが大切です。

実はこの、正しい技術的プロセスによって最終的に成果が導きだされるというのが技術者コンピテンシーの本質であり、試験官はこれをチエックするため論文を採点しているといっても過言ではありません。

このため、試験官がプロセスを理解しやすいように、簡潔で明解な骨子を作成して、必要に応じて肉付けします。そして最終的に技術的成果に至るという意図を明確に表現することが大切です。

書き始めてから修正してはいけません。

大きな時間ロスになるだけでなく、逆に骨子がわかりにくくなる可能性があります。

骨子のまとめ方、内容についても添削や指導を行っています。

骨子の組み立て方に疑問がある方はご連絡下さい。

 

 

技術士2次試験 問題と課題の違いを明確に

2019年06月02日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

数多くの論文を添削すると、論文の執筆方法のルールを勉強した方がいいと感じる方が多くいます。

 もっとも大事なことは、出題文を読み解き、聞かれている事項にしっかりと答えるということです。

 具体的な例を挙げます。

問題文(1)である事象の背景とその背景から考えられる問題点を挙げよ。

問題文(2)で、その問題点から解決すべき課題を挙げよ。

 

という問題があったとします。

ここで、問題点と課題を同じことだと考え、(1)で挙げた問題点を、

そのまま課題として挙げる方が非常に多くいます。

あえて、問題点と課題を異なる問題文で問われているのですから、

それぞれに合う表現で記述しましょう。

 

問題と課題をそれぞれ辞書で調べてみます。

問題

①問いかけて答えさせる題。解答を要する問い。
②研究・論議して解決するべき事柄。

課題

題、または問題を課すること。また、課せられた題、問題。

辞書の意味だと、ほぼ同義として受け取れます。

 

しかし、ビジネスシーンではこの二つの言葉をはっきりと使い分けているのです。

問題:ネガティブな影響を及ぼすもの(ネガティブな表現)

課題:ネガティブをポジティブに変換するために成すべきこと(ポジティブな表現)

 

と分ければ、非常にわかりやすいでしょう。

具体例を挙げます。

<背景>

少子高齢化が進み、日本の人口は減少の一途をたどっている。

しかしながら、東京オリンピックやリニア新幹線などのビッグプロジェクトが進行中であり、

進めるべき業務が多い。働き方改革により、業務時間が制限されるなどの制度もある。

<問題点>(ネガティブな表現)

・技能労働者の減少

・工期遅延

<課題>(ポジティブな表現)

・生産性を向上させる

 

いかがでしょうか?働く人が減り、働く時間が減り、その結果工期が遅れてしまうという

ネガティブな状況を、生産性を向上させるというポジティブな思考で、解決できないでしょうか?

そして、この後に続くのが、課題を実現させるための具体的な解決策を示すのです。

 

このように、問題文にある言葉の意味を正確に把握し、

解答すべき内容にズレがないように記述しましょう。

技術士2次試験_ワンランク上の論文へ昇華

2019年06月28日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

この1週間は添削の依頼ラッシュであり、最後の確認という意味で添削の依頼を頂きました。

受験生の皆さんの頑張りがヒシヒシと伝わってきました。

 

添削を受ける中で感じたことを以下に示します。

 

各受験生が「知識」という意味では非常に力を付けてきています。

出題で問われている社会的な背景、そこから浮かび上がる問題点、

問題点から改善へ変換する課題、課題解決の方法、これらに関して、重要なキーワードは論文の中に散りばめることができています。

おそらく、ここまで出来ている方が受験される方の約半分程度でしょう。

出題されたことに対して、知識が無く不合格となる方が約半数といった感じです。

 

しかし、合格率は数%~20%です。

知識がある受験生の中から、さらに選抜されて技術士となることができます。

 

その差は、なにか。

 

やはり、読み手にとって「読みやすい論文」が書けているか否かです。

「読みやすい」とは、論文の最初から最後まで軸が1本通っていて、読み手に疑問点が生じない論文です。

 

正直、そのレベルに達している論文はなかなかありません。

 

1番大事な事は、社会的な背景➔問題点➔課題➔解決策➔メリットデメリットの流れがしっかりと繋がっている事です。

問題によっては、課題を3つ挙げよ、などと並列させる出題があります。

多くの方は各課題の中で、それぞれの問題点を記述しております。

しかし読みやすい論文は、全体の社会的背景から様々な問題点を述べ、

その問題点から抽出される課題は○○だ、という書き方ができている論文です。

何事も全体から説明し、徐々に詳細に移るというのが一般的です。

さらに良くない論文は、その先の解決策を記述する部分で、また背景に戻ってしまう論文です。

重複することで文字数の無駄にもなりますし、ストーリーが途切れる欠点もあります。

 

論文を書き始める前に、論文の構成を考え、論文の起承転結が成り立つよう組み立ててください。

わかりやすい文章を書く

2019年07月04日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士試験の筆記試験は、記述式のため、当然に、わかりやすい文章を書く必要があります。

そのために、前提となるのは、試験官はそれほど、あなたの業務に詳しくないということです。

なぜなら、あなたは、その業務をほぼ毎日行ってきたのでしょうが、試験官は別の業務ばかりをやってきた人だからです。

 

例えば、環境保全に係る業務を行ってきた人でも、その対象が、山が中心の人と、川が中心の人と、海が中心の人とでは、詳しい領域がまったく違います。

また、発注者側でデスクワークばかりやっている人と、現場で作業ばかりやっている人とでも違います。

 

ですから、試験官の立場に立って、わかりやすく書くということが、たいへん重要です。

 

わかりやすい文章とは、論理的な文章のことです。

論理的な文章とは、筋道がついた文章です。

言い換えると、誰が読んでも、誤解なくわかる文章のことです。

 

例えば、「警官は血を流しながら逃げる犯人を追いかけた」という文章は、血を流しているのが、警官である場合と、犯人である場合と、2通りに捉えることができます。

これは、誤解が生じやすい文章です。

この場合、「警官は、血を流しながら逃げる犯人を追いかけた」とするか、「警官は血を流しながら、逃げる犯人を追いかけた」とするか、いずれか改訂します。

 

わかりやすい文章を書こうとするとき、1つだけの意味にとってもらえるように吟味しながら書くことです。

これから、試験日までの10日間は、クセ字を直し、書き急いでも字が乱れないようにして、丁寧な字で、わかりやすい文章を書く訓練をする時期です。

WEB情報を上手に活用する

2019年07月08日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

かつて、資格試験には、時間がかかりました。時間をかけずに済まそうとすると、カネがかかりました。例えば、受験対策会社の受講料に加え、そこに出かけていくための費用がかさんだものです。

 

いまでは、受験生には、勉強の方法に、さまざまな選択肢が用意されています。これは、たいへん幸せなことです。

 

カネをかけたくないし、まとまった時間もとれないという人は、ネットの情報に頼ることになるでしょう。

 

そこで、第一に押さえておく必要があるは、「公益社団法人日本技術士会」のHPです。

https://www.engineer.or.jp/

 

ここには、過去問とその解答があり、それを参考に傾向と対策を練ることができます。

 

また、学習の指針となる『修習技術者のための修習ガイドブック―技術士を目指して―』

https://www.engineer.or.jp/c_topics/003/attached/attach_3637_1.pdf

をダウンロードすることができます。

 

さらに、技術者倫理について参考となる「技術士倫理綱領」も見ることができます。

https://www.engineer.or.jp/c_topics/000/000025.html

 

他に、総合技術監理部門の受験生は、『総合技術監理キーワード集2019』

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/toushin/__icsFiles/afieldfile/2019/05/20/1411203-01.pdf

もダウンロードしておくことです。

 

これらをスキマ時間で繰り返し見ることで、技術士試験の概要を押さえられます。

 

このほかにも、個人の有志が作った質のよいHPもあり、参考になります。

 

もちろん、費用がそれなりにかかる受験対策会社のライブ講座では、手厚い添削講座を受けられ、受験仲間ができるというメリットがあります。

メディア講義を売りにする講座も、スキマ時間を有効活用できるという強みがあります。

 

上手に複数の情報や媒体を組み合わせて、効率よく、学習できるように工夫しましょう。

技術士2次試験_「まず始める」ことの重要性

2019年08月05日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、お疲れ様です。

さて、8月になりました。

非常に暑い日が続き、本業の仕事を進めるだけでとても疲れます。

 

7月の筆記試験を受験した方、受験しなかった方、

合格の可能性がある方、不合格の可能性が大きい方など

様々な方々がおられると思います。

 

しかし、「今、何もやらない」という選択肢は本当に正しいでしょうか?

合格の可能性がある方は、口頭試験の準備を進める必要があります。

不合格と思われている方は、来年の受験の為に、再度勉強を始める必要があります。

偉そうなことを書いていますが、

私自身、「今やる!」というのは非常に難しいことだと承知しています。

一級建築士や技術士の過去の資格試験勉強でもそうでした。

今でも英語を上達させる勉強や、その他業務で必要となる資格は多くあります。

そして、今!すぐ!やるべきだとはわかっていてもなかなか動けないという

情けない状態でもあります。

 

そこで、私がどのように勉強を進めるか、についてご紹介いたします。

 

初めから1時間、2時間を勉強することはできません。

ですから、テキストを目の前に置き、5分間眺める時間をとります。

気持ち的には5分と思って始めますが、

キリが良いところまで読もう、もしくは解答しようという気持ちになります。

この繰返しです。

最初は2日に1回程度ですが、徐々に勉強を始めることに倦怠感を持たなくなってきます。

それでもサボりたいという衝動に負ける時もあります。

しかし、そういう気持ちも含めて「早く」始めることにメリット以外有りません。

 

暑く大変な日々が続きますが、

ぜひ頑張っていきましょう。

 

技術士試験_継続は力なり

2019年09月19日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、こんにちは。

今回は、タイトルにある通り、継続することによる効果は非常に大きいということを

身をもって体験した内容をお知らせしようと思います。

 

私が8月17日の技術士ニュースで、「レアジョブ英会話」なるものを始めたとご報告いたしました。

インターネットを通じて、講師(外国の方)と1対1で会話をするというシステムです。

月に最低8回、最大12回受講することが可能で、1回につき25分間です。

 

英語が苦手である私は、始めたものの受講開始時間が近づくと、

そわそわ落ち着きがなくなり、緊張し始めるのです。

なぜか?

やはりコミュニケーションが英語のみに限定されるため、

伝えたいこともうまく伝わらないと言うもどかしさを感じるからです。

25分という短い時間も本当に長く感じていました。

 

しかし、開始してから1か月が経過した今では、受講も10回を超えました。

慣れからか、講師の話している内容が2回聞けば分かるようになってきました。

しかも私が伝えたい内容も、上手な英語ではありませんが、

しっかり講師に伝わるようになりました。

 

技術士試験の勉強も同じです。

最初は全く知識がない状態からのスタートですから、

どの問題を解こうとしても全く解けません。

論文もどのように書いていいかわからないでしょう。

しかし、わからないなりにも、模範解答を読んだり書いたり、

キーワードを調べるなど、少しずつでも初めていけば必ず自分の身についてきます。

 

また、間違った部分は直してもらえる人がいると効率的です。

英語も間違った構文を使用した場合にはしっかりと訂正してくれます。

間違ったまま覚えてしまうと、試験では減点となります。

 

勉強はつらく、イヤなものです。

少しずつでも始めて、自分の身になっていることを実感できるとモチベーションも変わってきます。

頑張って下さい。

「結論先行、はい、いいえ、何故ならをテンポ良く」

2025年08月09日 作成 / 執筆:アニ-講師

「結論先行、はい、いいえ、なぜならをテンポ良く!」

 皆さん、記述試験から時間が経過し、クールダウンや家族サービスはできましたでしょうか。と言いながらも口頭試験の時期は少しづつ近づいてきます。今回は口頭試験準備の進め方についてご紹介します。 

1. 口頭試験概要(何を聞かれるか)

 おそらく口頭試験についてはこれまでの過去問題の諸情報等から、その概要は皆さん良くご存じとは思いますが改めて、以下のようなことを試問されます。

・「あなたの業務経歴を教えてください」 

・「経歴票に書いた内容を、簡潔に説明して下さい。」

・「選択した業務の目的、あなたの立場、どんな課題をどのように解決したかを簡潔に説明して下さい。」

 ・「あなたの専門分野で最近の技術的動向や先進事例を知っていますか?、それに対する自身の見識があれば、教えて下さい。」

・「最近の社会的課題(国土強靭化、カーボンニュートラル、DX、BCPなど)に対して、自分の業務にどのように反映して行くべきあなたの考えをお聞かせ下さい。

 2. 経歴票・業務経歴の深掘り

口頭試験については願書で記述したに関することがそのほとんどであると思います。このため、記述内容について以下のような点を予め整理し、深掘りしておくことが重要です。  

・経歴票に書かれていることは全て試問される前提で、細かなところまで整理する。  

・採用した工法等の技術的根拠、採用した判断理由、成果やその結果と評価を論理的かつ、わかり易く説明できるよう準備する。

 ・「なぜその方法を有利と判断したのか?」他の案との比較検討の内容とその根拠については問われやすいので、選択案がベスト案であったことを多面的に論拠付ける。

 ・課題解決に対する独自の工夫点(一般論ではない考え方、検討手法、試行的実証等)  とその成果について、現時点での反省を含め整理する。

3. 課題解決能力

 特に最近は、技術士コンピテンシ-の重要要素である「課題解決能力」については、次のような点について試問される可能性が高いので、事前に十分に準備して下さい。

 ・「業務課題とその解決方法をわかり易く説明してください」

・「課題→原因→解決策→結果と評価のプロセスを具体的に説明して下さい」

・「あなたが実施した業務の技術的工夫点は何ですか、何故そこに着目したのですか」

・その工夫がなぜ必要だったのか、どういう検討、分析、評価から、それがベストの選択だったのですか?」

 4.技術者倫理とコンプライアンス意識

 技術士は専門分野の技術的視点と並行して、技術者倫理及びコンプライアンスに対する認識が必須とされます。この部分について、以下のような仮想定試問が想定されますので、自分はどうすべきかを自分の意見として、明確にしておいて下さい。 

・「もし上司の指示が、法令に反していたらどうしますか?」

・「法令遵守、倫理、公益を重視した対応とは具体的には、どんなことですか?」

 ・「内部通報制度や相談窓口の活用などは、なぜ、必要だと思いますか?」

・「安全を犠牲にして、納期を厳守せよと言われたら?あなたはどうしますか?」

・「技術者として責任を持ち、必要であるならば作業の中止等を顧客や関係者へ提言することができますか?」

 5.コミュニケーション能力と説明力

 口頭試験では試験官とコミュニケ-ションが取れるかどうかが重要なポイントとなります。すなわち、試験官と適切な会話のキャッチボールができるかがどうかが極めて重要です。また、専門的なことをより分かりやすく伝える能力も必要とされます。このため、以下のポイントを重点に、自信の説明力を意識して下さい。

・視線は試験官の口元あたりに焦点を合わせる。(目を合わせることは、緊張度が さらに高まるで、できる限り平常心を維持できるように口元あたりに視線を向けるのが良いでしょう。) ・発声、発話は、張りがある声で、はっきりとした口調で話す。

・設問に対しては、結論を先行する。はい、いいえを伝えたうえで、何故ならの理由と捕捉説明を行う。試験官は、その方が解答内容を明確に理解しやすい。

・重要なポイントは「聞かれたことだけ答える。」必要な場合以外を除き、良かれと思い関連情報等を付け加えることはあえてしない。

・試験官は試問用チェックリストを事前に準備している。口頭試験の時間は20~25分程度、この試問項目に確実にチェックが入るように、短時間で簡潔に返答・説明し次の設問へ移行できるようにできるだけ短時間で説明を終了する。準備されたチェックリスト全てに、チェックが入るようテンポの良い回答を行う。

 ・解答末尾はその内容の結論部分であるので、よりはっきりとしたトーンで伝える。

 ・試験官とはあえて技術的議論はしない。挑発的な設問も可能性として予想されるので、これに誘導されず、議論はさらりと避け、一般論で前向きかつ積極的な姿勢を示す。 6.口頭試験の準備

とにかく、口頭試験は自身の専門分野における過去の口頭試験例題(日本技術士会や受験支援団体の公開資料)を収集することが重要です。そのなかで自分が答えやすいこと、さらに技術的根拠等を補強すべき事項等を整理することがこの時期大切です。 とにかくコミュニケ-ションスキルを重視し、1問1問、丁寧に回答すべき内容を、整理、作り上げて行きましょう。次回は口頭試験準備に必要なQ&Aの作成についてご紹介したいと思います。(以上)

「願書の不備は補強」

2025年08月23日 作成 / 執筆:アニ-講師

「願書の不備は補強」  

 今後、皆さんは口頭試問に向け、具体的に準備を進めて行かなければなりません。私はこれまでの経験として私自身の技術士合格後、社内外の受験者、約80数名の模擬口頭試験を行う支援をしてきました。この間、いろんなタイプの受験者の対応状況を観察、評価、支援してきました。今後、口頭試験に臨むに際し、その対応方法として重要な事項について、残念ながら目標を達成できなかった受験者、達成できた受験者の例を数回に分け、その模擬面接の状況と準備事項について、紹介していきたいと思います。

 1.経歴書、業務内容の第一印象  

  この受験者は50歳代で、鉄道分野で筆記試験を通過しました。知人からの依頼を受け、模擬口頭試問を実施する前に経歴書及び技術士としてふさわしい業務の内容を確認しました。第一印象は「これまでの業務経歴と業務内容を、淡々と記述した印象」でした。模擬口頭試問は私と私の友人と二人で行う予定であり、お互いの共通認識は「課題解決のプロセス、そのための分析、検討、評価、判断」の記述が不足している。すなわち、技術士にふさわしい業務の苦心した点が記述内容から、残念ながら読みとることができませんでした。

 2.記載内容が通常業務

  受験者の業務内容を簡単に示すと、「鉄道新設路線開業に向けた工程管理及び品質管理」の内容だったと思います。試験官役の私は、この分野については全く、素人ですが「通常業務の内容として、当然実施すべき事項」をそのまま記述された印象が気になりました。友人も同感でありその部分を模擬口頭試験で掘り下げる設問を想定しました。

 3.検討プロセスに対する質問  

一般に経験業務について工期や工事条件の制約がある場合、それを改善するための様々な調整、工程の工夫が必要となり、その最善策となる解決策を導きだすことが必要です。そのプロセスについて確認する設問の質問表を用意し、以下について質問しました。

・事前調査で確認が必要だった事項は?、

・記述業務において通常の調査と異なる内容とそれを行うことで、期待された効果は?

 ・課題に対する検討プロセスと、何故それを選択したかを説明して下さい。

・解決策に対しその判断に至った重要なポイントはどこですか?

・解決策としてとして想定した複数案の内容と特徴は?

 ・本業務で特に工夫あるいは改善を試みた点とその成果は?

 4.技術士にふさわしい業務に対するイメ-ジの相違

  本人も口頭試問は初めての体験であったようで、通常ではない緊張感が伝わってきました。上記の設問についてはある程度、予測はしていたものの、設問される視点の本人イメ-ジとの違いとその理解不足、準備不足が感じられました。準備不足について受験者は誰しもが痛感することであり、あとでリカバリ-は十分可能なのでこの時点ではさほど大きな問題とはなりません。 但し、技術士としてふさわしい業務の内容について、的確に説明する必要があるので、これについては十分時間をかけて準備しておく必要があります。

 5.願書の不備  

 願書として提出したものは、その時点で内容として完璧に近いものであったか否かは個々に相違があり、必ずしも、十分な状況であるとは限りません。 提出したものは修正できませんので、不備、不足と思われる点については口頭試験に備え、これらを補強(悪い言い方をすれば、きちんとした言い訳)しておく必要があります。本人に確認しましたが、願書提出前の他者添削はしてもらっていないとのことでした。 この点について、本人へ「技術士としてふさわしい業務」に対する内容整理と記述不足点の補強及び、口頭試験としての回答方法について、アドバイスしました。本人もこの点は理解しその後、準備を経て口頭試験に挑みました。  

 しかし、結果は残念ながら不合格でした。口頭試験でのリカバリ-がかないませんでした。筆記試験は通過されたのですが、結果として「技術士としてふさわしい業務」を試験官に伝えることができなかったと思います。

 6.願書で見えるスキ  

 口頭試問は試験官が興味あることを聞いてきます。質問してみたい点、記述内容にスキがありそうな部分は、それをされに広げるように設問してくるケースが想定されます。従って、このスキや不備な箇所については、予めこれを想定、その隙間を埋める準備が必要です。 これは場面や状況に応じてとなりますが、実際にそのプロセスを踏んではいたものの、内容として記述不足であったことに対する反省点を伝え、これを補うことが必要と思います。  受験者各位は、今からでも遅くありません。提出願書を先輩技術士から添削を受けて下さい。記載内容にスキがありそうな点をいろいろな視点から見つけだし、それの補強、穴埋めを用意周到に進めて下さい。 次回は、願書補強により無事、合格できた受援者の例を紹介する予定です。(以上)

記述式問題の書き方の基本は、起・承・転・結

2016年11月06日 作成 / 執筆:リバーフロント講師

技術士試験の記述式問題の書き方の基本について

 

技術士試験の記述式問題では、起・承・転・結(構成力)が一番大事。

起:問題の提起

承:背景および方針(起と転のつなぎ)

転:展開

結:結び

 

例えば、「今日の仕事の状況はどうでしたか?今日の朝、昼、何を食べましたか、夜は何を食べたいですか?」という問いが技術士の試験に出たとします。

 

〇悪い回答例(文章がつながっていない、読み手が疑問に思う)

・仕事はまあまあでした。(ふーん)

・朝起きてトーストを食べました。(何故トースト?)

・お昼になってお腹がすいてきたので、昼食はステーキを食べました。(何故ステーキ?)

・晩は、和食を食べたいと思っています。(あっ、そう:試験官はもうあきれている)

 

〇いい回答例(食事と仕事の関係をつなげている)

起:問題の提起

・朝起きたとき、昨日の仕事が終わってないのを思い出し、気が重く、食欲がなかったため、軽めにトーストを食べました。(そうなんだ。)

 

承:背景および方針(起と転をつなげている)

・朝食を食べたら元気がでてきたので、昨日の仕事がなぜうまく行かなかったのかを考えていたら、いいアイデアがうかんできました。(やる気がでてきたね!)

 

 
   

転:展開(主題)

・会社に行って、午前中考えたアイデアを基に仕事をやったら、いい結果がでて上司にほめられ、うれしくなりました。お昼になってお腹がすいてきたので、何を食べようか考えました。朝は軽い食事だったので、食欲がでてきたこともありステーキを食べることにしました。(やったじゃない!)

 

結:結び(自分の思い、課題)

・朝と昼は洋食だったので、晩は、和食を食べたいと思っています。(なるほど)

 

技術士の試験は、構成力5割、記述力3割、技術力2割だと思います。

試験がはじまったら、起、承、転、結と書き、題意に沿ってそれぞれに何を書くかキーワード、概要をメモして、それをもとに回答を作成していけばいいと思います。

 

(その他)

・上記観点から、想定問題の回答をチェックしてみてはいかがですか?

・想定問題の回答を書いたら、それを暗記していた方がいいと思います。

・キーワードでなく、文章で暗記しておいた方がいいです。

・試験中は暗記したことを書くのでなく、暗記した文章を基に題意に沿った内容を考えながら、起承転結の各部分を埋めていってください。(ここが受かるかどうかのポイント)

・主体的に書くことも大事

 ×:〇〇では~と言われている。

 〇:私は~と考える。

以上です。

 

技術士試験再現論文に、上記起・承・転・結に従って作成した論文を掲載しています。

以下の手順で再現論文をご覧いただけます。

リバーフロント講師→ファイル→再現論文→多自然川作り ダウンロード

 

受験生の皆様、なんでも結構なので、リバーフロント講師あてにご連絡いただければ幸いです。

部門、科目が異なっていても、有意義なアドバイスはできると考えています。

(試験官が必ずしも、自分の選択科目の分野の専門家とは限りません。まず、他分野の専門家が見て、内容が把握できるような記述内容が大事と考えます。)

よろしくお願いします。

 

リバーフロント講師

 

口頭試験で気を付けることは

2016年11月13日 作成 / 執筆:タートル講師

今月から口頭試験が始まります。

口頭試験が不合格になった方のパターンを分類すると、次の5つくらいに分けられると思います。

 

(1)コミュニケーションの失敗

 極度の緊張等で、試験官と会話が成立しなかった。準備不足で、質問に対して答えることができなかった。

(2)科目違いと見なされる(経験不足と判断される)

 例えば建設部門の土質及び基礎で受験しているのに、受験願書の経歴のほとんどが道路の内容になっている等、選択科目の経験が十分でないと判断された。

(3)技術士にふさわしい仕事をしていないと見なされる(応用能力不足と判断される)

 受験願書の経歴や小論文がアッサリし過ぎていたので色々と質問をされたが、十分に答えることができず応用能力が足りないと判断された。

(4)倫理観に問題があると見なされる

 試験官と口論になる、法やモラルを軽んじる回答をする等、倫理的に問題があると判断された。

(5)技術士法を理解していないと見なされる

 ほぼ確実に質問される「3義務2責務」を答えることができず、技術士制度を理解していないと判断された。

 

さて、こういう失敗を避けるためには以下のようなことが大切です。

 

(1)については、模擬口頭試験を繰り返して、十分に準備したという自信を持つことが大切です。

(2)と(3)については、受験願書の内容が大きく影響します。提出してしまったものは仕方ありませんから、短い試験時間中に納得してもらえるように準備しましょう。

(4)については、常日頃の心掛けでしょうか…。にわか仕込みでは駄目ですね。

(5)については、1日に数十回も暗唱すれば覚えることができるはずです。語呂合わせも有効です。

 

口頭試験まで、最大限の努力をして挑んでください。

口頭試験秒読みですね!口頭試験の1週間前までにやるべきこと!

2017年11月19日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

最後の頑張り
技術士の筆記試験(二次試験)で合格した人は、技術士の登録まであと少しです。過去の実績では分野に
よっても異なるが口頭試験に概ね9割程度は合格している。しかし、これは逆に言えば1割は不合格に
なっているということだ。その1割に入らないためにはどうするか!と考えるか、合格の5割に入るには
どうするか!を考えるか、それとも合格の上位に入るか!と考えるかによって、学習の戦略は異なる。
 

不合格の1割に入らないための戦略
筆記試験の記述問題の評価がA/Aではなく、A/BやB/Aの方は要注意だ。特に、口頭試験では、課題解決
能力を問う問題IIIも口頭試験の試験官の面接材料として配布される。したがって、なぜ評価がBだったのか
をしっかりと反省する必要がある。技術士の資質として、「フォローする」という能力が問われている。
このため、口頭試験でのツッコミは必然的に厳しくなることを覚悟すべきだ。これに対応するには、入念
な準備をするしかない。


合格の5割に入るための戦略
要は合格者の平均像を目指すということだ。技術士のセミナーやこのAXS技術士システムの先生が指摘する
ことを真面目にきちんとマスターすることだ。現在のパターンは25年度から5年目なので、口頭試験の
傾向と対策も多くの先生が指摘する通りだ。オーソドックスな質問を50問程度は用意して、それへの回答を
用意すること。模擬面接を最低でも3回程度は実施して、想定問答の見直しをすること。忙しい日常の中で
も、時間を捻出して、頑張れば、合格の5割には入れるだろう。


合格の上位に入るための戦略
記述問題がA/Aの人は、単に合格するだけではなく、今後の後輩の規範になるような受験姿勢と受験勉強を
しっかりとしてほしい。想定問題も100個程度は用意し、模擬面接も4-5回を目指そう。もしくは、用意した
想定問答をスマホに録音して、隙間時間に何度も何度も繰り返し聴きましょう。何度も自分の問答の様子を
聞いていると、ちょっと流れが悪いなあとか、冗長だなあとか、説明がロジカルではないなあとか気づく
ことがある。ぜひ、自分自身で一人ツッコミをして、問答内容をブラッシュアップしてほしい。また、
次のようなプレゼンスキルを試してほしい。


 1) 人の評価は最初の3つの印象でほぼ決まる
  技術士にふさわしいと試験官に感じてもらえることが重要。身なりや行動、最初の挨拶。
  受験番号や名前を述べるときが最初の勝負。試験官の方を向いて、相手の視線を感じながら
  ゆっくりと明瞭に落ち着いて受験番号と名前を伝えましょう。人物評価は、最初の印象と
  二回目の印象と、三回目の印象でほぼ決まるという。つまり、口頭試験前の書類による印象
  入室時の見た印象と、次の受験者が話す声の印象であなたの印象=評価はほぼ決まるのです。


 2)口頭試験は加点主義
  口頭試験の試験官は、筆記試験であなたの答案を見て合格と判断してくれた人です。つまり、あなたを
  合格させようとしている。その期待のそう努力をすることは当然の責務です。しかし、本番の口頭試験
  では、回答に困るような質問や、回答しにくい質問、質問の意味がよくわからない質問がある。
  そのような時にはどうすべきでしょうか?適当に答えるのはダメです。時間の無駄だけではなく、試験官
  の印象まで悪くなる。必ず質問の主旨を再確認して、相手の意図に合うように回答しましょう。
  また、本当に知らないことは「すいません。その点は不勉強でよくわかりません。」「うまく説明でき
  ません。この後しっかり調べて勉強します。」などと潔く降参して次の質問をお願いしましょう。


 3)試験官との論争は禁物
  優秀な受験者ほど、自分の知見や意見に自信を持っていることが多い。試験官が理不尽なことを言うこと
  もないとは言えない。そのような時に論争するのは厳禁です。これは座談会ではないし、議論の場でも
  ない。あなたは評価されている立場です。「へりくだる」必要はないし、自分の意見を曲げる必要もない
  が試験官に対する攻撃は最低です。そのような場合にも、「そのような見方があるのですね。勉強になり
  ました。」とか、「この件は議論の余地がないと考えていましたが、そのような解決法もあると気づく
  ことができました。ご指摘ありがとうございます。」など、要は相手の立場を理解し、試験官の意見を
  尊重
する姿勢を崩さないことが肝要です。


 4)PREP
  プレゼンテーションのスキルの一つにPREP法がある。このPREP法とはPoint、Reason、Example、
  Pointの4文字のイニシャルだ。つまり、まず結論を述べ、その理由を述べ、その例を示し、最後に
  結論をもう一度述べる。これと真逆なのは、背景→条件→考慮事項→理由→(最後に)結論。公務員が
  陥りやすいパターンだ。口頭試験では時間の制限がある。PREP法でまず結論を述べたら、試験官の顔を
  見て、「理由を詳しく説明した方がいいですか?」「この内容で詳しく説明してよろしいでしょうか?」
  とか聞いてから次に進むのがお勧めだ。試験官によっては、PREPの最初のPで「次の質問に移ります」
  と言ってくれることがある。その場合にはPREPの最初のPだけで回答になっているので、貴重な時間の
  節約以上に加点を繰り返せるという効果がある。


 5)イメージとロジックで人は納得する
  人は物事をイメージして、ロジックを理解できたときに納得する。これは人間の脳が左脳と右脳に
  分かれていることに起因する。これは、口頭試験の特に小論文(詳細業務)の説明のときに意識すべき
  だ。つまり、例えば「橋梁」の改善を説明するなら、どんな橋かを試験官にイメージしてもらうことが
  先決だ。幅員10mの橋なのか、100mの橋か、それとももっと巨大な橋なのか。どんな橋なのかの
  イメージがずれていたらこれは悲劇だ。何を説明しても質疑が食い違ってしまう。手振りをまじえなが
  試験官との間で同じイメージを共有できたら、次は冷静に端的にロジックを説明する。課題は3点です。
  目的はこれです。解決策は3つありますが、私はA案が最適と判断した。その理由は3つあります。この
  ようにマジックナンバー(=3)をうまく活用しながら説明すると、人は納得した気になるものです。


 6)沈黙を恐れない
  口頭試験で最悪なのは試験官の質問に対して回答できずに無言の時間が続くことだ。これは時間の無駄
  だけではなく、印象も悪くなるので最低の対応だ。分からなければ、「すいません。勉強不足です。
  また、勉強します。」等でなんとか切り抜けよう。口頭試験は加点主義なので、わからないことを
  わからないと回答しても何も減点されません。場合によっては潔ぎ良い態度として好感される可能性
  さえある。そのような受動的な沈黙は避ける必要があるが、能動的な沈黙(=間)を使えれば、プレゼンの
  上級者だ
。つまり、試験官の質問に対して、先のPREPの最初のPを説明する。そのあと、わずか1秒の
  沈黙、つまり間をおく。そして、その1秒間の試験官の反応を見極めて、PREPの理由に続くのか、
  それとも、先に行ったように「続けてよろしいでしょうか?」と試験官とキャッチボールをするのか、
  その後のプレゼンを微妙に起動修正させる。大切なことは話すことではなく、理解してもらうことだ。
  そのためには、間をおくことがとても有効だ。


口頭試験の目的は合格することだ。そのためには、不合格の1割に入らないという戦略でも、合格者の5割、
つまり平均的な合格者の戦略でもいいと思う。しかし、本当に合格して、技術士として活躍したいと考えるの
であれば、合格の上位者を目指して欲しいと思う。技術士試験に合格するのはゴールではなく、スタートだ。
技術士として活躍するには、物を書いたり、講演で話をしたり、経営者の相談に乗ったりすることがある。
そのようなことに対応できる能力を有するのかどうかを試されているのが試験だが、同時にそのような能力を
伸ばすチャンスでもある。単に合格するのではなく、上位者での合格を是非目指して欲しい。


サッカーに例えて言えば、1点差で勝利するのではなく、2点差で勝利を確実にするのではなく、3点差を
つけて、圧倒的な勝利を目指して欲しいと思います。そうすることで、相手に1点を取られても、2点を
取られても、勝利=合格できると確信します。


最後の一踏ん張りです。頑張ってください。

以上

平成30年度 口頭試験合格率!?

2019年03月12日 作成 / 執筆:kody講師

日本技術士会から公表された平成30年度技術士二次試験筆記試験合格者名簿の合格者番号と平成30年度技術士二次試験合格者数から口頭試験の合格率を計算しました。

日本技術士会から公表された平成30年度技術士二次試験筆記試験合格者名簿の合格者番号と平成30年度技術士二次試験合格者数から口頭試験の合格率を計算しました。

 

【総合技術管理部門を除く部門】

部門 筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率

◆機械部門

機械設計 84人 69人 82.1%

材料力学 55人 33人 60.0%

機械力学・制御 23人 10人 43.5%

動力エネルギー 19人 16人 84.2%

熱工学 24人 23人 95.8%

流体工学 20人 17人 85.0%

加工・ファクトリー~ 34人 27人 79.4%

    交通・物流機械及び~ 26人 17人 65.4%

ロボット   7人   5人 71.4%

情報・精密機器   8人   7人    87.5%

◆船舶・海洋部門

船舶          3人       3人  100.0%

海洋空間利用   0人   0人  0.0%

舶用機器 0人   0人  0.0%

◆航空・宇宙部門

機体システム 10人   7人    70.0%

航行援助施設   3人   3人  100.0%

宇宙環境利用   1人   1人  100.0%

◆電気電子部門

発送配変電 27人     26人    96.3%

電気応用     25人     24人    96.0%

電子応用     25人     25人  100.0%

情報通信     56人     46人    82.1%

電気設備     72人     66人    91.7%

◆化学部門

セラミックス及び~       4人     4人 100.0%

有機化学製品       7人 7人 100.0%

燃料及び潤滑油      1人 1人     100.0%

高分子製品   6人     6人     100.0%

化学装置及び設備   7人     7人    100.0%

◆繊維部門

紡糸・加工糸の方法~   2人     2人    100.0%

紡績及び製布 3人     3人    100.0%

繊維加工 6人     6人    100.0%

繊維二次製品の製造~ 1人     1人    100.0%

◆金属部門

鉄鋼生産システム 3人     3人        0.0%

非鉄生産システム 1人     1人        0.0%

金属材料      9人    8人      88.9%

表面技術    12人       12人    100.0%

金属加工    30人   29人      96.7%

◆資源工学部門

固体資源の開発及び~  1人     1人    100.0%

流体資源の開発及び~ 3人     3人    100.0%

資源循環及び環境          2人     2人    100.0%

◆建設部門

土質及び基礎            40人     386人      95.0%

鋼構造及びコンク~  124人     111人      89.5%

都市及び地方計画   121人     113人      93.4%

河川、砂防及び~   187人     185人      98.9%

港湾及び空港    45人      41人      91.1%

電力土木       9人         7人      77.8%

道路      166人    164人      98.8%

鉄道            52人     47人      90.4%

   トンネル         32人     29人      90.6%

施工計画、施工設備~  120人        116人      96.7%

建設環境     38人              35人      92.1%

◆上下水道部門

上下水道及び工業用~    80人          69人      86.3%

下水道   116人        111人      95.7%

水道環境   2人        3人    100.0%

◆衛生工学部門

大気管理   3人        3人    100.0%

水質管理 19人             18人      94.7%

廃棄物管理      26人        22人      84.6%

空気調和      14人        14人    100.0%

建築環境      16人        13人      81.3%

◆農業部門

畜産   2人        2人    100.0%

農芸化学       7人                7人    100.0%

農業土木     87人          86人      98.9%

農業及び蚕糸 13人          10人      76.9%

農村地域計画       5人                5人    100.0%

農村環境     10人              10人    100.0%

植物保護     12人              11人      91.7%

◆森林部門

林業     17人          17人        100.0%

森林土木     36人              34人      94.4%

林産       9人                8人      88.9%

森林環境       7人                7人        100.0%

◆水産部門

漁業及び増養殖   3人        3人    100.0%

水産加工   4人        3人          75.0%

水産土木     17人          15人          88.2%

水産水域環境 11人          10人          90.9%

◆経営工学部門

生産マネジメント     31人          31人        100.0%

サービスマネジメント    21人          16人          76.2%

ロジスティクス   6人        6人        100.0%

数理・情報   4人        4人        100.0%

金融工学   0人        0人       0.0%

◆情報工学部門

コンピュータ工学   9人            8人          88.9%

ソフトウェア工学     11人       9人          81.8%

情報システム~     11人       8人          72.7%

情報ネットワーク      4人       3人          75.0%

◆応用理学部門

物理及び化学 11人          11人        100.0%

地球物理及び地球化学      6人            6人        100.0%

地質    59人          53人          89.8%

◆生物工学部門

細胞遺伝子工学   6人        4人          66.7%

生物化学工学      9人            8人          88.9%

生物環境工学   4人        4人        100.0%

◆環境部門

環境保全計画   27人     26人          96.3%

環境測定   18人     16人          88.9%

自然環境保全     18人     17人          94.4%

環境影響評価      9人       7人          77.8%

◆原子力・放射線部門

原子炉の設計~           7人                7人        100.0%

原子炉の運転~      4人        4人        100.0%

核燃料サイクルの技術      2人        2人        100.0%

放射線利用       1人       1人        100.0%

放射線防護       8人       8人        100.0%

 

【総合技術管理部門】

部門 筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率

◆機械

機械設計       3人     3人    100.0%

材料力学   4人 3人      75.0%

機械力学・制御   0人 0人        0.0%

動力エネルギー   0人 0人        0.0%

熱工学   2人 2人    100.0%

流体工学   0人 0人        0.0%

加工・ファクトリー~   2人 2人    100.0%

    交通・物流機械及び~   5人 5人    100.0%

ロボット   0人     0人        0.0%

情報・精密機器   0人     0人        0.0%

◆船舶・海洋

船舶          0人    0人       0.0%

海洋空間利用   1人         1人    100.0%

舶用機器 0人    0人       0.0%

◆航空・宇宙

機体システム   0人     0人       0.0%

航行援助施設   2人     2人    100.0%

宇宙環境利用   0人     0人       0.0%

◆電気電子

発送配変電   3人         3人       100.0%

電気応用       1人     1人       100.0%

電子応用           4人     3人         75.0%

情報通信       4人            4人   100.0%

電気設備       5人         5人       100.0%

◆化学

セラミックス及び~       0人 0人     0.0%

有機化学製品       0人 0人     0.0%

燃料及び潤滑油      0人 0人     0.0%

高分子製品   0人     0人     0.0%

化学装置及び設備   0人     0人     0.0%

◆繊維

紡糸・加工糸の方法~   0人     0人     0.0%

紡績及び製布 0人     0人     0.0%

繊維加工 1人     1人    100.0%

繊維二次製品の製造~ 0人     0人     0.0%

◆金属

鉄鋼生産システム 1人     1人        100.0%

非鉄生産システム 0人     0人        0.0%

金属材料 3人     3人        100.0%

表面技術      2人         2人        100.0%

金属加工      1人     1人        100.0%

◆資源工学

固体資源の開発及び~  0人     0人        0.0%

流体資源の開発及び~ 0人     0人        0.0%

資源循環及び環境          0人     0人        0.0%

◆建設

土質及び基礎              8人         8人        100.0%

鋼構造及びコンク~    15人       15人        100.0%

都市及び地方計画       7人         5人          71.4%

河川、砂防及び~     20人       20人        100.0%

港湾及び空港       2人             2人        100.0%

電力土木       1人        1人        100.0%

道路         28人      26人      92.9%

鉄道               6人            6人        100.0%

   トンネル            8人            8人        100.0%

施工計画、施工設備~    22人          22人        100.0%

建設環境       8人            8人        100.0%

◆上下水道

上下水道及び工業用~      8人            8人        100.0%

下水道       4人            4人        100.0%

水道環境   0人        0人        0.0%

◆衛生工学

大気管理   0人        0人        0.0%

水質管理   0人        0人        0.0%

廃棄物管理       2人           1人      50.0%

空気調和      1人       1人    100.0%

建築環境       0人       0人    0.0%

◆農業

畜産   0人        0人        0.0%

農芸化学       0人            0人        0.0%

農業土木       1人                1人        100.0%

農業及び蚕糸   0人        0人        0.0%

農村地域計画       0人            0人        0.0%

農村環境       0人            0人        0.0%

植物保護       0人            0人            0.0%

◆森林

林業       1人            1人    100.0%

森林土木       2人            2人    100.0%

林産       0人            0人            0.0%

森林環境       1人            1人        100.0%

◆水産

漁業及び増養殖   0人        0人            0.0%

水産加工   0人        0人            0.0%

水産土木       0人            0人    0.0%

水産水域環境   0人        0人            0.0%

◆経営工学

生産マネジメント       2人            2人        100.0%

サービスマネジメント      1人            1人        100.0%

ロジスティクス   0人        0人            0.0%

数理・情報 3人        3人        100.0%

金融工学   0人        0人            0.0%

◆情報工学

コンピュータ工学   2人        2人        100.0%

ソフトウェア工学       0人       0人            0.0%

情報システム~       3人       2人          66.7%

情報ネットワーク      0人       0人            0.0%

◆応用理学

物理及び化学   1人        1人        100.0%

地球物理及び地球化学      2人            2人        100.0%

地質      5人            5人        100.0%

◆生物工学

細胞遺伝子工学   1人        1人        100.0%

生物化学工学      1人            1人        100.0%

生物環境工学   0人        0人            0.0%

◆環境

環境保全計画     2人       2人        100.0%

環境測定     1人       1人        100.0%

自然環境保全       0人       0人            0.0%

環境影響評価      1人       1人        100.0%

◆原子力・放射線

原子炉の設計~       0人        0人            0.0%

原子炉の運転~      2人        2人        100.0%

核燃料サイクルの技術      1人        1人        100.0%

放射線利用       0人        0人            0.0%

放射線防護       0人        0人            0.0%

 

 

平成30年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成30年度口頭試験合格率/

平成29年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成29年度口頭試験合格率/

平成28年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成28年度口頭試験合格率/

平成27年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成27年度口頭試験合格率/

平成26年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成26年度口頭試験合格率/

令和元年度 技術士 2次試験 口答試験合格率!?

2020年03月08日 作成 / 執筆:kody講師

日本技術士会から公表された令和元年度技術士二次試験筆記試験合格者名簿の合格者番号と令和元年度技術士二次試験合格者数から口頭試験の合格率を計算しました。

【総合技術管理部門を除く部門】 

  部門   筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率
◆機械部門
  機械設計       77人       63人  81.8%
  材料強度・信頼性   50人       33人  66.0%
  機構ダイナミクス~  42人       28人  66.7%
  熱・動力エネルギ~  38人       32人  84.2%
  流体機器       18人       15人  83.3%
  加工・生産システ~  26人       19人  73.1%
◆船舶・海洋部門
  船舶・海洋            4人            3人     75.0%
 ◆航空・宇宙部門
  航空宇宙システム       9人          8人     88.9%
 ◆電気電子部門
  電力・エネルギー~    32人          31人     96.9%
  電気応用           18人          17人     94.4%
  電子応用           13人          13人   100.0%
  情報通信           48人          33人     68.8%
  電気設備           59人          56人     94.9%
◆化学部門
  無機化学及びセラ~        8人          7人       87.5%
  有機化学及び燃料         6人        6人   100.0%
  高分子化学            8人        8人     100.0%
  化学プロセス         8人          8人     100.0%
◆繊維部門
  紡糸・加工糸及び紡~     3人          3人     100.0%
  繊維加工及び二次製~     5人          5人     100.0%
◆金属部門
  金属材料・生産シス~    6人           6人     100.0%
    表面技術            8人             8人     100.0%
  金属加工          12人          11人      91.7%
◆資源工学部門
  資源の開発及び生産     4人            3人      75.0%
  資源循環及び環境浄~    3人            2人        66.7%
◆建設部門
  土質及び基礎            40人            78人      95.1%
  鋼構造及びコンク~   180人         159人       88.3%
  都市及び地方計画    161人         150人       93.2%
  河川、砂防及び~    202人         197人       97.5%
  港湾及び空港        41人           36人       87.8%
  電力土木            7人             7人     100.0%
  道路              370人          291人      78.6%
  鉄道                  63人            58人        92.1%
    トンネル              54人            50人      92.6%
  施工計画、施工設備~    167人            161人       96.4%
  建設環境          101人                91人       90.1%
◆上下水道部門
  上水道及び工業用水~      80人            68人       85.0%
  下水道           111人           105人      94.6%
◆衛生工学部門
  水質管理            9人              9人     100.0%
  廃棄物・資源循環      16人               13人      81.3%
  建築物環境衛生管理       23人             23人     100.0%
 ◆農業部門
  畜産             2人             2人      100.0%
  農業・食品          10人                   8人        80.0%
  農業農村工学         60人               59人        98.3%
  農村地域・資源計画      8人               8人      100.0%
  植物保護           10人                 9人       90.0%
 ◆森林部門
  林業・林産          16人             16人       100.0%
  森林土木           40人               38人       95.0%
  森林環境             3人                 3人       100.0%
◆水産部門
  水産資源及び水域環境     7人             7人     100.0%
  水産食品及び流通       3人             3人     100.0%
  水産土木           14人              10人        71.4%
◆経営工学部門
  生産・物流マネジメ~   15人              15人      100.0%
  サービスマネジメント     23人              21人        91.3%
◆情報工学部門
  コンピュータ工学       3人                3人      100.0%
  ソフトウェア工学         7人              6人        85.7%
  情報システム~        21人              18人        85.7%
  情報基盤             7人              3人        42.9%
◆応用理学部門
  物理及び化学         6人                6人      100.0%
  地球物理及び地球化学     10人              10人      100.0%
  地質             73人              66人        90.4%
◆生物工学部門
  生物機能工学         6人              2人        33.3%
  生物プロセス工学       10人                8人        80.0%
◆環境部門
  環境保全計画         17人            17人      100.0%
  環境測定           17人            14人        82.4%
  自然環境保全         28人            26人        92.9%
  環境影響評価         25人              21人        84.0%
◆原子力・放射線部門
  原子炉システム・施~   12人                    11人        91.7%
  核燃料サイクル及び~       5人              5人      100.0%
  放射線防護及び利用          1人              1人      100.0%

【総合技術管理部門】 

  部門   筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率
◆機械
  機械設計            9人          9人    100.0%
  材料強度・信頼性      4人        4人    100.0%
  機構ダイナミクス・~    11人          11人    100.0%
  熱・動力エネルギー     8人        8人    100.0%
  流体機器          2人        2人    100.0%
  加工・生産システム     6人        5人      83.3%
 ◆船舶・海洋
  船舶・海洋               0人          0人       0.0%
 ◆航空・宇宙
  航空宇宙システム      2人          2人    100.0%
 ◆電気電子
  電力・エネルギーシ~    7人              4人      57.1%
  電気応用            9人          8人      88.9%
  電子応用                6人          4人        66.7%
  情報通信            8人                6人        75.0%
  電気設備            10人            8人        80.0%
◆化学
  無機化学及びセラミ~      2人       2人     100.0%
  有機化学及び燃料        0人       0人       0.0%
  高分子化学           0人       0人       0.0%
  化学プロセス        1人           1人     100.0%
◆繊維
  紡糸・加工糸及び紡~    1人           1人     100.0%
  繊維加工及び二次製~    0人           0人         0.0%
◆金属
  金属材料・生産シス~    1人           0人       0.0%
  表面技術            2人             2人       100.0%
  金属加工            1人           1人       100.0%
◆資源工学
  資源の開発及び生産     0人         0人         0.0%
  資源循環及び環境浄~    0人           0人         0.0%
◆建設
  土質及び基礎            19人           19人        100.0%
  鋼構造及びコンク~     58人           51人          87.9%
  都市及び地方計画      29人           28人          96.6%
  河川、砂防及び~      55人         51人          92.7%
  港湾及び空港        11人             11人        100.0%
  電力土木            5人             5人        100.0%
  道路                54人           50人        92.6%
  鉄道                13人             12人        92.3%
    トンネル              13人             11人        84.6%
  施工計画、施工設備~    41人             36人        87.8%
  建設環境          11人             11人        100.0%
◆上下水道
  上水道及び工業用水~    20人           19人        95.0%
  下水道           28人             27人        96.4%
◆衛生工学
  水質管理          1人           1人      100.0%
  廃棄物・資源循環      1人               1人      100.0%
  建築物環境衛生管理     3人             2人        66.7%
◆農業
  畜産            0人           0人          0.0%
  農業・食品           0人             0人          0.0%
  農業農村工学        11人                 9人         81.8%
  農村地域・資源計画     1人           1人       100.0%
    植物保護            0人               0人            0.0%
◆森林
  林業・林産         1人                1人     100.0%
  森林土木            3人                3人     100.0%
  森林環境            0人                0人           0.0%
◆水産
  水産資源及び水域環~    0人              0人           0.0%
  水産食品及び流通      0人              0人           0.0%
  水産土木            0人                0人       0.0%
◆経営工学
  生産・物流マネジメ~      7人                7人        100.0%
  サービスマネジメント      6人                6人        100.0%
 ◆情報工学
  コンピュータ工学     1人               1人        100.0%
  ソフトウェア工学         7人               6人        85.7%
  情報システム~        5人               5人        100.0%
  情報基盤           2人               2人        100.0%
◆応用理学
  物理及び化学       6人               5人        83.3%
  地球物理及び地球化学     4人                 3人        75.0%
  地質               11人                 11人        100.0%
◆生物工学
  生物機能工学       1人               1人        100.0%
  生物プロセス工学       1人                 1人        100.0%
◆環境
  環境保全計画         6人               6人        100.0%
  環境測定             1人               1人        100.0%
  自然環境保全         1人               1人        100.0%
  環境影響評価         2人               2人        100.0%
◆原子力・放射線
  原子炉システム・施~   3人               3人        100.0%
  核燃料サイクル及び~   2人               2人        100.0%
  放射線防護及び利用        0人               0人            0.0%

 

出典:技術士のすすめ https://kody-pe.jimdo.com

施工計画の口頭試験の準備ポイント

2025年09月27日 作成 / 執筆:アニ-講師

「Ⅰ:施工計画の口頭試験の準備ポイント」

  今回は私の「建設部門-施工計画分野」について、口頭試験体験記と受験される方へ、準備のポイントを以下にご紹介したいと思います。 1. 夢まぼろしの筆記試験の合格連絡 私は技術士試験の初受験は31歳の時でした。しかし、合格できたのは40歳であり、合格までに約10年の歳月がかかりました。当時、私は筆記試験終了後、通信インフラ工事(市街地電線地中化)の施工管理業務に従事しておりました。 連日の夜間工事により昼夜逆転生活が約2ケ月ほど続いており、日中の十分な睡眠時間の確保は容易ではなく、疲労もかなり蓄積していた頃だったと思います。 友人A氏(前年度合格の同級生で私を指導してくれた先輩技術士)から、「至急の電話だよ。」かみさんから起こされました。寝ぼけた状態で受話器をとると、友人A氏は興奮気味の声で「筆記、合格してるぞ!」その瞬間、眠気が一機に吹きとびました。連日の夜間工事で、筆記合格発表のことも忘れており、突然の吉報にあたふたするばかりでした。

2. 想定以上の口頭試験準備   

  友人A氏が、近々模擬口頭を行うので準備しておくように指示があり、とにかく、友人A氏の指示に従い、準備を進めました。 模擬口頭試験は分野が違う応用理学の技術士の方、2名と友人A氏の計3名で行ってもらいました。結果は、散々な出来でした。準備不足もさることながら、自分のことなのに的確に応答することができない。面接官との円滑なコミュニケ-ションが行なえず、自分自身の情けなさを痛感しました。貴重かつ親身なアドバイスをいただいた試験官役の方々には、今でも深く感謝しております。あの悲惨な体験がなければ、現在の今の私はないとも考えております。40歳にして、技術士になることに対する壁の高さと、その厚さを身に染みて感じたことを、今でも鮮明に覚えております。

3. 広い視野の必要性を痛感

 接試験の準備を進めるほどに、やるべきことの多さ、その技術見識の広さと必要性を実感しました。今までの自身の視野の狭さや力量のなさを痛切に味わう毎日でした。日常の業務以外に広い技術見識、世界感、将来に対する技術展望、我が国が直面する課題及び解決策とそれに対する確固たる意見を自分の事として消化することが必要でした。

 4. 経験したことがない緊張感   

 口頭試験は休暇を取り、前日は試験会場の下見に行きました。「ここか?」「中はどうなっているのだろう?」ビルから出てくる人を見て「あの人も受験者かな?」など、思いを廻らせ、不安がつのるばかりでしたので、早めに切り上げ、予約した渋谷のホテルに宿泊しました。その夜は緊張のあまり十分な睡眠はできず、朝早朝に目を覚ますことになりました。 「何かしないと!」と不安ばかり募るので、面接時間は11時頃だったのですが、起床後、直ちにネクタイまで締め、身支度を済ませ、鏡の前の椅子にすわり、鏡に映る自分の顔を見ながら、準備したQ&Aに従い、一人問答を繰り返しました。他の人が見たら、なんて滑稽な様子と思います。しかし、本人は満身創痍です。わが身を振り返る余裕すらなく、ただ、緊張のボルテ-ジと戦うばかりでした。

 5. しずまりかえる控室    

 当時の面接試験は控室で待機、時間になると係の方が呼びに来られるスタイルでしたので、控室でただその時間を待つのみです。受験者は誰一人として声を発する人はいなく、静寂と資料をめくる音と人の吐息のみが聞こえるだけの少し異常な雰囲気が漂う空間であり、その場所にいることが苦痛でした。   「受験番号:○〇、○○さん」「キタ-!」鼓動はMAX、試験官が待つ部屋までのどう歩いたのかも、一切記憶に残っていません。

 6. 終了後の脱力感   

  いよいよ、面接が始まりました。面接官は初老のお二人で、とても紳士的でやさしく質問してくれましたので、心配していたような難問や答えられないような質問はなく、助かりました。但し、以下の質問については、正直、戸惑いを隠せませんでした。   「ゼネコンとコンサルとではどちらが技術レべルは上だと考えますか?」質問の意図はどこにあるのか?、何故この質問なのか?、頭の中で混乱していました。 私は、「双方で良く話し合い、理解し合意を形成することが重要と思います。」と答えました。今思い起こしても、質問に対する的確な答えにはなっていません。「やっちゃったかな?」とあせりましたが、回答否定や次段階の質問がなく、ほっとしました。   口頭試験も最後となり、いよいよ佳境に入ったなあと思った瞬間、「英語は得意ですか?」「エッ?、そんなはず、あるわけがない!」と内心思いながら、「今後、勉強して行きたいと思います。」と答えました。冷や汗が一機に出ました。 「それでは終了します。」のやさしい声でゴングが鳴り、口頭試験は終了しました。 終了後の脱力感は想定以上で、もうぐったり状態、渋谷駅まで「あの応答で良かったのか?、この答えはどうだったのか?」頭の中がぐるぐる、渋谷駅につきました。

 7.遠かったコンビニまでの道のり  

 年が明け2月下旬、いよいよ合格発表の日がきました。当時は地方新聞に合格者の名前が掲載されましたので、早朝、コンビニまで新聞を購入に出かけました。早朝から雪が降っており、コンビニまでの道のりが非常に遠く感じました。手に取った新聞を開げるのが怖くて、怖くて、自分の名前を発見した時は、店内で大声を出しそうなくらいうれしかったことを思い出します。   苦節10年、ついに憧れの技術士試験に合格することができました。ことのほか周囲の反響は大きく、普段、顔をあわせることなどない当時勤務していた会社社長から「合格おめでとう」のメールを頂戴するなど、技術士合格の反響の大きさに驚きました。

  8.施工計画の口頭試験準備ポイント  

 今後、施工計画で口頭試験の受験される方へその準備として、私の経験及び準備を踏まえ、以下のポイントを押さえておくことをお勧めします。 施工計画は、実務能力や現場管理能力、安全管理、コスト意識、工程調整など、建設技術者としての総合力が問われる分野です。以下の設問に対する応答を準備下さい。

 1) 施工計画の基本的考え方

・施工計画を立てる際に最も重視するポイントは何ですか?

・あなたがこれまでに関与した施工計画の具体例を説明してください。

 ・施工手順をどのように検討・決定しましたか?

・工程管理、品質管理、安全管理、コスト管理をどうバランスさせましたか?

2) 技術的判断や課題への対応

 ・設計と施工段階で不整合があった場合、どのように対応しますか?

・突発的なトラブル(地盤不良・天候不良・資材不足など)にどう対応しましたか? ・VE(Value Engineering)やCD(Cost Down)提案の経験はありますか?

・環境への配慮は、施工計画の際に、どう組み込みましたか、その例は?

 3) 安全・品質・環境配慮

 ・安全管理上のリスクアセスメントはどのように行っていますか?

・品質確保、向上のために、現場で行った具体的な対策は?

 ・工事中の騒音・振動・粉塵対策など、周辺環境への配慮はどうしていましたか?

4)関係者との調整・マネジメント能力

 ・発注者や協力会社との調整で苦労したこと、それをどう乗り越えましたか?

・現場管理でチームをまとめる上で、工夫していることはありますか?

・近隣住民や地域住民との調整はどのように進めましたか?

 5) 技術士としての資質

・技術士として施工計画にどのような付加価値を与えられると考えますか?

・若手技術者への教育や伝承で意識している点は?

 ・倫理的な観点で、施工計画上で判断に迷ったことはありますか?

   次回は、その後、新設された「総合技術監理部門」私の受験体験記と準備ポイントについて紹介したいと思います。(以上)

Ⅱ 総合監理 約に立ったISO

2025年10月04日 作成 / 執筆:アニ-講師

「Ⅱ 総合監理、役に立ったISO」  

 私の記憶では平成13年度から、新しい技術部門として「総合技術監理部門」が創設されたと思います。今回は「総合技術監理部門」の私の受験体験及び口頭試験の準備ポイントについて、ご紹介したいと思います。

 1.唯一のテキスト:青本

 科学技術が複雑化する現代社会において、1つの専門技術だけに限られた技術力だけでは直面する諸課題を解決することは困難です。一方、プロジェクト遂行に際しては課題解決を行うに際して様々な問題、事故、環境負荷等のリスク発生が想定されます。これらへの対応は、個別の専門技術的に対する業務管理だけではなく、安全かつ公正、的確にプロジェクトを遂行する総合的なマネジメントが求められています。このため技術士の新たな分野として「総合技術監理部門」が創設されたと私は、認識しております。 私は建設部門合格後、独自に環境マネジメントシステム(ISO関係)の審査員の勉強を進めていたこともあり、受験を試みました。初年度の試験でしたので情報は少なく、参考テキストは唯一、当時良く言われた「青本」でした。一見して日常的に馴染みにくい項目が多かったように思います。

 2.私の学習方法

 どんな問題が出題されるのかは、受験者は誰もが不安であったと思います。但し、受験者の多数はすでに技術士を取得した方々が受験する試験です。試験問題の内容や難易性に関し、ネット上では楽観視する意見も、少なからずありました。  私は自慢にはなりませんが、「合格まで、苦節10年選手」ですので、とても楽観的な受験など考えられませんでした。青本の管理項目の内容を何回も読み、とにかく関連情報を調べました。受験に際し、総合技術監理部門に対する私なりの捉え方を以下のように整理してみました。  

・監理、すなわちマネジメントに特化した部門であること。  

・業務遂行において日常的管理項目(人、物、金、安全、環境、リスク倫理等)をいかに適切かつ適正にバランス化すること。  

・各監理項目間の折り合いを調整し、総合的に最大限の効果を発揮すること。  

・そのためISO等のマネジメントシステムの活用やその考え方が重要であること。

・業務遂行に対して技術者は公正、誠実な倫理感に立脚すること。 

3.施工管理や安全管理を例にイメ-ジ  

 過去問題の前例がないので、複雑で輻輳する制約条件をいかに解決していくかを構想し、自身で課題想定した解答文を幾つか作成しました。私は専門分野が施工計画でしたので、これまで経験した施工管理面での課題と対策が事前の準備としてはイメ-ジがしやすく、総合技術監理で求められる項目を自分自身の過去の経験と照らし合わせ、以下のような内容構成の事前解答文を準備しました。

 1) 安全管理 :厳寒積雪気象下の道路規制に伴う凍結路面等交通事故、労働災害リスク対策

 2) 人的資源、情報管理 :複数工程間の夜間工事工程調整、人材配置、関連工種間の情報共有化対策

3) 品質管理、原価管理 :厳寒気象下、寒中コンクリ-トの養生温度管理の品質管理とコスト管理対策

 4) 沿道対策及び環境管理 :市街地工事における住民コンセンサス獲得のための沿道及び生活環境対策

 4.役にたったISOの知識  

 私は施工計画分野を取得後、当時IS0について個人的に勉強していました。そのこともあり総合監理部門は全てではありませんが「プロジェクトマネジメントシステム」の視点で、考えてみるとわかり易いことに気づきました。  通常業務を行うに際しては、必ずやリスクは存在します。そのリスクを事前に把握、抽出、評価、対策立案、実施移行、FB(フィ-ドバック)するPDCAによるスパイラルアップのマネジメントスタイルが必要であることを、自分自身の総合技術監理部門の理解や考え方において、役立てることができました。

5.口頭試験と転職の決意

 口頭試験会場には予定時間より前より、早く着きました。会場から口頭試験終了後の受験者が会場から出てこられましたが、その表情からは、皆さん、あまり晴れやかさを感じることはできませんでした。  記憶は薄れていますが、「何故、総監は必要か?」、「リスクをどのように評価しているか?」、「その対策事例は?」など、口頭試験は概ね事前に予想したQ&Aの通りであり、以外に淡々と進行し、難問や回答に苦慮することはなかったと思います。  お蔭様で、2つ目の技術士合格を手に入れることができました。当時私は43歳でしたが、思い切って当時の会社の退職を決意、その後、新たな世界へ挑むことになりました。

 6.総合監理部門の口頭試験準備ポイント

 総合監理部門の口頭試験の準備ポイントを私なりに以下に整理します。受験者諸氏にお役に立てば幸いです。

 1)業務経歴・経験論文

・業務内容:業務の背景 → 自分の役割 → 問題点 → 解決策 → 成果の流れで簡潔説明

・苦心点、工夫点:技術的課題+マネジメント面の課題の両方から説明と、工夫した点

・技術力、判断力:自身が経験した困難な事案業務の技術力、判断力の発揮事例

 ・総監5項目:総合技術監理の視点(安全・品質・コスト・工程・情報)の説明

 2)マネジメント能力

・若手指導:実践しているOJT、技術伝承、教育計画の立案、方針や方法の具体例 ・リーダ-シップ:自身が考えるリーダ-像、チームマネジメントの具体例

3)最近の技術動向

・注目される新技術分野:ICT活用、カーボンニュートラル、BIM/CIM、AIの活用など時事トピックや先進事例

・環境課題等:SDGsや環境配慮、社会的責任・持続可能性の視点に基づき、今後取り組むべき事項に対する自分の意見

4)コミュニケ-ション力

・説明:相手にわかり易く、簡潔な説明と柔軟な対応力

・合意形成:利害関係者との合意形成の方法、留意点及び事例

・工夫:コミュニケ-ション上の工夫点

5)技術士倫理

・不正:不正を発見した場合を想定し、技術者倫理

・社会的責任・内部通報体制・報告義務などを含めた説明

・コンプライアンス:対応すべき留意点、手順(発見、対応、証拠、報告、管理体制)と措置

・技術士倫理要綱:自分の言葉で内容を概説できること。  

 次回は、私の「建設環境」分野の口頭試験体験記とその受験ポイントについてご紹介したいと思います。(以上)

「技術士試験に合格するテンプレ-ト」

2026年03月28日 作成 / 執筆:アニ-講師

「技術士試験に合格するテンプレ-ト」  

これから受験者の皆さんは試験準備に向け、多数の準備解答文を用意する必要があります。この作業は労力を必要としますが最も重要であり、合格への近道であると私は確信しています。  今回はその準備解答文作成のための「定型テンプレ-ト」ついてご紹介したいと思います。部門や専門科目を問わず活用できるので、参考にしていただければ思います。

 1. テンプレート作成の基本方針  

技術士試験は「文章力」よりも論理性、網羅性、一貫性が評価されます。従って、文章はシンプルに整理されていることが重要であり、このためテンプレ-トの作成では以下を基本とすることが大切です。

 ・設問要求項目に100%応答する構造

・どの分野でも使い回せる汎用性

・採点者が理解しやすい論理構成と展開フロ-

 2. テンプレ-トとは

 そもそもテンプレ-トとは、「型で作られたサンプルひな形」とも言えるかもしれません。予めひな形に当てはめて、準備解答文の構成内容やキーワ-ドを整理し、書き出しておくノートやカードを総称しています。 設問内容が想定外であったとしても、キーワ-ド等をテンプレ-ト化しておくことで、整理された情報(:脳内の長期記憶)をいつでも引き出すことが可能となります。試験本番では長期記憶ソースを呼び起こし、つなぎ合わせることで論述できる応用機能を発揮します。 但し、専門課題のような設問では、必ずしもこの方法では対応できない場合もありますので、その点は了承下さい。

 3.全体フレ-ム

例えば「課題:担い手不足等」をとりあげたとして、以下のように全体フレ-ムとして整理しておけば、どんな設問に対しも、解答文記述が可能となることを狙いとしています。

・導入部:(今どうして?:社会的、技術的背景、問題の重要性の指摘)

・技術的課題:(何が、課題?:生産力低下、健全な産業維持が困難)

・課題分析:(何が原因?:少子高齢化、若手人材からの敬遠)

・想定解決方策とその理由:(どうする?:AI先端技術活用、ロボット化)

・対策上の留意点:(想定リスクと対応?:財源、普及、人材教育)

・効果、成果、展望:(メリット、デメリット、普及による便益、技術応用や期待技術)

 4.展開フロ-の構築と作成

テンプレ-トは上記に示した項目:「導入→課題→原因→対策→効果」が一直線に繋がるフロ-とすることが重要です。コンパクトに1テーマ、1枚のカードとなるようなイメ-ジで、具体的に何を、いつ、どうするか絶えず意識し、展開フロ-に落とし込みます。以下それぞれの項目の作成ポイントを整理します。

 5.導入部(課題認識と背景)

 解答文の冒頭:導入箇所では現在の課題や背景等を以下のように技術者の認識として、本題へ導く論述展開を思考下さい。

・「○○分野では、△△の高度化、複雑化に対応するために□□が緊喫課題である。」

・「近年は、急激な○○により、△△の課題が顕在化、社会的ニーズとされている。」

・「このような状況下で、技術者には□□の観点から、その課題解決が切望されている。」

 6.技術的課題は分割

 技術課題は同じ要素が重複しないように、以下のように制約条件と課題要因(コントロ-ルポイント)を分割・整理します。

 1) 制約条件

・「導入にあたっては、コスト対効果の検討が必要である。」

 ・「既存システムの改善と整合性確保が前提条件である。」

・「現場技術者への教育・訓練プログラムが必須課題である。」

 2) 課題要因(以下のように課題要因は1項目づつ、シンプルに分けて短文で表現する)。

 ・「課題1:○○に起因し、○○の影響から、△△となっている。」

・「課題2:□□が不十分であり、▽▽の制約から◇◇が□□されていない。」

・「課題3:◆◆と○○との、相反する課題への対応が必要であった。」

6.課題分析

課題分析では、その要因については、以下のように技術的知識を整理しておきます。

 ・「この要因としては、○○技術では目標ラインが限界であることが挙げられる。」

・「△△の工程はその運用が属人的であり、標準化されていないことが一因である」

・「その理由は、□□に関するデータ蓄積の絶対量と情報活用が不十分である。」

 7.解決方策は多面的視点で

 課題の解決方策は、以下のように多面的な視点で整理しましょう。また、「技術+効果」を定量的数値で示すことを意識下さい。

 ・人材:各分野の専門技術者スタッフによるプロジェクトを構築、人的資源を確保

・活用資源、ツール:△△活用・構築した管理ツールを導入、作業性及び管理効率を改善

・方法:▽▽の理由から、○技術の段階的導入により順応的な対応方針設定

・効果:成果として◇◇の改善により、目標とした○○を約○○削減が可能 ・成果:長期的に◇◇の信頼性向上する成果獲得に期待

 8.技術者倫理と社会的責任に立脚

 課題解決の整理では技術者倫理、社会的責任の視点が必須であり、これに立脚した視点であることを示して下さい。

 ・「○○技術解決においては、技術者倫理の遵守が不可欠」

・「特に、安全性・環境負荷・利用者への社会的影響への配慮が肝要」

・「社会に対する説明責任を果たし、コンセンサス獲得がその使命」

 10.未来志向を示す

○○技術者として社会的要請に応える役割を果たしていくことや技術研鑽の継続等、未来志向と展望を意識下さい。

 11.準備想定問題への適用  

準備する想定問題は、今回構想した作成する定型テンプレ-トに基づき、課題ごとに整理することをお勧めします。分野、ジャンル別に1課題1枚のカードがクリップで留め、整理されている状況をイメ-ジして下さい。 わかり易くかつ使いやすく整理できると思いますし、頭の中の整理と蓄積記憶情報の引き出しとしての利用、暗記に対し極めて有効であると思います。  次回は、試験官に視覚的に魅せる、目に留まる解答文の記述・表現方法についてご紹介したいと思います。(以上)

「試験官に魅せる技術士解答文の書き方」

2026年04月04日 作成 / 執筆:アニ-講師

「試験官に魅せる技術士解答文の書き方」  

 今回は、採点者がパットみて読みたくなる解答文の書き方についてご紹介します。私はこのことを先輩技術士から教わった時は、正に「目からうろこ」が落ちる思いでした。今まで努力してきたことを根底から払拭されたぐらいの衝撃があり、結果として技術士試験取組みのターニングポイントとなりました。  施工計画分野の技術士取得後の総監、建設環境、河川砂防、衛生工学のほか「コンクリ-ト診断士」や「河川維持管理技術者」等の験を受験しましたが、すべてこの方法で合格できました。是非、皆さんにも参考にしていただければと思います。 この技術士試験は試験官に評価してもらうための試験であり、主人公は実は試験官なのです。この点を十分認識し、内容を確実に「読んでもらうコツ」を理解下さい。

 1. 読んでもらう解答文の基本条件

 技術士解答文は単なる知識の羅列ではなく、「あなたが技術者として問題を発見し、解決できる能力を保有している」ことを示すための文章です。読んでもらう解答文には次の要素が必須です。

 (1)見出しによるビジュアル化  

 読んでもらうためには要求項目に対し、見出し、小見出しにより、試験官の視点をここへ誘導するようにして下さい。また、設問項目に対し、解答が確実になされていることを必ず見出し、小見出しで対応させ示すことを意識して下さい。 その準備として設問文は、設問文をあえて区切って線引きして少し時間をかけ確認して下さい。何に対する解答が求められているか、どのようなプロセス展開で記述すれば良いかが明確になります。

 例えば、昨年度の課題Ⅰの設問を例にとると(/部が区切りの箇所)以下のように区切ることができ、⇒以降の何を最低限記述する必要があるかを明確にします。

・高齢化、担い手不足から /⇒社会背景・現状

・担い手3法の改正の状況を踏まえ /⇒改定内容とその理由

・持続可能な建設業実現のため /⇒課題対応方策 の以下の問いに答えよ。

 1) 建設業の役割の持続に対する3つの課題/と技術課題内容 

 2) 最も重要と考える技術課題/と複数の解決策 

 3) 新たな将来的な懸念事項と/その対策 

 4) 技術者倫理、社会の持続性の観点からの上記の必要要件

(2)意図的な視線誘導  

 設問文の大項目は(1)~(4)は見出し文として、これに確実に解答していることを示しましょう。この際、小項目は小見出しで設問の課題や解答を具体的にわかり易く整理しましょう。見出し、小見出しを採点者に斜め読みさせ、何が書かれているか、全体像を把握してもらうようにする「意図的な視点誘導」が重要ポイントです。「この論文は何について書かれているのか」を見出し、小見出しにより、一目で理解できるように、内容理解の前に、短時間で魅せるテクニックが重要です。できれば「ゴシック字体」のように濃いえんぴつ芯の使用やアンダ-ラインを活用することをお勧めします。  

 2.ビジュアル化の記述例と字数配分

 上記を設問とした場合のビジュアル化の記述例を以下に示します。

 (1) 建設業の役割持続の課題とその内容  

 タイトル1行、その内容説明は2~3行程度で記述します。但し、これはあくまで目安です。説明が必要な項目は、長くてもかまいませんが、バランス良く文章の長さを調整下さい。各課題タイトルと内容の間隔は概ね、同じ長さになるよう記述することは、整理された文章のアピ-ルにつながります。

 1)○○○(課題:1) 

  (見出し内容の説明2~3行、以降同様)

 2)○○○(課題:2)

 3)○○○(課題:3)  

(2)最も重要な技術課題と解決策   

 上記のうち、○○の観点と理由(重要と考えた理由を示し)から、○○を技術課題として取り上げ、以下にその解決策を記述する。

 1)○○○(解決策:1)

2)○○○(解決策:2)

 3)○○○(解決策:3)

3)新たな将来的な懸念事項とその解決策

 1)新たな懸念事項  

 2)懸念事項に対する解決策

(4)技術者倫理、社会の持続性からの解決のため必要要件

 技術者倫理及び社会の持続性が重要なことを示し、自身が考える解決に必要な要件を示す。(この点は今年度試験での評価ポイントが変更になっており、コンピテンシ-を示すことを意識して下さい。)

 3.読みやすく、早期に理解させる文章  

 読みやすく、わかり易い文章とは「結論を先に示し、内容を後述、説明する。」手法が有効です。例えば、以下のように結論を先行し、箇条書き(内容)に落とし込むことで、試験官の労力を軽減でき、理解速度を速くすることができます。  

 例えば、この課題解決に対し、以下を検討、関係者調整の上、合意を得た。(結論先行)  

・○○の方法を見直し、新たなシステムを改善(内容)  

・従来素材の代替材料として○○採用を、LCCの低減(内容)  

・○○工程は機械による自動化により、安全性を向上(内容)

 4.採点者に響くポイント

 1)独自性のある工夫

誰でもできる方法ではなく、あなた自身が考え実施した独自の工夫を明確に示すことは加点ポイントに繋がります。

 2) 定量的成果

 結果として得られた成果は、数値で示すと良いでしょう。(例:不良率10%低減、コスト5%削減、○○工程を約1週間程度短縮)これは、今年から採点基準が変更になっていますので、十分理解のうえ、得られた成果や効果は定量的に示して下さい。

 3) 実務経験の深さ

現場施工やプロジェクト業務においては、具体的経験をもとに実際に生じた事象や問題、苦心した点をクロ-ズアップすると説得力に繋がります。

 4) 問題解決のプロセス

 課題に対し、単に「改善した」ではなく、なぜその方法を選んだか、その結論に至った思考プロセスと、自分の独自アイディアによる試行錯誤により、解決できた結果は高く評価されます。 上記を意識され、準備解答文を数多く準備下さい。必ず、合格に近ずくことができると確信します。 次回は解答文の論述に有効な骨子法について紹介したいと思います。(以上)

「技術士試験はロジカルライティングが重要」

2026年04月18日 作成 / 執筆:アニ-講師

「技術士試験はロジカルライティングが重要」

 技術士二次試験は論理的な記述、すなわち「ロジカルライティング」能力が必要とされる試験です。その内容は「知識量」よりも構造化された思考を、いかに短時間に整理し解答文へ落とし込むかがポイントです。今回はその試験対策として具体的実践方法をご紹介したいと思います。

1. 基本原則

 技術士試験で求められるロジカルライティングは、論理構成、説得力、再現性の3項目です。「筋道立てて課題を解決する思考」を文章で示す必要があり、基本原則は以下の例のように、わかり易く主張、説明することが重要です。

・結論を先に述べる。(結論):課題の解決には、○○の導入が最も有効である。

 ・何故を示す。(理由):何故なら、以下がその理由である。

 ・具体的である。(具体例):例えば、~の事例によると

 ・取り纏める。(再結論):従って、○○が必要となる。

 2. 論点整理

 技術士試験は、多様な視点に基づく、多面的な論述が評価ポイントとなります。これをシンプルにわかり易く整理し示すことが重要です。このため、観点を重複させないことや抜けや漏れがなく、例えば技術面、経済面、環境面、社会面、安全面等の観点ごとに区分し論点整理すると、わかり易く整理できます。

 3. 論拠構造

  ロジカルライティングでは、「なぜそう言うことができるか」を明示することが必要です。これには、主張→理由→根拠の階層構造→結論と言った論拠構造で示されていることがわかり易いです。例えば、

 【主張】:以下の理由により、○○〇を採用した。

  理由①:対策工効果が最も有利と判断されたこと。根拠(何故なら)⇒具体例(○○)

  理由②:経済的かつ、工期短縮が可能であること。根拠(何故なら)⇒具体例(○○)

 理由③:維持管理が容易、LCCを低減できること。根拠(何故なら)⇒具体例(○○)

 【結論】:総合的に課題を解決、目標を達成できると判断、これを採用した。

 4.解答文の構成テンプレ

1)課題の明確化(背景 、問題点、本質的課題)  

 何が課題であるかを、抽象的でなく、具体的な数値で示し明確に示す。

 2)課題の分析(多面的視点)  

 分析する側面に、漏れや重複がないことに留意し、以下の観点で整理を行う。 ・技術的課題 ・社会的課題 ・経済的課題 ・安全性課題 ・環境面課題 

3)解決策の提示

 解決策は課題とに対し、一対となっている関係が重要です。

・課題①コスト ⇒ 解決策①(コスト)

・課題②品質管理⇒ 解決策②(品質管理)

・課題③環境保全⇒ 解決策③(環境保全) 

4)リスクと対策

 リスクはどんな状況やプロセスでも、必ず存在する「現実的思考」の視点が重要です。また、それにどう対処するか、その対策を確実に示す必要があります。例えば以下のようにリスクに応える解決策が肝要です。 ・コスト増リスク⇒財源の段階的投資計画により、集中を分散、コスト負担を軽減 ・技術評価リスク⇒試行・実証試験に基づく、PDCAによる改善スパイラルアップ ・品質低下リスク⇒AIと人間によるダブルチェックにより所要品質の確保と向上

5)倫理・持続可能性

 問題Ⅱ、Ⅲではこの設問が想定され、「コンピテンシ-」の観点から、極めて重要なポイントです。技術士としての資質、能力及び技術者の倫理観を示して下さい。 

・公益安全、国民の健康及び福利を最優先

・地球環境保全と次世代に渡る社会の持続性の実現

・法令遵守と高い技術者倫理感

 5.高得点獲得のための戦略

1)最初に課題を明確化

 本文では最初に「何を記述するか」を導入部で示し、解答文の概要を試験官に一瞬で理解させる戦略的なテクニックを使いましょう。

 2) 漏れなく多面性を示唆

 特に課題の解決策では技術、人材 、経済、維持管理、安全性、住民理解、環境保全等漏れがない多面的観点から、具体の解決方法を示唆して下さい。

 3)技術士らしいキーワード

 技術士試験では「専門性+実務感」が評価されるため、最新の技術情報やキーワ-ドを挿入し、技術見識の高さをアピ-ルすることが評価につながります。 

 例:ICT 、AI 、LCA 、予防保全、地域防災力、グリ-ンインフラ、イノベ-ション創出、データプラットフォーム、デジタルリテラシ-、ビッグデータ等  ここで重要なポイントは、設問に対しキーワ-ドが合致しているかです。これがぶれると論理性が崩れますので、必ず、確認した上でキーワ-ドを選択記述下さい。

 4)トレンド・センテンス

 例えば、昨年の「国土交通省白書」や特に本年の「第6次社会資本整備重点計画」等をよく確認し、政府が展開している施策等をチェックしましょう。そのなかで、トレンドであるセンテンスやトピックス・キーワ-ドを拾いあげて下さい。課題解決策等の記載では、これを自身の意見や考え方として主張、織り込むことが、見識の高さや洗練性のアピ-ルにつながります。

5)リスクと対策

 リスクとその対策は、予めどんなリスクが想定されるか、その対応をどうするかを準備しておくことが重要です。これを確実に記述できることが高い評価につながります。日頃からのイメ-ジ・トレ-ニングすることが、これへの準備となります。

6)万能フレーズ

  論述に対しては、例えば以下のような定型文(万能フレ-ズ)を覚えておくと、骨子作成段階や実際の記述をより迅速に行うことができます。

・「~の観点から、以下の課題が存在している。」

・「その理由は以下のとおりである。」

 ・「具体的には~が実例として挙げられる。」」

 ・「したがって~この点を踏まえた対応が重要である。」  

 受験者のみなさん、この点を十分認識し、ロジカルライティングにより解答文作成の準備に取り組んで下さい。

  次回は説得力ある技術士解答文について、ご紹介したいと思います。(以上)

技術士二次試験の申し込み時期は精神面の健康管理が大切

2017年03月01日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

技術士試験の2次試験に申し込みをする時期、とっても緊張しませんか?

申し込みの時期は4月ごろを目安に毎年行われています。申し込み方法で失敗するということはまずないと思いますが、申し込みに当たって気をつけておきたいことをここでは紹介します。

2次試験が近づいてくるとついつい無視してしまいがちなのが体調管理です。体調管理と聞くと健康状態を気にした食事や運動を思い浮かべるかもしれません。たしかにそれも大切なのですが、それ以上に気持ちのコンディションを整えておく工夫が大切です。技術士試験は受験チャンスが少ない資格試験です。そのため、落ちてしまうと次に受けられるのは1年後です。当然ですが、とても緊張状態がつづけきます。とくに申し込みをしてから試験の実地までは期間が空くので、その間のストレス状態はかなり大きいものだと自覚しておく必要があります。

そこで取り入れたいのがヨガや瞑想です。マインドフルネスという言葉が最近は流行っています。「あるがままの自分を受け入れることで心の状態をリラックスする」という方法です。瞑想やヨガというと宗教的・儀式的な雰囲気を感じるかもしれません。ですが、瞑想はスティーブジョブスも実践をしたとされています。近年では宗教的な要素というよりも、ヨガのような体調管理の手法として注目されてきています。

マインドフルネスに効果的な方法として陰ヨガというものがあります。ゆっくりとした状態で呼吸をリラックスしてつづけていくだけなので、激しい運動をする必要もなく、仕事終わりで勉強をはじめる5分ていどでも十分に行うことができます。お手軽に気持ちをリラックスすることができるのでオススメです。

陰ヨガの実践方法はYouTubeなどの動画投稿サイトでも多く公開されています。無料で試せて、わざわざヨガ教室に通う必要もないのでオススメです。
まずは3日間ほど試してみましょう。心がリラックスしている自分に気づけるはずです。

緊張しがちな試験前だからこそ、精神面での健康管理にも取り組んでみましょう。

技術士二次試験の対策に効果的なカンタンすぎるモチベーション管理法

2017年03月03日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

技術士の二次試験対策は順序に進んでいますか?やる気がでない日でも簡単にモチベーションがグングンとあがる方法があるんです。

技術士試験に挑戦しているほとんどの人は会社員と並行して受験勉強を行っているでしょう。技術士試験を受けるキッカケは会社から資格を取るように促されていたり、自主的に資格を取ろうと努力していたりすると思います。学習をはじめた理由は様々あったとしても「何としてでも技術士二次試験に合格しよう!」とやる気に満ちてスタートを切ったことには変わりないはずです。そんなやる気に満ちたスタートをしていたとしても、疲れがたまって学習が順調に進まない日もあるでしょう。

やる気がでない日は誰にでもあることです。大切なことはやる気がでないときにどのように勉強を進めるかという視点です。
そこで、試してみて欲しいのが、簡単にできるやる気アップの方法です。よく「やる気スイッチ」という表現がありますね。「勉強頑張りたいけどやる気スイッチが入らないんだよなぁ」と落ち込んでいる人もいると思います。ですが、意外な方法でモチベーションをアップすることができるんです。

クレペリンという心理学者がいます。彼は人間の脳に「作業興奮」という現象があることを発見しました。作業興奮の仕組みについて知っておくと、やる気があがらない日でも勉強を着実に進めることができます。作業興奮とはモチベーションが維持できていない状態であっても、作業に着手してしまえば後からやる気がでてくるという現象のことをいいます。

たとえば、仕事終わりに勉強をなかなかはじめられなかったとしても、暗記など軽めの作業をつづけているとモチベーションがあがってくるということです。技術士試験の対策は長期間に及ぶものですから、気分が乗らない日も当然あります。そんなときはちょっとした暗記など軽めの勉強からはじめてみてください。

じわじわとやる気がでてきますから、作業興奮を上手に活用しましょう。
 

技術士倫理網領③持続可能性の確保

2017年03月22日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士の倫理網領について前回からの続きです。
技術士は、将来にわたる環境負担を極力少なくした開発を行う努力をするよう心掛ける必要があります。

条文:技術士は、地球環境の保全等、将来世代にわたる社会の持続可能性の確保に努める。

工業的な開発を行う場合、様々な資源を必要とします。
例として、プラスチックを使用する場合は石油系資源を必要とします。技術士の開発した製品が広く普及すれば、それだけ製品を生産するための資源を必要とします。
しかし、石油などの自然資源は限りある資源です。
それらの開発に関して、使い捨てなど資源を枯渇させるような生産サイクルでは将来にわたる社会の発展は難しくなります。
技術士は、技術開発によってこうした資源の有効利用などを通して、持続可能な社会を目指すよう心掛けることが義務付けられています。

しかし、これはどうすれば環境負荷がかかるのかなど検証に長い年月がかかる場合があります。
二酸化炭素排出量などは目に見えるものではなく、指標も気候変動などの世界規模での検証が必要なものが多く、非常にわかりづらい場合が多いというのが現状です。
こうしたことから、条文も「社会の持続可能性の確保に努める」という表現にとどめております。
現時点で最も環境負荷の少ない生産方法やリサイクルシステムの確立を行い、将来的な負担を減らすよう努力する必要があります。

将来を予想するということは現時点で考えうる可能なものを積極的に取り入れるということになります。
技術士として将来を考え抜いた仕事が、将来の人たちから感謝されることになるかもしれません。

字はきれいでないといけないか

2017年04月21日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

たぶんYESだと思います。少なくとも汚くて、乱雑な字は、採点官に良い印象を与えません。


優しくて、物分かりの良い採点官であれば幸運です。

 

しかし、「この受験生は、読みにくい字を書いて、『コミュニケーション能力』に難があるな」と判定する採点官もいるでしょう。

 

なぜなら、技術士には次の7つの資質能力が必要であると文部科学省が公表しているからです。その7つのうちの1つが、コミュニケーションだからです。

 

1.専門的学識
2.問題解決
3.マネジメント
4.評価
5.コミュニケーション
6.リーダーシップ
7.技術者倫理

 

コミュニケーションは、さらに次の2つの要件が示されています。

 

(1)業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。 

 

(2)海外における業務に携わる際は、一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え、現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。 

 

つまり、(1)に示すように、「文書等の方法を通じて」、クライアント等の役どころとなる「採点官」との間で、『明確かつ効果的な意思疎通』ができなければ減点です。

 

それでは、字のきたなさを、どのように克服するか?

 

・文字の「とめ」と「はらい」だけでもしっかりと書いてみる。


・漢字は大きく、ひらがなは2割くらい小さく書く。


・タイトル、小見出しは「太字」やアンダーラインで強調してメリハリをつける。


・いつもの20%くらいは「丁寧」に書いてみる。

 

こんな小さな努力が当落を分けるかもしれないと思って、日常業務のなかでも取り組んでみてはいかがでしょうか。

択一試験対策の時間確保は?時間の使い方を間違っていませんか?

2017年04月27日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

受験申込書も提出し、そろそろ本格的に勉強しようと考えているころでしょう。

残り2ヶ月半程度しかありません。

本気で取り組まないと、また来年となってしまいます。

気合を入れて頑張りましょう。

 

「択一問題はどうやって勉強すればいいですか?」

と聞かれることがありますが、基本は過去問だと思います。

気をつけてほしいことは、その勉強する時間確保です。

「休日、朝から晩までみっちり択一の過去問解きました」

という受験生がおりますが、その時間の使い方は非常にもったいないです。

 

社会人で仕事しながら時間を確保するには、工夫が必要です。

●時間があるときは論文対策

●択一対策はスキマ(隙間)時間を使って、コツコツ毎日やる

個人差はもちろんありますが、このように時間を有効活用することをお勧めします。

 

択一問題を1問解くのに5分程度あれば、だいたいの問題はこなせます。

では、その5分程度の時間を確保するのは難しいことですか?

そんなことはないと思います。

自分の1日の行動でこの5分程度のスキマ時間を確保できるタイミングは何度もあるはずです。

・朝起きて5分

・通勤時に5分

・会社について5分

・昼休み5分

・会社から帰宅前5分

・寝る前5分

考えれば、いくらでもスキマ時間の確保は可能です。

どんなに仕事が忙しくても可能な時間はあるはずです。

 

このスキマ時間にぱっと見れる参考資料(過去問)を準備することも必要です。

・紙で小さくまとめ、持ち運び可能な参考資料

・携帯、スマホで見れる環境設備

・録音したものを運転中に耳で聞く方法

 

合格者は色々工夫しながら勉強しています。

自分に合った勉強方法でぜひ合格を勝ち取ってください。

 

技術士二次試験の願書を出したら腸内環境にも気をつけてみよう

2017年05月27日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

頭を鍛えることばかりに注力していませんか?腸内環境も脳にはよい影響を与えます。

「腸は第2の脳」という言葉を聞いたことがあるでしょう。実際、腸には精神的な影響を与える機能があります。極度のストレス状態がつづくことで、うつ病になる可能性が高くなることは現代社会に生きている人であれば、誰もが感じていることでしょう。実際に被害にあった経験をもつ人もいれば、まわりの社員がうつ病に悩まされている場面に出くわしたことがある人もいるでしょう。うつ病の原因とされている理由のひとつに、セロトニン不足があります。セロトニンはリラックス効果があるとされる分泌物ですが、セロトニン全体の比率を100%として脳からの分泌が5%に対して腸の分泌は95%とされています。腸に気をつかうことはすなわち精神的な安定を手に入れることでもあります。

試験がちかくなるとプレッシャーでお腹が痛くなった経験はありませんか?試験当日に緊張で腹痛に襲われたことがある人もいるはずです。実はこれ、腸内環境に気を配ってあげることで防げる可能性が高いです。腸のなかには善玉菌と悪玉菌、日和見菌という3種類の細菌が生息しています。悪玉菌は健康を害するはたらきをしますが、腸内の悪玉菌が増えてくると日和見菌も一緒に健康へ害を与えはじめます。善玉菌が増えると悪玉菌は抑制され、日和見菌もおとなしくなります。腸内の善玉菌を増やすためにはヨーグルトやサプリメントなどで乳酸菌を取り入れることが効果的です。また、善玉菌の栄養となるプロバイオティクスといわれる製品をとることもよいでしょう。代表的なプロバイオティクスにオリゴ糖があります。近年の研究では梅酢も腸内環境を整えるプロバイオティクスとして注目されています。

腸内環境は脳への影響がおおきく、精神状態にも直接、影響を与えます。まいにちヨーグルトを食べるといった、ちょっとした習慣で腸内環境は整えられます。試験当日を安定した精神状態で迎えるためにも腸内環境に気を配ってみましょう。

記述式説明問題には箇条書きを有効活用する

2017年05月25日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士二次試験の論説問題などの際に、どのように説明したらいいのかわかならいという人も多いのではと感じます。

そのため、長ったらしい文章をずらずら書いてしまうという人も多いのではないでしょうか?

そんな方は、できる限り箇条書きにまとめてみるという手法を使うと説明がまとまりやすくなります。

 

例題:雷から電気機器の破損を防止する方法について説明せよ

 

雷が発生した場合、電気回路上に大きな電圧(サージ電圧)が加わり、それが原因で機器破損につながる。サージ電圧を回路に入力させない方法として以下の方法が挙げられる

・避雷針により、雷が回路に入力する前に接地極へ逃がす

・電源入力部にアレスタを設置し、サージ電圧のような大きな電圧が印可された際に回路が地絡するような措置を講ずる

・電気機器本体がサージ電圧に耐用できる部品を使用するなど雷に強い構造とする

 

この場合、電気機器が雷によって破損する原因をまず述べています。

その後、その原因を回避する方法について述べています。この方法が複数あるため、箇条書きを利用しています。

 

箇条書きが有効な理由

箇条書きを使うと分かりやすくなる理由としては、文章として書く必要がなくなるということが第一に挙げられます。

細切れの文で、一つ一つが独立した構成となるため、文章の焦点が分かりやすくなります。

 

上記回答を箇条書きでない状態で書くと

 

雷が発生した場合、電気回路上に大きな電圧(サージ電圧)が加わり、それが原因で機器破損につながる。

サージ電圧を回路に入力させない方法としては、避雷針により、雷が回路に入力する前に接地極へ逃がす方法、電源入力部にアレスタを設置し、サージ電圧のような大きな電圧が印可された際に回路が地絡するような措置を講ずる方法がある。また電気機器本体がサージ電圧に耐用できる部品を使用するなど雷に強い構造とする方法も有効な手段となる。

 

一文が長くなり、焦点が見えにくく、箇条書きと比較するとぱっとみて分かりづらい回答文となってしまっていることがお分かりいただけると思います。

 

説明文の回答で、理由が複数ある場合は、できる限り箇条書きを用いて文章を作成するようにしましょう。

合格に繋がる論文を書くのに大切なことは?(その2)

2017年06月09日 作成 / 執筆:タートル講師

前回、合格に繋がる論文には「問われていることに対して全て答える」ことが重要だと述べました。

もう1点、合格に繋がる論文に仕上げるコツを紹介したいと思います。

 

■課題と解決策を対応させる

これも当たり前と思われるかもしれませんが、やはり意外と出来ていない方が多いです。

例えば次のような問題が出たとします。

 

(問題文の前書き部分は省略します)

(1) コンクリート構造物において、維持管理の業務サイクルを実施するために検討すべき項目を、建設分野に携わる技術者として多様な観点から記述せよ。

(2) 上述した項目のうち、あなたが重要であると考える技術的課題を1つ挙げ、実現可能な解決策を2つ提示せよ。

(3) あなたが提示した解決策がもたらす効果を具体的に示すとともに、想定されるリスクやデメリットについて記述せよ。

(平成27年度 建設部門 鋼構造及びコンクリート科目)

 

このような問題の解答では、次の2つのミスが良くあります。

・指定された個数を満たさない解答を書いてしまう(ミス1とします)

・解決策の内容が課題の解決に繋がっていない(ミス2とします)

 

まずミス1についてです。この問題文では「技術的課題を1つ」、「解決策を2つ」と個数の指定がされています。それなのに「課題を1つ、解決策も1つ」で論文を書いてしまったり、「課題を1つ、解決策を3つ」書いてしまうようなミスがあります。

解決策が指定数より少ないのは論外ですが、「よく知っているから」とばかりに指定数を超えた解答をすることも出題の要求に反することですので、厳禁です。

 

次にミス2についてです。例えば課題として「担い手が不足する状況下で、どうやって維持管理の業務サイクルを保持するか」というようなことを書いているのに、解決策がそれに直結しないことを述べているようなケースです。

こういう場合には、「ICTの活用で業務の効率化を図る」というように担い手不足を解消する方法を述べる必要があります。それなのに「維持管理にかかるコストを縮減する」というような解決策を挙げているケースがあります。確かに維持管理をしっかり行うためには無駄なコストを縮減して本質的な部分に予算を集中することは大切ですが、「担い手不足の解消」という話には直結しません。

こういうような、「大掴みの話や一般論としては間違いとは言えないが、設定した課題に対する解決策にはなっていない」というミスはよくあります。

 

まずは指定された個数を守ること、そして解決策として述べることが「あなたが挙げた課題」を解決することに直結するのかをしっかり確認しましょう。

 

 

*論文の書き方に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。

 合格に繋がる論文を書くのに大切なことは?(その1)

 

*筆記試験対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。

 

筆記試験当日にやっておきたいこと

2017年07月04日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

試験当日が近づいてきました。

通常業務に追われ勉強不足で焦っている人も多々いることかと思います。

実際は準備不足で受験する人のほうが多いかもしれません。

たとえ準備不足でも受験しなくては合格はありえません。

まずは必ず受験しましょう。

 

試験当日に注意してほしいことがあります。

 

・必須科目Ⅰはどの問題にどの解答をマークしたか確実に控えておきましょう。

必須科目Ⅰは20問中15問を選び解答します。

試験直後は自分が何を選択したか覚えていますが、徐々に忘れていきます。

試験問題用紙に自分の選択した解答をしっかりメモして持ち帰り保存しておきましょう。

試験後1週間ほどで必須科目Ⅰの正答が公表されると思います。

自己採点で9問以上正解、そして選択科目Ⅱ・Ⅲがそこそこ記述できたのなら次の口頭試験対策に移らなくてはなりません。

自分の解答のメモを取らず、自己採点ができないと10月末の合格発表まで落ち着いて仕事をすることすらできなくなります。

口頭試験対策は少しでも早く取り掛かったほうが有利です。

試験中、メモを取るのは簡単なことです。

決して怠ることのないようにしましょう。

 

・選択科目Ⅲ(3枚論文)は復元できるようにしておきましょう。

選択科目Ⅲの記載内容は口頭試験時にも聞かれる可能性があります。

しっかり復元しておかないと口頭試験時、本当に後悔します。

これについても試験直後は覚えていますが、徐々に記憶から消えていきます。

やり方は人それぞれですが、試験中にメモを取っておくことも有効です。

選択科目Ⅲは最後の試験なので、既に手の力(握力)が弱り、メモを取るのも辛くなります。

ですが、ここを怠ると必ず後悔します。

試験後、パソコンを出してすぐに復元する人もいます。

帰りの電車などで痛い手を動かして頑張ってメモを取る人もいます。

家に帰ってすぐにパソコンを開き、復元する人もいます。

「試験終わった~」と言ってすぐに缶ビールを手にとるのは後悔のもとです。

苦労の上に合格があることを忘れないようにしましょう。

受験したのですから合格で終わらせましょう!

 

 

 

 

レミニセンス・忘却曲線の相反する効果をAXS技術士学院では活用しています

2017年07月25日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

暗記する勉強に時間をたくさん使ったにもかかわらず、記憶に定着せず、たくさんの学習内容を忘れてしまうという経験をしたことはありませんか?

AXS技術士学院では過去問題を学習の中心としています。過去に出題された問題を解くことが技術士試験の取得点数をアップすることは理解できると思いますが、実際に脳の特性を生かした学習法であるということもわかっています。技術士試験だけではなく、学習作業全般に共通することです。

以前、「エビングハウスの忘却曲線」について「技術士の筆記試験に合格するための暗記術!脳の仕組みを活用しよう」という記事で紹介しました。

「記憶を忘れる」ということにネガティブなイメージを持ちやすいですが、忘却する作業は必要な情報だけを保存するための取捨選択作業でもあります。1日のなかで私たちはたくさんの情報に触れますから、必要なものとそうでないものを脳は区別して、忘却という作業を行っています。

イギリス人の研究者にフィリップ・ボスウッド・バラードという人がいました。彼は記憶が衰退していく作業がある一方で、「記憶の成長」ともいえる現象を発見しました。それを彼は「レミニセンス」と呼んでいます。教師をしていたバラードはある詩の一節を黒板に書き、生徒たちに覚えるよう言いました。記憶した直後、2割程度しか覚えられなかった生徒たちが、数日後になると4割程度まで覚えられる現象が確認されました。もちろん、詩に触れたのは最初に1日目だけで、その後は触れていません。数百回に渡り、同じ実験を行いましたが、結果は同様だったと報告されています。

脳には「保存する機能」と「検索する機能」がそれぞれあるとわかっており、情報に触れたばかりのころはうまく検索できないが、数日経過すると検索ができるようになると考えられます。学習したばかりのないようなのにうまく過去問題が解けず、焦ることもあるでしょう。ですが、脳にはレミニセンスという記憶を成長させるとも言える機能があるので、あまり落ち込まず、気持ちに余裕をもって学習を進めていきましょう。

技術士2次試験はどのような変化を遂げたのか?

2017年08月09日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士の2次試験は時代とともにどのような変化を遂げてきたのでしょうか?

公開されている統計データより振り返ってみます。

過去を振り返ることで、これからの対策を考えることができます。

 

昭和33年~43年

技術士二次試験の創成期と言える時代です。この時の受験者数は1300人から2000人程度と今と比べて受験者数も非常に少ないです。合格率も60%を超えている年もあり、受験者の半数以上が技術士となっていた時代です。

しかし、まだ大卒の人も少なく、日常の業務で高度な技術を必要とする業務が少ない時代ですので、この受験者数は納得できるものです。

 

昭和44年~昭和53年

年々受験者数が増加して、昭和52年には5000人を超えております。

最初の頃と比べると受験者数が増えてきたと言えますが、まだ現在のような受験者数ではありません。

この頃になると、合格率も下がってきて20%台まで落ち込んでいます。受験を行う人が増えると合格率も低下してくることが分かります。

 

昭和54年~平成元年

昭和61年には受験者数が1万人を突破しました。しかし、それと反比例するように合格率は10%台まで低下します。ここまで来ると技術士資格の知名度も上がってきているものと言えます。また、難関資格であることも同時に世間的に知られるようになってきます。

 

平成2年~平成12年

受験者数が徐々に増え続け、平成12年には4万人に迫る勢いです。合格率は10%を切って安定するようになります。合格率一桁台の取得が難しい資格となります。

 

平成13年~

平成13年からは、より幅広い技術分野での技術士の育成を目的とした総合技術管理部門の技術士資格の試験が始まりました。この場合、一度一つの部門で技術士となって人が受験するため、受験までのハードルも高くなります。

しかし、ここにきて、合格率が一桁台だったのですが20%を超える年も出ております。その後は10%台後半を推移し、現在に至っております。

 

ここから言えることは、一昔前の技術士よりは今の方が易しいと言えるのではないでしょうか?

他の資格でも言えることですが、難しすぎる資格というのは、実践ではあまり出てこないような部分が出題範囲となるため、資格取得の勉強と実務がリンクしないという状況が出てきます。

 

技術士はその反省を踏まえて、適度な難易度に調整されていると言えるでしょう。

技術士へのステップの一つが消える?!技術士補の今後

2017年09月13日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士へのステップとして、長年若手技術者の資格として定着していた「技術士補」が文部科学省の技術士制度改革の中で姿を消そうとしています。
技術士補は、技術士一次試験合格者を対象とし、技術士会に登録することで技術士補を名乗ることができるようになる資格です。
指導技術士の下で四年以上実務経験を積めば、技術士二次試験の受験資格が得られるというものです。
文部科学省はなぜ、廃止を含めた技術士補の制度の見直しを行おうとしているのでしょうか?

 

理由:技術士補登録をしての技術士試験受験者が全体の2%以下しかいない

 

技術士補登録を行い、指導技術士の下で実務経験を積んで技術士2次試験を受験する受験者は近年の統計から全体の2%以下しかいません。
多くの人は受験資格の「実務経験7年以上」で受験する人が全体の95%を占める形となっております。
また、職務上の監督者の指導の下であれば4年以上の実務経験を積んでいれば受験資格が得られるという別の受験資格もあり。技術士補登録をしてから受験資格を得るのに比べて、受験資格を得られやすいという事が言えます。
こうした状況から、技術士の前段資格としての技術士補の存在意義が薄いとして、廃止を含めた検討を行っています。

 

心配なのはいくら全体の2%以下とはいえ、技術士補として受験資格を得ようとして売る人たちに不利益が出ないかということです。
こうしたことを言い始めれば何も改革することができないと言われれば、それまでですが廃止される可能性がありますので、今後の動向に注意が必要です。

せっかく技術士補の登録をして二次試験の受験資格を得ようとしたのにと考えている人は、職務上の監督者の下での実務経験に切り替えられないかを調べておくようにしましょう。

 

制度が変わるときは、以前に取得した資格が無効になるような改革を行われることもあります。
私自身もエネルギー管理士の資格を取得しようと考えていた時期に省エネ法に関する法律の科目の科目合格をしておりました。
しかし、省エネ法の大幅改正があり、有効期限前だったのですが、科目合格の科目が失効してしまったという苦い経験があります。
制度改革が行われる場合は、その改革の動向を注視し、不利益を被らないようにしましょう。

技術士の論文添削のさらに基礎!日本語の書き方は大丈夫?

2017年09月25日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

日本人なら誰でも、あまり考えることなく日本語の文章を書けてしまいます。しゃべることに関しても同様で、内容の深さや、意味の伝わりやすさなどを無視することが許されるならば、誰でも日本語で話せます。しかし、技術士試験の論文や面接で、意味の通らない日本語を使っていては試験に通ることはできないでしょう。ここでは日本語の作文でよく失敗してしまいがちなポイントや、日本語をよりわかりやすくするためのコツを紹介します。

ここでは日本語で作文するときに知っておきたい3点を紹介します。
 

  1. 語尾を繰り返さない
  2. 体言止めは多用しない
  3. テンプレート思考に注意する


まず、1つ目の「語尾を繰り返さない」について説明します。読みづらい日本語の文章では「〜と思います。〜だと思います」と同じ文末が繰り返されています。特に「〜思います」は記述している内容に自信や根拠がない場合に多用されがちです。「思います」だけでなく他の言葉でも「〜です。〜です。〜です」と説明文などは特に、文末を繰り返しやすいので注意しましょう。

2つ目に「体言止めは多用しない」です。この点は普段から新聞を読んでいる人ほど、注意しておきましょう。新聞は原稿の文字数が厳しく制限されているうえに、臨時のニュースが入ると、1面の内容を組み替えることもあります。そのため、文字数を削ろうと体言止めが頻繁に使われます。たとえば「曇った天気。明日は晴れ模様。折りたたみ傘は必携」のような単調な文章になりやすいので、体言止めはあまり使用しない方がいいでしょう。

3つ目に「テンプレート思考に注意する」です。英語では動詞と前置詞などのセットをコロケーションといい、組み合わせが決まっています。日本語の場合は英語ほど厳格な文法のルールはありません。ですが、無意識のうちにセットで使っている言葉はたくさんあります。たとえば「風がピューピュー吹いている」「複雑な表情をした」のような決まり文句のような表現が使われますが、実際の描写を省略して手抜きの日本語になりがちです。実際に風はどのように吹いていたか、対象の表情はどんなものだったのかをごまかしているとも言えます。日本語のテンプレートに頼りすぎると、事実に忠実な表現ができなくなるので気をつけましょう。

日本語で作文するときに間違えてしまいがちなポイントや、それらを修復するコツを確認しました。技術士論文や技術士面接で使う日本語にも役立つものもありますから、日本語の使い方に気を配ってみましょう。

ルーティンは集中力のトリガー!AXS技術士学院でゾーンに入る

2017年09月26日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

「ルーティン」という言葉を耳にしたことはありますか?集中力のトリガー(引き金)になる、儀式のようなものとして知られています。メジャーリーグのイチロー選手やラグビーの五郎丸選手がとる、不思議な行動を目にしたことがある人も多いでしょう。イチロー選手の場合、バッターボックスに入る前、入ってから、バットを構えるまで、毎回同じ行動をとっています。五郎丸選手もプレースキックの直前に独特なポーズをとることで、メディアの注目を集めました(ちなみに五郎丸選手はルーティンの形を変更しました)。スポーツ選手がルーティンという一見すると不気味な行動をとる理由は、集中状態を作るためです。

ルーティンは決まった行動を繰り返すことをいいます。たとえば、工場のラインで同じ作業を繰り返すことや、毎日必ずこなさなくてはいけない仕事のタスクをルーティンワークと呼びます。スポーツ界でルーティンが注目されているのは、ルーティンをすることで、フローという集中状態に入りやすいと心理学の研究結果でわかっているからです。

フローの呼び方はいくつかあり、ゾーンや忘我状態などと表現されることもあります。フローという概念を提唱したミハイ・チクセントミハイはフローの構成要素を8つ挙げています。
 

  1. 明確な目的がある
  2. 専念し、集中する
  3. 意識感覚が低下し、活動と意識が一つになる
  4. 時間を忘れる
  5. 結果が明確にわかる
  6. 自分の能力に合った難易度
  7. 自分で状況や環境を支配している感覚
  8. 価値がある活動をしている


以上の8つはフロー状態の構成要素を簡単に羅列したものです。理想はすべての条件を満たすことですが、最初は1つか2つを意識して、集中状態を作ると、始めやすいです。たとえば、論文試験の練習をする際には、時間を忘れて没頭するなど、小さいステップで始めてみましょう。

ルーティンの作り方は、複雑で簡単なものでも十分に効果を発揮します。たとえば、勉強をはじめる前に深呼吸をする、首を回してリラックスするなど、簡単のものでもルーティンになります。また、AXS技術士学院にログインしてから技術士試験の勉強を開始するというのも、一つのルーティンです。勉強を始める前に決まったアクションを入れてみましょう。続けていくと、いつもより簡単に集中状態が作れるようになります。

技術士技術部門 選択科目(専門分野)の統廃合

2017年09月28日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士制度改革の一環として、昨年12月に発表された「今後の技術士制度の在り方について」の中で、技術部門、選択科目の統廃合が注目されています。

 

技術部門の一分野として選択科目、技術士部門の一つとして現行の部門では受験者数が極端に少ないなどの理由から、似ている部門の分野として統廃合が検討されています。

各部門の選択科目、専門分野の主な動向です。

この内容は改正案であり、正式決定ではありません。

 

機械部門

十分野から六分野に統合され、船舶部門から新たに一分野加わります。

 

船舶・海洋部門

一分野となります。

船用機器は機械部門へ移行されます。

 

航空宇宙部門

一分野に統合されます。

 

電気電子部門

発送配変電が電力・エネルギーシステムに名称変更となります。

 

化学部門

有機化学製品、燃料潤滑油が有機化学及び燃料に統合されます。

 

繊維部門

四分野が二分野に統合されます。

 

金属部門

鉄鋼生産システムと金属材料が統合され、金属材料・生産システムに統合されます。

 

資源工学部門

二分野に統合されます。

 

建設部門

変更なし

 

上下水道部門

三分野から二分野に統合されます。

 

農業部門

七分野から五分野に統合されます。

 

森林部門

林業と林産が統合されます。

 

水産部門

漁業養殖と水域環境が統合されます。

 

経営工学部門

五分野が二分野に統合されます。

 

情報部門

分野の名称変更のみで統合はありません。

 

応用理学部門

変更なし

 

生物部門

生物化学と生物環境が統合されます。

 

環境部門

変更なし

 

原子力部門

五分野が三分野に統合されます。

 

 

以上が各技術部門の選択科目、分野の統合状況となります。

 

建設、応用理学、環境部門は分野の変更を検討されておりません。

一方で、機械や経営工学など大きく分野が絞られた部門では、専門外の分野の勉強をしなければならない可能性もあります。

同じ技術部門であるため、多少内容は応用ができるとは考えられますが、大きな統合があった部門では、受験対策を見直さなければならないでしょう。

 

総合技術監理部門など総合的な技術が必要な時代ですので、あまり専門的過ぎる専門家は敬遠される傾向にあるとも言えるでしょう。今回の統廃合の検討はそんな時代を反映したものと言えます。

口頭試験を無事に受験するための準備について

2017年10月23日 作成 / 執筆:タートル講師

今月末(10月31日)は、技術士第二次試験の筆記試験合格発表です。

 

筆記試験に合格された方は、口頭試験に向けて準備を進めましょう。

ここでは個別の想定質問等の内容ではなくて、口頭試験受験の準備として心掛けたいことについてアドバイスしたいと思います。

 

1.必ず受験できるようにスケジュール調整等をする

 技術士会のHPに明記されている通り、口頭試験の日時変更は一切できません。

 したがって口頭試験の日時が確定したら、必ず受験できるようにスケジュール調整等をしましょう。

 出張の予定を始め、様々な予定がある方もいるかもしれませんが、技術士の資格を手に入れたいのであれば、万難を排して受験できるように日程を調整してください。

 また口頭試験は11月下旬から来年1月にかけて実施されます。特に12月以降は積雪による交通機関の乱れが起こっても不思議ではありません。積雪で飛行機や新幹線が遅れた

 り止まったりしても、口頭試験の再受験はできません。また筆記試験から出直しです。前日は試験会場に徒歩でも行ける所に宿泊されることをお勧めします。

 仕事等のスケジュール調整、悪天候による交通機関のトラブルというリスクへの対策も口頭試験の一環と考えましょう。

 

2.第三者に想定質問を作成してもらう

 三義務二責務、業務経歴の紹介というような定番質問については、書籍やネット情報でも入手可能です。

 しかし「業務内容の詳細」に関しては受験者一人一人で全く内容が異なります。したがって、「業務内容の詳細」に関する想定質問は各々で準備する必要があります。

 この「業務内容の詳細」に関する想定質問は、第三者に作成してもらうことをお勧めします。

 自分で作成、あるいは同僚に質問を作ってもらうのでは、業務の内容や経緯を知っているため、「甘い」問いになる可能性があります。

 業務の内容や経緯を知らない第三者に質問を作ってもらえば、あなたが前提条件と思い込んでいた部分への切込みや、「ここはちょっと自信がない」という点をズバリ付く

 ような厳しいものになるはずです。

 

*出願対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

口頭試験に向けて~宿泊の手配をどうしますか?~

2017年11月01日 作成 / 執筆:タートル講師

10月31日に技術士第二次試験の筆記試験結果発表がありました。

筆記試験に合格された方、おめでとうございます。まずは関門を一つクリアしました。しっかり準備をして口頭試験に臨んでください。

 

さて、想定質問の作成等に加え、確実に受験できる体制を整えることも口頭試験対策の一つです。

交通機関のトラブル等のリスクを回避するために、試験前日は口頭試験会場へ徒歩で行ける範囲に宿泊されることをお勧めします。

 

ところで、宿泊施設はどのような方法で確保されますか?

最近はネットの宿泊予約サイトで簡単に宿泊予約を行うことができますので、まずはネットを利用して探すのが良いと思います。私も出張時には宿泊予約サイトを利用して宿泊先を確保することが多いです。

 

ただ、最近は観光客の増加等の影響もあり、都心部のビジネスホテルは空きが少ない場合が多いです。口頭試験は土日祝日に実施されることが多いので、休みの前日だと尚更予約が取りにくいことが予想されます。

 

うまくネットの宿泊予約サイトで予約できればよいのですが、満室で適当な宿を確保できない場合はどうしますか?

 

「蛇の道は蛇」という言葉があります。旅行代理店に相談してみましょう。

旅行代理店であれば、予めホテルの部屋を一定数確保していることがあります。その場合、一般向けには満室になっていても、旅行代理店を経由すれば部屋を確保できる可能性があります。

また新幹線や飛行機のチケット手配と併せて頼めば、割安になる可能性もあります。

 

口頭試験までの短い期間、やるべきことはたくさんあります。交通・宿泊の手配といったことは他者に依頼してしまうのも時間の有効利用の方法です。

 

 

*口頭試験対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

口頭試験 当日の流れです

2017年11月06日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

(以下は例年の状況であって、今年は違う形式かもしれませんのでご注意願います。)

 

試験会場は多くの受験者は渋谷フォーラムエイトです。

フォーラムエイトの建物の中に入ると手前と奥にエレベーターが見えます。(他のイベントと重なると人だらけで混乱します)

どちらでも良いのでエレベーターに乗り、7階で降りてください。(たしか11階以上に行きたい場合はどちらかに乗らなくてはいけません)

降りるとおそらく、エレベーターの前に女性が立っていると思います。

「技術士試験の方ですか?受付はこちらです」

と声をかけてくれ、受付に案内してくれます。

受付は廊下の一角にテーブルが置いてあり、そこに女性が2人座っています。

「合格通知書を見せてください」

と言われるので差し出すと、受験番号を確認し、会場案内図(注意事項も記載)に自分の試験室や試験時間、控え室が書いてあるシール(受験生一人ひとり内容が違うのでシールで対応)を貼って渡してくれます。

そして、控え室のある6階のオリオンホールへ行くように指示されます。(控え室待機は強制ではありません。一旦外に出て時間をつぶしてもOKです)

試験開始時刻5分前までに、試験室前のイスで待機します。

前の受験者がいれば、この頃に試験室から退出してきます。

(前の受験者がいなければ突然でびっくりしますが)予定時間がくると試験室のドアが開き、試験官が「○○さんですか?どうぞお入りください」と言われます。

ドアを開け入室すると、奥のほうにテーブルがあり、そこに試験官が2~3名座っています。(ドアを開けて声をかけてくれた試験官はイスに戻っているところかと思います)

テーブルの2~3m前にはイスが2つ置かれ、1つは自分が座るもの、もう一つは荷物を置く用であり、90度横向きに置かれています。

イスのほうに向かい横に立つと、試験官から「荷物を横のイスに置いてください。受験番号と名前をお願いします」と言われるので

「受験番号○○の○○です。よろしくお願いします」と答え一礼すると、試験官が「お座りください」と言いますので、「失礼します」と言って着席します。

そして運命の口頭試験が始まります。(試験室内は時計、ホワイトボードの有無が様々です。)

 

終了時間がくると(試験官が満足または不合格の見切りをつけると)

「それでは以上で終わります。お疲れ様でした」と言うので

立ち上がり「ありがとうございました」と言って一礼。

荷物を持ってドアに向かい「失礼しました。」でドアを開け退出時に一礼してドアを閉めます。これで自由です。

試験室前には次の受験生がいるかもしれません。

会釈なり軽く声を掛けるのもOKかと思います。

こうして長い時間を費やした試験は一瞬にして終わります。

技術士二次試験合格のモチベーション技術士は会社でこんなに評価されている

2017年12月19日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士は名称独占というだけで、誰からも評価されないのでは?という漠然とした不安を抱えている人も実は多いのではないかと思います。

 

日本技術士会 原子力放射線部会の調査によると技術士資格の受験費用を負担してくれる会社は7割以上に及び、技術士資格取得後の報奨金を支給する企業も多くあることが分かります。

https://www.engineer.or.jp/c_dpt/nucrad/topics/001/attached/attach_1453_12.pdf

これは、平成18年の調査であり、多少古い調査ではありますが、現在でも技術士資格の取得を奨励している会社が数多くあると言えます。

 

ここで、注目すべきところは、技術士取得時の報奨金は出る会社は多くあるのですが、技術士資格に対する毎月の資格手当は支給されない会社が97%にも上っていることです。

 

ここから技術士は取ってからはお金にならないと考えるのは早計です。

建設コンサルタント会社などでは、技術士がなければ公共の設計業務委託を受注することができない場合などがあり、会社としては資格取得者がいなくなってしまうことは、会社としても死活問題となります。

会社からはどうしても技術士資格を取ってもらいたいという部分があり、報奨金を出しているということになります。

また、管理職などになるための条件として、技術士資格を設定している会社もあり、技術士がなければ課長、係長になれないという会社もあります。

設計業務などを行っている会社であれば、部門にかかわらず、多くの技術士がいた方が多くの分野の設計を受注する機会を得ることができるため、技術者、設計者として生きていくためには技術士資格を取得しておいて損はないと言えます。

 

また、一定の実績を積んだ後は、独立開業という道も開けてきます。

将来、独立を目指しているという人も、技術士資格を活用するということも視野に入れておくこともよいでしょう。また、複数部門の技術士資格を取得すれば、それぞれの分野を組み合わせたような設計業務なども受注することができます。

しかし、独立を考える時にはきちんとした仕事をいただける人脈などがなければ、仕事が来ません。会社員時代の人脈に頼りつつ、新たな仕事を開拓するという技術士の方が多いようです。

会社で実績を積む = 将来の備え

として、仕事にまい進するのもいいのではないでしょうか?

業務内容の詳細を記述するときのステップとポイント

2018年04月07日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

技術士の二次試験受験への気持ちを奮い立たせている方へ
 

 二次試験の受験申込書に記載する業務経歴と業務内容の詳細は、すでにご存知の方も多い
と思いますが、二次試験の筆記試験を無事合格した後の口頭試験で使われます。
 

 大切なことは、試験官にあなたが技術士にふさわしいと理解してもらい、判断してもらう
ことです。そのためのサポートペーパにすべきです。しかし、お作法に沿っていなかったり、
求める内容になっていなかったりすると、圧迫面接のための攻撃材料となってしまいます。
 

 では、サポートペーパーになってもらうにはどうすれば良いのか。
 

 ここでは、業務内容の詳細について記載します。その前に、人が理解するということは
どういうことかというと、それは右脳と左脳の両方で理解してもらうと理解したと認識
するようです。どちらか一方ではなく、両方で理解してもらうことが大切です。具体的に
いえば、まずあなたが取り組む課題をイメージとして理解してもらうことです。例えば、
橋の課題だとする。それが10mの橋なのか、100mの橋なのか、1000mの橋なのか。
人は、自分の経験に基づいてイメージします。したがって、あなたが10mの橋の話を
しようとしても、試験官は1000mの橋をイメージしていたら、いくら説明しても、
理解してもらうことは難しいでしょう。そして、イメージの次は論理です。何が課題な
のか、どのような解決策があるのか、どのような解決策を採用して、どう解決したのか。
これらはすべて論理の飛躍なしに説明する必要があります。


 イメージを共有できて、論理が明確だと、分かった=合格!となるのです。


ここでは、論理について説明します。
 

 まず、この業務内容の詳細に記載すべきは、どのような課題に対してどのように解決
したかではありません。そうではなく、どのような点を課題と考えたのか。そして、そ
の課題に対して、複数の解決策を考え、そのどれを採用したのか。それはなぜか。
そして、その結果としてどのような成果があり、残リスクは何か。これをコンパクトに
まとめることが必要です。


 しかし、こんな内容を最初から720文字に収めて書こうとするのはダメです。文字数
が不足して、説明不足になるか、論理を飛躍して、理解不能になります。このため、
まずは、720文字にこだわらず、しっかりと前述の内容を整理して、1000文字でも、
2000文字でも良いのでまず書きあげましょう。


 そして、そのエグゼクティブサマリーを作成するつもりで、枝葉を削除して、720文字
にそぎ落としましょう。しかし、文字数を節約するために専門用語を何の説明もなく、
多用するのは避けるべきです。一般の人にも理解できるように適度な説明を付記しながら
まとめていきましょう。


 720文字の業務内容の詳細は、受験申込書に記載されて、試験官の手持ち資料となります。
受験者であるあなたは口頭試験の時には何も持参することはできませんが、サマリーする
前の資料を口頭試験の前に何度も見返しておけば、試験官から何を聞かれても回答できると
自信を持って口頭試験に臨むことができるでしょう。


 逆に言えば、最初に作成する資料はそんな風に、何を聞かれても答えられるような
資料であるべきなのです。一方、受験申込書に記載する業務内容の詳細には字数制限が
あります。サマリーには記載すべき内容と、そのストーリーを絞り込んで、その論理を
磨き上げる。そんなステップがとても有効だし、試験官に理解してもらうにはそれぐらい
の努力はすべきなのです。


 そして、そんな風に手間暇をかけた業務内容の詳細であれば、口頭試験の時に、試験官
にとっても、あなたにとっても、理解を助けるサポートペーパーとなります。


 間違っても、圧迫面接のための材料を提供するようなダメ資料にしてはいけません。
頑張ってください。

                                  以上

 

ともにトライする仲間を作ろう!

2018年06月05日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

技術士を目指して日々奮闘している皆さまへ

 

技術士の択一問題や記述式問題への学習は進んでいますか。それぞれのコツについてはすでに記載したので割愛しますが、やはりコツコツと続けるしかない。結構地味な作業を繰り返し繰り返し実行して、脳に定着させる必要があります。

 

7月に入ったら手書きに切り替えて、答案用紙に対峙したら鉛筆が勝手に動くぐらいまで修練することも望まれます。でも、そんな修行にも近い学習を持続するのはやはりけっこう辛いものです。これに対しては2つのアドバイスをします。

 

1)ともにトライする仲間を作ろう。
 勉強しているのは自分だけではない。一緒に頑張っている仲間がいる。ライバルがいると思えばもうひと頑張りできるのではないでしょうか。

 

2)スタバなどで勉強している雰囲気に身をおく。
 自宅で勉強できる人もいるかもしれない。しかし、私は自宅に戻ると見たいテレビもあるし、ビールも飲みたいし、家内との会話も楽しみたい。なので、自宅に戻るのを少し我慢して2時間ほど駅前のスタバで勉強するようにしています。スタバでなくても良いのですが、学生や社会人や主婦が勉強しているのを横目でみると、頑張っているのは自分だけではないと感じられる。やはりもうひと頑張りしようと思えます。

 

 リフレッシュしながら後1ヶ月ほどをラストスパートしましょう。

  以上

2026年07月
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