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「努力は必ず報われる」

2025年09月20日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 11

「努力は必ず、報われる。」  

 筆記試験が終了し約2ケ月となりました。皆さんは試験の手ごたえや自身の感情など、整理はできましたでしょうか?11月上旬には筆記試験の合否発表となります。待ち遠しくもあり、不安でもありの心境でしょうか。 以前にも本コラムでお伝えしましたが、筆記試験合否発表後はあっという間に口頭試験本番がやってきます。口頭試験までに準備すべきことは非常に広範にわたり、受験者の皆さんは、時間がいくらあっても足りないことを、実感することになると思います。  今回は、私の口頭試験を指導した一人で、幾度の不合格を経て、ついに念願の合格を勝ち得た受験者の苦悩と努力についてご紹介します。

 1. 苦節〇年  

 彼は50代前半、建設部門(土質及び基礎)を受験、本人の意に反し、残念ながら不合格を繰り返してきました。毎年の試験準備では、骨子法(3分割法)や箇条書による記述方法など、いろいろ試してみてはみたものの、思うような結果を出すことができないでいました。  彼の試験勉強に対する取り組みは、極めて真摯であり、「何故、これまで良い結果が出せなかったのか?」と不思議に思うぐらいでした。結局のところあれやこれや試験に関する情報収集が過多となり、自分に合った納得する手法の採用に悩むことが多く、長いトンネルから、抜け出ることができなかったのだと思います。

 2. 継続した人一倍の努力  

 彼は周囲の人には公言していませんでしたが、人一倍の努力を継続してきました。試験に備え、試験学習のための部屋を一時的に期間限定で借りたり、数多くの教材や関連情報を収集、自身の学習スタイルに取り入れてきました。それ故、筆記試験通過後は何がなんでも、彼を合格させてあげたい一心で、私は彼を支援しました。 最初はあまり上手く回答できなかったものの、彼は模擬口頭試験問答をくり返し行い、応答にも徐々に慣れていきました。

 3. 誰でも不安な口頭試験

 50代でもあり、仕事や人生経験も豊富な彼です。とは言え、技術士口頭試験は初めての体験です。受験者は誰でもそれなりのプレッシャ-を感じるものであり、いろんな試問を想定すればするほど、心配や不安がより膨らみ、準備不足、知識不足等を感じてしまうものと考えます。  職場内で彼と顔を合わせる度に継続努力の自信の一方で、対岸にある不安とが混在する複雑な重圧と向き合っている状況を私は、強く感じていました。しかし、第三者は声援を送りことはできますが、これを乗り越えることができるのは、本人以外にありません。彼の成果を祈るばかりでした。

4. 最終仕上げ  

 いよいよ口頭試験日の直前、本人から再度、模擬試験の申し出がありました。「最後にお願いしたい。」少し、オーバ-な表現ですが「最終仕上げ」。これまでの準備成果を自分なりに確認しておきたかったのだと思います。私は二つ返事で了承し、「最終仕上げ」に付き合いました。彼には、これまで努力したものを自信の糧とすれば、必ず合格できる 旨を伝え激励しました。

 5.努力は必ず報われる

  口頭試験終了後、ただちに電話連絡をもらいました。スマホの向こうに彼のほっとした笑顔が思い浮かぶ声でした。のちに口頭試験再現問答を見せてもらいましたが、ほぼ、合格できる内容と確信し、発表の日を待ちました。  翌年春、苦節〇年、ついに桜が咲きました。彼のひたむきな努力があればこその達成は、自分のこと以上に喜びがこみあげてきました。遠回りはしましたが、「努力は必ず報われる」ことを、身をもって示してくれました。  彼は技術士資格取得後、従来以上に提案型業務(プロポーザル、総合評価)の提案書の執筆機会が増加しています。業務受注件数の増加など、その貢献度は目覚しく、社内の頼もしい地質技術者として活躍しています。私は、陰ながらその支援をできた一人として、この上ない喜びを感じています。彼から「最後にお願いしたい。」と言われた場面の「瞳輝くまなざし」と苦難に立ち向かう彼の心意気を、私は今後も決して忘れることはないと思います。

 次回からは、私がこれまで体験した技術士5分野の口頭試験体験記について、記憶をたどりながら、その時の心境、反省点等、驚きの質問など今後、準備すべき要点について、ご紹介したいと思います。受験者皆さまの口頭試験の取り組み準備に向け、少しでも自信に繋がればと考え、記述していきたいと思います。(以上)

「業務経歴はコンピテンシ-を示す」

2026年02月14日 作成 / 執筆:アニ-講師 / 閲覧数(月間): 11

「業務経歴はコンピテンシ-を示す」  

実務経験証明書には各自の業務経歴と経験業務の内容について詳述する必要があります。

今回は受験申込書作成にあたり、どのように構想してコンピテンシ-を戦略的に示すか、

その記述はどのようにするかについて、ご紹介したいと思います。

 1. コンピテンシ-の記述は必須

 業務の何が「技術士としてふさわしいか」をどう掘り下げるかは、技術士試験において

 最も重要なポイントであることは前回、ご紹介しました。 業務経歴と体験記述詳細は、

「技術士の資質・能力(コンピテンシー)」を意識し、戦略的に結びつけることが重要です。

 2.技術士としての能力を示す経歴  

 技術士は、ご承知のとおり以下のコンピテンシ-に対する資質と、これらを総合する力

 を必要とされています。業務経歴には業務毎にどんな能力を発揮できたかを時系列整理

 した上で、以下を確実に言及して下さい。 

・課題形成能力(何が、本質的問題かを抽出できていたか。)

 ・専門技術力(専門技術や知識をどのように活用したか。)

・マネジメント力(工程・品質・コスト・安全・調整を発揮できたか。)

・リスク対応力(不確実性へどのように配慮したか。) ・倫理・社会的責任(安全・環境・

説明責任を果たしたか。) 

・コミュニケーション力(関係者と調整し、合意形成を図ったか。)

3.自らの判断した証拠

  体験記述詳述では、「技術士として求められる判断・行動をした証拠」を記述することが

重要です。試験官は記述内容から、この人は「技術士として登録してよい人物か?」という

視点で採点しています。受験者自らが判断し、行動した証拠を示す必要があります。 

4.業務の選択の戦略化

「技術士としてふさわしい業務」を選択する場合、詳述するメイン業務は、何が最も良いか

を熟考下さい。第三者から見てその評価に値するか、総合的に判断、決定して下さい。  

具体的には高度な技術内容やレベルの業務に限った訳ではありません。課題解決に向け、独自

アイディアや新たな思考により、解決方策を見つけ出したことを表現して下さい。 この場合、

技術的に解決は容易ではなく、苦労が伺える業務の方が、試験官は読んでみたいと思う興味が

湧きます。これを意識し記述下さい。  

また、「技術士にふさわしい業務」は、2番手、3番手業務は予め用意、これを織り込んでおい

て下さい。この点は口頭試験で試問される可能性が高いので、確実に準備しましょう。

 5.「技術士にふさわしい理由を示す」

「技術士にふさわしい理由」を示す方法例として、以下を参考にして下さい。

 ① 行動を書くだけでは、説得力が弱い。:× 例):○○の設計を担当した。

 ② 自身の判断を記述するだけでは、不十分。:△ 例)制約条件等が厳しいため、○○方式を採用した。

 ③ 技術士的視点を明確に、表現する。:◯ 例)複数想定案をコスト、施工性、安全性を総合

 的に評価し、ライフサイクルコスト低減を重視、○○方式が最も有利と判断、これを採用した。

 ④ 社会性や責任まで展開する。:◎ 例)利用者の安全確保と将来的な維持管理負担を考慮し、

 技術者倫理の観点からその妥当性を評価・判断し、これを発注者へ提案、採用された。 

 ③、④までを記述することができれば、「技術士らしさ」を強調することができます。

 是非、参考にして下さい。 (凡例:不適⇒×、不十分⇒△、良好 ⇒◎)

 6.苦心を伝える

 私の添削指導の経験から、「掘り下げ不足」と思うことが多くありました。例文として「関係者

と調整し、問題を解決した。」のような記述だけ不十分と思います。何故なら、判断や行動に対し、

その苦心の様子が伝わらないからです。 顕在課題をクロ-ズアップ、その解決に苦心したことを言

及するには、試行錯誤した状況を示すことが重要です。例えば以下のような記述はいかがでしょうか。

 例文)関係者及び発注者、施工者との利害が対立していた。その解決策を見出すため技術的根拠や

情報(○○基準、過去事例)を整理、根拠付け、想定される解決方策案を提示した。これにより対応

方針の合意形成を図り、要求性能品質の確保、工期制約を遵守、両立できた。

 7「技術士としてふさわしい業務」を一文タイトル化

「技術士としてふさわしい理由」は「技術士でなければできない判断・行動」を示すことが肝要です。

例えば以下のように「一文タイトル化」、試験官への関心度を刺激下さい  

 ・「厳寒期における寒中コンクリ-ト打設養生に対する施工計画」  

 ・「軟弱泥炭地盤下における廃材利用によるコスト低減を実現した圧密沈下対策」  

 ・「放流先がない箇所における汚水処理水対策の検討と実現」

 ・「厳寒気象を利用した土砂凍結掘削方法による河川濁水抑止対策の提案」  

 ・「ゴムチップ舗装による凍結路面スリップ事故安全対策」

 8.最終チェックリスト  

 願書は記述後、必ず自身で以下をチェックして下さい ・技術的判断の「理由」が、確実に記載されているか。

 ・自分の立場・役割、責任が明確か。

 ・マネジメントと倫理の視点があるか。

 ・業務成果が公益性や社会貢献に寄与しているか。  

 提出前に先輩技術士や身近な人に添削を受けて下さい。必ずや良いアドバイスがいただけるはずです。

 十分、時間をかけて準備して下さい。

 次回は、業務プロセスで示す課題解決の記述方法についてご紹介したいと思います。(以上)

ビジュアル重視型で答案を採点者に読ませない!

2025年05月17日 作成 / 執筆:アニ-講師

「ビジュアル重視型で答案を採点者に読ませない!」

私は技術士を取得できるまでに10年の歳月を費やしました。言わば劣等生です。不合格だった試験の設問はすべて記述、解答したつもり。白紙答案などはありません。当時、試験結果は、「不合格」のはがきが届くのみで、自分の解答文のどこが悪くて、どのレベルで不合格であったのかが、全くわかりませんでした。

今回は、「目からうろこ」「ある記述方法」との出会い、これを体得できたお陰で私は合格できたと思っており、それを是非、受験者諸氏にお伝えしたいと思います。

1.  採点者は心理的に読みたくない

採点者は限られた日数で、膨大量の解答文を採点すると言われています。従って、極端な言い方をすれば1字1句、くまなく読んでもらうことは時間的にも不可能ではないかと私は思います。また、長文は心理的にも読みたくないのが本音と思います。

私は採点方法として1次選考と2次選考があり、1次選考を通過しない解答は、そもそも読んでもらっていないのではないかと推測します。

私が想定する1次選考の採点区分は以下ではないかと考えます。

・紙面が白紙であり、解答されていない。⇒ C:不合格

・設問に対して、パッと見て題意に沿って的確に解答されていない。⇒C:不合格

・文字が乱雑すぎて、読むことができない⇒C:不合格

・文章記述内容が理解できない、意味不明、支離滅裂⇒C:不合格

  上記だとすれば多くの受験者の解答文は採点に至っていないのではないかと考えます。では、どのような解答文なら2次選考に残り、採点してもらえるかについて考えてみましょう。

2.  ビジュアル第一主義

この件に関しては極端に表現しますので異論があると思いますが、ご容赦願います。解答文は設問題意に確実に答えていることを視覚的にパット見て、その構成が分かる記述が必要です。例えば、必須課題では次のような設問が多いと思います。

1)○○を解決する上での多面的視点による課題

2)最も重要な課題とその複数の解決策

3)新たなリスクとその対応

4)技術者倫理と社会の持続性の観点から必要な要件

  ここで重要なことは1)~4)の設問を見出しとして利用する。設問に確実に解答していることをあえて視覚的に示す。採点者が読まなくても良い状況をビジュアル的につくる。また、見出し文は太く濃く書く(ゴシック体のように)か、アンダ-ラインにより、採点者が斜め読みで、目にとまるような記述が重要です。

3.  解答内容は二の次

本文記述でも重要なポイントは小見出しを活用することです解答内容を採点者へ速く伝える記述方法、解答内容は二の次、ここでもビジュアル重視を志向した記述方法が有効です。設問例に対する小見出し活用例を以下に示します。

(例)担い手確保を解決する上での多面的視点による課題

課題事項として取りあげた社会的現実や背景、今後予測される事態やその理由となる論拠について、課題の内容を小見出し化する。その後に23行の文章でそれを補完する説明文を挿入する。ここで初めて解答内容となります。あらかじめ23行文を長さ条件としておけば、例え想定外の問題であっても、本番である程度対応可能であり、行を埋めることができます。

1少子高齢化による生産人口減少、国力の衰退

(改行して、以降に小見出しタイトルの内容を23行で説明文を挿入する。)

2) 人材確保のための環境整備 (上記同様)

3) ICT等先端技術の積極導入(上記同様)

 4)経験、技術伝承(上記同様)

4.   見せる箇条書き

例えば、課題抽出や解決策は複眼的(多面的な視点)が必要です。但し、複数の項目についての詳しい論述は紙面的にも制限があり、採点者に読ませる負担となります。ここでも重要なのは、箇条書きを利用して視覚的見せるテクニックです。例えば設問を我が国の防災強化対策案を例とした場合、その記述例として以下が挙げられます。

(例)防災対策強化案

○○を解決するためには、○○による〇〇が肝要であり、以下に対する施策を積極的に推進する。(23行で内容説明文を挿入後、箇条書きに落とし込む。)

  AI・デジタル技術を活用した災害予測精度の向上(余白)

  流域治水等防災への加速化・進化(余白)

  グリ-ンインフラによる潜在的防災力の発揮(余白)

  防災機能の多重性、代替性機能の確保(余白)

  ICT技術活用による監視、予測、判断等の防災体制強化(余白)

   長い文章での説明ではなく、箇条書きですっきりと、示すことでより洗練された印象付けが重要です。またこの際、白書や最近の技術トレンドキーワ-ドを挿入することを考慮下さい。採点者へ独自の見識の高さをアピ-ルして下さい。

5.  箇条書きのメリット

採点者(読み手側)から見た、箇条書き活用によるメリットは、以下と考えます。

  眼に止まり易く、伝達内容をわかり易く、分けることができる。

  複数な内容を詳しく説明することなく、読み手の理解が速い。

  多面的表現で記述項目の整理、表現できる。(人、物、金、技術、方法等)

  表現がシンプルなので、幅広い観点や意味を印象付けできる。

  紙面に空白部分がありすっきりと整理され、読み手に息苦し印象を与えない。

  記述項目を忘れても試験本番記述時での追加、修正、削除が容易である。

  異なる表現や語彙表現を活用するで、一行を埋めることができる。

是非、準備解答文作成段階で試してみることを一考下さい。  (以上)

一夜漬けの心理学?分散効果を理解して技術士二次試験の暗記力を鍛えよう

2017年08月22日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

早朝、夜、仕事の合間に技術士試験に向けて勉強している人は少なくないでしょう。ですが、どんなに試験に向けて意欲が高くても、仕事の疲れで予定どおりに学習が進まないこともあるはずです。週末に勉強時間が偏ってしまったり、試験直前に慌ただしい思いをしたりした苦い経験は誰にでもあるでしょう。

学習プランがうまく管理できず、苦しんでいる人に知っておいてほしい心理学の研究で発見された現象があります。それが「分散効果」です。「心理学の研究で発見された」と聞くと、さぞ一大事のような響きがありますが、学校の成績が良かったり試験勉強が得意だったりする人には当たり前のことです。同じ9時間を勉強にあてるなら、1日で9時間の勉強をするより、3時間で3回に分ける、1時間で9回に分けるとした方が学習効果が高いということです。

復習するリズムについては「エビングハウスの忘却曲線」が有名ですが、パソコンやアプリでも復習リズムを管理してくれます。学習管理アプリの走りとなったのがピョートル・ウォズニアックという学習について研究している人が公開した「スーパーメモ」でした。最初の学習から2回目の復習までの期間を1日から1週間程度あけることで、学習内容が定着するとしています。

では、時間がどうにも作れず、一夜漬けになってしまった場合はどうでしょうか。「一夜漬けなんてしたって当日の試験には効果がない」と言われたこともあるでしょう。ですが、一夜漬けをしても記憶に定着はします。1日後、1週間後に復習すると前回の学習内容を覚えているので当然です。ですが、一夜漬けして試験に臨む、合格したとしても復習しなければ学習内容はすっかり忘れてしまいます。

技術士試験に合格するために一夜漬けが必要な場合もあるでしょう。ですが、学習内容を忘れてしまっては実務で役立ちません。適度に復習することで、記憶を補強していきましょう。
 

口頭試験のNGワード

2017年11月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

これを言ったら、一発で不合格というワードがある、と講師仲間のあいだで言われています。

 

実際は、会話の流れで、ほんとうにNGの場合と、とくに問題がない場合があるでしょう。

例えば、「わかりません」は、必ずしもNGワードではありません。
試験開始10分くらいで、採点官が、この人は合格、と判断した人に、雑談程度に、自分の疑問を素直に聞いているだけの場合は、なんらNGワードにはなりません。

 

たとえば、こんなやり取りをして、合格した人がいます。

採点官「中国や韓国の企業に、技術者が引き抜かれることがあります。この場合、技術者として、倫理上、どうなるのでしょうか?」

受験者「正直なところ、わからないです。技術者個人にメリットがありますし、世界的な視点では技術レベルが高まるかもしれませんから。しかし、技術士としては、前職の技術情報の守秘義務違反にならないように注意が必要ですね。」

採点官「そうですね、難しい問題ですよね(笑)」

 

次に示すNGワードも、場合によってはセーフかもしれません。

しかし、できるだけ使わないようにしてください。

 

・技術士としてふさわしい技術的改善点は?
「とくにありません」
※この場合、あなたが技術士である必要はないため、技術士の資格は与えられません。

 

・なぜ、この手法を選んだのですか?
「有識者の指導を受けて決めました」
※この場合、あなたに専門家としての能力が備わっていないと評価され、技術士の資格は与えられません。

 

・これとは違うA手法が選べたのではないですか?
「会議で決まったからです」
※この場合、あなたの提案が相応しくなかったと評価され、技術士の資格は与えられない可能性が高まります。

なぜ、提案が採用されなかったか、を補足する必要があるでしょう。

 

・Aの視点は検討しませんでしたか?
「わたしはAの専門ではないので、検討しませんでした」
※業務全体を見渡して、俯瞰的に検討できることを示してみましょう。

守備範囲が狭すぎると、技術士に不相応と評価されかねません。

 

みなさん、ぜひ、口頭試験をパスして、技術士になってください。

第二次試験の制度が変わります。

2017年11月25日 作成 / 執筆:技術屋NR講師

技術士法施行規則の一部を改正する省令案がまとまり、現在パブリックコメントが実施されています。
これから第二次試験を受験される方は、ご一読されることをお勧めします。
 

ここまで来ると、ほぼ確実に技術士法施行規則の改正が行われます。

2019年度から変更となり、まだ、来年度(2018年度)は、従来の制度で実施されます。


今年度、第一次試験を受験された方は、今、合格発表待ちの状況かと思いますが、
自己採点で合格点を取っている方で、経験年数があって来年第二次試験の
受験資格がある方は、すぐに第二次試験の準備を始めて下さい。


制度の変更内容をおおまかに言うと、「現在、マークシート方式で行われている必須科目が、
論文方式になる」ということです。


合格者数を確保するという意味で、極端に難しくなる(合格率が下がる)ことはないと
思いますが、文章を書くのが苦手な人にとっては辛い改正になります。


また、過去問がありませんので、どのように勉強すればよいか、手さぐりになってしまうことでしょう。


ですから、来年度に第二次試験の受験資格がある方は、ぜひとも、今から勉強を始めて下さい。



頑張って下さい。

『修習技術者のための修習ガイドブック』を使う

2018年05月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

技術士会のホームページで『修習技術者のための修習ガイドブック-技術士を目指して-第3版』がダウンロードできます。

 

URLは、https://www.engineer.or.jp/c_topics/003/attached/attach_3637_1.pdf です。

 

「修習技術者」とは、技術士第一次試験の合格者、およびそれと同等であるものとして日本技術者教育認定機構(JABEE)が認定した教育課程の修了者を指しています。

 

これは、平成27年1月15日に、技術士会の修習技術者支援実行委員会が作成した冊子で、「修習技術者のための修習ガイドブック-第2版-」(平成16年2月発行)を改訂したものです。

 

第2版が発刊されて以来、10年以上改訂が行われておらず、その間に、修習技術者に求められる資質・能力の本質には変わりはないものの、その具体的内容に関しては大きく変化してきた背景があります。

 

そのため、「技術士プロフェッション宣言」「技術士倫理綱領」に基づくとともに、IEA(International Professional Engineer Agreement)のPC(Professional Competencies)との整合性にも配慮して、第3版として全面改訂が行われました。

 

この主な内容は以下のようになっています。

第 1 章 技術士と修習技術者
第 2 章 修習の目的・目標
第 3 章 修習技術者に求められる資質・能力
第 4 章 修習の具体的実施方法

 

技術士を目指し、二次試験にチャレンジされる方には、第3章がとくに役立ちます。

 

たとえば、以下の問題解決のステップ(p.11)が重要であることがわかります。

 

1「問題発見」(問題の明確化:目標値と現状値のギャップ)
2「問題分析」(背景、要因、原因の調査・分析・整理)
3「課題設定」(問題を解決するために為すべき課題を設定)
4「対策立案」(課題に対する実施事項の立案、採否・優先順位の決定)
5「実行計画書の作成」(実施事項の詳細、スケジュール、実施結果の評価基準)
6「対策実施」(実施、結果の確認)
7「評価」(結果の効果の評価)

 

がんばってください。

2部門目で他部門を狙うときの注意点

2018年01月03日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

3月に技術士試験に合格したとき、あるいは口頭試験が終わり、合格発表を待つ悶々とした期間に、2部門目、3部門目へのチャレンジを検討している方は、その部門に求めれらていることを十分に理解することが必要です。

 

なぜなら、各部門の試験にかかわる主体が異なるためです。

主体が違うと、自ずと考え方が違って、その部門の技術士に要求するスキルも変わってきます。

 

たとえば、農村部の水路を改修する際の工法をテーマに詳細論文を書いたとしましょう。

 

国土交通省の影響を強く受ける建設部門では、大雨のときに、水を速やかに下流に流し、浸水被害が出ないことを重視します。

農林水産省の影響を強く受ける農業部門では、水路の泥上げなどで農業従事者の負担が少なくなるようにして、かつ農作物の収量が増える工法が評価されます。

環境省の影響を強く受ける環境部門では、在来種の生息・繁殖の場として、生物多様性が維持される改修である必要があります。

 

同じ「ネタ」で2部門目、3部門目を狙うときに、もともと、異なる部門の視点も持って、業務にあたっていた場合には、難なく「2匹目のドジョウ」を得ることができます。

 

そうではないときには、とくに口頭試験の際に、試験官に厳しい質問をされて困りますので、2部門目、3部門目の考え方の違いを、よく研究しておくことが重要になってきます。

 

なお、2部門目に、総合技術監理部門を選ばれた場合には、よりいっそう要求されていることが異なっていますので、頭をガラリと変えることが大切です。

映画やドラマの構成は三幕構成。論文にも使える。

2018年07月12日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

三幕構成とは、ストーリーを3つのパートに分けて考える方法だ。

 

つまり、最初の幕では、主張したいことを明確に宣言し、読者(試験官)にもそうそうと共感できるようにする。第二幕は、その主張に対する各種課題を示す。メリットもあるけど、こんなデメリットもある。こんな注意点もあることを説明し、読者(試験官)がこれに感情移入できるようにする。なんとか解決する方法はないものかとやきもきさせる。そして、第三幕で、これらの課題に対する解決策を鮮やかに提案する。

 

日本では、論文の構成といえば起承転結が有名だ。特にこれを否定はしない。これはこれで使える。しかし、技術士の問題では、あるキーワードの特徴を説明し、その課題を説明し、その解決策を示せというパターンが多い。まさに三幕構成だ。

 

来週16日は、技術士二次試験の筆記試験だ。読者(試験官)の興味を引きつけて、ワクワクさせながら、最後はクライマックスでハッピーエンド。そんな風に展開する技を活用することができれば、読者(試験官)も満足(=合格!)するのではないでしょうか?

 

見事に栄冠を勝ち取るまで最後まで頑張りましょう。粘りましょう。あがきましょう。

技術士2次試験_必須科目の対策

2019年06月12日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

この技術士ニュースの中でも何度も取り上げられておりますが、

今年度から、必須科目が択一問題から筆記へと変更されました。

 

試験制度が変更された年というのは、

どのような問題が出されるか前例がない為、

対策が取りにくいという一面があります。

 

しかし、過去、平成19年~平成24年の間は、

必須科目は択一問題ではなく、1800字の筆記試験でありました。

 

そもそも、技術士2次試験というのは、20個の部門に分かれています。

例えば、機械部門や建設部門、農業部門、などです。

 

その中で、皆さんが受験するのは、ある部門のある科目を受験します。

科目というのは、建設部門で言えば、土質及び基礎や、鋼構造およびコンクリート、

建設環境、などの11の科目に分かれています。

 

受験する「必須科目」というのは、

それぞれの部門で、各科目に分かれて受験していますが、

部門全体の受験生が全て共通の試験問題を受験することになります。

 

すなわち、「必須科目で問われるは非常に範囲が広い」ということを示します。

 

そこで、過去の必須科目でどのような試験問題が出ていたのか?

を知るだけでも非常に大きなアドバンテージとなります。

過去の出題で出されているキーワードというものは、大きく変わっていないはずです。

キーワードをまとめて、意味を調べること。

また、出題のされ方についても着目してみて下さい。

それら過去の情報から、どのような事を求められているのか?を分析するのです。

 

各科目で共通する問題を出題する必要があるということは、

その年の時事ネタとなる場合もあります。

受験される部門の、国の政策や潮流を確認することも大事です。

どの部門で受験するにしても、やることは同じです。

技術士2次試験_口頭試験の不合格要因

2019年08月27日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

 

どのような試験でも一発不合格の禁止事項があります。

技術士の口頭試験でも当然ながらあります。

この禁止事項を把握しておかなければ、

どんなに手ごたえを感じていても不合格となります。

以下に示す3つの事項は、私の経験からも自信を持って言える不合格要因です。

 

  1. 技術士にふさわしい業務経験を確認できない
  2. 専門とする事項と業務経歴に相違がある
  3. 公共の利益を優先した行動がとれない

 

この中で、もっとも多い不合格要因は1です。

口頭試験は申込書に記述した業務経歴と詳細な業務内容から質問を出します。

業務内容を分かりやすく答えることは当然ですが、

その業務の中で、どんなところが技術士たるレベルに達しているのか?を説明できなければなりません。

不要な説明が多い場合、時間だけが過ぎてしまいます。

やさしい試験官の場合は、直球で「なにが技術士にふさわしい部分ですか」と質問がくる場合があります。

その場合は、まだ上手に説明できていなく、加点されていないと思ってください。

 

 

2番の「専門とする事項と業務経歴に相違がある」

こちらは、完全に1発不合格です。

「あなたの業務を聞くと○○ではなく、○○が専門ではないですか?」

という質問がきます。

この質問に、しっかりと否定し、記載した専門科目が自分の専門であることを説明できなければ、不合格です。

私の周りにも、この質問がきてうまく返答できずに不合格になった方がたくさんいます。

これらの質問を想定し、再度自分の答えを考えてみましょう。

口頭試験の合格率は8割~9割ですが、全く軽視できません。

平成29年度 口頭試験合格率!?

2018年03月09日 作成 / 執筆:kody講師

日本技術士会が公表した平成29年度技術士二次試験筆記試験合格者名簿の合格者番号と平成29年度技術士二次試験合格者数から口頭試験の合格率を計算しました。

 

【総合技術管理部門を除く部門】

部門 筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率

◆機械部門

機械設計 78人 60人 76.9%

材料力学 58人 40人 69.0%

機械力学・制御 24人 14人 58.3%

動力エネルギー 25人 21人 84.0%

熱工学 24人 23人 95.8%

流体工学 24人 21人 87.5%

加工・ファクトリー~ 38人 31人 81.6%

交通・物流機械及び~  28人 20人 71.4%

ロボット   7人      4人 57.1%

情報・精密機器   10人 9人  90.0%

◆船舶・海洋部門
 船舶           2人      2人  100.0%

海洋空間利用   4人   4人  100.0%

舶用機器 0人   0人  0.0%


 ◆航空・宇宙部門

機体システム 10人   7人    70.0%

航行援助施設   4人   4人   100.0%

宇宙環境利用   2人   2人   100.0%

 

◆電気電子部門

発送配変電 21人     21人  100.0%

電気応用       23人     23人   100.0%

電子応用       38人     38人   100.0%

情報通信    57人     47人    82.5%

電気設備       96人     93人     96.9%


 ◆化学部門

セラミックス及び~    11人      11人 100.0%

有機化学製品        9人    9人 100.0%

燃料及び潤滑油       1人    1人    100.0%

高分子製品   10人     10人   100.0%

化学装置及び設備     6人       6人   100.0%


 ◆繊維部門

紡糸・加工糸の方法~   3人     3人    100.0%

紡績及び製布 3人     3人    100.0%

繊維加工 3人     3人    100.0%

繊維二次製品の製造~ 5人     5人    100.0%


 ◆金属部門

鉄鋼生産システム 0人     0人      0.0%

非鉄生産システム 0人     0人        0.0%

金属材料   14人   13人     92.9%

表面技術      17人       17人    100.0%

金属加工      22人    20人     90.9%


 ◆資源工学部門

固体資源の開発及び~  1人     0人      0.0%

流体資源の開発及び~ 1人     1人    100.0%

資源循環及び環境        3人     3人    100.0%


 ◆建設部門

土質及び基礎           194人     176人    90.7%

鋼構造及びコンク~  248人     215人    86.7%

都市及び地方計画   167人     159人       95.2%

河川、砂防及び~   273人     261人       95.6%

港湾及び空港    64人      58人      90.6%

電力土木    23人      17人       73.9%

道路      446人    409人      91.7%

鉄道              80人     74人       92.5%

トンネル           81人     73人       90.1%

施工計画、施工設備~  271人        252人       93.0%

建設環境   124人         107人       86.3%


 ◆上下水道部門

上下水道及び工業用~    82人          63人    76.8%

下水道   122人        115人       94.3%

水道環境      3人         2人   66.7%


 ◆衛生工学部門

大気管理   4人        4人   100.0%

水質管理    1人        1人   100.0%

廃棄物管理       19人         18人   94.7%

空気調和   17人     12人     70.6%

建築環境    9人      7人     77.8%


 ◆農業部門

畜産   2人        2人    100.0%

農芸化学     11人         11人    100.0%

農業土木     81人          77人      95.1%

農業及び蚕糸     11人       6人    54.5%

農村地域計画     11人          11人   100.0%

農村環境       8人            7人   87.5%

植物保護     12人               9人      75.0%


 ◆森林部門

林業     10人           8人    80.0%

森林土木     38人          35人       92.1%

林産     13人          13人   100.0%

森林環境     10人          10人      100.0%


 ◆水産部門

漁業及び増養殖   3人         3人    100.0%

水産加工   2人        1人         50.0%

水産土木        9人             8人         88.9%

水産水域環境  12人           10人         83.3%


 ◆経営工学部門

生産マネジメント    42人          36人      85.7%

サービスマネジメント   22人          22人       100.0%

ロジスティクス   5人        5人        100.0%

数理・情報   3人        3人        100.0%

金融工学   0人        0人          0.0%


 ◆情報工学部門

コンピュータ工学  9人          9人        100.0%

ソフトウェア工学    12人     10人          83.3%

情報システム~    9人      9人         100.0%

情報ネットワーク   16人      11人          68.8%


 ◆応用理学部門

物理及び化学 14人           11人          78.6%

地球物理及び地球化学    10人          10人        100.0%

地質    61人          46人          75.4%


 ◆生物工学部門

細胞遺伝子工学   6人        5人          83.3%

生物化学工学    14人            13人         92.9%

生物環境工学   3人        3人       100.0%


 ◆環境部門

環境保全計画   30人     30人         100.0%

環境測定   32人     26人          81.3%

自然環境保全     49人     45人          91.8%

環境影響評価    25人     20人         80.0%


 ◆原子力・放射線部門

原子炉の設計~      6人             5人         83.3%

原子炉の運転~      3人        3人        100.0%

核燃料サイクルの技術      5人        5人        100.0%

放射線利用       2人       2人        100.0%

放射線防護       8人       7人         87.5%

 

【総合技術管理部門】

部門 筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率

◆機械

機械設計      4人   4人    100.0%

材料力学   2人 2人    100.0%

機械力学・制御   0人 0人     0.0%

動力エネルギー   1人 1人     100.0%

熱工学   0人 0人      0.0%

流体工学   1人 1人    100.0%

加工・ファクトリー~   2人 2人  100.0%

交通・物流機械及び~ 7人 2人    100.0%

ロボット   0人     0人       0.0%

情報・精密機器   0人     0人       0.0%


 ◆船舶・海洋

船舶        0人    0人       0.0%

海洋空間利用   1人           1人     100.0%

舶用機器 0人    0人       0.0%

 

◆航空・宇宙

機体システム   0人     0人       0.0%

航行援助施設   0人     0人       0.0%

宇宙環境利用   1人     1人     100.0%

 

◆電気電子

発送配変電   3人        2人         66.7%

電気応用      3人     3人       100.0%

電子応用         3人     3人        100.0%

情報通信     6人             6人    100.0%

電気設備      3人         3人      100.0%


 ◆化学

セラミックス及び~       0人 0人      0.0%

有機化学製品       1人 1人       100.0%

燃料及び潤滑油      0人 0人     0.0%

高分子製品    2人       2人       100.0%

化学装置及び設備    0人       0人     0.0%


 ◆繊維

紡糸・加工糸の方法~   0人     0人     0.0%

紡績及び製布 0人     0人     0.0%

繊維加工 0人     0人     0.0%

繊維二次製品の製造~ 0人     0人     0.0%

 

◆金属

鉄鋼生産システム 0人     0人    0.0%

非鉄生産システム 0人     0人        0.0%

金属材料 2人     2人       100.0%

表面技術     1人        1人       100.0%

金属加工     0人     0人      0.0%


 ◆資源工学

固体資源の開発及び~  0人     0人        0.0%

流体資源の開発及び~ 0人     0人        0.0%

資源循環及び環境        0人     0人        0.0%


 ◆建設

土質及び基礎        17人      16人      94.1%

鋼構造及びコンク~      37人      34人      91.9%

都市及び地方計画    17人      17人     100.0%

河川、砂防及び~    30人      29人      96.7%

港湾及び空港      3人          3人    100.0%

電力土木         3人          3人    100.0%

道路      37人         33人      89.2%

鉄道             13人        12人      92.3%

トンネル           3人         3人       100.0%

施工計画、施工設備~    27人          24人         88.9%

建設環境     13人       13人     100.0%


 ◆上下水道

上下水道及び工業用~    22人          22人     100.0%

下水道     16人          16人     100.0%

水道環境   1人          1人      100.0%


 ◆衛生工学

大気管理   0人        0人      0.0%

水質管理   1人        1人    100.0%

廃棄物管理      6人          6人    100.0%

空気調和      3人       3人    100.0%

建築環境      1人       1人     100.0%


 ◆農業

畜産   0人        0人        0.0%

農芸化学      0人              0人      0.0%

農業土木       7人             7人     100.0%

農業及び蚕糸   0人        0人      0.0%

農村地域計画      1人              1人    100.0%

農村環境     0人              0人      0.0%

植物保護     0人           0人            0.0%


 ◆森林

林業       1人            1人    100.0%

森林土木       0人            0人         0.0%

林産       1人            1人       100.0%

森林環境       1人            1人      100.0%


 ◆水産

漁業及び増養殖   0人        0人            0.0%

水産加工   0人        0人          0.0%

水産土木      1人            1人    100.0%

水産水域環境   0人        0人            0.0%


 ◆経営工学

生産マネジメント       6人              5人          83.3%

サービスマネジメント      1人              1人        100.0%

ロジスティクス   2人        2人          100.0%

数理・情報   0人           0人            0.0%

金融工学    0人        0人            0.0%


 ◆情報工学

コンピュータ工学    0人        0人          0.0%

ソフトウェア工学       3人       3人        100.0%

情報システム~       6人       6人        100.0%

情報ネットワーク      1人       1人        100.0%


 ◆応用理学

物理及び化学    1人        1人         100.0%

地球物理及び地球化学      1人              1人        100.0%

地質     7人          7人         100.0%


 ◆生物工学

細胞遺伝子工学   2人        2人         100.0%

生物化学工学        0人          0人          0.0%

生物環境工学   0人        0人            0.0%


 ◆環境

環境保全計画     2人       2人        100.0%

環境測定     0人       0人          0.0%

自然環境保全       1人       1人        100.0%

環境影響評価      1人       1人        100.0%


 ◆原子力・放射線

原子炉の設計~       0人        0人          0.0%

原子炉の運転~      1人        1人       100.0%

核燃料サイクルの技術      1人        1人        100.0%

放射線利用       2人        1人         50.0%

放射線防護       0人        0人            0.0%

 

平成28年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成28年度口頭試験合格率/

 

平成27年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成27年度口頭試験合格率/


平成26年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成26年度口頭試験合格率/

口頭試験の前に読むコラム

2016年11月22日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

1.業務経歴票 

業務経歴票は口頭試験時に使われます。技術士にふさわしい業務が書けていれば、口頭試験が容易になります。技術士に相応しいか疑われたら、厳しい口頭試験になります。最近の試験制度に熟知した技術士に添削してもらうのが賢明です。

 

2.業務経歴票の添削 

私は環境部門のときは、対策会社に数万円払って、添削してもらいました。 総監部門のときは、総監技術士に7回も添削してもらいました。 おかげで、どちらも口頭試験で苦労しませんでした。添削してもらっていない場合は、とくに要注意です。

 

3.空白の経歴 

口頭試験で、私の場合、「大学院修了から現所属先に就職するまでの5年間は何をしていましたか」と聞かれました。 「NPOでフィールド研究をして、その傍らで大学の非常勤講師などをしていました。」と答えました。 「十分な経歴をお持ちということですね。」と試験官はおっしゃいました。 上手に答えることで、経歴欄の空白期間は、必ずしもマイナス点になるとは限りません。

 

4.誤字脱字

誤字脱字があると、不注意な人に思われます。当然、誤字等はないほうが良いですが、致命的ではないです。一方、経歴票720字の「型」を守ってないのは致命的です。

 

5.業務経歴票の写真

駅のスピード写真でなく、写真屋でキレイに仕上げてもらった方が良いです。口頭試験の時に、試験官の手元資料となります。仕上がりが悪い写真を提出した人のほうが、仕上がりが良い写真を提出した人よりも、評価されることは、常識的にありません。あまり、見栄えが良い写真じゃなかった場合は、当日、素敵な表情で、写真と現物のギャップを見せつけましょう。

 

6.学習高原 

勉強をして、頭打ちになることがよくあります。伸び悩みです。気にせず、習慣として、勉強します。そうすれば合格率が上がります。少なくとも下がりません。口頭試験の練習でも、伸び悩みがあるでしょう。気にせず、練習します。

 

7.いきなり間違えた思い出

(私)受験番号 ×○▲の まさふみです。

(試験官)受験番号×○■の まさふみさんじゃないですか。

(私)はい、間違えました!

 

受験生の皆さん、長い受験生活も、もう少し。がんばってください。

技術士二次試験の問題で挫折した人が知っておくべきレジリエンス

2017年06月25日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

技術士二次試験の問題がうまくできなかった過去の挫折、トラウマになっていませんか?

「レジリエンス」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。近年、医学・心理学・社会学など学問の分野を超えて注目されているキーワードです。レジリエンスとは「反抗」「跳ね返り」などの意味があり、一度マイナスになったものが復活した際に過去よりも高い数値で回復することを意味します。たとえば、心理学的な分野で注目されているのが、精神疾患とレジリエンスの関係です。うつ病にかかる患者の数は、近年とても増加しています。なかにはうつ病の経験を乗り越えて技術士試験に取り組んでいる方もいるでしょう。うつ病の患者が、その病を克服したとき、うつ病になる以前よりも逆境や精神的なストレスに対する抵抗力が強くなるケースが確認されています。

ただし、すべてのうつ病患者が病状の回復後に精神的ストレスに強くなるわけではありません。なかには以前よりもストレスに弱いままの状態で苦しむ方もいます。心理学において、レジリエンス的な回復をする患者は過去の問題を直視し、立ち向かうことがカギとされています。たとえば、上司との人間関係が原因でうつ病になった場合に、会社員としての生活から逃避するのではなく、「どのように上司などの人間関係と向き合うべきか」を判断し、直面することが大切とされています。もちろん、パワハラやセクハラなど、一時的に逃げるべき瞬間はあるでしょう。ですが、どこかの段階で自分自身が抱えている課題や克服するための方法を考え、直面する必要があるということです。

このレジリエンスという考え方は技術士二次試験でも同じように考えられるでしょう。過去に一度でも失敗して合格できなかった経験がある人ほど「次もダメじゃないか」「失敗するのがこわいから受けたくない」といった課題を抱えているはずです。ですが、以前に合格できなかった問題、たとえば学習時間が思うように捕れなかったとか暗記が得意ではなかったとか、課題として抱えているものを見つけてみましょう。そして、自身が抱えている問題は学習によって克服できるものですから、諦めずに挑戦してみることがレジリエンスという考え方では大切です。逆境をバネに、挑戦を続けていきましょう。

技術士技術部門 選択科目(専門分野)の統廃合

2017年09月28日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士制度改革の一環として、昨年12月に発表された「今後の技術士制度の在り方について」の中で、技術部門、選択科目の統廃合が注目されています。

 

技術部門の一分野として選択科目、技術士部門の一つとして現行の部門では受験者数が極端に少ないなどの理由から、似ている部門の分野として統廃合が検討されています。

各部門の選択科目、専門分野の主な動向です。

この内容は改正案であり、正式決定ではありません。

 

機械部門

十分野から六分野に統合され、船舶部門から新たに一分野加わります。

 

船舶・海洋部門

一分野となります。

船用機器は機械部門へ移行されます。

 

航空宇宙部門

一分野に統合されます。

 

電気電子部門

発送配変電が電力・エネルギーシステムに名称変更となります。

 

化学部門

有機化学製品、燃料潤滑油が有機化学及び燃料に統合されます。

 

繊維部門

四分野が二分野に統合されます。

 

金属部門

鉄鋼生産システムと金属材料が統合され、金属材料・生産システムに統合されます。

 

資源工学部門

二分野に統合されます。

 

建設部門

変更なし

 

上下水道部門

三分野から二分野に統合されます。

 

農業部門

七分野から五分野に統合されます。

 

森林部門

林業と林産が統合されます。

 

水産部門

漁業養殖と水域環境が統合されます。

 

経営工学部門

五分野が二分野に統合されます。

 

情報部門

分野の名称変更のみで統合はありません。

 

応用理学部門

変更なし

 

生物部門

生物化学と生物環境が統合されます。

 

環境部門

変更なし

 

原子力部門

五分野が三分野に統合されます。

 

 

以上が各技術部門の選択科目、分野の統合状況となります。

 

建設、応用理学、環境部門は分野の変更を検討されておりません。

一方で、機械や経営工学など大きく分野が絞られた部門では、専門外の分野の勉強をしなければならない可能性もあります。

同じ技術部門であるため、多少内容は応用ができるとは考えられますが、大きな統合があった部門では、受験対策を見直さなければならないでしょう。

 

総合技術監理部門など総合的な技術が必要な時代ですので、あまり専門的過ぎる専門家は敬遠される傾向にあるとも言えるでしょう。今回の統廃合の検討はそんな時代を反映したものと言えます。

1800字論文の基本構成

2017年12月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

3枚モノ(1800字論文)の攻略は、大切です。

課題解決能力をいちばん試せるのが、この3枚モノだからです。

 

口頭試験でも、筆記答案について問われることがあります。


3枚モノの基本構成は、つぎの3パターンです。
口頭試験の前にも、7月に書いた筆記答案を見直し、準備しておくと安心できます。

 

パターン1
1.背景
2.課題と問題点
3.対応策
4.期待される効果

 

パターン2
1.背景・課題
2.問題点
3.対応策
4.期待される効果と想定されるリスク

 

パターン3
1.背景・課題
2.問題点・対応策
3.期待される効果
4.想定されるリスクとその低減策

 

各用語の説明を以下にします。

『背景』とは、現状にある困りごとのことです。
現状にある「問題」をあぶりだします。
問題とは、「現状とあるべき姿の差」と定義されています。
式で表すと、「問題=あるべき姿(目標値)-現状」です。

 

『課題』とは、達成すべき目標のことです。
問題と課題はまったく違います。
問題は、必ずネガティブな表現となります。
課題は、必ずポジティブな表現となります。目標なのですから。

 

『問題点』とは、技術的障壁であり、難所であり、それが解決されれば一気に課題解決・目標達成できるボトルネックのことです。
壁にぶちあたったというときの「壁」のことです。
「問題<点>」は、ちいさな「点」です。
「問題<点>」は、「現状とあるべき姿の差」の「問題」とは、まったく違います。
この問題点を、いかに的確に見抜くかが、技術士業務での知性の見せ所です。

 

『対応策』は、問題点を克服するための技術的解決法のことです。
難所を乗り越える方法です。
壁をぶち破る方法です。
対応策は3つ程度提示して、その中から、最適な対応策を選択します。


ここは、論理的思考力があることを見せるところです。
つまり、思いつきで対応策と選択をしたのではないことを示します。
前提条件や制約条件を示し、何に着目して、最適解を導き出したかを表現します。

 

『期待される効果』は、対応策を講じた際に、想定されるプラスの効果のことです。
『リスク』は、対応策を講じた際に、想定されるマイナスの効果のことです。

 

『リスクの低減策」とは、想定されるマイナスの事象に対する対応策のことです。
リスクは、まだ生じていない課題と言えます。

当日の持ち物の注意点

2018年07月08日 作成 / 執筆:技術屋NR講師

当日の持ち物についての注意点は、「受験申込み案内」に書かれていますが、
緊張のあまり、「ついうっかり」をしてしまうことがあります.。

また、私は、このようにしたということも併せて書きたいと思いますので、ご参考に。

★電卓
技術士試験を受験するエンジニアの方なら、普段業務では関数電卓を使うことが
多いと思いますが、技術士試験では関数電卓は禁止です。
実際に試験会場で、「関数電卓は使用禁止なので鞄に入れておいて下さい」と
注意されているのを見たことがあります。ご注意下さい。

★時計
デジタルの腕時計は禁止されていませんが、知らない人が見るとウェアラブル端末に
見えるようなものもあります。
禁止されているものでなくても、試験官の方に声をかけられると、それでなくても
緊張しているのに、もっと緊張してしまうと思います。
試験官の方からいらない質問されないように、アナログの腕時計をお持ちなら、
アナログの腕時計を持って行かれた方がよいのではないでしょうか。

★鉛筆・シャーペン
マークシート式と記述式で同じ筆記用具を使用する必要はありません。
私は、マークシートは鉛筆、記述式ではシャーペンを使いました。
シャーペンは、0.5mmが主流ですが、製図用などで0.7mmとか0.9mmというものもあります。
どの筆記用具を使うかまだ決めておられないかたは、こんな選択肢もあります。

★消しゴム
消しやすいものを選ぶのは当然ですが、細かいところを消しやすいように新品を
持って行くことをお勧めします。「カドケシ」という、角がいっぱいある消しゴムも
よいかもしれません。
また、落としてしまうこともあるので、必ず2個以上持って行くことをお勧めします。

★雨具
少し重いかもしれませんが、折り畳み傘などの雨具を持って行くことをお勧めします。
雨が降りそうな天気になったらどうしようと要らない心配をしなくてよいようにするのが
肝要かと思います。
 

技術士の部門紹介:船舶・海洋部門

2018年07月25日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士の専門部門の中でも、造船や海洋開発に関する技術部門としてあるのが船舶・海洋部門です。

この部門は、技術士の中でも特に受験者が少ない部門です。

 

技術士 船舶・海洋部門の概要

船舶の設計や、油田や海洋資源の開発と言った海洋開発の技術部門を担当しているのが、船舶・海洋部門です。

専門分野も船舶の構造設計や船舶動力やエンジンの構造などを専門とする船舶と船用機器、海洋パイプラインや油田用の浮島などを設計することが出題される海洋空間利用に別れています。海洋大学や商船大学などを卒業した方にとっては馴染みの深い内容になると思います。

 

技術士 船舶・海洋部門取得後の活躍

船舶の設計や海洋開発などを行う会社に設計職として活躍することが可能です。

しかし、内容が専門的なことと、海洋開発などは海外となることが多く、日本の技術士資格と合わせてプロフェッショナルエンジニアなども取得している必要があると考えられます、

 

技術士 船舶・海洋部門の問題点

船舶・海洋部門は他の技術部門と比較しても特に受験者数が少ないことで有名です。

平成29年度の二次試験受験者数は15人でした。これは日本の造船事業が最盛期から大きく衰退していることや、海洋開発などでパイプラインを敷設するというような機会がほとんどないためと思われます。

沿岸の工事などであれば、技術士の建設部門での需要となりますので、技術的に専門分野を活用する機会が少ないというのが原因ではないかと思われます。

船の操縦であれば航海士などの資格が必要となるため、技術士として活躍できる分野が限られてしまっているということが原因と考えられます。

 

船舶・海洋部門は商船大学や海洋大学を卒業しても異分野の業種の会社に就職する人も多いように、専門性を活かして活躍するには、非常に狭き門をくぐる必要があります。

設計職として造船会社などの特殊な会社に就職する必要があります。現在、造船会社は大手企業しか残っていないため、非常に需要が限られています。

また、海洋開発を行う場合でも、日本国内の油田などがない限り需要を作るのが難しいと言えます。

 

 

技術士の部門紹介:電気電子部門

2018年07月28日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士の電気電子部門は、電気設備の設計や、発電設備、変電設備の設計といった電気機器の設計を行うことができる技術士です。

 

技術士 電気電子部門の概要

電気機器メーカや半導体機器メーカ、カーナビなどの車載電気機器など電気を使用しない生活はないと言えます。

また、発電所などの電力会社でも発変電設備の設計を行う際にも、こうした技術士による設計を行うことがあります。

専門分野も電力設備を扱う発送配変電から電子機器を扱う電子応用や情報通信、産業用モータやビルの屋内設計を行う電気設備など電気電子と一口に言っても広範囲となりますので、それぞれの分野にはっきりと分かれています。

 

技術士 電気電子部門取得後の活躍

電機メーカや発電設備メーカなどの電力設備の設計を行う強電分野から、カーナビや携帯電話の製造を行うような情報通信機器製造メーカの設計、産業用モータやFA機器の設計を行うこと、電気を用いた設計職は様々なメーカで求人があり、その多くは大手メーカになります。

また、電気のアイデア商品で高い需要のある中小企業などもあり、そうした幅広いメーカへの設計職としての活躍することができます。

 

技術士 電気電子部門の問題点

電気分野は需要が高く、幅広い範囲であるため潰しが利く半面、他の資格などとの競合により、設計に必要な資格が他の資格と置き換わっているようなことがあります。

電気主任技術者試験などでは保全などで必要な資格なのですが、知識水準を測る試験と見られている側面もあり、設計職に求められる資格が電気主任技術者となっている場合もあります。

弱電分野では、アイデアが勝負となることが多く、こうした設計職に資格を求める傾向があまりないということが取得の必要性がないと考える人を多くしてしまっている現状があります。

しかし、この分野の商品を扱うメーカが多いことから、技術コンサルなどを行う場合には必ず必要となるのが技術士電気電子部門となりますので、電気の関係で、コンサル分野に進みたいと考えている人は他の資格と合わせて取得しておいた方がよいと考えます。

技術士の部門紹介:化学部門

2018年07月30日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

 

技術士 化学部門の概要

化学工場や石油工場、セラミックなど陶器の製造を行うような工場などで、工場の生産や新製品の開発を行うような職種につくような場合に有効な技術士が技術士化学部門となります。

専門科目も、セラミック、無機化学の分野からプラスチック製品の取り扱い有機化学や高分子化学の分野、石油精製の技術を行うような燃料化学、化学製品の生産装置の構造を記した化学装置及び設備と化学全般にわたる内容が網羅されています。

 

技術士 化学部門取得後の活躍

技術士の化学部門取得後は、化学工場の研究職や製品の開発職などの仕事につくようになります。化学工場や化学メーカでの設計、開発となりますので、大きなプラントを所有している化学メーカなどでの活躍となります。

化学製造の装置設計や、製品の製造に関する分野でのものとなります。

 

技術士 化学部門の問題点

化学部門の技術士受験者も他の部門と比較して少ない傾向にあると言われています。

その主な理由としては、製品の開発や製造設計を行う場合、化学分野では技術士を目指すというより化学部門の工学博士を目指すことが多い傾向にあるためです。

特に有機化学の分野や触媒化学の分野などでは、化合物の組み合わせが無限に近いほど存在し、それぞれに異なった特徴があることが有名です。

その化学物質の製造方法なども確立されていないものや製造にコストのかかるものなどの製造方法をより簡略化するなどのもので、博士論文を書く材料が他の部門に比べて多いという実情もあります。

化学メーカでは製品の設計というよりは研究開発という位置づけが大きくなりますので、化学装置の製造などの分野での技術士取得を行う人が多いという傾向になります。

 

いづれにしても、なかなか化学分野での技術士はそれだけでは評価をされる機会がすくなくなるため、技術士取得と合わせて化学の工学博士の取得も目指すという人が多いという現実があります。

 

しかし、技術士の記述問題や口頭試験などの経験は工学博士取得の際にも大きく役立つものと考えらえます。

技術士の部門紹介:情報工学部門

2019年01月31日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士 情報工学部門の概要

GoogleやAmazonなどのIT企業が活躍できるのもコンピュータや情報ネットワークが基幹にあることが大前提となります。

コンピュータやネットはスマートフォンなどの普及により、今まで以上に身近なものとなりました。そんな情報化社会を支えているコンピュータ工学やプログラミングやネットワークの技術部門の内容を専門分野とする部門が、技術士情報工学部門です。

専門分野としては、コンピュータの構造や組み込みシステムの内容を問うコンピュータ工学、プログラミングやソフトウエアの安定性検証などの内容を問うソフトウエア工学、情報システムを使ったシステム構築に関する内容を問う情報システム・データ工学、ネットワークのセキュリティやネットワーク構築に関する内容を問う情報ネットワークの4分野があります。

 

技術士 情報工学部門取得後の活躍

技術士 情報工学部門を取得すると、情報系部門の専門家として、システムインテグレーションを行う会社や、情報システムを構築する会社に就職し活躍することができます。

NTTやKDDIといった電話会社も、現在は、自社設備としてサーバーを構築することが多いため、IT分野の業務に力を入れております。こうした会社でも活用できる可能性もあります。

情報工学部門は、今後5Gネットワークの開発など、多くの広がりが期待できる部門ということができます。

 

技術士 情報工学部門の問題点

他の分野と比較しても、受験者数も安定しており、一定の需要があります。

情報処理技術者やシステムアドミニストレータなど、他の知名度のある情報関連の資格もありますが、やはりそうした資格と比較しても難易度が高く、取得することで一定の技術水準をクリアしているとみてもらえることが多いようです。

プログラミングなどを行うのに許可が必要な資格はなく、誰でも仕事に従事することができますが、そういった仕事だからこそ、対外的に技術があることを証明する資格として技術士情報工学部門が活用されています。

 

 

問題と課題の違いは?

2019年04月25日 作成 / 執筆:タートル講師

論文を添削していると、多くの人に共通する事項があることに気が付きます。

その代表的なことの1つが、「問題と課題の違いを理解していない」ことです。

 

ここでは技術士試験の中で、問題と課題をどのように理解すれば良いか、について

述べたいと思います。

 

「平成31(2019)年度技術士第二次試験受験申込み案内」には、筆記試験の試験

内容が記載されています。P.7を見ると、「問題解決能力」と「課題遂行能力」

という言葉が出てきます。

 

「問題解決能力」は文字通り、問題を解決する能力という意味です。

つまり「問題」というのは、解決しないといけないような、よくないこと(マイナス

なこと)と言えます。

例えば「担い手が不足しているため、必要な対策を実施できない」というようなことは

「問題」となります。

 

「課題遂行能力」についても文字通り、課題を遂行する能力という意味です。

つまり「課題」というのは、問題を解決するために遂行すべきこと、と言えます。

例えば「ICT技術を活用して、担い手不足でも必要な対策を実施できるようにする」

というようなことは「課題」となります。

そして、ICT技術を導入して、担い手不足を解消するための具体策が現実的かつ効果的

であれば、「課題遂行能力あり」と判断されます。

 

以上を整理すると、

・まずは現状分析等に基づき問題を提示する

 →「担い手が不足しているため、必要な対策を実施できない」

・次に問題を解決するために遂行すべきことを述べる(課題の基本方針)

 →「ICT技術を活用して、担い手不足でも必要な対策を実施できるようにする」

・最後に問題を解決するための具体策を提案する(課題の具体的内容)

 →「ICT土工や、UAVを用いた3次元測量等の具体策」

というような流れで論文を書くことにより、問題と課題を区分することができます。

 

 

*各種対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

 

技術士2次試験_C判定の要因

2019年06月07日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

試験勉強は順調に進んでいるでしょうか?

 

勉強をバッチリ進めて、自信を持って受けた試験。

受けた手ごたえも上々で、口頭試験の準備をしていた受験生。

しかし、届いた合格通知書には、C判定の文字。

 

このような受験生は、過去に数人見たことがあります。

 

C判定が出される場合とは、論文内容に十分な知識が見られない、というだけではないのです。

 

以下の2つは、一発不合格。いわば、論文を読んでもらえません。

①受験番号を書き忘れる

②問題番号を書き忘れる

 

こんなことする受験生なんていないだろう、と思いますよね?

実際、これら一発不合格の方は、全体の3~5%います。

 

なぜこのようなことが起こるのか?

それは、全ての解答用紙に受験番号と回答する問題番号を記入する必要があるから、です。

例えば、選択Ⅲの問題は、解答用紙が3枚あり、左上にホチキス止めされた状態で配られます。

そのため、「一番上の用紙にだけ」受験番号と問題番号を記入し、

満足して回答を始めてしまう受験生がいるのです。

「全て」の解答用紙に「まず最初に」記入すべきです。

 

どんなにたくさん勉強し、どんなに素晴らしい論文を書いたとしても

採点者に読まれなければ意味がありません。

 

マーク用紙で回答するセンター試験なども、

問題と解答が1つズレているだけで不合格となります。

それと同じことです。

私は、受験時、何度も何度も受験番号と問題番号を確認したことを覚えています。

とても基本的な事ではありますが、合否を大きく左右する事項でもあります。

 

誤字、脱字を気にするよりも、確認すべきことを頭に入れておいてください。

口頭試験秒読みですね!口頭試験の1週間前までにやるべきこと!

2017年11月19日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師

最後の頑張り
技術士の筆記試験(二次試験)で合格した人は、技術士の登録まであと少しです。過去の実績では分野に
よっても異なるが口頭試験に概ね9割程度は合格している。しかし、これは逆に言えば1割は不合格に
なっているということだ。その1割に入らないためにはどうするか!と考えるか、合格の5割に入るには
どうするか!を考えるか、それとも合格の上位に入るか!と考えるかによって、学習の戦略は異なる。
 

不合格の1割に入らないための戦略
筆記試験の記述問題の評価がA/Aではなく、A/BやB/Aの方は要注意だ。特に、口頭試験では、課題解決
能力を問う問題IIIも口頭試験の試験官の面接材料として配布される。したがって、なぜ評価がBだったのか
をしっかりと反省する必要がある。技術士の資質として、「フォローする」という能力が問われている。
このため、口頭試験でのツッコミは必然的に厳しくなることを覚悟すべきだ。これに対応するには、入念
な準備をするしかない。


合格の5割に入るための戦略
要は合格者の平均像を目指すということだ。技術士のセミナーやこのAXS技術士システムの先生が指摘する
ことを真面目にきちんとマスターすることだ。現在のパターンは25年度から5年目なので、口頭試験の
傾向と対策も多くの先生が指摘する通りだ。オーソドックスな質問を50問程度は用意して、それへの回答を
用意すること。模擬面接を最低でも3回程度は実施して、想定問答の見直しをすること。忙しい日常の中で
も、時間を捻出して、頑張れば、合格の5割には入れるだろう。


合格の上位に入るための戦略
記述問題がA/Aの人は、単に合格するだけではなく、今後の後輩の規範になるような受験姿勢と受験勉強を
しっかりとしてほしい。想定問題も100個程度は用意し、模擬面接も4-5回を目指そう。もしくは、用意した
想定問答をスマホに録音して、隙間時間に何度も何度も繰り返し聴きましょう。何度も自分の問答の様子を
聞いていると、ちょっと流れが悪いなあとか、冗長だなあとか、説明がロジカルではないなあとか気づく
ことがある。ぜひ、自分自身で一人ツッコミをして、問答内容をブラッシュアップしてほしい。また、
次のようなプレゼンスキルを試してほしい。


 1) 人の評価は最初の3つの印象でほぼ決まる
  技術士にふさわしいと試験官に感じてもらえることが重要。身なりや行動、最初の挨拶。
  受験番号や名前を述べるときが最初の勝負。試験官の方を向いて、相手の視線を感じながら
  ゆっくりと明瞭に落ち着いて受験番号と名前を伝えましょう。人物評価は、最初の印象と
  二回目の印象と、三回目の印象でほぼ決まるという。つまり、口頭試験前の書類による印象
  入室時の見た印象と、次の受験者が話す声の印象であなたの印象=評価はほぼ決まるのです。


 2)口頭試験は加点主義
  口頭試験の試験官は、筆記試験であなたの答案を見て合格と判断してくれた人です。つまり、あなたを
  合格させようとしている。その期待のそう努力をすることは当然の責務です。しかし、本番の口頭試験
  では、回答に困るような質問や、回答しにくい質問、質問の意味がよくわからない質問がある。
  そのような時にはどうすべきでしょうか?適当に答えるのはダメです。時間の無駄だけではなく、試験官
  の印象まで悪くなる。必ず質問の主旨を再確認して、相手の意図に合うように回答しましょう。
  また、本当に知らないことは「すいません。その点は不勉強でよくわかりません。」「うまく説明でき
  ません。この後しっかり調べて勉強します。」などと潔く降参して次の質問をお願いしましょう。


 3)試験官との論争は禁物
  優秀な受験者ほど、自分の知見や意見に自信を持っていることが多い。試験官が理不尽なことを言うこと
  もないとは言えない。そのような時に論争するのは厳禁です。これは座談会ではないし、議論の場でも
  ない。あなたは評価されている立場です。「へりくだる」必要はないし、自分の意見を曲げる必要もない
  が試験官に対する攻撃は最低です。そのような場合にも、「そのような見方があるのですね。勉強になり
  ました。」とか、「この件は議論の余地がないと考えていましたが、そのような解決法もあると気づく
  ことができました。ご指摘ありがとうございます。」など、要は相手の立場を理解し、試験官の意見を
  尊重
する姿勢を崩さないことが肝要です。


 4)PREP
  プレゼンテーションのスキルの一つにPREP法がある。このPREP法とはPoint、Reason、Example、
  Pointの4文字のイニシャルだ。つまり、まず結論を述べ、その理由を述べ、その例を示し、最後に
  結論をもう一度述べる。これと真逆なのは、背景→条件→考慮事項→理由→(最後に)結論。公務員が
  陥りやすいパターンだ。口頭試験では時間の制限がある。PREP法でまず結論を述べたら、試験官の顔を
  見て、「理由を詳しく説明した方がいいですか?」「この内容で詳しく説明してよろしいでしょうか?」
  とか聞いてから次に進むのがお勧めだ。試験官によっては、PREPの最初のPで「次の質問に移ります」
  と言ってくれることがある。その場合にはPREPの最初のPだけで回答になっているので、貴重な時間の
  節約以上に加点を繰り返せるという効果がある。


 5)イメージとロジックで人は納得する
  人は物事をイメージして、ロジックを理解できたときに納得する。これは人間の脳が左脳と右脳に
  分かれていることに起因する。これは、口頭試験の特に小論文(詳細業務)の説明のときに意識すべき
  だ。つまり、例えば「橋梁」の改善を説明するなら、どんな橋かを試験官にイメージしてもらうことが
  先決だ。幅員10mの橋なのか、100mの橋か、それとももっと巨大な橋なのか。どんな橋なのかの
  イメージがずれていたらこれは悲劇だ。何を説明しても質疑が食い違ってしまう。手振りをまじえなが
  試験官との間で同じイメージを共有できたら、次は冷静に端的にロジックを説明する。課題は3点です。
  目的はこれです。解決策は3つありますが、私はA案が最適と判断した。その理由は3つあります。この
  ようにマジックナンバー(=3)をうまく活用しながら説明すると、人は納得した気になるものです。


 6)沈黙を恐れない
  口頭試験で最悪なのは試験官の質問に対して回答できずに無言の時間が続くことだ。これは時間の無駄
  だけではなく、印象も悪くなるので最低の対応だ。分からなければ、「すいません。勉強不足です。
  また、勉強します。」等でなんとか切り抜けよう。口頭試験は加点主義なので、わからないことを
  わからないと回答しても何も減点されません。場合によっては潔ぎ良い態度として好感される可能性
  さえある。そのような受動的な沈黙は避ける必要があるが、能動的な沈黙(=間)を使えれば、プレゼンの
  上級者だ
。つまり、試験官の質問に対して、先のPREPの最初のPを説明する。そのあと、わずか1秒の
  沈黙、つまり間をおく。そして、その1秒間の試験官の反応を見極めて、PREPの理由に続くのか、
  それとも、先に行ったように「続けてよろしいでしょうか?」と試験官とキャッチボールをするのか、
  その後のプレゼンを微妙に起動修正させる。大切なことは話すことではなく、理解してもらうことだ。
  そのためには、間をおくことがとても有効だ。


口頭試験の目的は合格することだ。そのためには、不合格の1割に入らないという戦略でも、合格者の5割、
つまり平均的な合格者の戦略でもいいと思う。しかし、本当に合格して、技術士として活躍したいと考えるの
であれば、合格の上位者を目指して欲しいと思う。技術士試験に合格するのはゴールではなく、スタートだ。
技術士として活躍するには、物を書いたり、講演で話をしたり、経営者の相談に乗ったりすることがある。
そのようなことに対応できる能力を有するのかどうかを試されているのが試験だが、同時にそのような能力を
伸ばすチャンスでもある。単に合格するのではなく、上位者での合格を是非目指して欲しい。


サッカーに例えて言えば、1点差で勝利するのではなく、2点差で勝利を確実にするのではなく、3点差を
つけて、圧倒的な勝利を目指して欲しいと思います。そうすることで、相手に1点を取られても、2点を
取られても、勝利=合格できると確信します。


最後の一踏ん張りです。頑張ってください。

以上

どうする論文対策(練習その2)

2016年11月19日 作成 / 執筆:技術士試験免許皆伝講師

論文は短文を接続詞でつないで記述するのが良いです。なぜなら、単純な表現でわかりやすく、書き直す場合の被害も少ないからです。また、短文だと読む者も理解しやすいです。一文一意で長くても150文字程度でまとめます。その文章を接続詞を駆使してつないでいきます。接続詞は、そして、それから、それなので、なぜなら、また、しかし、一方、加えて、従って、その上、さらに、等です。接続詞を沢山知っていると記述しやすいです。記述し忘れたことを記述する場合は、「さらに」、「加えて」等を用いると記述しやすくなります。論点を変える場合は、「一方」、「ところで」等を用いると便利です。

キーワードは専門技術力の判断材料になります。そのため、キーワードは沢山知っている程良いわけですが、重要なのは理解しやすい文章であることです。読めばわかる文章であることです。短文を接続詞でつないで、全体として考え方を表現する記述方法を練習しましょう。練習材料は勿論日常のレポート・業務報告書等です。うまくできると、全体の文章量が減ります。文章の節約になります。その上、分かりやすい記述になります。子供に言う様なことですが、実は私もできてませんでした。練習してると文章に迫力・力強さが付いてきます。短文・接続詞の方法です。

一方、論文では考え方を記述することが必要です。これには、複数の視点から俯瞰的に考えることが必要です。複数の視点は色々あります。行政の立場、専門業者の立場、ユーザーの立場、設計者の立場、施工者の立場等色々です。ここで、もうひとつ加えて欲しい視点は、時間の経過です。過去、現在、未来の視点を加えてください。過去の行政の立場、現在のユーザーの立場、未来の設計者の立場等です。時間軸を加えて考えると、より俯瞰的な考え方になります。記述の順番は広い範囲から段々絞っていきます。(世界においては・・・→我が国での・・・→○○地方においては・・・)そして、記述は事実を述べた後で考えを述べるようにします。(局地的な豪雨の頻度が増加している。これは、地球温暖化の影響と考えられている。)この練習も日常業務の中でできますし、日常業務の効率も上がることと思います。視点・時間軸・広く→絞り込む方法です。

 

 

技術士受験生を応援するなら昼休みに軽い睡眠を取らせてあげるべき

2017年02月12日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師

「会社の部下が技術士試験を受けるんだけど、どんな形で応援してあげるべきか考えている」という方も多いはずです。

建築業界を中心に技術士試験を取得しているかどうかで、仕事の幅は大きく変わります。日頃から成長を見守り、ともに働く部下だからこそ、大きなプロジェクトに携わって成長してほしいと願うのは自然なことでしょう。

資格試験の受験生を応援しようとすると、寄せ書きや勉強のサポートをイメージしがちですが、ちょっとした休憩するための配慮をしてあげることも大切です。とくに、昼の休憩時間に軽度な睡眠をとることは記憶力を向上させるとされています。

睡眠について研究しているロシアの"Neurobiology of Sleep and Wake Lab"に所属するDorokhov氏は仮眠と記憶についてのある実験を行いました。1つのグループは20分程度の学習後の昼休みに仮眠をとり、もう1つのグループは仮眠をとりませんでした。4時間後、その2つのグループに学習した内容のテストを行うと、昼休みに仮眠をとったグループの方が学習内容が記憶に定着していたというデータが取れました。

技術士試験を受験する社員の多くは出勤前と退勤後の短い時間をつかって勉強を行っています。昼休みに軽く睡眠を取れるだけで記憶の定着をはかれるので、仮眠をとらせてあげる気配りは大切です。

「昼休みに仮眠を取るといっても、社内には昼寝をするようなスペースがないからなぁ」と思うかもしれません。

たしかに横になってゆっくりと仮眠が取れればベストですが、机に伏せて眠るだけでも十分に効果があると西南大学の研究チームが発表したデータからわかっています。5分から20分程度、眠れなくても身体を休めるだけで精神的な疲労の回復にもつながるとされているので、試験勉強で慌ただしい時期こそ、昼休みに休息がとれるよう技術士試験の受験者を応援してあげましょう。

技術士倫理網領③持続可能性の確保

2017年03月22日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士の倫理網領について前回からの続きです。
技術士は、将来にわたる環境負担を極力少なくした開発を行う努力をするよう心掛ける必要があります。

条文:技術士は、地球環境の保全等、将来世代にわたる社会の持続可能性の確保に努める。

工業的な開発を行う場合、様々な資源を必要とします。
例として、プラスチックを使用する場合は石油系資源を必要とします。技術士の開発した製品が広く普及すれば、それだけ製品を生産するための資源を必要とします。
しかし、石油などの自然資源は限りある資源です。
それらの開発に関して、使い捨てなど資源を枯渇させるような生産サイクルでは将来にわたる社会の発展は難しくなります。
技術士は、技術開発によってこうした資源の有効利用などを通して、持続可能な社会を目指すよう心掛けることが義務付けられています。

しかし、これはどうすれば環境負荷がかかるのかなど検証に長い年月がかかる場合があります。
二酸化炭素排出量などは目に見えるものではなく、指標も気候変動などの世界規模での検証が必要なものが多く、非常にわかりづらい場合が多いというのが現状です。
こうしたことから、条文も「社会の持続可能性の確保に努める」という表現にとどめております。
現時点で最も環境負荷の少ない生産方法やリサイクルシステムの確立を行い、将来的な負担を減らすよう努力する必要があります。

将来を予想するということは現時点で考えうる可能なものを積極的に取り入れるということになります。
技術士として将来を考え抜いた仕事が、将来の人たちから感謝されることになるかもしれません。

筆記用具で差をつける

2017年04月22日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

商談に強いビジネスパーソンは、モンブランのボールペンを持っているかもしれません。

しかし、技術士試験で、高級シャープペンは不利になります。

重たいからです。

 

択一試験と筆記試験で、シャープペンの種類を変えることをお勧めします。

 

択一試験には、コクヨ「太芯シャープペンシル 鉛筆シャープ」の芯径0.9mmか、芯径1.3mmが最適です。 

 

芯が折れることなく、すばやくマークシートを塗りつぶすことができるからです。

品番は「PS-P101D-1P」などで、180円+消費税です。

 

 

筆記試験には、ユニ「アルファゲル」が最適です。適度な太さと、柔らかいグリップで疲れが少なくて済みます。

 

ペンを振ると芯が出てくるシャカシャカ機構を搭載しているモデルと、普通にノックして芯を出すモデルを各1本用意しておくと、試験中に気分転換が図れて良いです。

品番「M5617GG1P」というもので、600円+消費税です。

 

筆記試験では、タイトルや小見出しを太芯シャープペンを使って太字にして強調すれば、メリハリの効いた体裁に仕上げることができます。

 

 

消しゴムは、トンボ鉛筆「MONO」の小さなタイプを、新品で2、3個用意しておくとよいでしょう。品番「PE-01A」というもので、60円+消費税です。

 

本番は、角のところですばやく、正確に消せます。

 

 

さて、「色鉛筆」と「耳栓」について、情報提供しておきます。

 

10年ほど前に出版された受験対策本に、筆記試験では図を入れて、色鉛筆を使ってカラーに仕上げると高得点を狙える旨が書いてありました。

 

適切な図は、しばしば、採点官の理解を助けますから、挿入しても良いでしょう。

答案は、モノクロコピーされて、採点官に渡される可能性もあるでしょうから、色鉛筆でカラーにする必要性は乏しいでしょう。

 

ある受験指導会社のブログで、試験中に集中できるように耳栓を持っていくと良いと書かれていました。

 

私は、実際に、試験会場で耳栓をしようとして、試験監督にダメだ、と注意されたので、使えません。

 

以上、小手先のテクニックの情報で、失礼しました。

記述式説明問題には箇条書きを有効活用する

2017年05月25日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士二次試験の論説問題などの際に、どのように説明したらいいのかわかならいという人も多いのではと感じます。

そのため、長ったらしい文章をずらずら書いてしまうという人も多いのではないでしょうか?

そんな方は、できる限り箇条書きにまとめてみるという手法を使うと説明がまとまりやすくなります。

 

例題:雷から電気機器の破損を防止する方法について説明せよ

 

雷が発生した場合、電気回路上に大きな電圧(サージ電圧)が加わり、それが原因で機器破損につながる。サージ電圧を回路に入力させない方法として以下の方法が挙げられる

・避雷針により、雷が回路に入力する前に接地極へ逃がす

・電源入力部にアレスタを設置し、サージ電圧のような大きな電圧が印可された際に回路が地絡するような措置を講ずる

・電気機器本体がサージ電圧に耐用できる部品を使用するなど雷に強い構造とする

 

この場合、電気機器が雷によって破損する原因をまず述べています。

その後、その原因を回避する方法について述べています。この方法が複数あるため、箇条書きを利用しています。

 

箇条書きが有効な理由

箇条書きを使うと分かりやすくなる理由としては、文章として書く必要がなくなるということが第一に挙げられます。

細切れの文で、一つ一つが独立した構成となるため、文章の焦点が分かりやすくなります。

 

上記回答を箇条書きでない状態で書くと

 

雷が発生した場合、電気回路上に大きな電圧(サージ電圧)が加わり、それが原因で機器破損につながる。

サージ電圧を回路に入力させない方法としては、避雷針により、雷が回路に入力する前に接地極へ逃がす方法、電源入力部にアレスタを設置し、サージ電圧のような大きな電圧が印可された際に回路が地絡するような措置を講ずる方法がある。また電気機器本体がサージ電圧に耐用できる部品を使用するなど雷に強い構造とする方法も有効な手段となる。

 

一文が長くなり、焦点が見えにくく、箇条書きと比較するとぱっとみて分かりづらい回答文となってしまっていることがお分かりいただけると思います。

 

説明文の回答で、理由が複数ある場合は、できる限り箇条書きを用いて文章を作成するようにしましょう。

技術士が必要なのは建設部門だけ?技術士制度改革について

2017年09月12日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士と言えば、まず頭に出てくるのは建設部門です。

他にも多くの部門があるのですが、現実問題として技術士を持っていてもそこまで重宝されるとはお世辞にも言えないという状況があります。

 

文部科学省は平成28年12月22日に「今後の技術士制度の在り方について」という報告書を発表しました。

現在の技術士制度を抜本的に改革することで、国際社会にも通じる新たな技術士制度を作るというものです。

その中で、技術士資格の普及拡大を求めて、各公的機関に技術士資格の活用を働き掛けるというものがあります。

現在、法律上、必要な技術者として建設部門の技術士資格は広く活用されております。しかし、他の部門の技術士資格にはこうした法的な利点がないため、今一つ活用されていないというのが現状です。

こうした状況を変えていき、各部門の技術士の関連機関と連携して技術士資格の活用を強化していくとの提言があります。

また、技術士一次試験においても、新卒で入社する新入社員の能力判断材料として活用すると言ったことも提言に盛り込まれております。

 

現状改革が成功すれば、非常に建設部門以外の技術士資格の活用の幅が広がる可能性があります。

電気分野であれば、設計者としての資格に技術士電気電子部門の資格がなければISOなどで認められないという状況になれば、取得を目指す人も増えていくものと思われます。

 

また、他の国家資格との相互活用についても言及されております。

現在、情報処理技術者と中小企業診断士においては、一部科目免除等の規定がありますが、他の資格では認定資格にはなるものもありますが、科目免除は少ないというのが現状です。

こうした他の資格との連携が進めば、その利点を生かすために技術士試験を受験するという人も出てくるのではということが狙いです。

 

実際に、この改革が成功するかどうかはまだ分かりません。

去年の12月に提言が発表され、6月に中間報告が出たばかりです。

しかし、現在の建設部門以外の技術士資格があまり活用されてない現状を変えていきたいと文部科学省も考えているということは覚えておきましょう。

今後、改革により取得した技術士資格が有効活用できるかもしれません。

 

技術士へのステップの一つが消える?!技術士補の今後

2017年09月13日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士へのステップとして、長年若手技術者の資格として定着していた「技術士補」が文部科学省の技術士制度改革の中で姿を消そうとしています。
技術士補は、技術士一次試験合格者を対象とし、技術士会に登録することで技術士補を名乗ることができるようになる資格です。
指導技術士の下で四年以上実務経験を積めば、技術士二次試験の受験資格が得られるというものです。
文部科学省はなぜ、廃止を含めた技術士補の制度の見直しを行おうとしているのでしょうか?

 

理由:技術士補登録をしての技術士試験受験者が全体の2%以下しかいない

 

技術士補登録を行い、指導技術士の下で実務経験を積んで技術士2次試験を受験する受験者は近年の統計から全体の2%以下しかいません。
多くの人は受験資格の「実務経験7年以上」で受験する人が全体の95%を占める形となっております。
また、職務上の監督者の指導の下であれば4年以上の実務経験を積んでいれば受験資格が得られるという別の受験資格もあり。技術士補登録をしてから受験資格を得るのに比べて、受験資格を得られやすいという事が言えます。
こうした状況から、技術士の前段資格としての技術士補の存在意義が薄いとして、廃止を含めた検討を行っています。

 

心配なのはいくら全体の2%以下とはいえ、技術士補として受験資格を得ようとして売る人たちに不利益が出ないかということです。
こうしたことを言い始めれば何も改革することができないと言われれば、それまでですが廃止される可能性がありますので、今後の動向に注意が必要です。

せっかく技術士補の登録をして二次試験の受験資格を得ようとしたのにと考えている人は、職務上の監督者の下での実務経験に切り替えられないかを調べておくようにしましょう。

 

制度が変わるときは、以前に取得した資格が無効になるような改革を行われることもあります。
私自身もエネルギー管理士の資格を取得しようと考えていた時期に省エネ法に関する法律の科目の科目合格をしておりました。
しかし、省エネ法の大幅改正があり、有効期限前だったのですが、科目合格の科目が失効してしまったという苦い経験があります。
制度改革が行われる場合は、その改革の動向を注視し、不利益を被らないようにしましょう。

試験当日の準備と注意点など

2018年07月10日 作成 / 執筆:スマート技術員講師

①まずは試験に必要なもの(人によっては必要なものも含む)

○受験票

忘れても当日、試験本部で身分証明書を提示すれば受験が可能だが時間を要する。忘れずに持参することがベスト。

○筆記用具

鉛筆、またはシャープペンシル 2本以上(書きやすく使い慣れたものがベストなのはご存知だと思いますが)

○消しゴム 2個以上

人によっては字消し板を用いてキレイに部分消しにこだわる人もいる。細長い消しゴムを使う人もいる

○定規

必要なら持参、使う人は多いと思うが

○時計

会場によっては時計がない。ごく普通の腕時計がベスト。機能がたくさんあるデジタル時計などは試験官に疑われるかも

○飲み物

水筒などは不可。一般的なペットボトルなら可。緊張で喉が渇くのであったほうがよいかと

○タオル

汗をかくと答案用紙に記入しにくい。首に巻くか膝の上に置く。机上には置けない

○昼食

昼休みに外食したり買いに行く人などそれぞれ。朝のうちにおにぎりやサンドイッチなどを購入し保冷バックで保存しておくと精神的に安心、集中できる

○上着など

会場、座る場所によっては冷房が強すぎて試験に集中できない可能性あり。寒さ対策も必要かも

○不可と思われるもの

電卓、耳栓、色鉛筆は基本的に禁止と聞いています

 

②試験当日の注意点

○失格だけは絶対に避けよう

回答用紙に「氏名」「受験番号」「選択科目など」の記入を忘れると採点もしてくれません

択一問題は記入ズレ、回答数オーバーしていないか何度も確認しましょう

○択一問題の正答が試験1週間後くらいに発表されます。自分が選択した答えをメモし答え合わせができる状況にしておきましょう

○選択Ⅲは復元できるよう問題用紙にメモを残してしっかり持ち帰りましょう

○最後まであきらめず、ねばってねばってあがきましょう。その最後の努力が実るかもしれません

 

③試験後

○択一の採点をしましょう。合格点に届いたなら口頭試験の準備を始めましょう

○選択Ⅲ論文の復元をしましょう。時間が経つとどんどん忘れてしまいます。早めに取り掛かりましょう。思うように記述できなかったとしても何が起こるかわかりません。自分勝手な思い込みで復元を怠らないでください

 

今までの自分のやってきた事を信じ、最後まであきらめない受験生が合格に近づくと私は信じています!

 

技術士の部門紹介:上下水道部門

2018年11月17日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士 上下水道部門の概要

日本の水道水は他の国と異なり、そのまま飲むことができるというのが特徴です。日本では当たり前でも、他の国では水道水は加熱しなければ飲めなかったり、ミネラルウォーターを飲み水に使うといったことが当たり前となっている国も多くあります。

下水道についても同様で、河川や湖、海岸の汚染が社会問題となったころから水質浄化に地方自治体が取り組み、世界でもトップレベルの水処理技術を開発するまでに至りました。

そんな世界的に見ても高い技術水準を持つ日本の上下水道事業を支える技術者が受験する部門が、技術士上下水道部門と言えます。

専門分野は、上水道と下水道、水道の維持管理を行う水道環境のみとなります。

水質浄化やろ過技術などは機械、電気、土木、化学などの複合的な技術力が必要となる場合が多いため、細かい区分はされておりません。

 

技術士 上下水道部門取得後の活躍

上下水道は生活におけるライフラインの一つであり、災害時などにも供給し続ける必要があります。需要は途切れるということはありませんので、技術士取得後の活躍の幅も広がります。

主に都道府県や市町村の上下水道部門や、自治体から上下水道工事を請け負う建設会社や設計コンサル会社など多岐に渡ります。

 

技術士 上下水道部門の問題点

比較的需要も高く、受験者数も多い上下水道部門ですが、上下水道工事は公共工事が殆どであり、民間工事が皆無であるということが今後、デメリットとなる可能性もあります。

現在、国会では水道事業の民営化なども協議されており、電話や郵政な同様の道を歩む可能性も十分あります。それだけ収益性が高く、公共性の高い事業であることは理解できるのですが、やはり公共工事に関わりたいと考えている人にとっては将来的には状況が変わっていってしまうということは十分に認識しておく必要があります。

下水道部門に関しても同様で下水道料金で運営ができるということで、地方自治体からの分離独立の動きもみられますので、その状況の動向に注目しておく必要があります。

技術士の部門紹介:生物工学部門

2019年03月21日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師

技術士 生物工学部門の概要

日本酒や焼酎や漬物など、微生物による発酵を利用した食品は多く生産されています。

酒類や漬物などは和食として海外でも高品質な食材として輸出されるケースも増えています。

また、下水処理などでも浄化槽に微生物を投入して汚れを分解させるような技術も確立しており、実際に多くの下水処理場で微生物による浄化槽が導入されています。

食品の発酵を分析し、食品生産の効率化を行ったり、長持ちさせるための措置を講じたりする食品生産の技術者や微生物を用いた環境浄化を行う技術者のための部門が技術士環境部門です。

専門分野は遺伝子に関する内容を問う細胞遺伝子工学、生物を使った応用分野を問う生物化学工学、生物を使った環境関連の内容を問う生物環境工学の三分野です。

 

技術士 生物工学部門取得後の活躍

発酵を利用した食品メーカなどの生物関連のスペシャリストとして働くことができます。

生物を利用した環境浄化に関する企業などにも需要があります。

また、求人数は少ないですが、生物関連の研究所などでも技術者として働くこともできる道があります。

 

技術士 生物工学部門の問題点

技術士生物工学部門の問題点は、受験者数の少なさにあります。

受験者数は50人以下の年もあり、技術士の専門分野の中でも少ない部類に入ります。

また、生物関連の資格を取得するというよりは、博士号を取得する人の割合が多く、研究分野としてまだまだ未知の部分が多いものとなります。

試験の内容も医師や看護師などの分野とも重複するような部分もあり、医療系の資格として取得するにはその先の働き口がないという非常に中途半端な印象を受けます。

食品メーカなどでも、特に技術士がなければ仕事に従事できないということではないということも、受験者数が増えない要因となっています。

技術部門の受験者数は、今後の統廃合の動きにも大きく関わってきますので、注意してみておく必要があります。受けたい技術部門がなくなるということもあるかもしれません。

技術士2次試験 得点がもらえない論文とは

2019年04月03日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

技術士試験の合否基準は、書いた論文の得点が60%以上であれば合格、

60%未満であれば不合格と明確です。

 

しかし、どのような論文の場合に得点がもらえないか、について

良くわかっていない受験生が多くいると感じています。

 

 技術士試験の合格基準は、技術者としてのコンピテンシーにあります。

それは一言で言うと、技術を用いて効果的な結果を出す、ということです。

そして、得点にならない論文とは以下のことです。

  1. 出題者が求める重要事項が理解できない
  2. 技術を応用した答えになっていない。
  3. 提案内容が実務的、効果的と感じられない

 

1. 出題者が求める重要事項が理解できない

 これは問題趣旨を読み取れないことが主要因です。

問題の背景にある社会的なニーズや技術経営的課題に着目することによって、

かなり明確に出題意図を読み取れます。

 

2. 技術を応用した答えになっていない。

 問題から解決に至るプロセスにおいて、専門の部門、科目の技術はどこで、

どのように応用するのか、その点を明らかとする必要があります。

解決策は得られても、ただ普通の解決策を書くだけでは不足です。

技術的根拠が書かれていなければ、答案上は思いつきと捉えられてしまいます。

技術士として十分な資質も持っていると捉えてもらえないのです。

 

3.  提案内容が実務的、効果的と感じられない

 これは、コンピテンシーを意識した書き方となっていないことが主要因です。

すなわち何でも、ただ「~を~する」と提案するのではなく、

技術者コンピテンシーとは、「技術を用いて効果的な結果を出す」ことですから、

  • ~(結果、成果)のために~(技術)を応用して~(対策)をする。
  • ~(技術)を応用して、~(対策)を行い、~(結果、成果)を達成する。
  • やるべきことが多数あるなかで、主要因(一番にすべきこと)が何かわかっている。
  • 他者を卓越する結果、あるいは業界を変革するような提案がある

     

    このような書き方となるように沢山過去問を解き、練習してほしいと思います。

定規と2種類のシャーペンを持っていく

2019年06月02日 作成 / 執筆:技術サムライ講師

試験会場には、定規と2種類のシャーペンを持っていきましょう。試験官に読んでもらいやすい答案に仕上げるためです。

 

定規は、タイトルやキーワードで強調したい箇所に下線を引くために使います。

また、図を挿入する場合には、図の外枠を書いたり、作図をしたり、説明のための矢印を書いたりするのに役立ちます。

図を適切に使えれば、採点基準の「コミュニケーション」で加点につながるでしょう。

逆に、フリーハンドで描かれた雑な図では、減点になりかねません。

 

試験官の心証を良くしようとする気持ちは、顧客に喜んでもらおうとする日常業務と何ら変わりません。

シャーペンは、0.5mm芯の普通タイプのものと、0.9mm芯か1.3mm芯の太字タイプのものを準備します。

普通タイプのものは、①長時間書き続けても疲れないこと、②芯折れが少なくすばやく書けることの2点から選ぶことを、強くおすすめします。

一般に、グリップの箇所が柔らかく、太めになっているものが、技術士試験には適しています。

 

太字のシャーペンは、論文のタイトルや小見出しを書くときに便利です。

一次試験や、総合技術監理部門の択一式試験では、マークシートをすばやく塗りつぶすのに役立ちます。

 

シャーペン選びは、技術士試験のささやかな楽しみの一つです。

 

ソフトグリップは疲れにくいが、すばやく書くと字が乱れやすいものです。

ハードグリップは、安定した字が書けるものの、筆記試験の600字9枚5400字を書き切るには負担が大きいものです。

軽いシャーペンは疲れにくい利点があって、重たいシャーペンは書き味に安定感があります。

その他、自動芯出し機能でノックの手間を軽減できるシャーペンや、手汗を書いても滑りにくい木の軸のシャーペンなどもあります。

 

文具にも開発者の技術者魂が注がれているのを実感できます。

技術士2次試験_手書き試験の対策

2019年06月13日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の皆さん、こんにちは。

技術士2次試験は、手書き試験です。

しかも1日で合計5400字といった膨大な量を書き切る必要があります。

 

そこで、受験生の皆さんは手書きの練習をしているでしょうか?

 

最近では、パソコンやスマホを用いて文字を打つ方が

手書きで書くよりも早いという人は多いでしょう。

 

しかし、手書きの練習は非常に大事です。

パソコンばかり使っていると以下の点で不利となります。

 

1.漢字が思い出せない

2.自分の文字を書く速度がわからない

3.文字を書く速度を訓練で早くすることができない

4.自分に合う筆記用具がわからない

5.読みやすい文字の書き方、サイズがわからない

 

1の漢字が思い出せないというのは、スマホになれた皆さんならば同意できるでしょう。

ひらがなばかりの論文では心象が悪くなります。

 

2の「文字を書く速度を把握する」ことは実はとても大事なことです。

筆記試験では、時間制限があり、かつ決められた文字数の論文を書くことが求められています。

例えば、自分が100字書くのに5分要するとわかっていれば、

1800字書くには90分必要となります。

必須科目は1800字で2時間ですから、

構成や記述する内容、それぞれの配分などを考える時間が30分取れるということがわかるのです。

しかも、文字を書くスピードは、ある程度の練習で早くすることができます。

最初は90分かけていたが、60分で書けるようになるという人は多くいます。

 

早く書くことができれば、それだけ内容を充実させることができます。

また、多くの文字を書くことで、

自分に合った筆記用具というのを見つけることができるでしょう。

 

まずは1800字の論文を一気に書く練習をしましょう。

そして、1日で5400字を書くということは、

どんなに大変か、という体験もする必要があるでしょう。

 

本番を想定することは、合格する為にもとても大切ですよ。

技術士2次試験_片手間では合格できない

2019年09月20日 作成 / 執筆:スチールマニア講師

受験生の多くの方は、会社員の方、もしくは公務員などの職に就いています。

受験生の条件は、ほぼ皆さん同じです。

つまり、忙しいから時間が取れない、勉強する時間が取れない、というのはただの言い訳であるわけです。

このような資格試験では、モチベーションの維持、つまりは自分自身のやる気が非常に重要になるわけです。

少し厳しい言い方になりますが、喝を入れる意味でも書いておこうと思います。

 

技術士試験は合格率が10%を切る科目もある非常に難しい試験です。

100人受ければ合格者は7,8人です。

そのような資格試験に挑戦する人は、生半可な勉強では合格できないと思ってください。

 

私自身は、勉強をしても合格しなければ全て無駄だと思っています。

何か他の役に立つなどと甘い考えは捨ててください。

自分の資格試験合格のために、時間もお金も家族も犠牲になっていることを忘れないでください。

自分に関わる方、すべての人がHappyになるためには、

合格するしかありません。

しかも、「なるべく短期間で!」という条件は必須でしょう。

長引けば、お金も多く必要になりますし、

なにより精神的に辛くなるでしょう。

5年間受験し、合格しないまま諦めてしまった人もいます。

 

技術士を受験する!と決めた人は、

何としても合格する!と強い気持ちをもち、人の2倍、3倍勉強する気でなければ合格できません。

 

壁にぶつかった際には、こちらのサイトの講師陣に相談したり、添削を依頼すれば、効率的に勉強ができますし、

理解できればモチベーションが下がらずに続けられます。

 

特に、筆記試験が合格できる見込みがある方、何としても口頭試験に合格しましょう。

甘く考えてはいけません。

試験官は、受験生がどこまで深く考えているかを明確に判断します。

やっつけの口頭試験勉強では何も考えていないことがバレてしまいます。

 

合格する意思を周りの人に公言するという方法もあります。

逃げずに頑張ってください。

「技術士受験は自己変革実現のための根源」

2025年04月25日 作成 / 執筆:アニ-講師

「技術士受験は自己変革実現の根源」

1.技術士を目指した理由

 地元で専門的な土木工事(シールド等)に従事したいと思い電気通信工事会社(NTT関連工事会社)へ就職、21年間勤務後、設計コンサルタント会社へ転職しました。転職理由は自分に力が備わったら、新しい世界と出会ってみたかったからです。 きっかけとなったのが技術士資格でした。ある技術士の方とお会いし、技術士であることと、そうでないことの大きな差に強い衝撃を受け、技術士受験を決意しました。 但し、私にとっては合格までは険しい道のりであり、10年間もかかりましたが、ようやく念願であった技術士になることができました。

 2.記述試験合格の極意(コツ)

 当時は8月中旬の暑い日に朝から夕方まで、ひたすら書き続けるのが技術士筆記試験でした。初めて受験した時はこんな過酷な試験、合格できる人がいること自体の凄さに衝撃を受けました。その後何度も不合格通知を受け取り、その度に深く落胆し、「合格は、自分の夢物語りでしかないか?」と嘆き、次のスタ-トに立つ勇気さえ湧かなかった日々を今でも深く記憶しております。 それを支えてくれたのは友人である先輩技術士でした。何回も繰り返し論文添削をしてもらい、記述試験の合格には「書かない」(正しくは書きすぎない。)ことが重要である。採点者が斜め読みして、理解しやすい記述方法こそが、その極意(コツ)であることを教えてくれました。まさに「目からウロコ」でした。採点者の視点での読みやすさを全く意識していませんでした。長く独りよがりの文章は誰も、読みたくないことを痛感しました。 結果、ようやく40歳にして建設部門(施工計画分野)を合格できました。その後、業務上で必要に迫られたこともあり、総監、建設環境、河川砂防、衛生工学(廃棄物管理)を取得するに至りましたが、この極意のお陰により、その後の不合格は一度もありません。

 3.技術士として受験者諸氏に伝えたい5つのこと     

 (1)人生には安泰はない。 自分を取り巻く環境は日々変化し、年齢や職位や立場で要求度も高くなり、避けることができないのが現実です。このため必然としてこれに追随する対応が求められ、人生には安泰はないと考えます。 

 (2)越えなければならない一里塚がやってくる。仕事、自己啓発、趣味等理由はともあれ、日常は目の前の越えなければならない課題や一里塚の連続です。技術士等のような資格試験もその一つかもしれません。

 (3)やり慣れることが重要である。そうであるならば、モチベ-ションを高く抱き、積極的にこれと向き合い、達成することで新しい試練との遭遇に対し、前向きにやり遂げ、やり慣れることが重要です。

 (4)新しい環境は自身に変化を与える。 私は転職したこともあり、取り巻く環境が一変しました。技術士であることは全く別の世界、様々な方々との出会の機会を得ることができ、厳しい試練を乗り越える強いバネと力を与えられ、自分自身に大きな変化を与えてくれましたと考えます。

(5)愚直さは貴重な経験知の蓄積となる。 日常は皆平等に忙しく、いかに効果的に研鑽を継続できるかが、目標達成の重要な鍵と考えます。一方で、愚直な努力や日常の蓄積はけっして無駄ではなく、技術的経験知の貴重なデータベースとして極めて有効であると思います。

 4.合格への道 は視覚的に見やすいことである。技術士(施工計画)を合格後、これまで学習していなかった建設部門の他分野の過去問題集を読み、ノートに記述論文の骨子を整理することを実践してみました。専門分野は当然違いますが、記述や論述方法には共通点があることがしだいに分かってきました。 論旨を明確にする骨子をイメ-ジ、キャッチ-な見出しタイトルにより、読み手の興味を引き、視覚的に読みやすい解答文にするトレ-ニングを行い、これを体得することが合格への道と確信します。

 5.自分で達成する自己変革 技術士を目指すあるいは、思案中の諸氏に申し上げたい。自己変革は自分にしかできません。他の人からの支援はあるにせよ、強い願望を抱き、いかにそれに向かって挑戦するかが、その後の人生に多大な影響を与えると確信します。その決意こそが自己変革実現の根源と考えます。 (以上)

「キャッチ-な見出し文に工夫する」

2025年05月24日 作成 / 執筆:アニ-講師

「キャッチ-な見出し文に工夫する」

   前回の投稿で「採点者は、答案数が多すぎて心理的に読みたくない。」ことに関してお伝えしました。では、どのように記述すれば、採点者は読んでみたくなるかについて以下に、私の私見をご紹介したいと思います。

1. 眼にとまる見出し文に工夫する。

   解答答案はパッと見て、読んでみたくなるように採点者が関心をひくタイトルで眼にとまるように工夫することが大切です。この際、以下に留意し例1~例4に示すようなタイトル表現に工夫して下さい。建設白書や業界関連雑誌等の最近トレンドを自分なりの意見として表現、目新しさや期待感を引き出すことがポイントです。

 • 抽象的すぎず、記述内容の焦点を明示する。

 • 技術的キーワード(課題、解決策、今後展望、リスク対応など)を視覚的に示す。

 • トレンドを意識、キャッチ-(着目しやすい、なじみやすい、受けやすい)な見出しで印象付けを行う。例えば、以下のようにタイトル化してます。

(例1)課題:担い手不足⇒「ダイバ-シティとインクル-ジョンの進展」

(例2)課題:新交通システム⇒「地域資源のマルチタスク化」

 (例3)課題:国土防災⇒「グリ-ンインフラの社会的実装」

(例4)課題:メンテナンス⇒「インフラ群再生戦略マネジメント」

 2. 見やすい見出しにより論理展開を斜め読みで採点者へ伝える。

  答案の見出し文は、あえてある程度一定間隔となるように意図的に配置し、見出し文を斜め読みできるように記載します。斜め読みにより、解答文の論旨展開や内容が素早く、本文を読まなくとも概略的に採点者へ伝達することが重要であり、その際、以下を考慮することが大切です。

• 見出し、小見出しで段落を整理(太字やアンダ-ラインで視覚的強調)

• 論旨展開を明確化(題意に沿い背景⇒課題⇒解決策⇒リスク⇒今後方針や方向性⇒展望⇒技術者倫理)

• 各タイトルは記述ポイントを絞りこみ、その内容は箇条書きで分けて整理

• 図表を有効活用して、情報をさらにわかりやすく視覚化 

3. わかり易い表現にする。

  採点者は受験分野の専門家とは限らないです。専門用語や難解な表現は必要最小限にとどめましょう。必要な場合には、わかり易い説明文や異なる表現にするとわかりやすいです。

 4. 結論に納得感「なるほど」を創り出す。

 結論の部分は、「結果の有効性」「今後の課題」「実社会への応用可能性」などに触れ、題意に対する解決案が納得できるものであることが不可欠です。自身の見識に基づき、自分の意思を伝える見出し文に工夫下さい。 準備解答文に作成に参考となれば幸いです。    (以上)

2026年03月
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