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択一問題の正解が発表されています。

2018年07月23日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

おはようございます。

 

毎日暑いですね。昨日の夜というか今朝の2時頃に目が覚めました。そして気になって日本技術士会のホームページをチェックしたら、しっかりと択一問題の正解が掲載されていました。

 

択一と記述の問題文も掲載されていました。

 

例年、朝の6時頃なのですが、今回は夜のうちにアップしたようです。択一問題の正解率が6割以上でないと次のステップに進めないので、是非自らが選択した回答をチェックしてみましょう。

 

ちなみに自分がチャレンジした情報工学部門では、選択しなかった5問は全て不正解で、かつ選択した問題でも5問不正解でした。なんとかギリギリ合格ラインはクリアしたのですが、厳しい。。。

以上

平成30年度試験の解説(建設部門 河川、砂防及び海岸・海洋科目 Ⅱ-1-1)

2018年07月23日 作成 / 執筆:タートル講師

平成30年度技術士第二次試験の試験問題が公表されました。

建設部門の河川、砂防及び海岸・海洋科目の試験問題について、出題の解説や記述すべき方向性を述べます。

以下はⅡ-1-1に関する記述です。

 

Ⅱ-1-1は河川に関する問題で、河川砂防技術基準の改定を踏まえた問いとなっています。

「河道計画」に特化した設問なので、河道計画に関わる節の内容を知らなければ、適切な内容の論文を記述する

ことは困難だったのではないかと考えます。

 

問われているのは以下の2点です。

①河道計画策定にあたり検討すべき事項を4つ以上挙げて、計画策定の基本的流れを概説する。

②検討すべき事項の中から2つを選定して、治水の観点から配慮すべき事項を述べる。

 

まず①についてです。

検討すべき事項と基本的な流れは、河川砂防技術基準『1.2.2河道計画検討の基本的な流れ』に記載されています。

すなわち、

1)計画高水位の設定

2)改修を必要とする理由に応じた計画区間の設定

3)河道の平面形、縦横断形等について複数の検討ケースの設定

4)河川構造物などの設定

5)治水・利水・環境への効果及び影響について総合的な評価

です。個別の設定内容である1)から4)と、総合的な評価である5)で、『4つ以上』という設問の要求事項を満たす

ことが求められています。つまり1)から4)の4つは必須事項と考えます。

 

次に②については、①で挙げた「検討すべき事項」の中から2つを選定して、それぞれの検討事項について「治水」の観点

から配慮すべき事項を説明することが求められています。「利水」や「環境」の観点で配慮事項を記述しても、題意に沿っ

た内容とは言えません。

例えば「計画高水位の設定」であれば、『計画高水位を以前よりも高くすることは河川を大幅に再改修するに等しいことに

なり、部分的な場合を除き現実的ではないばかりでなく、洪水をできるだけ低い水位で流すという治水の大原則に反するもの

であるため、既往の計画高水位を踏襲する』というように、河川砂防技術基準の「考え方」を踏まえた治水上の配慮事項を

記述することが必要です。

 

*各種対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

 

平成30年度試験の解説(建設部門 河川、砂防及び海岸・海洋科目 Ⅱ-1-3)

2018年07月23日 作成 / 執筆:タートル講師

平成30年度技術士第二次試験の試験問題が公表されました。

建設部門の河川、砂防及び海岸・海洋科目の試験問題について、出題の解説や記述すべき方向性を述べます。

以下はⅡ-1-3に関する記述です。

 

Ⅱ-1-3は砂防に関する問題で、土砂災害に対する警戒避難体制を問う内容です。

 

問題文の中に「要配慮者利用施設」という文言がありますので、平成29年6月に改正された「土砂災害防止法」

の内容を踏まえた記述をすることが重要です。

 

問われているのは以下の2点です。

①対象とする土砂災害の種類と特性、その被害を防止・軽減するための警戒避難体制整備にあたっての留意事項

②要配慮者利用施設の管理者等が避難計画を作成する際に記載すべき事項を2つ以上

 

まず①についてです。

問題文を批判するわけではありませんが、2通りの解釈ができそうです。

土砂災害防止法において「土砂災害」は、急傾斜地の崩壊、土石流、地滑り、河道閉塞による湛水の4つですが、

警戒区域の指定に基づき市町村が警戒避難体制等の整備を行う必要があるのは前者3つの災害(急傾斜地の崩壊、

土石流、地滑り)です。

1つ目の解釈は、これら3つそれぞれに関して特性を説明して、そのうえで土砂災害全般に関する警戒避難体制整備

にあたっての留意事項を述べる、というものです。

2つ目の解釈は、3つの災害いずれか(例えば土石流とします)を取り上げ、土石流災害の特性を説明して、その

うえで土石流に対する警戒避難体制整備にあたっての留意事項を述べる、というものです。

個々の災害形態に特化した警戒避難体制というのは、かなり難易度の高い設問だと思いますので、素直に解釈すれば

1つ目の解釈で記述する方が自然かと思いますが、2つ目の解釈で記述しても間違いとは言えないと考えます。

 

次に②についてです。

これは土砂災害防止法の施行規則(第五条の二)に、計画に定めるべき事項が挙げられていますので、そのまま以下に示します。

一 要配慮者利用施設における急傾斜地の崩壊等が発生するおそれがある場合における防災体制に関する事項

二 急傾斜地の崩壊等が発生するおそれがある場合における要配慮者利用施設を利用している者の避難の誘導に関する事項

三 要配慮者利用施設における急傾斜地の崩壊等が発生するおそれがある場合における避難の確保を図るための施設の整備に関する事項

四 要配慮者利用施設における急傾斜地の崩壊等が発生するおそれがある場合を想定した防災教育及び訓練の実施に関する事項

五 前各号に掲げるもののほか、急傾斜地の崩壊等が発生するおそれがある場合における要配慮者利用施設を利用している者の円滑かつ

迅速な避難の確保を図るために必要な措置に関する事項

5つ目は、「その他必要な措置」ということですから、防災体制、避難の誘導、施設の整備、防災教育及び訓練の実施、の4つの中から

2つ以上を挙げて具体的な内容を記述していれば題意を満たした記述となります。

 

 

*各種対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

 

技術士の部門紹介:航空・宇宙部門

2018年07月27日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士の航空・宇宙部門は、航空機の設計や空港の管制システムなど航空に関する機器やシステムの設計や、宇宙ステーションなどの開発やロケットなどに関する分野の技術士となります。

 

技術士 航空・宇宙部門の概要

航空機の設計や、空港の管制塔や航空機を着陸させるための無線機器などをシステム的に設計する場合に該当する技術部門です。宇宙関連では、人口衛星システムや宇宙ステーションなどの設計が該当します。

 

技術士 航空・宇宙部門取得後の活躍

航空機メーカや空港システムを設計する会社、宇宙開発を行う会社などで設計や技術コンサルなどの業務に当たることができます。

航空・宇宙部門のJAXAなどの公共機関や、大手メーカなどが該当します。航空機については、国産型の航空機なども製造を行っているようなメーカもあり、将来的には需要もあるとも考えられます。宇宙に関しても、民間の衛星による運用や、民間宇宙開発なども近年多くなってきており、今後の成長に期待ができる分野です。

 

技術士 航空・宇宙部門の問題点

航空・宇宙分野においては、大型プロジェクトを担当することが多く、公共事業として技術士の人数など技術コンサル分野においての受注条件となっている場合が多いです。

しかし、宇宙事業などは専門性が高く、工学博士などを取得しなければならないような場合もあります。航空分野においても、空港に関する設計についても無線技術士などの他の資格で管制システムの設計を行う専門性を求められることもあります。

また、空港などの大きな建設工事であれば、土木工事なども大きな割合を占めるため、技術士建設部門の範囲も大きな内容となります。

 

将来性のある分野ではあると感じるのですが、その専門性が限定されてしまっているため、毎年の二次試験の受験者数は100人以下というのが現状です。

近年、こうした高い専門性を有しながら、受験者数が少ない部門の統廃合が積極的に議論されています。

技術士取得後に定期会議などを開催する技術士会の部会も前回紹介した船舶・海洋部門との合同部会となっており、技術士数の少なさが課題となっております。

論文は再現されましたか?

2018年07月28日 作成 / 執筆:技術屋NR講師

筆記試験が終わって約2週間ですね。
日本技術士会から択一式の正答が公表されていますが、自己採点はされましたか?

さて、前にも書きましたが、筆記試験合格者に行われる口答試験で、筆記試験の論文について
聞かれることがあります。

ですから、まだ論文の再現をされていない方は、論文の再現をしておくことを強くお勧めします。

試験から日が経つにつれて何を書いたかどんどん忘れてしまうので、もしまだでしたら、すぐにして下さい。

まずは、論文を再現することが必要ですが、そのあとは急ぎませんが、次のことを実施しておきましょう。


・間違いがないか、不足がないか確かめて下さい
 参考書などを調べながらでよいので、ご自身が書かれた論文に間違いがないか、わかりにくいところはないか、
 不足していることはないかチェックして下さい。
 本当なら、こういう風に書いたらよかったという「模範解答」を作成するのがよいと思います。


・口頭試験での回答案を作成して下さい。
 口頭試験で、「訂正や追加することはありませんか」という問いに対して訂正や追加したいことがある時には、
 「筆記試験のときには、○○がよいと思いましたが、試験後、落ち着いて考えると、△△の方がよいことに
 気付きました」みたいな、説明をできるようにしておくことが必要です。
 口頭試験で試験官が質問してくるということは、論文に疑問があるか間違いがあると考えているということです。
 試験官は論文を持たれていますので、何を書いたか聞きたいのではないので、再現だけで終わってしまったら
 意味がありません。


せっかく筆記試験に通っても、口頭試験に落ちたら、また筆記試験からです。
手を抜かず、すべきことをして、万全の状態で口頭試験を受けられるように、準備をして下さい。

皆さんの、筆記試験合格をお祈り致します。
 

技術士の部門紹介:化学部門

2018年07月30日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

 

技術士 化学部門の概要

化学工場や石油工場、セラミックなど陶器の製造を行うような工場などで、工場の生産や新製品の開発を行うような職種につくような場合に有効な技術士が技術士化学部門となります。

専門科目も、セラミック、無機化学の分野からプラスチック製品の取り扱い有機化学や高分子化学の分野、石油精製の技術を行うような燃料化学、化学製品の生産装置の構造を記した化学装置及び設備と化学全般にわたる内容が網羅されています。

 

技術士 化学部門取得後の活躍

技術士の化学部門取得後は、化学工場の研究職や製品の開発職などの仕事につくようになります。化学工場や化学メーカでの設計、開発となりますので、大きなプラントを所有している化学メーカなどでの活躍となります。

化学製造の装置設計や、製品の製造に関する分野でのものとなります。

 

技術士 化学部門の問題点

化学部門の技術士受験者も他の部門と比較して少ない傾向にあると言われています。

その主な理由としては、製品の開発や製造設計を行う場合、化学分野では技術士を目指すというより化学部門の工学博士を目指すことが多い傾向にあるためです。

特に有機化学の分野や触媒化学の分野などでは、化合物の組み合わせが無限に近いほど存在し、それぞれに異なった特徴があることが有名です。

その化学物質の製造方法なども確立されていないものや製造にコストのかかるものなどの製造方法をより簡略化するなどのもので、博士論文を書く材料が他の部門に比べて多いという実情もあります。

化学メーカでは製品の設計というよりは研究開発という位置づけが大きくなりますので、化学装置の製造などの分野での技術士取得を行う人が多いという傾向になります。

 

いづれにしても、なかなか化学分野での技術士はそれだけでは評価をされる機会がすくなくなるため、技術士取得と合わせて化学の工学博士の取得も目指すという人が多いという現実があります。

 

しかし、技術士の記述問題や口頭試験などの経験は工学博士取得の際にも大きく役立つものと考えらえます。

技術士の部門紹介:繊維部門

2018年08月04日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

 

技術士 繊維部門の概要

洋服を作る糸やポリエステルなどの製造工程では、多くの技術を必要とします。

近年、冬場に着るヒートテックなどは最早生活になくてはならない衣料となってきています。また、夏場の冷感肌着などもこうした洋服の原材料の製造技術があがったからと言えます。

こうした技術革新により、生活を豊かにする繊維技術を取り扱うのが技術士の繊維部門です。

洋服の原料となるものだけでなく、充電池の容量を増加させるカーボンナノチューブなどの製造技術もこの分野から誕生しております。

 

技術士 繊維部門取得後の活躍

アパレルメーカや繊維の製造メーカなどで原材料の生産や紡績工場などで、原材料の製造技術者として勤務することが可能です。

こうした繊維部門からの応用技術を研究する研究所などに勤務することも可能です。

蚕の繭などからとった絹の製造は、昔の話であり、現在はナノ技術として注目されている最新分野でもあります。

また染色技術の安全性など、乳幼児向けのアパレル用品には安全性が最重要視されることもあり、繊維の高度な染色技術や製造技術が求められる現場が多くあり、技術士資格を活かすことができるでしょう。

 

技術士 繊維部門の問題点

繊維の製造、加工に高度な技術を求められ、応用分野にも大きな広がりを感じる繊維部門ですが、技術士の部門としての知名度が低いことが大きな問題点です。

文部科学省のアンケートなどにも、対外的だけでなく、会社内での技術士認知度も低いという回答が寄せられておりました。

多くの技術士部門にも共通して言えることですが、資格そのものの認知度が低いとどうしてもそれ自体が評価されることも少なくなってしまいます。

こうした状況はなかなか改善されることは少ないですが、多くの繊維技術によって生活が豊かになっていることが紛れもない事実です。

技術士による多くの仕事が世に出ていけば、こうした部門での認知度や注目度も変化していくものと考えられます。

 

 

口頭試験で失敗事例を聞かれたとき

2018年08月28日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

口頭試験では、次のような質問がされます。

Q.この業務で、技術士に相応しい点はどこですか。
Q.この業務で、創意工夫した点はどこですか。

 

これらの質問がきたときは、何に着目して、解決法を見出したかを答えると良いでしょう。


なぜなら、その着眼点こそが、まさに「技術士ならでは」と言えるからです。
凡庸な技術者では、気づかなかったことを、気づけるのが技術士と言えるからです。

 

採点官は、これらの試問により、技術コンサルタントとして、あなたが独り立ちできるか判断します。

 

さて、失敗談を聞かれたときはどうしたらよいでしょうか。
ドキッとする必要はありません。

 

Q.この業務で、うまくいかなかったことは何ですか。
Q.5つの業務経歴に記さなかった業務があると思うのですが、失敗談は何かありますか。

 

このような質問をされたときは、あくまでも、技術的なことを答えます。

 

たとえば、
「業務実施当時の自分は、この点のスキル不足・知識不足で、Aの解決法を選んだが、いまの自分であれば、Xの事実に着目し、Bの解決法を採用すると思います。

そうすることで、Aよりも、Bのほうが、工期が10%短縮できることが見込まれるからです。」

 

また、つぎのように答えます。
「業務実施当時は、Yの技術が普及していなかったために、Aの解決法を選んだが、いまはYの技術が安価で利用できるため、Bの解決法を採用すると思います。

そうすることで、Aよりも、Bのほうが、生産コストが10%削減できるためです。」

 

失敗談を聞かれても、慌てずに、回答してください。

技術士の部門紹介:資源工学部門

2018年08月29日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士 資源工学部門の概要

炭坑などで石炭を採掘したり、天然ガスや石油資源の採掘を行うためには多くの専門技術を必要とします。また、炭坑では、粉塵被害や落盤など労働者が危険にさらされるケースが多くあり、いかに安全に、効率的に採掘を続けられるかということが課題となってきました。そのための技術革新も行われてきました。

環境問題が大きな問題となってくると、石炭や石油、天然ガスなどは地球温暖化問題と直接的に関わることから、資源採掘の観点から環境問題に取り組む必要性が出てきました。

専門分野としては、固体資源の開発生産、流体資源の開発生産、資源循環及び環境の三分野からなっております。

 

技術士 資源工学部門取得後の活躍

資源工学での最も希望者が多い分野や資源循環及び環境になります。

こちらではリサイクルに関する分野で、循環型社会を作ることを目的に出題されます。

また、今、多くの温泉地で開発が進んでいる地熱発電に関するものも、資源工学の範囲となります。地熱発電による業務で技術士が必要となるなら、資源工学部門と言えるでしょう。

 

技術士 資源工学部門の問題点

石炭の採掘、銅の採掘するための鉱山や炭坑などは、多くの雇用を生み出してきた需要な産業に位置づけられてきました。しかし、炭坑や鉱山の閉鎖により、多くのその城下町として栄えてきた街の多くは衰退してしまっています。

また、石油や天然ガスといった流体資源も日本では、輸入に頼っており、自国で開発を行う機会がまずありません。

地熱発電に関しても、地質調査や資源の有効活用など総合的な内容としてのプロデューサーとしての立場であればよいのですが、地熱発電は、電気分野や機械分野といった資源工学以外の部分も重要となってきます。

資源工学部門の問題点は、他の部門とも同様の受験者数の少なさが挙げられます。

船舶部門などと同様で二次試験の受験者数が100人以下と、受験者数の少なさが深刻です。

さらに、その受験者数の多数が資源循環及び環境の分野を選択しています。

資源工学部門というよりは、リサイクル工学の色合いが強くなってきています。

 

総合技術監理部門の口頭試験について

2018年10月31日 作成 / 執筆:タートル講師

10月30日に技術士第二次試験の筆記試験合格発表がありました。

来年度から試験制度が変更されます。筆記試験に合格された方は、今年度の試験で確実に技術士資格を取得できるよう、

口頭試験対策を怠りなく進めてください。

 

さて、今回は総合技術監理部門の口頭試験に関して、留意すべき事項を述べたいと思います。

 

総合技術監理部門の試験内容は、必須科目と選択科目に大別されます。ここでは既に建設部門や機械部門等の技術士資格を

有している方が総合技術監理部門を受験されたと想定して、必須科目のみについて記します。

 

総合技術監理部門(必須科目)の口頭試験試問事項は、文部科学省の「平成30年度技術士試験合否決定基準」に明示されています。

以下の通りです。

『総合技術監理部門の必須科目に関する技術士として必要な専門知識及び応用能力』

 

つまり「総合技術監理部門(建設-○○科目)」の口頭試験で問われるのは、総合技術監理部門に関する専門知識や応用能力です。

建設部門の○○科目の専門知識や応用能力は問われません。

 

この点を失念して、○○科目の視点で質問に答えてしまってはダメです。

特に受験申込時に提出した「業務内容の詳細」を、○○科目の視点で記述してしまった方は要注意です。試験官は「総合技術監理を

理解していない」と判断して、厳しい質問となる可能性があります。「業務内容の詳細」に記述したことは「なかったこと」にして、

口頭で改めて5つの管理の視点で業務の内容を説明する、というくらいの気持ちで挑みましょう。

 

総合技術監理部門(必須科目)の口頭試験は、あくまでも総合技術監理部門に関する専門知識や応用能力が試問されるということを

強く意識して、口頭試験対策を進めてください。

 

 

*口頭試験対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

 

技術士の部門紹介:上下水道部門

2018年11月17日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士 上下水道部門の概要

日本の水道水は他の国と異なり、そのまま飲むことができるというのが特徴です。日本では当たり前でも、他の国では水道水は加熱しなければ飲めなかったり、ミネラルウォーターを飲み水に使うといったことが当たり前となっている国も多くあります。

下水道についても同様で、河川や湖、海岸の汚染が社会問題となったころから水質浄化に地方自治体が取り組み、世界でもトップレベルの水処理技術を開発するまでに至りました。

そんな世界的に見ても高い技術水準を持つ日本の上下水道事業を支える技術者が受験する部門が、技術士上下水道部門と言えます。

専門分野は、上水道と下水道、水道の維持管理を行う水道環境のみとなります。

水質浄化やろ過技術などは機械、電気、土木、化学などの複合的な技術力が必要となる場合が多いため、細かい区分はされておりません。

 

技術士 上下水道部門取得後の活躍

上下水道は生活におけるライフラインの一つであり、災害時などにも供給し続ける必要があります。需要は途切れるということはありませんので、技術士取得後の活躍の幅も広がります。

主に都道府県や市町村の上下水道部門や、自治体から上下水道工事を請け負う建設会社や設計コンサル会社など多岐に渡ります。

 

技術士 上下水道部門の問題点

比較的需要も高く、受験者数も多い上下水道部門ですが、上下水道工事は公共工事が殆どであり、民間工事が皆無であるということが今後、デメリットとなる可能性もあります。

現在、国会では水道事業の民営化なども協議されており、電話や郵政な同様の道を歩む可能性も十分あります。それだけ収益性が高く、公共性の高い事業であることは理解できるのですが、やはり公共工事に関わりたいと考えている人にとっては将来的には状況が変わっていってしまうということは十分に認識しておく必要があります。

下水道部門に関しても同様で下水道料金で運営ができるということで、地方自治体からの分離独立の動きもみられますので、その状況の動向に注目しておく必要があります。

技術士の部門紹介:衛生工学部門

2018年11月22日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士 衛生工学部門の概要

空調機の設置や台数などの検討する建築設備の設計分野では、快適なビル環境の構築や産業廃棄物の処理に関する分野での専門家となっています。

ビルの空調も適当に置かれているわけでなく、熱源などを考慮し、適正な台数が設置されています。

また、河川や大気にビルなどからの有害物質が放出されないよう考慮し環境を考えた設計としなければなりません。

技術士衛生工学部門ではそんな建築設計における設備構築にかんする専門分野があります。

大気汚染を防止する大気管理、水環境を守る水質管理、産業廃棄物を管理する廃棄物管理、建築設備設計として活躍できる空気調和、建築環境などの分野があります。

 

技術士 衛生工学部門取得後の活躍

ビル建設を行う建築事務所や、大気汚染や水質汚染の状態を管理する環境コンサル会社などが主な活躍できるフィールドとなります。

また、空調メーカーや産業廃棄物処理業者などでも技術士の専門分野としての資格を活かすことが可能と言えるでしょう。

 

技術士 衛生工学部門の問題点

専門分野としての比率が廃棄物管理と空気調和、建築環境に偏っており、水質管理と大気管理については、受験者数が少ない傾向にあります。

また、ビルの建設やメンテナンスでも、建築士の知名度や権限も強く、空気調和の分野で行う空調設計なども建築設備士などの別資格の存在が大きく受験動機をそぐことになっております。

技術士がその道の専門家ということは疑いのないものではありますが、建築業界では他の資格の法的な立場や権限、知名度も上位となっているのが現状です。

廃棄物の最終処分場も多くは地方自治体などで運営されており、廃棄物の管理に技術士資格が必ず必要というわけではないということが受験者数の伸びない根本的な原因となっています。

しかし、技術士を受けることで建築分野やリサイクル分野の専門知識が身に着きますので是非とも受験しましょう。

 

総合技術監理部門の青本に変わるキーワード集

2018年12月02日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

日本技術士会が発行する青本の販売終了
技術士の21部門のうち総合技術監理部門は特別だ。他の20部門は並列だが、総合技術監理部門はこれら20部門に紐付く形で認定される。そして、この総合技術監理部門にチャレンジする人が学習のテキストにしていたのが青本と呼ばれるテキストだ。この青本とは、日本技術士会が発行する「技術士制度における総合技術監理部門の技術体系(第2版)」のことだ。しかし、この第2版は2004年に発行されたため流石に古く時代にそぐわない点が増えてきたため販売終了となっている。

 

日本技術士会が新たにキーワードをHPで公開
日本技術士会のHPを見ると「総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について」が追加されている。これは先の青本に変わるものと理解する。総合技術監理部門を目指す人が理解すべき技術体系を示すものだ。青本のように解説するのではなく、キーワードを列挙したものだ。確かに、この方がシンプルで分かりやすい。簡単にその目次を示すと次のような構成だ。


1.総合技術監理
2.経済性管理
 2.1 事業企画/2.2 品質の管理/2.3 工程管理/2.4 現場の管理と改善/2.5 原価管理/2.6 財務会計/2.7 設備管理/2.8 計画・管理の数理的手法
3.人的資源管理 
 3.1 人の行動と組織/3.2 労働関係法と労務管理/3.3 人材活用計画/3.4 人材開発 
4.情報管理 
 4.1 情報と意思決定/4.2 コミュニケーションと意思決定/4.3 知的財産権と情報の保護と活用/4.4 情報通信技術動向/4.5 情報セキュリティ
5.安全管理
 5.1 安全の概念/5.2 リスクマネジメント/5.3 労働安全衛生管理/5.4 事故・災害の未然防止対応活動・技術/5.5 危機管理/5.6 システム安全工学手法
6.社会環境管理 
 6.1 地球的規模の環境問題/6.2 地域環境問題/6.3 環境保全に向けた取り組みの基本原則と手法/6.4 CSRと組織の環境管理活動

 

注意事項
 日本技術士会のホームページを見ると、このキーワードに関する注意事項として次のような内容が記載されている。
・それぞれの管理分野のキーワードは各管理分野の基本となるキーワードを整理したものであり、すべての関連キーワードを網羅しているわけではない。
(総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すものであり、試験範囲を示すものではない。)
・各キーワードの示す概念や内容については、利用者自ら参考書・専門書・資料などを通じて調べ把握することを前提としている。
・法律等の名称は、いわゆる通称を用いた。
・本キーワード集の内容は、平成30年11月時点での情報である。

 

キーワードの事例
 このように総合技術監理部門の技術士が習得しておくべき5つの管理技術は今まで通りだ。そして、その内容をブレークダウンしている。
例えば、5.4の事故・災害の未然防止対応活動技術では、次のような内容が記載されている。
 
5.4 事故・災害の未然防止対応活動・技術
安全管理では,労働安全衛生活動に加えて火災・爆発等の事故や地震等の災害に対応することも重要であり、マネジメントの視点と現場における日常的な活動の視点で考えることが重要である。事故や災害に結び付く可能性のある事項の抽出、改善策の策定と実施法を対象とする。
 自主保安/未然防止活動/定期点検活動/小集団活動/ZD運動/改善提案活動/ヒヤリハット/ハインリッヒの法則
 本質的安全設計/本質安全化/安全防護/残存リスク情報/システムの高信頼化/安全計装システム/非常停止装置
 フェールセーフ/フォールトアボイダンス/フォールトトレランス/フェールソフト/フールプルーフ
 インターロック(安全装置・安全機構)/安全確認型システム/危険検出型システム/隔離安全/停止安全/安全立証LOPA安全装置
 安全衛生パトロール/危険予知/危険予知訓練 始業前点検/作業マニュアル/ツールボックスミーティング(TBM)
 ヒューマンファクター/ヒューマンエラー/不安全状態/不安全行動/TPM(全員参加の生産保全)/TQC
 4M分析(Man, Machine, Media, Management)/4E対策(Engineering, Education, Enforcement, Example)
 5S活動(整理,整頓,清掃,清潔,躾)/サイバーセキュリティ/自動制御/AI制御

 

まとめ
総合技術監理部門を目指す人にとっては、指針となるテキストだ。特に、キーワードだけではなく、なぜ総合技術監理部門が必要なのか、そこで求められることは何かなどについても言及しているので、これをベースにしっかりと勉強してほしい。

 

口頭試験:想定質問集(その1)

2019年01月16日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

こんにちは。

既に口頭試験を受験した方も居られるでしょうが、これから受験するという方もいるのではないでしょうか。

最終確認という意味で、口頭試験の想定問題(業務、社内に関わる問題)を集めてみました。ぜひご覧ください。

1. 業務経歴を1~2分で説明してください。

2. 業務内容の詳細について、あなたの立場と役割、課題・解決法・成果について3分程度で説明してください。

3. 現在の業務の技術部門と立場、役割は?

4. 業務で失敗したことはありますか?

5. 現在の業務で技術士としてふさわしい点はどこですか?

6. 業務内容の詳細に書かれている業務以外で、技術士としてふさわしい点はありますか?

7. 筆記試験の選択問題Ⅲで補足したい事項はありますか?

8. 選択問題Ⅲのもう一つの問題はどのような問題でしたか?

9. 受験動機はなんですか?

10. 技術士試験の目的は何ですか?

11. 社内では技術士はどのように評価されていますか?

12. 社内でどのように技術士を活かせれますか?

13. 技術士となった後はどのようなことをしたいですか?

14. 後輩への指導はどのように行っていますか?

15. 技術士会へ入会する予定ですか?

いかがでしょうか?まずは、受験申請した際に記入した業務内容の詳細からいくつか質問が来ます。完璧に説明できるだけでなく、何が技術士としてふさわしいのかという点に着目して説明できるようになってください。また、それ以外の業務を聞かれる可能性もありますので用意しておいてください。

さらに受験動機などの一般的な問いや社内外での技術士としての役割も聞かれます。再度、ご自身の社内の方との関わり方、社外の方との関わり方を整理してみて下さい。

その2では、技術士法や倫理に関する想定質問をまとめてみますので、そちらもご覧ください。

口頭試験:想定問題集その2(技術士法、技術士倫理)

2019年01月16日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

こんにちは。

早速、口頭試験想定問題集その2(技術士法、技術士倫理)を載せていきます。

ここに関しては暗記してください。

 

1.技術士法の目的は?

2.技術士法はなぜ必要だと思いますか?

3.技術士とは何ですか?

4.罰則には何がありますか?

5.技術士と同様の外国資格を知っていますか?

6.国際相互承認資格を知っていますか?

7.3義務2責務を言ってください。

8.3義務2責務の中で最も優先するものは何ですか?

9.信用失墜行為の禁止を法で謳っている理由は何ですか?

10.公益とはなんですか?

11.貴方の職務上、公益確保に反する事は何ですか?

12.もし公益に反する行為を強制されたらどうしますか?

13.公益確保に関してどのような対応をしていますか?

14.内部告発においてあなたを守ってくれる法律を知っていますか?

15.資質向上のために日ごろから何をしていますか?

16.2次試験受験には1次受験合格もしくはJABEE終了が必須なのは何故か?

17.技術士法の第4章の内容を述べてください。

18.技術士法第45条の二では何を定めていますか?

19.第45条に違反するとどのような罰則がありますか?

20.第44条に違反する行為にはどのような行為がありますか?

21.秘密保持義務とはだれに対する義務ですか?

22.名称表示の義務に違反する行為とは具体的になに?

23.名称表示の義務の目的は?

24.信用失墜行為の禁止についての最近の事例は?

25.欠格条項の内容を説明してください。

26.技術士の継続研鑚について知っていますか?

27.CPDとは何ですか?

28.CPDへ加点する為に取り組んでいることは何ですか?

 

いかがでしょうか?

単純に3義務2責務の内容を答えるだけではなく、最も優先するものは何か?公益とは何か、罰則とは何か、など技術士法の中身をしっかり勉強しておきましょう。

また倫理に関しては、最近の事例をニュースで読んでおくと良いです。どこの会社がどのような不祥事を起こしたのか?その原因は?防ぐためにはどうしたら良いかをまとめておきましょう。

それでは、口頭試験頑張ってください。

筆記試験の変更と時間配分について

2019年01月21日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

2019年度から筆記試験の出題が多少異なります。詳細は以下のHPを見て確認してください。https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5698_1.pdf

 

簡単に抜粋しますと、

 

旧試験

新試験

選択科目Ⅱ-1

600字×1枚×2題

600字×1枚×1題

選択科目Ⅱ-2

600字×2枚

600字×2枚

選択科目Ⅲ

600字×3枚

600字×3枚

 

旧試験での選択科目Ⅱは、合計2400字を2時間以内でした。そして休憩を挟み選択科目Ⅲでは、600字×3枚(1800字)を2時間で書き上げる必要がありました。

 2019年からは選択科目Ⅱで600字×3枚と選択科目Ⅱで600字×3枚の合計3600字を3時間30分で書き上げる必要があります。選択科目Ⅱと選択科目Ⅲの間に休憩を挟みません。

これまでの受験生の様子を見ると、選択科目Ⅱでは時間が余るが選択科目Ⅲでは時間が足りないという方が多いように感じました。今年から休憩が無いことで時間を有効に活用できるようになったと前向きに捉えましょう!

 

 では、どのような時間配分で臨めば良いか?単純に文字を書くスピードは、24文字(1行)を1分として、600字の原稿用紙1枚を25分で書ききれるように練習をしましょう。できるようになれば、6枚を2時間30分で書くことができるようになります。残り1時間の使い方が重要となります。

 筆記試験は手書きです。一番怖いのは、一度書いた内容を消しゴムで消して書き直す時間です。書き直すことが無いように事前に書く内容をまとめておく必要があります(この部分は別途ニュースで記載します)。選択科目Ⅱ-1では、基本的に専門知識が問われるため、特に書き方について迷うことはないでしょう。選択科目Ⅱ-2と選択科目Ⅲでそれぞれ30分間、考えをまとめる時間が使えます。配点はおそらくⅡ-2が20点、Ⅲが30点となります。配点と文字数から1時間の準備時間を配分しても良いかもしれません。

 

①書く時間を短くする練習

②時間内に考えをまとめ、構成を考える練習

 

インプットの勉強だけでなく、アウトプットの練習も必要となりますよ。

模擬面接の面接官の経験~その2~

2019年01月24日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

<一発不合格には気を付けろ>

「業務内容と専門とする事項が違うと思います」
 試験官からこの言葉が来たら要注意です!!!なんとか受験する「専門とする事項」は間違っていないということを何度も説明してください。

なぜなら、受験する専門と業務が異なると判断された場合、その時点で一発不合格となるからです。

 専門とする事項は、受験申請時に決定します。業務内容とともに近くにいる技術士の先輩に相談した方が良いでしょう。

 

<口頭試験の注意点>

 

①専門用語は使わない
試験官は同じ科目の技術士ですが、専門用語を使うことにより試験官の理解が難しくなります。

同じような質問を繰り返されるのは限られた時間の口頭試験では不利となります。

②身振り手振りで説明してもOK
施工方法、解析手順、安全面などなど、説明に関する視覚的表現が大変効果的です。

身振り手振りを積極的に使って試験官の理解を促しましょう。

③試験管の顔を良く見る

試験官が理解できているかどうか、表情やしぐさをよく見ながら話しましょう

。顔を伏せて手元資料を見ているときは、間を利用するなど、なんとかして試験官に顔を上げてもらいましょう。

④試験官とケンカをしない
え、しないよ。と思う方も多いと思いますが、意外にけんか腰になってしまう受験者がいます。

専門知識に関して、否定的なことを言われたり、どこが技術士たる判断ですか?などと挑発する質問をする試験官もおりますので、その際は淡々と説明しましょう。

説明しても「やっぱり、そうじゃなくて○○すべきだったんじゃないの?」などといわれることもあります。

どう答えても、この質問では加点されないと考え、「仰るとおりでした。」と回答し、さっさと次の質問に移りましょう!

口頭試験は加点方式なんです。無駄な質問は飛ばしてしまいましょう。

技術士の部門紹介:情報工学部門

2019年01月31日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士 情報工学部門の概要

GoogleやAmazonなどのIT企業が活躍できるのもコンピュータや情報ネットワークが基幹にあることが大前提となります。

コンピュータやネットはスマートフォンなどの普及により、今まで以上に身近なものとなりました。そんな情報化社会を支えているコンピュータ工学やプログラミングやネットワークの技術部門の内容を専門分野とする部門が、技術士情報工学部門です。

専門分野としては、コンピュータの構造や組み込みシステムの内容を問うコンピュータ工学、プログラミングやソフトウエアの安定性検証などの内容を問うソフトウエア工学、情報システムを使ったシステム構築に関する内容を問う情報システム・データ工学、ネットワークのセキュリティやネットワーク構築に関する内容を問う情報ネットワークの4分野があります。

 

技術士 情報工学部門取得後の活躍

技術士 情報工学部門を取得すると、情報系部門の専門家として、システムインテグレーションを行う会社や、情報システムを構築する会社に就職し活躍することができます。

NTTやKDDIといった電話会社も、現在は、自社設備としてサーバーを構築することが多いため、IT分野の業務に力を入れております。こうした会社でも活用できる可能性もあります。

情報工学部門は、今後5Gネットワークの開発など、多くの広がりが期待できる部門ということができます。

 

技術士 情報工学部門の問題点

他の分野と比較しても、受験者数も安定しており、一定の需要があります。

情報処理技術者やシステムアドミニストレータなど、他の知名度のある情報関連の資格もありますが、やはりそうした資格と比較しても難易度が高く、取得することで一定の技術水準をクリアしているとみてもらえることが多いようです。

プログラミングなどを行うのに許可が必要な資格はなく、誰でも仕事に従事することができますが、そういった仕事だからこそ、対外的に技術があることを証明する資格として技術士情報工学部門が活用されています。

 

 

技術士試験は時間との闘い

2019年02月06日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、すでに勉強を始めているでしょうか?

技術士2次試験は、2019年7月15日です。

あと、約150日しかありません。技術士2次試験の試験内容は容易ではありません。

いかに効率よく時間を作るか、これが合格のためには非常に大事なものになります。

通常のお仕事があり、休日はご家族のために時間を費やす必要もあるかと思います。

 

一例として、どのように時間を作るかについてご紹介致します。

 

まず、最も時間を多くとれる時間は、通勤時間です。

電車での通勤の方に限定されますが、片道1時間の通勤時間を勉強時間に充てることができれば、1日2時間を確保することができます。

月に20日間出勤すると月に40時間、2次試験までに200時間近く勉強時間を確保することができるのです。

ただ、車内でできる勉強に限られます。たとえば、キーワードについて調べることや、論文の構成を考えることはできると思います。

次は、休日の時間の使い方です。

休日すべてを勉強に充てることは難しいですが、

例えば午前中だけ、もしくは夕方以降など、少なくとも3時間は勉強時間に充てたいところです。

なぜかと言うと、通勤時間での勉強では「論文を書く」という勉強ができないからです。

2次試験では1800字を限られた時間で書き上げることが必要になります。

つまり電車の中でキーワードの「インプット」を行い、自宅で「アウトプット」を行うという方法です。

 論文を書く際には、試験時間と同じ時間をまとめて書き上げる訓練をしてください。

休日に3時間でも勉強に充てることができれば、2次試験までに120時間は確保できるはずです。

これでも合計で320時間です。合格を狙うためにはもう少し勉強時間を確保したいところです。

隙間時間に10分でも20分でも参考書を開くように癖をつけましょう!

暇な受験生などいない

2019年02月18日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

技術士試験を受験する為には、実務経験を7年積む(修士などは2年間として換算)、

もしくは技術士補を取得してから指導技術士の下で4年以上実務経験を積む必要があります。

すなわち、受験生の多くはどこかの企業(公・民)に務めている方ということになります。

日ごろの仕事・業務を行いながら、その中で時間を見つけて勉強する必要があります。

 

受験生の条件が等しいと仮定した場合、勉強の質と勉強時間が合否を分けます。

私の経験上、受験生の中には1発合格する方と、

何度も受験しているが不合格となる方が居ます。

両者の違いは何だと思いますか?

合格できない方が不出来なのではありません。

勉強の仕方、時間の作り方に違いがあります。

1発合格の方は、5分10分の隙間時間を見逃しません。

常に技術士試験のことが脳裏にあり、昼休みや電車の行き帰り、寝る前や

TVのCMの時間などにキーワードを検索したり、論文の構成を考えたりしています。

 

皆さんの勉強方法はどうでしょうか?

まとまった時間が取れないと集中できない、

有益な勉強ができないと逃げていませんか?

人間はモノを忘れる生き物です。忘却曲線をご存知でしょうか?

1ヶ月前に覚えた内容を試験で思い出すことはとても難しいことです。

5分でも良いので、復習の時間に当てたらどうでしょう。

何度か目にしたキーワードや法律、数値であれば、思い出すことは可能です。

さらに、2度目、3度目と繰り返すことで知識が定着しやすくなります。

 

これまで私が書いたことは特別なことではありません。

皆様の経験で当てはまることばかりだと思います。

要は本気になるか、ならないか。

もう一度自分の行動を思い返してください。

本当に勉強時間はないですか?

テキストを開く時間が無いですか?

 

最後に、勉強の質を上げるには「経験者に聞く」ことも非常に有益です。

こちらのサイトで自分の部門に合う講師を見つけ、依頼をしてはいかがでしょうか?

指導を始めるまでは無料です。

お願いしたいと思う方が見つかった際に指導を依頼すれば良いのです。

 

様々なツールを使ってみて下さい。全ては合格の為に。

技術士2次試験の攻略法

2019年02月21日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

技術士2次試験の最大の難所、それは専門科目の小論文ではないでしょうか。

私は技術士を取得してから、何人もの受験生の小論文の添削をしてきました。

時には、私の専門である建設部門から離れた科目を受験する方の小論文も添削を依頼されることもあります。

 

受験生の方々の小論文を読むと、皆さん同様の良くない点があります。

同様の良くない点ということは、受験生の多くが陥る欠点があるのです。

逆に言うと、この欠点をクリアできている方は、合格率が高くなります。

 

その欠点とは、ずばり「論文構成」です。

例を1つ挙げると、出題文で問われている事に対して、はっきりと解答できていない点にあります。

出題文には何を問うているのかがはっきり書かれています。例えば、

「○○部門の技術者として重要な技術的課題は?またその解決策は?」

このように出題された場合は、まず○○部門に関連した技術的課題をはっきりと明記します。

そしてその課題に対する対策は何かをはっきり下線表記して明記する。

採点者は非常に多くの受験生の小論文を読みます。

だらだらと書かれた小論文を読んでいると、何を回答したいのかわからなく、読む気が無くなります。

はっきり伝えたいこと(問われていることに対する回答)は強調して書きましょう。

「2つの対策技術による効果とリスクやデメリットは?」と問われた場合、対策技術ごとに効果とリスクを述べましょう。

例えば、

Aの技術による効果:・・・

Aの技術のリスク:・・・

です。

 

このような論文構成は、独学で勉強してもなかなか進みません。

自分の回答が良いのか悪いのか、合格基準に達しているのか達していないのか?

これらは有識者へ依頼をするのが最短であり最善の道だと考えています。

 

皆さんが書いた小論文を送って頂ければ添削、採点致します。

そして、何が足りないのかをアドバイスさせて頂きます。

 

我々講師陣は、受験生皆さんの合格の一助になればと最大の協力を致します。

是非、気軽にご連絡を頂ければと思います。

専門雑誌、学会誌、白書等でキーワードを選ぶ

2019年03月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

二次試験では、当然に、専門知識を有することが求められます。そのため、試験日まで余裕がある3月~5月には、専門知識をできるだけ蓄えるインプット学習しておくことが重要です。

 

狙われやすい専門用語は、繰り返し出題されているキーワードです。

ですから、過去問をチェックして、頻出用語を選ぶとよいでしょう。

 

新しい用語については、専門雑誌の「特集記事」をチェックのがおすすめです。

特集記事には話題性のある用語が取り上げられるからです。

 

同じ視点で、新聞記事に添えられている用語説明欄にも目を通しておきましょう。

 

これらは、試験問題を作成している人も、注目して読んでいます。

ですから、皆さんもそういった「特集記事」等を注目して読み、どんな問題が「特集記事」から出題されそうかを考えながら読むことをお薦めします。

 

また、学会誌、白書等は国の施策を調査するのに役立ちます。

 

技術士試験は国家試験であり、国が有用な人材と認めた人を技術士として認めます。

言い換えると、国の方針に沿った論文が高評価になります。

つまり、国はどういうことを考えているかを調べるのには、白書類を調べることが一番良いということになります。

 

このように、150個~200個のキーワードを抽出し、自家のキーワード解説シート(キーワード集)を作ることができれば、合格の可能性が高まります。

 

専門知識は、将棋で言うと持ち駒です。

持ち駒は多ければ多いほど、そして、その駒が「歩」よりも「飛車・角・金・銀」のように『質』が高ければ、より有利に論文を書けるようになります。

技術士2次試験の最強の装備(ノート)

2019年03月06日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

技術士試験の勉強は膨大な知識を取り入れ、且つ問題点や課題を理解し、

更に解決方法まで提案する必要があります。

そして、解決方法によるメリットとデメリットまで理解して初めて高得点が得られます。

受験する部門の1つの専門の知識だけでも非常に多く、

試験日までに十分な知識を持つことができない受験生は、残念ながら不合格となってしまいます。

そのため、私は受験生皆さんに「隙間時間の勉強」を強く勧めています。

5分でも10分でも良いのです。

いつも技術士試験が頭にある、という状態を作り上げてください。

その1つの助けとなるアイテムをご紹介いたします。

 

水の中でもスラスラかけるノート:タグドメモパッド です。

驚異的な耐水性を持っており、完全に濡れても破れずに書くことができます。

この紙は、クリーニングのタグに使用されている紙を使用しています。

クリーニングのタグは、洗う前に付けているにも拘らず、全く破れていませんからね。

この紙を使用することによって、風呂でもキーワードの暗記や論文のネタを考えることができます。

入浴は1日の疲れを取る貴重な時間です。

最近はスマホを持って入浴するなんて方もいるぐらいです。

風呂にゆっくり浸かりながら、頭は5分だけフル回転させるなんて使い方ができるでしょう。

 

また、濡れた紙にも書くことができるボールペン:

パイロットからでている「ダウンフォース」もおすすめです。

これらを合わせることで入浴中でも普通に勉強ができてしまいます。

必ずしも全員に有意義な勉強方法というものは存在しません。

自分のライフスタイルから、この時間を勉強に当てたら大きいぞ!という時間を

見つけてみて下さい。そして、使用できるアイテムを検索し、有効に使ってみて下さい。

勉強は机に向かうだけではありませんよ。

 

それでは、頑張ってください。

技術士の部門紹介:生物工学部門

2019年03月21日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士 生物工学部門の概要

日本酒や焼酎や漬物など、微生物による発酵を利用した食品は多く生産されています。

酒類や漬物などは和食として海外でも高品質な食材として輸出されるケースも増えています。

また、下水処理などでも浄化槽に微生物を投入して汚れを分解させるような技術も確立しており、実際に多くの下水処理場で微生物による浄化槽が導入されています。

食品の発酵を分析し、食品生産の効率化を行ったり、長持ちさせるための措置を講じたりする食品生産の技術者や微生物を用いた環境浄化を行う技術者のための部門が技術士環境部門です。

専門分野は遺伝子に関する内容を問う細胞遺伝子工学、生物を使った応用分野を問う生物化学工学、生物を使った環境関連の内容を問う生物環境工学の三分野です。

 

技術士 生物工学部門取得後の活躍

発酵を利用した食品メーカなどの生物関連のスペシャリストとして働くことができます。

生物を利用した環境浄化に関する企業などにも需要があります。

また、求人数は少ないですが、生物関連の研究所などでも技術者として働くこともできる道があります。

 

技術士 生物工学部門の問題点

技術士生物工学部門の問題点は、受験者数の少なさにあります。

受験者数は50人以下の年もあり、技術士の専門分野の中でも少ない部類に入ります。

また、生物関連の資格を取得するというよりは、博士号を取得する人の割合が多く、研究分野としてまだまだ未知の部分が多いものとなります。

試験の内容も医師や看護師などの分野とも重複するような部分もあり、医療系の資格として取得するにはその先の働き口がないという非常に中途半端な印象を受けます。

食品メーカなどでも、特に技術士がなければ仕事に従事できないということではないということも、受験者数が増えない要因となっています。

技術部門の受験者数は、今後の統廃合の動きにも大きく関わってきますので、注意してみておく必要があります。受けたい技術部門がなくなるということもあるかもしれません。

選択科目Ⅱ-2の対応が合否の分かれ道

2019年04月01日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

筆記試験は、必須科目Ⅰ(1800字)、選択科目Ⅱ-1(600字)、選択科目Ⅱ-2(1200字、選択科目Ⅲ(1800字)に分かれます。このうち、選択科目Ⅱ-2を適切に書けるかどうかが合否の分かれ道になるでしょう。

なぜなら、Ⅱ-2では、他の科目では問われない「マネジメント」と「リーダーシップ」が確認項目になっているためです。

 

マネジメントとは、一言でいえば「業務遂行手順」です。

このマネジメントに関して、技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)は、次のように公表されています。

 

〇業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において、品質、コスト、納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項、又は成果物(製品、システム、施設、プロジェクト、サービス等)に係る要求事項の特性(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)を満たすことを目的として、人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。

 

リーダーシップとは、一言でいえば「関係者調整」です。

このリーダーシップに関して、コンピテンシーは、次のように公表されています。

 

〇業務遂行にあたり、明確なデザインと現場感覚を持ち、多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。

〇海外における業務に携わる際は、多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに、プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。

 

平成31年度以降の試験では、このコンピテンシーに基づいて、試験官が答案を採点します。

ですから、解答する際には、よく意識して評価してもらえる文章を書くとよいでしょう。

技術士の部門紹介:原子力・放射線部門

2019年03月30日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士 原子力・放射線部門の概要

20世紀に技術が確立した原子力の技術は、それまでの火力や水力などと比べると少ない質量で大きなエネルギーを取り出すことができる夢のエネルギーでした。

しかしその副産物として、放射線を発生させる放射能を生み出してしまい、原子力発電に使用した核燃料は核爆発の危険のある扱いづらいものとなってしまいました。

電気のある便利な生活を支え、核燃料の安全な取り扱いを目的とした技術部門が技術士原子力・放射線部門です。

専門分野は安全な原子炉を設計・建設に関する知識を問う原子炉システムの設計及び建設、原子力発電所の運営や保守に関する知識を問う原子炉システムの運転及び保守、プルサーマル計画などの核燃料サイクルについての知識を問う核燃料サイクルの技術、レントゲン検査などの知識を問う放射線利用、放射線の防護技術を問う放射線防護があります。

 

技術士 原子力・放射線部門取得後の活躍

原子力・放射線部門の技術士ですが、主に原子力発電所の建設や運転保守に関する部署で働くことができます。

電力会社の原子力部門や電機メーカの発電所設計、建設に関する部署が考えられます。

また、製品メーカのレントゲン検査など、原子力発電以外の放射線利用や、被曝を防ぐための措置や除染技術などの原発事故の処理などでも活躍ができると考えられます。

海外の原子力発電所の建設などを政府が推進していることもあり、そうした関係では国際資格にも通じる技術士を取得することもプラスとなります。

 

技術士 原子力・放射線部門の問題点

最も影響の大きい原子力発電ですが、東日本大震災での原発事故が発生して以降、原子力発電に対してあまりいいイメージを持たれないという部分が大きな問題です。

核燃料サイクルの技術を問う分野もありますが、現在、高速増殖炉などの核燃料サイクルを利用した原子力発電所の運営が暗礁に乗り上げていることもあり、先が読めない状況が続いています。

また、原子力発電に関係する部門以外の放射線利用などの部門も、放射線技師は医療分野での専門資格もあり、技術士を受験する人が少ない傾向にあります。

しかし、目に見えない放射性物質を扱う専門技術者は今後も需要があると思われますので、どのような形で活躍できるかがまだまだ未知数の部分が大きいです。

技術士2次試験 試験と試験後の為のアンテナはり

2019年04月04日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、日経新聞は読んでいますか?

そのなかでESG投資についてご紹介します。

技術士試験にも大きく関わる内容です。

 

これまでエンジニアの行動原理といえば、経済性に優れ、品質の高いものを生み出すこと、とされていました。

しかし、今後は企業に対する投資家の考え方であるESG投資の考え方に沿った行動が求められる可能性が高まります。

実際、関連した項目が技術士試験で出題されており注意が必要です。

 

ESG投資とは、売上高や利益といった財務の分析だけでなく、環境と社会、

企業統治の3分野に対する企業の取組を踏まえて投資先を選ぶ手法を言います。

 

E:Environment

・CO2排出量の削減

・エネルギー使用量の削減

・生物多様性の保護など

 

S:Society

・人権問題への対応

・地域社会との連携と貢献

・労働者の権利、安全性への配慮など

 

G:Governance

・企業コンプライアンスの遵守

・経営の透明性

・譲歩言う開示など

 

このうち、環境における技術的な管理が必要なことは理解しやすいことですが、

社会や企業統治についても技術士試験で出題される頻度が高まっています。

例えば、近年求められている働き型改革に対応して雇用や契約制度の改革などです。

また企業統治については、筆記試験ではなく、口頭試験では毎年出題されています。

例えば性能試験の偽装問題などが最近にもありました。

こうした問題は企業統治の不備によるものであり、

技術士らの貢献によって法令遵守、情報開示を進めること無しには解決が困難です。

「企業のあるべき姿」や「企業の社会的責任」などを考え、技術管理を担う技術士としてどのようなことが求められているのか?

についても考えてみて下さい。

試験勉強にも繋がりますし、試験に合格し、技術士となった後にも必ず役立つ知識となります。

総監は必要とされる背景を押さえる

2019年04月05日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

総監の試験では、とにもかくにも、総合技術監理が必要とされる背景を押さえることがとても重要です。


『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系』(第2版)、いわゆる青本には、次のように記されています。


『科学技術の発達により人々が享受する恩恵は、日々の生活の中に浸透している。

 

しかしその一方で、科学技術の巨大化・総合化・複雑化が進展しており、その発達を個別の技術開発や技術改善のみによって推進することは難しい状況になりつつある。


つまり、科学技術の発達を推進する業務は一部の専門家のみによって完結するものではなく、さらに言えば科学技術は単独でその有効性や価値が生じている訳でもなく、企業などの組織活動が技術の有効性を発揮するための大きな基盤となっている。

 

また、それに伴って事故や環境汚染などが発生した場合の社会への影響も、従来に比して遥かに大きなものとなっている。』

 

この文章は、『総合技術監理 キーワード集 2019』にも記されています。

 

ここでのポイントは、次の2つです。

 

①科学技術が複雑になっているため、もはや一般部門の技術者や専門家だけでは、プロジェクトを始めから終わりまでやり遂げることができないこと

 

②ひとりひとりの技術者等を束ねるスキルがある人材が求められていること

 

そこで、受験生のみなさんは、そのスキルを有していることを筆記試験と口頭試験で、採点官に評価してもらえるように準備してください。

 

具体的には、5つの管理技術を使いこなし、業務を俯瞰的に見渡して、全体最適化をはかって、首尾よく業務を完遂させるスキルです。

 

総合技術監理部門は、たしかに合格率が低く難関ですが、総監が必要とされる背景、総監で求められているスキルを押さえることで、きっと合格率が高くなります。

技術士2次試験 求められる資質(コンピテンシー)とは

2019年04月17日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

技術士二次試験の合格基準は文部科学省技術士分科会で決定されます。

その方針の柱として、知識ではなくコンピテンシーと言う尺度が提唱されています。

 

この「コンピテンシー」とは、

職務における効果的、ないしは優れた行動に結果的に結びつく個人特性という意味です。

つまり、仕事の品質や性能を高めるような行動をとれる人の特性です。

実際に、仕事の現場に出向くわけには行きませんので、試験では事務の場面を模擬して、試験官が答案等から推し量ります。

コンピテンシーをよりわかりやすい形で表現できれば、得点は上がるはずです。

私の言葉で、より噛み砕いてコンピテンシーについて書いてみると以下となります。

  • 問題解決のための道筋を描く力、それに必要な技術力を保有し、それを具現化するための適応力、説明力、調整能力
  • 問題解決に向けて、課題を抽出し焦点化する能力
  • 問題、課題を理論的に思考し、実践する能力
  • 問題に対するより高度な解と品質向上のために粘ることができる能力
  • 抽出された問題を解決するために、必要なチームを組成し、資金運営を含めて、マネジメントする能力
  • 幅広い技術的な基礎は言うまでもなく、応用力(現場条件、顧客ニーズ等に合わせた設計上の工夫をする能力)
  • 与えられた業務を正確かつ迅速に処理する実行力

    これらを遂行する為には、当然土台には幅広い基礎知識が必要となります。

    皆さんはこれまでの業務で、問題や課題を咀嚼し、自分の持っている知識や技術を基礎にして解決した経験はないでしょうか。

    その業務こそ技術士たる姿かと思います。

    その資質が試験官に伝わるような論文の書き方を心がけてください。

技術士2次試験 試験の作成側から考える

2019年05月08日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、お疲れ様です。

 

今回は技術士2次試験の試験問題作成側について考えてみましょう。

 

まず、試験問題を作成する人(作成委員)は、毎年12月~1月に推薦されます。

どのような人が推薦されるのかといいますと、

現役の技術士でかつ、大学教員や研究者です。

そして2月に決定され、3月~6月に作問されます。

各部門で数名が選出され、任期は3年といわれております。

 

さて、この中で見えてくる人物像が、作問委員は、

受験生の皆さんと一緒に仕事をしている同業者ということです。

 

受験生の皆さんと同じ情報を持ち、興味対象も同じ技術者であります。

 

そこで、予想問題を考えるわけですが、

あなたと同じ情報を持った技術者、すなわち、自分が作問委員であった場合どのような問題を作成するかと考えることが予想の第一歩となります。

作成のための情報源は何でしょうか?

 

業界紙、専門誌、学会誌、国土交通白書となるでしょう。

特に注目すべき場所は、特集記事です。

時事ネタにもなりますし、世の中でどのような流れがあるのか、

どのような事に関心が集まっているのかを知るとても良い情報源となります。

 

予想問題について、一人で考えようとしないでください。

同じ受験部門の受験生と情報交換をしましょう。

お互いに情報交換することで、注目すべき記事や事柄も変わってきます。

なるべく多くの問題に向かい合うことで、自分の知識量も増えてきます。

そして回答方法も受験生によって様々です。

良い部分は積極的に取り入れ、逆に悪い部分は指摘し合いましょう。

 

良い回答は誰が読んでも、すっと腹に入ってきます。

読んでいて、疑問が浮かぶ回答では合格はできません。

 

頑張って行きましょう。

 

論文の添削は随時受け付けております。

技術士2次試験_自分専用の参考書

2019年05月19日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆様、こんにちは。

今回は参考書について考えてみましょう。

AmazonやYahoo! などで参考書を検索すると、非常に多くの本がヒットします。

しかし、自分にとってちょうど良い参考書は、なかなか見つかりません。

やむなく、何冊か買ってみても十分な説明が無くて困ることがほとんどです。

その理由として、貴方専用の参考書が無いからです。

貴方専用の参考書が無い事に対する対策は、2通りあります。

今日は、その方法を説明したいと思います。

【1】自分専用の参考書を作る

1つ目は、自分専用の参考書を自分で作成する事です。

自分専用のノートなので、何を書いても良いのです。

例えば、試験に出そうなキーワードを見つけて、知識の整理整頓をしたり、論文の構成をまとめたり、

ある社会的な問題に対して、技術的課題と解決策、メリットデメリットなどをまとめても良いでしょう。

すなわちそのノートは試験に出る知識の宝庫になります。しかも貴方が必要な知識です。

まさに貴方専用の参考書となるのです。

実のところ、私自身自分専用の参考書を2冊作成しました。

1冊は択一問題で必要な知識集、2冊目は論文を書く上での構成方法や時間配分、そして各種課題や解決策をまとめていました。

通勤時などにずっとノートを読んでいたのを覚えています。

 

【2】貴方の解らない事を誰かに教えてもらう

2つ目は、素直に教えてもらうことです。

どんなに難関な試験でも合格方法を知っている人は、必ずいます。

合格方法を知っている人に、勉強を教えてもらうのです。

勉強を教えてもらう事で、ムダな努力をしなくて済みます。

短時間で効率的に勉強する事で、最短合格することが出来ます。

例えば大学受験のために塾へ入るという方は多いはずです。

 

私は1つ目、2つ目と両方取り入れました。

教えてもらったこともノートに書き込みました。ぜひ効率的に勉強して、一発合格を目指してください。

 

一次試験対策にフリクションペンは便利

2019年06月01日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

一次試験はマークシート式試験です。その準備段階では、過去問題集を使います。

どのような問題文が出題され、その文中で、どのように誤り箇所が作られるかを分析していくと、力がつきます。

なぜなら、一次試験では、過去問題からの出題率が高いからです。

 

ある年、間違いの選択肢として出題された文章は、その間違い箇所を正しくして、正しい選択肢として再出題されることがあります。

その逆に、正しい選択肢として出題された文章は、文章中のキーワードを別のキーワードと入れ替えたりして、間違いの選択肢にします。

 

そこで、わたしたちは、論点となる箇所に、下線を引いたり、正しい用語を書いたり、補足説明を加えたりと書き込みをします。

問題集を3回転ほどすれば、その書き込みのおかげで、理解もずいぶん進むことでしょう。

 

まさに、「過去問を繰り返すことは、資格試験対策」の王道なのです。

 

しかし、ここで、副作用というべき困ったことが起こります。

今度は、書き込まれた問題集の雰囲気だけで勉強したつもりになったり、答えそのものを暗記してしまったりして、4回目以降は、学習の効率が落ちてしまうのです。

そして、書き込みが邪魔になるなぁと思ってしまいます。

 

そのとき、ボールペンや蛍光ペンで書き込んでいれば、諦めましょう。
新しい問題集を買って、心機一転がんばることです。

 

シャーペンで書き込んでいれば、消しゴムで消して、再利用するか考えます。
時間がかかります。そして、案外、消す作業で親指が痛くなるものです。

 

フリクションペンで書き込んでいるのならば、ドライヤーの熱風をあてます。
そうすれば、インクが消えて、また、新たな気持ちで問題集に取り組めます。
そうです。フリクションペンのインクが熱で消える性質に着目するのです。

 

ちょっとした勉強の工夫のお話しでした。

技術士二次試験‗論文試験のコツ

2019年05月26日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

二次試験は、受験者の専門能力、コンピテンシーを問う問題です。

試験管は、書かれた論文を読み、答案者の能力が技術士たるレベルに到達しているかを判断します。

判断材料は様々あります。出題の方向性と回答の方向性が異なる場合、C評価となり、

いわゆる一発不合格を突き付けられます。

これは出題者の意図を読み取ることで回避することができます。

 

このように合格するための論文を書き上げるためには多くのコツがあります。

 

1.一般論の説明で逃れない。

技術士試験の目的は、技術者の力を測ることですが、そのためには責任ある判断が求められます。

一方、試験では、決定的な判断や具体的提案は誤っていた場合には減点される危険性があります。

こうした判断を避け、現状分析や問題点といった説明で答案を埋めるという安易な作戦で答案を埋める方がいます。あるいは、専門技術の提案ではなく、一般的なマネジメントで切り抜けようとする方もいます。

しかし、これでは試験官が専門技術をチェックできないため、加点はされません。

論文試験は技術者の能力を測るため、加点式の側面もあります。

積極的に技術を応用して、問題を解決する提案を書きだす必要があり、そのためには、具体的な数値や手法を頭に入れておく必要があります。

 

2.簡潔で明快な骨子を作成する。

技術士二次試験の問題は、1~3の複数の問いかけからなる場合が多いようです。

このため、段階的な問いの意図をとらえて、論理的に解答しやすい出題となっています。

例えば「課題、解決策、留意点」を求める3問構成では、まず、背景から課題を抽出して、それに対応した解決策を立案し、その解決策を行う上での留意点を提案します。

ここで大事なことは、問いの1~3がそれぞれ論理的に、「目的、方策」という関係でつながっていることです。

このためには、プロセスがわかりやすく、最終的成果が見えているというように一貫させることが大切です。

実はこの、正しい技術的プロセスによって最終的に成果が導きだされるというのが技術者コンピテンシーの本質であり、試験官はこれをチエックするため論文を採点しているといっても過言ではありません。

このため、試験官がプロセスを理解しやすいように、簡潔で明解な骨子を作成して、必要に応じて肉付けします。そして最終的に技術的成果に至るという意図を明確に表現することが大切です。

書き始めてから修正してはいけません。

大きな時間ロスになるだけでなく、逆に骨子がわかりにくくなる可能性があります。

骨子のまとめ方、内容についても添削や指導を行っています。

骨子の組み立て方に疑問がある方はご連絡下さい。

 

 

定規と2種類のシャーペンを持っていく

2019年06月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

試験会場には、定規と2種類のシャーペンを持っていきましょう。試験官に読んでもらいやすい答案に仕上げるためです。

 

定規は、タイトルやキーワードで強調したい箇所に下線を引くために使います。

また、図を挿入する場合には、図の外枠を書いたり、作図をしたり、説明のための矢印を書いたりするのに役立ちます。

図を適切に使えれば、採点基準の「コミュニケーション」で加点につながるでしょう。

逆に、フリーハンドで描かれた雑な図では、減点になりかねません。

 

試験官の心証を良くしようとする気持ちは、顧客に喜んでもらおうとする日常業務と何ら変わりません。

シャーペンは、0.5mm芯の普通タイプのものと、0.9mm芯か1.3mm芯の太字タイプのものを準備します。

普通タイプのものは、①長時間書き続けても疲れないこと、②芯折れが少なくすばやく書けることの2点から選ぶことを、強くおすすめします。

一般に、グリップの箇所が柔らかく、太めになっているものが、技術士試験には適しています。

 

太字のシャーペンは、論文のタイトルや小見出しを書くときに便利です。

一次試験や、総合技術監理部門の択一式試験では、マークシートをすばやく塗りつぶすのに役立ちます。

 

シャーペン選びは、技術士試験のささやかな楽しみの一つです。

 

ソフトグリップは疲れにくいが、すばやく書くと字が乱れやすいものです。

ハードグリップは、安定した字が書けるものの、筆記試験の600字9枚5400字を書き切るには負担が大きいものです。

軽いシャーペンは疲れにくい利点があって、重たいシャーペンは書き味に安定感があります。

その他、自動芯出し機能でノックの手間を軽減できるシャーペンや、手汗を書いても滑りにくい木の軸のシャーペンなどもあります。

 

文具にも開発者の技術者魂が注がれているのを実感できます。

技術士2次試験_受験者へ送る言葉

2019年05月29日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

もうすぐ5月が終わります。

試験当日まで2か月を切っています。

仕上がり具合は、人それぞれでしょうが、

2か月あれば、まだまだ合格まで自分自身を高めることができます。

 

受験生の皆さんへ「雲外蒼天」という言葉を送ります。

困難を乗り越え、努力して克服すれば快い青空が望める、という意味です。

 

部門にもよりますが、技術士試験は非常に困難な試験です。

合格率が一桁という部門もあることから、明らかです。

しかし、受験する方全員が毎日死にもの狂いで勉強しているでしょうか?

少しでも毎日勉強すれば、少しだけ他の受験生よりも上に行けます。

中だるみの時期でもあります。

今まで出来ていたことができなくなる、また、なかなか時間が取れずに焦る、

そんな自分を嫌いになる。

このような感情は、ほぼ全ての受験生が感じます。

私が受験生の時もそうでした。

 

そんな時は、一旦、心と頭を真っ白にして原点に立ち戻りましょう。

 

 

①何のために試験を受けるのか。

②試験日までのスケジュールは何%達成できているのか。

③勉強スタイルは合っているか。

④家族は協力してくれているか。

 

①の何のために試験を受けるのか?というのは、

自信のモチベーションに大きく関わります。

上司が受けろと言ったから、という動機であっても、

合格したらどのような自分になるのか、という所まで想像してみてください。

具体的な待遇は直ぐに変わらないかもしれませんが、

「技術士」と言う資格は、国が認める技術者の最高レベルの資格となります。

必ず、周りからのあなたを見る目が変わります。

④の家族からの協力も非常に大きな項目です。

土日は家族へのサービスをしなければならないという方は多いでしょう。

しかし、あと2か月弱です。休日の数としては、10~12回程度でしょうか。

この時期だけは、数時間勉強する時間を作らせてもらいましょう。

そのかわり、今年合格すると言い切ってしまいましょう。

 

沢山練習した方、適当に勉強した方でどちらが合格しやすいか、は明白です。

 

自信のモチベーションを上げ、家族の協力を得て

あと2か月乗り切りましょう。

アウトプットを意識した学習のすすめ

2019年05月29日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士に限らず、効率の良い勉強方法の中には「アウトプットを意識する」というキーワードが必ずと言っていいほど出てきます。

 

技術士試験を受験する人は皆例外なく忙しい

技術士試験は多くが社会人として忙しく働いている人が受験します。

内容も決して容易なものではなく、論述式や口頭試験など試験としては高度な内容も含まれます。

しかし、高度な内容だからと言って、勉強できる時間が学生時代のようにほぼ無限にあるというわけではありません。

多くの人がこうした状況に陥った時に、試験を受験するのを諦めるという選択をします。

しかし、業務の都合上、どうしても技術士が必要だという人はそういった選択肢をとることができません。

 

そこでアウトプットが登場

こうした場合に、冒頭でお伝えした「アウトプットを意識する」ということが出てきます。

アウトプットとは、脳に貯めた知識を外部に出す行動です。

よくその内容をよく理解している人は、人に教えることができるといいます。

これは習得した知識をアウトプットしていることに他なりません。

人に教えるということは、自分で学んだ専門知識を予備知識のない他人に理解してもらうように伝えるということです。

このプロセスの中で重要なのは、専門知識を分かりやすい言葉で表現できるかという部分です。

これを行うためには、その専門知識について参考書の内容を一語一句伝えるのではなく、その内容を深く考え、理解する必要があります。

マークシート方式の試験などであれば、参考書の内容をそのまま頭に叩き込む手法も有効ですが、論述式試験や口頭試験となれば、それでは太刀打ちができません。

やはり、知識を人に説明するアウトプットがどうしても出てきます。

 

アウトプットを意識的に磨くには?

よく英語に関しても、英語を読んだり聞いたりするだけでなく、英会話を行うと英語も読んだり聞いたりすることも上達するといわれています。

多くの外国語は、その国に行くと何となく話せるようになり、読めるようにもなるのはアウトプットを意識した学習の効果であると言えます。

これと同じように、ある程度専門知識を習得したら、何か一つのテーマを決めてノートに論述式試験のように書いてみるとよいでしょう。

長い文章である必要はありません。少しずつアウトプットすることで知識の定着を図ることが狙いです。

忙しい社会人が受験する技術士試験ですので、効率的な勉強を心掛けたいものです。

技術士2次試験_必須科目の対策

2019年06月12日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

この技術士ニュースの中でも何度も取り上げられておりますが、

今年度から、必須科目が択一問題から筆記へと変更されました。

 

試験制度が変更された年というのは、

どのような問題が出されるか前例がない為、

対策が取りにくいという一面があります。

 

しかし、過去、平成19年~平成24年の間は、

必須科目は択一問題ではなく、1800字の筆記試験でありました。

 

そもそも、技術士2次試験というのは、20個の部門に分かれています。

例えば、機械部門や建設部門、農業部門、などです。

 

その中で、皆さんが受験するのは、ある部門のある科目を受験します。

科目というのは、建設部門で言えば、土質及び基礎や、鋼構造およびコンクリート、

建設環境、などの11の科目に分かれています。

 

受験する「必須科目」というのは、

それぞれの部門で、各科目に分かれて受験していますが、

部門全体の受験生が全て共通の試験問題を受験することになります。

 

すなわち、「必須科目で問われるは非常に範囲が広い」ということを示します。

 

そこで、過去の必須科目でどのような試験問題が出ていたのか?

を知るだけでも非常に大きなアドバンテージとなります。

過去の出題で出されているキーワードというものは、大きく変わっていないはずです。

キーワードをまとめて、意味を調べること。

また、出題のされ方についても着目してみて下さい。

それら過去の情報から、どのような事を求められているのか?を分析するのです。

 

各科目で共通する問題を出題する必要があるということは、

その年の時事ネタとなる場合もあります。

受験される部門の、国の政策や潮流を確認することも大事です。

どの部門で受験するにしても、やることは同じです。

技術士2次試験_インプットよりもアウトプットを

2019年06月14日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

今回は技術士2次試験の試験勉強法について話します。

 

勉強方法には以下の2つがあることはご存知ですよね。

1.インプット

2.アウトプット

 

インプットは、テキストを読んだり、講義を聞いたりして情報を頭に入れる勉強です。

アウトプットは、実際に問題を解いたり、文章の構成を考えたり、論文の添削作業をすることです。

技術士試験においては、インプットを3割、アウトプットを7割の割合で

勉強することを進めています。

その理由としては、私の講師歴の中で、アウトプットができていない人がとても多いからです。

例えば、テキストやインターネットを見ても良いという条件のもと、

1800字の論文を書いてもらうという課題を与えたところ、

出来ない方が多いのです。

 

それは、頭に情報を入れるインプット作業ばかりして、

アウトプットの練習をしていないため、

論文の書き方から迷ってしまい時間切れというパターンが非常に多いです。

 

まずは、過去問の答案を模写するという方法でも良いと思います。

アウトプットの練習をしましょう。

しかし、市販されているテキストの模範解答は、数が少ないうえに

私が添削してもA判定とはならない回答も多々あります。

その解答を信じて勉強することはリスクがあります。

 

必ず、近くの技術士の方に答案を見てもらいましょう。

具体的な添削は、今まで添削をやったことが無い人には難しいはずです。

 

私は、簡単なご相談から添削まで受験生の力になりたいと思っています。

困っていることがありましたら、ご相談してみて下さい。

技術士2次試験_試験会場を想定する

2019年06月25日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

受験生の中には、技術士試験を何度も受験されている方、

今年が初めての受験の方がいらっしゃいます。

 

今回は、私の経験をもとに、試験場を想像して頂き、

本番当日に無駄な緊張が無いように、また想定外な事態にパニックにならないように対策を取って頂きたいと思います。

 

まず、試験場についてです。

おそらく、受験する地域の大学の校舎内で受験することになります。

私が受験した大学では冷房設備がありました。

しかしながら、緊張と大量の文字を手書きするという労力からか、かなり汗をかきました。

机の上には、筆記具(シャープペンや鉛筆、消しゴム、定規)とハンカチ、時計、ペットボトルを置くことは可能でした。

ハンカチは必須アイテムだと思います。

手に汗をかくと、解答用紙が湿ってきます。

消しゴムによる強い圧力がかかると、簡単に破れてしまいます。

解答用紙が破れてしまったら、大パニックですよね。

 

筆箱は机の下に置かされました。筆箱内にカンペが仕込まれるのを防ぐためでしょう。

時計についても、ピピッと電子音が鳴る場合は、OFFにさせられます。

 

選択Ⅱと選択Ⅲは、今年度から休憩なしで一気に回答することになりました。

かなりの長丁場となりますので、飲料水は必ず用意しておきましょう。

 

また、トイレに行くのも有効だと思います。

試験場はどうしても熱気に包まれます。

廊下に出ると、生暖かい風が逆に頭を冷やしてくれる場合もあります。

 

試験場で、どんな行動がとれそうか。

そのために必要な道具は何か。

試験中に楽な服装は何か。

これらを今の内に考えて、用意しておくとよいでしょう。

ぜひ、頑張ってください。

技術士2次試験_ワンランク上の論文へ昇華

2019年06月28日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

この1週間は添削の依頼ラッシュであり、最後の確認という意味で添削の依頼を頂きました。

受験生の皆さんの頑張りがヒシヒシと伝わってきました。

 

添削を受ける中で感じたことを以下に示します。

 

各受験生が「知識」という意味では非常に力を付けてきています。

出題で問われている社会的な背景、そこから浮かび上がる問題点、

問題点から改善へ変換する課題、課題解決の方法、これらに関して、重要なキーワードは論文の中に散りばめることができています。

おそらく、ここまで出来ている方が受験される方の約半分程度でしょう。

出題されたことに対して、知識が無く不合格となる方が約半数といった感じです。

 

しかし、合格率は数%~20%です。

知識がある受験生の中から、さらに選抜されて技術士となることができます。

 

その差は、なにか。

 

やはり、読み手にとって「読みやすい論文」が書けているか否かです。

「読みやすい」とは、論文の最初から最後まで軸が1本通っていて、読み手に疑問点が生じない論文です。

 

正直、そのレベルに達している論文はなかなかありません。

 

1番大事な事は、社会的な背景➔問題点➔課題➔解決策➔メリットデメリットの流れがしっかりと繋がっている事です。

問題によっては、課題を3つ挙げよ、などと並列させる出題があります。

多くの方は各課題の中で、それぞれの問題点を記述しております。

しかし読みやすい論文は、全体の社会的背景から様々な問題点を述べ、

その問題点から抽出される課題は○○だ、という書き方ができている論文です。

何事も全体から説明し、徐々に詳細に移るというのが一般的です。

さらに良くない論文は、その先の解決策を記述する部分で、また背景に戻ってしまう論文です。

重複することで文字数の無駄にもなりますし、ストーリーが途切れる欠点もあります。

 

論文を書き始める前に、論文の構成を考え、論文の起承転結が成り立つよう組み立ててください。

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